JPH0427599A - Icタグ及び生産制御システム - Google Patents

Icタグ及び生産制御システム

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JPH0427599A
JPH0427599A JP2251555A JP25155590A JPH0427599A JP H0427599 A JPH0427599 A JP H0427599A JP 2251555 A JP2251555 A JP 2251555A JP 25155590 A JP25155590 A JP 25155590A JP H0427599 A JPH0427599 A JP H0427599A
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JP
Japan
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tag
circuit board
printed circuit
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flexible
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Application number
JP2251555A
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English (en)
Inventor
Naohiko Wakimoto
脇本 直彦
Shinichi Murakawa
村川 愼一
Reizo Miyauchi
宮内 礼三
Shigeru Noguchi
繁 野口
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0427599A publication Critical patent/JPH0427599A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/28Applying non-metallic protective coatings

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、物体の識別情報、及び物体の移動段階で付加
される管理情報の書き込みと読み出しに適用されるIC
タグ、及びそれを活用した生産制御システムに関する。
〔従来の技術〕
従来、製品の生産制御等において、物体に貼り付け、移
動管理に活用できるICメモリーは、例えば、第15図
(al、 (blに示すrfcメモリーカード」、rL
sILSIカードうに、硬い樹脂製の薄箱容器29内の
プリント基板30上に、バンクアップ電池31、電磁コ
イル32、レギュレータ回路33、信号処理回路34、
SRAM35を実装し、樹脂製ふた36で封閉したもの
や、第16図に示すような「ICタグ」と称される樹脂
製の円筒容器37内に同様の部品を密封したものがある
が、何れも形状が固定化された硬い構造となっている。
なお、SRAM35に代えてEEFROMを実装し、バ
ックアップ電池31を不要にしたものもある。
これらを用いて、物体の識別と物体の移動段階での付加
情報を判断したうえ、物体の移動を制御又は外部から物
体に処理を施すような生産制御システムを実施するため
には、制御対象の物体とは別の、平面構造を持った、か
つ制御対象の物体と同じ動きをする物体、例えば機械加
工ラインに於ける部品移動用パレット台車や物流製品を
梱包するダンボール箱等に、これらを貼り付け、外部か
ら非接触で信号を送信してSRAMやEEPROM等の
メモリー内へデータを書き込み、及び同メモリー内から
データを読み取りする方法がとられる。
このような方法では、第17図に示すようにLSIカー
ドやICメモリーカード38が、制御される物体39以
外の、例えば移動用コンヘア40を走行するパレット台
車41のような平面構造を持った物体に貼り付けられて
いる。一方、第18図で示す機械加工用工具42のよう
な円筒構造を持ち、且つパレット等での搬送手段を持た
ない制御対象物体では、ホルダー43等に穴明けや平面
研削の加工44を施した上、IDタグ45を直接貼り付
ける事が行なわれている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の硬い固定形状を持ったLSIカー
ドやIDタグでは、曲面構造を持ち、前述の生産制御シ
ステムの対象となる物体には直接取り付け出来ないと共
に、前述の間接的な貼り付けでは、生産制御システムの
実施範囲が、制御対象の物体以外の物体が移動できる範
囲に限定されてしまうことになる。
また、制御対象物体に加工を施した上、貼り付ける場合
では、物体そのものの原型を保持できない、及び取り付
けのために余分な加工工数が必要になる。例えば樹脂製
円筒容器のIDタグを工具等の円周面に取り付ける場合
、工具等の円周面に穴あけ加工を施し、接着剤で固定す
る方法がとられる。
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであり、
その目的は曲面構造を持ち、前述の生産制御システムの
対象となる物体に、特別な加工を必要とせず直接貼り付
けできる「ICタグ」及び「ICタグが物体に貼り付け
られた直後から意識的に取り外されるまでの間、即ち制
御対象物体が移動し続ける間、制御対象物体以外の物体
の移動範囲に限定されることなく物体の識別と物体の移
動段階での付加情報を判断したうえ、物体の移動を制御
する。又は外部から物体に処理を施すことが出来る生産
制御システム」を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
以上の目的を達成する本発明のICタグに係わる構成は
、 (1)  柔軟な材質で出来たプリント基板上に、非接
触信号伝送器群及び電子部品群を実装し、同実装プリン
ト基板を柔軟剤でモールドしたことを特徴とする。
f21)Cタグがテープ状となる利点を生かし、非接触
送受信器を、例えば電磁コイルとし、表面積が広い偏平
型とし、且つ積層化したことにより、低消費電力での信
号の送受信可能としたことを特徴とする。
(3)電子部品群をプリント基板の長平方向に所定間隔
を置いて実装し、各電子部品間に非実装エリアを形成し
てICタグの柔軟性を増したことを特徴とする。
(4)非接触信号伝送器群をプリント基板長手方向に隣
接させて実装し、上記非接触信号伝送器群の実装幅を狭
くすることにより、ICタグを取り付ける物体の径が変
わっても、非接触信号伝送器群とリードライトヘッドと
の間のギャップ変化量が小さ(なるようにしたことを特
徴とする。
(5)電子部品群をプリント基板のICタグ取付側面に
、非接触信号伝送器群を反対面に実装し、非接触信号伝
送器群とリードライトヘッドとの間のギャップを小さく
して高効率の非接触伝送を可能とすると共に、電子部品
群を衝撃から保護することを特徴とする。
(6)非接触信号伝送器群のICタグ取付側面に比透磁
性の高い物質を設け、非接触伝送効率を向上させたこと
を特徴とする。
(7)ICタグ取付側面にマグネット部材を設け、金属
面への取り付けを容易にしたことを特徴とする。
(8)また、生産制御システムに係わる構成は、物体と
こ取り付けられたICタグ、リードライトヘッド・リー
ドライトヘッドに接続されたコンピュータインターフェ
イス・コンピュータ、複数のコンピュータを接続する通
信ネットワークから構成され、コンピュータにより、物
体の識別と物体の移動段階での付加情報を判断した上、
物体の移動を制御部する、又は外部から物体に処理を施
すことを特徴とする。
〔作 用〕
本発明のICタグは、柔軟なテープ状のプリント基板・
柔軟な保護テープ・柔軟な充填剤で構成されているため
、ICタグ全体が柔軟な構造になっており、従って曲面
を持つ物体に密着して貼り付けることができる。これに
より、曲面を持つ制御対象物体に特別な加工を施した上
、取り付ける必要がなくなる。
また、ICタグをテープ状としたため、非接触送受信器
として、テープ長さ方向に沿って制限のない偏平形で且
つ積層化した電磁コイル等が使用でき、非接触送受信器
と外部のリードライトヘッドの距離が、概0.5ミリ以
上開いていても、低消費電力で送受信が可能となる。
これにより、比接触送受信器と外部のリードライトヘッ
ドの距離を密着させる必要が無くなり、制御対象物体と
リードライトヘッドの位置決め精度を緩和することが出
来ると共に、汚れ等の影響が無くなる。
又、曲面を持つ物体に貼り付けたICタグの電磁コイル
部分が曲面となり、電磁波送受信装置の読み書き部分と
平行にならないことがあっても、良好な送受信を実施す
ることが出来る。
又、本ICタグは、柔軟構造であり、はとんど全ての物
体に取り付けできるため、例えば、工具と部品といった
、異なった形状を持つ物体の生産制御システムでも、統
一したICタグを使用できるため、システムの共通性が
図れ、システム実施コストの低減が達成さける。
一方、生産制御される物体に直接貼り付けることにより
、ICタグは物体と常に移動するため、物体が移動中に
如何なる時点でもICタグとリードライトヘッドによる
交信が可能となり、ICタグに移動途中のデータを任意
に書き込む、予め記憶させたデータや移動の途中で書き
込まれたデータを任意に取り出すことにより、物体と物
体に係わるデータの移動が完全に一元化され、結果的に
、(a)  全体とICタグの不一致による管理ミスが
無くなる、 lb)  生産制御システムの実施範囲の限界が排除さ
れる、 等の作用が発生する。
又、リードライトヘッドは、コンピュータインターフェ
イスを介してコンピュータに接続されているため、コン
ピュータのミツトワークシステムを利用して、広範囲な
生産制御システムを実施できることになる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
(第1実施例) 第1図ないし第4図は、本発明に係るICタグの第1実
施例を示すものである。
第1図に示すように、ICタグは、柔軟な材質で出来た
テープ状のプリント基板(プリントパターン付ベース基
板)l上に、超小型の非接触信号伝送器群(非接触送受
信器部品)2と、レギュレータ回路部品3、超薄型IC
1又はペアチップ(プラスチックモールドしていないI
Cチップ)等による信号処理回路部品4とLSIメモリ
ー(EEFROM等)及びCPU等のメインIC部品5
等の電子部品群を実装し、同実装プリント基板lを例え
ばシリコーンあるいはエポキシ系等からなる柔軟剤7で
モールドし、更にその両側を必要に応じて柔軟なテープ
6で保護したものである。
これにより、ICタグはその自体柔軟に曲げられる構造
となり、第2図に示すように、曲面を持つ物体8にIC
タグ9を直接密着して貼り付けること、又は、ICタグ
9を、両端で互いに接続できるリング状物体(止めリン
グ)10等に、−旦貼り付けた上、曲面を持つ物体8に
取り付けることが出来るようになる。
又、湿度、汚れ、振動等に関する部品の保護を可能とす
ることができる。
一方、ICタグ自身の実施例は、第3図のブロック図で
示す通り、ここに示されない外部のリードライトヘッド
から非接触でパワー信号を伝送し、電源供給用の非接触
パワー信号伝送ブロック1)でパワー信号を受信し、同
信号を次第のIC電源レギュレータブロック12で送受
信信号波形整形ブロック13、及びCPU、LSIメモ
リー等のメインICブロック14用の安定した電源に交
換する。
次いで同様に、ここに示されない外部のリードライトヘ
ッドから、非接触でデータ信号を送信し、データ信号送
受信ブロック15で受信した後、同信号を送受信信号波
形整形ブロック13でデジタル信号に変換し、メインI
Cブロック14に出力し、CPU、LSIメモリー等に
データとして、受は渡す。
同データがリードコードの場合、メインICブロック1
4はLSIメモリー等に記憶されているデータを送受信
信号波形整形ブロック13に受は渡し、データ信号送受
信ブロック15を経由して、ここに示されない外部のリ
ードライトヘッドに非接触で伝送されることにより、I
Cタグ内のデータを外部のコンピュータに伝達すること
が出来る。
同データがライトコードの場合、メインICブロック1
4はライトコードの後に続(データをLSIメモリー等
に記憶させる。
その他、ICタグがテープ状となる利点を生がし、非接
触送受信器であるパワー信号伝送ブロック1)、データ
信号送受信ブロック15として、表面積が広い偏平型、
且つ積層化(多層化)した電磁コイル等を用いることが
でき、低消費電力で交信可能となり、第4図のように、
外部のリードライトヘッド16と、曲面を持つ物体17
に貼り付け又は取り付けられたrcタグ18の間隔部分
19を均一化する必要が無くなり、曲面をもった物体表
面であっても、良好に交信できるようになる。
(第2実施例) 第5図及び第6図は、本発明に係るICタグの第2実施
例を示すものである。この実施例に示すICタグは、上
記テープ状プリント基板1の長手方向に、複数の電子部
品群01を所定間隔を置いて実装し、その両側を柔軟剤
7でモールドしたものである。上記電子部品群01は、
例えば数1m幅に分割した超小型の複数の電子部品02
により構成されている。
上記のようにプリント基板1上に電子部品群01を所定
間隔を置いて実装することにより、各電子部品群01間
に非実装エリア03が形成される。
この結果、ICタグの柔軟性が増し、工作機械の工具等
の比較的径の小さいものでも、円筒形状部等の非平面形
状部分への取り付けた可能となり、かつ、各種の径に対
応することができる。上記のように工具等にICタグを
取り付けることにより、その使用層、寿命などの管理等
を行なうことができる。
(第3実施例) 第7図は、本発明に係るICタグの第3実施例を示すも
のである。この実施例に示すICタグは、上記第1図に
示した実施例において、テープ状ブリント基板1の長手
方向に、非接触信号伝送器群2を構成する送受信コイル
04例えば電力用コイル04a、信号用コイル04 b
、  04 cを隣接させて実装し、その両側に電子部
品02を実装したものである。すなわち、テープ状プリ
ント基板1に対し、電力用コイル04a、信号用コイル
04b、Q4cを1か所に集中してパターン形成してい
る。この場合、例えばプリント基板1の中央部に電力用
コイル04aを実装し、その両側に信号用コイル04b
、04cを隣接させて配置している。
一方、上記送受信コイル04に対して信号の送受信を行
なうリードライトへソド16は、電力用コイル04a、
信号用コイル04b、04cに対応するように、中央に
電力用ヘッド部16aを配置し、その両側に信号用ヘッ
ド部16b、16cを配置している。
上記のように電力用コイル04a1信号用コイル04b
、04cを1か所に集中配置することにより、第8図に
示すようにICタグを取り付ける物体の径が変わっても
、リードライトヘッド16と信号用コイル04b、04
cとのギャップ変化量Δlは微小であり、同一のリード
ライトヘッドで充分に対応することができる。この結果
、リードライトヘッドの形状を物体に合わせて変更する
ことなく、良好な非接触伝送を実現することができる。
上記各コイル04a〜04cの間に電子部品02を配置
するようにした場合には、コイル04a〜04cの実装
幅が広くなり、物体の径が変わると、リードライトへソ
ド16と信号用コイル04b、04cとのギャップ変化
量Δlが大きくなり、同一ヘッドでの対応が不可能にな
る。なお、上記第8図において、Aは取付け径が大きい
場合、Bは取り付け径が小さい場合のコイル04a−0
4cの位置関係を示している。
また、この実施例のようにプリント基板1の中央部に送
受信コイル04を配置することにより、機械的曲げに弱
い半導体部品等の電子部品02が側部に配置されること
になる。プリント基板1の側部における曲げ応力は中央
部より小さく、この結果、電子部品02の曲げに対する
信頼性を向上することができる。
(第4実施例) 第9図及び第10図は、本発明に係るICタグの第4実
施例を示すものである。この実施例に示すICタグは、
第1図の実施例において、上記テープ状プリント基板1
に対し、ICタグ取付側面(内面)に電子部品02を実
装し、その反対面(外側)に非接触信号伝送器群、例え
ば送受信コイル04を実装したものである。そして、上
記各電子部品02及び送受信コイル04の両側に電子部
品02の高さより若干高い保護用のボスト05を実装し
た後、その両側を柔軟剤7でモールドしたものである。
上記のようにプリント基板1の外側面に送受信コイル0
4を実装することにより、リードライトヘッド16との
間のギャップが小さくなり、非接触伝送を低消費電力で
、つまり、高効率で、かつ、高信顛度で実施することが
できる。また、プリント基板1の内側に電子部品02を
配置することにより、実際に工具等の物体8に取付けら
れた状態で、ICタグ部分に直接衝撃が加えられた場合
でも電子部品02が柔軟剤7により保護される。この結
果、電子部品02の故障の発生を防止して、機械的信頼
性を大幅に向上することができる。更に、この実施例で
は、ボスト05を設けて電子部品02を保護しているの
で、より強い衝撃に耐えることができる。
(第5実施例) 第1)図は、本発明に係るICタグの第5実施例を示す
ものである。この実施例に示すICタグは、上記テープ
状プリント基板1に電子部品02、及び非接触信号伝送
器群として送受信コイル04を実装すると共に、この送
受信コイル04の裏面側(ICタグ取付け面側)に比i
!ii磁性の高い高透磁性物質06を設け、その両側を
柔軟剤7でモールドしたものである。上記高透磁性物質
06は、例えばフェライト等の磁粉を混入した柔軟剤に
より一体モールドし、あるいはフェライトテープ等を内
部にモールドする。更に、上記柔軟剤7によリモールド
した部分の内面側(ICタグ取付け面側)に柔軟性のあ
るマグネット部剤07を設ける。
このマグネット部材07としては、例えばマグネット粉
を混入したモールド剤、あるいはマグネットテープを使
用する。
上記のように送受信コイル04の裏面側に高透磁性物質
06を設けることにより、リードライトヘッド16との
間の非接触伝送を効率良く行なうことができる。すなわ
ち、第12図に示すように上記送受信コイル04に対し
てリードライトヘッド16を近接して位置させた場合、
例えばリードライトヘッド16の送受信コイル16Aで
発生した磁束φがリードライトヘッド16内の送受信コ
イル用フェライトコア16Bから、ICタグ側の高透磁
性物質06を通って送受信コイル04と鎖交し、送受信
コイル16Aに戻る。なお、高透磁性物質06の下方に
示す破線Aは、高透磁性物質06が設けられていない場
合の磁束経路を示している。上記のように高透磁性物質
06を設けることにより、磁束φの経路が最短距離とな
り、非接触伝送を効率良く行なうことができる。従って
、少ないパワーで信号伝送を行なうことができ、また、
同じパワーであれば伝送距離を大きくできる。
更に、マグネット部材07を金属面に直接取付けた場合
でも、リードライトヘッド16と送受信コイル04との
間の磁束φが高透磁性物質06を通るので金属面での損
失が発生せず、良好に非接触伝送を行なうことができる
又、ICタグの内側面にマグネット部材07を設けるこ
とにより、治具(ホルダ)等を必要とせずに金属面へ容
易に取付けることができる。この場合、マグネット部材
07が柔軟性を有しているので、物体が複雑な形状であ
っても容易に取り付けることができる。
(第6実施例) 第13図は、本発明に係るICタグを生産制御システム
に適用した場合の実施例を示すものである。この実施例
に示す生産制御システムは、移動する物体20に取り付
けられたICタグ21、物体の外部にあるリードライト
ヘソ、ド22、リードライトヘッドに接続されたコンピ
ュータインクフェイス23、及びコンピュータ24、コ
ンピュータ間を接続するネットワーク25、ネットワー
クで接続されたその他のコンピュータの一つ26、同コ
ンピュータにコンピュータインターフェイス27を通じ
て接続された物体の移動や物体の処理を制御する装置2
8から構成されている。
リードライトヘッド22はコンピュータインターフェイ
ス23を介して、コンピュータ24に接続されており、
コンピュータ24は、特に方式を限定しないコンピュー
タネットワーク25により、ここに示されていない同様
の働きをする複数のコンピュータや、その他の働きをす
るコンピュータ26に接続されている。(この時、コン
ピュータI9は、ここには示していない複数のコンピュ
ータインターフェイスが接続され、複数のリードライト
ヘッドと接続されていても良い。)その他の働きをする
コンピュータ26は、他のコンピュータインターフェイ
ス27を介して、物体の移動や物体に対する処理を外部
から制御する装置28に接続されている。
以上の構成による実施例の動作を第13図及び第14図
に従って説明する。
曲面を持ち、移動する物体20に貼り付けられたICタ
グ21内のLSIメモリー等に、物体を識別できるデジ
タル化されたコードを、ここに示していないコンピュー
タ、コンピュータインターフェイス・リードライトへソ
ドにより、予め記憶させておき、物体の移動途中の任意
の時点で、コンピュータ24からの指示によってリード
ライトヘッド22で読み取り(第14図■)、コンピュ
ータインターフェイス23を通してコンピュータ24に
伝達し、コンピュータ24は(又はここには示されない
他のコンピュータにデータを仲介した上、それが)予め
記憶しているデータに基づきその物体を識別する(第1
4図■)。
識別した結果により、物体の移動を制御するか、又は外
部から物体に処理を施す必要があるかを判定しく第14
図■)、必要がある場合、コンピュータ24 (又はこ
こに示されない他のコンビュータ)によりコンピュータ
ネットワーク25を通じて、別の働きをするコンピュー
タ26に信号を送信する(第14図■)。
信号を受けた、別の働きをするコンピュータ26はコン
ピュータインターフェイス27を通して、物体の移動や
物体の処理を制御する装置28に指令を出しく第14図
■)、同装置28は指令に従って物体の移動の変更や外
部からの物体への処理を実行する(第14図■)。
実行結果は、逆のルートでフィードバックされ、コンピ
ュータ24からインターフェイス23及びリードライト
ヘッド22を介して、ICタグ21のLSIメモリー等
にデジタルデータとして書き込まれる(第14図■)。
このような実施例によると、ネットワーク上に接続され
ている何れかのコンピュータで発生した、実行結果デー
タ以外のデータであっても、物体の移動途中に任意の時
点で、何れかのリードライトへつどによってICタグ2
1のLSIメモリー等に書き込む事ができるし、逆にI
Cタグ21のLSIメモリー等に何も書き込まないこと
もできる。
又、物体の移動途中の任意の時点で、何れのリードライ
トヘッドによっても、ICタグ21のLSIメモリー等
に書き込まれたデータを読み取ることが出来るため、結
果として、物体の移動段階での付加データを、次々と外
部に伝達、受渡しできることになる。
また、移動する物体にICタグが貼り付け、又は取り付
けられている間は、確実にその物体の移動とデータの移
動を同期、一元化させることができ、移動する物体以外
のものに取り付けた場合と比べ、生産制御システムの実
施範囲を著しく拡大する事ができる。
なお、本発明は、例えば工場内に於ける工具、素材、部
品、製品の生産制御、あるいは流通業、輸送業に於ける
物流管理に適用し得るものである。
〔発明の効果〕
以上、実施例に基づいて具体的に説明したように、本発
明によれば、ICタグはそれ自体が柔軟に曲げられる構
造となり、曲面を持つ物体に直接密着して貼り付ける、
又はリング状物体な一旦貼り付けた上、曲面を持つ物体
に取り付けることが出来るようになる。
又、外部のリードライトヘッドからの伝送信号を、非接
触でICタグへの電源、及び信号として供給でき、結果
として、ICタグ内のLSIメモリー等へデジタルデー
タを書き込み、又はICタグ内のLSIメモリー等から
デジタルデータを任意に読み取り出来るようになる。
又、ICタグがテーブル状となる利点を生かし、非接触
送受信器として、表面積が広い偏平型で積層化(多層化
)した電磁コイル等を使用できることになり、低消費電
力でも交信可能となり、外部のリードライトヘッドと物
体に貼り付け又は取り付けられたICタグの間隔部分を
均一化する必要が無くなり、曲面をもった物体表面であ
っても、良好に信号の送受信ができるようになる。
また、物体の移動途中の任意の時点で、何れのリードラ
イトヘッドによっても、ICタグのLSIメモリー等に
書き込まれたデータを読み取ることが出来るため、結果
として、物体の移動段階での付加データを、次々と外部
に伝達、受渡しできることになる。
また、物体にICタグが直接貼り付け、又は取り付けら
れているため、確実に物体とデータを完全に同期、一元
化させることが出来る。この結果、ICタグ内のLSI
メモリー等に記憶されたデータに基づき、物体の移動を
制御する、又は外部から物体に処理を施す等の生産制御
システムが実施できる。
又、生産制御システムは、物体にICタグが貼り付けら
れている限り、特別な制限を受けずに継続的に実施する
ことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の第1実施例に係るICタグの断面図、
第2図は同実施例に係るICタグの取付け状況図、第3
図は同実施例に係るICタグの回路構成を示すブロック
図、第4図は同実施例に係るICタグとリードラインヘ
ッドの関係図、第5図は本発明の第2実施例に係るIC
タグの部品実装状態を示す図、第6図は同実施例におけ
るICタグの断面図、第7図は本発明の第3実施例に係
るICタグの断面図、第8図は同実施例におけるICタ
グの取付け径が異なった場合のリードライトヘッドとの
間のギュソブ変化を示す図、第9図は本発明の第4実施
例に係るICタグの断面図、第10図は同実施例におけ
るICタグのモールド前の底面図、第1)図し本発明の
第5実施例に係るICタグの断面図、第12図は同実施
例における送受信コイルとリードライトヘッドとの間の
時速経路を示す図、第13図は本発明の第6実施例に係
るICタグを用いた生産制御システムの構成図、第14
図は同実施例の動作を示すフローチャート、第15図は
従来のLSIカードを示す鳥観図、第16図は従来のI
Dタグを示す図、第17図及び第18図は従来の生産制
御システムでの利用例(1)、(2)を示す図である。 01・・・電子部品群、02・・・電子部品、04・・
・送受信コイル、05・・・ポスト、06・・・高透磁
性物質、O7・・・マグネット部材、■・・・プリント
基板、2・・・ノド接触信号伝送器群、6・・・テープ
、7・・・柔軟剤、9・・・ICタグ、16・・・リー
ドライトヘッド。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)柔軟な材質のテープ状のプリント基板に、非接触
    信号伝送器群及び電子部品群を実装し、同実装プリント
    基板を柔軟剤でモールドしたことを特徴とするICタグ
  2. (2)非接触信号伝送器群を偏平積層型の電磁コイルと
    したことを特徴とする請求項(1)記載のICタグ。
  3. (3)電子部品群をプリント基板長手方向に所定間隔を
    置いて実装したことを特徴とする請求項(1)記載のI
    Cタグ。
  4. (4)非接触信号伝送器群をプリント基板長手方向に隣
    接させて実装したことを特徴とする請求項(1)記載の
    ICタグ。
  5. (5)電子部品群をプリント基板のICタグ取付側面に
    、非接触信号伝送器群を反対面に実装したことを特徴と
    する請求項(1)記載のICタグ。
  6. (6)非接触信号伝送器群のICタグ取り付け側面に比
    透磁性の高い物質を設けたことを特徴とする請求項(1
    )記載のICタグ。
  7. (7)ICタグ取り付け面側にマグネット部材を設けた
    ことを特徴とする請求項(1)記載のICタグ。
  8. (8)物体に取り付けられたICタグ、リードライトヘ
    ッド、リードライトヘッドに接続されたコンピュータイ
    ンターフェイス、コンピュータ、複数のコンピュータを
    接続する通信ネットワークから構成され、上記コンピュ
    ータにより、上記物体の識別と物体の移動段階での付加
    情報を判断した上、物体の移動を制御し、又は外部から
    物体に処理を施すことを特徴とする生産制御システム。
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