JP2017229190A - グロメット及びワイヤハーネス - Google Patents
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Abstract
【課題】防水性が低下することを防ぐことが可能なグロメット及びワイヤハーネスを提供する。【解決手段】壁40の貫通孔41に嵌合して前記貫通孔41の周縁部に密着する本体部11と、前記本体部11の内部において前記貫通孔41の貫通方向と同方向に開口する貫通空間12に設けられ、前記本体部11が内側に歪むことを抑制する補強部材25と、を備えている。このような構成によれば、補強部材25によって本体部11の形状が保持され、貫通孔41の周縁部に対する密着性が維持されるから、防水性が低下することを防ぐことができる。【選択図】図2
Description
本発明は、グロメット及びワイヤハーネスに関する。
従来、例えば車体の壁に形成された、電線を通すための貫通孔に装着されるグロメットを備えたワイヤハーネスが知られている(例えば下記特許文献1に記載)。グロメットを貫通孔に装着することにより、貫通孔から壁の内側へ水が浸入することを防ぐことができる。このグロメットは、貫通孔に嵌合可能な筒部を有し、筒部が貫通孔の周縁部に密着するようになっている。
しかしながら、上記のような構成では、例えば車両レイアウトによるグロメットへの応力や高圧洗浄時に吹き付けられた高圧洗浄水によって筒部が内側に歪むことが懸念される。筒部が内側に歪むと、貫通孔の周縁に対する密着性が維持されず、防水性が低下する虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、防水性が低下することを防ぐことが可能なグロメット及びワイヤハーネスを提供することを目的とする。
本発明のグロメットは、壁の貫通孔に嵌合して前記貫通孔の周縁部に密着する本体部と、前記本体部の内部において前記貫通孔の貫通方向と同方向に開口する貫通空間に設けられ、前記本体部が内側に歪むことを抑制する補強部材と、を備えているものである。
本発明のワイヤハーネスは、複数の電線と、前記複数の電線を一括して包囲する外装部材と、前記グロメットと、を備えているものである。
本発明のワイヤハーネスは、複数の電線と、前記複数の電線を一括して包囲する外装部材と、前記グロメットと、を備えているものである。
本発明によれば、補強部材によって本体部の形状が保持され、貫通孔の周縁部に対する密着性が維持されるから、防水性が低下することを防ぐことができる。
本発明の好ましい形態を以下に示す。
本発明のグロメットは、前記補強部材が、前記本体部の内周面に沿う筒状部材であり、前記貫通空間に収容されたものとしてもよい。このような構成によれば、補強部材を貫通空間に収容するだけの容易な作業で、本体部の形状を保持し、防水性の低下を防ぐことができる。
本発明のグロメットは、前記補強部材が、前記本体部の内周面に沿う筒状部材であり、前記貫通空間に収容されたものとしてもよい。このような構成によれば、補強部材を貫通空間に収容するだけの容易な作業で、本体部の形状を保持し、防水性の低下を防ぐことができる。
また、本発明のグロメットは、前記補強部材が、前記本体部を貫通するコルゲートチューブであり、前記コルゲートチューブの外周面が前記本体部の内周面に密着しているものとしてもよい。このような構成によれば、従来のように、コルゲートチューブの端部をグロメットに固定する作業をしなくても、グロメットとコルゲートチューブとの間を液密状にすることができる。
<実施例>
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1〜図7を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例におけるグロメット10は、ハイブリッド自動車等の車両において、車体前部に搭載された機器と、車体後部に搭載された機器との間を接続するワイヤハーネス30に備えられている。ワイヤハーネス30は、大部分が車体の床下に配され、車体の壁40を貫通して車室内の機器に接続される。
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1〜図7を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例におけるグロメット10は、ハイブリッド自動車等の車両において、車体前部に搭載された機器と、車体後部に搭載された機器との間を接続するワイヤハーネス30に備えられている。ワイヤハーネス30は、大部分が車体の床下に配され、車体の壁40を貫通して車室内の機器に接続される。
ワイヤハーネス30は、複数の電線31と、複数の電線31を一括して包囲する外装部材と、を備えている。電線31は、導体の外周を絶縁被覆で包囲したものであり、良好な可撓性を有している。電線31の両端部には、機器側に接続可能な端子金具が接続されている。外装部材は、合成樹脂製または金属製のパイプ32やコルゲートチューブ33等である。パイプ32は、主に、電線31のうち床下(室外)に配される部分を包囲して、電線31を保護する。コルゲートチューブ33は、パイプ32の端部に接続され、自在に屈曲できることが望ましい部位、主に、電線31のうち床上(室内)に配される部分を包囲する。
コルゲートチューブ33は、合成樹脂製であって、軸方向に連続して山部34と谷部35とが設けられた屈曲自在な蛇腹状の管材である。コルゲートチューブ33は、ゴムブッシュ及び結束バンド等の接続部材36によってパイプ32の端部に防水性を確保した状態で連結されている。コルゲートチューブ33は、円形断面を有している。
グロメット10は、ゴム製であって、車体の壁40に取り付けられて、壁40の貫通孔41を軸シールするものである。グロメット10は、壁40の貫通孔41に嵌合して貫通孔41の周縁部に密着する本体部11を有している。本体部11は、軸方向の寸法が、軸方向に対して略直交する方向の寸法よりも若干小さい扁平な筒状をなしている。本体部11の軸方向における両面は略平行をなしている。
本体部11の内部には、本体部11の軸方向における両側に開口する貫通空間12が形成されている。本体部11の貫通空間12は、本体部11の軸方向における両端において全開している。貫通空間12は、壁40の貫通孔41と略同形の断面円形状をなしている。
本体部11の内周面のうち軸方向における一端側には、図6に示すように、端に向かって次第に開口幅が狭まるように傾斜した傾斜面(以後、第1周面14と称する)が形成されている。また、本体部11の内周面のうち第1周面14を除く部分には、開口幅が軸方向に一定、言い換えると本体部11の軸線に対して略平行な面(以後、第2周面15と称する)が形成されている。
本体部11には、壁40への取り付け状態において室外側に配される外フランジ部16と、室内側に配される内フランジ部17とが設けられている。外フランジ部16および内フランジ部17は、本体部11から径方向の外側に突出している。グロメット10が壁40に装着された状態では、外フランジ部16が壁40の外壁面に密着するとともに、内フランジ部17が壁40の内壁面に密着し、壁40が外フランジ部16と内フランジ部17との間で弾性的に挟持された状態になる。
外フランジ部16は、本体部11の軸方向における端部(室外側の端部)に、本体部11の全周にわたって設けられている。外フランジ部16は、本体部11よりも厚肉の形態とされている。外フランジ部16の外縁部には、外当接部18が設けられている。外当接部18は、外フランジ部16の全周に連続して設けられ、グロメット10が壁40に装着されたときには、壁40の壁面に弾性的に密着する。
内フランジ部17は、外フランジ部16に比して外径寸法が小さくされている。そして、本体部11の軸方向における一端側(壁40への装着方向における前端側)には、端に向かって次第に外径寸法が小さくされた形状のテーパ部13が形成されている。
本体部11には、図3に示すように、周方向の一部が外向きに突出した形態の突出部21が設けられている。突出部21は、内フランジ部17からテーパ部13にわたる厚肉の形態をなしている。突出部21は、断面略三角形のリブ状をなしている。
本体部11には、図5に示すように、本体部11の端縁から軸方向へ突出した形態の帯状部22が設けられている。帯状部22の突出寸法は、本体部11の軸方向の寸法と同等の寸法とされ、帯状部22の幅寸法(本体部11の周方向の寸法)は、突出部21の幅寸法と同等の寸法とされている。帯状部22は、本体部11の周方向に関して突出部21と同じ位置に配され、突出部21と軸方向に連なる形態をなしている。帯状部22は、本体部11の周方向の一部が軸方向に延出した形態であり、本体部11の端縁に沿って湾曲した断面円弧形状をなしている。帯状部22の突出端部には、径方向の外側に突出した突縁部27が設けられている。突縁部27は、帯状部22の全幅にわたって形成されている。
本体部11には、図2に示すように、コルゲートチューブ33の外周面に密着可能なシール部24が設けられている。シール部24は、本体部11のうち壁40に密着する部位に形成されている。
シール部24は、図6に示すように、本体部11の内周面に突設された複数(本実施例では2条)のリップ部26を有している。複数のリップ部26は、第2周面15から略垂直に立ち上がり、本体部11の軸方向に所定の間隔をあけて配されている。複数のリップ部26のうち一のリップ部26は、内フランジ部17の内側に設けられ、他のリップ部26は、外フランジ部16の内側に設けられている。
リップ部26は、本体部11の内周面から内方に突出するとともに周方向に連続して延びている。リップ部26は、コルゲートチューブ33の溝部に入り込み可能な断面山形状をなしている。リップ部26の幅寸法(本体部11の軸方向における寸法)は、突出端に向かって次第に小さくなっている。リップ部26の両側面(本体部11の軸方向における両面)は、突出端に向かって概ね同勾配で接近している。リップ部26の突出端面は、第2周面15に略平行な面とされている。
複数のリップ部26は、同等の突出寸法を有して同形状をなしている。リップ部26の突出寸法は、コルゲートチューブ33の谷部35の深さ寸法(凹み寸法)よりも若干大きい寸法とされている。
本体部11の内部には、本体部11が内側に歪むことを抑制する補強部材25が備えられている。補強部材25は、コルゲートチューブ33であり、貫通空間12を貫通している。
次に、本実施例におけるワイヤハーネス30の組み付け作業の一例を説明する。
まず、電線31の外周を外装部材で包囲する。複数の電線31を束ねて、パイプ32またはコルゲートチューブ33等に挿通する。また、接続部材36によって、パイプ32とコルゲートチューブ33とを軸方向に連結する。
まず、電線31の外周を外装部材で包囲する。複数の電線31を束ねて、パイプ32またはコルゲートチューブ33等に挿通する。また、接続部材36によって、パイプ32とコルゲートチューブ33とを軸方向に連結する。
次に、ワイヤハーネス30にグロメット10を取り付ける。コルゲートチューブ33をグロメット10の貫通空間12に挿入して嵌め込む。すると、グロメット10のシール部24がコルゲートチューブ33の外周面に密着した状態になる。詳しくは、図7に示すように、シール部24のリップ部26がコルゲートチューブ33の谷部35に入り込み、リップ部26の突出端面が谷部35の底面(奥面)に弾性的に突き当たった状態になって、リップ部26がコルゲートチューブ33の全周にわたって密着する。また、コルゲートチューブ33の山部34の端面が本体部11の内周面に近接または当接した状態になって、山部34とリップ部26とが軸方向に噛み合う。このとき、少なくとも本体部11の第1周面14とコルゲートチューブ33の山部34の端面とが密着した状態になる。
そして、グロメット10の帯状部22とコルゲートチューブ33の外周面とにテープ等の固定手段を巻き付けて、グロメット10をコルゲートチューブ33の所定位置に固定する。
以上により、ワイヤハーネス30の組み付け作業が完了する。
以上により、ワイヤハーネス30の組み付け作業が完了する。
次に、本実施例におけるワイヤハーネス30を車体に取り付ける作業の一例を説明する。
まず、ワイヤハーネス30を壁40の貫通孔41に通す。図1に示すように、壁40の外側からワイヤハーネス30の端を貫通孔41に通し、壁40の内側に引き出す。コルゲートチューブ33、グロメット10の帯状部22、テーパ部13、内フランジ部17が順に貫通孔41を通過する。この際、グロメット10のテーパ部13および内フランジ部17は、先方に向かって先窄みの形状をなしているから、貫通孔41への通し作業を容易に行うことができる。そして、外フランジ部16が壁40の壁面に当接すると、貫通孔41の周縁部が、内フランジ部17と外フランジ部16とに挟まれた状態になる。こうして本体部11が貫通孔41の周縁部に密着し貫通孔41がシールされる。
まず、ワイヤハーネス30を壁40の貫通孔41に通す。図1に示すように、壁40の外側からワイヤハーネス30の端を貫通孔41に通し、壁40の内側に引き出す。コルゲートチューブ33、グロメット10の帯状部22、テーパ部13、内フランジ部17が順に貫通孔41を通過する。この際、グロメット10のテーパ部13および内フランジ部17は、先方に向かって先窄みの形状をなしているから、貫通孔41への通し作業を容易に行うことができる。そして、外フランジ部16が壁40の壁面に当接すると、貫通孔41の周縁部が、内フランジ部17と外フランジ部16とに挟まれた状態になる。こうして本体部11が貫通孔41の周縁部に密着し貫通孔41がシールされる。
次に、ワイヤハーネス30の端部を機器に接続する。ワイヤハーネス30のうち室内に配されている部分を適宜屈曲する。この際、図2に示すように、コルゲートチューブ33が屈曲されると、帯状部22が壁40と対向する側へ引き上げられる。ここで、帯状部22に連なって位置する突出部21は内フランジ部17よりも変形しにくいので、帯状部22の変形に伴って内フランジ部17が変形することが抑制される。そして、ワイヤハーネス30の端部の端子金具を機器側に接続する。
以上により、ワイヤハーネス30の取り付け作業が完了する。
以上により、ワイヤハーネス30の取り付け作業が完了する。
次に、上記のように構成された実施例の作用および効果について説明する。
本実施例のグロメット10は、壁40の貫通孔41に嵌合して貫通孔41の周縁部に密着する本体部11を有し、本体部11の内部には、貫通孔41の貫通方向と同方向に開口する貫通空間12が形成され、貫通空間12には、本体部11が内側に歪むことを抑制する補強部材25が設けられたものである。この構成によれば、補強部材25によって本体部11の形状が保持され、貫通孔41の周縁部に対する密着性が全周において均一に維持されるから、防水性が低下することを防ぐことができる。
本実施例のグロメット10は、壁40の貫通孔41に嵌合して貫通孔41の周縁部に密着する本体部11を有し、本体部11の内部には、貫通孔41の貫通方向と同方向に開口する貫通空間12が形成され、貫通空間12には、本体部11が内側に歪むことを抑制する補強部材25が設けられたものである。この構成によれば、補強部材25によって本体部11の形状が保持され、貫通孔41の周縁部に対する密着性が全周において均一に維持されるから、防水性が低下することを防ぐことができる。
また、補強部材25は、本体部11を貫通するコルゲートチューブ33であるから、ワイヤハーネス30を保護する外装部材を利用することができるので、別途、補強部材となる専用品を製造しなくてもよく、部品点数が増えることを防ぐことができる。また、コルゲートチューブ33を本体部11の貫通空間12に挿入するだけの簡単な作業で、本体部11の形状を保持し、防水性の低下を防ぐことができる。
また、コルゲートチューブ33の外周面が本体部11の内周面に密着している。この構成によれば、従来のように、コルゲートチューブの端部をグロメットに固定する作業をしなくても、グロメット10とコルゲートチューブ33との間を液密状にすることができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、補強部材25がコルゲートチューブ33である場合について説明したが、これに限らず、補強部材は例えば、グロメットと別体に形成されたコルゲートチューブ以外の樹脂や金属の成形品であってもよい。
(2)上記実施例では、本体部11の貫通空間12が断面円形状をなす場合について説明したが、これに限らず、本体部の貫通空間は例えば断面楕円形状もしくは長円形状をなすものであってもよい。
(3)上記実施例では、シール部24が有するリップ部26の数、形状等の具体例を示したが、これに限らず、リップ部の数、形状等は任意に変更することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、補強部材25がコルゲートチューブ33である場合について説明したが、これに限らず、補強部材は例えば、グロメットと別体に形成されたコルゲートチューブ以外の樹脂や金属の成形品であってもよい。
(2)上記実施例では、本体部11の貫通空間12が断面円形状をなす場合について説明したが、これに限らず、本体部の貫通空間は例えば断面楕円形状もしくは長円形状をなすものであってもよい。
(3)上記実施例では、シール部24が有するリップ部26の数、形状等の具体例を示したが、これに限らず、リップ部の数、形状等は任意に変更することができる。
10…グロメット
11…本体部
12…貫通空間
25…補強部材
30…ワイヤハーネス
31…電線
33…コルゲートチューブ
40…壁
41…貫通孔
11…本体部
12…貫通空間
25…補強部材
30…ワイヤハーネス
31…電線
33…コルゲートチューブ
40…壁
41…貫通孔
Claims (4)
- 壁の貫通孔に嵌合して前記貫通孔の周縁部に密着する本体部と、
前記本体部の内部において前記貫通孔の貫通方向と同方向に開口する貫通空間に設けられ、前記本体部が内側に歪むことを抑制する補強部材と、
を備えているグロメット。 - 前記補強部材が、前記本体部の内周面に沿う筒状部材であり、前記貫通空間に収容されたものである請求項1に記載のグロメット。
- 前記補強部材が、前記本体部を貫通するコルゲートチューブであり、前記コルゲートチューブの外周面が前記本体部の内周面に密着している請求項2に記載のグロメット。
- 複数の電線と、
前記複数の電線を一括して包囲する外装部材と、
請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のグロメットと、
を備えているワイヤハーネス。
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