JP2007173139A - 防水グロメット - Google Patents

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Abstract

【課題】電線に引張力や曲げ力等が作用しても、グロメット本体とパネル面との密着性を確保して、常に良好な防水シール性を発揮させる。
【解決手段】弾性のグロメット本体2として、鍔部4の表面に環状壁5を形成すると共に、鍔部の裏面にリップ部12と、リップ部の内側で環状の補強壁6とを形成し、補強壁6に可撓部7を介して電線挿通用の複数の筒状部8を環状壁の内側で環状壁の突出方向に突出形成し、複数の筒状部の基端8aを可撓部7を介して厚肉壁9で相互に連結し、鍔部をパネル20に固定し、補強壁をパネル孔21に挿入する。環状壁5に外向きの爪状壁10を突設し、鍔部4から爪状壁にかけて硬質のカバー3を装着する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両等のパネルの孔部に装着され、パネルの孔部に電線を挿通させた際に、孔部からパネル内に水や塵が侵入しないようにする防水グロメットに関するものである。
図4は、従来の防水グロメットの一形態を示すものである(特許文献1参照)。
この防水グロメット31は、車両のパネル32にボルト33で固定されるものであり、合成ゴム製のグロメット本体34と、グロメット本体34の鍔部35に被着される硬質のカバー36とで構成されている。
グロメット本体34は、電線に続くコネクタ(図示せず)を収容する収容部37と、収容部37に続く電線挿通用の筒状部38と、収容部38の外側に続く鍔部35とで構成され、鍔部35にボルト挿通孔39が設けられている。鍔部35の接合面に設けられたリップ部40がパネル32の表面に密着しつつ、鍔部35がカバー36の上からボルト33でパネル32のナット41に締付固定される。
図5は、従来の防水グロメットの他の形態を示すものである(特許文献2参照)。
この防水グロメット42は、合成ゴムで形成され、車両のパネル43の孔部に鍔部44の溝45を嵌合させて固定されるものであり、鍔部44の内側に続く長円形の環状壁46と、環状壁46の内側の円形の各孔部内に設けられた筒状部47とで構成されている。挿通部47に配管48等が挿通される。
図6は、従来の防水グロメットのその他の形態を示すものである(本形態は特許文献には記載されていない)。
この防水グロメット51は、合成ゴムで形成されたグロメット本体52と、グロメット本体52の内側に嵌合される合成樹脂製のインナ部材53とで構成されている。
グロメット本体52は、図7にも示す如く、円形の基壁54と、基壁54の外周に続く周壁55と、周壁55の先端に形成されたリップ部56と、基壁54に可撓部57を介して外向きに突設された電線挿通用の複数の筒状部58とを備えている。基壁54の裏面に続いて周壁55にインナ部材53(図6)の鍔部を嵌合させる溝部59が設けられている。
インナ部材53は、円形の鍔部60(図6)に続く環状部61と、環状部61に複数設けられた可撓性の係止爪62とを備えている。係止爪62とグロメット本体52のリップ部56との間に車両のパネルが挟持される。パネルの孔部から筒状部58に電線が挿通され、電線はテープ巻きで筒状部58に固定される。その状態で防水グロメット51が車両パネルに固定される。電線としては電気自動車等の高圧電線等が適用される。
特開平5−62552号公報(図6) 特開2004−312927号公報(図4)
しかしながら、上記従来(図6〜図7)の防水グロメット51にあっては、車両のパネルに固定した際に、電線に大きな引張力や曲げ力等が作用した場合に、グロメット本体52が例えばパネルとは反対方向に引っ張られる等して、リップ部56とパネル面との密着性が低下し兼ねないといった懸念があった。
本発明は、上記した点に鑑み、電線に引張力や曲げ力等が作用しても、グロメット本体とパネル面との密着性を確保して、常に良好な防水シール性を発揮させることのできる防水グロメットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る防水グロメットは、弾性のグロメット本体として、鍔部の表面側に環状壁が形成されると共に、該鍔部の裏面側にリップ部と、該リップ部の内側で環状の補強壁とが形成され、該補強壁に可撓部を介して電線挿通用の複数の筒状部が該環状壁の内側で該環状壁の突出方向に突出形成され、該複数の筒状部の基端が可撓部を介して厚肉壁で相互に連結され、該鍔部がパネルに固定され、該補強壁がパネル孔に挿入されることを特徴とする。
上記構成により、鍔部が環状の補強壁で補強され、鍔部が撓み難くなったことで、鍔部のシール用のリップ部がパネルの表面に隙間なく密着する。この作用は、例えば筒状部に挿通固定した電線に引張力や曲げ力等が作用した際に顕著に発揮される。可撓部は筒状壁の引張や圧縮や曲げを緩和する。補強壁は環状壁と一体化されることが強度(剛性)アップの上で好ましい。補強壁はパネル孔への挿入ガイド兼位置決め部としても作用する。また、鍔部の裏面側に設けた補強壁に可撓部を介して筒状部が立ち上げられて、筒状部の基端の位置が低く設定されたことで(鍔部の延長上に筒状部の基端(付け根)が位置することが好ましい)、筒状部の基端から鍔部のリップ部までの垂直距離(筒状部突出方向の距離)が短く規定され、筒状部の曲げ(倒れ)等の影響がリップ部に伝わりにくく、リップ部とパネル面との密着力の低下が防止される。
また、厚肉壁は好ましくは環状の補強壁の中央で各筒状部を相互に連結し、連結部分の剛性を高めて各筒状部を曲げ力等に抗して倒れにくくする。厚肉壁を押圧操作して筒状部内に電線を挿通したり、グロメット本体をパネル孔に装着したりすることもできる。
請求項2に係る防水グロメットは、請求項1記載の防水グロメットにおいて、前記補強壁が前記環状壁と一体に形成されたことを特徴とする。
上記構成により、補強壁の強度(剛性)が環状壁によってアップされる。補強壁は環状壁の突出反対方向に一体に形成される。一体とは、補強壁が環状壁と同一面位置に形成されることのみならず、環状壁の肉厚の範囲内で環状壁から少し肉厚方向に偏心して形成されることを含む。
請求項3に係る防水グロメットは、請求項1又は2記載の防水グロメットにおいて、前記補強壁が前記環状壁とほぼ同じ肉厚で、前記鍔部よりも厚肉に形成されたことを特徴とする。
上記構成により、環状壁と補強壁とが筒状部の変形力を確実に受け止めて、鍔部への影響の伝播を確実に防止するから、鍔部の撓みが阻止され、リップ部がパネル面に適切な接圧で良好に密着する。鍔部はパネル面の形状(反り等)に応じて変形してリップ部を確実にパネル面に密着させる。
請求項4に係る防水グロメットは、請求項1〜3の何れかに記載の防水グロメットにおいて、前記厚肉壁が前記補強壁の内側で該補強壁よりも厚肉に形成されたことを特徴とする。
上記構成により、厚肉壁が補強壁の内側空間の範囲内で補強壁よりも引っ込んで位置するから、厚肉壁と外部(パネル等)との干渉が防止され、例えばパネルへのグロメット本体の装着時における引っ掛かり等が防止される。また、厚肉壁が補強壁よりも厚肉であるから、各筒状部を重量化された厚肉壁で確実に連結して、筒状部の曲がり変形(倒れ)や圧縮変形等を強力に抑止する。また、作業者が厚肉壁の外面を押圧して、筒状部に電線を挿通したり、補強壁をパネル孔に挿入する際に、厚肉壁が撓まないから、作業性が向上する。
請求項5に係る防水グロメットは、請求項1〜4の何れかに記載の防水グロメットにおいて、前記環状壁に外向きの爪状壁が突設され、前記鍔部から該爪状壁にかけて硬質のカバーが装着されることを特徴とする。
上記構成により、爪状壁と鍔部との間にカバーの環状部が嵌合され、それによってカバーがグロメット本体に固定される。爪状壁は内側に撓んでカバーの環状部内に挿入され、弾性的に復帰してカバーを係止する。カバーはグロメット本体を保護すると共に、鍔部をパネルに固定する際のボルト締めを確実化する。
請求項1記載の発明によれば、電線挿通用の筒状部の基端の位置が低く設定されたことで、筒状部の変形の影響が鍔部に伝わりにくく、且つ環状の補強壁が筒状部の変形を鍔部に伝えないように作用し、しかも厚肉壁が筒状部を変形しにくくするから、これらの相乗作用でパネルに対する鍔部のリップ部の密着力が常に良好に保たれて防水シール性が向上する。
請求項2記載の発明によれば、補強壁の強度がアップすることで、補強壁の作用すなわち筒状部の変形を鍔部のリップ部に伝えにくくすることが促進され、防水シール性が一層高められる。
請求項3記載の発明によれば、環状壁と補強壁とで筒状部の変形力を確実に受け止めて鍔部のリップ部の密着性を確保し、鍔部はパネル面の反り等に柔軟に対応して良好な防水シール性を確保する。
請求項4記載の発明によれば、厚肉壁の作用が促進されて、筒状壁の倒れ等に起因するシール性の低下が一層確実に防止されると共に、厚肉壁を押圧して電線を筒状部に挿通したり、補強壁をパネル孔に挿入したりする作業が一層効率良く行われる。
請求項5記載の発明によれば、爪状壁でカバーを固定することで、カバーの係止手段が不要となり、カバーの構造が簡素化、低コスト化されると共に、カバーで鍔部の浮き上がりが阻止されて防水シール性が向上する。
図1〜図3は、本発明に係る防水グロメットの一実施形態を示すものである。
図1(分解斜視図)の如く、この防水グロメット1は、合成ゴムで形成された弾性のグロメット本体2と、グロメット本体2の外周の鍔部4に被着される合成樹脂製の硬質のカバー(補強部材)3とで構成され、ボルトで車両のドア等のパネル20(図3)に固定されるものである。
図1,図3(図2(a)のA−A断面図)の如く、グロメット本体2は、円形の環状壁5(図3)と、環状壁5の外側に一体に続く鍔部4と、環状壁5の内側で鍔部4に直交して下向き(環状壁5とは反対の方向)に一体に続く円形環状の補強壁6(図3)と、環状壁5の内側で且つ鍔部4の内側延長上で補強壁6の上端6aに薄肉の可撓部7を介して一体に続き、環状壁5よりも高く突出形成された電線挿通用の複数(本例で四本)の筒状部8と、複数の筒状部8で囲まれた中心部において内側の各可撓部7に続いて補強壁6の突出方向に厚肉に突出形成された厚肉壁9とを備えるものである。なお、明細書中の上下左右等の方向性はあくまでも説明の便宜上のものであり、防水グロメット1の実装方向とは必ずしも一致するものではない。
図3の如く、垂直な環状壁5の上部外周には、鍔部4よりも小径で上部に傾斜面10aを有する断面三角形状の爪状壁10が一体に突出形成され、爪状壁10は水平な鍔部4に対向して位置し、爪状壁10と鍔部4との間に円周上の溝部11が形成されている。鍔部4の底面にはシール用のリップ部12が環状に二つ同心に形成され、リップ部12の内側に環状の補強壁6がリップ部よりも下向きに長く突出して位置している。補強壁6の下端部の内外面にはテーパ状の面取6bが形成され、面取6bの上端は厚肉壁9の下面と同一面に位置している。
鍔部4の上側(表面側)に環状壁5が突出し、鍔部4の下側(裏面側)に補強壁6が突出し、環状壁5の内面5aは補強壁6の板厚方向中間部において上端6aに直交して続いている。補強壁6は環状壁5と同様に厚肉に形成され、鍔部4は補強壁6や環状壁5よりも少し薄肉に形成されている。中央の厚肉壁9の板厚は補強壁6や環状壁5よりも厚肉に形成されている。
補強壁6の上端6aに環状壁5の内面5aの下端が直交し、環状壁5の内側において補強壁6の上端6aから上向きに可撓部7が立ち上げられ、可撓部7は内向きに略横S字状に屈曲して筒状部8の周壁に続いている。図1,図2(a)の如く、可撓部7は平面視で円形環状に形成され、環状壁5から内側に離れるに従って環状壁5の内面5aと膜状の部分13で連結されている。
各筒状部8で囲まれた中央に厚肉壁9が位置し、厚肉壁9の外周面9a(図3)から可撓部7が立ち上げられて外向きに略S字状に屈曲して各筒状部8の周壁に続いている。各筒状部8の基端8aは可撓部7を介して厚肉壁9で相互に連結されている。厚肉壁9の上面9bは外側に露出し、厚肉壁9の下面9cは環状の補強壁6の内側で補強壁6の下端よりも少し上側に位置している。
筒状部8の上部内周面にはシール用のリップ部14が形成され、上部外周面には突条15が形成され、筒状部8に挿通した電線(図示せず)を突条15にテープ巻きやバンド等で固定可能となっている。電線の一方は電源側に接続され、電線の他方は例えばドア内の補機等に接続される。電線としては例えば電気自動車等の高圧電線を使用可能である。本例の筒状部8は四本が前後左右に等しい間隔で配置されている。
図1の如く、鍔部4は前後の大径部4aと左右の小径部4bとで構成され、大径部4aにボルト挿通用の孔部16が設けられている。図2,図3の如く、鍔部4の上面に補強用のカバー3が装着される。カバー3はプレートと呼称してもよい。
図1の如く、カバー3は、円形の環状部17と、環状部17の周囲に一体形成された鍔部18とで構成され、グロメット本体2を外部との干渉等から安全に保護すると共に、グロメット本体2に剛性を付与し、鍔部4の浮く上がりを阻止して防水シール性を高める。環状部17は上向きに低く突出形成され、図3の如くグロメット本体2の溝部11に嵌合して、カバー3をグロメット本体2に固定させる。グロメット本体2の爪状壁10の傾斜面10aはカバー3の環状部17を挿通させる際の摺接ガイド面として作用する。
カバー3の鍔部18は水平な主壁18aと垂直な折り曲げ壁18bとで構成され、主壁18aの大径部にボルト挿通用の孔部19が設けられ、孔部19にはグロメット本体2の孔部16を覆う内周壁19aが形成されている。主壁18aはグロメット本体2の鍔部4の上面を覆い、折り曲げ壁18bは鍔部4の外周面を覆う。環状部17はグロメット本体2の環状壁5(図3)を鍔部4から垂直に立ち上げて補強する。
カバー3の装着作業は、図1において例えばグロメット本体2の筒状部8を上に向けて補強壁6(図3)ないし鍔部4を作業台上に水平に載置した状態で、上からカバー3をグロメット本体2の爪状壁10に向けて強く押圧し、爪状壁10が内向きに撓んでカバー3の環状部17の挿通を許容することで行われる。
ここで、補強壁6を作業台に載置した場合は、爪状壁10や可撓部7が内向き(下向き)に撓んだ際に、グロメット本体2の厚肉壁9が作業台の表面に押接して踏ん張りを効かせることで、補強壁6の圧縮変形が抑えられ、カバー3の装着がスムーズ且つ確実に行われる。また、鍔部4を作業台に載置し、補強壁6を作業台の孔部に挿入した場合には、爪状壁10が内向きに撓んだ際に、厚肉壁9が剛性を保って各筒状部8の内向きの倒れを抑止し、爪状壁10の弾性復帰力を高めて、カバーの装着性を高める。
図2,図3のカバー3の装着状態で、各筒状部8内に各電線(図示せず)が挿通され、且つ各電線がテープ巻き等で各筒状部8に固定され、複数本の電線と防水グロメット1とでワイヤハーネスの一部が構成される。
電線を挿通する際に、各筒状部8で囲まれた中心部に厚肉壁9が位置するから、厚肉壁9を作業者が手で上から下に(厚肉壁9の外面9bを内面9cに向けて電線挿通反対方向に)押圧しつつ、各筒状部8に各電線をスムーズ且つ容易に挿通させることができ、ワイヤハーネス製造工程における電線挿通作業性が向上する。厚肉壁9の外面9aの押圧は図1で各筒状部8の間の隙間から手指を差し込んで容易に行うことができる。
防水グロメット1に電線を挿通させた状態で、車両パネル20の孔部にグロメット本体2の環状の補強壁6(図3)を挿入しつつ、グロメット本体2の鍔部4のリップ部12をパネル20の表面に密着させ、その状態でボルトで鍔部4をカバー3の上からパネル20の裏面のナットに締付固定する。ボルトをパネル20に植設した場合は、カバー3側でナット締めを行う。
グロメット本体2をパネル20に装着する際、補強壁6はパネル20(図3)の孔部(パネル孔)21への挿入ガイド兼位置決め部として作用する。鍔部4のリップ部12は圧縮されて確実な防水シール性を発揮する。カバー3の折り曲げ壁18b(図3)はそれ以上のリップ部12の圧縮を阻止するストッパとして作用する。また、補強壁6をパネル20の孔部に挿入する際に、作業者が中心の厚肉壁9の外面9bを内面9cに向けて押圧することで、円形環状の補強壁6を倒れや引っ掛かり等なくパネル20の孔部にスムーズに挿入することができる。
防水グロメット1をボルトで車両パネル20に固定した際に、予め各筒状部8にテープ巻き等で固定された電線に長手方向の圧縮力や引張力あるいは曲げ力や捩り力といった反発力が作用するが、可撓部7がこれらの力をある程度吸収すると共に、吸収しきれなかった力を厚肉な補強壁6や厚肉壁9が確実に受け止めて、鍔部4の浮き上がりやそれに伴うリップ部12とパネル面との密着不良を確実に防止する。
この作用は、従来(図7)の防水グロメットに較べて、本実施形態の防水グロメット1の方が筒状部8の基端(付け根)8aからリップ部12までの距離L(図3)が短いことによっても促進されている。すなわち、例えば電線に強い引張力や曲げ力等が作用した場合でも、筒状部8の基端8aから鍔部4のリップ部12までの垂直距離Lが短い分、弾性のグロメット本体2の垂直方向の撓み量が小さく、リップ部12がパネル面から浮き上がる量が小さくなり、防水シール性が確保される。
特に、曲げ力によって筒状部8が倒れを生じた場合に上記作用効果が顕著に現れる。すなわち、従来(図7)の例では筒状部の基端からリップ部までの垂直距離L1が長い分、水平方向の曲げ力と垂直距離L1との積であるトルクが大きくなり、リップ部に大きな引き上げ力(浮き上がり力)や反対方向の潰し力が作用するが、図3の実施形態によれば、筒状部8の基端8aからリップ部12までの垂直距離Lが短いから、トルクが小さくなり、リップ部12に作用する浮き上がり力や潰し力が低減され、リップ部12の適切な接圧で防水シール性が良好に確保される。
なお、上記実施形態においては、補強部材としてカバー3を使用したが、カバー3を用いることなく、グロメット本体2の状態のまま使用したり、グロメット本体2の鍔部4の孔部16に硬質のカラー(図示せず)を装着してボルト締めしたりすることも可能である。カバー3を用いない場合はグロメット本体2の鍔部4をパネル20に押し付ける力が低下するが、それを補うためにグロメット本体2のゴム材の硬度を上げたり、鍔部4のみを二色成形で硬質ゴム材等にすることも可能である。カバー3を用いない場合は爪状壁10は不要である。また、上記実施形態において爪状壁10を環状ではなく円周上に部分的に分割して形成することも可能である。
また、上記実施形態においては、電線挿通用の筒状部8を四本等配に用いたが、筒状部8の数は三本や二本等、回路に応じて適宜設定される。また、グロメット本体2をボルトではなく係止クリップ等の固定手段でパネル20の小孔に固定することも可能である。係止クリップ(図示せず)は軸部の先端に可撓爪を設けた既存のものである。係止クリップはカバー3又はグロメット本体2の鍔部4に一体成形やインサート成形等することも可能である。
また、上記実施形態においては、環状壁5の下側に少し内向きに偏心させて補強壁6を一体に続けて形成したが、環状壁5の真下に補強壁6を一体形成することも可能である。補強壁6の強度が少し低下してもよい場合は、環状壁5とは完全に離間させて補強壁6を設けることも可能である。
また、上記実施形態においては、可撓部7を鍔部4の内側延長上に配置して、筒状部8の基端8aから鍔部4のリップ部12までの垂直距離Lを極力小さくしたが、例えば、可撓部7を補強壁6の上端6aから上向きに長く突出させて鍔部4の延長上からやや上側に離間させたり、補強壁6の上端6aではなく補強壁6の内周面から可撓部7を立ち上げたり、鍔部4よりも下側で可撓部7を補強壁6の内面から立ち上げたりすることも可能である。
上記実施形態の構成は、防水グロメット1のみとしてではなく、例えばパネル20への防水グロメット1の取付構造としても有効なものである。
本発明に係る防水グロメットの一実施形態を示す分解斜視図である。 (a)は防水グロメットを示す平面図、(b)は同じく側面図である。 防水グロメットを示す図3のA−A断面図である。 従来の防水グロメットの一形態を示す断面図である。 従来の防水グロメットの他の形態を示す断面図である。 従来の防水グロメットのその他の形態を示す斜視図である。 同じく従来の防水グロメットの弾性のグロメット本体を示す断面図である。
符号の説明
1 防水グロメット
2 グロメット本体
3 カバー
4 鍔部
5 環状壁
6 補強壁
7 可撓部
8 筒状部
8a 基端
9 厚肉壁
10 爪状壁
12 リップ部
20 パネル
21 パネル孔

Claims (5)

  1. 弾性のグロメット本体として、鍔部の表面側に環状壁が形成されると共に、該鍔部の裏面側にリップ部と、該リップ部の内側で環状の補強壁とが形成され、該補強壁に可撓部を介して電線挿通用の複数の筒状部が該環状壁の内側で該環状壁の突出方向に突出形成され、該複数の筒状部の基端が可撓部を介して厚肉壁で相互に連結され、該鍔部がパネルに固定され、該補強壁がパネル孔に挿入されることを特徴とする防水グロメット。
  2. 前記補強壁が前記環状壁と一体に形成されたことを特徴とする請求項1記載の防水グロメット。
  3. 前記補強壁が前記環状壁とほぼ同じ肉厚で、前記鍔部よりも厚肉に形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の防水グロメット。
  4. 前記厚肉壁が前記補強壁の内側で該補強壁よりも厚肉に形成されたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の防水グロメット。
  5. 前記環状壁に外向きの爪状壁が突設され、前記鍔部から該爪状壁にかけて硬質のカバーが装着されることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の防水グロメット。
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