JP2016032347A - グロメット及びこのグロメットを用いたワイヤハーネス - Google Patents

グロメット及びこのグロメットを用いたワイヤハーネス Download PDF

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Abstract

【課題】グロメットから露出する電線を保護することができ、取付作業性を向上することができるグロメット及びこのグロメットを用いたワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】取付部材の内部と外部とを区画する本体部3と、この本体部3から取付部材の外部に向けて延設され電線5が挿通される電線挿通部7と、この電線挿通部7の端部に設けられ電線5の外周に密着するシール部9とを備えたグロメット1において、電線挿通部7に、シール部9から露出する電線5の外周を覆うように配置される保護部11を延設した。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両に適用されるグロメット及びこのグロメットを用いたワイヤハーネスに関する。
従来、グロメットとしては、取付部材の内部と外部とを区画する本体部としてのパネル取付部と、このパネル取付部から取付部材の外部に向けて延設され電線が挿通される電線挿通部と、この電線挿通部の端部に設けられ電線の外周に密着するシール部としての厚肉部とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このグロメットでは、電線の外周に密着する厚肉部の密着する面を平滑面とすることにより、広い範囲で電線の外周面を押圧することができ、止水性を向上させている。
特開2012−235640号公報
ところで、上記特許文献1のようなグロメットでは、電線挿通部のシール部が設けられた端部から露出する電線の外周に、電線を車体や機器などの他部品との干渉などから保護するために、テープ巻きが施されている。
しかしながら、グロメットから露出する電線の外周にテープ巻きを施す作業は、複数回の巻き回し作業が必要であり、取付作業性が低下していた。また、グロメットを保持する治具との干渉を避けながらテープ巻きを行う場合には、さらに取付作業性が低下していた。
そこで、この発明は、グロメットから露出する電線を保護することができ、取付作業性を向上することができるグロメット及びこのグロメットを用いたワイヤハーネスの提供を目的としている。
請求項1記載の発明は、取付部材の内部と外部とを区画する本体部と、この本体部から前記取付部材の外部に向けて延設され電線が挿通される電線挿通部と、この電線挿通部の端部に設けられ前記電線の外周に密着するシール部とを備えたグロメットであって、前記電線挿通部には、前記シール部から露出する前記電線の外周を覆うように配置される保護部が延設されていることを特徴とする。
このグロメットでは、電線挿通部に、シール部から露出する電線の外周を覆うように配置される保護部が延設されているので、グロメットから露出する電線の外周にテープ巻きを施す必要がなく、取付作業性を向上することができる。
また、保護部は、シール部から露出する電線の外周を覆うように配置されればよいので、保護部の形状を簡素化することができ、グロメットの製造コストを低コスト化することができる。
従って、このようなグロメットでは、保護部によってテープ巻きを施す必要がなく、グロメットから露出する電線を保護することができ、取付作業性を向上することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のグロメットであって、前記電線挿通部は、前記本体部に複数設けられ、前記複数の電線挿通部にそれぞれ設けられた保護部は、前記複数の電線挿通部にそれぞれ設けられた前記シール部のうち最大径の前記シール部より外径が小さく設定されていることを特徴とする。
このグロメットでは、複数の電線挿通部にそれぞれ設けられた保護部が、複数の電線挿通部にそれぞれ設けられたシール部のうち最大径のシール部より外径が小さく設定されているので、保護部の端部側を保護部材に挿入する場合、保護部材に対する挿入作業を容易に行えることができ、さらに取付作業性を向上することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のグロメットであって、前記保護部は、前記シール部側と反対側の外径が前記シール部側の外径より小さく設定されていることを特徴とする。
このグロメットでは、保護部が、シール部側と反対側の外径がシール部側の外径より小さく設定されているので、保護部のシール部側と反対側の肉厚がシール部側の肉厚より薄く設定されている。
このため、保護部のシール部側と反対側は、保護部のシール部側より剛性が低下され、治具などによる保護部の拡径作業を行い易く、電線挿通部に保護部を延設させたとしても、取付作業性の低下を抑制することができる。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のグロメットを用いたワイヤハーネスであって、前記保護部から露出する電線の外周には、保護部材が配置され、前記保護部材には、前記保護部の端部側が挿入されていることを特徴とする。
このワイヤハーネスでは、保護部材に、保護部の端部側が挿入されているので、電線挿通部と保護部材との間に露出する電線に対してテープ巻きを施す必要がなく、取付作業性を大幅に向上することができる。
本発明によれば、グロメットから露出する電線を保護することができ、取付作業性を向上することができるグロメット及びこのグロメットを用いたワイヤハーネスを提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係るグロメットの斜視図である。 本発明の実施の形態に係るグロメットの断面図である。 本発明の実施の形態に係るワイヤハーネスの側面図である。 本発明の実施の形態に係るグロメットの要部拡大断面図である。 本発明の実施の形態に係る他例のグロメットの斜視図である。 本発明の実施の形態に係る他例のグロメットの断面図である。
図1〜図6を用いて本発明の実施の形態に係るグロメット及びこのグロメットを用いたワイヤハーネスについて説明する。
本実施の形態に係るグロメット1は、取付部材(不図示)の内部と外部とを区画する本体部3と、この本体部3から取付部材の外部に向けて延設され電線5が挿通される電線挿通部7と、この電線挿通部7の端部に設けられ電線5の外周に密着するシール部9とを備えている。
そして、電線挿通部7には、シール部9から露出する電線5の外周を覆うように配置される保護部11が延設されている。
また、電線挿通部7は、本体部3に複数設けられ、複数の電線挿通部7,7にそれぞれ設けられた保護部11,11は、複数の電線挿通部7,7にそれぞれ設けられたシール部9,9のうち最大径のシール部9より外径が小さく設定されている。
さらに、保護部11は、シール部9側と反対側の外径がシール部9側の外径より小さく設定されている。
また、グロメット1を用いたワイヤハーネス101は、保護部11から露出する電線5の外周に、保護部材21が配置され、保護部材21には、保護部11の端部側が挿入されている。
ここで、本実施の形態に係るグロメット1は、例えば、電線5としての撚線からなる芯線の外周を絶縁被覆した電線が挿通される。この電線5は、車室外(被水領域)に配索されている。なお、電線5は、1本のみで構成されても、複数本を束ねた束で構成されてもよい。
この車室外(被水領域)に配索された電線5は、取付部材としての車体フレームやケーシングなどに設けられた取付孔に組付けられるグロメット1を介して車室内(防水領域)に導かれており、グロメット1によって車室外(被水領域)と車室内(防水領域)とが区画されて防水されている。以下、図1〜図4を用いて本実施の形態に係るグロメット1及びこのグロメット1を用いたワイヤハーネス101について詳細に説明する。
図1〜図4に示すように、グロメット1は、本体部3と、電線挿通部7と、シール部9と、保護部11とを備えている。
本体部3は、ゴムなどの弾性材料からなり、円筒状に形成され、取付部材としての車体フレームやケーシングなどに設けられた取付孔(不図示)に組付けられる。また、本体部3には、取付部材の壁面に密着し、取付部材の内部(防水領域)と外部(被水領域)とを区画するリップ部13が周方向の全域に連続して設けられている。
この本体部3のリップ部13近傍には、周方向の全域に連続して凹状に形成された取付部15が設けられている。この取付部15に取付孔の縁部を嵌合させることにより、グロメット1が取付部材に固定される。なお、本体部3の内部に取付孔の縁部に係止される係止部を有するインナ部材を一体に設け、このインナ部材を介してグロメット1を取付部材に固定させてもよい。
このような本体部3は、取付部15に取付孔の縁部を嵌合させることにより、リップ部13が取付部材の壁面に密着されるように取付部材に固定され、取付部材の内部(防水領域)と外部(被水領域)とを区画し、取付部材の内部(ここでは車室内:防水領域)を防水する。このような本体部3の中心部には、電線挿通部7が設けられている。
電線挿通部7は、連結部19を介して本体部3と連続する一部材で形成され、本体部3から取付部材の外部(ここでは車室外:被水領域)側に向けて円筒状に延設されている。
この電線挿通部7は、本体部3の中央部に複数(ここでは2箇所)設けられている。これら2つの電線挿通部7,7は、それぞれ径が異なり、径の異なる電線5,5がそれぞれ挿通される。このような電線挿通部7,7には、シール部9がそれぞれ設けられている。
シール部9は、電線挿通部7の長さ方向に複数配置され、電線挿通部7の内周面に周方向に連続して形成された突条となっている。このシール部9の内周面は、電線5の外周面に密着し、電線5と電線挿通部7との間を防水する。
このようなシール部9は、電線挿通部7の端部に設けることが有効であり、電線挿通部7の端部にシール部9を設けることによって、電線挿通部7内に水などが侵入することを確実に防止することができる。
このため、複数のシール部9のうち電線挿通部7の最端部に位置するシール部9は、電線挿通部7の外周面に連続して形成された突条を有しており、シール部9の内周面と電線5の外周面との接圧が確保されている。
このようなシール部9を端部に有する電線挿通部7から外部に露出する電線5は、車体や機器などの他部品との干渉などから電線5を保護する必要がある。このため、グロメット1から露出する電線5の外周には、コルゲートチューブなどの保護部材21が配置されている。このような保護部材21とグロメット1とを合わせてワイヤハーネス101となっている。
ところで、従来のワイヤハーネスにおいて、グロメット1の電線挿通部7と保護部材21との間に位置する電線5は、外部に露出されている。このため、従来では、電線挿通部7から露出する電線5に対してテープ巻きを施し、このテープ巻き部分が保護部材21内に所定長さ配置されるように、テープ巻き部分と保護部材21とをオーバーラップさせていた。
しかしながら、テープ巻き部分を保護部材21にオーバーラップさせるワイヤハーネスでは、保護部材21の位置をずらしてその状態を治具などで保持すると共に、グロメット1の本体部3の位置を治具などで保持した状態で、治具などとの干渉を避けながらテープ巻きを施す必要があり、取付作業性が低下していた。
加えて、テープ巻き部分が保護部材21内に所定長さ配置されるように、電線5の外周にテープ巻きを施さなければならないので、テープの巻き回し回数の管理も煩雑であり、さらに取付作業性が低下していた。
そこで、本実施の形態に係るワイヤハーネス101において、グロメット1の電線挿通部7の端部には、保護部11が電線挿通部7と一体的に設けられている。
保護部11は、保護部材21内に所定長さ配置されるように、電線挿通部7のシール部9が設けられた端部から保護部材21側に向けて電線挿通部7と連続する一部材で筒状に延設されている。なお、保護部11は、電線5の外周を保護できる材質であれば、電線挿通部7と同じ材料を用いる必要はなく、電線挿通部7と異なる材料であってもよい。
この保護部11は、電線挿通部7の最端部に位置するシール部9から露出する電線5の外周を覆うように配置され、端部側が保護部材21内に所定長さ配置されるように、保護部材21とオーバーラップして配置される。
このように電線挿通部7の端部に保護部11を一体的に設けることにより、電線挿通部7と保護部材21との間に位置する電線5に対してテープ巻きを施す必要がなく、大幅に取付作業性を向上することができる。
なお、グロメット1の電線挿通部7から露出する電線5に対して保護部材21を配置させずにテープ巻きのみを施す場合であっても、保護部11を設けることにより、グロメット1の本体部3を保持する治具などとの干渉を避けながらテープ巻きを施す必要がなく、大幅に取付作業性を向上することができる。加えて、テープの巻き回し回数も削減でき、さらに取付作業性を向上することができる。
一方、複数の保護部11,11のそれぞれの外径は、複数の電線挿通部7,7にそれぞれ設けられたシール部9,9のうち最大径のシール部9(ここでは図2の右側の電線挿通部7に設けられたシール部9)の外径より小さく設定されている。
ここで、保護部11が設けられていないワイヤハーネスの場合、電線挿通部7から露出する電線5に対してテープ巻きを施すときには、電線挿通部7の端部側の外周にもテープ巻きを施す必要がある。
このように電線挿通部7の外周にテープ巻きを施した場合には、電線5の外周を覆うテープ巻き部分の外周が電線挿通部7より大きくなる可能性があり、テープ巻き部分の端部側を保護部材21内に挿入する作業が困難となる恐れがあった。
これに対してワイヤハーネス101では、保護部11,11の外径が最大径のシール部9、すなわち最大径の電線挿通部7の外径より小さく設定されているので、保護部11,11の端部側の保護部材21内への挿入作業を容易に行うことができる。
加えて、グロメット1の電線挿通部7から露出する電線5に対して保護部材21を配置させずにテープ巻きのみを施す場合であっても、テープ巻き部分の外径が大きくなることがなく、テープの長さを削減することができる。
なお、保護部11,11の外径は、最大径のシール部9の外径より小さく設定されればよいので、例えば、保護部11,11の外径が最小径のシール部9(ここでは図2の左側の電線挿通部7に設けられたシール部9)より大きく設定されてもよい。
このように保護部11,11の外径を設定した場合であっても、保護部11,11の外径が最大径のシール部9の外径より大きくなることがなく、保護部11,11の端部側の保護部材21内への挿入作業を容易に行うことができる。
一方、保護部11は、シール部9側と反対側の外径がシール部9側の外径より小さくなるように、シール部9側(電線挿通部7側)から反対側(端部側)に向けて外径が縮径するようにテーパ状に形成されている。
このように保護部11を形成させることにより、保護部11のシール部9側と反対側の肉厚がシール部9側の肉厚より薄く形成され、保護部11のシール部9側と反対側がシール部9側より剛性が低下される。
このため、電線挿通部7から保護部11を延設させたとしても、電線挿通部7と保護部11とを治具などで拡径させる際に、大きな力を必要とすることがなく、取付作業性の低下を抑制することができる。
なお、小さな径を有する保護部11では、端部の外径に突条が設けられているが、これは、保護部11の端部がめくれることを防止するものであり、設ける必要がなければ、設けなくともよい。
このようなグロメット1では、電線挿通部7に、シール部9から露出する電線5の外周を覆うように配置される保護部11が延設されているので、グロメット1から露出する電線5の外周にテープ巻きを施す必要がなく、取付作業性を向上することができる。
また、保護部11は、シール部9から露出する電線5の外周を覆うように配置されればよいので、保護部11の形状を簡素化することができ、グロメット1の製造コストを低コスト化することができる。
従って、このようなグロメット1では、保護部11によってテープ巻きを施す必要がなく、グロメット1から露出する電線5を保護することができ、取付作業性を向上することができる。
また、複数の電線挿通部7,7にそれぞれ設けられた保護部11,11は、複数の電線挿通部7,7にそれぞれ設けられたシール部9,9のうち最大径のシール部9より外径が小さく設定されているので、保護部11,11の端部側の外周にテープ巻きを施す場合、テープの長さを削減できる。
加えて、保護部11,11の端部側を保護部材21に挿入する場合には、保護部材21に対する挿入作業を容易に行えることができ、さらに取付作業性を向上することができる。
さらに、保護部11は、シール部9側と反対側の外径がシール部9側の外径より小さく設定されているので、保護部11のシール部9側と反対側の肉厚がシール部9側の肉厚より薄く設定されている。
このため、保護部11のシール部9側と反対側は、保護部11のシール部9側より剛性が低下され、治具などによる保護部11の拡径作業を行い易く、電線挿通部7に保護部11を延設させたとしても、取付作業性の低下を抑制することができる。
また、ワイヤハーネス101では、保護部材21に、保護部11の端部側が挿入されているので、電線挿通部7と保護部材21との間に露出する電線5に対してテープ巻きを施す必要がなく、取付作業性を大幅に向上することができる。
なお、本発明の実施の形態に係るグロメット1では、電線挿通部7が本体部3に2箇所設けられているが、これに限らず、図5,図6に示すグロメット1aのように、本体部3に対して1箇所に電線挿通部7を設けてもよい。
このようなグロメット1aの電線挿通部7に設けられた保護部11であっても、グロメット1aから露出する電線の外周にテープ巻きを施す必要がなく、取付作業性を向上することができる。
なお、本発明の実施の形態に係るグロメットでは、電線挿通部に設けられたシール部が本体部側と反対側の端部に設けられているが、これに限らず、シール部を本体側にも設ける、或いは電線挿通部の全域にシール部を設けてもよい。
また、保護部は、シール部側と反対側の外径が小さくなるようにテーパ状に設けられているが、これに限らず、肉厚が電線挿通部の肉厚より薄肉となるように設定し、外径が電線挿通部の外径より小さくなるように長さ方向に肉厚が均一となるように延設された保護部であってもよい。
さらに、電線挿通部は、本体部に2箇所、或いは1箇所設けられているが、これに限らず、電線挿通部を本体部に2箇所以上設けてもよい。
1,1a…グロメット
3…本体部
5…電線
7…電線挿通部
9…シール部
11…保護部
21…保護部材
101…ワイヤハーネス

Claims (4)

  1. 取付部材の内部と外部とを区画する本体部と、この本体部から前記取付部材の外部に向けて延設され電線が挿通される電線挿通部と、この電線挿通部の端部に設けられ前記電線の外周に密着するシール部とを備えたグロメットであって、
    前記電線挿通部には、前記シール部から露出する前記電線の外周を覆うように配置される保護部が延設されていることを特徴とするグロメット。
  2. 請求項1記載のグロメットであって、
    前記電線挿通部は、前記本体部に複数設けられ、
    前記複数の電線挿通部にそれぞれ設けられた保護部は、前記複数の電線挿通部にそれぞれ設けられた前記シール部のうち最大径の前記シール部より外径が小さく設定されていることを特徴とするグロメット。
  3. 請求項1又は2記載のグロメットであって、
    前記保護部は、前記シール部側と反対側の外径が前記シール部側の外径より小さく設定されていることを特徴とするグロメット。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のグロメットを用いたワイヤハーネスであって、
    前記保護部から露出する電線の外周には、保護部材が配置され、前記保護部材には、前記保護部の端部側が挿入されていることを特徴とするワイヤハーネス。
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