JP2020087519A - コルゲートチューブ保持具、及び、ワイヤハーネス - Google Patents
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Abstract
Description
[1]
コルゲートチューブを保持するためのコルゲートチューブ保持具であって、
前記コルゲートチューブの外周面における凹部に係合することによって前記コルゲートチューブを保持する突部を備え、
前記突部は、
当該突部の先端部が前記凹部の底面の一部である被押圧箇所を押圧した状態にて、前記先端部が前記底面に接触するように、構成される、
コルゲートチューブ保持具であること。
[2]
上記[1]に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記突部は、
前記コルゲートチューブの軸方向に沿った断面において、前記被押圧箇所の広さが前記底面の広さの20%以上50%以下となるように、構成される、
コルゲートチューブ保持具であること。
[3]
上記[1]又は上記[2]に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記突部は、
前記コルゲートチューブの軸方向における当該突部の基端部の幅よりも、前記軸方向における前記先端部の幅が小さい、先細り形状を有するとともに、
前記軸方向の一方側において前記先端部から前記基端部に向けて延びる当該突部の側面が前記軸方向となす角度と、前記軸方向の他方側において前記先端部から前記基端部に向けて延びる側面が前記軸方向となす角度と、が相違するように、構成される、
コルゲートチューブ保持具であること。
[4]
上記[1]〜上記[3]の何れか一つに記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記突部は、
前記コルゲートチューブの前記外周面の周方向における少なくとも一部に前記被押圧箇所が存在するように、構成される、
コルゲートチューブ保持具であること。
[5]
電線と、前記電線が挿通されるコルゲートチューブと、上記[1]〜上記[4]の何れか一つに記載のコルゲートチューブ保持具と、を備える、ワイヤハーネスであって、
前記コルゲートチューブ保持具が有する前記突部が前記コルゲートチューブの外周面における凹部に係合することにより、前記コルゲートチューブの軸方向における前記コルゲートチューブの移動が規制される、
ワイヤハーネスであること。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るカバー10(コルゲートチューブ保持具)を含むコネクタ1について説明する。以下、説明の便宜上、図1に示すように、「軸方向」、「幅方向」、「上下方向」、「前」、「後」、「上」及び「下」を定義する。「軸方向」、「幅方向」及び「上下方向」は、互いに直交している。軸方向は、端子31(図2参照)のハウジング40の端子収容室への挿入方向、及び、コネクタ1と相手側コネクタ(図示省略)との嵌合方向、と一致しており、相手側コネクタが嵌合する嵌合方向正面側(図1において右下側)が前側とされ、その反対の嵌合方向背面側(図1において左上側)が後側とされている。
次いで、図5及び図6を参照しながら、本発明の実施形態に係るカバー10の環状の突部17の構成の詳細について説明する。特に図6に示すように、突部17は、軸方向における突部17の基端部の幅L1よりも、軸方向における突部17の先端面17cの幅L2が小さい、先細り形状を有する。このため、突部17の先端部は、コルゲートチューブ20の凹部21の底面の一部(以下、「被押圧箇所」と呼ぶ)に接触して被押圧箇所を押し付けている。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
[1]
コルゲートチューブ(20)を保持するためのコルゲートチューブ保持具(10)であって、
前記コルゲートチューブ(20)の外周面における凹部(21)に係合することによって前記コルゲートチューブ(20)を保持する突部(17)を備え、
前記突部(17)は、
当該突部(17)の先端部が前記凹部(21)の底面の一部である被押圧箇所を押圧した状態にて、前記先端部が前記底面に接触するように、構成される、
コルゲートチューブ保持具(10)。
[2]
上記[1]に記載のコルゲートチューブ保持具(10)において、
前記突部(17)は、
前記コルゲートチューブ(20)の軸方向に沿った断面において、前記被押圧箇所の広さ(H2)が前記底面の広さ(H1)の20%以上50%以下となるように、構成される、
コルゲートチューブ保持具(10)。
[3]
上記[1]又は上記[2]に記載のコルゲートチューブ保持具(10)において、
前記突部(17)は、
前記コルゲートチューブ(20)の軸方向における当該突部(17)の基端部の幅(L1)よりも、前記軸方向における前記先端部(17c)の幅(L2)が小さい、先細り形状を有するとともに、
前記軸方向の一方側において前記先端部(17c)から前記基端部に向けて延びる当該突部(17)の側面(17d)が前記軸方向となす角度(α)と、前記軸方向の他方側において前記先端部(17c)から前記基端部に向けて延びる側面(17e)が前記軸方向となす角度(β)と、が相違するように、構成される、
コルゲートチューブ保持具(10)。
[4]
上記[1]〜上記[3]の何れか一つに記載のコルゲートチューブ保持具(10)において、
前記突部(17)は、
前記コルゲートチューブ(20)の前記外周面の周方向における少なくとも一部に前記被押圧箇所が存在するように、構成される、
コルゲートチューブ保持具(10)。
[5]
電線(30)と、前記電線(30)が挿通されるコルゲートチューブ(20)と、上記[1]〜上記[4]の何れか一つに記載のコルゲートチューブ保持具(10)と、を備える、ワイヤハーネスであって、
前記コルゲートチューブ保持具(10)が有する前記突部(17)が前記コルゲートチューブ(20)の外周面における凹部(21)に係合することにより、前記コルゲートチューブ(20)の軸方向における前記コルゲートチューブ(20)の移動が規制される、
ワイヤハーネス。
17 突部
17c 先端面(先端部)
17d 側面
17e 側面
20 コルゲートチューブ
21 凹部
30 電線
Claims (5)
- コルゲートチューブを保持するためのコルゲートチューブ保持具であって、
前記コルゲートチューブの外周面における凹部に係合することによって前記コルゲートチューブを保持する突部を備え、
前記突部は、
当該突部の先端部が前記凹部の底面の一部である被押圧箇所を押圧した状態にて、前記先端部が前記底面に接触するように、構成される、
コルゲートチューブ保持具。 - 請求項1に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記突部は、
前記コルゲートチューブの軸方向に沿った断面において、前記被押圧箇所の広さが前記底面の広さの20%以上50%以下となるように、構成される、
コルゲートチューブ保持具。 - 請求項1又は請求項2に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記突部は、
前記コルゲートチューブの軸方向における当該突部の基端部の幅よりも、前記軸方向における前記先端部の幅が小さい、先細り形状を有するとともに、
前記軸方向の一方側において前記先端部から前記基端部に向けて延びる当該突部の側面が前記軸方向となす角度と、前記軸方向の他方側において前記先端部から前記基端部に向けて延びる側面が前記軸方向となす角度と、が相違するように、構成される、
コルゲートチューブ保持具。 - 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記突部は、
前記コルゲートチューブの前記外周面の周方向における少なくとも一部に前記被押圧箇所が存在するように、構成される、
コルゲートチューブ保持具。 - 電線と、前記電線が挿通されるコルゲートチューブと、請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のコルゲートチューブ保持具と、を備える、ワイヤハーネスであって、
前記コルゲートチューブ保持具が有する前記突部が前記コルゲートチューブの外周面における凹部に係合することにより、前記コルゲートチューブの軸方向における前記コルゲートチューブの移動が規制される、
ワイヤハーネス。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2018214898A JP2020087519A (ja) | 2018-11-15 | 2018-11-15 | コルゲートチューブ保持具、及び、ワイヤハーネス |
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017229190A (ja) * | 2016-06-24 | 2017-12-28 | 住友電装株式会社 | グロメット及びワイヤハーネス |
-
2018
- 2018-11-15 JP JP2018214898A patent/JP2020087519A/ja active Pending
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