JP2007150179A - フレキシブル回路基板およびその製造方法 - Google Patents

フレキシブル回路基板およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007150179A
JP2007150179A JP2005345652A JP2005345652A JP2007150179A JP 2007150179 A JP2007150179 A JP 2007150179A JP 2005345652 A JP2005345652 A JP 2005345652A JP 2005345652 A JP2005345652 A JP 2005345652A JP 2007150179 A JP2007150179 A JP 2007150179A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
substrate
flexible
circuit board
wiring pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005345652A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5151025B2 (ja
Inventor
Kenichi Yamamoto
憲一 山本
Daisuke Suetsugu
大輔 末次
Daido Komyoji
大道 光明寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005345652A priority Critical patent/JP5151025B2/ja
Publication of JP2007150179A publication Critical patent/JP2007150179A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5151025B2 publication Critical patent/JP5151025B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

【課題】複数の可撓性を有するシート状回路デバイスを埋設して、可撓性の極めて大きく、信頼性に優れたフレキシブル回路基板およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】少なくとも一方の面に配線パターン11が設けられた可撓性を有する第1の基板12と、配線パターン11と接続された複数の可撓性を有するシート状回路デバイス15と、シート状回路デバイス15を埋設する可撓性を有する第2の基板13と、を備え、第1の基板12と第2の基板13とを一体化した基板14に配線パターン11およびシート状回路デバイス15を埋設して構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、フレキシブル基板内に複数の可撓性を有するシート状回路デバイスを埋設したフレキシブル回路基板およびその製造方法に関する。
近年のコンピュータを取り巻く環境の中で、コンピュータや周辺装置を衣服などに装着する、いわゆる「ウエアラブル・コンピュータシステム」や「ウエアラブルな電子装置」などが注目されている。
そして、近年の技術革新により、コンピュータや入出力装置の超小型化・軽量化が進展し、上述のウエアラブルなコンピュータシステムや回路システムなどを実現する電子部品を内蔵した回路基板などが開発されている。
また、最近では、さらに、種々の形状を有する物品や自由自在に曲率が変化する場所でも装着できる薄くて柔軟性に優れるフレキシブル回路基板の実現が望まれている。
現状では、従来のフレキシブル回路基板を応用して、柔軟なテープ状のプリント基板上に複数の非接触信号伝送器やICチップなどの複数の電子部品などを実装し、柔軟性を有する樹脂などでモールドしたICタグなどが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、クレジットカードやキャッシュカードなどにおいて、カード素材にマイクロプロセッサやRAM、ROMなどの半導体メモリを含むICモジュールを内部に埋め込んだICカードが実用化されている。
例えば、ICカードの技術の一つとして、ICチップとコイルからなるICモジュールを表側ラベルと裏側ラベルとの間の中央部近傍に配置し、両ラベル間に樹脂を充填して一体化した例が開示されている(例えば、特許文献2参照)。そして、特許文献2によれば、ICカードの製造の際、ICモジュールと樹脂との熱収縮の差による反りなどの歪みが少なく、良好な品質のICカードを得ることができるとしている。
ここで、以下に、従来のフレキシブル回路基板について、図12を用いて説明する。
図12は、従来のフレキシブル回路基板の変形前後の状態を模式的に示す断面図である。
図12に示すように、フレキシブル回路基板300は、配線パターン(図示せず)と接続された、一般的に剛体である、例えばチップ状のキャパシタなどの複数の電子部品310が基板320の中央部分に配置して構成されている。
このような構成のフレキシブル回路基板300は、若干の曲げ変形は許容できるものである。
特開平4−27599号公報 特開平9−123650号公報
しかしながら、特許文献1のフレキシブル回路基板によれば、剛体である電子部品が、ICタグの一方の面の片側近傍に設けられてモールドされているため、ICタグが大きく曲げられた場合、配線パターンの断線や接続不良が発生し、信頼性が低下するという課題がある。
また、特許文献2のフレキシブル回路基板によれば、ICモジュールをラベル間の中央に配置し樹脂で充填して構成されている。しかし、ICカードを大きく曲げた場合、剛体であるICチップと樹脂との間の亀裂による接続不良やICチップの破損などにより、信頼性が低下するという課題がある。
さらに、剛体である電子部品を基板の中央部分に配置した従来のフレキシブル回路基板によれば、図12の上図や下図に示すように、凹状または凸状に変形させた場合、電子部品と樹脂との間の剥離や電子部品の割れなどが発生し、接続不良など信頼性の確保が困難であった。
また、上記のフレキシブル回路基板は、いずれも変形する用途を前提に開発されたものではなく、若干の曲げを許容するものでしかなかった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、複数の可撓性を有するシート状回路デバイスを埋設した、可撓性に優れ、大きな変形を許容できる信頼性の高いフレキシブル回路基板およびその製造方法を提供することを目的とする。
上述したような課題を解決するために、本発明のフレキシブル回路基板は、少なくとも一方の面に配線パターンが設けられた可撓性を有する第1の基板と、配線パターンと接続された複数の可撓性を有するシート状回路デバイスと、シート状回路デバイスを埋設する可撓性を有する第2の基板と、を備え、第1の基板と第2の基板とを一体化した基板に配線パターンおよびシート状回路デバイスを埋設した構成を有する。
さらに、配線パターンおよびシート状回路デバイスが、基板の中立面近傍に埋設されていてもよい。
さらに、シート状回路デバイスは、シート状キャパシタ、シート状インダクタ、シート状レジスタおよびシート状回路であってもよい。
さらに、シート状回路は、有機トランジスタを含んでいてもよい。
さらに、第1の基板および第2の基板の少なくとも一方は、配線パターンと接続される導電ビアを有していてもよい。
これらにより、可撓性を有するシート状回路デバイスとともに、配線パターンとシート状回路デバイスを応力歪みが小さい中立面近傍に埋設して一体化するため、可撓性を飛躍的に向上させるとともに、大きな変形に対しても接続不良やシート状回路デバイスの破損などのない信頼性に優れたフレキシブル回路基板を実現できる。
さらに、第1の基板の少なくとも一方の端部近傍には、配線パターンを露出させた接続端子部を設けてもよい。
これにより、外部機器との接続を容易にするとともに、リペア性やシステム構築が容易なフレキシブル回路基板が得られる。
また、本発明のフレキシブル回路基板の製造方法は、可撓性を有する第1の基板に複数本の配線パターンを形成する工程と、配線パターンに複数の可撓性を有するシート状回路デバイスを接続する工程と、配線パターンおよびシート状回路デバイスを、第1の基板と第2の基板を一体化して形成した基板に埋設する工程と、を含む。
さらに、基板に埋設する工程が、配線パターンおよびシート状回路デバイスを基板の中立面近傍に埋設する工程であってもよい。
さらに、シート状回路デバイスは、シート状キャパシタ、シート状インダクタ、シート状レジスタおよびシート状回路であってもよい。
これらの方法により、可撓性の高い複数のシート状回路デバイスを第1の基板と第2の基板を一体化して埋設することにより、配線パターンとシート状回路デバイスを応力歪みの小さい中立面近傍に配置して形成する。その結果、可撓性を飛躍的に向上させるとともに、大きな変形に対しても接続不良やシート状回路デバイスの破損などのない信頼性に優れたフレキシブル回路基板を作製できる。また、複数個のシート状回路デバイスを個別に性能確認した後に実装できるため、フレキシブル回路基板を低コストで生産性よく作製できる。
さらに、第1の基板の少なくとも一方の端部近傍に配線パターンを露出させて接続端子部を形成する工程を含んでもよい。
これにより、外部機器との接続の容易なフレキシブル回路基板を作製できる。
本発明のフレキシブル回路基板およびその製造方法によれば、可撓性を飛躍的に向上させた、接続不良やシート状回路デバイスの破損のない信頼性や品質に優れるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面においては、説明を容易にするために任意に拡大して示している。
また、以下の各実施の形態では、キャパシタ、インダクタおよびレジスタからなるフィルタ回路を有するフレキシブル回路基板を例に説明するが、これに限られないことはいうまでもない。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板について、図1から図4を用いて説明する。
図1(a)は本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板を模式的に示す透視平面図で、図1(b)は同図(a)のA−A線断面図である。
また、図2(a)は本発明の第1の実施の形態におけるシート状回路デバイスであるキャパシタの一例を模式的に示す透視平面図で、図2(b)は同図(a)のA−A線断面図である。図3(a)は本発明の第1の実施の形態におけるシート状回路デバイスであるインダクタの一例を示す透視平面図で、図3(b)は同図(a)のA−A線断面図である。図4(a)は本発明の第1の実施の形態におけるシート状回路デバイスであるレジスタの一例を示す透視平面図で、図4(b)は同図(a)のA−A線断面図である。
図1に示すように、フレキシブル回路基板10は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)などの可撓性を有する第1の基板12の少なくとも一方の面に複数本の配線パターン11と、配線パターン11の少なくとも一部と接続する複数個の導電ビア17を有する。そして、図2から図4に示すシート状キャパシタ151、シート状インダクタ152、シート状レジスタ153などの可撓性を有するシート状回路デバイス15を配線パターン11の所定の位置に実装し、これらのシート状回路デバイス15の各電極端子と配線パターン11とを接続する。
さらに、可撓性を有する第2の基板13を、第1の基板12に加熱しながら圧着することによりシート状回路デバイス15を第2の基板13に埋設し、第1の基板12と第2の基板13とを一体化してフレキシブル回路基板10が構成される。
このとき、第1の基板12と第2の基板13とを一体化して形成した基板14の厚み方向において、曲げなどの変形に対して引張応力や圧縮応力などの応力歪みが発生しない中立面16(伸び縮みしない面)近傍に、配線パターン11およびシート状回路デバイス15を配置する。ここで、配線パターン11およびシート状回路デバイス15の電極端子は、少なくとも中立面16から基板14の厚さの約20%の範囲内の位置に設けることが好ましい。
以下に、本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板10に埋設されるシート状回路デバイスの構成の一例について説明する。
まず、図2に示すように、シート状回路デバイスの一例であるシート状キャパシタ151は、例えばポリイミドやポリフェニレンサルファイド(例えば厚さ125μm以下、好ましくは50μm〜125μm)などのシート状基板20の片面に、低抵抗でシート状基板20と密着性のよい、例えばアルミニウム(Al)などの下層電極膜21を設ける。そして、下層電極膜21の上に比誘電率の大きな、例えば二酸化シリコン(SiO)などの誘電体膜23を形成し、その上に上層電極膜22を設ける。さらに、下層電極膜21、上層電極膜22と誘電体膜23を被覆する絶縁性樹脂材料からなる保護膜26を設ける。
そして、下層電極膜21や上層電極膜22と配線パターンを接続する電極端子24、25を、例えば導電ビアにより形成し、シート状キャパシタ151が構成される。
また、図3に示すように、シート状回路デバイスの一例であるシート状インダクタ152は、例えばポリイミドやポリフェニレンサルファイドなどのシート状基板30の片面に、例えばアルミニウムや銅(Cu)などの低抵抗の電極材料により、例えば渦巻き状にパターン化してインダクタ31を設ける。そして、インダクタ31の両端から、シート状基板30の他方の面側に、配線パターンと接続する電極端子34、35として、例えば導電ビアなどを設ける。さらに、インダクタ31の上に絶縁性樹脂材料からなる保護膜36を被覆して形成し、シート状インダクタ152が構成される。
また、図4に示すように、シート状回路デバイスの一例であるシート状レジスタ153は、例えばポリイミドやポリフェニレンサルファイドなどのシート状基板40の片面に、例えば金属系あるいは炭素系などの抵抗体材料により、例えば矩形状のパターンを有するレジスタ41を設ける。そして、レジスタ41の両端から、シート状基板40の他方の面側に、配線パターンと接続する電極端子44、45として、例えば導電ビアなどを設ける。さらに、レジスタ41の上に絶縁性樹脂材料からなる保護膜46を被覆して形成し、シート状レジスタ153が構成される。
これらの構成により、可撓性を有するシート状回路デバイス15を実現することができる。
以下では、本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板10に曲げ変形を加えたときの状態について、図5を用いて説明する。
図5は、本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板10に曲げ変形を加えたときの状態を模式的に示す断面図である。
図5の上図に示すように、配線パターン11とシート状回路デバイス15を埋設したフレキシブル回路基板10に凹状の曲げ変形を加えると、第1の基板12には外側に向かって大きな引張応力が発生し、第2の基板13には外側に向かって大きな圧縮応力が発生する。しかし、基板14の中立面16近傍に設けた配線パターン11やシート状回路デバイス15には、ほとんど応力が加わらない。
同様に、図5の下図に示すように、フレキシブル回路基板10に凸状の曲げ変形を加えても、中立面16近傍に設けた配線パターン11およびシート状回路デバイス15には、応力が加わらない。
また、図5に示すように、埋設されたシート状回路デバイス15は、可撓性に優れるため、フレキシブル回路基板10に凹状あるいは凸状の曲げ変形を加えても、シート状回路デバイス15自体が変形を加えられた基板14に沿って容易に曲がることができる。このため、シート状回路デバイス15と基板14との剥離や、シート状回路デバイス15の破損が生じにくい。
本発明の第1の実施の形態によれば、配線パターンおよびシート状回路デバイスを応力歪みの小さい中立面近傍に配置するため、曲率の大きな曲げや捩りなどの変形に対して、接続不良などの発生のない信頼性や耐久性に優れたフレキシブル回路基板10を実現できる。
また、図2から図4を用いて説明したシート状回路デバイス15自体も、可撓性を有するため、基板14の変形時にクラックや剥離などを生じにくい。そのため、繰り返しの変形などを受ける用途に対しても、特性や信頼性の低下しないフレキシブル回路基板10が得られる。
また、第1の基板と第2の基板の一体化で形成された基板により、シート状回路デバイスを構成する保護膜とともに、2重に保護できるため、耐湿性などの信頼性をさらに向上することができる。
なお、第1の基板12や第2の基板13としては、上記PETのほかに、例えばポリエステルやポリエチレンなどの熱可塑性樹脂やエポキシ、フェノール、尿素やメラニンなどの熱硬化性樹脂を用いることができる。ここで、第1の基板12と第2の基板13が熱可塑性樹脂からなる場合には、同じ材料で構成してもよいが、第2の基板13にガラス転移温度の低い材料を用いることが、第1の基板12に形成した配線パターン11などの流動を抑制できるため、より好ましい。
また、第2の基板13の材料としては、少なくともシート状回路デバイス15の基板に使用される後述するシート状基板や絶縁性樹脂材料より、軟化するガラス転移温度が低い樹脂材料が好ましい。これにより、第2の基板13にシート状回路デバイス15を埋設するときのシート状回路デバイス15のシート状基板などの軟化による性能の低下を未然に防止できる。なお、シート状基板や絶縁性樹脂材料が、熱硬化性樹脂からなる場合には、特に考慮しなくてもよい。
また、配線パターン11の形成方法としては、例えば銅やアルミニウムなどの金属箔を第1の基板12の表面に貼り付けた後、エッチングなどによりパターン形成する方法、パターン化した導電層上に金属膜をメッキする方法や銀粒子などを含有した導電性ペーストをスクリーン印刷し硬化する方法などで形成することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の製造方法について、図6を用いて説明する。
図6は、本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の製造方法の一例を説明する工程断面図である。なお、図6において、図1と同じ構成要素には同じ符号を付して説明する。
まず、図6(a)に示すように、例えば可撓性を有するPETからなる第1の基板12(例えば厚さ125μm以下、好ましくは50μm〜125μm)の所定の位置に設けた貫通孔に、例えばスクリーン印刷などを用いて、導電性ペーストを充填し導電ビア17を形成する。ここで、所定の位置とは、導電ビア17を介して、フレキシブル回路基板と外部機器とを接続する位置である。
つぎに、図6(b)に示すように、第1の基板12の少なくとも一方の面に、例えば銀などの導電フィラーを含有する導電性ペーストを用いて、スクリーン印刷し硬化させることにより、例えば厚さ15μm〜45μmの複数本の配線パターン11を形成する。これにより、配線パターン11と導電ビア17とが接続される。
また、必要に応じて、配線パターン11上に、例えばメッキ法などにより、銅メッキをしてもよい。これにより、配線抵抗を低減することができる。
つぎに、図6(c)に示すように、図2から図4で示したシート状キャパシタ151、シート状インダクタ152、シート状レジスタ153などからなる複数個の可撓性を有する厚さ50μm〜100μmのシート状回路デバイス15を所定の位置にそれぞれ実装する。そして、シート状回路デバイス15の各電極端子と配線パターン11とを、例えば圧着や導電性接着などにより接続する。
つぎに、図6(d)に示すように、例えばPETなどからなる可撓性を有する第2の基板13(例えば厚さ125μm以下、好ましくは50μm〜125μm)を、シート状回路デバイス15を実装した第1の基板12の上に対向させて載置する。そして、例えばプレス機(図示せず)などを用いて、第1の基板12と第2の基板13を加熱しながら加圧する。これにより、シート状回路デバイス15が少なくとも第2の基板13に埋設される。このとき、第1の基板12と第2の基板13の界面の少なくとも一部同士は融着して一体化する。
そして、図6(e)に示すように、第1の基板12と第2の基板13とが一体化された基板14の応力の小さい中立面16近傍に、配線パターン11とシート状回路デバイス15が配置されたフレキシブル回路基板10が作製される。
本発明の第1の実施の形態の製造方法によれば、可撓性を有する複数個のシート状回路デバイスを埋設し一体化することにより、配線パターンとシート状回路デバイスを応力の小さい中立面近傍に形成するため、大きな変形に対しても、クラックや断線の生じにくい信頼性に優れたフレキシブル回路基板を作製できる。
また、第1の基板と第2の基板との一体化で形成された基板により、シート状回路デバイスの保護膜とともに2重に保護できるため、耐湿性などの信頼性をさらに向上したフレキシブル回路基板を作製できる。
また、複数個のシート状回路デバイスを個別に性能確認した後に実装できるため、低コストで生産性に優れたフレキシブル回路基板を実現できる。
以下に、本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板に用いられるシート状回路デバイスの別の例について、図7を用いて説明する。
図7(a)は、本発明の第1の実施の形態におけるシート状回路デバイスの別の例を示す部分平面図で、図7(b)は同図(a)のA−A線断面図である。
つまり、シート状回路デバイスの一例としてシート状回路160を構成したものである。そして、シート状回路160は、例えば複数個の有機トランジスタ161で構成された、例えば論理回路、メモリ回路、制御回路や駆動回路などである。
図7に示すように、全体は図示しないが、例えば論理回路などのシート状回路160を構成する有機トランジスタ161は、例えばポリイミドやポリフェニレンサルファイドなどのシート状基板70の片面に、ゲート電極71、ゲート絶縁膜72、有機半導体73、ドレイン電極74、ソース電極75をそれぞれ所定の配置およびパターンで形成し、電極端子(図示せず)を設けたものである。そして、複数個の有機トランジスタ161の上には絶縁性樹脂材料などからなる保護膜76で被覆してシート状回路160が構成される。
ここで、例えば高分子系の有機トランジスタ161において、ゲート電極71、ドレイン電極74、ソース電極75などの導体は、例えばPEDOT(ポリチオフェン系)やPPV(ポリフェニレンビニレン)などの低温形成可能な金属膜やメッキ膜が用いられる。また、ゲート絶縁膜72は、PVPh(ポリビニルフェノール)などが用いられる。また、有機半導体73は、ポリチオフェン系などのキャリアの移動度の大きい有機半導体材料などを用いることができる。
そして、複数個の有機トランジスタ161から構成されるシート状回路160は、例えばインクジェットや輪転機などの印刷プロセスを用いて形成することができる。
上述したように、可撓性を有する有機トランジスタからなる論理回路などのシート状回路を実装することにより、各種電子機能を有したシステムなど汎用性の高いフレキシブル回路基板を実現できる。
なお、上記実施の形態では、シート状回路が有機トランジスタで構成される例で説明したが、これに限られない。例えば、低温形成が可能なアモルファスシリコン、酸化亜鉛などの半導体材料でTFT(薄膜トランジスタ)を形成し、可撓性を有するシート状回路を構成してもよい。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板について、図8を用いて説明する。
図8(a)は本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板を模式的に示す透視平面図で、図8(b)は同図(a)のA−A線断面図である。
図8は、第1の基板の少なくとも一方の端部近傍において、配線パターンを露出させて接続端子部を設けている点で第1の実施の形態とは異なるものである。なお、他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
図8に示すように、フレキシブル回路基板80は、例えばPETなどの可撓性を有する第1の基板82の少なくとも一方の面に複数本の配線パターン81が設けられている。そして、図2から図4に示すシート状キャパシタ151、シート状インダクタ152、シート状レジスタ153などのシート状回路デバイス15が、所定の位置で配線パターン81と接続して実装されている。
さらに、第1の基板82の少なくとも一方の端部近傍から配線パターン81を露出させて接続端子部84を形成するとともに、シート状回路デバイス15を埋設する、例えばPETなどからなる第2の基板83を設けて、フレキシブル回路基板80が構成される。
ここで、接続端子部84は、外部機器のコネクタなどとの接続に用いるものである。なお、接続端子部84は、第1の基板82の一方の端部に設け、他方の端部は、例えば導電ビアなどで接続する構成としてもよい。
本発明の第2の実施の形態によれば、接続端子部により、取り外しなどの接続が容易にできるため、リペア性やシステムの構築性に優れたフレキシブル回路基板を実現できる。
以下、本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の製造方法について、図9を用いて説明する。
図9は、本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の製造方法の一例を説明する工程断面図である。なお、図9において、図8と同じ構成要素には同じ符号を付して説明する。
図9は、第1の基板82に接続端子部84を形成する工程を有する点で、図6に示す第1の実施の形態とは異なるものである。
まず、図9(a)に示すように、例えば可撓性を有するPETからなる第1の基板82(例えば厚さ125μm以下、好ましくは50μm〜125μm)の少なくとも一方の面に、例えば銅やアルミニウムなどの金属箔を、例えばエッチング法などを用いて、例えば厚さ15μm〜30μmの複数本の配線パターン81を形成する。
つぎに、図9(b)に示すように、図2から図4で示したシート状キャパシタ151、シート状インダクタ152、シート状レジスタ153などからなる複数個の可撓性を有する厚さ50μm〜100μmのシート状回路デバイス15を所定の位置にそれぞれ実装する。そして、シート状回路デバイス15の各電極端子と配線パターン81とを、それぞれ、例えば圧着や導電性接着などにより接続する。
つぎに、図9(c)に示すように、第1の基板82より短い形状の、例えばPETなどからなる可撓性を有する第2の基板83(例えば厚さ125μm以下、好ましくは50μm〜125μm)を、シート状回路デバイス15を実装した第1の基板82の上に対向させて載置する。このとき、第1の基板82の少なくとも一方の端部近傍において、配線パターン81を第2の基板83の端部より露出させて載置する。そして、例えばプレス機(図示せず)などを用いて、第1の基板82と第2の基板83を加熱しながら加圧する。これにより、シート状回路デバイス15が少なくとも第2の基板83に埋設される。このとき、第1の基板82と第2の基板83の界面の少なくとも一部同士は融着して一体化する。
上記方法により、第2の基板83の端部より配線パターン81を露出させて接続端子部84が形成される。
つぎに、図9(d)に示すように、第1の基板82と第2の基板83とが一体化された基板85の応力の小さい中立面16近傍に、配線パターン81とシート状回路デバイス15が配置されたフレキシブル回路基板80が作製される。
本発明の第2の実施の形態の製造方法によれば、接続端子部84により、外部機器との接続を容易にした、汎用性の高い、耐久性や信頼性に優れたフレキシブル回路基板を作製できる。
以下に、本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の別の例について、図10を用いて説明する。
図10は、本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の別の例を模式的に示す透視平面図である。
図10に示すように、フレキシブル回路基板170に、シート状回路デバイスとして、例えば温度、方位、脈拍や発汗量などを検知するシート状センサ171、シート状メモリデバイス172や有機EL素子などからなるシート状ディスプレイデバイス173などの機能デバイスを実装した構成を有するものである。
この構成により、例えば、複数の装置をフレキシブルに接続する配線基板などの用途に制限されない、機能デバイスを有する可撓性に優れたフレキシブル回路基板170を実現できる。
なお、上記各実施の形態では、配線パターンおよびシート状回路デバイスを、第1の基板と第2の基板からなる基板の中立面近傍に埋設した、最も好ましい形態を例に説明したが、これに限られない。例えば、中立面近傍から外れた位置で、基板に埋設しても、シート状回路デバイスが可撓性を有するため、曲げ変形などに対して、従来の剛体からなる電子部品を搭載したフレキシブル回路基板と比べ、大きな効果を奏するものである。
以下に、上記各実施の形態におけるフレキシブル回路基板を用いた実施例について、図11を用いて説明する。
図11は、本発明の各実施の形態におけるフレキシブル回路基板を用いた実施例を説明する概念図である。
図11に示すように、例えば入出力装置201〜204とパーソナルコンピュータなどの制御装置207が分離される形態を有するウエアラブル・コンピュータシステムとして、フレキシブル回路基板を用いて、例えば身体に着用する衣服などに装着したものである。
ここで、入出力装置201は、RFの通信機やGPS用の送受信機などである。また、入出力装置202は、表示機能付きの時計や音声、文字などの入力装置あるいはリモコンスイッチ装置などである。そして、入出力装置203は、表示あるいは音声を出力する、例えばHMD(ヘッドマウントディスプレイ)やヘッドホン(図示せず)などである。さらに、入出力装置204は、例えば携帯電話などの無線通信機である。
そして、上記システムを構築する各入出力装置を相互に接続する配線ケーブル208として、例えば図8のフィルタ機能を搭載した接続端子部84を有するフレキシブル回路基板80を用いることができる。また、入出力装置202などは、本発明の表示素子などの機能デバイスを搭載したフレキシブル回路基板170で構成することもできる。
本発明の実施の形態のフレキシブル回路基板80を配線ケーブル208として用いることにより、その高い可撓性により、大きく変形する部分や、絶えず変形を受ける部分、例えば衣服などに装着しても、接続不良やシート状回路デバイスの破損などがない、耐久性や信頼性に優れたウエアラブル・コンピュータシステムなどを構築できる。
また、本発明の実施の形態のフレキシブル回路基板80を用いた配線ケーブル208はフィルタ機能を有するので、例えば電磁ノイズなどの環境においても大きな効果を発揮することができる。
また、本発明の実施の形態のフレキシブル回路基板170を、例えば入出力装置202に適用することにより、薄型で装着性に優れたシステムを構築することができる。
なお、上述の実施例においては、ウエアラブル・コンピュータシステムとしてフレキシブル回路基板を衣服などに装着する例で説明したが、これに限られない。例えば、フレキシブルなICカードやRFIDタグなどにも適用できる。
また、本発明の薄型で柔軟性に優れたフレキシブル回路基板は、身体に限らず種々の形状の物品や電子装置あるいは自由自在に曲率が変化する場所に装着して用いることができる。そのため、使用できる箇所や場所で制限されない自由度の高いシステムの構築に大きな効果を奏することができる。
本発明におけるフレキシブル回路基板およびその製造方法は、可撓性の飛躍的な向上により、種々の形状を有する物品や自由自在に曲率が変化する場所に用いるフレキシブル回路基板として有用である。
(a)本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板を模式的に示す透視平面図(b)同図(a)のA−A線断面図 (a)本発明の第1の実施の形態におけるシート状回路デバイスであるキャパシタの一例を模式的に示す透視平面図(b)同図(a)のA−A線断面図 (a)本発明の第1の実施の形態におけるシート状回路デバイスであるインダクタの一例を示す透視平面図(b)同図(a)のA−A線断面図 (a)本発明の第1の実施の形態におけるシート状回路デバイスであるレジスタの一例を示す透視平面図(b)同図(a)のA−A線断面図 本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板に曲げ変形を加えたときの状態を模式的に示す断面図 本発明の第1の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の製造方法の一例を説明する工程断面図 (a)本発明の第1の実施の形態におけるシート状回路デバイスの別の例を示す部分平面図(b)同図(a)のA−A線断面図 (a)本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板を模式的に示す透視平面図(b)同図(a)のA−A線断面図 本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の製造方法の一例を説明する工程断面図 本発明の第2の実施の形態におけるフレキシブル回路基板の別の例を示す透視平面図 本発明の各実施の形態におけるフレキシブル回路基板を用いた実施例を説明する概念図 従来のフレキシブル回路基板の変形前後の状態を模式的に示す断面図
符号の説明
10,80,170 フレキシブル回路基板
11,81 配線パターン
12,82 第1の基板
13,83 第2の基板
14,85 基板
15 シート状回路デバイス
16 中立面
17 導電ビア
20,30,40,70 シート状基板
21 下層電極膜
22 上層電極膜
23 誘電体膜
24,25,34,35,44,45 電極端子
26,36,46,76 保護膜
31 インダクタ
41 レジスタ
71 ゲート電極
72 ゲート絶縁膜
73 有機半導体
74 ドレイン電極
75 ソース電極
84 接続端子部
151 シート状キャパシタ
152 シート状インダクタ
153 シート状レジスタ
160 シート状回路
161 有機トランジスタ
171 シート状センサ
172 シート状メモリデバイス
173 シート状ディスプレイデバイス
201,202,203,204 入出力装置
207 制御装置
208 配線ケーブル

Claims (10)

  1. 少なくとも一方の面に配線パターンが設けられた可撓性を有する第1の基板と、
    前記配線パターンと接続された複数の可撓性を有するシート状回路デバイスと、
    前記シート状回路デバイスを埋設する可撓性を有する第2の基板と、を備え、
    前記第1の基板と前記第2の基板とを一体化した基板に前記配線パターンおよび前記シート状回路デバイスを埋設したことを特徴とするフレキシブル回路基板。
  2. 前記配線パターンおよび前記シート状回路デバイスが、前記基板の中立面近傍に埋設されたことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル回路基板。
  3. 前記シート状回路デバイスは、シート状キャパシタ、シート状インダクタ、シート状レジスタおよびシート状回路であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフレキシブル回路基板。
  4. 前記シート状回路は、有機トランジスタを含むことを特徴とする請求項3に記載のフレキシブル回路基板。
  5. 前記第1の基板および前記第2の基板の少なくとも一方は、前記配線パターンと接続される導電ビアを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフレキシブル回路基板。
  6. 前記第1の基板の少なくとも一方の端部近傍には、前記配線パターンを露出させた接続端子部を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のフレキシブル回路基板。
  7. 可撓性を有する第1の基板に複数本の配線パターンを形成する工程と、
    前記配線パターンに複数の可撓性を有するシート状回路デバイスを接続する工程と、
    前記配線パターンおよび前記シート状回路デバイスを、前記第1の基板と第2の基板を一体化して形成した基板に埋設する工程と、を含むことを特徴とするフレキシブル回路基板の製造方法。
  8. 前記基板に埋設する工程が、前記配線パターンおよび前記シート状回路デバイスを前記基板の中立面近傍に埋設する工程であることを特徴とする請求項7に記載のフレキシブル回路基板の製造方法。
  9. 前記シート状回路デバイスは、シート状キャパシタ、シート状インダクタ、シート状レジスタおよびシート状回路であることを特徴とする請求項7または請求項8に記載のフレキシブル回路基板の製造方法。
  10. 前記第1の基板の少なくとも一方の端部近傍に前記配線パターンを露出させて接続端子部を形成する工程を含むことを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項に記載のフレキシブル回路基板の製造方法。
JP2005345652A 2005-11-30 2005-11-30 フレキシブル回路基板 Expired - Fee Related JP5151025B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005345652A JP5151025B2 (ja) 2005-11-30 2005-11-30 フレキシブル回路基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005345652A JP5151025B2 (ja) 2005-11-30 2005-11-30 フレキシブル回路基板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007150179A true JP2007150179A (ja) 2007-06-14
JP5151025B2 JP5151025B2 (ja) 2013-02-27

Family

ID=38211178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005345652A Expired - Fee Related JP5151025B2 (ja) 2005-11-30 2005-11-30 フレキシブル回路基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5151025B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2071627A2 (en) 2007-12-03 2009-06-17 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device
JP2011193001A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Korea Electronics Telecommun 織物型電子素子パッケージ及びその製造方法と織物型電子素子パッケージの実装方法
WO2012093462A1 (ja) * 2011-01-07 2012-07-12 パナソニック株式会社 光電気複合フレキシブル配線板
JP2013254747A (ja) * 2009-06-04 2013-12-19 Samsung Display Co Ltd 有機発光表示装置及び有機発光表示装置の製造方法
CN104216556A (zh) * 2013-05-31 2014-12-17 三星显示有限公司 柔性触摸屏面板和包括该柔性触摸屏面板的柔性显示装置
KR101543628B1 (ko) 2015-01-21 2015-08-12 고려대학교 산학협력단 플렉서블 전자기판 및 이의 제조방법
CN105518513A (zh) * 2014-11-12 2016-04-20 英特尔公司 可穿戴电子设备及其部件
JP2017139413A (ja) * 2016-02-05 2017-08-10 日立化成株式会社 半導体装置の製造方法
CN110224262A (zh) * 2019-05-08 2019-09-10 诺百爱(杭州)科技有限责任公司 一种八通道臂环装置连接结构
JP2020136512A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 大日本印刷株式会社 配線基板及び配線基板の製造方法
JP2020136278A (ja) * 2019-02-12 2020-08-31 大日本印刷株式会社 配線基板及び配線基板の製造方法
JP2020155608A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 大日本印刷株式会社 配線基板及び配線基板の製造方法
JP2021524671A (ja) * 2018-05-21 2021-09-13 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 回路ダイを含む極薄でフレキシブルなデバイス

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH047888A (ja) * 1990-04-25 1992-01-13 Nippon Chemicon Corp フレキシブル配線板
JPH0427599A (ja) * 1990-04-09 1992-01-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Icタグ及び生産制御システム
JPH07336005A (ja) * 1994-06-08 1995-12-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd フレキシブルプリント配線板及びその製造方法
JPH08332792A (ja) * 1995-06-06 1996-12-17 Ibiden Co Ltd Icカード
JPH09205314A (ja) * 1996-01-29 1997-08-05 Honda Motor Co Ltd ガラスアンテナ用インピーダンス整合装置
JP2001168534A (ja) * 1999-12-13 2001-06-22 Nec Corp 受動素子内蔵基板及びその製造方法
JP2001332654A (ja) * 2000-03-17 2001-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気素子内蔵モジュール及びその製造方法
JP2002083892A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 Nec Corp コンデンサとその実装構造ならびにその製造方法、半導体装置およびその製造方法
JP2004186645A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回路基板およびその製造方法
WO2004080138A1 (en) * 2003-03-01 2004-09-16 3M Innovative Properties Company Forming electromagnetic communication circuit components using densified metal powder
JP2005183805A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Canon Inc 電気回路基体及びその製造方法

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0427599A (ja) * 1990-04-09 1992-01-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Icタグ及び生産制御システム
JPH047888A (ja) * 1990-04-25 1992-01-13 Nippon Chemicon Corp フレキシブル配線板
JPH07336005A (ja) * 1994-06-08 1995-12-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd フレキシブルプリント配線板及びその製造方法
JPH08332792A (ja) * 1995-06-06 1996-12-17 Ibiden Co Ltd Icカード
JPH09205314A (ja) * 1996-01-29 1997-08-05 Honda Motor Co Ltd ガラスアンテナ用インピーダンス整合装置
JP2001168534A (ja) * 1999-12-13 2001-06-22 Nec Corp 受動素子内蔵基板及びその製造方法
JP2001332654A (ja) * 2000-03-17 2001-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気素子内蔵モジュール及びその製造方法
JP2002083892A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 Nec Corp コンデンサとその実装構造ならびにその製造方法、半導体装置およびその製造方法
JP2004186645A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回路基板およびその製造方法
WO2004080138A1 (en) * 2003-03-01 2004-09-16 3M Innovative Properties Company Forming electromagnetic communication circuit components using densified metal powder
JP2005183805A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Canon Inc 電気回路基体及びその製造方法

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2071627A2 (en) 2007-12-03 2009-06-17 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device
US8272575B2 (en) 2007-12-03 2012-09-25 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device
US8047442B2 (en) 2007-12-03 2011-11-01 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device
JP2013254747A (ja) * 2009-06-04 2013-12-19 Samsung Display Co Ltd 有機発光表示装置及び有機発光表示装置の製造方法
JP2011193001A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Korea Electronics Telecommun 織物型電子素子パッケージ及びその製造方法と織物型電子素子パッケージの実装方法
WO2012093462A1 (ja) * 2011-01-07 2012-07-12 パナソニック株式会社 光電気複合フレキシブル配線板
US9146348B2 (en) 2011-01-07 2015-09-29 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Optical-electrical composite flexible circuit substrate including optical circuit and electrical circuit
CN104216556A (zh) * 2013-05-31 2014-12-17 三星显示有限公司 柔性触摸屏面板和包括该柔性触摸屏面板的柔性显示装置
CN105518513A (zh) * 2014-11-12 2016-04-20 英特尔公司 可穿戴电子设备及其部件
WO2016076866A1 (en) * 2014-11-12 2016-05-19 Intel Corporation Wearable electronic devices and components thereof
KR20170034934A (ko) * 2014-11-12 2017-03-29 인텔 코포레이션 웨어러블 전자 디바이스들 및 그 구성요소
US10394280B2 (en) 2014-11-12 2019-08-27 Intel Corporation Wearable electronic devices and components thereof
KR101833113B1 (ko) 2014-11-12 2018-02-27 인텔 코포레이션 웨어러블 전자 디바이스들 및 그 구성요소
US9904321B2 (en) 2014-11-12 2018-02-27 Intel Corporation Wearable electronic devices and components thereof
KR101884144B1 (ko) * 2014-11-12 2018-07-31 인텔 코포레이션 웨어러블 전자 디바이스들 및 그 구성요소
KR101543628B1 (ko) 2015-01-21 2015-08-12 고려대학교 산학협력단 플렉서블 전자기판 및 이의 제조방법
JP2017139413A (ja) * 2016-02-05 2017-08-10 日立化成株式会社 半導体装置の製造方法
JP2021524671A (ja) * 2018-05-21 2021-09-13 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 回路ダイを含む極薄でフレキシブルなデバイス
JP2020136278A (ja) * 2019-02-12 2020-08-31 大日本印刷株式会社 配線基板及び配線基板の製造方法
JP7320186B2 (ja) 2019-02-12 2023-08-03 大日本印刷株式会社 配線基板及び配線基板の製造方法
JP2020136512A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 大日本印刷株式会社 配線基板及び配線基板の製造方法
JP7279399B2 (ja) 2019-02-20 2023-05-23 大日本印刷株式会社 配線基板及び配線基板の製造方法
JP2020155608A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 大日本印刷株式会社 配線基板及び配線基板の製造方法
JP7316538B2 (ja) 2019-03-20 2023-07-28 大日本印刷株式会社 配線基板及び配線基板の製造方法
CN110224262A (zh) * 2019-05-08 2019-09-10 诺百爱(杭州)科技有限责任公司 一种八通道臂环装置连接结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP5151025B2 (ja) 2013-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5151025B2 (ja) フレキシブル回路基板
TWI378747B (en) Flexible electronic assembly
US7956453B1 (en) Semiconductor package with patterning layer and method of making same
CN108962914B (zh) 电子装置与其制造方法
US7960752B2 (en) RFID tag
JP2010009196A (ja) 無線icデバイスとその製造方法
JP2009037413A (ja) 無線icデバイス
US8348170B2 (en) Method for producing an antenna on a substrate
JP2014135389A (ja) 金属基材フィルムを用いたフレキシブルプリント配線基板、及びそれを用いた非接触型icカード。
TWI398815B (zh) 非接觸式智慧卡或標籤用天線及其製造方法
TWI660650B (zh) 電子裝置及其製造方法
TWI786542B (zh) 無線通訊裝置
JP5029026B2 (ja) 電子装置の製造方法
JP7103532B2 (ja) 回路モジュール及びrfidタグ
JP3753984B2 (ja) 非接触通信機器用モジュール及びその製造方法
JP6917832B2 (ja) カード
JP2003162703A (ja) Icカードとその製造方法
JP2018085377A5 (ja)
JP2005354110A (ja) 非接触通信機器用モジュール、icカード、非接触通信機器用モジュールの製造方法
JP4783991B2 (ja) Icモジュールの製造方法
JP2006019606A (ja) 電子部品の製造方法および電子部品ならびにicカード
JP4783997B2 (ja) 接触・非接触兼用型icモジュールとその製造方法
CN117528897A (zh) 软性电路板及其制造方法
CN112703510A (zh) 便携式物体的电子模块的制造方法
JP2007019380A (ja) 回路配線モジュール及び回路配線モジュールの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080901

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111101

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120612

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121119

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees