JP2007229731A - 揚げカス処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 揚げカスの種類に応じて適切な絞り状態で揚げカスを圧縮できる揚げカス処理装置を提供する。
【解決手段】 揚げカス処理装置の圧縮室60には、圧縮室断面積が狭くなるように同室断面積を絞る搾油ダイス70が配置されている。搾油ダイス70は、圧縮室60の上面蓋60aの内面に取り付けられて、付勢手段100により圧縮室内に突出する位置に付勢されている。付勢手段100は、搾油ダイス70を下方に押す押し棒101と、押し棒を下方に付勢する押しバネ111と、バネの上端を押えるブロックと121とから主に構成されている。揚げカスが高い圧縮抵抗を有する場合、搾油ダイス70が押しバネ111の圧縮力に抗して後退し、圧縮室の断面積が広くなり、揚げカスが一定の圧縮を受けつつ通過する。圧縮抵抗の高い揚げカスが通過した後は、搾油ダイス70は押しバネ111の付勢力により再度圧縮室内に突き出る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、天ぷらカスやフライカスなどの揚げカスを圧縮して減容させるとともに含有する油を搾る揚げカス処理装置に関する。特には、揚げカスの圧縮抵抗に応じた適切な状況下で揚げカスを圧縮できるような手段を備えた揚げカス処理装置に関する。
天ぷら屋などの飲食店あるいはスーパーなどの中食(弁当や惣菜)売り場においては、天ぷらやフライの揚げカスが大量に発生する。このような揚げカスは従来ではそのまま廃棄されていたが、大量の揚げカスを収容するスペースの確保が困難なことや、廃棄コストがかかる、あるいは自然発火火災の危険があるなど問題が指摘されていた。
そこで、本発明者らは、揚げカスを圧縮して減容させるとともに、揚げカスに含有される油を搾って再利用できる装置を提案した(特許文献1参照)。以下、この文献の揚げカス処理装置を説明する。
図8は、本発明者らが提案した揚げカス処理装置の全体構成を模式的に示す一部分解斜視図である。
図9は、揚げカス処理装置の側面図である。
図10は、揚げカス処理装置のスライダ及び圧縮室の構成及び作用を説明する側面図であり、図10(A)はスライダ後退時、図10(B)はスライダ前進時を示す。
平面図である。
図11は、揚げカス処理装置のスライダ及び圧縮室付近の構成を説明する平面図である。
図12は、撹拌アーム回転機構を説明する図である。
この揚げカス処理装置1は、図8、図9に示すように、四本の脚3で支持される箱状の本体ケーシング5を有する。同ケーシング5内には、揚げカスの投入されるホッパー10と、ホッパー10から供給された揚げカスが圧縮されるとともに含有する油を搾り出す圧縮室20と、圧縮室内20でスライドして揚げカスを押すスライダ30と、スライダ30の駆動機構40が配置されている。ケーシング5の底板5aの下面には、搾り出された油を集める油受けトレイ50が取り外し可能に取り付けられる。そして、油受けトレイ50の下方には搾り出された油が収容される容器51が配置されている。
ホッパー10は、図8に分かりやすく示すように、ケーシング5に上部から取り外し可能に支持されている。ホッパー10は、角錐台を上下逆にした形状であり、各側板は下ほど幅の狭い斜面となっている。ホッパー10の上開口は、揚げカスが投入される投入口11であり、下開口は揚げカスを圧縮室20に送る排出口13である。ホッパー10内の下部には、撹拌アーム15が設けられている。撹拌アーム15は回転軸16と同軸16から放射状に延びる複数本(この例では4本)のT字型のアーム部材17からなる。この撹拌アーム15は、ホッパー10に投入された揚げカスを撹拌して、揚げカスがくっつかない散積状態とするためのものである。また、ホッパー10内上部には、複数のガード棒19が掛け渡されており、作業者の手が撹拌アーム15に触れることを防いでいる。
圧縮室20は、ホッパー10の下方に設けられ、図3に示すように、本体ケーシング5の底板5a上に立設する左右の側板20aと、上板20bとで構成された平らな中空の空間である。圧縮室20の上板20bには、ホッパー10の排出口13に連通する揚げカス供給口21が開いている。また、図11に示すように、圧縮室20の底板(本体ケーシングの底板5a)には搾り出された油が通過する複数の孔(油搾出孔)23が開けられている。
さらに、図10に示すように、圧縮室20の一方(図の右側)の開口は、同室内で圧縮された揚げカスの出口25となっており、反対側(図の左側)の開口は、スライダ30の挿入口27となっている。
スライダ30は、平らな直方体状の固体部材である。同スライダ30は、図8に示すように、ケーシング5の底板5a上に立設された平行なガイド側板31にガイドされて、圧縮室20のスライド挿入口27から同室内を、後述する駆動機構40によって進退可能にスライドする。図10、図11において、右側が前進方向(前方)、左が後退方向(後方)である。図10(A)に示すスライド後退位置では、スライダ30の前端は圧縮室20の揚げカス供給口21の後方に達しており、このときに揚げカス供給口21は開かれている。一方、図10(B)に示す前進位置では、スライダ30の前端は揚げカス供給口21の前方に達しており、このときに揚げカス供給口21が塞がっている。
さらに、図10に示すように、揚げカス出口25の上板20bの下面には、前方に向って斜め下方向に傾斜する傾斜面29aを備えた搾油ダイス29が取り付けられている。この搾油ダイス29は、圧縮室20内でスライドの前進運動で出口25に移動された揚げカスを、上下方向及びスライド進退方向において圧縮する。
駆動機構40は、図8や図9に示すように、ケーシング5内に配置されたモータ41を有する。図10(B)に示すように、モータ41の出力軸41aには第1傘歯車43が固定され、同歯車43には第2傘歯車45が直角に噛み合っている。また、第2傘歯車45には、スライダ30の進退方向と直交する方向に延びるカムシャフト47が立設されている。このカムシャフト47は、スライダ30に形成されたカム孔33に係合する。カム孔33は、図6に示すように、スライド40の前進方向に凸の円弧状の形状である。
モータ41の回転運動は、2つの傘歯車43、45によって減速及び方向転換されて、カムシャフト47を円軌道に沿って移動させる。図11において、例えばカムシャフト47がカム孔33の図の下端に位置する状態から時計回りに移動した場合、カムシャフト47はカム孔33を徐々に上に向って円軌道上を進む。このとき、カムシャフト47はカム孔33の図の左側の縁を押しながら進む。ここで、スライダ30はガイド側板31(図8参照)間を進退可能に支持されているので、シャフト47で押されると図の左方向にスライドする。そして、カムシャフト47が、図11の状態からほぼ90°時計方向に移動すると、同シャフト47はカム孔33のほぼ中心に達し、このときスライダ30は後退限に位置する。その後、カムシャフト47は徐々に図の右方向への速度成分を増す円運動を行い、カムシャフト47は、カム孔33内をさらに図の上方向に動いて、今度はカム孔33の右側の縁を押し始める。すると、スライダ30が図の右方向に押されてスライドする。そしてカムシャフト47が、図11の状態からほぼ180°時計方向に移動すると、同シャフト47はカム孔33の図の上端に達する。
その後、さらにカムシャフト47が時計方向に回転すると、カムシャフト47は、カム孔33の図の右側の縁を押しながらカム孔33内を図の下方向に移動し始める。そして、シャフト47が270°回転すると、シャフト47はカム孔33のほぼ中心に達し、このときスライダ30は前進限に位置する。その後、カムシャフト47は、カム孔33内をさらに図の下方向に進んで今度はカム孔33の左縁を押し始める。すると、スライダ30は図の左方向に押されてスライドする。このように、シャフト47が一回転してカム孔33内を一往復する間に、スライダ30は前進位置(図10(B)参照)から後退位置(図10(A)参照)までスライドする。
なお、スライダ30のカム孔33は、前述のように、スライドの前進方向に凸の円弧状の形状である。このようになっているのは、スライド前進端付近の揚げカス圧縮が進んだ時点で、ゆっくりと強い力で揚げカスを押すことができるようにするためである。
このスライダ30の進退運動は、撹拌アーム15の回転にも連動して利用されている。図10(B)や図11に示すように、スライダ30の上面にはシャフト35が突設されている。図12に示すように、このシャフト35の上端には、スライド進退方向に延びるラック37が連結されている。このラック37は、撹拌アーム15の回転軸16に固定されたピニオン18と噛み合う。そして、スライダ30が進退運動すると同時にラック37が往復運動し、ピニオン18が両方向に回転して、撹拌アーム15を両方向に回転させる。
この揚げカス装置の動作について、図8、図9、図10を主に参照して説明する。
揚げカスを処理する際は、モータ41を駆動してスライダ30を進退運動させながら揚げカスをホッパー10の投入口11から投入する。投入された揚げカスは、スライド進退運動に伴って回転する撹拌アーム15で撹拌されながらホッパー排出口13から圧縮室20の揚げカス投入口21を通って同室内に落下する。そして、スライダ30の進退運動によって、圧縮室20内を排出口25方向に進む。図10に示すように、排出口25には搾油ダイス29が設けられて出口面積が狭くなっているので、出口付近では揚げカスが前後方向及び上下方向から圧縮される。このとき、圧縮された揚げカスに含有されている油は、ケース部底板5aの孔23から下方に落下し、図8や図9に示す油受けトレイ50でいったん受けた後、同油受け50の排出口50aからから容器51に回収される。
このように圧縮されて含有される油が搾り出された揚げカスは、圧縮室20の出口25から回収容器53に回収される(図9参照)。
ところで、衣や油の種類、衣中の水の量、衣のかき混ぜ方によって、揚げカスの形状や密度、油の含有率、流動性は異なる。このような揚げカスの性状に応じて揚げカスを圧縮する条件を変えることが好ましい。一般には、フライカスの方が天ぷらカスよりも揚げカスの形状が細かいので、より高圧縮な状態で処理することが好ましい。また、スーパーなどの中食売り場では、天ぷらやフライは同じ調理器で調理されるので、排出される揚げカスは天ぷらカスやフライカスが混在したものとなり、揚げカスの性状は均一ではない。このため、揚げカスを圧縮する最適条件は常に変動しているといえる。
前述の揚げカス処理装置においては、揚げカスは、圧縮室内でスライダに押されて進み、この際に搾油ダイスと底板の間で絞られながら圧縮される。この特許文献1記載の装置においては、搾油ダイスは圧縮室の天井に固定されているため、揚げカスに加えられる絞りはあまり変わらない。
このため、揚げカスを適切な状態で圧縮できないような事態となりうる。例えば、強い絞りが必要なのにもかかわらず、揚げカスが十分に圧縮されずに圧縮室出口から出てしまい、含有する油が十分に搾りきれなくなるような事態が起こり得る。反対に、絞りを弱くしたい場合に強い絞りのままだと、圧縮室内で揚げカスが詰まり、スライド動作・揚げカス送り動作を滑らかに行うことができなくなるような事態となりうる。
特開2005−13802
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、揚げカスの種類に応じて適切な絞り状態で揚げカスを圧縮できる揚げカス処理装置を提供することを目的とする。
本発明の揚げカス処理装置は、 天ぷらカスやフライカスなどの揚げカスを圧縮して減容させるとともに含有する油を搾る装置であって、 揚げカスの投入されるホッパーと、 該ホッパーから揚げカスが供給されて揚げカスが圧縮される室であって、揚げカス供給口、圧縮されたカスの出口及び油搾出孔を有する圧縮室と、 該圧縮室内でスライドして前記揚げカスを圧縮しながら前記出口方向へ押すスライダと、 該スライダの駆動機構と、を具備し、 前記圧縮室における出口の手前側の室内に突出して、揚げカス送り方向に圧縮室断面積が狭くなるように同室断面積を絞る搾油ダイスが配置されており、 この搾油ダイスを前記圧縮室内に突出する位置に付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、付勢手段により搾油ダイスが付勢されて圧縮室内に突出しているので、圧縮室の揚げカス送り方向の断面積は、ダイスの突出部分において狭くなっている。スライドで搾油ダイスの手前に送られた揚げカスは、同ダイスで抵抗を受けつつ後ろからスライドで押されるため、圧縮されて搾油されて減容する。この際、圧縮抵抗の高い揚げカスの場合は、搾油ダイスが押しバネの圧縮力に抗して後退し(圧縮室内への突出量が小さくなり)、圧縮室の断面積が広くなる。この状態で圧縮抵抗の高い揚げカスが搾油ダイス部を一定の圧縮を受けつつ通過する。圧縮抵抗の高い揚げカスが通過した後は、搾油ダイスは押しバネの付勢力により再度圧縮室内に突き出る。
このように圧縮抵抗の異なる揚げカスが次々と供給された場合も、圧縮抵抗に応じた適当な力で揚げカスを圧縮することができる。
本発明の他の揚げカス処置装置は、 天ぷらカスやフライカスなどの揚げカスを圧縮して減容させるとともに含有する油を搾る装置であって、 揚げカスの投入されるホッパーと、 該ホッパーから揚げカスが供給されて揚げカスが圧縮される室であって、揚げカス供給口、圧縮されたカスの出口及び油搾出孔を有する圧縮室と、 該圧縮室内でスライドして前記揚げカスを圧縮しながら前記出口方向へ押すスライダと、 該スライダの駆動機構と、を具備し、 前記圧縮室における出口の手前側の室内に突出して、揚げカス送り方向に圧縮室断面積が狭くなるように同室断面積を絞る搾油ダイスが配置されており、 この搾油ダイスの圧縮室内への突出量の調整手段が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、揚げカスの種類や状態(密度、流動性など)によって搾油ダイスの突出量を調整できる。例えば、天ぷらカスの場合は、突出量を小さくし、フライカスの場合は、突出量を大きくする。これにより、揚げカスの性状に応じた圧縮状態を実現でき、多種多様な揚げカスを減容・搾油することができる。
本発明においては、 前記搾油ダイスを前記圧縮室内に突出する位置に付勢する付勢手段が設けられていることとできる。
これらの発明においては、 さらに、前記搾油ダイスの後退位置を設定する後退位置決め手段が設けられていることが好ましい。
この場合、搾油ダイスの後退位置を設定できるので、搾油ダイスが後退した場合にも、揚げカス送り方向の絞りはある程度確保できる。このため、揚げカスの圧縮をある程度以上は実現することができる。特に、揚げカスの形状が大きく油の含有率が高い場合に、この後退位置決め手段は有効である。
さらに、前記付勢手段の付勢力を調整する手段が設けられていることが好ましい。
この場合、搾油ダイスの付勢力を調整できるので、圧縮抵抗やそのバラツキなどの揚げカスの性状に合わせて揚げカスの圧縮状態を調整できる。
また、これらの発明においては、 前記圧縮室が上面蓋を有し、 前記搾油ダイスが前記上面蓋の内面(圧縮室天井面)に下方に向けて突出するように配置されており、 前記付勢手段として、 前記搾油ダイスを下方に押す押し棒と、 該押し棒を下方に付勢する押しバネと、 該バネの上端を押えるブロックと、を有することとできる。
さらに、 前記押し棒が、前記上面蓋の上面に対向するフランジ部を有するとともに、下端部が前記搾油ダイスに固定されており、 該フランジ部と前記上面蓋の上面の間に複数のスペーサが介装されており、該スペーサの枚数を変えることより前記搾油ダイスの圧縮室内への突出量を可変とすることとできる。
この場合、押し棒のフランジ部と上面蓋間に介装されているスペーサの枚数・厚さを変えると、押し棒の高さが変わる。これにより押し棒の下端部に固定された搾油ダイスの高さが変わり、搾油ダイスの圧縮室内への突出量が変わる。すなわち、スペーサの枚数を多く(厚く)すると押し棒が持ち上がり、搾油ダイスの圧縮室内への突出量は少なくなる。反対に、スペーサの枚数を少なく(薄く)すると、搾油ダイスの圧縮室内への突出量が多くなる。
また、 前記押し棒の下端部が前記搾油ダイスに固定されており、 該押し棒の上端の最上昇位置を決める位置決め部材を備え、該位置決め部材の位置を変えることにより前記搾油ダイスの後退位置(上昇限位置)を可変とすることとできる。
この場合、位置決め部材の位置を変えることにより、押し棒の最上昇位置が変わるので、同押し棒の下端に固定されている搾油ダイスの最後退位置(上昇限位置)を変えることができる。そのため、揚げカスに加える最低限度の絞りを調整できる。
また、 前記押し棒がフランジ部を有し、 前記押しバネが前記フランジ部と前記ブロック間に配置されており、 前記ブロックと上面蓋間の距離が調整可能であり、該距離を変えることにより前記押しバネの付勢力が可変であることとできる。
この場合、ブロックと上面蓋間の距離を調整すると、上面蓋に係止されるフランジ部とブロック間に配置された押しバネの予圧量を変えることができ、バネの圧縮力を変えることができる。つまり、両者間の距離を短くすると押しバネが縮んで圧縮力が強くなり、長くすると押しバネが伸びて圧縮力が弱くなる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、搾油ダイスを圧縮室内へ突き出るように付勢しているので、カスが詰まり気味となったような場合には搾油ダイスが後退する(逃げる)ことにより詰まりが解消されるなど、揚げカスの性状に応じた適切な絞り具合で揚げカスを圧縮することができる。また、性状の異なる揚げカスが混在した状態で供給された場合も、各揚げカスの圧縮特性に応じた状態で圧縮することができる。また、搾油ダイスの突出量、後退位置、付勢力を調整することにより、圧縮抵抗や流動性などの性状が異なる揚げカスに対応できる。
発明を実施するための形態
以下、本発明の実施の形態について、改良の中心部分である圧縮室を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の揚げカス処理装置の圧縮室及び搾油ダイスの構成を示す図であり、図1(A)は平面図、図1(B)は正面断面図である。
図2(A)は図1(B)のB−B断面図、図2(B)は図1(B)のC−C断面図である。
図3は、図1の圧縮室の分解斜視図である。
この例の揚げカス処理装置の圧縮室60は、図1(B)に示すように、上板(上面蓋)60bと左右側板60aとケーシング底板5aとから構成されている。上面蓋60bは、ケーシング底板5aに立設された左右側板60aに、位置決めピン66(図3参照)によって位置決めされて載置される。図3において、手前側が揚げカス出口65、奥側がスライダ挿入口67である。図3に示すように、上面蓋60aのスライダ挿入口67側には、揚げカスの供給口61が開けられている。この揚げカス供給口61には、ホッパー10の揚げカス排出口13(図 参照)が差し込まれるホッパー差し込み部69が取り付けられている。
搾油ダイス70は、後述する付勢手段100の先に取り付けられており(図2参照)、圧縮室60の上面蓋60bの揚げカス排出口65側の内面(天井面)形成された凹部内から圧縮室60内に向かって、下方に突出するように設けられている。図3に示すように、搾油ダイス70は、圧縮室60の幅方向に延びるバー状の部材であり、同幅方向に五等分するような溝が形成されている。この五等分された片の両外側から二つ目の片には、上下方向に穿たれたネジ穴71が形成されている。さらに、両外側の片には、浅い丸穴73が形成されている。また、同ダイス70の下面は2段階の傾斜角度を有する傾斜面75となっている。この傾斜面75は、図2に分かりやすく示すように、揚げカス送り方向において順に、前下方向に比較的急激に傾斜する第一面75aと、前下方向に比較的緩やかに傾斜する第二面75bとからなる。このような形状の下面を有する搾油ダイス70により、圧縮室60の断面積は、揚げカス送り方向に向って狭くなっている。
図1、図3に示すように、上面蓋60bの揚げカス排出口65側の上面には、同蓋の全幅に渡って補強板80がボルト81で固定されている。補強板80とボルト81のヘッドとの間にはワッシャ83が介装されている。補強板80のほぼ中央には、補強板80を上下に貫通する左右の内側貫通孔85が開けられており、これらの内側貫通孔85の外側にも、補強板80を上下に貫通する左右の外側貫通孔87が開けられている。さらに、上面蓋60には、補強板80の内側貫通孔85に連通して上面蓋60bを上下に貫通する内側貫通孔62と、外側貫通孔87に連通して上面蓋60bを上下に貫通する外側ネジ孔64が開けられている。
搾油ダイス70を圧縮室60内に突出するように付勢する付勢手段100は、補強板80上に設けられている。この付勢手段100は、搾油ダイス70の圧縮室60内への突出量を可変とする手段と、搾油ダイス70の後退位置を決める位置決め手段を含んでいる。
付勢手段100は、搾油ダイス70を下方に押す左右一対の押し棒101と、各押し棒101をその下端部で下方に付勢する押しバネ111と、各押し棒101の上端を保持するとともに各押しバネ111の上端を押えるブロック121と、から主に構成される。
各押し棒101は、図3に最も分かりやすく示すよう、上から順に、やや長めの上部101a、フランジ部101b、やや短めの下部101c、ネジ部101dからなる。各押し棒101のフランジ部101bは、複数(この例では2枚)のスペーサ103を介して補強板80の上面に乗っており、下部101cが補強板80の貫通孔85と上面蓋60bの貫通孔85を貫通し、最下部のネジ部101dが上面蓋60aの内面(天井面)から圧縮室内に突き出ている。そして、このネジ部101dが、搾油ダイス70のネジ孔71に螺合し、搾油ダイス70が各押し棒101に固定されている。このとき、図1(B)、図2に示すように、搾油ダイス70の上面と上面蓋60bの天井面との間には所定のスキマd1が開いており、搾油ダイス70は上方に移動可能である。
押しバネ111は、各押し棒101の上部101aの周りに外嵌されており、その上下がスペーサ113とフランジ部101bとに挟まれている。押しバネ111は、この例では、複数の皿バネからなる。皿バネの寸法や枚数・組み合わせ状態(背−背、腹−腹)を選定することにより、適切なバネ定数・圧縮力を得ることができる。
各押しバネ111の上端は、ブロック121で押えられている。ブロック121は、図1、図3に示すように、上面蓋60bの幅方向に長い略直方体状で、中央付近には下面から同ブロック121の厚さのほぼ中央まで達する2つの穴131が開けられている(図1(B)、図2(A)参照)。さらに、これらの穴131の外側には、上下方向に貫通する貫通孔123が開けられている(図1(B)、図2(B)参照)。
ブロック121は、押し棒101の上部101aに外嵌された押しバネ111の上端面にスペーサ113を介して接している。このとき、各押し棒101の上端はブロック121の穴131に入り込んでいる。ここで、各押し棒101の上端面と各穴131の奥の底面(天井面、段付き)との間には、所定のスキマが開いている。
ブロック121は、図1(B)、図2(B)に示すように、左右の2本のブロックセットボルト125で補強板80の上方に支持されている。各ボルト125は、ブロック121の各貫通孔123を通って下方に突き抜け、下端部が補強板80の貫通孔87を通って上面蓋60bのネジ孔64に螺合している。各ボルト125には、弛み止めのロックナット127が螺合している。各ブロックセットボルト125のヘッドとブロック121の上面との間にはカラー129が介在されている。このカラー129によってブロック121が押えられており、押しバネ111はブロック121(スペーサ113)と押し棒101のフランジ部101d間で圧縮され、ブロック121に対してフランジ部101bを、言い換えれば押し棒101を下方に付勢している。このようにブロック121との接触面積の大きいカラー129でブロック121を押えることにより、押しバネ111の圧力を安定して受けることができる。
また、ブロック121には、図1(B)、図2(A)、図3に示すように、上面から各穴131に連通するネジ孔133が開けられている。各ネジ孔133には、位置決めボルト135が螺合しており、同ボルト135の下端面は穴131内に突出可能である。ここで、押し棒101の上端面と、位置決めボルト135の下端面間にはスキマd2が開いており、各押し棒101は、穴131内を上端面が位置決めボルト135の下端面に当接するまで押しバネ111の付勢力に抗して上方に移動可能である(詳細後述)。なお、スキマd2は、搾油ダイス上面と上面蓋天井面間のスキマd1よりも小さい。
以上説明した付勢手段100における、搾油ダイス70の付勢機構の動作について説明する。
まず、図1(B)に示すように、押しバネ111はブロック121(スペーサ131)と押し棒102のフランジ部101bとに挟まれて圧縮されており、押し棒101のフランジ部101bは下方に付勢されている(ある予圧力で下に押し付けられている)。これにより、同押し棒111のネジ部101dに螺合して固定された搾油ダイス70は下方に付勢された状態で圧縮室60内に突出している。このように、搾油ダイス70は圧縮室60内に突出しているとともに、同ダイス70の下面75は、上述のように揚げカス送り方向に向って下方に傾斜しているので、圧縮室60の断面積は揚げカス送り方向に狭くなっている。圧縮室60内でスライダに押されて進んだ揚げカスは、この際にダイス70と底板5aとの間で絞られながら圧縮されて搾油され、揚げカスが減容する。絞られた油は、油受けトレイ50を通って容器51に回収され、減容された揚げカスは、搾油ダイス70の下をくぐり抜けて圧縮室60の排出口65から排出される。
この状態で、搾油ダイス70が傾斜面75に圧力を受けて強く上方に押されると、同ダイス70に固定されている各押し棒101が上方に動こうとし、フランジ部101bが押し上げられようとする。しかし、押しバネ111の予圧力より上方への圧力が小さい場合には、搾油ダイス70は上には動かない。しかし、上方への押し上げ力が押しバネ111の予圧力よりも大きい場合は、押しバネ111が縮んで押し棒101が上がる。その結果、搾油ダイス70が押し上げられる。
図4は、搾油ダイスが最も上方に変位した状態を示す図である。
さらに押し上げ力が大きくなると、押しバネ111がさらに縮み、図4に示すように、各押し棒101の上端面が、ブロック121の穴131内で位置決めボルト135の下端面に当接するまで上方に移動する。その結果、搾油ダイス70が上がって(圧縮室60内から引っ込んで)圧縮室60の側断面積が広くなる。このとき、搾油ダイス70−上面蓋60b天井面間のスキマd1´が初期のスキマd1よりも狭くなっている。この状態で、圧縮抵抗の高い揚げカスが搾油ダイス70の下を通過する。
使用時の初期設定においては、最低限度の絞りを加えることが好ましいフライカスを使用して、押しバネ111の圧縮力や搾油ダイス70の圧縮量(圧縮室内への突出長さ、搾油ダイス70と底板5a間のスキマ)を調整する。このようにすることにより、その後圧縮抵抗の比較的高い揚げカスが供給された際に、搾油ダイス70を図4に示される状態まで上方に逃がすことができる。そして、圧縮抵抗の比較的高い揚げカスが通過した後は、搾油ダイス70は再度押しバネ111に付勢されて圧縮室60内に突き出る。
このように圧縮抵抗の異なる揚げカスが混在して供給された場合も、揚げカスの性状に応じた状態で揚げカスを圧縮することができる。
この付勢手段においては、以下の項目の調整が可能である。
(1)搾油ダイスの圧縮室内への突出長さ
(2)搾油ダイスの後退位置(上昇限)
(3)搾油ダイスの付勢力
以下に、各項目の調整方法を説明する。
(1)搾油ダイスの圧縮室内への突出長さ
図5は、搾油ダイスの突出長さを調整した状態を示す図である。
この場合は、押し棒101のフランジ部101bと補強板80間に介装されたスペーサ103の枚数を変えて搾油ダイス70の突出長さを変える。圧縮室内への突出長さを大きくしたい場合は、スペーサ103の枚数を少なくする。図5は、スペーサ103を1枚にした状態を示している。すると、その分押しバネ111が伸びて、押し棒101が押し下げられる。これにより、押し棒101の下部101cが圧縮室60内へ突き出る長さが長くなって、搾油ダイス70と上面蓋60b間のスキマd1´´が、初期のスキマd1よりも長くなる(なお、図5では、d1´´のスキマは大きめに誇張されて描かれている)。これにより、搾油ダイス70が圧縮室60内へ突出する寸法が長くなる。
また、このとき、押し棒101の上端面と位置決めボルト135の下端面間のスキマd2´は、スペーサ103の厚さの分だけ初期のスキマd2よりも広くなる。
反対に圧縮室への突出寸法を長くしたい場合は、逆にスペーサ103の枚数を多くする。すると、押しバネ111が縮むとともに、押し棒101のフランジ部101bが補強板80の上面から持ち上がり、押し棒101の下部101cが圧縮室60内へ突き出る長さが短くなる。
(2)搾油ダイスの後退位置(上昇限)
図6は、搾油ダイスの後退位置を調整した状態を示す図である。
この場合は、各位置決めボルト135を締めるか又は緩めて、同ボルト135の下端が、ブロック121の穴131内へ突き出る量を変える。搾油ダイス70の後退位置を低くしたい場合は、図6に示すように、位置決めボルト135を締め込んでブロック121の穴131内へ突き出る長さを長くする。つまり、押し棒111の上端面と位置決めボルト135の下端面間のスキマd2´´を、初期のスキマd2よりも短くする。すると、押し棒101の上端面が低い位置で同ボルト131の下端面に当接して、押し棒101の最後退位置が低くなる。言い換えれば、搾油ダイス70の後退位置が低くなる。
一方、搾油ダイス80の後退位置を高くしたい場合は、位置決めボルト135を緩めてブロック121の穴131内へ突き出る長さを短くする。すると、押し棒101の上端が高い位置でボルト135の下端に当接して、押し棒101、即ち、搾油ダイス70の後退位置が高くなる。なお、最高位置は、押し棒101の上端が穴131の底面に当接する高さである。
(3)搾油ダイスの付勢力
図7は、搾油ダイスの付勢力を調整した状態を示す図である。
この場合は、ブロックセットボルト125を締める又は緩めて、ブロック121と補強板80とのスキマを変える。付勢力を強くしたい場合は、図7に示すように、ブロック固定ボルト125を締め込む。すると、ブロック121がカラー129で下方に押されて同ボルト125に沿って下がり、ブロック121に押されてスペーサ113が下がる。その結果、ブロック121(スペーサ113)−フランジ部101b間の寸法d3´が、初期の寸法d3よりも短くなる。すると、押しバネ111が縮んで圧縮力が増し、搾油ダイス70を下方へ押す力が強くなる。このとき、押し棒101の上部101aがブロック121の穴131内に突き出る高さが変わるが、搾油ダイス70が圧縮室60内へ突出している量(長さ)は変わらない。
一方、付勢力を弱くする場合は、ブロックセットボルト125を緩めてブロック121と補強板80とのスキマを長くする。すると、押しバネ111が伸びて圧縮力が小さくなり、搾油ダイス70を下方へ押す力が弱くなる。
本発明の揚げカス処理装置の圧縮室及び搾油ダイスの構成を示す図であり、図1(A)は平面図、図1(B)は正面断面図である。 図2(A)は図1(B)のB−B断面図、図2(B)は図1(B)のC−C断面図である。 図1の圧縮室の分解斜視図である。 搾油ダイスが最も上方に変位した状態を示す図である。 搾油ダイスの突出長さを調整した状態を示す図である。 搾油ダイスの後退位置を調整した状態を示す図である。 搾油ダイスの付勢力を調整した状態を示す図である。 本発明者らが提案した揚げカス処理装置の全体構成を模式的に示す一部分解斜視図である。 揚げカス処理装置の側面図である。 揚げカス処理装置のスライダ及び圧縮室の構成及び作用を説明する側面図であり、図10(A)はスライダ後退時、図10(B)はスライダ前進時を示す。平面図である。 揚げカス処理装置のスライダ及び圧縮室付近の構成を説明する平面図である。 撹拌アーム回転機構を説明する図である。
符号の説明
5a ケーシング底板
60 圧縮室 60a 左右側板
60b 上板(上面蓋) 61 揚げカス供給口
62 貫通孔 64 ネジ孔
65 揚げカス出口 66 位置決めピン
67 スライダ挿入口 69 ホッパー差し込み部
70 搾油ダイス 71 ネジ孔
73 丸穴 75 傾斜面
75a 第一面 75b 第二面
80 補強板 81 ボルト
83 ワッシャ 85 貫通孔
87 貫通孔
100 付勢手段 101 押し棒
101a 上部 101b フランジ部
101c 下部 101d ネジ部
111 押しバネ 113 スペーサ
121 ブロック 123 貫通孔
125 ブロックセットボルト 127 ロックナット
129 カラー 131 穴
133 ネジ孔 135 位置決めボルト

Claims (9)

  1. 天ぷらカスやフライカスなどの揚げカスを圧縮して減容させるとともに含有する油を搾る装置であって、
    揚げカスの投入されるホッパーと、
    該ホッパーから揚げカスが供給されて揚げカスが圧縮される室であって、揚げカス供給口、圧縮されたカスの出口及び油搾出孔を有する圧縮室と、
    該圧縮室内でスライドして前記揚げカスを圧縮しながら前記出口方向へ押すスライダと、
    該スライダの駆動機構と、を具備し、
    前記圧縮室における出口の手前側の室内に突出して、揚げカス送り方向に圧縮室断面積が狭くなるように同室断面積を絞る搾油ダイスが配置されており、
    この搾油ダイスを前記圧縮室内に突出する位置に付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とする揚げカス処理装置。
  2. 天ぷらカスやフライカスなどの揚げカスを圧縮して減容させるとともに含有する油を搾る装置であって、
    揚げカスの投入されるホッパーと、
    該ホッパーから揚げカスが供給されて揚げカスが圧縮される室であって、揚げカス供給口、圧縮されたカスの出口及び油搾出孔を有する圧縮室と、
    該圧縮室内でスライドして前記揚げカスを圧縮しながら前記出口方向へ押すスライダと、
    該スライダの駆動機構と、を具備し、
    前記圧縮室における出口の手前側の室内に突出して、揚げカス送り方向に圧縮室断面積が狭くなるように同室断面積を絞る搾油ダイスが配置されており、
    この搾油ダイスの圧縮室内への突出量の調整手段が設けられていることを特徴とする揚げカス処理装置。
  3. 前記搾油ダイスを前記圧縮室内に突出する位置に付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とする請求項2記載の揚げカス処理装置。
  4. さらに、前記搾油ダイスの後退位置を設定する後退位置決め手段が設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の揚げカス処理装置。
  5. さらに、前記付勢手段の付勢力を調整する手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の揚げカス処理装置。
  6. 前記圧縮室が上面蓋を有し、
    前記搾油ダイスが前記上面蓋の内面(圧縮室天井面)に下方に向けて突出するように配置されており、
    前記付勢手段として、
    前記搾油ダイスを下方に押す押し棒と、
    該押し棒を下方に付勢する押しバネと、
    該バネの上端を押えるブロックと、
    を有することを特徴とする請求項1又は3〜5いずれか1項記載の揚げカス処理装置。
  7. 前記押し棒が、前記上面蓋の上面に対向するフランジ部を有するとともに、下端部が前記搾油ダイスに固定されており、
    該フランジ部と前記上面蓋の上面の間に複数のスペーサが介装されており、該スペーサの枚数を変えることより前記搾油ダイスの圧縮室内への突出量を可変とすることを特徴とする請求項6記載の揚げカス処理装置。
  8. 前記押し棒の下端部が前記搾油ダイスに固定されており、
    該押し棒の上端の最上昇位置を決める位置決め部材を備え、該位置決め部材の位置を変えることにより前記搾油ダイスの後退位置(上昇限位置)を可変とすることを特徴とする請求項6又は7記載の揚げカス処理装置。
  9. 前記押し棒がフランジ部を有し、
    前記押しバネが前記フランジ部と前記ブロック間に配置されており、
    前記ブロックと上面蓋間の距離が調整可能であり、該距離を変えることにより前記押しバネの付勢力が可変であることを特徴とする請求項6〜8いずれか1項記載の揚げカス処理装置。
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