JP6300561B2 - 揚げカス圧縮器及びこれを備える揚げカス処理装置 - Google Patents

揚げカス圧縮器及びこれを備える揚げカス処理装置 Download PDF

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この発明は、天ぷらカスやフライカスなどの揚げカスを圧縮して減容させるとともに、含有する油を搾る揚げカス圧縮器及びこれを備えている揚げカス処理装置に関する。
天ぷらやフライなどの揚げものを提供する飲食店や、総菜売り場などでは天ぷらやフライの揚げカスが大量に発生する。揚げカスをそのまま廃棄する場合、収容スペースの確保が困難である、廃棄コストの低廉化が難しい、自然発火火災の危険がある、等々の問題が指摘されていた。
そこで、揚げカスを圧縮して減容させると共に、揚げカスに含有されている油を搾って有効な再利用に供する目的で種々の揚げカス処理装置が従来から提案されていた(特許文献1)。
また、特許文献2には、圧縮抵抗の異なる揚げカスが次々に供給された場合でも、圧縮抵抗に適した適当な力で揚げカスを圧縮することができる揚げカス処理装置が提案されている。
特開2005−13802号公報 特開2007−229731号公報
特許文献2で提案されている揚げカス処理装置は、揚げカス送り方向に圧縮断面積が狭くなるように同室断面積を絞る搾油ダイスを備えている。この揚げカス処理装置によれば、この搾油ダイスの圧縮室内の初期位置への突出量、当該搾油ダイスの後退位置、及び当該ダイスの付勢力を調整することで、圧縮抵抗の異なる揚げカスが次々に供給された場合でも、圧縮抵抗に適した適当な力で揚げカスを圧縮することができるとされている。
ここで、前記搾油ダイスの圧縮室内の初期位置への突出量を調整するためには、押し棒のフランジ部と補強板間に介装されたスペーサの枚数を変更する必要がある。そのため、前記突出量を調整するごとに特許文献2の図3に図示の付勢手段及びその近傍の部品を分解しなければならないので、その分解・再組立て作業が煩雑となる。
そこで、この発明は、搾油ダイスの圧縮室内の初期位置への突出量を調整するのに必要な部品の分解・再組立て作業を必要としない揚げカス圧縮器及びこれを備えている揚げカス処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、以下の発明を提案する。
請求項1記載の発明は、
揚げカスが供給されて当該揚げカスが圧縮されるともに、含有する油を搾り出す室であって、上面蓋を有し、揚げカス供給口、圧縮された前記揚げカスの排出口及び油搾出孔を有する圧縮室と、
前記圧縮室内でスライドして前記揚げカスを圧縮しながら前記排出口方向へ押すスライダと、
前記圧縮室における前記排出口の手前側の室内に前記上面蓋の内面から下方に突出して、揚げカス送り方向に圧縮室断面積が狭くなるように同室断面積を絞る搾油ダイスと、
前記搾油ダイスを前記圧縮室内に突出する方向に付勢する付勢手段と、
前記搾油ダイスの圧縮室内の初期位置への突出量を設定する調整手段と、
を備える揚げカス圧縮器であって、
前記付勢手段は、
前記搾油ダイスを下方に押し出す棒部材と、
前記棒部材を下方に付勢する弾性部材と、
前記弾性部材を上下から挟む上部ベース部材及び下部ベース部材と、
を備え、
前記調整手段は、
前記上部ベース部材に形成されている傾斜面に沿って移動可能なスライド部と、
前記上部ベース部材及び下部ベース部材の内部に形成されている空洞部内を前記スライダの進退方向に移動可能な柱状部と、
を備えるスライド体と、
前記スライド体に接続され、前記スライド体を前記スライダの進退方向に移動させる調整ベース部材と、
を備える
ことを特徴とする揚げカス圧縮器である。
請求項2記載の発明は、
請求項1記載の揚げカス圧縮器と、前記揚げカスを受け入れて前記揚げカス圧縮器の前記揚げカス供給口に供給するホッパーとを備えていて、前記揚げカスを圧縮して減容させると共に前記揚げカスが含有している油を搾り取る揚げカス処理装置である。
この発明によれば、搾油ダイスの圧縮室内の初期位置への突出量を調整するのに必要な部品の分解・再組立て作業を必要としない揚げカス圧縮器及びこれを備えている揚げカス処理装置を提供することができる。
本発明の揚げカス圧縮器及びこれを備える揚げカス処理装置の一例を表す図である。 本発明の揚げカス圧縮器の一例を表す図であって、(a)一部を省略した平面図、(b)一部を省略した側面図、(c)一部を省略した正面図である。 本発明の揚げカス圧縮器を構成する下部ベースを表す図であって、(a)平面図、(b)側面図、(C)正面図である。 本発明の揚げカス圧縮器を構成する上部ベースを表す図であって、(a)平面図、(b)側面図、(C)正面図である。 本発明の揚げカス圧縮器を構成する下部スライドベースを表す図であって、(a)平面図、(b)側面図、(C)正面図である。 本発明の揚げカス圧縮器を構成する上部スライドベースを表す図であって、(a)平面図、(b)側面図、(C)正面図である。 本発明の揚げカス圧縮器を構成する調整ベースを表す図であって、(a)平面図、(b)側面図である。 (a)本発明の揚げカス圧縮器による揚げカスの圧縮処理を表す図、(b)搾油ダイスの圧縮室内の初期位置への突出量を調整した状態を表す図、(c)従来の搾油ダイスの圧縮室内の初期位置への突出量を調整する状態を表す概略図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。この発明は、天ぷらカスやフライカスなどの揚げカスを圧縮して減容させるとともに、含有する油を搾る揚げカス圧縮器及びこれを備えている揚げカス処理装置である。
1.揚げカス処理装置の構成
図1は、本発明に係る揚げカス圧縮器を備える揚げカス処理装置の一例を表す図である。図示の揚げカス処理装置1は、天ぷらカスやフライカスなどの揚げカスが供給されて当該揚げカスが圧縮されるとともに、含有する油を搾り出す室であって、上面蓋2を有し、揚げカス供給口3、圧縮された前記揚げカスの排出口4及び複数の油搾出孔5、5が設けられている底板13を有する圧縮室6を備えている。
揚げカス処理装置1は、圧縮室6内でスライドして前記揚げカスを圧縮しながら排出口4方向へ押すスライダ7と、圧縮室6における排出口4の手前側の室内に上面蓋2の内面から下方に突出して、揚げカス送り方向に圧縮室断面積が狭くなるように同室断面積を絞る搾油ダイス8と、搾油ダイス8を圧縮室6内に突出する方向に付勢する付勢手段9を備えている。
付勢手段9は、搾油ダイス8の圧縮室6内の初期位置への突出量を設定する調整手段10を備えている。
付勢手段9が上面蓋2の上部に取り付けられ、前記揚げカスを圧縮する揚げカス圧縮器11が構成される。
揚げカス処理装置1は、揚げカス供給口3に取り付けられ、前記揚げカスが投入されるホッパー12を備えている。
天ぷらカスやフライカスなどの揚げカスは、ホッパー12へ投入され、揚げカス供給口3を通って圧縮室6内へ落下する。そして前記揚げカスは、スライダ7の進退運動によって圧縮室6内を排出口4の方向へ進む。
圧縮室6における排出口4の手前側の室内に、棒状又は板状の搾油ダイス8が上面蓋2の内面から下方に突出しているので、排出口4付近では前記揚げカスが前後方向及び上下方向から圧縮される。
また、このとき、圧縮された揚げカスに含有されている油は、底板13に設けられている複数の油搾出孔5、5から下方に落下し、油受けトレイ等を介して容器に回収される。
2.揚げカス圧縮器の構成
図2は、本発明の揚げカス圧縮器11の一例を表す図であって、一部を省略した図である。図示の揚げカス圧縮器11は、圧縮室6の上面蓋2の上部に付勢手段9が取り付けられた構造となっている。
2−1.付勢手段の構成
図2乃至図4を参照して付勢手段9の構成を説明する。棒状又は板状の搾油ダイス8を圧縮室6内に突出するように付勢する付勢手段9は、圧縮室6の上面蓋2の上部に設けられている(図2(c))。
付勢手段9は、図2(b)、(c)に示すように、下部ベース14に取り付けられ、棒状又は板状の搾油ダイス8を下方に押す押し棒19と、押し棒19をその下端部で下方に付勢するコイルバネ18と、押し棒19の上端を保持するとともに、コイルバネ18の上端を押さえる上部ベース15及び、棒状又は板状の搾油ダイス8の圧縮室6内の初期位置への突出量を調整する調整手段10とを備えている。
下部ベース14と上部ベース15とは、複数の支柱部材20で接続されている。押し棒19及びコイルバネ18が下部ベース14と上部ベース15との間に挟まれるような構造であれば、支柱部材20に限られず、下部ベース14と上部ベース15それぞれの両側端部を側板部材等で接続する等の手法も採用することができる。
押し棒19は、その上部19aが上部ベース15の貫通孔15b(図4)を貫通し、フランジ部19bが下部ベース14の上面に当接し(図2(b))、下部19cが下部ベース14の貫通孔14b(図3)を貫通し、最下部のネジ部19dが圧縮室6の上面蓋2の内面から圧縮室6内に突き出ている。
ネジ部19dは棒状又は板状の搾油ダイス8のネジ孔(非図示)に螺合し、棒状又は板状の搾油ダイス8が押し棒19に固定されている(図2(b))。
コイルバネ18は、押し棒19の上部19aの周りに外嵌されており、その上下が上部ベース15とフランジ部19bとの間に挟まれている(図2(b))。
図示の形態では、コイルバネ18及び押し棒19の数をそれぞれ二つとしているが、圧縮室6の寸法に従って適宜調整することができる。
2−2.調整手段の構成
図2乃至図7を参照して、付勢手段9が備える調整手段10について説明する。調整手段10は、棒状又は板状の搾油ダイス8の圧縮室6内の初期位置への突出量を調整する機能を有する。
調整手段10は、下部スライドベース16(図5)と、下部スライドベース16に接続される上部スライドベース17(図6)と、下部スライドベース16に接続される調整ベース25(図7)とを備えている。
下部スライドベース16は、下部ベース14に形成されている空洞部14aの内部に位置しており(図2(a))、下部スライドベース16の下部16bにシャフト孔16dが設けられている(図5)。シャフト孔16dにシャフト21が挿入され、シャフト21は空洞部14aの両側面に設けられているガイド溝14cに沿って、スライダ7が進退する方向に摺動する。
シャフト16がガイド溝14cに沿って摺動するに伴って、下部スライドベース16は空洞部14a内をスライダ7が進退する方向に移動する。
上部スライドベース17は、スライド部17aと、下部17bとで構成されている(図6)。下部17bはスライド部17aと一体成型されており、下部17bと下部スライドベース16の上部16aとが、ボルト孔23b、16cを介してボルト22b(図2(b))で接続されて、柱状のスライド体が形成される構造となっている。下部スライドベース16と上部スライドベース17との接続による前記スライド体の構造は上記の構造の他、一体成型する構造でもよい。
上部スライドベース17は、上部ベース15に形成されている空洞部15aの内部に位置している(図2(a))。
図示の形態でのスライド部17aは、その両側部が下部17bの両側部からスライダ7が進退する方向と直角の方向に伸びている板状体となっている。
また、スライド部17aの両側部の下側は、揚げカス送り方向で前下方向に傾斜する傾斜面17cとなっている(図6(c))。スライド部17aは、図4(c)に図示している上部ベース15に形成されていて傾斜面17cと共通の傾斜角度を有する傾斜面15cに沿って、スライダ7が進退する方向に摺動する。
シャフト16がガイド溝14cに沿って摺動するに伴って、下部スライドベース16及び上部スライドベース17が一体となって空洞部14a及び空洞部15a内をスライダ7が進退する方向に移動するとともに、スライド部17aが上部ベース15に形成されている傾斜面15cに沿って移動する。
調整ベース25は、図示の形態では板状体で構成されている(図7)。調整ベース25には、ボルト孔23c、23dが設けられている。調整ベース25と下部スライドベース16とは、ボルト孔23cと下部スライドベース16ボルト孔23aを介してボルト22aがナット24に螺合されて接続されている(図2、図5、図7)。
ボルト22aを締めるか又は緩めることで、シャフト16がガイド溝14cに沿って摺動する。それに伴って、下部スライドベース16及び上部スライドベース17が一体となって空洞部14a及び空洞部15a内をスライダ7が進退する方向に移動するとともに、スライド部17aが上部ベース15に形成されている傾斜面15cに沿って移動する。
また、調整ベース25の下部は、ボルト孔23d及び下部ベース14に設けられているボルト孔23e(図3(a))にボルト22cが螺合されて下部ベース14に固定されている。
3.搾油ダイスの付勢機構の動作
図8(a)を参照して搾油ダイスの付勢機構の動作を説明する。コイルバネ18は、上部ベース15とフランジ部19bとに挟まれて圧縮されており、押し棒19のフランジ部19bは下方に付勢されている。
フランジ部19bが下方に付勢されていることにより、押し棒19のネジ部19dに螺合して固定された棒状又は板状の搾油ダイス8は下方に付勢された状態で圧縮室6内に突出している。
圧縮室6内でスライダ9に押されて進んだ揚げカス26は、棒状又は板状の搾油ダイス8と底板13との間で絞られながら圧縮されて搾油され、揚げカス26が減容する。
圧縮された揚げカス26に含有されている油は、底板13に設けられている複数の油搾出孔5、5から下方に落下し、油受けトレイ等を介して容器に回収される。
減容された揚げカス26は、棒状又は板状の搾油ダイス8の下を通過し排出口4から排出される。
4.搾油ダイスの圧縮室内への突出長さの調整
図8(b)を参照して搾油ダイスの圧縮室内への突出長さの調整について説明する。図の中央は棒状又は板状の搾油ダイス8の圧縮室6内への突出長さの基準を表したものである。この状態において、コイルバネ18は、上部ベース15とフランジ部19bとに挟まれて圧縮されており、押し棒19のフランジ部19bは下方に付勢されている。
フランジ部19bが下方に付勢されていることにより、押し棒19のネジ部19dに螺合して固定された棒状又は板状の搾油ダイス8は下方に付勢された状態で圧縮室6内に突出している。
図の中央の状態(基準となる位置)から、図の左の状態へボルト22aを緩めると、シャフト16がガイド溝14cに沿って摺動する。それに伴って下部スライドベース16及び上部スライドベース17が一体となって空洞部14a及び空洞部15a内を揚げカス送り方向に移動するとともに、スライド部17aが上部ベース15に形成されている傾斜面15cに沿って移動する。
この場合、スライド部17aが上部ベース15に形成されている傾斜面15cに沿って移動することによって、コイルバネ18への圧縮が弱まり、押し棒19のフランジ部19bは矢印29の方向へ上昇する。
押し棒19のフランジ部19bが上昇した変位量Dは棒状又は板状の圧搾ダイス8が上昇した変位量でもあるので、棒状又は板状の搾油ダイス8の圧縮室6内への突出長さは減少し、棒状又は板状の搾油ダイス8から圧縮室6の底板13までの高さは増加する。
次に、図の中央の状態(基準となる位置)から、図の右の状態へボルト22aを締めると、シャフト16がガイド溝14cに沿って摺動する。それに伴って、下部スライドベース16及び上部スライドベース17が一体となって空洞部14a及び空洞部15a内を揚げカス送り方向とは反対の方向に移動するとともに、スライド部17aが上部ベース15に形成されている傾斜面15cに沿って移動する。
この場合、スライド部17aが上部ベース15に形成されている傾斜面15cに沿って移動することによって、コイルバネ18への圧縮が強まり、押し棒19のフランジ部19bは矢印30の方向へ下降する。
押し棒19のフランジ部19bが下降した変位量D2は棒状又は板状の圧搾ダイス8が下降した変位量でもあるので、棒状又は板状の搾油ダイス8の圧縮室6内への突出長さは増加し、搾油ダイス8から圧縮室6の底板13までの高さは減少する。
図8(c)は、従来の付勢手段における搾油ダイスの圧縮室内への突出長さの調整の手法を表す概略図である。
従来の調整方法は、図示のようにフランジ部にワッシャー27を追加あるいはフランジ部からワッシャー27を取り外すものであった。
また、押し棒のネジ部と搾油ダイスとの間にスペーサを追加あるいは、押し棒のネジ部と搾油ダイスとの間のスペーサ28を取り外すものであった。
これら従来の手法の場合、調整するごとに押し棒、コイルバネ、搾油ダイス等の部品を分解・再組立てする必要があり、その作業が煩雑なものとなっていた。
上記で説明したように、ボルト22aを締めるか又は緩めることで、シャフト16がガイド溝14cに沿って摺動する、それに伴って、下部スライドベース16及び上部スライドベース17を、スライダ7が進退する方向に一体となって空洞部14a及び空洞部15a内を移動させるとともに、スライド部17aを上部ベース15に形成されている傾斜面15cに沿って移動させることができる。
そして、スライド部17aを上部ベース15に形成されている傾斜面15cに沿って移動させてコイルバネ18の付勢力を調節し、押し棒19のフランジ部19bの変位量を調節することができる。
このように、本発明の揚げカス圧縮器及びこれを備える揚げカス処理装置によれば、押し棒、コイルバネ、搾油ダイス等の部品を分解・再組立てせずとも搾油ダイスの圧縮室内への突出長さを調整することができる。
以上、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明したが本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々の形態に変更可能である。
1 揚げカス処理装置
2 上面蓋
3 揚げカス供給口
4 排出口
5 油搾出孔
6 圧縮室
7 スライダ
8 搾油ダイス
9 付勢手段
10 調整手段
11 揚げカス圧縮器
12 ホッパー
13 底板
14 下部ベース
14a 空洞部
14b 貫通孔
14c ガイド溝
15 上部ベース
15a 空洞部
15b 貫通孔
15c 傾斜面
16 下部スライドベース
16a 下部スライドベースの上部
16b 下部スライドベースの下部
16c ネジ孔
16d シャフト孔
17 上部スライドベース
17a スライド部
17b 上部スライドベースの下部
17c 傾斜面
18 コイルバネ
19 押し棒
19a 押し棒の上部
19b フランジ部
19c 押し棒の下部
19d 押し棒のネジ部
20 支柱部材
21 シャフト
22a、22b、22c ボルト
23a、23b、23c、23d、23e ボルト孔
24 ナット
25 調整ベース
26 揚げカス
27 ワッシャー
28 スペーサ

Claims (2)

  1. 揚げカスが供給されて当該揚げカスが圧縮されるともに、含有する油を搾り出す室であって、上面蓋を有し、揚げカス供給口、圧縮された前記揚げカスの排出口及び油搾出孔を有する圧縮室と、
    前記圧縮室内でスライドして前記揚げカスを圧縮しながら前記排出口方向へ押すスライダと、
    前記圧縮室における前記排出口の手前側の室内に前記上面蓋の内面から下方に突出して、揚げカス送り方向に圧縮室断面積が狭くなるように同室断面積を絞る搾油ダイスと、
    前記搾油ダイスを前記圧縮室内に突出する方向に付勢する付勢手段と、
    前記搾油ダイスの圧縮室内の初期位置への突出量を設定する調整手段と、
    を備える揚げカス圧縮器であって、
    前記付勢手段は、
    前記搾油ダイスを下方に押し出す棒部材と、
    前記棒部材を下方に付勢する弾性部材と、
    前記弾性部材を上下から挟む上部ベース部材及び下部ベース部材と、
    を備え、
    前記調整手段は、
    前記上部ベース部材に形成されている傾斜面に沿って移動可能なスライド部と、
    前記上部ベース部材及び下部ベース部材の内部に形成されている空洞部内を前記スライダの進退方向に移動可能な柱状部と、
    を備えるスライド体と、
    前記スライド体に接続され、前記スライド体を前記スライダの進退方向に移動させる調整ベース部材と、
    を備える
    ことを特徴とする揚げカス圧縮器。
  2. 請求項1記載の揚げカス圧縮器と、前記揚げカスを受け入れて前記揚げカス圧縮器の前記揚げカス供給口に供給するホッパーとを備えていて、前記揚げカスを圧縮して減容させると共に前記揚げカスが含有している油を搾り取る揚げカス処理装置。
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