JPH06122097A - 廃棄物を圧縮し且つ処理するプレス - Google Patents

廃棄物を圧縮し且つ処理するプレス

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JPH06122097A
JPH06122097A JP4002289A JP228992A JPH06122097A JP H06122097 A JPH06122097 A JP H06122097A JP 4002289 A JP4002289 A JP 4002289A JP 228992 A JP228992 A JP 228992A JP H06122097 A JPH06122097 A JP H06122097A
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JP
Japan
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piston
chamber
compression chamber
sliding block
compression
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Application number
JP4002289A
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English (en)
Inventor
Jacques Gourdol
グールドー ジャック
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Neyrpic Framatome Mecanique
Original Assignee
Neyrpic Framatome Mecanique
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Publication date
Application filed by Neyrpic Framatome Mecanique filed Critical Neyrpic Framatome Mecanique
Publication of JPH06122097A publication Critical patent/JPH06122097A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/04Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using press rams
    • B30B9/06Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using press rams co-operating with permeable casings or strainers
    • B30B9/067Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using press rams co-operating with permeable casings or strainers with a retractable abutment member closing one end of the press chamber

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、従来使用されているプレス
よりも構造が簡単であると同時に高速が得られるプレス
を提供することにある。 【構成】 本発明のプレスは、フレーム(1)と、処理
すべき廃棄物を受け入れる供給帯域(3)と、入口開口
(10)及び出口開口(11)を備えた圧縮チャンバ
(9)と、固体相を排出するチャンバ(14)と、出口
開口(11)を閉塞する第1位置と出口開口(11)を
開放する第2位置との間で圧縮チャンバ(9)の軸線に
対して横方向に移動できる構成部品と、該構成部品を水
平移動させる手段(20)とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不均質廃棄物を圧縮し
且つ処理するプレスに関する。
【0002】
【従来の技術】この数年来、廃棄物、特に家庭から出る
塵芥の量の増大により、廃棄物を処理し且つ利用できる
ようにする解決法を探究することが重要な問題になって
いる。これらの廃棄物を燃料として使用することは既に
考えられているけれども、燃料中に多量の廃棄物及び不
燃性物質が存在すると、エネルギの発生が非効率的なも
のとなってしまう。実際、これらの廃棄物は、有機生成
物のみを含有する液体相と、金属物質、鉱物及び合成物
質を含有する固体相とにより構成されている。
【0003】1つの解決策はこの廃棄物を圧縮すること
である。これにより、一方では、満足のいく発熱量が得
られる燃料の形成に充分な、乾燥した残留物が得られ、
他方では流体物質が得られる。この流体物質は、その性
質に基づいて、土質改良剤として農業に使用するか、化
学生成物を抽出できる原料として使用することができ
る。
【0004】廃棄物を圧縮できる装置は既に知られてお
り、一般に圧縮装置は、処理すべき廃棄物を受け入れる
供給帯域と、液体相の回収手段に連結された圧縮チャン
バと、該圧縮チャンバの下流側に配置された固体相排出
チャンバとを備えた流体プレスによって構成されてい
る。この圧縮チャンバは、入口開口(すなわち取入れ
孔)及び出口開口(すなわち排出孔)を備えており且つ
第1ジャッキのピストンの断面積に等しい断面積を有し
ている。圧縮チャンバの壁には、廃棄物の圧縮により抽
出される液体相を排出するチャンネル内に開口した多数
の出口開口が設けられている。圧縮チャンバの出口開口
は、一般に、第1ジャッキに対向して配置された第2ジ
ャッキのロッドにより支持された栓により閉塞される。
【0005】これらの両ジャッキのピストンは、廃棄物
を圧縮し且つ液体相を排出する第1位置(この間に、第
1ジャッキのピストンが圧縮チャンバに入り、第2ジャ
ッキのピストンが圧縮チャンバの出口開口をシールす
る)と、固体相を排出する第2位置(この間に、第1ジ
ャッキのピストンがそのストロークを続けており、第2
ジャッキのピストンが圧縮チャンバの出口開口を開放す
る)との間を交互に移動することができる。
【0006】しかしながら、この形式のプレスは欠点、
より詳しくは、圧縮チャンバと固体相を排出するチャン
バとの間の漏洩気密性の維持についての問題を有してい
る。実際、廃棄物を圧縮するときに生じる大きな応力を
考慮すると、第2ジャッキのピストンによっては、圧縮
チャンバの出口開口のレベルにおいて全体的な漏洩気密
性が得られることはなく、この結果、液体が漏洩し、固
体相を排出するチャンバに流入してしまう。
【0007】また、第2ジャッキのピストンのストロー
クはかなり長く、このストロークは固体相の厚さに相当
する(すなわち、非圧縮性製品の場合にはダイの長さに
等しい)。従って、この第2ジャッキを作動させるには
多量のオイルが必要になる。このストロークを考慮すれ
ば、第2ジャッキの応答時間はかなり長く、従って高速
を得ることはできない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上記欠点をなくすこと、及び従来使用されているプ
レスよりも構造が簡単であると同時に高速が得られるプ
レスを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、次
のような構成のプレスすなわち、フレームと、上方に向
かって開放していて、処理すべき不均質廃棄物を受け入
れるための供給帯域とを有しており、該供給帯域が互い
に対向する2つの横方向開口を備えており、これらの横
方向開口が、これらのうちの一方の開口と他方の開口を
越えた位置との間で移動できるピストンの横断面に適合
する横断面を備えており、互いに対向して前記供給帯域
に対し同心状に配置された入口開口及び出口開口を備え
た圧縮チャンバを有しており、該圧縮チャンバが、前記
圧縮ピストンの横断面に等しい横断面を備えており且つ
圧縮チャンバと液体相を回収する手段とを連結する較正
通路とを備えており、前記圧縮チャンバの下流側に配置
された固体相を排出させるチャンバを更に有している、
固体相と液体相とをもつ不均質廃棄物を圧縮し且つ処理
するプレスにおいて、不均質廃棄物の圧縮中に前記圧縮
チャンバの出口開口を閉塞する第1位置と、前記圧縮チ
ャンバから固体相を取り出す前記出口開口を開放する第
2位置との間で、圧縮チャンバの軸線に対して横方向に
移動できる構成部品と、不均質廃棄物の圧縮中に、前記
圧縮チャンバの出口開口に面する前記可動構成部品の面
を前記出口開口に対して押し付けるべく、前記可動構成
部品を圧縮チャンバの軸線方向に水平移動させる手段と
を有していることを特徴とするプレスによって達成され
る。
【0010】本発明のプレスの他の特徴は次の通りであ
る。すなわち、前記可動構成部品が摺動ブロックによっ
て形成されており、該摺動ブロックがジャッキにより制
御され且つ前記フレームと一体のスライドにより案内さ
れること、前記水平移動させる手段が、前記摺動ブロッ
クと一体化された少なくとも1つのジャッキによって形
成されており、該ジャッキのピストンが圧縮チャンバの
軸線と平行な方向に移動して、圧縮チャンバの出口開口
とは反対側の排出チャンバの壁に当接すること、前記各
ジャッキのピストンがボア内に取り付けられており、該
ボアの一端が圧縮チャンバの出口オリフィス(出口開
口)に対面する面とは反対側の摺動ブロックの面に開口
しており、前記ボアの他端が底部により制限されてお
り、前記ボアが摺動ブロック内に形成されていること、
前記ピストンの長さが前記ボアの長さよりも短く、それ
ぞれのジャッキの作動チャンバを形成していること、前
記各ジャッキのピストンを貫通しているボルトが、排出
チャンバの壁と接触するようになった横方向面とは反対
側のピストンの横方向面に当接する第1段部と、ピスト
ンを戻すための弾性構成部品に当接する第2段部とを備
えており、前記ピストン戻し部品自体が、各ボア内に取
り付けられたカラーに当接していること、前記カラー
が、前記作動チャンバを主チャンバと二次チャンバとに
分割し、これらの両チャンバが前記カラーに設けられた
少なくとも1つの孔を介して互いに連通していること、
前記摺動ブロックが、1つ又は複数の前記ジャッキの前
記チャンバに加圧流体を同時に供給するための単一の分
配チャンネルを備えていること、前記水平移動させる手
段が、摺動ブロックによって形成されたジャケット内で
摺動する平ピストンによって形成されていること、であ
る。
【0011】
【実施例】本発明の他の特徴及び利点は、単なる例を示
す添付図面に関連して述べる以下の詳細な説明により明
らかになるであろう。図1に示すプレスはフレーム1を
有しており、該フレーム1は、不均質廃棄物の供給帯域
3を形成するリセプタクル2を支持している。このため
供給帯域3は上方が開放しており、且つ供給帯域3の上
方には少なくとも1つのラム(図示せず)によりホッパ
4が取り付けられていて、廃棄物を供給帯域3に導入で
きるようになっている。
【0012】供給帯域3には、互いに対向して配置され
た2つの横方向開口5、6が設けられており、これらの
開口5、6は、ジャッキ8(例えば、フレーム1によっ
て支持された油圧シリンダ)の圧縮ピストン7の横断面
(断面積)に適合する横断面を有している。ピストン7
は、供給ゾーン3の開口5の位置と、他方の開口6を越
えた位置との間で移動することができる。
【0013】供給帯域3の開口6は、供給帯域3と同軸
状に配置された圧縮チャンバ9に開口しており、該圧縮
チャンバ9はピストン7と同じ横断面を有している。圧
縮チャンバ9は環状をなしており且つ互いに対向して配
置された2つの横方向開口10、11を有している。圧
縮チャンバ9の内部にはジャケット12が設けられてい
る。このジャケット12には多数の小さな較正通路(ca
librated passages)12aが貫通しており、該較正通路
12aは、圧縮チャンバ9の内部を、チャンネル13を
介して液体相を回収する手段に連通している。圧縮チャ
ンバ9は、出口開口11から廃棄物の固体相を排出する
手段に連通している。圧縮チャンバ9のジャケット12
には、出口開口11の側において、連続接触面を外的に
形成する環状カラー12b(図2)が嵌合されている。
【0014】排出チャンバ14内には、圧縮チャンバ9
の軸線に関して横方向に移動できる部品が取り付けられ
ている。この可動部品は、排出チャンバ14を補足し合
う平行六面体形状を有する摺動ブロック15により構成
されている。摺動ブロック15は、ジャッキ16(例え
ば油圧シリンダ)の作用により、圧縮チャンバ9の出口
開口11をシールする第1位置と、出口開口11を開放
する第2位置との間を移動することができる。この移動
の間、摺動ブロック15は、フレーム1と一体のスライ
ド17により案内される。このため、摺動ブロック15
の垂直縁部の角度は、正方形の形状に切欠かれており、
該切欠き部の面には、スライド17と協働させるための
ガイドストリップ15c(図2)が設けられている。
【0015】摺動ブロック15とスライド17との間に
は間隙が設けられており、後述のように、摺動ブロック
15が圧縮チャンバ9の出口開口11に対して横方向に
変位できるようになっている。また、摺動ブロック15
には、排出チャンバ14の壁と接触する面の下部にカッ
タ18が設けられており、該カッタ18は、摺動ブロッ
ク15の移動時に排出チャンバ14の壁を浄化する機能
を有している。
【0016】摺動ブロック15には、圧縮チャンバ9の
軸線方向に摺動ブロック15を水平移動させる手段が設
けられていて、不均質廃棄物の圧縮時に、摺動ブロック
15の面15aを圧縮チャンバ9の出口開口11の環状
カラー12bに対して押し付けるようになっている。摺
動ブロック15を水平方向に移動させるこれらの手段
は、例えば、摺動ブロック15内に組み込まれた4つの
ジャッキ20(図4)により構成されている。各ジャッ
キ20は、圧縮チャンバ9と平行な方向に移動できるピ
ストン21(図2)を有している。
【0017】図3に詳細に示すように、ジャッキ20の
ピストン21はボア22内に取り付けられている。該ボ
ア22の一端は、圧縮チャンバ9の出口開口11に対面
する面15aとは反対側の摺動ブロック15の面15b
において開口しており、他端は底部23により閉じられ
ている。ピストン21の長さはボア22の長さよりも短
く、作動チャンバ24が形成されている。また、ピスト
ン21の外周部には慣用的なシール手段25が設けられ
ている。また、開端形ボア26がピストン21を貫通し
ており、該ボア26内にはボルト27が取り付けられて
いる。このボルト27は、ピストン21の横方向面21
aに当接するための第1段部28を有している。この第
1段部28の円筒状部分29は、ボア22に設けられた
凹部31内に収容されたカラー30に形成された中央ボ
ア内で摺動することができる。このカラー30は、例え
ば、周方向に対称的に配置されたねじ32により保持さ
れている。
【0018】ボルト27は、第1段部28の円筒状部分
29の延長部において、第1段部28に属する環状断面
と同心状の環状断面をもつ第2段部33を有している。
互いに対面して配置された第2段部33とカラー30の
面との間の空間には、ピストン21を戻すための弾性部
品が配置されている。この弾性戻し部品は、例えば皿ワ
ッシャ34で構成されている。カラー30は、作動チャ
ンバ24を主チャンバ24aと二次チャンバ24bとに
分割し、これらのチャンバ24a、24b、カラー30
に設けられた少なくとも1つの孔35を介して互いに連
通している。この構成により、駆動流体がピストン21
の動的部分に等しく作用することを可能にしている。
【0019】ボア26を通る、外部に対する漏洩気密性
は、例えばボルト27に形成された適当な溝内に収容さ
れているOリング36により確保されている。組をなす
ジャッキ20の作動チャンバ24には、中央ダクト37
を介して、加圧流体が供給される。中央ダクト37は摺
動ブロック15の全長にわたって貫通しており且つジャ
ッキ20に分配する対称軸線に沿って配置されている。
中央ダクト37は、各主チャンバ24a内に加圧流体を
同時分配できるように、ダクト37の直径及びジャッキ
20の主チャンバ24aと交差する配置が考慮されてい
る。中央ダクト37は、摺動ブロック15の上面にねじ
止めされたねじ連結部38によって、加圧流体供給用パ
イプ39に連結されている。
【0020】皿ワッシャ34は、ボルト27の第2段部
33とは反対側のねじ端部に螺着された保持ナット43
を介して取り付けられており且つ応力が加わらない状態
に維持されている。ナット43は、該ナット43の全体
をピストン21の内部に隠すことができる寸法をもつ座
ぐり部44内に収容されている。上記プレスは、次のよ
うに作動する。
【0021】処理すべき不均質廃棄物はホッパ4内に導
入され、例えばラム(図示せず)により供給帯域3内に
押し込められる。処理サイクルの開始時には、廃棄物を
供給帯域3内に導入できるようにするため、ピストン7
は図1に示すような非係合位置にある。摺動ブロック1
5は、ジャッキ16の作用により、圧縮チャンバ9の出
口開口11に対面する下位置に配置されている。
【0022】加圧流体は、可撓性パイプ39及び中央ダ
クト37を介して主チャンバ24a内に導入され、次い
で、孔35を通り、各組のジャッキ20の二次チャンバ
24b内に導入される。ピストン21は圧縮チャンバ9
の軸線と平行な方向に移動し、これらのピストン21の
面21bは、出口開口11とは反対側に位置する排出チ
ャンバ14の壁に接触するようになる。この反力により
皿ワッシャ34が圧縮されて、摺動ブロック15が横方
向に移動し、摺動ブロック15の出口開口11に対面す
る面15aがカラー12bの外面を押圧するようにな
り、従って出口開口11がシールされる(図2及び図
5)。出口開口11におけるシールは、接触表面の品質
及びジャッキ20のピストン21により発生される平坦
化力(flattening force) により得られる金属対金属形
式のシールである。
【0023】次に、ジャッキ8により制御されるピスト
ン7が圧縮チャンバ9の方向に移動され、供給帯域3内
に収容された廃棄物を圧縮チャンバ9の方向に押圧す
る。ピストン7が前進移動し続け、圧縮チャンバ9内に
高圧が得られ且つ摺動ブロック15に対して廃棄物が押
し付けられるまで、圧縮チャンバ9内に廃棄物を押し込
む。
【0024】圧縮チャンバ9内での廃棄物の圧縮中、こ
の生廃棄物から液体相が絞り出され、該液体相は、ジャ
ケット12に形成された較正通路12aを通り、チャン
ネル13から排出される(図5)。廃棄物の圧縮が終了
すると、加圧流体の供給が停止され、各ジャッキ20の
皿ワッシャ34が発生している戻し力の作用により、ジ
ャッキ20のピストン21がそれぞれの元の位置に戻さ
れる。これにより、摺動ブロック15が自由になり、該
摺動ブロック15はジャッキ16の作用により圧縮チャ
ンバ9の出口開口11を開放する。
【0025】ピストン21を圧縮チャンバ9内で前進さ
せると、廃棄物の中実部及び乾燥部が圧縮チャンバ9か
ら押し出され(図6)、次に摺動ブロック15を下降さ
せると排出チャンバ14内に落下する(図7)。カッタ
18が設けられているため、下降移動する摺動ブロック
15は、固体部分が万一詰まるようなことがあるとギロ
チンとして働き、排出チャンバ14の壁を浄化する。固
体部分が排出されると、ピストン7はその元の位置に戻
り、上記と同様な新たな作動サイクルを行う。
【0026】図8には、不均質廃棄物の圧縮時に、摺動
ブロック15を圧縮チャンバ9の軸線方向に水平移動さ
せ、摺動ブロック15の面15aを圧縮チャンバ9の孔
11の環状カラー12aに対して押圧する別の手段が示
されている。摺動ブロック15を水平移動させるこれら
の手段は、摺動ブロック15自体によって形成されたジ
ャケット内で摺動する平ピストン50により構成されて
いる。このため、平ピストン50は、摺動ブロック15
内に形成されたボア51内で、圧縮チャンバ9の軸線方
向に摺動可能に取り付けられている。
【0027】このボア51は、摺動ブロック15の面1
5bに開放している一端と、底部52により制限された
反対側の端部とを有しており、底部52内には小径のボ
ア53が開口している。このボア53も、摺動ブロック
15の面15a上に開口している。このボア53内に
は、ねじ54により軸55が取り付けられており、該軸
55はボア51内に配置される大径部分55aを有して
いる。摺動ブロック15の面15aのレベルに開口して
いるボア53の端部は、板56により閉塞されている。
【0028】ピストン(平ピストン)50は、軸55の
大径部分55aよりも大きな直径の内ボア57を有して
いる。軸55のこの部分55aには摺動ブシュ58が取
り付けられており、該摺動ブシュ58上には半球形エレ
メント59が配置されている。この半球形エレメント5
9は、ピストン50のボア57内に固定された、補足し
合う形状をもつ別の半球形エレメント60と協働する。
【0029】従って、両半球形エレメント59、60は
ボールジョイントを形成する。半球形エレメント60
は、その一方の側がカラー61により、他方の側がスペ
ーサ62により支持されてボア57内に保持されてい
る。スペーサ62はばねワッシャ63により押圧されて
いる。ばねワッシャ63は、ロックカラー65及びねじ
66により軸55の端部に保持されたスペーサ64上に
取り付けられている。
【0030】ピストン50は、ボア51の底部52と協
働して作動チャンバ67を形成しており、該作動チャン
バ67のレベルにおいて、加圧流体供給用のダクト37
が形成されている。ばねワッシャ64の作用によりピス
トン50がチャンバ67の底部52の方に移動するスト
ロークを制限するため、チャンバ67内には調節可能な
ストッパ68が設けられている。また、ピストン50と
ボア51との間の接触領域69が、シール70を備えた
半球形支持面により形成されている。漏洩気密性は、摺
動ブロック15の面15bに固定されており且つピスト
ン50の側面に当接しているた掻取りシール71により
強化されている。
【0031】図8の実施例も、圧縮チャンバ9の軸線方
向に単一のピストン50が配置されたものであり、前の
実施例と同様に機能する。しかしながら、この実施例に
おいては、半球形エレメント59、60及び半球形支持
面69が設けられていることのため、ピストン50が僅
かに振動することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明の装置は、圧縮チャンバの出口開
口を閉鎖するのに、摺動ブロックと、該摺動ブロックと
一体化されており且つ5mmのオーダの小さなストローク
をもつ(このため、油圧容量を小さくできる)少なくと
も1つのジャッキとの使用が可能であり、このため、高
速の応答時間が得られ且つ廃棄物の処理速度を増大させ
ることができる。本発明の装置は、既知の装置のよう
に、圧縮チャンバの出口開口のレベルにシール部品(こ
れらのシール部品は早期に劣化するため、ユーザは頻繁
に取り替えなくてはならない)を使用する必要がないと
いう長所を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたプレスの長手方向の
概略断面図である。
【図2】図1の2−2線に沿って断面した拡大平面図で
ある。
【図3】図2の3−3線に沿う断面図である。
【図4】図1の4−4線に沿う断面図である。
【図5】本発明によるプレスの種々の作動段階のうちの
1段階を示す概略断面図である。
【図6】本発明によるプレスの種々の作動段階のうちの
1段階を示す概略断面図である。
【図7】本発明によるプレスの種々の作動段階のうちの
1段階を示す概略断面図である。
【図8】圧縮チャンバの出口開口をシールするための可
動部品を移動させる手段の別の実施例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 フレーム 3 供給帯域 5 横方向の開口 6 横方向の開口 7 圧縮ピストン 9 圧縮チャンバ 10 開口 11 開口 12 ジャケット 12a 較正通路 13 チャンネル 14 排出チャンバ 15 摺動ブロック 15a 摺動ブロックの面 15b 摺動ブロックの面 15c 摺動ブロックのガイドストリップ 16 ジャッキ 17 スライド

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム(1)と、 上方に向かって開放していて、処理すべき不均質廃棄物
    を受け入れるための供給帯域(3)とを有しており、該
    供給帯域(3)が互いに対向する2つの横方向開口
    (5、6)を備えており、これらの横方向開口(5、
    6)が、これらのうちの一方の開口(5)と他方の開口
    (6)を越えた位置との間で移動できる圧縮ピストン
    (7)の横断面に適合する横断面を備えており、 互いに対向して前記供給帯域(3)に対し同心状に配置
    された入口開口(10)及び出口開口(11)を備えた
    圧縮チャンバ(9)を有しており、該圧縮チャンバ
    (9)が、圧縮ピストン(7)の横断面に等しい横断面
    を備えており且つ圧縮チャンバ(9)と液体相を回収す
    る手段(13)とを連結する較正通路(12a)とを備
    えており、 圧縮チャンバ(9)の下流側に配置された固体相を排出
    するチャンバ(14)を更に有している、固体相と液体
    相とをもつ不均質廃棄物を圧縮し且つ処理するプレスに
    おいて、 不均質廃棄物の圧縮中に圧縮チャンバ(9)の出口開口
    (11)をシールする第1位置と、圧縮チャンバ(9)
    から固体相を取り出す出口開口(11)を開放する第2
    位置との間で、圧縮チャンバ(9)の軸線に対して横方
    向に移動できる構成部品(15、16、18)と、不均
    質廃棄物の圧縮中に、圧縮チャンバ(9)の出口開口
    (11)に対面する可動構成部品の面(15a)を出口
    開口(11)に対して押し付けるべく、可動構成部品
    (15、16、18)を圧縮チャンバ(9)の軸線方向
    に水平移動させる手段(20)とを有していることを特
    徴とするプレス。
  2. 【請求項2】 前記可動構成部品が摺動ブロック(1
    5)によって形成されており、該摺動ブロック(15)
    がジャッキ(16)により制御され且つ前記フレーム
    (1)と一体のスライド(17)により案内されること
    を特徴とする請求項1に記載のプレス。
  3. 【請求項3】 前記水平移動させる手段が、摺動ブロッ
    ク(15)と一体化された少なくとも1つのジャッキ
    (20)によって形成されており、該ジャッキ(20)
    のピストン(21)が圧縮チャンバ(9)の軸線と平行
    な方向に移動して、圧縮チャンバ(9)の出口開口(1
    1)とは反対側の排出チャンバ(14)の壁に当接する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプレス。
  4. 【請求項4】 前記各ジャッキ(20)のピストン(2
    1)がボア(22)内に取り付けられており、該ボア
    (22)の一端が圧縮チャンバ(9)の出口開口(1
    1)に対面する面(15a)とは反対側の摺動ブロック
    (15)の面(15b)に開口しており、ボア(22)
    の他端が底部(23)によって制限されており、ボア
    (22)が摺動ブロック(15)内に形成されているこ
    とを特徴とする請求項3に記載のプレス。
  5. 【請求項5】 前記ピストン(21)の長さがボア(2
    2)の長さよりも短く、それぞれのジャッキ(20)の
    作動チャンバ(24)を形成していることを特徴とする
    請求項4に記載のプレス。
  6. 【請求項6】 前記各ジャッキ(20)のピストン(2
    1)を貫通しているボルト(27)が、排出チャンバ
    (14)の壁と接触するようになった横方向面(21
    b)とは反対側のピストン(21)の横方向面(21
    a)に当接する第1段部(28)と、ピストン(20)
    を戻すための弾性構成部品(34)に当接する第2段部
    (33)とを備えており、ピストン戻し部品(34)自
    体が、各ボア(22)内に取り付けられたカラー(3
    0)に当接していることを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれか1項に記載のプレス。
  7. 【請求項7】 前記カラー(30)が、作動チャンバ
    (24)を主チャンバ(24a)と二次チャンバ(24
    b)とに分割し、これらの両チャンバ(24a、24
    b)がカラー(30)に設けられた少なくとも1つの孔
    (35)を介して互いに連通していることを特徴とする
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載のプレス。
  8. 【請求項8】 前記摺動ブロック(15)が、1つ又は
    複数のジャッキ(20)のチャンバ(24a、24b)
    に加圧流体を同時に供給するための単一の分配チャンネ
    ル(37)を備えていることを特徴とする請求項1乃至
    7のいずれか1項に記載のプレス。
  9. 【請求項9】 前記水平移動させる手段が、摺動ブロッ
    ク(15)によって形成されたジャケット内で摺動する
    平ピストン(50)により形成されていることを特徴と
    する請求項1又は2に記載のプレス。
JP4002289A 1991-01-10 1992-01-09 廃棄物を圧縮し且つ処理するプレス Pending JPH06122097A (ja)

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