JP2000047596A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

プラズマディスプレイ装置

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JP2000047596A
JP2000047596A JP21704498A JP21704498A JP2000047596A JP 2000047596 A JP2000047596 A JP 2000047596A JP 21704498 A JP21704498 A JP 21704498A JP 21704498 A JP21704498 A JP 21704498A JP 2000047596 A JP2000047596 A JP 2000047596A
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film
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wiring
display device
circuit board
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Shigeo Hirano
重男 平野
Yutaka Tani
豊 谷
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイパネルや回路基板上の
部品が自然空冷によって効率よく冷却されるようにし
て、排気ファンの削減または除去により騒音及びコスト
の低減を図る。 【解決手段】 プラズマディスプレイパネルの縁部にあ
る複数の電極端子と、回路基板の端子とがフィルム状配
線38で電気的に接続されているプラズマディスプレイ
装置において、フィルム状配線38が中央部38cの幅
を端部側38a,38bの幅よりも狭く形成してある。
そのためにフィルム状配線38の中央部38cでは、複
数の配線40が絶縁状態を保ちつつ二層のフィルム層に
分けて積層されている。これにより、フィルム状配線3
8を横列配列したときに空間ができ、空冷効果が増す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイ装置に関し、より詳しくは、プラズマディスプレイ
パネル(以下、PDPと称す)の縁部の電極端子と回路
基板とを接続するフィルム状配線の形状に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、大画面で、かつ薄型のディスプレ
イ装置としてプラズマディスプレイ装置が実用化されて
いる。このプラズマディスプレイ装置は、前面ガラス基
板と背面ガラス基板とを貼り合わせてなるPDPにおい
て、これら二枚のガラス基板間の微小空間に放電ガスを
封入し、この放電ガス中における放電により発生する紫
外線を背面ガラス基板上の蛍光体に照射して発光表示さ
せるものである。このため、PDPは全面にわたって放
電を繰り返し行うことによりかなりの高温となる。
【0003】また、プラズマディスプレイ装置は通常、
シャーシ部材を備えている。このシャーシ部材は、その
前面に前記PDPが固定されると共にその後面にはPD
Pの発光表示を駆動制御する複数の回路基板を支持して
いるが、これらの回路基板上の部品からも相当量の発熱
がある。
【0004】前記PDP及び回路基板上の部品からの発
熱によって、PDPやシャーシ部材等を収容したケース
内部の温度が上昇する。これを放置すると高温によりP
DPの破損や駆動回路の誤動作等の不都合が発生し、プ
ラズマディスプレイ装置の信頼性が低下するため、プラ
ズマディスプレイ装置ではPDPや回路基板上の部品か
らの発熱に対していかに冷却するかが大きな問題となっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】PDP及び回路基板上
の部品からの発熱によりケース内で昇温した空気は上昇
してケース上部の通気孔から外部に排気されるように構
成されている。しかしながら、ケース内の上部には、P
DPの縁部の電極端子と回路基板とを接続する多数のフ
ィルム状配線があり、これらのフィルム状配線が上昇し
てきた空気の流路をふさぐようにほとんど隙間なく存在
しているため、空気の流れが阻害されてケース内部の冷
却効率を低下させる原因となっていた。また、ケース内
の下部においてもPDPの縁部の電極端子と回路基板と
を接続する多数のフィルム状配線がほとんど隙間なく存
在しており、これによってもまたケース下部の通気孔か
らの室温の空気の流入が阻害され、室温の空気によりP
DPや回路基板上の部品が冷却されにくい状態になって
いた。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、前記課題を解決
するため本発明は、シャーシ部材の前面に支持されたプ
ラズマディスプレイパネルの縁部にある複数の電極端子
と、前記シャーシ部材の後面に支持された回路基板とが
フィルム状配線で電気的に接続されているプラズマディ
スプレイ装置において、前記フィルム状配線について中
央部の幅を端部側の幅よりも狭く形成したものである。
ここで、前記フィルム状配線はその中央部において複数
の配線が絶縁状態を保ちつつ少なくとも二層以上に積層
されていることによって幅が狭くなっている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実
施形態であるプラズマディスプレイ装置10の分解斜視
図である。このプラズマディスプレイ装置10は、一つ
に組み合わされてケース12を構成するフロントケース
部14及びバックケース部16と、ケース12内に収容
される内部ユニット26とを備えている。フロントケー
ス部14の上部と下部には、それぞれ複数の通気孔1
8,20が幅方向にわたって形成され、その前面にはガ
ラス等からなる透光部22を有している。また、バック
ケース部16の上部と下部にも、それぞれ複数の通気孔
18,20(上部の通気孔18のみ図示)が幅方向にわ
たって形成されている。
【0008】内部ユニット26は、例えばアルミダイカ
スト製のシャーシ部材28と、このシャーシ部材28の
前面に両面接着テープ29で接着固定されたPDP32
と、シャーシ部材28とPDP32との間に介在させた
シリコーン等からなる熱伝導シート34と、シャーシ部
材28の後面に支持された複数の回路基板36とからな
る。熱伝導シート34はPDP32で発生した熱をシャ
ーシ部材28へ効率良く伝えるためのものである。シャ
ーシ部材28の裏面には複数のボス部30,31が一体
成形されており、PDP32の発光駆動とその制御を行
う回路基板36がボス部30上に固定される。また、シ
ャーシ部材28の四隅に形成された4つのボス部31は
内部ユニット26をバックケース部16に取り付けるた
めのものである。
【0009】図2は、前記プラズマディスプレイ装置1
0の縦断面図である。PDP32の四辺縁部にはPDP
32内部に配列されている多数の電極の端子が引き出さ
れており、その電極端子とシャーシ部材28背面の回路
基板36とがフィルム状配線(Flexible Print Circuit)
38によって電気的に接続されている。
【0010】フィルム状配線38は、通常、図3に示す
ように方形状をなし、フィルム内部に多数の配線40が
それぞれ平行に配列されており、その両端側38a,3
8bにおいて各配線40の端部が接続用にそれぞれ露出
されている。このようなフィルム状配線38が内部ユニ
ット26の四辺縁部に多数配置されており、内部ユニッ
ト26を上方から見ると図4に示すように、フィルム状
配線38がほとんど隙間なく配列されている。このた
め、従来のプラズマディスプレ装置では、PDP32か
ら熱伝導シート34を介してシャーシ部材28に伝わっ
た熱や回路基板36上の部品(図示せず)から発生した
熱が放熱されることによって昇温した空気が、図2にお
いて矢印で示すように、ケース12内部を上昇しても、
内部ユニット26上部に配置されたフィルム状配線38
によって空気の流れが阻害され、ケース12上部の通気
孔18から排気されにくくなっており、その結果、PD
P32や回路基板36上の部品の冷却効率を著しく低下
させる原因となっていた。また、ケース12内の下部に
ついても同様に、内部ユニット26の下部に多数のフィ
ルム状配線38がほとんど隙間なく存在しており、これ
によってもまたケース12下部の通気孔20からの室温
の空気の流入が阻害され、室温の空気によりPDP32
や回路基板36上の部品が冷却されにくい状態になって
いた。
【0011】このようにケース12内部における空気の
流れが悪い状態を解消するため、本実施形態のプラズマ
ディスプレイ装置10では、フィルム状配線38につい
て、その中央部の幅を端部側の幅よりも狭く形成したも
のである。具体的には、図5に示すように、フィルム状
配線38の中央部38cが両端側38a,38bよりも
くびれた形状としてある。このような形状にするために
フィルム状配線38の中央部38cでは、図6に示すよ
うに、複数の配線40が絶縁状態を保ちつつ二層のフィ
ルム層38d,38eに分けて積層されている。
【0012】なお、本実施形態ではフィルム状配線38
の中央部38cを二層に積層したが、三層以上に積層し
て中央部38cの幅をより狭くしてもよい。また、フィ
ルム状配線38の形状は図5に示すものに限られず、中
央部が端部側よりも狭くなっていればよく、例えば
「I]型に形成してもよい。
【0013】フィルム状配線38をこのように形成すれ
ば、図7に示すように、複数のフィルム状配線38が近
接して配置されている場合にも、互いに隣接するフィル
ム状配線38の間に開口する空間42が形成されること
になり、その結果、この空間42を介して昇温した空気
がケース12上部の通気孔18からスムーズに排気され
るようになる。また、内部ユニット26の下部について
も同様に、隣接するフィルム状配線38間に開口する空
間42が形成されるため、昇温した空気がケース外に排
気されるのに伴ってケース12下部の通気孔20から流
入した室温の空気がフィルム状配線38間の開口部42
を通ってケース12内部にスムーズに導入される。これ
により、PDP32や回路基板36上の部品が自然空冷
によって効率良く冷却されるようになる。その結果、ケ
ース12内部の空気を強制的に排気して冷却するための
排気ファンが削減できるかあるいは不要となり、騒音及
びコスを低減することができる。
【0014】なお、内部ユニット26の左右両側のフィ
ルム状配線についても図5に示すものを用いれば、内部
ユニット26に対して下方からだけでなく左右両側から
も空気の流れを発生させることができるため、さらに冷
却効率を上げることができる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のプラズマディスプレイ装置によれば、PDPや回路基
板上の部品が自然空冷によって効率よく冷却されるよう
になるため、ケース内部の空気を強制的に排気して冷却
するための排気ファンが削減できるかあるいは不要とな
り、騒音及びコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プラズマディスプレイ装置の分解斜視図。
【図2】 プラズマディスプレイ装置の縦断面図。
【図3】 従来のフィルム状配線の平面図。
【図4】 図3のフィルム状配線を内部ユニットの上部
に配列した状態を示す上面図。
【図5】 本実施形態のプラズマディスプレイ装置に用
いるフィルム状配線の平面図。
【図6】 図5におけるA−A線断面図。
【図7】 図5のフィルム状配線を内部ユニットの上部
及び下部に配列した状態を示す図。
【符号の説明】
10…プラズマディスプレイ装置、26…内部ユニッ
ト、28…シャーシ部材、32…プラズマディスプレイ
パネル、34…熱伝導シート、36…回路基板、38…
フィルム状配線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシ部材の前面に支持されたプラズ
    マディスプレイパネルの縁部にある複数の電極端子と、
    前記シャーシ部材の後面に支持された回路基板とがフィ
    ルム状配線で電気的に接続されているプラズマディスプ
    レイ装置において、前記フィルム状配線について中央部
    の幅を端部側の幅よりも狭く形成したことを特徴とする
    プラズマディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルム状配線は、その中央部にお
    いて複数の配線が絶縁状態を保ちつつ少なくとも二層以
    上に積層されていることを特徴とする請求項1に記載の
    プラズマディスプレイ装置。
JP21704498A 1998-07-31 1998-07-31 プラズマディスプレイ装置 Pending JP2000047596A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002353660A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイ装置
EP1387385A1 (en) * 2002-03-14 2004-02-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Plasma display

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