WO2020095528A1 - 配管シール部材 - Google Patents

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    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
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Abstract

配管シール部材(50)は、車室内と車室外とを仕切る仕切り壁(91)と、前記仕切り壁を斜めに貫通するように設けられている配管(32、33、42、43)とを有する車両に用いられる。配管シール部材は、前記配管シール部材が前記仕切り壁に装着された状態において、前記配管に沿うように前記仕切り壁に対して斜めに延びている筒状部(52、62)と、前記筒状部の径方向内側に向かって前記筒状部から突出して設けられ、前記配管に対して直交する方向に押圧した状態で前記配管と接触している環状シール部(51、61)と、前記配管が貫通した状態の前記仕切り壁に前記配管シール部材を装着するための装着用外周部(58)とを備えている。

Description

配管シール部材 関連出願の相互参照
 本出願は、2018年11月7日に出願された日本特許出願2018-209983号に基づくもので、ここにその記載内容を援用する。
 この明細書における開示は、配管シール部材に関する。
 特許文献1は、防水容器と配管部材との隙間にグロメットを設置したシール構造を開示している。このシール構造は、水に濡れると不具合や故障を起こす電子部品などを格納した防水容器への水の侵入を防いでいる。
特開2009-168192号公報
 従来技術の構成は、防水容器に対して配管部材が真っすぐに挿入される場合におけるシール構造を開示しており、防水容器に対して配管部材が斜めに設けられている場合の構造は開示されていない。グロメットが取り付けられる壁とグロメットを挿通する配管部材とが斜めに設けられている場合には、配管部材を挿通した後のグロメットを配管部材に沿って平行移動するだけでは適切に装着できない。このため、配管部材に沿った平行移動に加えて配管部材に対して傾斜させるように外力を加えてグロメットの装着部分を壁に平行にして装着する必要がある。したがって、壁に装着された状態のグロメットは、配管部材に接触しているシール部分と壁に接触している装着部分との間の部分が局所的に大きく引き伸ばされることとなる。したがって、グロメットを壁に装着する前後でグロメットが変形しやすく、配管部材とシール部分との間に隙間ができやすい。あるいは、強引に引き伸ばされたグロメットが破れてしまうといった不具合が引き起こされやすい。上述の観点において、または言及されていない他の観点において、配管シール部材にはさらなる改良が求められている。
 開示される1つの目的は、仕切り壁と仕切り壁を貫通する配管とが斜めに設けられている場合であっても安定して仕切り壁と配管との間をシール可能な配管シール部材を提供することにある。
 ここに開示された配管シール部材は、車室内と車室外とを仕切る仕切り壁と、仕切り壁を斜めに貫通するように設けられている配管とを有する車両に用いられる。配管シール部材は、配管シール部材が仕切り壁に装着された状態において、配管に沿うように仕切り壁に対して斜めに延びている筒状部と、筒状部の径方向内側に向かって筒状部から突出して設けられ、配管に対して直交する方向に押圧した状態で配管と接触している環状シール部と、配管が貫通した状態の仕切り壁に配管シール部材を装着するための装着用外周部とを備えている。
 開示された配管シール部材によると、仕切り壁に対して斜めに延びている筒状部と、配管に対して直交する方向に押圧した状態で配管と接触している環状シール部と、配管が貫通した状態の仕切り壁に装着するための装着用外周部とを備えている。このため、配管に沿って配管シール部材を挿通した時点で、装着用外周部を仕切り壁に対して平行な状態とすることができる。したがって、装着用外周部を仕切り壁に装着するために大きく変形させるような外力を加える必要がない。よって、配管シール部材を仕切り壁に装着する前後で配管シール部材が大きく引き伸ばされにくい。以上により、配管シール部材を仕切り壁に装着した後も、配管に対して環状シール部が直交する方向に押圧した状態を安定して維持しやすい。以上により、仕切り壁と仕切り壁を貫通する配管とが斜めに設けられている場合であっても安定して仕切り壁と配管との間をシール可能な配管シール部材を提供できる。
車両用空調装置の構成を模式的に示す平面断面図である。 配管が挿通された状態における配管シール部材の正面図である。 図2のIII-III線における断面を示す部分断面図である。 位置決め工程における車両用空調装置を模式的に示す平面断面図である。 装着工程における車両用空調装置を模式的に示す平面断面図である。
 配管シール部材50は、車両に用いられる。配管シール部材50は、配管部材が貫通されている壁に取り付けられるシール部材であって、壁と配管部材との間をシールする部材である。配管シール部材50は、壁と配管部材との間を流体が自由に通過することを防ぐ部材である。また、配管シール部材50は、配管部材の外周面を伝って液体が壁を超えて意図せず侵入してくることを防ぐ部材である。
 配管シール部材50は、グロメットとも呼ばれる。配管シール部材50は、例えば車室内と車室外とを仕切る仕切り壁に設けられる。より具体的には、配管シール部材50は、車室内とエンジンルームとを仕切るダッシュパネル91に設けることができる。ただし、配管シール部材50の設置場所は、ダッシュパネル91に限られない。例えば、車室内と荷室とを仕切る仕切り壁に設けてもよい。例えば、荷室と車室外とを仕切る仕切り壁に設けてもよい。ダッシュパネル91は、仕切り壁の一例を提供する。
 図1において、ダッシュパネル91は、車室内とエンジンルームとを仕切る。ダッシュパネル91は、金属製である。ダッシュパネル91よりも後方側の空間は、車室内の空間である。ダッシュパネル91よりも前方側の空間は、エンジンルームである。車室内側には、車両用空調装置10の一部をなす空調用ケース11などが設けられている。一方、エンジンルーム側には、エンジン30とヒータ40とが設けられている。ダッシュパネル91は、エンジン30の駆動などで生じる音が車室内に伝わることを抑制する遮音壁としても機能する。
 車両用空調装置10は、空調用ケース11を備えている。空調用ケース11の内部には、送風機15と蒸発器21と第1熱交換器31と第2熱交換器41とが収納されている。また、空調用ケース11は、送風機15で送られた空気を蒸発器21や第1熱交換器31や第2熱交換器41に導くダクトとして機能する。
 蒸発器21は、車両に搭載されている冷凍サイクル装置の一部をなしている。蒸発器21は、蒸発器21内部を流れる液体冷媒を蒸発させることで気体冷媒に相変化させる。これにより、蒸発器21の周囲の空気から熱を奪って周囲の温度を低下させる冷房用熱交換器として機能する。
 第1熱交換器31は、第1熱交換器31内部にエンジン30の廃熱により加熱された高温のエンジン冷却水が流れることで、周囲の空気とエンジン冷却水とを熱交換させる。これにより、第1熱交換器31は、第1熱交換器31の周囲の温度を上昇させる暖房用熱交換器として機能する。第1熱交換器31は、ヒータコアとも呼ばれる。
 第2熱交換器41は、第2熱交換器41内部にヒータ40により加熱された高温の熱媒体が流れることで、周囲の空気と熱媒体とを熱交換させる。これにより、第2熱交換器41は、第2熱交換器41の周囲の温度を上昇させる暖房用熱交換器として機能する。ヒータ40は、電気式ヒータや燃焼式ヒータなど様々な方式の加熱装置を利用可能である。ここで、ヒータ40としては、正の温度係数を有する加熱装置であるPTCヒータを用いることが好ましい。PTCヒータは、温度上昇に伴い電気抵抗が増大するため、一定の温度で安定させやすい。また、ヒータ40として走行用モータやインバータ装置や電池パックなどの発熱部品から熱を得るようにしてもよい。第2熱交換器41は、ヒータコアとも呼ばれる。
 エンジン30と第1熱交換器31とは、第1入口配管32と第1出口配管33とによって接続されている。言い換えると、エンジン30と第1熱交換器31とは、第1入口配管32と第1出口配管33とによってエンジン冷却水が循環可能な第1暖房回路を構成している。第1暖房回路には、エンジン冷却水ポンプ35が設けられている。エンジン冷却水ポンプ35は、エンジン30の駆動力を用いて駆動される流体輸送装置である。したがって、エンジン冷却水ポンプ35は、エンジン30の停止中には、第1暖房回路にエンジン冷却水を循環させることができない。第1入口配管32は、配管の一例を提供する第1出口配管33は、配管の一例を提供する。
 ヒータ40と第2熱交換器41とは、第2入口配管42と第2出口配管43とによって接続されている。言い換えると、ヒータ40と第2熱交換器41とは、第2入口配管42と第2出口配管43とによって熱媒体が循環可能な第2暖房回路を構成している。第2暖房回路には、熱媒体ポンプ45が設けられている。熱媒体ポンプ45は、電力を用いて駆動される流体輸送装置である。したがって、熱媒体ポンプ45は、任意のタイミング及び出力で第2暖房回路に熱媒体を循環させることができる。第2入口配管42は、配管の一例を提供する。第2出口配管43は、配管の一例を提供する。
 車両用空調装置10における暖房運転では、エンジン30の排熱を利用する第1暖房回路のみで暖房能力を賄える場合には、第1暖房回路のみを利用し、第2暖房回路を利用しない。一方、第1暖房回路だけでは暖房能力が足りない場合や、エンジン30が停止しているなど高温のエンジン冷却水を第1熱交換器31に流すことができない場合に第2暖房回路に高温の熱媒体を循環させる。これにより、エンジン30の廃熱を利用した高効率な暖房運転を提供できる。また、エンジン30の廃熱では足りない暖房能力をヒータ40で補うことで安定した暖房運転を提供できる。
 ダッシュパネル91には、車室内とエンジンルームとを貫通する貫通孔が形成されている。ダッシュパネル91の貫通孔には、配管シール部材50が設けられている。配管シール部材50には、第1入口配管32と第1出口配管33と第2入口配管42と第2出口配管43とが挿通されている。車室内とエンジンルームとは、ダッシュパネル91と配管シール部材50とによって仕切られており、流体が意図せず行き来することがないように構成されている。
 第1入口配管32がダッシュパネル91を貫通している部分において、第1入口配管32は、ダッシュパネル91における貫通孔の周辺の面に対して直交していない。言い換えると、第1入口配管32は、ダッシュパネル91において配管シール部材50が装着される装着面に対して斜めの角度で貫通孔を通過するように配置されている。第1入口配管32と第1出口配管33と第2入口配管42と第2出口配管43とは、ダッシュパネル91を貫通している部分において互いに平行である。したがって、第1出口配管33と第2入口配管42と第2出口配管43についても、第1入口配管32と同様にダッシュパネル91のなす面に対して斜めに貫通するように配置されている。
 図2は、配管シール部材50をエンジンルーム側から見た場合の正面図である。配管シール部材50は、略ひし形状である。配管シール部材50は、配管シール部材50の外周縁をなす周縁部59を備えている。周縁部59は、ダッシュパネル91に装着された状態の配管シール部材50において、ダッシュパネル91の表面と接触することとなる。周縁部59は、配管シール部材50の装着方向の手前側の面と接触するため、ダッシュパネル91のエンジンルーム側の面と周縁部59とが接触することとなる。
 配管シール部材50は、内側に配管32、33、42、43を挿通するための第1筒状部52及び第2筒状部62を備えている。第1筒状部52と第2筒状部62とは、ともに円筒形である。第2筒状部62の内径は、第1筒状部52の内径よりも小さい。第1筒状部52は、配管シール部材50に2箇所設けられている。2つの第1筒状部52は、略ひし形をなす配管シール部材50の4つの角部のうち、鋭角をなす2つの角部のそれぞれに互いに離間して配置されている。言い換えると、2つの第1筒状部52は、略ひし形をなす配管シール部材50の長手方向に離間して配置されている。第2筒状部62は、配管シール部材50に2箇所設けられている。2つの第2筒状部62は、略ひし形をなす配管シール部材50の4つの角部のうち、鈍角をなす2つの角部のそれぞれに互いに離間して配置されている。言い換えると、2つの第2筒状部62は、略ひし形をなす配管シール部材50の短手方向に離間して配置されている。第1筒状部52は、筒状部の一例を提供する。第2筒状部62は、筒状部の一例を提供する。
 配管シール部材50において、第1筒状部52及び第2筒状部62と周縁部59との間には、接続部56が形成されている。接続部56の一部は、表面が平坦な平坦部である。接続部56の一部は、上下左右に弾性変形可能な第1撓み部53と第2撓み部63である。第1撓み部53は、第1筒状部52の外周部分から連続して、第1筒状部52の中心軸と同じ位置に中心軸を有する円環状に設けられている。第2撓み部63は、第2筒状部62の外周部分から連続して、第2筒状部62の中心軸と同じ位置に中心軸を有する円環状に設けられている。第1撓み部53と第2撓み部63とは、応力に対して撓むことで第1環状シール部51や第2環状シール部61を配管32、33、42、43に対して追従させる追従部である。第1撓み部53と第2撓み部63とは、接続部56の平坦部に比べて変形や伸縮のしやすい部分であればよい。例えば、伸縮性の高い材料を用いることで追従性を高めてもよい。あるいは、バネなどの弾性部材を用いることで追従性を高めてもよい。第1撓み部53は、撓み部の一例を提供する。第2撓み部63は、撓み部の一例を提供する。
 配管シール部材50において、第1筒状部52の内側には第1環状シール部51が形成されている。第1環状シール部51は円環状であって、第1筒状部52の内周面から周方向内側に向かって突出して設けられている。第1環状シール部51は、第1入口配管32の外周表面または第1出口配管33の外周表面と環状に連続して隙間なく当接している。第1環状シール部51は、環状シール部の一例を提供する。
 配管シール部材50において、第2筒状部62の内側には第2環状シール部61が形成されている。第2環状シール部61は円環状であって、第2筒状部62の内周面から周方向内側に向かって突出して設けられている。第2環状シール部61は、第2入口配管42の外周表面または第2出口配管43の外周表面と環状に連続して隙間なく当接している。第2環状シール部61は、環状シール部の一例を提供する。
 第2筒状部62の少なくとも一部は、第1入口配管32が挿通される第1筒状部52から第1出口配管33が挿通される第1筒状部52までの間に位置している。言い換えると、一方の第1筒状部52から他方の第1筒状部52に向かう投影領域内に第2筒状部62の少なくとも一部が配置されている。言い換えると、第1筒状部52の中心軸同士を結ぶ線と第2筒状部62の中心軸同士を結ぶ線とは、交差している。また、第1筒状部52同士の距離よりも、第1筒状部52から第2筒状部62までの距離の方が小さい。
 図3は、配管シール部材50の部分断面図である。ただし、第1出口配管33と第2出口配管43とは、断面ではなく外表面を示している。第1環状シール部51の内周端部は、第1出口配管33の外表面と接触している。第1環状シール部51の内周端部は、第1出口配管33に対して径方向内側に向かって押圧力を加えている状態である。第1環状シール部51が第1出口配管33に対して加えている押圧力の方向は、第1出口配管33の軸方向に直交する方向である。第2環状シール部61の内周端部は、第2出口配管43の外表面と接触している。第2環状シール部61の内周端部は、第2出口配管43に対して径方向内側に向かって押圧力を加えている状態である。第2環状シール部61が第2出口配管43に対して加えている押圧力の方向は、第2出口配管43の軸方向に直交する方向である。
 配管シール部材50は、装着用外周部58を備えている。装着用外周部58は、周縁部59に沿って環状に連続して形成されている。装着用外周部58は、ダッシュパネル91を挟持して配管シール部材50をダッシュパネル91の適切な位置に取り付け固定するための爪部を有している。爪部は、装着用外周部58の外周表面から外側に突出するように設けられている。爪部は、略ひし形をなす装着用外周部58の4辺において、それぞれの中央部分に直線状に形成され、略ひし形をなす装着用外周部58の角部には、爪部が形成されていない。配管シール部材50は、ダッシュパネル91の貫通孔に挿入されて装着用外周部58でダッシュパネル91の貫通孔の周辺部分を挟持することで、ダッシュパネル91に対して嵌合固定される。
 配管シール部材50において、第1環状シール部51、第1筒状部52、第1撓み部53、第2環状シール部61、第2筒状部62、第2撓み部63、接続部56、周縁部59とは、ゴムなどの弾性材料で形成されている。ゴム材料としては、対候性や耐水性や耐寒性などに優れるエチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)などを採用可能である。一方、装着用外周部58は、ゴムなどに比べて弾性変形しにくい樹脂などの材料で形成されている。すなわち、配管シール部材50は、種類の異なる2種類の材料を用いて二色成形されている。
 第1筒状部52と第2筒状部62とが互いに対向している部分は、第1筒状部52と第2筒状部62との間に接続部56が形成されておらず、第1筒状部52と第2筒状部62とが連続して一体に形成されている。第1筒状部52と第2筒状部62とが連続して一体に形成されている部分は、断面がU字状をなしている。第1筒状部52と第2筒状部62とが互いに対向している部分において、第1筒状部52における下端部から上端部までの長さは、第2筒状部62における下端部から上端部までの長さよりも小さい。第1撓み部53と第2撓み部63とは、断面がU字状である。第1撓み部53の肉厚は、第1環状シール部51の肉厚よりも小さい。第1撓み部53の肉厚は、接続部56における平坦部の肉厚よりも小さい。第2撓み部63の肉厚は、第2環状シール部61の肉厚よりも小さい。第2撓み部63の肉厚は、接続部56における平坦部の肉厚よりも小さい。第1撓み部53は、上下方向及び左右方向に撓むことで、第1出口配管33に対して第1環状シール部51が適切に接触した状態を維持できる。第2撓み部63は、上下方向及び左右方向に撓むことで、第2出口配管43に対して第2環状シール部61が適切に接触した状態を維持できる。
 装着用外周部58は、場所によって第1筒状部52の軸方向に沿う方向の位置が異なる。すなわち、第1筒状部52の中心軸に沿う方向を前後方向とした場合に、装着用外周部58の一部は、第1環状シール部51よりも前方に位置し、装着用外周部58の別の一部は、第1環状シール部51よりも後方に位置している。第1環状シール部51と第2環状シール部61とは、ダッシュパネル91によって規定される仮想壁面よりも前方に位置している。言い換えると、第1環状シール部51と第2環状シール部61とは、エンジンルーム側に突出している。
 車両用空調装置10を車両に搭載する工程は、位置決め工程と装着工程と配管接続工程とを含んでいる。車両に対して車両用空調装置10を搭載する際の各工程について以下に順番に説明する。
 最初に、車両に対して適切な位置に車両用空調装置10を配置するための位置決め工程を実施する。図4は、位置決め工程における車両用空調装置10を模式的に示している。内部に送風機15などの空調用部品を収納した状態の空調用ケース11は、ダッシュパネル91に対して適切な位置よりも後方であって、上下方向の位置と左右方向の位置を適切な位置に配置されている位置決め途中の状態である。この時、第1入口配管32と第1出口配管33とは、第1熱交換器31から連続して延びる部分と、エンジン30から連続して延びる部分とに分割された状態である。また、第2入口配管42と第2出口配管43とは、第2熱交換器41から連続して延びる部分と、ヒータ40から連続して延びる部分とに分割された状態である。第1入口配管32と第1出口配管33と第2入口配管42と第2出口配管43とは、いずれもダッシュパネル91を貫通する前の状態である。また、ダッシュパネル91に対して配管シール部材50が取り付けられておらず、ダッシュパネル91に形成された貫通孔が塞がれていない状態である。
 次に、空調用ケース11を前方向に移動させる。これにより、前後方向においてもダッシュパネル91に対する適切な位置とする。この時、第1入口配管32と第1出口配管33と第2入口配管42と第2出口配管43とをダッシュパネル91の貫通孔を通して車室内側からエンジンルーム側に突出させる。これにより、車両用空調装置10を上下方向、左右方向及び前後方向のいずれの方向に対しても適切な位置に配置した状態で位置を固定して、位置決め工程を終了する。
 次に、車両の適切な位置に固定された車両用空調装置10とダッシュパネル91とに対して配管シール部材50を装着するための装着工程を実施する。図5に示すように、第1入口配管32と第1出口配管33と第2入口配管42と第2出口配管43とはエンジンルーム側に突出している。この突出している第1入口配管32と第1出口配管33と第2入口配管42と第2出口配管43との端部側から配管シール部材50を挿通して、エンジンルーム側から車室内に近づく方向に配管シール部材50を徐々に移動させる。この時、配管32、33、42、43が挿通された状態の配管シール部材50を配管32、33、42、43の延びる方向に平行な方向に押すことでスムーズに移動させることができる。
 配管シール部材50がダッシュパネル91に到達したところで、配管シール部材50の装着用外周部58でダッシュパネル91を挟み込んで取り付け固定する。これにより、配管32、33、42、43とダッシュパネル91との間を配管シール部材50によってシールする。この時、配管32、33、42、43に対して第1筒状部52と第2筒状部62とが平行な状態であり、装着用外周部58とダッシュパネル91とは平行な状態である。
 配管シール部材50は、配管32、33、42、43が挿通される前の形状と、配管32、33、42、43が挿通されてダッシュパネル91に装着された形状とが、ほとんど同じ形状である。言い換えると、ダッシュパネル91に配管32、33、42、43の挿通された配管シール部材50を装着するために配管シール部材50を大きく引き伸ばすことによる変形が引き起こされていない。このため、ダッシュパネル91に装着されて適切にシール機能を発揮している配管シール部材50には、局所的に過度な張力などが加えられていない状態である。
 装着工程において、車両用空調装置10とダッシュパネル91との相対的な位置関係がずれている場合であっても、配管シール部材50の第1撓み部53と第2撓み部63とが撓むことで、配管32、33、42、43に対してある程度追従する。言い換えると、車両用空調装置10を車両に位置決めした際の最適な位置からの差分を第1撓み部53と第2撓み部63とが吸収可能である。上述のようにダッシュパネル91に対して配管シール部材50を装着固定して、装着工程を終了する。
 最後に、車両用空調装置10の一部をなす配管32、33、42、43を適切に接続する配管接続工程を実施する。図1に示すようにエンジンルーム側において、第1入口配管32と第1出口配管33とについて、エンジン30から連続して延びる部分と第1熱交換器31から連続して延びる部分とをゴムホースなどを用いて接続する。これにより、第1暖房回路に適切にエンジン冷却水が循環できる状態とする。
 また、第2入口配管42と第2出口配管43とについて、ヒータ40から連続して延びる部分と第2熱交換器41から連続して延びる部分とをゴムホースなどを用いて接続する。配管32、33、42、43をゴムホースなどの伸縮性の高い高伸縮部材を用いて接続することで、車両の走行時の振動や配管32、33、42、43内部を流体が流れることによる振動をゴムホースの部分で吸収できる。このため、配管32、33、42、43が適切に接続された状態を安定して維持しやすい。ただし、配管32、33、42、43の接続方法は、ゴムホースに限られない。例えば、ゴムホースに替えて金属製の管継手を用いて接続してもよい。あるいは、溶接によって接続してもよい。あるいは、フランジを設けてボルトなどの締結部品を用いて締結固定して接続してもよい。あるいは、配管32、33、42、43の端部を円錐状に広げてフレア式で接続してもよい。
 上述の通り、配管シール部材50の装着工程は、配管32、33、42、43が貫通したダッシュパネル91に対して後から配管シール部材50を装着する後付けでの装着である。すなわち、配管シール部材50は、あらかじめダッシュパネル91に取り付けられている状態で、配管32、33、42、43を挿通する先付けでの装着は実施しない。
 上述した実施形態によると、配管シール部材50は、ダッシュパネル91に装着された状態において、第1入口配管32の中心軸に沿うようにダッシュパネル91に対して斜めに延びている第1筒状部52を備えている。このため、ダッシュパネル91に対して第1入口配管32が斜めに設けられている場合であっても、第1筒状部52が第1入口配管32に対して平行に延びている状態を維持しやすい。したがって、第1入口配管32を第1筒状部52に対してスムーズに挿通しやすい。第1出口配管33に対する第1筒状部52についても、第1入口配管32に対する第1筒状部52と同様に第1出口配管33を第1筒状部52に対してスムーズに挿通しやすい。第2入口配管42に対する第2筒状部62についても、第1入口配管32に対する第1筒状部52と同様に第2入口配管42を第2筒状部62に対してスムーズに挿通しやすい。第2出口配管43に対する第2筒状部62についても、第1入口配管32に対する第1筒状部52と同様に第2出口配管43を第2筒状部62に対してスムーズに挿通しやすい。
 また、配管32、33、42、43を第1筒状部52または第2筒状部62に挿通した後であって、配管シール部材50をダッシュパネル91に対して装着する際に、装着用外周部58とダッシュパネル91とが平行な状態としやすい。このため、ダッシュパネル91に対して配管シール部材50を装着しやすい。
 また、第1筒状部52が第1入口配管32によって強引に引き伸ばされにくいため、接続部56に第1入口配管32に引っ張られる力や第1入口配管32に圧縮される力が大きく加えられにくい。したがって、配管シール部材50を装着する前後で変形が引き起こされにくい。よって、配管シール部材50の形状を安定して維持しやすい。言い換えると、配管シール部材50のシール機能を安定して発揮させやすい。第1出口配管33に対する第1筒状部52についても、第1入口配管32に対する第1筒状部52と同様に配管シール部材50のシール機能を安定して発揮させやすい。第2入口配管42に対する第2筒状部62についても、第1入口配管32に対する第1筒状部52と同様に配管シール部材50のシール機能を安定して発揮させやすい。第2出口配管43に対する第2筒状部62についても、第1入口配管32に対する第1筒状部52と同様に配管シール部材50のシール機能を安定して発揮させやすい。
 配管シール部材50は、第1入口配管32に対して直交する方向に押圧して第1入口配管32と接触している第1環状シール部51を備えている。このため、第1入口配管32に対して作用する第1環状シール部51の押圧力が第1入口配管32に対して斜め方向に加えられることがない。言い換えると、第1筒状部52が第1入口配管32の中心軸の軸方向にずれてしまいにくい。したがって、第1入口配管32に対して第1環状シール部51が適切に接触して、正常なシール機能を発揮した状態を維持しやすい。第1出口配管33に対する第1環状シール部51についても、第1入口配管32に対する第1環状シール部51と同様に正常なシール機能を発揮した状態を維持しやすい。第2入口配管42に対する第2環状シール部61についても同様にと同様に正常なシール機能を発揮した状態を維持しやすい。第2出口配管43に対する第2環状シール部61についても、第1入口配管32に対する第1環状シール部51と同様に正常なシール機能を発揮した状態を維持しやすい。
 第1筒状部52や第2筒状部62の全体ではなく第1環状シール部51や第2環状シール部61が配管32、33、42、43と接触している。このため、配管シール部材50に配管32、33、42、43を挿通する際の接触抵抗を抑えられる。したがって、配管シール部材50に配管32、33、42、43をスムーズに挿通しやすい。
 配管シール部材50は、配管32、33、42、43が貫通した状態のダッシュパネル91に装着するための装着用外周部58を備えている。このため、装着用外周部58を用いてダッシュパネル91に装着できる。すなわち、接着剤やネジ止めなどの配管シール部材50とは別の部材を用いて配管シール部材50を装着するのではなく、配管シール部材50が備えている形状を用いてダッシュパネル91に配管シール部材50を装着できる。したがって、ダッシュパネル91に対して配管シール部材50をスムーズに装着しやすい。
 配管シール部材50は、ダッシュパネル91のエンジンルーム側の面と接触している周縁部59を備えている。このため、砂や雨水などにさらされやすいダッシュパネル91のエンジンルーム側の面において、ダッシュパネル91と配管シール部材50とのわずかな隙間に粉体や流体が侵入してしまうことを抑制しやすい。
 配管シール部材50は、第1筒状部52と装着用外周部58との間に断面がU字状の第1撓み部53を備えている。このため、車両用空調装置10を車両に位置決めした際の最適な位置からの差分を第1撓み部53が吸収可能である。したがって、車両用空調装置10が目標位置からずれている場合であっても、配管シール部材50を適切に装着してシール機能を発揮させやすい。第2撓み部63についても第1撓み部53と同様に、配管シール部材50を適切に装着してシール機能を発揮させやすい。よって、車両に対して配管シール部材50を含めた車両用空調装置10に関連する部品を適切に組み付けやすい。言い換えると、車両用空調装置10を搭載した車両の製造性を高めやすい。
 第2筒状部62の少なくとも一部は、第1筒状部52同士の間に配置されている。言い換えると、第2筒状部62の少なくとも一部は、一方の第1筒状部52から他方の第1筒状部52に向かう投影領域内に配置されている。このため、第2筒状部62が配置されていなければデッドスペースとなってしまう一方の第1筒状部52から他方の第1筒状部52に向かう投影領域を有効に活用できる。また、第1筒状部52と第2筒状部62との距離を小さくして、配管シール部材50を小型化しやすい。
 ダッシュパネル91のエンジンルーム側は、車室外の砂や雨水などにさらされやすい。このため、配管シール部材50によるシールが適切に行われていないと車室内に砂や雨水が侵入してしまい、車室内が汚れてしまう可能性がある。本実施形態によれば、車室内とエンジンルームとを仕切るダッシュパネル91に装着される配管シール部材50が、安定して適切なシールを行い、車室内を快適な状態に保つことができる。
 ダッシュパネル91は、車両の走行振動の影響だけでなく、エンジン30の振動の影響を受けやすい。このため、ダッシュパネル91に設けられる配管シール部材50は、安定して適切なシール状態を維持することが困難であるが、本実施形態によれば、配管シール部材50は、シール機能を安定して発揮できる。
 配管32、33、42、43には、高温の流体が流れる。このため、配管32、33、42、43に高温の流体が流れている場合には、配管シール部材50の温度が上昇しやすい。一方、配管32、33、42、43に高温の流体が流れていない場合には、配管シール部材50の温度が外気温相当となりやすい。すなわち、冬場などの外気温が低い場合には、配管シール部材50における温度差が顕著に大きくなりやすい。配管シール部材50は、温度差に起因して体積が変化する。本実施形態によれば、高温流体の流れる配管32、33、42、43と接触してシールを行う配管シール部材50は、安定して適切なシールを行うことができる。
 配管シール部材50は、配管部材として4本の配管32、33、42、43を挿通するものに限られない。例えば、1本の配管部材を挿通してシールを行うなど4本よりも少なくてもよい。あるいは、6本の配管部材を挿通するなど4本よりも多くてもよい。
 配管シール部材50が適用される配管部材は、配管部材の内部を高温の流体が流れるものに限られない。例えば、冷凍サイクルをなす低温冷媒が内部を流れる配管部材に配管シール部材50を適用してもよい。あるいは、蒸発器21の表面に発生した凝縮水を車室外に排水するための配管部材に適用してもよい。あるいは、内部をブレーキの作動液が流れる配管部材に適用してもよい。
 配管シール部材50は、車両に装着される前後で変形してもよい。例えば、配管32、33、42、43が挿通される前は、筒状部52、62が縮んだ蛇腹状であって、配管32、33、42、43が挿通されることで、筒状部52、62が配管32、33、42、43に沿って伸びるように構成されていてもよい。
 この明細書における開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品および/または要素の組み合わせに限定されない。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品および/または要素が省略されたものを包含する。開示は、1つの実施形態と他の実施形態との間における部品および/または要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、請求の範囲の記載によって示され、さらに請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。

 

Claims (3)

  1.  車室内と車室外とを仕切る仕切り壁(91)と、前記仕切り壁を斜めに貫通するように設けられている配管(32、33、42、43)とを有する車両に用いられる配管シール部材(50)であって、
     前記配管シール部材が前記仕切り壁に装着された状態において、前記配管に沿うように前記仕切り壁に対して斜めに延びている筒状部(52、62)と、
     前記筒状部の径方向内側に向かって前記筒状部から突出して設けられ、前記配管に対して直交する方向に押圧した状態で前記配管と接触している環状シール部(51、61)と、
     前記配管が貫通した状態の前記仕切り壁に前記配管シール部材を装着するための装着用外周部(58)とを備えている配管シール部材。
  2.  前記筒状部と前記装着用外周部との間に設けられ、断面がU字状の撓み部(53、63)を備えている請求項1に記載の配管シール部材。
  3.  前記配管は、
     第1熱交換器に接続されている第1入口配管(32)と第1出口配管(33)と、
     第2熱交換器に接続されている第2入口配管(42)と第2出口配管(43)とを備え、
     前記筒状部は、
     前記第1入口配管と前記第1出口配管とのそれぞれが挿通される2つの第1筒状部(52)と、
     前記第2入口配管と前記第2出口配管とのそれぞれが挿通される2つの第2筒状部(62)とを備え、
     前記第2筒状部の少なくとも一部は、一方の前記第1筒状部と他方の前記第1筒状部との間に配置されている請求項1または請求項2に記載の配管シール部材。
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