JPH11162359A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル

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Publication number
JPH11162359A
JPH11162359A JP9322593A JP32259397A JPH11162359A JP H11162359 A JPH11162359 A JP H11162359A JP 9322593 A JP9322593 A JP 9322593A JP 32259397 A JP32259397 A JP 32259397A JP H11162359 A JPH11162359 A JP H11162359A
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JP
Japan
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main surface
electrode
lead terminal
scanning
scan
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Application number
JP9322593A
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English (en)
Inventor
Takao Yasue
孝夫 安江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査電極の電極ピッチが短縮される場合であ
っても、リード端子とケーブル線とを容易に接続するこ
とができるプラズマディスプレイパネルを得る。 【解決手段】 内部が導体で充填されたスルーホール1
5を誘電体層6に選択的に形成し、誘電体層6上にリー
ド端子13bを設ける。そして、走査電極X2kをスルー
ホール15を介して誘電体層6上に引き出し、リード端
子13bに接続する。リード端子13bには外部電気回
路との接続のためのケーブル線12bも接続する。一
方、前面ガラス基板1a上に設けられたリード端子13
aには、走査電極X2k-1及びケーブル線12aをそれぞ
れ接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、近年進展著しい
パーソナルコンピュータやオフィスワークステーショ
ン、あるいは将来の発展が期待される壁掛けテレビ等に
用いられるプラズマディスプレイパネルに関するもので
あり、特に外部電気回路との接続のためのリード端子形
成技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図20は、AC(交流)型プラズマディ
スプレイパネルの全体構成を示す模式図である。パネル
部100pは、互いに対向する前面ガラス基板1a及び
背面ガラス基板1bによって構成されている。前面ガラ
ス基板1aには、互いに平行する走査電極X1〜Xn(以
下、1≦i≦nとして、走査電極を一般に「Xi」とも
表記する。)と、この走査電極Xiに平行する共通電極
Yとが設けられている。一方、背面ガラス基板1bに
は、互いに平行するアドレス電極W1〜Wm(以下、1≦
t≦mとして、アドレス電極を一般に「Wt」とも表記
する。)が、走査電極X1〜Xn及び共通電極Yが設けら
れている方向と垂直な方向に設けられている。また、走
査電極X1〜XnはXドライバ2pに、共通電極YはYド
ライバ3pに、アドレス電極W1〜Wmはアドレスドライ
バ4pにそれぞれ接続されている。そして、Xドライバ
2p、Yドライバ3p、及びアドレスドライバ4pはい
ずれも制御回路5pに接続されており、制御回路5pか
ら出力される制御信号によって各々の動作が制御され
る。
【0003】図21,22は、パネル部100pを図2
0に示す矢印方向A1,A2からそれぞれ眺めたときの
断面図である。走査電極Xiは前面ガラス基板1a上に
設けられ、この走査電極Xiを覆うように誘電体層6が
形成されている。一方、アドレス電極W1〜Wmは背面ガ
ラス基板1b上に設けられており、背面ガラス基板1b
には隔壁9が形成されている。また、隔壁9及びアドレ
ス電極W1〜Wmが形成されている領域の周囲を取り囲む
ようにフリットガラス7が形成されており、このフリッ
トガラス7の上下端は、誘電体層6及び背面ガラス基板
1bにそれぞれ固着されている。そして、フリットガラ
ス7と誘電体層6と背面ガラス基板1bとによって囲ま
れる空間内部に放電可能な希ガスが導入される。なお、
図21中に示した12は、走査電極XiとXドライバ2
pとを接続するためのケーブル線であり、図22中に示
した22は、アドレス電極Wtとアドレスドライバ4p
とを接続するためのケーブル線である。
【0004】図23は、走査電極X1〜XnとXドライバ
2pとの接続を説明するための平面図であり、図21,
22に示す矢印方向A3から前面ガラス基板1aを眺め
たものに相当する。また、図23においては、走査電極
1〜Xn、共通電極Y、及びケーブル線12にハッチン
グを施してこれらを明確にした。前面ガラス基板1a上
には複数のリード端子13が形成されており、走査電極
1〜Xnは、各々対応するリード端子13にそれぞれ接
続される。また、FPC(Flexible Printed Circuit)
11の有する各ケーブル線12の一端も、対応するリー
ド端子13にそれぞれ接続される。そして、各ケーブル
線12の他端は、各々対応するXドライバ2pの出力端
子14にそれぞれ接続される。以上より、走査電極X1
〜XnとXドライバ2pとは、リード端子13、ケーブ
ル線12、及び出力端子14を介して相互に接続される
こととなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のAC型プラズマディスプレイパネルにおいては次の
ような問題がある。即ち、既述した図20〜図23に示
した例に関して言えば、全てのリード端子13が前面ガ
ラス基板1a上に並設されているため、例えばパネルの
小型化や高精細化のために走査電極X1〜Xnの電極ピッ
チが短縮される場合には、隣接するリード端子13同士
の間隔もそれに応じて狭くなる。このため、リード端子
13とケーブル線12とを正確に接続することが困難に
なり、接続不良を引き起こすという問題がある。
【0006】この発明はかかる問題を解決するために成
されたものであり、走査電極の電極ピッチが短縮される
場合であっても、リード端子とケーブル線とを容易に接
続することができるプラズマディスプレイパネルを得る
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のうち請求項1
に係るプラズマディスプレイは、所定距離を隔てて対向
する第1及び第2基板と、第1基板の主面のうち第2基
板に対向する第1主面上に等間隔に並設された少なくと
も3つの走査電極と、第1主面の外周縁を含む所定領域
以外の第1主面上に形成された誘電体層と、誘電体層の
主面のうち第2基板に対向する第2主面上において、第
2主面の外周縁から所定距離だけ内側に設けられ、走査
電極を全て取り囲むように両端部がそれぞれ第2基板及
び第2主面上に固着されたフリットガラスと、所定領域
内の第1主面上に設けられた少なくとも2つの第1リー
ド端子と、フリットガラスの端部が第2主面に固着され
ている部分と第2主面の外周縁との間の第2主面上に設
けられた少なくとも1つの第2リード端子と、フリット
ガラスの端部が第2主面に固着されている部分と第2主
面の外周縁との間の第2主面から第1主面へと誘電体層
を貫通して形成され、その内部が導体で充填された選択
開口とを備え、少なくとも3つの走査電極の中から一の
走査電極を特定した場合において、一の走査電極に隣接
する2つの走査電極は、各々対応する第1リード端子に
それぞれ接続され、一の走査電極は導体を介して第2リ
ード端子に接続されるものである。
【0008】また、この発明のうち請求項2に係るプラ
ズマディスプレイパネルは、請求項1記載のプラズマデ
ィスプレイパネルであって、第2リード端子及び選択開
口はそれぞれ少なくとも2つ設けられ、少なくとも3つ
の走査電極のうち、2つの走査電極に隣接し、かつ一の
走査電極とは異なる走査電極は、少なくとも2つの選択
開口のうち、一の走査電極が介する導体によって充填さ
れた選択開口とは異なる選択開口を充填する導体を介し
て、少なくとも2つの第2リード端子のうち、一の走査
電極が接続される第2リード端子とは異なる第2リード
端子に接続されるものである。
【0009】また、この発明のうち請求項3に係るプラ
ズマディスプレイパネルは、請求項1記載のプラズマデ
ィスプレイパネルであって、少なくとも3つの走査電極
のうち隣接する走査電極同士の間隔は、所定領域内の第
1主面上において隣接する第1リード端子同士の間隔の
半分であることを特徴とするものである。
【0010】また、この発明のうち請求項4に係るプラ
ズマディスプレイパネルは、所定距離を隔てて対向する
第1及び第2基板と、第1基板の主面のうち第2基板に
対向する第1主面上に等間隔に並設された少なくとも4
つの走査電極と、第1主面の外周縁を含む所定の第1領
域以外の第1主面上に形成された第1誘電体層と、第1
誘電体層の主面のうち第2基板に対向する第2主面上に
おいて、第2主面の外周縁を含む所定の第2領域以外に
設けられた第2誘電体層と、第2誘電体層の主面のうち
第2基板に対向する第3主面上において、第3主面の外
周縁から所定距離だけ内側に設けられ、走査電極を全て
取り囲むように両端部がそれぞれ第2基板及び第3主面
上に固着されたフリットガラスと、第1領域内の第1主
面上に設けられた少なくとも2つの第1リード端子と、
第2領域内の第2主面上に設けられた少なくとも1つの
第2リード端子と、フリットガラスの端部が第3主面に
固着されている部分と第3主面の外周縁との間の第3主
面上に設けられた少なくとも1つの第3リード端子と、
第2領域内の第2主面から第1主面へと第1誘電体層を
貫通して形成され、その内部が第1導体で充填された第
1選択開口と、フリットガラスの端部が第3主面に固着
されている部分と第3主面の外周縁との間の第3主面か
ら第1主面へと第2誘電体層を貫通して形成され、その
内部が第2導体で充填された第2選択開口とを備え、少
なくとも4つの走査電極の中から第1の走査電極を特定
した場合において、第1の走査電極にそれぞれ隣接する
第2及び第3の走査電極のうち、第2の走査電極は第1
リード端子に、第3の走査電極は第2導体を介して第3
リード端子にそれぞれ接続され、第1の走査電極は第1
導体を介して第2リード端子に接続され、少なくとも4
つの走査電極のうち、第3の走査電極に隣接し、かつ第
1の走査電極とは異なる第4の走査電極は、少なくとも
2つの第1リード端子のうち、第2の走査電極が接続さ
れる第1リード端子とは異なる第1リード端子に接続さ
れるものである。
【0011】また、この発明のうち請求項5に係るプラ
ズマディスプレイパネルは、請求項4記載のプラズマデ
ィスプレイパネルであって、第2リード端子及び第1選
択開口はそれぞれ少なくとも2つ設けられ、少なくとも
4つの走査電極のうち、第4の走査電極に隣接し、かつ
第3の走査電極とは異なる第5の走査電極は、少なくと
も2つの第1選択開口のうち、第1の走査電極が介する
第1導体によって充填された第1選択開口とは異なる第
1選択開口を充填する第1導体を介して、少なくとも2
つの第2リード端子のうち、第1の走査電極が接続され
る第2リード端子とは異なる第2リード端子に接続され
るものである。
【0012】また、この発明のうち請求項6に係るプラ
ズマディスプレイパネルは、請求項5記載のプラズマデ
ィスプレイパネルであって、第3リード端子及び第2選
択開口はそれぞれ少なくとも2つ設けられ、少なくとも
4つの走査電極のうち、第5の走査電極に隣接し、かつ
第4の走査電極とは異なる第6の走査電極は、少なくと
も2つの第2選択開口のうち、第3の走査電極が介する
第2導体によって充填された第2選択開口とは異なる第
2選択開口を充填する第2導体を介して、少なくとも2
つの第3リード端子のうち、第3の走査電極が接続され
る第3リード端子とは異なる第3リード端子に接続され
るものである。
【0013】また、この発明のうち請求項7に係るプラ
ズマディスプレイパネルは、請求項4記載のプラズマデ
ィスプレイパネルであって、少なくとも4つの走査電極
のうち隣接する走査電極同士の間隔は、第1領域内の前
記第1主面上において隣接する第1リード端子同士の間
隔の3分の1であることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、AC型プ
ラズマディスプレイパネルの全体構成を示す模式図であ
る。パネル部100は、前面ガラス基板(第1基板)1
aと、これに対向する背面ガラス基板(第2基板)1b
とによって構成されている。前面ガラス基板1aには、
等間隔かつ互いに平行する走査電極X1〜X2n及び共通
電極Yが、図1に示す第1方向に沿って設けられてい
る。共通電極Yは走査電極X1〜X2nのそれぞれに対応
してこれに接近して設けられており、走査電極X1〜X
2nとともに放電維持電極を構成する。また、共通電極Y
の一端は共通に接続されている。一方、背面ガラス基板
1bには、等間隔かつ互いに平行するアドレス電極W1
〜Wmが、第1方向に垂直な第2方向に沿って設けられ
ている。また、走査電極X1〜X2nはXドライバ2に、
共通電極YはYドライバ3に、アドレス電極W1〜Wm
アドレスドライバ4にそれぞれ接続される。そして、X
ドライバ2、Yドライバ3、及びアドレスドライバ4は
いずれも制御回路5に接続されており、制御回路5から
出力される制御信号によって各々の動作が制御される。
【0015】図2,3は、本発明の実施の形態1に係る
プラズマディスプレイパネルの構造を示す断面図であ
る。これらの図はいずれも、図1に示す矢印方向A1か
らパネル部100を眺めたときの断面図に相当し、特に
図2は、走査電極X1〜X2nのうち奇数番号を付した走
査電極(本実施の形態1においては、以下、これを一般
に「X2k-1」と表記する。)が形成されている部分の断
面構造を示し、図3は、偶数番号を付した走査電極(本
実施の形態1においては、以下、これを一般に「X2k
と表記する。)が形成されている部分の断面構造を示す
ものである。
【0016】図2に示す走査電極X2k-1、及び図3に示
す走査電極X2kは、いずれも前面ガラス基板1a上に設
けられ、光透過性の高い誘電体層6が走査電極X2k-1
2kを覆うように形成されている。このとき誘電体層6
は前面ガラス基板1aの全面に形成されるのではなく、
前面ガラス基板1aの外周縁を含む所定領域を残置する
格好で前面ガラス基板1a上に形成される。一方、アド
レス電極W1〜Wmは背面ガラス基板1b上に設けられて
おり、背面ガラス基板1bには、上記第1方向に隣接す
る放電セル相互間の混色を防止したり、前面ガラス基板
1aと背面ガラス基板1bとの間隙を一定に維持するた
めの隔壁9が形成されている。また、隔壁9及びアドレ
ス電極W1〜Wmが形成されている領域の周囲を取り囲む
ようにフリットガラス7が形成されている。このとき、
誘電体層6はフリットガラス7が形成される領域の外側
にも形成されているため、フリットガラス7の上下端
は、誘電体層6及び背面ガラス基板1bにそれぞれ固着
されることとなる。そして、フリットガラス7と誘電体
層6と背面ガラス基板1bとによって囲まれる空間内部
に、放電可能な希ガス(例えばネオンとキセノンの混合
ガス等)が導入される。
【0017】図4は、図2に示した断面構造のうち、走
査電極X2k-1とケーブル線12aとの接続部分を拡大し
て示す断面図である。複数のリード端子(第1リード端
子)13aが前面ガラス基板1a上に設けられており、
走査電極X2k-1及びケーブル線12aが、各々対応する
リード端子13aにそれぞれ接続される。
【0018】また、図5は、図3に示した断面構造のう
ち、走査電極X2kとケーブル線12bとの接続部分を拡
大して示す断面図である。リード端子13b(第2リー
ド端子)が誘電体層6上に形成されており、また、誘電
体層6には、内部が導体で充填されたスルーホール(選
択開口)15が選択的に設けられている。即ち、スルー
ホール15は、内部に充填された導体と一体となって走
査電極X2kの一部を成す。そして、走査電極X2kは、こ
のスルーホール15を介して誘電体層6上に引き出さ
れ、各々対応するリード端子13bにそれぞれ接続され
る。また、リード端子13bにはケーブル線12bもそ
れぞれ接続される。
【0019】図6は、図3のVI部分における断面構造を
示す断面図である。共通電極Yとそれぞれ対を成す走査
電極X1〜X2nのうち、走査電極X2kがスルーホール1
5を介して誘電体層6上に引き出されていることが分か
る。
【0020】図7は、走査電極X1〜X2nとケーブル線
12a,12bとの接続を説明するための平面図であ
り、図2,3に示す矢印方向A4から前面ガラス基板1
aを眺めたものに相当する。図7においては、走査電極
1〜X2n、共通電極Y、及びケーブル線12a,12
bにハッチングを施してこれらを明確にした。前面ガラ
ス基板1a上に複数形成された各リード端子13aに
は、各々対応する走査電極X2k-1及びFPC11aの有
するケーブル線12aがそれぞれ接続される。一方、誘
電体層6上に複数形成された各リード端子13bには、
各々対応する走査電極X2k及びFPC11bの有するケ
ーブル線12bがそれぞれ接続される。そして、ケーブ
ル線12a,12bの他端は、図1に示したXドライバ
2の出力端子(図7には示さない。)にそれぞれ接続さ
れる。ここで、FPC11a,11bは自在に曲げるこ
とが可能であるため、例えば背面ガラス基板1bの裏側
にXドライバ2を配置することもできる。
【0021】このように本実施の形態1に係るプラズマ
ディスプレイパネルによれば、リード端子13a,13
bをそれぞれ前面ガラス基板1a上及び誘電体層6上に
形成することにより、リード端子を階層化する構成とし
た。従って、図7に示すごとく隣接する走査電極同士の
間隔をdとした場合に、前面ガラス基板1a上において
隣接するリード端子13a同士の間隔、及び誘電体層6
上において隣接するリード端子13b同士の間隔はいず
れも2dとなり、走査電極同士の間隔に対してリード端
子同士の間隔に余裕ができる。このため、図8に示すご
とく走査電極X1〜X2nの電極ピッチが短縮された場合
であっても、リード端子13a,13bとケーブル線1
2a,12bとを、接続不良を起こすことなく接続する
ことが可能となる。具体的には、従来のプラズマディス
プレイにおいて許容される最小の電極ピッチの半分まで
電極ピッチを短縮した場合でも接続不良を起こすことは
ない。
【0022】なお、以上の説明ではリード端子13bを
誘電体層6上に形成する場合について述べたが、必ずし
も誘電体層6上にリード端子13bを形成する必要はな
い。即ち、図9に示すように誘電体層6とは異なる誘電
体層10を新たに設け、この誘電体層10上にリード端
子13bを形成してもよい。この方式によると、誘電体
層6を有しないDC(直流)型プラズマディスプレイパ
ネルにおける走査電極が接続されるリード端子や、AC
又はDC型プラズマディスプレイパネルのアドレス電極
が接続されるリード端子についても、リード端子の階層
化を図ることができる。
【0023】実施の形態2.実施の形態1では、前面ガ
ラス基板1a上にリード端子13aを設け、誘電体層6
上にリード端子13bを設けることにより、リード端子
13aと13bとを2層に階層化する場合について述べ
たが、3層に階層化されたリード端子を得ることもでき
る。以下、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
なお、図1では前面ガラス基板1a上に形成された走査
電極にX1〜X2nの番号を付したが、本実施の形態2で
は、図1における走査電極にX1〜X3nの番号が付され
たものと想定してこれを引用する。
【0024】図10〜図12は、本発明の実施の形態2
に係るプラズマディスプレイパネルの構造をそれぞれ示
す断面図である。これらの図はいずれも、図1に示す矢
印方向A1からパネル部100を眺めたときの断面図に
相当し、特に図10は、走査電極X1〜X3nのうち「3
の倍数−2」の番号を付した走査電極(本実施の形態2
においては、以下、これを一般に「X3s-2」と表記す
る。)が形成されている部分の断面構造を示し、図11
は、同様に「3の倍数−1」の番号を付した走査電極
(以下、「X3s-1」と表記する。)が形成されている部
分の断面構造を示し、図12は、同様に「3の倍数」の
番号を付した走査電極(以下、「X3s」と表記する。)
が形成されている部分の断面構造を示すものである。
【0025】走査電極X1〜X3nは前面ガラス基板1a
上にそれぞれ設けられ、走査電極X1〜X3nを覆うよう
に誘電体層16(第1誘電体層)及び誘電体層17(第
2誘電体層)が形成されている。このとき、誘電体層1
6は前面ガラス基板1aの外周縁を含む領域(第2領
域)を残置する格好で前面ガラス基板1a上に形成さ
れ、誘電体層17は、誘電体層16の外周縁を含む領域
(第3領域)を残置する格好で誘電体層16上に形成さ
れる。また、隔壁9及びアドレス電極W1〜Wmが形成さ
れている領域の周囲を取り囲むようにフリットガラス1
8が形成されている。このとき、誘電体層16,17は
フリットガラス18が形成される領域の外側にも形成さ
れるため、フリットガラス18の上下端は、誘電体層1
7及び背面ガラス基板1bにそれぞれ固着されることと
なる。
【0026】図13は、図10に示した断面構造のう
ち、走査電極X3s-2とケーブル線12cとの接続部分を
拡大して示す断面図である。リード端子13c(第1リ
ード端子)が前面ガラス基板1a上に設けられており、
各々対応する走査電極X3s-2及びケーブル線12cがリ
ード端子13cに接続される。
【0027】また、図14は、図11に示した断面構造
のうち、走査電極X3s-1とケーブル線12dとの接続部
分を拡大して示す断面図である。リード端子13d(第
2リード端子)が誘電体層16上に設けられており、誘
電体層16には内部が導体で充填されたスルーホール
(第1選択開口)19が選択的に形成されている。即
ち、スルーホール19は、内部に充填された導体と一体
となって走査電極X3s-1の一部を成す。そして、走査電
極X3s-1は、このスルーホール19を介して誘電体層1
6上に引き出され、リード端子13dに接続される。ま
た、リード端子13dにはケーブル線12dも接続され
る。
【0028】さらに、図15は、図12に示した断面構
造のうち、走査電極X3sとケーブル線12eとの接続部
分を拡大して示す断面図である。リード端子13e(第
3リード端子)が誘電体層17上に設けられており、誘
電体層17,16には内部が導体で充填されたスルーホ
ール(第2選択開口)20が選択的に形成されている。
即ち、スルーホール20は、内部に充填された導体と一
体となって走査電極X3sの一部を成す。そして、走査電
極X3sは、このスルーホール20を介して誘電体層17
上に引き出され、リード端子13eに接続される。ま
た、リード端子13eにはケーブル線12eも接続され
る。
【0029】図16は、図11のXVI部分における断面
構造を示す断面図である。走査電極X1〜X3nのうち、
走査電極X3s-1がスルーホール19を介して誘電体層1
6上に引き出されていることが分かる。また、図17
は、図12のXVII部分における断面構造を示す断面図で
ある。走査電極X1〜X3nのうち、走査電極X3sがスル
ーホール20を介して誘電体層17上に引き出されてい
ることが分かる。
【0030】図18は、走査電極X1〜X3nとケーブル
線12c〜12eとの接続を表す平面図であり、図10
〜図12に示した矢印方向A5から前面ガラス基板1a
を眺めたものに相当する。図18においては、走査電極
1〜X3n、共通電極Y、及びケーブル線12c〜12
eにハッチングを施してこれらを明確にした。走査電極
3s-2はFPC11cの有するケーブル線12cに、走
査電極X3s-1はFPC11dの有するケーブル線12d
に、走査電極X3sはFPC11eの有するケーブル線1
2eにそれぞれ接続される。また、図19に示すよう
に、FPC11c〜11eを集約して単一のFPCと
し、これをXドライバ2の出力端子に接続することもで
きる。
【0031】このように本実施の形態2に係るプラズマ
ディスプレイパネルによれば、リード端子13c,13
d,13eを、それぞれ前面ガラス基板1a上、誘電体
層16上、誘電体層17上に設けることにより、リード
端子を3層に階層化する構成とした。従って、図18に
示すごとく隣接する走査電極同士の間隔をdとした場合
に、前面ガラス基板1a上において隣接するリード端子
13c同士の間隔、誘電体層16上において隣接するリ
ード端子13d同士の間隔、及び誘電体層17上におい
て隣接するリード端子13e同士の間隔はいずれも3d
となり、走査電極同士の間隔に対してリード端子同士の
間隔にさらに余裕ができる。これにより、走査電極X1
〜X3nの電極ピッチがさらに短縮された場合であって
も、リード端子13c〜13eとケーブル線12c〜1
2eとを接続不良を起こすことなく容易に接続すること
ができる。具体的には、従来のプラズマディスプレイに
おいて許容される最小の電極ピッチの3分の1まで電極
ピッチを短縮した場合でも接続不良を起こすことはな
い。
【0032】また、以上の説明では2層の誘電体層1
6,17を以てリード端子13c〜13eを3層に階層
化する場合について述べたが、3層以上の誘電体層を以
て階層化することもできる。例えば、前面ガラス基板1
a上に3層の誘電体層を積層し、前面ガラス基板1a及
び各誘電体層のそれぞれにリード端子を形成した場合
は、4層に階層化されたリード端子を得ることができ
る。
【0033】なお、特開平5−121004号公報、特
開平8−124487号公報、特開平4−79127号
公報には、スルーホールを備えるプラズマディスプレイ
パネルがそれぞれ記載されているが、いずれのスルーホ
ールもリード端子の階層化を図ることを目的として走査
電極を引き出すために形成されたものではなく、本願の
発明とは明らかに目的を異にする。
【0034】
【発明の効果】この発明のうち請求項1に係るものによ
れば、一の走査電極に隣接する2つの走査電極が第1主
面上に設けられた第1リード端子にそれぞれ接続される
のに対して、その間に挟まれる一の走査電極は誘電体層
上に設けられた第2リード端子に接続される。従って、
第1基板上に併設された走査電極同士の間隔に対して第
1リード端子同士の間隔に余裕ができ、走査電極の電極
ピッチが短縮される場合であっても、第1リード端子と
外部電気回路とを容易に接続することができる。
【0035】また、この発明のうち請求項2に係るもの
によれば、第1主面上に形成された第1リード端子同士
の間隔のみならず、第2主面上に形成された第2リード
端子同士の間隔にも余裕を持たせることができる。
【0036】また、この発明のうち請求項3に係るもの
によれば、隣接する走査電極同士の間隔を、隣接する第
1リード端子同士の間隔の半分とすることで、プラズマ
ディスプレイパネルの高精細化を図ることができる。し
かも、第1リード端子同士の間隔に余裕があるため、走
査電極同士の間隔を狭めることに起因して外部電気回路
と第1リード端子との間で接続不良が起こることもな
い。
【0037】また、この発明のうち請求項4に係るもの
によれば、第1基板上でこの順に並ぶ第2の走査電極、
第1の走査電極、第3の走査電極、第4の走査電極がそ
れぞれ、第1基板上に形成された第1リード端子、第1
誘電体層上に形成された第2リード端子、第2誘電体層
上に形成された第3リード端子、第1基板上に形成され
た第1リード端子に接続される。従って、請求項1に記
載されたプラズマディスプレイパネルと比較すると、第
1基板上に並設された走査電極同士の間隔に対して第1
リード端子同士の間隔にさらに余裕ができる。
【0038】また、この発明のうち請求項5に係るもの
によれば、第1主面上に形成された第1リード端子同士
の間隔のみならず、第2主面上に形成された第2リード
端子同士の間隔にも余裕を持たせることができる。
【0039】また、この発明のうち請求項6に係るもの
によれば、第1主面上に形成された第1リード端子同士
の間隔、及び第2主面上に形成された第2リード端子同
士の間隔のみならず、第3主面上に形成された第3リー
ド端子同士の間隔にも余裕を持たせることができる。
【0040】また、この発明のうち請求項7に係るもの
によれば、隣接する走査電極同士の間隔を、隣接する第
1リード端子同士の間隔の3分の1とすることで、プラ
ズマディスプレイパネルの高精細化を図ることができ
る。しかも、第1リード端子同士の間隔に余裕があるた
め、走査電極同士の間隔を狭めることに起因して外部電
気回路と第1リード端子との間で接続不良が起こること
もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 AC型プラズマディスプレイパネルの全体構
成を示す模式図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係るプラズマディス
プレイパネルの構造を示す断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係るプラズマディス
プレイパネルの構造を示す断面図である。
【図4】 走査電極X2k-1とケーブル線12aとの接続
部分を拡大して示す断面図である。
【図5】 走査電極X2kとケーブル線12bとの接続部
分を拡大して示す断面図である。
【図6】 図3のVI部分における断面構造を示す断面図
である。
【図7】 走査電極X1〜X2nとケーブル線12a,1
2bとの接続を説明するための平面図である。
【図8】 走査電極X1〜X2nの電極ピッチが短縮され
たプラズマディスプレイパネルの構造を示す平面図であ
る。
【図9】 リード端子部の他の構成を示す断面図であ
る。
【図10】 本発明の実施の形態2に係るプラズマディ
スプレイパネルの構造を示す断面図である。
【図11】 本発明の実施の形態2に係るプラズマディ
スプレイパネルの構造を示す断面図である。
【図12】 本発明の実施の形態2に係るプラズマディ
スプレイパネルの構造を示す断面図である。
【図13】 走査電極X3s-2とケーブル線12cとの接
続部分を拡大して示す断面図である。
【図14】 走査電極X3s-1とケーブル線12dとの接
続部分を拡大して示す断面図である。
【図15】 走査電極X3sとケーブル線12eとの接続
部分を拡大して示す断面図である。
【図16】 図11のXVI部分における断面構造を示す
断面図である。
【図17】 図12のXVII部分における断面構造を示す
断面図である。
【図18】 走査電極X1〜X3nとケーブル線12c〜
12eとの接続を表す平面図である。
【図19】 FPCの構造を例示する斜視図である。
【図20】 従来のAC型プラズマディスプレイパネル
の全体構成を示す模式図である。
【図21】 パネル部100pをA1方向から眺めたと
きの断面図である。
【図22】 パネル部100pをA2方向から眺めたと
きの断面図である。
【図23】 走査電極XiとXドライバ2pとの接続を
説明するための平面図である。
【符号の説明】
1a 前面ガラス基板、1b 背面ガラス基板、6,1
0,16,17 誘電体層、7,18 フリットガラ
ス、9 隔壁、12a〜12e ケーブル線、13a〜
13e リード端子、15,19,20 スルーホー
ル。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定距離を隔てて対向する第1及び第2
    基板と、 前記第1基板の主面のうち前記第2基板に対向する第1
    主面上に等間隔に並設された少なくとも3つの走査電極
    と、 前記第1主面の外周縁を含む所定領域以外の前記第1主
    面上に形成された誘電体層と、 前記誘電体層の主面のうち前記第2基板に対向する第2
    主面上において、前記第2主面の外周縁から所定距離だ
    け内側に設けられ、前記走査電極を全て取り囲むように
    両端部がそれぞれ前記第2基板及び前記第2主面上に固
    着されたフリットガラスと、 前記所定領域内の前記第1主面上に設けられた少なくと
    も2つの第1リード端子と、 前記フリットガラスの前記端部が前記第2主面に固着さ
    れている部分と前記第2主面の前記外周縁との間の前記
    第2主面上に設けられた少なくとも1つの第2リード端
    子と、 前記フリットガラスの前記端部が前記第2主面に固着さ
    れている部分と前記第2主面の前記外周縁との間の前記
    第2主面から前記第1主面へと前記誘電体層を貫通して
    形成され、その内部が導体で充填された選択開口とを備
    え、 前記少なくとも3つの走査電極の中から一の走査電極を
    特定した場合において、前記一の走査電極に隣接する2
    つの走査電極は、各々対応する前記第1リード端子にそ
    れぞれ接続され、前記一の走査電極は前記導体を介して
    前記第2リード端子に接続されるプラズマディスプレイ
    パネル。
  2. 【請求項2】 前記第2リード端子及び前記選択開口は
    それぞれ少なくとも2つ設けられ、 前記少なくとも3つの走査電極のうち、前記2つの走査
    電極に隣接し、かつ前記一の走査電極とは異なる走査電
    極は、前記少なくとも2つの選択開口のうち、前記一の
    走査電極が介する前記導体によって充填された前記選択
    開口とは異なる選択開口を充填する導体を介して、前記
    少なくとも2つの第2リード端子のうち、前記一の走査
    電極が接続される前記第2リード端子とは異なる第2リ
    ード端子に接続される、請求項1記載のプラズマディス
    プレイパネル。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも3つの走査電極のうち隣
    接する走査電極同士の間隔は、前記所定領域内の前記第
    1主面上において隣接する前記第1リード端子同士の間
    隔の半分であることを特徴とする、請求項1記載のプラ
    ズマディスプレイパネル。
  4. 【請求項4】 所定距離を隔てて対向する第1及び第2
    基板と、 前記第1基板の主面のうち前記第2基板に対向する第1
    主面上に等間隔に並設された少なくとも4つの走査電極
    と、 前記第1主面の外周縁を含む所定の第1領域以外の前記
    第1主面上に形成された第1誘電体層と、 前記第1誘電体層の主面のうち前記第2基板に対向する
    第2主面上において、前記第2主面の外周縁を含む所定
    の第2領域以外に設けられた第2誘電体層と、 前記第2誘電体層の主面のうち前記第2基板に対向する
    第3主面上において、前記第3主面の外周縁から所定距
    離だけ内側に設けられ、前記走査電極を全て取り囲むよ
    うに両端部がそれぞれ前記第2基板及び前記第3主面上
    に固着されたフリットガラスと、 前記第1領域内の前記第1主面上に設けられた少なくと
    も2つの第1リード端子と、 前記第2領域内の前記第2主面上に設けられた少なくと
    も1つの第2リード端子と、 前記フリットガラスの前記端部が前記第3主面に固着さ
    れている部分と前記第3主面の前記外周縁との間の前記
    第3主面上に設けられた少なくとも1つの第3リード端
    子と、 前記第2領域内の前記第2主面から前記第1主面へと前
    記第1誘電体層を貫通して形成され、その内部が第1導
    体で充填された第1選択開口と、 前記フリットガラスの前記端部が前記第3主面に固着さ
    れている部分と前記第3主面の前記外周縁との間の前記
    第3主面から前記第1主面へと前記第2誘電体層を貫通
    して形成され、その内部が第2導体で充填された第2選
    択開口とを備え、 前記少なくとも4つの走査電極の中から第1の走査電極
    を特定した場合において、前記第1の走査電極にそれぞ
    れ隣接する第2及び第3の走査電極のうち、第2の走査
    電極は前記第1リード端子に、第3の走査電極は前記第
    2導体を介して前記第3リード端子にそれぞれ接続さ
    れ、 前記第1の走査電極は前記第1導体を介して前記第2リ
    ード端子に接続され、 前記少なくとも4つの走査電極のうち、前記第3の走査
    電極に隣接し、かつ前記第1の走査電極とは異なる第4
    の走査電極は、前記少なくとも2つの第1リード端子の
    うち、前記第2の走査電極が接続される前記第1リード
    端子とは異なる第1リード端子に接続されるプラズマデ
    ィスプレイパネル。
  5. 【請求項5】 前記第2リード端子及び前記第1選択開
    口はそれぞれ少なくとも2つ設けられ、 前記少なくとも4つの走査電極のうち、前記第4の走査
    電極に隣接し、かつ前記第3の走査電極とは異なる第5
    の走査電極は、前記少なくとも2つの第1選択開口のう
    ち、前記第1の走査電極が介する前記第1導体によって
    充填された前記第1選択開口とは異なる第1選択開口を
    充填する第1導体を介して、前記少なくとも2つの第2
    リード端子のうち、前記第1の走査電極が接続される前
    記第2リード端子とは異なる第2リード端子に接続され
    る、請求項4記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 【請求項6】 前記第3リード端子及び前記第2選択開
    口はそれぞれ少なくとも2つ設けられ、 前記少なくとも4つの走査電極のうち、前記第5の走査
    電極に隣接し、かつ前記第4の走査電極とは異なる第6
    の走査電極は、前記少なくとも2つの第2選択開口のう
    ち、前記第3の走査電極が介する前記第2導体によって
    充填された前記第2選択開口とは異なる第2選択開口を
    充填する第2導体を介して、前記少なくとも2つの第3
    リード端子のうち、前記第3の走査電極が接続される前
    記第3リード端子とは異なる第3リード端子に接続され
    る、請求項5記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも4つの走査電極のうち、
    隣接する走査電極同士の間隔は、前記第1領域内の前記
    第1主面上において隣接する前記第1リード端子同士の
    間隔の3分の1であることを特徴とする、請求項4記載
    のプラズマディスプレイパネル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020025375A (ko) * 2000-09-28 2002-04-04 김순택 비발광 영역을 최소화하는 평판 디스플레이 소자
WO2003077272A1 (fr) * 2002-03-14 2003-09-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Affichage a plasma

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