JP2007207742A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プラズマディスプレイ装置において、維持電極側の接続構造に起因する輝度差をなくすことを目的とする。
【解決手段】維持電極44の端子取出し部45は、前記複数列の全ての維持電極44をパネル本体の有効表示領域外で共通に接続する共通接続パターン46と、この共通接続パターン46に接続されかつ前記FPC31それぞれが接続される複数の接続ブロック47とで構成し、前記接続ブロック47をほぼ等間隔のピッチで設けたもので、FPC31に流れ込む電流が異なることによって発生する輝度差を改善することができる。
【選択図】図4
【解決手段】維持電極44の端子取出し部45は、前記複数列の全ての維持電極44をパネル本体の有効表示領域外で共通に接続する共通接続パターン46と、この共通接続パターン46に接続されかつ前記FPC31それぞれが接続される複数の接続ブロック47とで構成し、前記接続ブロック47をほぼ等間隔のピッチで設けたもので、FPC31に流れ込む電流が異なることによって発生する輝度差を改善することができる。
【選択図】図4
Description
本発明は、大画面で、薄型、軽量のディスプレイ装置として知られているプラズマディスプレイ装置に関するものである。
プラズマディスプレイ装置は、液晶パネルに比べて高速の表示が可能であり視野角が広いこと、大型化が容易であること、自発光型であるため表示品質が高いことなどの理由から、フラットパネルディスプレイ技術の中で最近特に注目を集めている。
一般に、このプラズマディスプレイ装置では、ガス放電により紫外線を発生させ、この紫外線で蛍光体を励起して発光させカラー表示を行っている。そして、基板上に隔壁によって区画された表示セルが設けられており、これに蛍光体層が形成されている構成を有する。
このプラズマディスプレイ装置には、大別して、駆動的にはAC型とDC型があり、放電形式では面放電型と対向放電型の2種類があるが、高精細化、大画面化および製造の簡便性から、現状では、プラズマディスプレイ装置の主流は、3電極構造の面放電型のもので、その構造は、一方の基板上に平行に隣接した走査電極、維持電極という表示電極対を有し、もう一方の基板上に表示電極と交差する方向に配列されたアドレス電極と、隔壁、蛍光体層を有するもので、比較的蛍光体層を厚くすることができ、蛍光体によるカラー表示に適している。
プラズマディスプレイ装置におけるパネル本体の構造について図7を用いて説明する。図7に示すように、ガラス基板などの透明な前面側の基板1上には、走査電極と維持電極とで対をなすストライプ状の表示電極2が複数列形成され、そしてその電極群を覆うように誘電体層3が形成され、その誘電体層3上には保護膜4が形成されている。
また、前記前面側の基板1に対向配置される背面側の基板5上には、走査電極及び維持電極の表示電極2と交差するように、オーバーコート層6で覆われた複数列のストライプ状のアドレス電極7が形成されている。このアドレス電極7間のオーバーコート層6上には、アドレス電極7と平行に複数の隔壁8が配置され、この隔壁8間の側面およびオーバーコート層6の表面に蛍光体層9が設けられている。
これらの基板1と基板5とは、走査電極および維持電極の表示電極2とアドレス電極7とがほぼ直交するように、微小な放電空間を挟んで対向配置されるとともに、周囲が封止され、そして前記放電空間には、ヘリウム、ネオン、アルゴン、キセノンのうちの一種または混合ガスが放電ガスとして封入されている。また、放電空間は、隔壁8によって複数の区画に仕切ることにより、表示電極2とアドレス電極7との交点が位置する複数の放電セルが設けられ、その各放電セルには、赤色、緑色及び青色となるように蛍光体層9が一色ずつ順次配置されている。
図8にこのパネル本体の電極配列を示している。図8に示すように走査電極および維持電極とアドレス電極とは、M行×N列のマトリックス構成であり、行方向にはM行の走査電極SCN1〜SCNMおよび維持電極SUS1〜SUSMが配列され、列方向にはN列のアドレス電極D1〜DNが配列されている(特許文献1参照)。
このような電極構成のパネル本体においては、アドレス電極と走査電極の間に書き込みパルスを印加することにより、アドレス電極と走査電極の間でアドレス放電を行い、放電セルを選択した後、走査電極と維持電極との間に、交互に反転する周期的な維持パルスを印加することにより、走査電極と維持電極との間で維持放電を行い、所定の表示を行うものである。
また、維持電極の端子取出し部は、1枚のフレキシブル配線板(以下、FPCという)の端子数の単位で複数の接続ブロックに分けられており、その接続ブロックそれぞれにFPCが接続されている。
そして、維持電極を駆動する波形が1種類の場合には、不必要なインピーダンス、インダクタンスによる波形ひずみを防止するために、FPCの銅箔部はベタパターンとしている。
特開2000−47636号公報
ところが、このようなプラズマディスプレイ装置においては、維持電極駆動用のFPCに流れ込む電流が異なることにより、不具合が発生する。例えば、放電領域の維持電極を等分に分割して6枚のFPCを接続している場合、有効表示領域の上部の1/12が黒色表示で、有効表示領域の残りが全白表示の映像であったとすると、最上部のFPCのみが流れ込む電流が少ないため、インピーダンスやインダクタンスによる駆動波形電圧ロスが小さくなり、そのため最上部のFPCに電流が流れ込む放電セルへの実印加電圧が他よりも高くなってしまう。このため、同じ輝度を表現するはずであるのに、その部分の輝度が高くなり、輝度差が発生するという課題が発生していた。
本発明はこのような課題に鑑みなされたもので、維持電極側の接続構造に起因する輝度差をなくすことを目的としている。
上記目的を達成するために本発明のプラズマディスプレイ装置は、維持電極の端子取出し部は、複数列の全ての維持電極をパネル本体の有効表示領域外で共通に接続する共通接続パターンと、この共通接続パターンに接続されかつ前記複数の配線板それぞれが接続される複数の接続ブロックとで構成し、前記接続ブロックをほぼ等間隔のピッチで設けたものである。
本発明によるプラズマディスプレイ装置によれば、従来から課題となっていた維持電極側のFPCに流れ込む電流が異なることによって発生する輝度差を改善することができるという効果が得られる。すなわち、パネル本体の全ての維持電極を配線板が接続される接続ブロックの側近で接続し、かつ接続ブロックをほぼ等間隔のピッチで配置することにより、維持電極に接続される配線板のそれぞれに流れ込む電流がほぼ等しくなり、配線板内部の銅箔パターンの見かけ上のインピーダンス、インダクタンスが変化して発生する波形ひずみ量の差を軽減することができる。
すなわち、本発明のプラズマディスプレイ装置では、一方の基板上に複数列の維持電極及び走査電極を設けたパネル本体を有し、パネル本体の有効表示領域外の一辺に前記維持電極の駆動回路に接続するための端子取出し部を配設するとともに、その端子取出し部に複数の配線板を電気的に接続したプラズマディスプレイ装置において、前記維持電極の端子取出し部は、前記複数列の全ての維持電極をパネル本体の有効表示領域外で共通に接続する共通接続パターンと、この共通接続パターンに接続されかつ前記複数の配線板それぞれが接続される複数の接続ブロックとで構成し、前記接続ブロックをほぼ等間隔のピッチで設けたことを特徴とするものである。
また、前記接続ブロックのピッチは、共通接続パターンの長さをL1、パネル本体の端子取出し部が配設される側の辺の長さをL2、接続ブロックの数をNとしたとき、L1/N±(L2−L1)/Nを満たす範囲としたものである。
以下、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイ装置について、図1〜図6を用いて説明するが、本発明の実施の態様はこれに限定されるものではない。
図1にプラズマディスプレイ装置の全体構成の一例を示している。図において、11は図7、図8に示す構成のパネル本体であり、このパネル本体11を収容する筐体は、前面枠12と金属製のバックカバー13とから構成され、前面枠12の開口部には光学フィルターおよびパネル本体11の保護を兼ねたガラスなどからなる前面カバー14が配置されている。また、この前面カバー14には電磁波の不要輻射を抑制するために、例えば銀蒸着が施されている。さらに、バックカバー13には、パネル本体11などで発生した熱を外部に放出するための複数の通気孔13aが設けられている。
前記パネル本体11は、アルミニウムなどからなるシャーシ部材15の前面に熱伝導シート16を介して接着することにより保持され、そしてシャーシ部材15の後面側には、パネル本体11を表示駆動させるための複数の回路ブロック17が取り付けられている。前記熱伝導シート16は、パネル本体11で発生した熱をシャーシ部材15に効率よく伝え、放熱を行うためのものである。また、回路ブロック17はパネル本体11の表示駆動とその制御を行うための電気回路を備えており、パネル本体11の縁部に引き出された電極引出部に、シャーシ部材15の四辺の縁部を越えて延びる複数のフレキシブル配線基板(図示せず)によって電気的に接続されている。
また、シャーシ部材15の後面には、回路ブロック17を取付けるとともに、バックカバー13を固定するためのボス部15aがダイカストなどによる一体成型により突設されている。なお、このシャーシ部材15は、アルミニウム平板に固定ピンを固定して構成してもよい。
図2はこのような構成のプラズマディスプレイ装置において、バックカバー13を外して内部の配置構造を示す平面図であり、図2において走査電極の駆動回路が構成された走査電極駆動回路ブロック21はパネル本体11の走査電極に所定の信号電圧を供給し、維持電極の駆動回路が構成された維持電極駆動回路ブロック22はパネル本体11の維持電極に所定の信号電圧を供給し、アドレス電極の駆動回路が構成されたアドレスドライバ回路ブロック23はパネル本体11のアドレス電極に所定の信号電圧を供給するもので、走査電極駆動回路ブロック21、維持電極駆動回路ブロック22はシャーシ部材15の幅方向の両端部にそれぞれ配置され、またアドレスドライバ回路ブロック23はシャーシ部材15の高さ方向の下端部に配置されている。
制御回路ブロック24は、テレビジョンチューナなどの外部機器に接続するための接続ケーブルが着脱可能に接続される入力端子部を備えた入力信号回路ブロック25から送られる映像信号に基づき、画像データをパネル本体11の画素数に応じた画像データ信号に変換してアドレスドライバ回路ブロック23に供給すると共に、放電制御タイミング信号を発生し、各々走査電極駆動回路ブロック21および維持電極駆動回路ブロック22に供給し、階調制御などの表示駆動制御を行うもので、シャーシ部材15のほぼ中央部に配置されている。
電源ブロック26は、前記各回路ブロックに電圧を供給するもので、前記制御回路ブロック24と同様、シャーシ部材15のほぼ中央部に配置され、電源ケーブル(図示せず)が装着されるコネクタ27を有する電源入力ブロック28を通して商用電源電圧が供給される。
ブラケット29はスタンドポールに装着されるもので、シャーシ部材15の高さ方向の下端部の位置に取り付けられている。据置用のスタンドに取り付けたスタンドポールの先端部をブラケット29の孔に挿入し、ビスなどによりスタンドポールをブラケット29に固定することによりスタンドが取り付けられ、これによりパネル本体を立てた状態で保持されることとなる。
FPC30、31は、パネル本体11の走査電極、維持電極の端子取出し部と走査電極駆動回路ブロック21、維持電極駆動回路ブロック22のプリント配線板とを接続するものである。また、FPC32はパネル本体11のアドレス電極の端子取出し部とアドレスドライバ回路の駆動回路を搭載したプリント配線板とを接続するものであり、それぞれパネル本体11の外周部を通して、前面側より背面側に180度湾曲させて引き回して配置している。
図3は図2の維持電極駆動回路ブロック側を拡大して示す図である。図3に示すように、維持電極駆動回路ブロック22は、基板33上にFPC31がそれぞれ接続される複数のコネクタ34を配置し、そのコネクタ34にはFPC31の一方を挿入し、もう一方を維持電極の端子取出し部に接続して、基板の回路パターンと接続するように構成している。また、維持電極駆動回路ブロック22では、維持電極に印加される駆動波形における、回路素子あるいは基板上の銅箔による波形ひずみを軽減するために、複数のコネクタ34の全てのピン端子に対して回路で発生させた維持駆動波形電圧を伝達するための導電パターンである銅箔(図示せず)は、複数の素子の出力をひとつにまとめて接続するように、幅広の共通パターン、いわゆるベタパターンとして構成されている。
図4にパネル本体11の前面板の概略図を示しており、パネル本体11は、図7に示すように、放電空間を形成して対向する一方の基板上に互いに平行な複数列の維持電極及び走査電極を設けるとともに、他方の基板に前記走査電極及び維持電極と交差するように複数列のアドレス電極とを設けることにより複数の放電セルを有する構成である。
図4において、41はパネル本体11の前面板、42は走査電極、43は走査電極42の端子取出し部、44は維持電極、45は維持電極44の端子取出し部である。この維持電極44の端子取出し部45に接続されるFPC31は、接続部分の端子は各維持電極44に対応するように複数に分割されているが、フィルム内ではパターン部分は、幅広の銅箔からなる共通パターン、いわゆるベタパターンで構成され、共通に接続されている。
また、維持電極44の端子取出し部45は、複数列の全ての維持電極44をパネル本体11の有効表示領域D外で共通に接続する共通接続パターン46と、この共通接続パターン46に接続されかつ前記複数のFPC31それぞれが接続される複数の接続ブロック47とで構成されている。なお、接続ブロック47は、1枚のFPC31の端子数の単位で、複数のブロックに分けることにより設けられている。また、共通接続パターン46は、インピーダンス・インダクタンス低減のため、Agの薄膜により形成されており、前面板41の有効表示領域D内にある全ての維持電極44がパネル本体11の短辺側の有効表示領域D外にて共通に接続されている。
また、前記複数の接続ブロック47のピッチは、前記パネル本体11の共通接続パターン46の長さをL1、パネル本体11の端子取出し部45が配設される側の短辺の長さをL2、接続ブロック47の数をNとしたとき、L1/N±(L2−L1)/Nを満たすピッチとして配置している。そして、そこに維持電極駆動回路ブロックと電気的接続を行うためのFPC31を接続している。ここで、端子取出し部45が配設される側の短辺の長さL2とは、パネル本体11を構成する要素が配置された実質的なパネルにおける長さであり、簡易的には、パネル本体を横長に配置して見たときに、背面板側に形成される隔壁の上端位置と下端位置の間、または前面板と背面板との間の放電空間における上端位置と下端位置の間を意味する。
実際に、42インチのプラズマディスプレイパネル(セル数は縦が480本、横が852本×3)において、維持電極44の端子取出し部45に、長さ49.5cm、幅0.4cmの共通接続パターン46を設け、そして接続ブロック47として、ブロック数を6個、ピッチを等しく8.6cmとして形成したサンプルを試作した。なお、パネル本体11の短辺長は51.8cmであり、接続ブロック47の各ピッチを8.6cmという数値は、49.5cm/6枚±(51.8cm−49.5cm)/6枚=8.25cm±0.38cmの条件を満たすものである。
そして、この試作品に、図5に示すように、有効表示領域の上部1/12が黒色表示で、有効表示領域の残りが全白表示の映像パターンを受像した。その結果、下方5枚のFPC31に流れていた電流が、最上部のFPC31に対して最大0.6A流れ込むようになり、接続ブロック47で観測される駆動電圧波形とその他のFPC31で観測される波形が等しくなった。
また、比較サンプルとして共通接続パターンのない図6に示すようなパネルを試作し、本発明によるパネルと輝度差について比較したところ、図6に示す構造のパネルでは、図5中の観測点(B)の輝度が134.7cd/m2、観測点(A)の輝度が140.7cd/m2となり、観測点(A)の輝度が4.5%ほど高くなっている。なお、図6中、48はFPC31に対応する接続ブロックパターンである。
これを本発明の構造にすることにより、観測点(B)の輝度が137.7cd/m2に対し、観測点(A)の輝度が138.7cd/m2となり、その差はわずか1cd/m2、アップ率として0.7%の差とすることができた。実験を行った結果では、多くの人は3.5%を超える輝度差があるときは、その差を一目で感じとることができることから、本発明の構成とすることにより、輝度差を感じないプラズマディスプレイ装置を得ることができる。
表1に、各パネルの共通接続パターン46の長さL1、パネル本体11の端子取出し部45が配設される側の短辺の長さL2、接続ブロック47の数Nの一例を示す。
続いて、表2に本発明を用いたときのFPCピッチ範囲と実際に本発明を導入したプラズマディスプレイパネルのFPC実測ピッチを一覧で示す。
表2中のプラズマディスプレイパネルの全てが観測点(B)と観測点(A)の輝度差が3.5%以下であった。
以上説明したように本発明においては、維持電極44の端子取出し部45は、複数列の全ての維持電極44をパネル本体11の有効表示領域外で共通に接続する共通接続パターン46と、この共通接続パターン46に接続されかつFPC31それぞれが接続される複数の接続ブロック47とで構成し、接続ブロック47をほぼ等間隔のピッチで設けたことにより、維持電極44に接続されるFPC31のそれぞれに流れ込む電流がほぼ等しくなり、FPC31内部の銅箔パターンの見かけ上のインピーダンス、インダクタンスが変化して発生する波形ひずみ量の差を軽減することができ、これによってプラズマディスプレイ装置における輝度差を軽減することができる。特に、接続ブロック47のピッチは、共通接続パターン46の長さをL1、パネル本体11の端子取出し部45が配設される側の辺の長さをL2、接続ブロック47の数をNとしたとき、L1/N±(L2−L1)/Nを満たす範囲とすることにより、上記効果が確実に得られる。
なお、上記説明では共通接続パターン46をAgの薄膜により形成したが、この共通接続パターン46を形成する材料としては他の材料でもよい。
以上のように本発明によれば、プラズマディスプレイ装置における輝度差を改善する上で有用な発明である。
1、5 基板
2 表示電極
7 アドレス電極
11 パネル本体
30、31、32 フレキシブル配線板(FPC)
42 走査電極
44 維持電極
45 端子取出し部
46 共通接続パターン
47 接続ブロック
2 表示電極
7 アドレス電極
11 パネル本体
30、31、32 フレキシブル配線板(FPC)
42 走査電極
44 維持電極
45 端子取出し部
46 共通接続パターン
47 接続ブロック
Claims (4)
- 一方の基板上に複数列の維持電極及び走査電極を設けたパネル本体を有し、パネル本体の有効表示領域外の一辺に前記維持電極の駆動回路に接続するための端子取出し部を配設するとともに、その端子取出し部に複数の配線板を電気的に接続したプラズマディスプレイ装置において、前記維持電極の端子取出し部は、前記複数列の全ての維持電極をパネル本体の有効表示領域外で共通に接続する共通接続パターンと、この共通接続パターンに接続されかつ前記複数の配線板それぞれが接続される複数の接続ブロックとで構成し、前記接続ブロックをほぼ等間隔のピッチで設けたことを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
- 接続ブロックのピッチは、共通接続パターンの長さをL1、パネル本体の端子取出し部が配設される側の辺の長さをL2、接続ブロックの数をNとしたとき、L1/N±(L2−L1)/Nを満たす範囲としたことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
- 共通接続パターンはAgにより形成したことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
- 配線板はフレキシブル配線板であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
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