JP2018186021A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】係止ランスによる端子の保持を安定化することができるコネクタを提供する。【解決手段】端子収容室3が設けられたハウジング5と、端子収容室3に収容される端子7と、端子収容室3に撓み可能に設けられ端子7を端子収容室3に挿入したときに自由端側と端子7との当接により撓まされ復元により自由端側が端子7を端子収容室3に係止する係止ランス9とを備えたコネクタ1において、係止ランス9の自由端側に、係止ランス9の基端側より係止ランス9の撓み方向の肉厚が薄く設定され撓み可能な薄肉部11を設けた。【選択図】図9

Description

本発明は、コネクタに関する。詳細には、端子収容室に収容される端子を係止する係止ランスを有するコネクタに関する。
従来、コネクタとしては、端子収容室が設けられたハウジングと、端子収容室に収容される端子と、前記端子収容室に撓み可能に設けられ端子を端子収容室に係止する係止ランスとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このコネクタでは、係止ランスが、端子を端子収容室に挿入したときに自由端側と端子との当接により撓まされ、復元により自由端側が端子に係合可能に配置され、端子を端子収容室に係止する。
特開2001−326011号公報
ところで、上記特許文献1のコネクタでは、係止ランスの撓み方向の面に、除肉部が設けられているが、この除肉部は、係止ランスが撓んだときに、端子収容室の撓み方向への係止ランスの進入量を減らすために設けられている。
このため、上記特許文献1のようなコネクタでは、係止ランスが、端子を端子収容室に挿入したときに自由端側と端子との当接により基端側から撓まされるので、その撓みの応力が基端側に集中してしまう。
この係止ランスの基端側の応力集中により、係止ランスの基端側に変形や損傷などが生じ、係止ランスによる端子の保持が不安定になる恐れがあった。
そこで、この発明は、係止ランスによる端子の保持を安定化することができるコネクタの提供を目的としている。
請求項1記載の発明は、端子収容室が設けられたハウジングと、前記端子収容室に収容される端子と、前記端子収容室に撓み可能に設けられ前記端子を前記端子収容室に挿入したときに自由端側と前記端子との当接により撓まされ復元により自由端側が前記端子を前記端子収容室に係止する係止ランスと、前記係止ランスの自由端側に設けられ前記係止ランスの基端側より前記係止ランスの撓み方向の肉厚が薄く設定され撓み可能な薄肉部とを有することを特徴とするコネクタである。
このコネクタでは、係止ランスの自由端側に、係止ランスの基端側より係止ランスの撓み方向の肉厚が薄く設定され撓み可能な薄肉部が設けられているので、端子を端子収容室に挿入したときの自由端側と端子との当接により、係止ランスの基端側の撓みに加えて、薄肉部も撓むことになる。
このため、係止ランスの撓みによる応力を、係止ランスの基端側と薄肉部とに分散することができ、係止ランスの基端側の変形や損傷などを防止し、係止ランスの基端側の強度を保持することができる。
従って、このようなコネクタでは、薄肉部の撓みにより係止ランスの基端側の応力集中を防止でき、係止ランスによる端子の保持を安定化することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のコネクタであって、前記係止ランスは、撓み方向の肉厚が基端側から自由端側に向けて連続して薄く設定されていることを特徴とする。
このコネクタでは、係止ランスが、撓み方向の肉厚が基端側から自由端側に向けて連続して薄く設定されているので、係止ランスの基端と自由端との間の複数箇所で係止ランスの撓みによる応力を分散することができ、さらに係止ランスの基端側の強度を保持することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のコネクタであって、前記係止ランスは、基端側から自由端側にわたって弧状に形成されていることを特徴とする。
このコネクタでは、係止ランスが、基端側から自由端側にわたって弧状に形成されているので、係止ランスが直線状に形成されている場合に比較して、係止ランスの長さを短くすることができ、コネクタを小型化することができる。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコネクタであって、前記係止ランスの自由端側は、前記係止ランスの基端側より前記係止ランスの撓み代分前記端子側に配置されていることを特徴とする。
このコネクタでは、係止ランスの自由端側が、係止ランスの基端側より係止ランスの撓み代分端子側に配置されているので、係止ランス自体に係止ランスの撓み代をもたせることで、端子収容室内に係止ランスの撓みを許容する空間を設ける必要がなく、コネクタを小型化することができる。
本発明によれば、係止ランスによる端子の保持を安定化することができるコネクタを提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係るコネクタの斜視図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタの分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタのハウジングの要部断面図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタのハウジングの一部を断面とした要部斜視図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタの係止ランスの側面図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタの端子を電線の端末部に接続したときの斜視図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタの係止ランスが撓んだ状態での断面図である。 (a)は図7のX−X断面図である。(b)は図7のY−Y断面図である。(c)は図7のZ−Z断面図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタの端子を端子収容室に収容しているときの断面図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタの端子を端子収容室に収容したときの断面図である。
図1〜図10を用いて本発明の実施の形態に係るコネクタについて説明する。
本実施の形態に係るコネクタ1は、端子収容室3が設けられたハウジング5と、端子収容室3に収容される端子7と、端子収容室3に撓み可能に設けられ端子7を端子収容室3に挿入したときに自由端側と端子7との当接により撓まされ復元により自由端側が端子7を端子収容室3に係止する係止ランス9とを備えている。
そして、係止ランス9の自由端側には、係止ランス9の基端側より係止ランス9の撓み方向の肉厚が薄く設定され撓み可能な薄肉部11が設けられている。
また、係止ランス9は、撓み方向の肉厚が基端側から自由端側に向けて連続して薄く設定されている。
さらに、係止ランス9は、基端側から自由端側にわたって弧状に形成されている。
また、係止ランス9の自由端側は、係止ランス9の基端側より係止ランス9の撓み代分端子7側に配置されている。
図1〜図10に示すように、ハウジング5は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、両側壁を跨いで回動可能にレバー(不図示)が組付けられ、レバーの回動により、相手ハウジング(不図示)と嵌合可能となっている。
このハウジング5には、複数の端子収容室3が設けられ、相手ハウジングと嵌合することにより、相手ハウジングに収容された複数の相手端子(不図示)と複数の端子収容室3に収容された複数の端子7とが電気的に接続される。
端子収容室3は、長さ方向の一端側が端子7を内部に挿入させる挿入開口13となっており、長さ方向の他端側が内部に収容された端子7に接続される相手端子の雄型のタブ状の接続部(不図示)が挿入される接続開口15となっている。
この複数の端子収容室3には、長さ方向の一端側の挿入開口13からそれぞれ複数の端子7が収容される。
端子7は、導電性材料からなる1枚の板材に対して、打ち抜き加工や折り曲げ加工などを施すことによって、電線接続部17と、接続部19とが連続する一部材で形成されている。
電線接続部17は、被覆圧着部21と、芯線圧着部23とを備えている。
被覆圧着部21は、一対の加締め片からなり、電源や機器などに接続された電線25の端末部において、電線25の被覆部を加締める。
この被覆圧着部21を電線25の被覆部に加締めることにより、端子7が電線25に固定される。
芯線圧着部23は、接続部19と被覆圧着部21との間に設けられた一対の圧着片からなり、電線25の端末部において、電線25の被覆部から露出された芯線部を加締めて圧着される。
この芯線圧着部23を電線25の芯線部に圧着させることにより、端子7が電線25に電気的に接続される。
接続部19は、底壁が電線接続部17と連続する一部材で形成され、両側壁と上壁とを折り曲げ加工によって箱状に形成された雌型の接続部19からなる。
この接続部19の内部には、接続部19と連続する一部材で所定の付勢力を有するように弾性変形可能に接点部27を有する弾性片29が設けられている。
このような接続部19には、長さ方向の一端側に開口が設けられ、この開口から内部に相手端子のタブ状の接続部が挿入され、弾性片29の付勢力によって接点部27がタブ状の接続部と接触することにより、端子7と相手端子とが電気的に接続される。
このような箱状の接続部19を有する端子7は、電線25の端末部に電線接続部17を介して接続された状態で、端子収容室3の挿入開口13から端子収容室3内に挿入され、挿入開口13から電線25がハウジング5の外部に引き出される。
なお、ハウジング5の外部に引き出される電線25の外周には、電線25の外周に密着して電線25が挿通される複数の孔31が設けられたマットシール33が配置されている。
このマットシール33は、外周が端子収容室3の挿入開口13側に位置するハウジング5の開口の内周に密着して収容され、ハウジング5に電線25を挿通可能な複数の孔35が設けられたリヤホルダ37を組付けることによって、ハウジング5からの脱落が防止される。
このように端子収容室3に収容された端子7は、端子収容室3内に設けられた係止ランス9に係止されることにより、端子収容室3の挿入開口13からの抜け止めがなされる。
なお、端子収容室3のタブ状の接続部が挿入される接続開口15は、ハウジング5に組付けられるフロントホルダ39に形成されている。
このフロントホルダ39は、ハウジング5に組付けられた状態で、係止ランス9に係止される端子7の接続部19の先端側に配置され、端子7の端子収容室3へのそれ以上の挿入を規制する。
係止ランス9は、基端側が端子収容室3の底壁と連続する一部材で形成され、自由端側が端子収容室3の内部に向けて傾斜しタブ状の接続部が挿入される接続開口15側に配置され、端子収容室3内の上下方向に撓み可能に片持ち状に設けられている。
この係止ランス9は、端子7がハウジング5の端子収容室3の挿入開口13から端子収容室3内に収容されるときに、接続部19の先端側が係止ランス9と摺動しながら挿入されることにより、端子収容室3の底壁側に向けて撓まされる(図9参照)。
そして、端子7が端子収容室3内の正規位置に配置されると、係止ランス9が復元し、係止ランス9の自由端側が接続部19の外方に向けて突設された係止突起41に係合され、端子7の端子収容室3からの抜け止めがなされる(図10参照)。
なお、係止ランス9の端子7の接続部19と摺動される側の面には、接続部19の係止突起41と係合し、係止突起41を係止ランス9の自由端側に案内する溝部43が係止ランス9の基端側から自由端側に沿って設けられている。
加えて、係止ランス9の自由端側の幅方向一側には、解除治具(不図示)と当接し、係止ランス9を撓ませ、係止突起41との係合を解除させる解除部45が設けられている。
ここで、従来の係止ランスでは、端子7の接続部19と摺動によって、係止ランスの基端側から係止ランスの形状を保持しながら撓まされる。
このため、従来の係止ランスでは、係止ランスの撓みによる応力が、係止ランスの基端側に集中し、係止ランスの基端側に変形や損傷などが生じる恐れがあった。
そこで、係止ランス9の自由端側には、薄肉部11が設けられている。
薄肉部11は、係止ランス9の自由端側に設けられ、係止ランス9の撓み方向の肉厚、すなわち厚さAが、係止ランス9の基端側の厚さCより薄く設定されている。
この薄肉部11は、端子7の接続部19との摺動により、端子収容室3の底壁側に向けて撓み可能に係止ランス9の自由端側に設けられている。
このような薄肉部11が設けられた係止ランス9は、端子7の接続部19と係止ランス9の基端側とが摺動したとき、係止ランス9の基端側を基点として係止ランス9の全体が撓みを開始する。
この状態から端子7の挿入を継続し、端子7の接続部19と薄肉部11とが摺動したとき、薄肉部11が撓みを開始する。
このとき、係止ランス9の基端側にかかっていた応力が、薄肉部11に分散され、係止ランス9の基端側に応力が集中することを防止することができる。
このように係止ランス9の自由端側に撓み可能な薄肉部11を設けることにより、係止ランス9が撓んだときの応力が、係止ランス9の基端側に集中することを防止でき、係止ランス9の基端側に変形や損傷などが生じることを防止することができる。
ここで、係止ランス9は、撓み方向の肉厚、すなわち厚さが係止ランス9の基端側から自由端側に向けて連続して薄く設定されている。
詳細には、係止ランス9は、係止ランス9の中間部の厚さBを、係止ランス9の基端側の厚さCより薄くし、薄肉部11の厚さAを、係止ランス9の中間部の厚さBより薄くし、係止ランス9全体として、基端側から自由端側に向けて係止ランス9の厚さを順次薄くなるように形成されている。
このように係止ランス9を基端側から自由端側に向けて厚さを順次薄く形成することにより、係止ランス9の長さ方向の全域で、端子7の接続部19との摺動によって係止ランス9を撓ませることができ、係止ランス9の複数箇所で係止ランス9の撓みによる応力を分散することができる。
このような係止ランス9は、自由端が端子7側を向くように、基端側から自由端側にわたって弧状に形成されている。
このように係止ランス9を弧状に形成することにより、係止ランス9を直線状に形成した場合に比較して、係止ランス9の長さを短くすることができ、ハウジング5を長さ方向に小型化することができる。
このような係止ランス9の自由端側は、係止ランス9の基端側より係止ランス9の撓み代分端子7側に配置されている。
詳細には、端子7の接続部19と摺動したときの係止ランス9全体の撓み代を撓み代Dとすると、係止ランス9の自由端側は、撓み代D分、係止ランス9の基端側より端子7側に配置されている。
このように係止ランス9の自由端側を配置することにより、係止ランス9は、端子7の接続部19との摺動によって薄肉部11側も撓むので、係止ランス9自体に係止ランス9の撓み代Dをもたせることができる。
このため、係止ランス9の基端側を基点として係止ランス9全体が撓み代D分、端子収容室3の底壁側に向けて撓むことがないので、端子収容室3内の係止ランス9の撓み方向側に係止ランス9の撓みを許容する空間を設ける必要がなく、ハウジング5を高さ方向に小型化することができる。
なお、ハウジング5の側壁には、複数の端子収容室3を連通し、スペーサ47を挿入可能な挿通孔49の開口が設けられている。
このスペーサ47には、端子7を挿通可能な複数の孔部51が設けられており、孔部51内には、端子7の外方に向けて突設された二重係止突起53に係合可能な係止部55が突設されている。
このようなスペーサ47は、端子7を端子収容室3に収容する際に、挿通孔49に仮係止状態で挿入され、係止部55が接続部19の二重係止突起53と干渉しない位置に配置され、孔部51を端子7が挿通可能とする。
そして、端子7を端子収容室3の正規位置に収容した状態、すなわち接続部19の係止突起41と係止ランス9の自由端側とが係合した状態で、挿通孔49にスペーサ47を本係止状態となるように挿入することにより、係止部55が接続部19の二重係止突起53と係合可能に配置され、端子収容室3に対して端子7が二重係止された状態となる。
このようなコネクタ1では、係止ランス9の自由端側に、係止ランス9の基端側より係止ランス9の撓み方向の肉厚が薄く設定され撓み可能な薄肉部11が設けられているので、端子7を端子収容室3に挿入したときの自由端側と端子7との当接により、係止ランス9の基端側の撓みに加えて、薄肉部11も撓むことになる。
このため、係止ランス9の撓みによる応力を、係止ランス9の基端側と薄肉部11とに分散することができ、係止ランス9の基端側の変形や損傷などを防止し、係止ランス9の基端側の強度を保持することができる。
従って、このようなコネクタ1では、薄肉部11の撓みにより係止ランス9の基端側の応力集中を防止でき、係止ランス9による端子7の保持を安定化することができる。
また、係止ランス9は、撓み方向の肉厚が基端側から自由端側に向けて連続して薄く設定されているので、係止ランス9の基端と自由端との間の複数箇所で係止ランス9の撓みによる応力を分散することができ、さらに係止ランス9の基端側の強度を保持することができる。
さらに、係止ランス9は、基端側から自由端側にわたって弧状に形成されているので、係止ランス9が直線状に形成されている場合に比較して、係止ランス9の長さを短くすることができ、コネクタ1を小型化することができる。
また、係止ランス9の自由端側は、係止ランス9の基端側より係止ランス9の撓み代分端子7側に配置されているので、係止ランス9自体に係止ランス9の撓み代をもたせることで、端子収容室3内に係止ランス9の撓みを許容する空間を設ける必要がなく、コネクタ1を小型化することができる。
なお、本発明の実施の形態に係るコネクタでは、ハウジングにフロントホルダを組付け、端子収容室の接続開口を形成させているが、これに限らず、ハウジングにフロントホルダを組付けずに、端子収容室に接続開口を形成させてもよい。
また、ハウジングにレバーを組付けているが、これに限らず、ハウジングにレバーを組付けずに、相手ハウジングと嵌合するようにしてもよい。
1…コネクタ
3…端子収容室
5…ハウジング
7…端子
9…係止ランス
11…薄肉部

Claims (4)

  1. 端子収容室が設けられたハウジングと、
    前記端子収容室に収容される端子と、
    前記端子収容室に撓み可能に設けられ前記端子を前記端子収容室に挿入したときに自由端側と前記端子との当接により撓まされ復元により自由端側が前記端子を前記端子収容室に係止する係止ランスと、
    前記係止ランスの自由端側に設けられ前記係止ランスの基端側より前記係止ランスの撓み方向の肉厚が薄く設定され撓み可能な薄肉部と、
    を有することを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記係止ランスは、撓み方向の肉厚が基端側から自由端側に向けて連続して薄く設定されていることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1又は2記載のコネクタであって、
    前記係止ランスは、基端側から自由端側にわたって弧状に形成されていることを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコネクタであって、
    前記係止ランスの自由端側は、前記係止ランスの基端側より前記係止ランスの撓み代分前記端子側に配置されていることを特徴とするコネクタ。
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