JP7168419B2 - コルゲートチューブ保持具、及び、ワイヤハーネス - Google Patents
コルゲートチューブ保持具、及び、ワイヤハーネス Download PDFInfo
- Publication number
- JP7168419B2 JP7168419B2 JP2018214897A JP2018214897A JP7168419B2 JP 7168419 B2 JP7168419 B2 JP 7168419B2 JP 2018214897 A JP2018214897 A JP 2018214897A JP 2018214897 A JP2018214897 A JP 2018214897A JP 7168419 B2 JP7168419 B2 JP 7168419B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corrugated tube
- protrusions
- tips
- cover
- tube holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
[1]
コルゲートチューブを保持するためのコルゲートチューブ保持具であって、
前記コルゲートチューブの外周面を周回する複数の凹部に係合することによって前記コルゲートチューブを保持するように、環状の形状を有するとともに前記コルゲートチューブの軸方向に沿って並ぶ、複数の突部を備え、
前記複数の前記突部は、
前記コルゲートチューブの軸方向に沿った断面において、少なくとも1つの前記突部の先端同士の間の中点位置と、他の前記突部の先端同士の間の中点位置と、が前記コルゲートチューブの径方向において相違するように、構成される、
コルゲートチューブ保持具であること。
[2]
上記[1]に記載のコルゲートチューブ保持具であって、
前記コルゲートチューブを前記軸方向に交差する所定の挟持方向において挟むことにより、前記コルゲートチューブを収容する収容空間を画成するように構成された、一対のカバー部を有し、
前記一対の前記カバー部の各々は、
前記収容空間に向けて突出する複数の突条体であって、前記収容空間が画成されたときに前記複数の前記突部を構成することになる複数の突条体、を有し、
前記複数の前記突部は、
前記挟持方向において、少なくとも1つの前記突部の先端同士の間の中点位置と、他の前記突部の先端同士の間の中点位置と、が相違するように、構成される、
コルゲートチューブ保持具であること。
[3]
上記[2]に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記一対の前記カバー部の少なくとも一方は、
少なくとも一つの前記突条部の突出高さが、他の前記突条部の突出高さと異なる、ように構成された、
コルゲートチューブ保持具であること。
[4]
上記[1]~上記[3]の何れか一つに記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記複数の前記突部は、
前記少なくとも1つの前記突部の先端同士の間の間隔と、前記他の前記突部の先端同士の間の間隔と、が同一であり、且つ、前記少なくとも1つの前記突部の先端同士の間の中点位置と、前記他の前記突部の先端同士の間の中点位置と、の間の前記径方向における相違量が、前記コルゲートチューブの外径の2%以上10%以下である、ように構成される、
コルゲートチューブ保持具であること。
[5]
電線と、前記電線が挿通されるコルゲートチューブと、上記[1]~上記[4]の何れか一つに記載のコルゲートチューブ保持具と、を備える、ワイヤハーネスであって、
前記コルゲートチューブ保持具が有する前記突部が前記コルゲートチューブの外周面における凹部に係合することにより、前記コルゲートチューブの軸方向における前記コルゲートチューブの移動が規制される、
ワイヤハーネスであること。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るカバー10(コルゲートチューブ保持具)を含むコネクタ1について説明する。以下、説明の便宜上、図1に示すように、「軸方向」、「幅方向」、「上下方向」、「前」、「後」、「上」及び「下」を定義する。「軸方向」、「幅方向」及び「上下方向」は、互いに直交している。軸方向は、端子31(図2参照)のハウジング40の端子収容室への挿入方向、及び、コネクタ1と相手側コネクタ(図示省略)との嵌合方向、と一致しており、相手側コネクタが嵌合する嵌合方向正面側(図1において右下側)が前側とされ、その反対の嵌合方向背面側(図1において左上側)が後側とされている。
次いで、図5及び図6を参照しながら、本発明の実施形態に係るカバー10の環状の突部17の構成の詳細について説明する。閉状態にあるカバー10では、図6に示すように、軸方向に沿った断面において、複数(本例では、3つ)の突部17のうち、軸方向両側に位置する2つの突部17の先端面17c同士の間の中点位置Pは、コルゲートチューブ20の径方向(図6では、上下方向)において一致している。一方、3つの突部17のうち軸方向両側に位置する2つの突部17の先端面17c同士の間の中点位置Pと、軸方向中央に位置する1つの突部17の先端面17c同士の間の中点位置Pとは、コルゲートチューブ20の径方向(図6では、上下方向)において相違している。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
[1]
コルゲートチューブ(20)を保持するためのコルゲートチューブ保持具(10)であって、
前記コルゲートチューブ(20)の外周面を周回する複数の凹部(21)に係合することによって前記コルゲートチューブ(20)を保持するように、環状の形状を有するとともに前記コルゲートチューブ(20)の軸方向に沿って並ぶ、複数の突部(17)を備え、
前記複数の前記突部(17)は、
前記コルゲートチューブ(20)の軸方向に沿った断面において、少なくとも1つの前記突部(17)の先端同士の間の中点位置(P)と、他の前記突部(17)の先端同士の間の中点位置(P)と、が前記コルゲートチューブ(20)の径方向において相違するように、構成される、
コルゲートチューブ保持具(10)。
[2]
上記[1]に記載のコルゲートチューブ保持具(10)であって、
前記コルゲートチューブ(20)を前記軸方向に交差する所定の挟持方向において挟むことにより、前記コルゲートチューブ(20)を収容する収容空間(16)を画成するように構成された、一対のカバー部(10a,10b)を有し、
前記一対の前記カバー部(10a,10b)の各々は、
前記収容空間(16)に向けて突出する複数の突条体(17a,17b)であって、前記収容空間(16)が画成されたときに前記複数の前記突部(17)を構成することになる複数の突条体(17a,17b)、を有し、
前記複数の前記突部(17)は、
前記挟持方向において、少なくとも1つの前記突部(17)の先端同士の間の中点位置(P)と、他の前記突部(17)の先端同士の間の中点位置(P)と、が相違するように、構成される、
コルゲートチューブ保持具(10)。
[3]
上記[2]に記載のコルゲートチューブ保持具(10)において、
前記一対の前記カバー部(10a,10b)の少なくとも一方は、
少なくとも一つの前記突条体(17a,17b)の突出高さ(a)が、他の前記突条体(17a,17b)の突出高さ(b)と異なる、ように構成された、
コルゲートチューブ保持具(10)。
[4]
上記[1]~上記[3]の何れか一つに記載のコルゲートチューブ保持具(10)において、
前記複数の前記突部(17)は、
前記少なくとも1つの前記突部(17)の先端同士の間の間隔(L)と、前記他の前記突部(17)の先端同士の間の間隔(L)と、が同一であり、且つ、前記少なくとも1つの前記突部(17)の先端同士の間の中点位置(P)と、前記他の前記突部(17)の先端同士の間の中点位置(P)と、の間の前記径方向における相違量が、前記コルゲートチューブ(20)の外径の2%以上10%以下である、ように構成される、
コルゲートチューブ保持具(10)。
[5]
電線(30)と、前記電線(30)が挿通されるコルゲートチューブ(20)と、上記[1]~上記[4]の何れか一つに記載のコルゲートチューブ保持具(10)と、を備える、ワイヤハーネスであって、
前記コルゲートチューブ保持具(10)が有する前記突部(17)が前記コルゲートチューブ(20)の外周面における凹部(21)に係合することにより、前記コルゲートチューブ(20)の軸方向における前記コルゲートチューブ(20)の移動が規制される、
ワイヤハーネス。
10a 上カバー(カバー部)
10b 下カバー(カバー部)
16 収容空間
17 突部
17a 突条体
17b 突条体
20 コルゲートチューブ
21 凹部
30 電線
L 間隔
P 中点位置
Claims (5)
- コルゲートチューブを保持するためのコルゲートチューブ保持具であって、
前記コルゲートチューブの外周面を周回する複数の凹部に係合することによって前記コルゲートチューブを保持するように、環状の形状を有するとともに前記コルゲートチューブの軸方向に沿って並ぶ、複数の突部を備え、
前記複数の突部は、
前記コルゲートチューブの軸方向に沿った断面において、少なくとも1つの前記突部の先端同士の間の中点位置と、他の前記突部の先端同士の間の中点位置と、が前記コルゲートチューブの径方向において相違するように、構成される、
コルゲートチューブ保持具。 - 請求項1に記載のコルゲートチューブ保持具であって、
前記コルゲートチューブを前記軸方向に交差する所定の挟持方向において挟むことにより、前記コルゲートチューブを収容する収容空間を画成するように構成された、一対のカバー部を有し、
前記一対のカバー部の各々は、
前記収容空間に向けて突出する複数の突条体であって、前記収容空間が画成されたときに前記複数の突部を構成することになる複数の突条体、を有し、
前記複数の突部は、
前記挟持方向において、少なくとも1つの前記突部の先端同士の間の中点位置と、他の前記突部の先端同士の間の中点位置と、が相違するように、構成される、
コルゲートチューブ保持具。 - 請求項2に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記一対のカバー部の少なくとも一方は、
少なくとも一つの前記突条体の突出高さが、他の前記突条体の突出高さと異なる、ように構成された、
コルゲートチューブ保持具。 - 請求項1~請求項3の何れか一項に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記複数の突部は、
前記少なくとも1つの前記突部の先端同士の間の間隔と、前記他の前記突部の先端同士の間の間隔と、が同一であり、且つ、前記少なくとも1つの前記突部の先端同士の間の中点位置と、前記他の前記突部の先端同士の間の中点位置と、の間の前記径方向における相違量が、前記コルゲートチューブの外径の2%以上10%以下である、ように構成される、
コルゲートチューブ保持具。 - 電線と、前記電線が挿通されるコルゲートチューブと、請求項1~請求項4の何れか一項に記載のコルゲートチューブ保持具と、を備える、ワイヤハーネスであって、
前記コルゲートチューブ保持具が有する前記突部が前記コルゲートチューブの外周面における凹部に係合することにより、前記コルゲートチューブの軸方向における前記コルゲートチューブの移動が規制される、
ワイヤハーネス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018214897A JP7168419B2 (ja) | 2018-11-15 | 2018-11-15 | コルゲートチューブ保持具、及び、ワイヤハーネス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018214897A JP7168419B2 (ja) | 2018-11-15 | 2018-11-15 | コルゲートチューブ保持具、及び、ワイヤハーネス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020088908A JP2020088908A (ja) | 2020-06-04 |
JP7168419B2 true JP7168419B2 (ja) | 2022-11-09 |
Family
ID=70909207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018214897A Active JP7168419B2 (ja) | 2018-11-15 | 2018-11-15 | コルゲートチューブ保持具、及び、ワイヤハーネス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7168419B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010133543A (ja) | 2008-12-08 | 2010-06-17 | Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd | コルゲートチューブのクランプ |
US20120276762A1 (en) | 2009-11-14 | 2012-11-01 | Wieland Electric Gmbh | Electrical plug connector |
JP2013128395A (ja) | 2011-11-14 | 2013-06-27 | Furukawa Electric Co Ltd:The | クランプ |
JP2016019405A (ja) | 2014-07-10 | 2016-02-01 | 矢崎総業株式会社 | コルゲートチューブ固定構造 |
JP2016181961A (ja) | 2015-03-23 | 2016-10-13 | 矢崎総業株式会社 | 配索材の固定構造及びワイヤハーネス |
JP3213137U (ja) | 2017-08-09 | 2017-10-19 | 株式会社千代田製作所 | ワイヤーハーネス用プロテクタ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0237517U (ja) * | 1988-08-30 | 1990-03-13 |
-
2018
- 2018-11-15 JP JP2018214897A patent/JP7168419B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010133543A (ja) | 2008-12-08 | 2010-06-17 | Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd | コルゲートチューブのクランプ |
US20120276762A1 (en) | 2009-11-14 | 2012-11-01 | Wieland Electric Gmbh | Electrical plug connector |
JP2013128395A (ja) | 2011-11-14 | 2013-06-27 | Furukawa Electric Co Ltd:The | クランプ |
JP2016019405A (ja) | 2014-07-10 | 2016-02-01 | 矢崎総業株式会社 | コルゲートチューブ固定構造 |
JP2016181961A (ja) | 2015-03-23 | 2016-10-13 | 矢崎総業株式会社 | 配索材の固定構造及びワイヤハーネス |
JP3213137U (ja) | 2017-08-09 | 2017-10-19 | 株式会社千代田製作所 | ワイヤーハーネス用プロテクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020088908A (ja) | 2020-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5602751B2 (ja) | スリーブ部材を有するコネクタ | |
US4902247A (en) | Electrical connector | |
JP6564810B2 (ja) | 接続端子 | |
JP2008300199A (ja) | コネクタ | |
JP2008066111A (ja) | シールドコネクタ | |
JP6738085B2 (ja) | コネクタ部材及びコネクタ | |
JP6023892B2 (ja) | メス端子 | |
JP6889696B2 (ja) | コルゲートチューブ保持具、及び、ワイヤハーネス | |
US10158189B2 (en) | Connector having a housing inseparably connecting two other housings | |
JP6546625B2 (ja) | 接続端子 | |
CN112421289B (zh) | 密封部件及连接器 | |
EP1056161B1 (en) | Waterproof connector and method of assembling the same | |
JP6721622B2 (ja) | 接続端子 | |
JP6720236B2 (ja) | 接続端子 | |
JP7168419B2 (ja) | コルゲートチューブ保持具、及び、ワイヤハーネス | |
JP4457862B2 (ja) | コネクタ | |
CN212304093U (zh) | 高压连接器 | |
JP7182092B2 (ja) | コネクタ構造 | |
JP2023061411A (ja) | コネクタ | |
CN111864479A (zh) | 高压连接器 | |
JP2020087519A (ja) | コルゲートチューブ保持具、及び、ワイヤハーネス | |
JP7408611B2 (ja) | コネクタ | |
JP3596427B2 (ja) | 防水コネクタ | |
JP2007220691A (ja) | コネクタ | |
JP7423168B2 (ja) | コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211014 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220930 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221025 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221027 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7168419 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |