JP2007049784A - 自動車用ワイヤハーネスの配索構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被覆丸電線群とフラットケーブルとからなるワイヤハーネスにおいて、フラットケーブルに外装材の機能を持たせて他の外装材を不要とすると共に、フラットケーブルの三次元配索を容易にする。
【解決手段】 自動車に配索されるワイヤハーネスW/Hは、被覆丸電線群Wと、偏平な導電材21を絶縁材22で被覆した帯状で可撓性を有するフラットケーブル20とを備え、ワイヤハーネスW/Hが三次元状に配索される領域13では被覆丸電線群Wの外周面にフラットケーブル20を螺旋状に巻き付けて、該フラットケーブル20を被覆丸電線群Wの結束用外装材として用いていると共にフラットケーブル20自体の三次元配索を可能としている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車用ワイヤハーネスの配索構造に関し、詳しくは、被覆丸電線群とフラットケーブルとからなる自動車用ワイヤハーネスの三次元配索構造に関するものである。
従来、自動車に配索されるワイヤハーネスは、その配索部位に突起物やエッジ等の干渉物が存在する場合、これらの干渉によるワイヤハーネスの被覆丸電線の損傷を防止するため合成樹脂製のコルゲートチューブを外装して保護するようにしている。このようなコルゲートチューブは特開2004−312948号公報(特許文献1)等で提供されている。
また、自動車に配索されるワイヤハーネスとして前記被覆丸電線とフラットケーブルとを併用する場合があり、この場合でも、被覆丸電線群の外装保護が必要な部分にはコルゲートチューブ等の外装材を外装している。
しかしながら、自動車の狭小なスペースへのワイヤハーネスの配索を可能とするためフラットケーブルを用いているにもかかわらず、コルゲートチューブ等の外装材を外装するとワイヤハーネスが大径化してしまい、狭小なスペースへの配索が実現できなくなる。また、外装材の使用によるコスト増、重量化の問題もある。
特開2004−312948号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、被覆丸電線群とフラットケーブルとからなるワイヤハーネスにおいて、フラットケーブルに外装材の機能も持たせて、他の外装材を不要とすると共に三次元配索を容易にすることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、自動車に配索されるワイヤハーネスは、被覆丸電線群と、偏平な導電材を絶縁材で被覆した帯状で可撓性を有するフラットケーブルとを備え、
前記ワイヤハーネスが三次元状に配索される領域では前記被覆丸電線群の外周面に前記フラットケーブルを螺旋状に巻き付けて、該フラットケーブルを被覆丸電線群の結束用外装材として用いていると共にフラットケーブル自体の三次元配索を可能としていることを特徴とする自動車用ワイヤハーネスの配索構造を提供している。
前記構成によれば、被覆丸電線群の外周面にフラットケーブルを巻き付けて、該フラットケーブルを配線材として用いると共に被覆丸電線群の外装材としても用いているため、従来用いていたコルゲートチューブ等の外装材が不要となる。これにより、ワイヤハーネスを小径化、軽量化でき、コストを低減することができる。
また、フラットケーブルを被覆丸電線群に巻き付けることによりフラットケーブルを被覆丸電線群の結束材としているため、テープ巻き固定する箇所も低減できる。
さらに、直線状に配索したフラットケーブルを三次元状に配索するにはフラットケーブルを折り曲げる必要があるが、本発明では、フラットケーブルを被覆丸電線群に巻き付けているため、フラットケーブルを折り曲げることなく容易に三次元配索できる。これにより、フラットケーブルの導電材に局部的な負荷がかかるのを防止して、導電材の損傷を防止することができる。
さらにまた、ノイズ発生領域においてフラットケーブルを被覆丸電線群の外周に隙間なく巻き付けるとシールド機能を持たせることができる。
前記フラットケーブルの絶縁材としては耐摩耗性に優れたポリエチレンテレフタレート(PET)が好ましい。
前記構成によれば、フラットケーブルに外装保護材としての機能を十分に持たせることができる。
また、フラットケーブルに所要の可塑性を持たせることができるため、ワイヤハーネスを三次元状に折り曲げると、フラットケーブルによってワイヤハーネスの配索形態を保持することができる。これにより、ワイヤハーネスを車体パネルにクリップ止めする数を低減できると共に、ワイヤハーネスの経路規制をするプロテクタが不要となり、ワイヤハーネスの配索作業を容易にすることができる。
前記フラットケーブルを被覆丸電線群に螺旋状に巻き付けていない領域では、被覆丸電線群と略平行に集束して配索していることが好ましい。
前記構成によれば、ワイヤハーネスを三次元状に配索する領域や、ワイヤハーネスに干渉物が干渉する領域、ノイズの影響を受ける領域にのみ被覆丸電線群にフラットケーブルを巻き付けているため、フラットケーブルを無駄に長尺とする必要がなく大幅なコストアップを防止することができる。
前記被覆丸電線群の外周面あるいは/および前記フラットケーブルの一面に粘着剤を塗布し、該粘着剤により前記被覆丸電線群の外周面に前記フラットケーブルを巻き付け固定していることが好ましい。
前記被覆丸電線群にフラットケーブルを固定せずに巻き付けるだけでもフラットケーブルの可塑性により巻き付け状態を維持しておくことができるが、前記構成によれば、粘着剤によりフラットケーブルを被覆丸電線群に巻き付け固定しているため、より確実に巻き付け状態を維持しておくことができる。これにより、被覆丸電線群の外装保護および結束を確実にすることができる。
前述したように、本発明によれば、被覆丸電線群の外周面にフラットケーブルを巻き付けて、該フラットケーブルを配線材兼外装材としているため、従来用いていたコルゲートチューブ等の外装材が不要となる。これにより、ワイヤハーネスを小径化、軽量化でき、コストを低減することができる。
また、フラットケーブルを被覆丸電線群に巻き付けることにより被覆丸電線群を結束することができ、テープ巻き固定する箇所を低減できる。
さらに、フラットケーブルを被覆丸電線群に巻き付けているため、フラットケーブルを折り曲げることなく三次元配索することができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3は、本発明の実施形態を示し、自動車に三次元状に配索するワイヤハーネスW/Hは、芯線11に絶縁材12を被覆した被覆丸電線wを複数本束ねた被覆丸電線群Wとフラットケーブル20とからなる。被覆丸電線群Wの外周面には、ワイヤハーネスW/Hが三次元状に配索される領域13にフラットケーブル20を螺旋状に巻き付けている。被覆丸電線群Wとフラットケーブル20の端末にはそれぞれ個別にコネクタC1、C2を接続しており、該コネクタC1、C2を自動車に搭載した電気機器に接続する構成としている。
帯状で可撓性を有するフラットケーブル20は、図2に示すように、並列配置させた偏平な導電材21の上下両面をポリエチレンテレフタレート(PET)からなる絶縁材22で被覆している。また、フラットケーブル20を被覆丸電線群Wに巻き付ける箇所の絶縁材22の一面22aには粘着剤23を塗布している。フラットケーブル20は被覆丸電線群Wの外周面に螺旋状に巻き付けることができる可撓性を備えていると共に、巻き付けた状態で形状を保持できる可塑性を備えている。
ワイヤハーネスW/Hの領域13では、フラットケーブル20の粘着剤23を塗布した面22aが内面側となるように、フラットケーブル20を被覆丸電線群Wに隙間なく螺旋状に巻き付けている。
また、ワイヤハーネスW/Hの領域13以外の領域14、即ち、領域13を挟む両側の領域では、被覆丸電線群Wの軸線方向とフラットケーブル20の軸線方向を一致させて、フラットケーブル20を被覆丸電線群Wの外面に沿わせ、略平行に集束して所要ピッチで被覆丸電線群Wとフラットケーブル20とをテープT巻き固定している。
図3は、本実施形態のワイヤハーネスW/Hを自動車に配索した状態を示す。具体的には、ワイヤハーネスW/Hを段差30のある箇所に配索しており、ワイヤハーネスW/Hのうち被覆丸電線群Wにフラットケーブル20を巻き付けた領域13を所要方向に折り曲げて、ワイヤハーネスW/Hを段差30に沿わせて三次元状に配索している。ワイヤハーネスW/Hの折り曲げた部分は巻き付けたフラットケーブル20により所要の配索形態で保持されている。このとき、ワイヤハーネスW/Hには段差30の尖った角部30aが干渉するが、フラットケーブル20が被覆丸電線群Wの外装保護材となって被覆丸電線群Wを保護するため、被覆丸電線群Wの損傷を防止することができる。即ち、フラットケーブル20は配線材、結束材、外装保護材および形状保持材としての機能を果たしている。
前記構成によれば、被覆丸電線群Wの外周面にフラットケーブル20を巻き付けて、該フラットケーブル20を配線材として用いると共に被覆丸電線群Wの外装材としているため、従来用いていたコルゲートチューブ等の外装材が不要となる。これにより、ワイヤハーネスW/Hを小径化、軽量化でき、コストを低減することができる。
また、フラットケーブル20を被覆丸電線群Wに螺旋状に巻き付けているため、フラットケーブル20を折り曲げることなく三次元配索することができる。
なお、図4(A)に示すように、フラットケーブル20を被覆丸電線群Wに所要の間隔をあけて螺旋状に巻き付けてもよいし、図4(B)に示すように、フラットケーブル20を被覆丸電線群Wの端末を除いた全長に亙って螺旋状に巻き付けてもよい。
また、粘着剤は被覆丸電線群Wの外周面に塗布してもよく、フラットケーブル20に巻き付け状態を維持できるだけの十分な可塑性がある場合には粘着剤を用いなくてもよい。また、図4(C)に示すように、フラットケーブル20の巻き付け部分の両端を被覆丸電線群Wにテープ巻き固定してもよい。
本発明の実施形態のワイヤハーネスを示し、(A)は正面図、(B)はA−A線断面図、(C)はB−B線断面図である。 フラットケーブルを示し、(A)は平面図、(B)はC−C線断面図である。 自動車に配索したワイヤハーネスを示す図面である。 (A)〜(C)は変形例のワイヤハーネスを示す図面である。
符号の説明
20 フラットケーブル
21 導電材
22 ポリエチレンテレフタレート(PET)からなる絶縁材
23 粘着剤
W 被覆丸電線群
W/H ワイヤハーネス

Claims (2)

  1. 自動車に配索されるワイヤハーネスは、被覆丸電線群と、偏平な導電材を絶縁材で被覆した帯状で可撓性を有するフラットケーブルとを備え、
    前記ワイヤハーネスが三次元状に配索される領域では前記被覆丸電線群の外周面に前記フラットケーブルを螺旋状に巻き付けて、該フラットケーブルを被覆丸電線群の結束用外装材として用いていると共にフラットケーブル自体の三次元配索を可能としていることを特徴とする自動車用ワイヤハーネスの配索構造。
  2. 前記フラットケーブルを被覆丸電線群に螺旋状に巻き付けていない領域では、被覆丸電線群と略平行に集束して配索している請求項1に記載の自動車用ワイヤハーネスの配索構造。
JP2005229491A 2005-08-08 2005-08-08 自動車用ワイヤハーネスの配索構造 Withdrawn JP2007049784A (ja)

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