JP4457862B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
前記シェルの電線挿入口とシールド電線の外皮との間に挟持されるストッパが設けられており、このストッパの外周面に係止溝が形成され、かつ、この係止溝に前記電線挿入口の開口縁が係止されるところに特徴を有する。
本構成によれば、電線延出方向に引っ張り力が生じても、カバー部の端子位置決め部が端子金具と係止して電線延出方向への位置ずれが規制される。したがって、従来構成のように、ランスが端子金具に係止することで端子金具の位置ずれを規制する構成と比較して、ランス及びランスの撓み空間を確保する必要がないから、小型化することができる。
シールド電線が複数本の被覆電線を有するものである場合には、コネクタに接続するにあたって各被覆電線がむき出しの状態にされる。ここで、むき出しになる部分は、シールド層が剥ぎ取られた状態であるため、出来るだけ短くする必要があるが、かかる短い被覆電線に取り付けられた端子金具を、例えばハウジングに並んで設けられる各電線収容部の後方から挿入することは困難である。そこで、本構成によれば、各被覆電線はハウジングのホルダに上方から挿入することで端子金具の挿入作業が容易になる。
本構成によれば、ベース部材とシールド電線を先に組み付けてベース部材とシールド電線との電線位置決め部を位置決めした後にシールドカバーを組み付けることができるから、組み付け作業が容易になる。
本構成によれば、シェルとシールド電線の外皮との間で挟持されるストッパにより電線の位置ずれが防止される。
本発明の実施形態を図1ないし図22によって説明する。
本実施形態のコネクタはいわゆるシールドコネクタ10であり、例えば、図示しない発電機からモータへの電流経路に配されるシールド電線20とモータとの接続部分に利用されるものである。なお、以下では、前後方向については図1の左側を前方、右側を後方として説明する。
また、鍔部27のうち上下端部(の略中央部)は外方に向けて長方形状に突出して形成されており、このうち下端側で突出する部分が電線位置決め凸部28とされ、この電線位置決め凸部28が後述するベースプレート61の位置決め孔67に係止されることで、電線の位置決めがされるようになっている。
シールド電線20は、その端末部分における外皮23が所定長さだけ剥ぎ取られるとともに、外皮23が剥ぎ取られた部分のうちシールド層22が外皮23の端部から所定長さだけ残された状態で3本の被覆電線21が露出された状態となっている。
ここで、まず、アウタリング29を全ての被覆電線21及びシールド層22を通して挿入した後、インナリング26を後方側から全ての被覆電線21を通して挿入し、インナリング26の鍔部27のみを残したほぼ全体を、全ての被覆電線21とシールド層22との間に挿入する(図17参照)。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)端子金具30は雌型としたが、雄型の端子金具を収容するものであってもよい。
20…シールド電線
21…被覆電線
22…シールド層
23…外皮
25…金属リング(位置決め部材)
26…インナリング
27…鍔部
28…電線位置決め凸部
29…アウタリング
30…端子金具
33…つなぎ部
34…端子位置決め凸部
40…ハウジング
41…ホルダ部
43…端子収容室
51…カバー部
52…天板
53…端子位置決め凹部(端子位置決め部)
60…シェル
61…ベースプレート(ベース部材)
66…巻き付け部材
67…位置決め孔(電線位置決め部)
68…切欠き部
71…シールドカバー
72…電線通し孔
80…ストッパ
Claims (5)
- 芯線の周りに絶縁被覆を有する被覆電線の周囲にシールド層の形成されてなるシールド電線が取り付けられる端子金具と、
前記端子金具が配されるホルダ部と当該ホルダ部を覆って固定するカバー部とからなる合成樹脂製のハウジングと、を備えてなるコネクタであって、
前記カバー部には、前記端子金具と係止して電線延出方向への位置ずれを規制する端子位置決め部が形成されており、
前記被覆電線を囲み、かつ、前記シールド層と導通状態で固着される金属製の位置決め部材を備え、
前記位置決め部材は、前記被覆電線を囲むインナリングと、このインナリングを更に囲むアウタリングとから構成されており、
前記インナリングは、その端部に外方側に突出する電線位置決め凸部を有し、
前記インナリングと前記アウタリングとの間にシールド層が配された状態で前記アウタリングが加締めつけられて前記シールド層と導通状態となるとともに、
前記位置決め部材と導通状態とされ、その上面に前記ハウジングが配されるベース部材と前記ハウジングを内部に収容した状態で当該ベース部材を覆うシールドカバーとからなる金属製のシェルを備え、
前記ベース部材には、前記電線位置決め凸部に係止して電線延出方向への位置ずれを規制する位置決め孔が形成されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記端子位置決め部は、前記カバー部に形成された端子位置決め凹部であり、
前記端子金具は、
前記被覆電線の端末と接続される電線接続部と、
前記電線接続部とは異なる方向に向けられて相手側端子金具と接続される角筒部と、
前記電線接続部と前記角筒部とを接続するつなぎ部と、を有し、
前記つなぎ部には、前記カバー部の前記端子位置決め凹部に挿入されて凹凸嵌合する端子位置決め凸部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。 - 前記シールド電線は、複数本の前記被覆電線がそれぞれ端子金具に取り付けられるとともに、前記ハウジングのホルダは前記端子金具を上方から収容可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
- 前記ベース部材には、前記位置決め部材の周囲に巻き付くことで前記シールド電線と前記ベース部材との離間を規制する巻き付け部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
- 前記シェルの電線挿入口とシールド電線の外皮との間に挟持されるストッパが設けられており、
このストッパの外周面に係止溝が形成され、かつ、この係止溝に前記電線挿入口の開口縁が係止されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のコネクタ。
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