JP2007114656A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 十分な放熱性能を有するとともに、小型、薄型で可搬性に優れたプロジェクタを提供する。
【解決手段】 本発明のプロジェクタ10は、プロジェクタ本体1を構成する筐体2と、筐体2の内部に設けられ、内部に冷媒を流通させる冷却管(冷媒流路)と、冷媒流路の一部が配設された放熱部4とを備え、放熱部4が、筐体2の表面に沿って収納可能とされるとともに、筐体2に対して回転することにより展開可能に構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プロジェクタに関するものである。
近年、プロジェクタの分野において、会議やプレゼンテーション等の場で用いる業務用プロジェクタの他、家庭用プロジェクタが普及しつつある。このような用途の変化に伴って小型、薄型で可搬性の高いプロジェクタが開発されている。この種のプロジェクタに用いられる液晶ライトバルブも従来と比べてはるかに小型になっている。一方、表示については明るい画像が求められており、光源の高輝度化が進んでいる。このような背景の下、高輝度の光が小型の液晶ライトバルブに集中するため、発熱密度が高くなり、信頼性低下等の問題が生じる。したがって、これら光学部品を冷却する機構が重要になる。
プロジェクタ内の冷却機構としては、冷却ファン(空冷方式)が従来から主流であったが、騒音や振動、あるいは冷却能力の問題から近年は液冷方式が検討されている。例えば下記の特許文献1には、内部に冷媒流路を有する放熱板を備え、その放熱板をプロジェクタの筐体から離間させることにより、放熱板の両面から放熱を可能にしたものが提案されている。
特開2004−126255号公報
しかしながら、上記特許文献1のプロジェクタにおいては、プロジェクタ本体の上方または下方に筐体から離間した位置に放熱板を配置しているものの、放熱性能が未だ不十分であった。特にプロジェクタがさらに小型化された場合、放熱性能が不十分である一方、冷却性能を上げようとして放熱板を大きくすると、装置の小型化が阻害され、可搬性にも支障を来すことになる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、十分な放熱性能を有するとともに、小型、薄型で可搬性に優れたプロジェクタを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のプロジェクタは、プロジェクタ本体を構成する筐体と、筐体の内部に設けられ、内部に冷媒を流通させる冷媒流路と、冷媒流路の一部が配設された放熱部と、を備え、放熱部が、筐体の表面に沿って収納可能とされるとともに、筐体に対して回転することにより展開可能に構成されたことを特徴とする。
本発明のプロジェクタによれば、筐体の内部に設けられた冷媒流路の一部が放熱部に配設されており、筐体内の構成部品を冷却した後の高温の冷媒が放熱部で再度冷却される。そして、放熱部が筐体の表面に沿って収納可能とされているため、未使用時には装置の小型化、薄型化が図れ、可搬性に優れたものとなる。また、放熱部が筐体に対して回転、展開可能とされているため、使用時には放熱部を筐体の外方に張り出すように展開することで放熱部全体を外気に晒すことができ、放熱効率を高めることができる。
また、放熱部にフィンを設けることが望ましい。
この構成によれば、放熱部に伝達された熱をフィンを通じて放熱することができ、放熱効率をより高めることができる。
また、隣接するフィンの間の領域を放熱部を貫通する開口部とし、開口部内に冷媒流路の一部を露出させることが望ましい。
この構成によれば、開口部の内部を外気が流れて放熱部を吹き抜けるようになり、その部分に冷媒流路が露出しているので、冷媒流路内を流れる冷媒が外気によって十分に冷却される。
また、筐体にフィンを設け、放熱部を筐体の表面に沿って収納した状態において、筐体側のフィンと放熱部側のフィンとが噛み合うように構成することが望ましい。
この構成によれば、筐体にもフィンを設けたことで筐体自体の放熱能力が向上する。さらに、放熱部を筐体の表面に沿って収納した状態で筐体側のフィンと放熱部側のフィンが噛み合うようになっているので、双方のフィンが干渉して収納の邪魔になることがなく、コンパクトな収納が可能なプロジェクタを実現できる。
本発明の他のプロジェクタは、プロジェクタ本体を構成する筐体と、筐体の内部に設けられ、内部に冷媒を流通させる冷媒流路と、冷媒流路の一部が配設された放熱部と、を備え、放熱部が、筐体の内部空間に収納可能とされるとともに、筐体の外部に引き出されることにより展開可能に構成されたことを特徴とする。
上記本発明のプロジェクタによれば、筐体の内部に設けられた冷媒流路の一部が放熱部に配設されており、筐体内の構成部品を冷却した後の高温の冷媒が放熱部で再度冷却される。そして、放熱部が筐体の内部空間に収納可能とされているため、放熱部がある程度の体積を持ち、かさばっていたとしても、未使用時に装置の小型化、薄型化が図れ、可搬性に優れたものとなる。また、放熱部が筐体の外部に引き出されるように展開可能とされているため、使用時に放熱部を外気に晒すことができ、放熱効率を高めることができる。
また、放熱部の収納空間が、筐体内部の光路内の空間であることが望ましい。
もともとプロジェクタの内部には各種光学部品間、例えば2つのレンズの間で光路となる空間が存在する。したがって、この空間を利用して放熱部を収納するようにすれば、放熱部の収納空間を別途設ける必要がなく、装置の小型化を阻害することはない。
また、放熱部が筐体の外部に引き出された状態において、放熱部の一部が筐体の開口部を閉塞するように構成することが望ましい。
放熱部を筐体の外部に引き出す構成の場合、筐体の一部に放熱部を出し入れする開口部が存在することになる。使用時にこの開口部が開いたままであると、開口部から埃やごみ等が侵入し、好ましくない。よって、放熱部の一部が筐体の開口部を閉塞する構成であれば、埃やごみ等の侵入を防止することができる。
また、放熱部が筐体の外部に引き出された状態において、筐体の開口部を閉塞する閉塞部材を備えることが望ましい。
この構成によれば、放熱部を筐体の外部に引き出した状態では閉塞部材が筐体の開口部を閉塞するので、埃やごみ等の侵入を防止することができる。
さらに、閉塞部材が、放熱部が筐体の外部に引き出される動作と連動して筐体の開口部を閉塞する構成とすることが望ましい。
放熱部を引き出したときに、使用者が手で閉塞部材を操作して開口部を閉塞するように構成しても良いが、放熱部が筐体外部に引き出される動作と連動して閉塞部材が開口部を閉塞する構成とすれば、使用者の操作の手間がかからず、また開口部の閉め忘れがなく、使い勝手の良いものとなる。
本発明のさらに他のプロジェクタは、プロジェクタ本体を構成する筐体と、筐体の内部に設けられ、内部に冷媒を流通させる冷媒流路と、冷媒流路の一部が配設された放熱部と、を備え、放熱部の一部を構成する冷媒流路が、伸縮可能とされ、収縮した状態で筐体の内部に収納可能とされるとともに、伸張した状態で筐体の外部に展開可能に構成されたことを特徴とする。
上記本発明のプロジェクタによれば、筐体の内部に設けられた冷媒流路の一部が放熱部に配設されており、筐体内の構成部品を冷却した後の高温の冷媒が放熱部で再度冷却される。そして、放熱部の一部を構成する冷媒流路が伸縮可能とされ、収縮した状態で筐体の内部に収納可能とされているため、未使用時に装置の小型化、薄型化が図れ、可搬性に優れたものとなる。また、冷媒流路の一部が伸張した状態で筐体の外部に展開可能とされているため、使用時には冷媒流路を外気に晒して冷媒を冷却することができ、放熱効率を高めることができる。
また、冷媒流路を複数本設けることが望ましい。
使用時に装置外部に展開する冷媒流路は1本でも良いが、複数本設ければその分冷媒の流量を大きくすることができ、放熱効率をより高めることができる。
また、伸縮可能とされた冷媒流路に放熱部材を取り付け、冷媒流路が収縮した状態で放熱部材が筐体の一部を構成することが望ましい。
この構成によれば、冷媒流路のみならず、放熱部材の作用によっても放熱が図れ、放熱効率をより高めることができる。また、冷媒流路が収縮した状態で放熱部材が筐体の一部を構成するので、放熱部材が筐体の外部に突出することなくコンパクトに収納される。
また、冷媒流路の往路と復路とが筐体の1面側にまとめて配置された構成としても良い。
この構成によれば、使用時に冷媒流路を展開した時にも広い設置面積を取らずにコンパクトに設置することができる。
あるいは、冷媒流路の往路と復路とが筐体の対向する2面に分かれて配置された構成としても良い。
この構成によれば、放熱面積を大きく取ることができ、放熱効率をより高めることができる。
上記の全ての本発明のプロジェクタにおいて、放熱部が展開されたか否かを検出する展開検出手段と、展開検出手段が放熱部が展開されていないことを検出した場合にはプロジェクタ本体の電源投入を不可能とする電源制御手段と、を備えることができる。
この構成によれば、展開検出手段が放熱部が展開されているか否かを検出し、展開されていないことを検出した場合には電源制御手段がプロジェクタ本体の電源を投入しないようにするので、放熱部が展開されないまま電源が投入されて光源が点灯し、プロジェクタ本体が過熱するような不具合を防止することができる。
あるいは、放熱部が展開されたか否かを検出する展開検出手段と、展開検出手段が放熱部が展開されていないことを検出した場合には使用者に放熱部が展開されていない旨の警告を発する警告手段と、を備えることもできる。
この構成によれば、展開検出手段が放熱部が展開されているか否かを検出し、展開されていないことを検出した場合には警告手段が使用者に放熱部が展開されていない旨の警告を発するので、放熱部を展開させるなど、使用者が適切に対応することができる。これにより、使用者が放熱部を展開することを忘れたまま使用を続け、プロジェクタ本体が過熱する不具合を防止することができる。
あるいは、放熱部が展開されたか否かを検出する展開検出手段と、展開検出手段が放熱部が展開されていないことを検出した場合にはプロジェクタ本体の光の照度を低下させる照度制御手段と、を備えることもできる。
この構成によれば、展開検出手段が放熱部が展開されているか否かを検出し、展開されていないことを検出した場合には照度制御手段が光の照度を低下させるので、高い照度で発熱量が多い状態のまま使用を続け、プロジェクタ本体が過熱するような不具合を防止することができる。
あるいは、プロジェクタ本体の電源投入と連動して放熱部を自動的に展開させる放熱部展開手段を備えることもできる。
この構成によれば、プロジェクタ本体の電源投入と連動して放熱部展開手段によって放熱部が自動的に展開されるので、使用者が特別な操作を行うことなく、放熱部が展開されない状態で使用するのを防止することができる。
あるいは、放熱部を展開させた状態で使用者が操作可能な位置に電源ボタンを配置した構成としても良い。
この構成によれば、使用者が最初に放熱部を展開させなければ電源ボタンを操作できないので、放熱部が展開されない状態で使用するのを防止することができる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態を図1〜図5を参照して説明する。
図1は本実施形態のプロジェクタの放熱部を展開した状態を示す斜視図、図2は同平面図、図3は同プロジェクタの放熱部を収納した状態の正面図、図4はプロジェクタ本体の概略構成図、図5は放熱部の収納、展開に係わるブロック図である。以下の図面においては、各構成要素を見やすくするため、適宜縮尺を異ならせている。
本実施形態のプロジェクタ10は、図1、図2に示すように、内部に各種部品を収納した筐体2と前面に露出した投射レンズ3とを有するプロジェクタ本体1と、プロジェクタ本体1の上面に設置され、プロジェクタ本体1に対して回転、展開可能とされた放熱部4と、を備えている。プロジェクタ本体1と放熱部4とを連結するヒンジ5が、プロジェクタ本体1の長手方向に延在する一辺に設置されている。放熱部4がヒンジ5を中心として回転可能となっており、プロジェクタ本体1の上面を基準として所定の角度だけ展開する。図1、図2では、放熱部4がプロジェクタ本体1の上面から180°展開した状態を示しているが、特に180°の角度に規制する必要はなく、任意の角度だけ展開した状態で保持できる構成となっていても良い。
放熱部4は、板材6の一面に複数の放熱フィン7が形成されたものである。隣接する放熱フィン7の間の領域(図2に符号8で示す部分)は、放熱部4の板厚方向に貫通する開口部8となっている。後述する冷却管9(冷媒流路)が放熱部4内にジグザグに配置されている。冷却管9の折り返し部分(破線で示す部分)が板材6の内部に埋め込まれる一方、直線部分の一部が放熱フィン7間の開口部8から露出している。また、プロジェクタ本体1と放熱部4とにわたって冷却管の一部をなすフレキシブルチューブ11が設けられており、プロジェクタ本体1側の冷却管と放熱部4側の冷却管9とを連結している。
プロジェクタ本体1の筐体2の上面にも複数の放熱フィン12が形成されている。図3に示すように、放熱部4を筐体2の上面に沿って収納した状態において、筐体2側の放熱フィン12と放熱部4側の放熱フィン7とが噛み合うように構成されている。なお、プロジェクタ本体1の筐体2の下面には脚13が設けられている。
プロジェクタ本体1は、図4に示すように、光源411、インテグレータ照明光学系41、色分離光学系42、反射ミラー423,432,434、偏光変換素子414、重畳レンズ415、リレー光学系43、液晶ライトバルブ441R,441G,441B、クロスダイクロイックプリズム444、投射レンズ3等が筐体2の内部に収納されている。光源411は、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ等のランプ416と、ランプの光を反射するリフレクタ417とから構成されている。光源411の後段には、光源から射出される光の照度分布を均一化するための2枚のフライアイレンズアレイ412,413からなるインテグレータ光学系41が配置されている。
色分離光学系42を構成するダイクロイックミラー421は、光源411からの白色光に含まれる赤色光と緑色光とを透過させるとともに、青色光を反射する機能を有している。ダイクロイックミラー422は、赤色光と青色光を透過させるとともに、緑色光を反射する機能を有している。よって、ダイクロイックミラー421で反射した青色光は反射ミラー423で反射されて、青色光用液晶ライトバルブ441Bに入射される。また、ダイクロイックミラー421を透過した緑色光は、ダイクロイックミラー422によって反射され、緑色光用液晶ライトバルブ411Gに入射される。さらに、ダイクロイックミラー421を透過した赤色光は、ダイクロイックミラー422を透過する。赤色光に対しては、長い光路による光損失を防ぐため、入射側レンズ431、リレーレンズ433を含むリレー光学系43が設けられている。赤色光はこのようなリレー光学系43を経て赤色光用液晶ライトバルブ411Rに入射される。各液晶ライトバルブは、光入射側からフィールドレンズ418、入射側偏光板442、液晶パネル441、射出側偏光板443を備えている。
各液晶ライトバルブによって変調された3つの色光は、クロスダイクロイックプリズム444に入射する。このクロスダイクロイックプリズム444は4つの直角プリズムを貼り合わせたものであり、その界面には赤光を反射する誘電体多層膜と青光を反射する誘電体多層膜とがX字状に形成されている。これらの誘電体多層膜により3つの色光が合成されて、カラー画像を表す光が形成される。合成された光は、投射光学系である投射レンズ3によってスクリーン上に投影され、画像が拡大表示される。
プロジェクタ本体1の筐体2の内部には、偏光変換素子414と各色光用の液晶パネル441とを冷却するための、例えば水等の冷媒を流す冷却管15が設置されている。冷却管15の管路の途中にはポンプ16、ラジエーター17、リザーブタンク18等が配置されている。ポンプ16は冷却管15内の冷媒を強制的に圧送するためのもの、ラジエーター17は冷媒の放熱を促進するためのもの、リザーブタンク18は冷媒を収容する容器である。冷媒がリザーブタンク18から冷却管15内に流れ出て、偏光変換素子414、赤色光用液晶ライトバルブ441R、緑色光用液晶ライトバルブ441G、青色光用液晶ライトバルブ441Bを順次通るうちにこれら光学部品を冷却する。
次に、上記光学部品との熱交換により高温となった冷媒がラジエーター17に輸送された後、フレキシブルチューブ11を介してプロジェクタ本体1の筐体2内から放熱部4内の冷却管9に輸送される。図2に示すように、冷媒は2本のフレキシブルチューブ11のうちの一方から放熱部4内の冷却管9に輸送され、放熱部4内をジグザグに流れた後、他方のフレキシブルチューブ11から再びプロジェクタ本体1のリザーブタンク18に戻る。したがって、高温の冷媒はプロジェクタ本体1のラジエーター17で一旦冷却された後、放熱部4内を流れるうちに放熱部4の開口部8を流れる外気によって十分に冷却され、プロジェクタ本体1に戻る。なお、プロジェクタ本体1の冷却管15および放熱部4の冷却管9は、金属等の可撓性を持たない材料で構成されていても良い。ただし、プロジェクタ本体1と放熱部4とを連結するヒンジ5にあたる部分は、放熱部4を回転移動させる関係から可撓性を有するフレキシブルチューブ11とする必要がある。
本実施形態のプロジェクタ1は、プロジェクタ本体1の電源投入と連動して放熱部4を自動的に展開させる放熱部展開手段を備えている。具体的には、本実施形態のプロジェクタ1は、図1〜図4では図示していないが、放熱部4を回転駆動するためのモーターと、モーターを駆動するためのモーター駆動部が備えられている。モーターはプロジェクタ本体1の内部に設置されており、モーターの動力を例えば歯車等の動力伝達機構で伝達し、放熱部4を展開するように構成されている。あるいは、ヒンジ5の内部にモーターを直接組み込んでも良い。図5に示すように、使用者が電源ボタン20を押して電源を投入すると、電源投入信号が制御部21に入力される。制御部21はモーター駆動部22に駆動信号を出力し、モーター駆動部22がモーター23を駆動する。これにより、電源投入動作と連動して放熱部4が自動的に展開される。
本実施形態のプロジェクタ1においては、放熱部4が筐体2の上面に沿うように収納可能とされているため、未使用時に装置の小型化、薄型化が図れ、可搬性に優れたものとなる。また、放熱部4を筐体2の表面に沿って収納した状態において、筐体2側の放熱フィン12と放熱部4側の放熱フィン7とが噛み合うように構成されているので、双方の放熱面積を大きくして高い放熱効率を維持しつつも、双方のフィン7,12が干渉して収納の邪魔になることがなく、コンパクトな収納が可能なプロジェクタを実現できる。
また、放熱部4が筐体2に対して回転、展開可能とされているため、使用時には放熱部4を筐体2の外方に張り出すように展開することで放熱部4全体を外気に晒すことができ、放熱効率を高めることができる。さらに、放熱部4側とプロジェクタ本体1側の双方に放熱フィン7,12が設けられ、放熱部4が90°以上回転して完全にプロジェクタ本体1の側方に張り出すように配置できるため、双方から発せられた熱が互いに影響を及ぼすことがなく、放熱効率を十分に高めることができる。また、放熱部4の隣接する放熱フィン7の間の領域が開口部8となっており、開口部8の内部を外気が流れて放熱部4を吹き抜けるようになっている。そして、その部分に冷却管9が露出しているので、冷却管9内を流れる冷媒を外気によって十分に冷却することができる。
また、プロジェクタ本体1の電源投入と連動して放熱部4が自動的に展開するように構成されているので、使用者が特別な操作を行うことなく、放熱部4が展開されない状態で使用することでプロジェクタ本体1が過熱するのを確実に防止することができる。
なお、上記実施形態では、放熱部4が展開されない状態での過熱防止手段として、電源投入と連動して放熱部4が自動的に展開する手段を採用したが、それ以外の手段について以下、説明する。
(変形例1)
放熱部が展開されたか否かを検出する展開検出手段と、放熱部が展開されていないことを展開検出手段が検出した場合にはプロジェクタ本体の光の照度を低下させる照度制御手段とを備えた構成を採用しても良い。展開検出手段としては、フォトセンサー、ポテンショメーター等を放熱部やヒンジ部分に設置することにより構成することができる。照度制御手段としては、例えばランプへの供給電流を制御することによりランプの光量を制御するランプ駆動部を備えればよい。
そして、図6に示すように、展開検出手段25が放熱部4の状態を検出し、放熱部4が展開されていないことを検出した場合にはその検出信号が制御部21に入力される。制御部21はランプ駆動部26に光量を抑えるべく駆動信号を出力し、ランプ駆動部26がランプ416を駆動する。これにより、放熱部4が展開されていない場合にはプロジェクタ本体1内の光の照度が低下し、発熱が少なくなる。その結果、放熱部4が展開されていない状態で高い照度のまま使用を続け、プロジェクタ本体1が過熱するような不具合を防止することができる。
(変形例2)
放熱部が展開されたか否かを検出する展開検出手段と、放熱部が展開されていないことを展開検出手段が検出した場合にはプロジェクタ本体の電源投入を不可能とする電源制御手段とを備えた構成を採用しても良い。展開検出手段としては、上記変形例1と同様、フォトセンサー、ポテンショメーター等を放熱部やヒンジ部分に設置することにより構成することができる。電源制御手段としては、電源を制御する電源駆動部を備えればよい。
そして、図7に示すように、展開検出手段25が放熱部4の状態を検出し、放熱部4が展開されていないことを検出した場合にはその検出信号が制御部21に入力される。制御部21は電源駆動部27に駆動信号を出力し、電源駆動部27が電源ボタンが押されても電源28を投入しないように制御する。その結果、放熱部4が展開されないまま電源28が投入されて光源が点灯し、プロジェクタ本体1が過熱するような不具合を防止することができる。
(変形例3)
放熱部が展開されたか否かを検出する展開検出手段と、展開検出手段が放熱部が展開されていないことを検出した場合には使用者に放熱部が展開されていない旨の警告を発する警告手段とを備えた構成を採用しても良い。展開検出手段としては、上記変形例1,2と同様、フォトセンサー、ポテンショメーター等を放熱部やヒンジ部分に設置することにより構成することができる。警告手段としては、ランプ、表示部等の使用者の視覚に訴えるもの、警報音、音声等の使用者の聴覚に訴えるものを適宜用いることができ、これらを駆動する駆動部を備えればよい。
例えば警告ランプを用いた場合、図8に示すように、展開検出手段25が放熱部4の状態を検出し、放熱部4が展開されていないことを検出した場合にはその検出信号が制御部21に入力される。制御部21は警告ランプ駆動部29に駆動信号を出力し、警告ランプ駆動部29が警告ランプ30を駆動、点灯させる。これにより、使用者は放熱部4が展開されていないことを知ることができる。その結果、使用者が改めて放熱部4を展開するなど、適切に対応することができ、使用者が放熱部4を展開することを忘れたまま使用を続け、プロジェクタ本体1が過熱する不具合を防止することができる。
(変形例4)
放熱部を展開させた状態で使用者が操作可能な位置に電源ボタンを配置した構成とすることもできる。図9は変形例4のプロジェクタの放熱部を展開した状態を示す斜視図である。この図において、図1と共通の構成要素には同一の符号を付し、説明は省略する。
図9に示すように、放熱部4を展開した状態で露出するプロジェクタ本体1の上面に電源ボタン20が配置されている。本例の場合、放熱部4の展開は使用者が手動で行うものとする。この構成では、使用者が最初に放熱部4を展開させなければ電源ボタン20を操作できないので、放熱部4が展開されない状態で使用し、プロジェクタ本体1が過熱するのを防止することができる。
[第2の実施の形態]
以下、本発明の第2の実施の形態を図10〜図12を参照して説明する。
図10は本実施形態のプロジェクタの放熱部を展開した状態を示す正面図、図11は同側面図、図12は同プロジェクタの放熱部を収納した状態の斜視図である。これらの図面において、図1〜図3と共通の構成要素には同一の符号を付し、説明は省略する。
本実施形態のプロジェクタ50は、図10〜図12に示すように、筐体2と投射レンズ3とを有するプロジェクタ本体1と、プロジェクタ本体1の内部空間に収容され、プロジェクタ本体1の外部に引き出すことで展開可能とされた放熱部51とを備えている。プロジェクタ本体1の筐体2の上板52がスライドレール53によって昇降可能となっており、上板52の下面には複数の放熱フィン54を有するヒートシンク55が設けられている。本実施形態では筐体2の上板52とヒートシンク55とが放熱部51を構成する。図10に示すように、複数の放熱フィン54はプロジェクタ50を正面から見たときに所定の間隔をおいて配置されており、放熱フィン54の先端が下方を向くように設けられている。そして、放熱部51を引き出した状態では、図10、図11に示すように、放熱フィン54の全体が筐体2の外部に露出する。また、放熱フィン54の上下方向の寸法が筐体2の上下方向の寸法内に収まっており、図12に示すように、放熱フィン54がプロジェクタ本体1の内部空間に完全に収容される。
本実施形態の場合、放熱フィン54を有するヒートシンク55はプロジェクタ本体1の光路内の空間に収納されている。例えば図4に示すように、プロジェクタ本体1内には2枚のフライアイレンズアレイ412,413の間、ダイクロイックミラー421,422の間、ダイクロイックミラー421と反射ミラー423との間、ダイクロイックミラー422と入射側レンズ431の間というように、もともと光路上の各種光学部品の間に多くの空間がある。したがって、これらの空間にヒートシンク55を収納するようにしたことでヒートシンク55の収納空間を別途設ける必要がなく、装置の小型化を阻害することはない。
第1実施形態(図4)と同様、冷却管15(冷媒流路)がプロジェクタ本体1の筐体2内に配設され、偏光変換素子414や3枚の液晶ライトバルブ441R,441G,441Bにわたって取り回されている。一方、図12に示すように、冷却管9が上板52の内部にジグザグに配設されている。また、図10,図11に示すように、プロジェクタ本体1と放熱部51の上板52との間に冷媒流路の一部をなす蛇腹状のフレキシブルチューブ56が設けられ、プロジェクタ本体1側の冷却管15と上板52側の冷却管9とを連結している。上板52の上昇、下降に伴ってフレキシブルチューブ56が伸縮する。使用時にはフレキシブルチューブ56内に冷媒を流通させることでプロジェクタ本体1側で発生する熱が放熱部51に輸送され、放熱部51から放熱される。
本実施形態のプロジェクタ50においては、放熱部51のヒートシンク55がある程度大型であり、場所をとるものであるが、ヒートシンク55を筐体2の内部空間に収納できるため、未使用時に装置の小型化、薄型化が図れ、可搬性に優れたものとすることができる。また、フレキシブルチューブ56が蛇腹状となっているため、放熱部51が収納しやすいものとなる。特に本実施形態の場合、放熱部51を上方に展開する構成のため、使用時においても設置面積が小さくて済む。また、大型のヒートシンク55を有する放熱部51を筐体2の外部に引き出すように展開できるため、使用時には放熱部51を十分に外気に晒すことができ、放熱効率を高めることができる。また、放熱フィン54の先端(下端)側が開いているため、隣接するフィン54間の隙間を外気が下から上に向けて流れるようになり、放熱効率を高めることができる。
なお、本実施形態においても、第1実施形態と同様、放熱部51が展開されない状態で使用しようとしたときに、電源制御手段により電源が投入できない、警告手段により使用者に向けて警告を発する、あるいは、放熱部展開手段により電源投入と連動して放熱部51を自動的に展開させる、等の構成を採用することができる。放熱部51を自動的に展開させる構成は、例えばプロジェクタ本体1の内部にモーターを設置し、モーターの動力を歯車等の動力伝達機構で伝達することによって実現できる。これらの構成を採用した場合、プロジェクタ本体1が過熱するのを防止することができる。
また、本実施形態では放熱部51(ヒートシンク55)を光路内に収容する構成としたが、スペースさえあれば光路外に収容する構成としてもよい。放熱部51を光路外に収容する構成では、放熱部51が展開されない状態で使用しようとしたときに光源の照度を低下させる構成を採用することができるが、放熱部51を光路内に収容する構成では、放熱部51が光路を遮ってしまうため、放熱部51を展開しないまま光源の照度を落として使用する構成は採用できない。
本実施形態のように放熱部51を筐体外部に引き出す構成の場合、筐体2の一部(本実施形態では上面)に放熱部51を出し入れするための開口部が存在することになる。使用時にこの開口部が開いたままであると、開口部から埃やごみ等が侵入し、好ましくない。以下、この問題を対策するための構成について説明する。
(変形例5)
放熱部を筐体の外部に引き出した状態において、放熱部の一部が筐体の開口部を閉塞するように構成することができる。例えば図13に示すように、複数の放熱フィン54の先端(下端)に蓋板57が水平方向に固定されている。この構成により、放熱フィン54を筐体2の外部に引き出した状態では蓋板57が筐体2の開口部を閉塞し、埃やごみ等の侵入を防止することができる。
さらに変形例4と同様、放熱部51を筐体2の外部に引き出した状態で初めて使用者が操作可能となる位置に電源ボタン20を配置した構成とすることもできる。例えば図14に示す構成では、上板52が上昇した際に露出する筐体2の上面に電源ボタン20が配置されている。本例の場合、放熱部51の展開は使用者が手動で行うものとする。この構成では、使用者が最初に放熱部51を展開させなければ電源ボタン20を操作できないので、放熱部51が展開されない状態で使用し、プロジェクタ本体1が過熱するのを防止することができる。
(変形例6)
放熱部51を筐体2の外部に引き出した状態において、放熱部51自身が開口部を閉塞するのではなく、筐体2の開口部を閉塞するための閉塞部材を備える構成としてもよい。
図15(a)、(b)はプロジェクタ本体1の開口部近傍を示す断面図である。これらの図に示すように、光路を覆うライトガイド59が設けられ、ライトガイド59にヒートシンク55を出し入れするための開口部59aが設けられている。開口部59aの両端には2枚のシャッター60(閉塞部材)がそれぞれ取り付けられており、各シャッター60がヒンジ61を中心として回転し、開口部59aを閉じた状態と開いた状態(観音開きの状態)にできるようになっている。また、各シャッター60には図示しないバネが取り付けられており、バネによってシャッター60が閉じる方向に付勢されている。
図15(a)に示すように、ヒートシンク55を光路内に収容した状態では、ヒートシンク55によって両方のシャッター60が下側に押圧された状態となっている。そして、図15(b)に示すように、ヒートシンク55が光路外に引き出されると、バネによって付勢されたシャッター60が跳ね上がり、開口部59aが自動的に閉塞される。この構成によれば、使用時にプロジェクタ本体内への埃やごみ等の侵入を防止することができる。ヒートシンク55を引き出したときに、使用者が手でシャッター60を操作して開口部59aを閉塞するように構成しても良いが、ヒートシンク55が筐体外部に引き出される動作と連動してシャッター60が開口部59aを閉塞する構成としたことにより、使用者の操作の手間がかからず、また開口部59aの閉め忘れがなく、使い勝手の良いものとなる。
(変形例7)
上記閉塞部材の他の例を示す。
図16(a)、(b)はプロジェクタ本体1の開口部近傍を示す断面図である。これらの図に示すように、光路を覆うライトガイド59が設けられ、ライトガイド59にヒートシンク55を出し入れするための開口部59aが設けられている。開口部59aを覆うように伸縮性および遮光性を有するフィルム62(閉塞部材)が固定されている。
図16(a)に示すように、ヒートシンク55を光路内に収容した状態では、ヒートシンク55によって押圧されてフィルム62が伸張し、フィルム62がヒートシンク55を包み込むような状態となって筐体2内に収納される。一方、図16(b)に示すように、ヒートシンク55が光路外に引き出されると、ヒートシンク55による押圧が開放されて伸張したフィルム62が元の状態に戻り、ライトガイド59の壁面の一部となり、開口部59aが閉塞される。この構成においても、変形例6と同様、使用者の操作の手間がかからず、また開口部59aの閉め忘れがなく、使い勝手の良いものとなる。また、特に本例の場合、開口部59aを閉塞する部材が伸縮性を有するフィルムであるので、閉塞のための機構が簡単で低コストで実現でき、開口部が完全に密閉されるので、防塵性に優れたものとなる。
(変形例8)
本実施形態では、放熱部をプロジェクタ本体の上方に引き出す構成の例を示したが、上方に引き出す構成に限らず、プロジェクタ本体の側方に引き出す構成としてもよい。
以下、放熱部をプロジェクタ本体の後方に引き出す構成例を図17、図18を参照して説明する。
図17は本例のプロジェクタの放熱部を展開した状態を示す斜視図、図18は同プロジェクタの放熱部を収納した状態の斜視図である。これらの図面において、図1〜図3と共通の構成要素には同一の符号を付し、説明は省略する。
本例のプロジェクタは、図17、図18に示すように、プロジェクタ本体1と、プロジェクタ本体1の内部空間に収容されるとともに、プロジェクタ本体1の後方に引き出すことで展開可能とされた放熱部71とを備えている。筐体2の内部には図示しないスライドレールが設けられ、複数の放熱フィン72を有するヒートシンク73が水平移動可能に装入されている。隣接する放熱フィン72の間の空間はヒートシンク73を上下方向に貫通する開口部となっている。そして、放熱部71を引き出した状態では、図17に示すように、ヒートシンク73を出し入れする筐体2の開口部がヒートシンク73自体で閉塞されるようになっている。本例のヒートシンク73は使用者が手動で引き出す構成となっているが、ヒートシンク73の後面に使用者がヒートシンク73を引き出すための取っ手74が設けられているので、引き出しやすい。
本例のプロジェクタ70においては、放熱部71のヒートシンク73を筐体2の内部空間に収納できるため、未使用時に装置の小型化、薄型化が図れ、可搬性に優れたものとすることができる。特に本例の場合、放熱部71を後方に展開する構成のため、放熱部71がプロジェクタ本体1の上方に立ち上る熱気の影響を受けることなく、放熱効率を高めることができる。また、筐体2の開口部がヒートシンク73自体で閉塞される構成のため、閉塞部材を別途設ける必要がなく、プロジェクタ本体1の防塵性を高めることができる。
[第3の実施の形態]
以下、本発明の第3の実施の形態を図19、図20を参照して説明する。
図19は本実施形態のプロジェクタの放熱部を展開した状態を示す斜視図、図20は同プロジェクタの放熱部を収納した状態の斜視図である。これらの図面において、図1〜図3と共通の構成要素には同一の符号を付し、説明は省略する。
本実施形態のプロジェクタ80は、図19,図20に示すように、筐体2と投射レンズ3とを有するプロジェクタ本体1と、プロジェクタ本体1の筐体2に設けられた凹部82に収容され、プロジェクタ本体1の外部に引き出すことで展開可能とされた放熱部81とを備えている。放熱部81は、内部に冷媒が流通される伸縮可能な冷却管83(冷媒流路)と、冷却管83の先端に取り付けられた放熱部材84とから構成されている。冷却管83は、往路と復路が1本ずつの樹脂製のスパイラル状の管体からなり、プロジェクタ本体1の長手方向の一辺の中央部から外部に露出し、図19に示すように、プロジェクタ本体1の長手方向に伸張するようになっている。放熱部材84は、図20に示すように、冷却管83を収縮させた状態において、筐体2の一部であるコーナー部を構成し、筐体2から突出しないようになっている。なお、冷却管83については、往路、復路それぞれで複数本ずつ設けても良い。複数本設けた場合、冷媒の流量を大きくすることができ、放熱効率をより高めることができる。
第1実施形態(図4)と同様、冷却管15(冷媒流路)がプロジェクタ本体1の筐体2内に配設され、偏光変換素子414や3枚の液晶ライトバルブ441R,441G,441Bにわたって取り回されており、この冷却管15と放熱部81の一部を構成する上記の冷却管83とが連結されている。使用時には冷却管83内に冷媒を流通させることでプロジェクタ本体1で発生する熱が放熱部81に輸送され、放熱部81から放熱される。
また、冷却管83は使用者が手動で伸縮させる構成としても良いし、電動で自動的に伸縮する構成としても良い。後者の場合には、冷却管83を自動的に伸縮させる手段として、例えばプロジェクタ本体1の内部にモーターを設置し、モーターの動力をラック、ピニオン等を用いて直線運動に変換する構成を用いることができる。上記実施形態と同様、放熱部展開手段により電源投入と連動して放熱部81を自動的に展開させるようにしても良い。さらに、放熱部81が展開されない状態で使用しようとしたときに、電源制御手段により電源が投入できない、警告手段により使用者に向けて警告を発する、等の構成を採用することができる。これらの構成を採用した場合、プロジェクタ本体1が過熱するのを防止することができる。
本実施形態のプロジェクタ80によれば、放熱部81の一部を構成する冷却管83が伸縮可能とされ、収縮した状態で筐体2の凹部82に収納可能とされているため、未使用時に装置の小型化、薄型化が図れ、可搬性に優れるものとなる。特に本実施形態の場合、冷却管83の往路と復路とが筐体2の1面側にまとめて配置されているので、使用時にも広い設置面積を取らずにコンパクトに設置することができる。また、冷却管83が伸張した状態で筐体2の外部に展開可能とされているため、使用時には冷却管83を外気に晒して冷媒を冷却することができ、放熱効率を高めることができる。
(変形例9)
放熱部81を筐体2の外部に引き出した状態で初めて使用者が操作可能となる位置に電源ボタン20を配置した構成とすることもできる。図21に示す構成では、冷却管83を展開したときに露出する筐体2の凹部82の上面に電源ボタン20が配置されている。本例の場合、冷却管83の展開は使用者が手動で行うものとする。この構成では、使用者が最初に放熱部81を展開させなければ電源ボタン20を操作できないので、放熱部81が展開されない状態で使用し、プロジェクタ本体1が過熱するのを防止することができる。
(変形例10)
上記実施形態では、冷却管の往路と復路を筐体の1面側にまとめて配置したが、筐体の対向する2面に分けて配置しても良い。
図22は本実施形態のプロジェクタの放熱部を展開した状態を示す斜視図、図23は同プロジェクタの放熱部を収納した状態の斜視図である。これらの図面において、図1〜図3と共通の構成要素には同一の符号を付し、説明は省略する。
本例のプロジェクタ90は、図22,図23に示すように、プロジェクタ本体1と、プロジェクタ本体1の筐体2に設けられた凹部82に収容され、プロジェクタ本体1の外部に引き出すことで展開可能とされた放熱部91とを備えている。放熱部91は、内部に冷媒が流通される伸縮可能な冷却管83a,83b(冷媒流路)と、冷却管83a,83bの途中に取り付けられた放熱部材94とから構成されている。冷却管83a,83bは、往路と復路が1本ずつの樹脂製のスパイラル状の管体から構成されている。また、冷却管83a,83bは、筐体2の長手方向の対向する2面の中央部から外部に露出し、図22に示すように、プロジェクタ本体1の長手方向に伸張するようになっている。放熱部材94は、図23に示すように、冷却管83a,83bを収縮させた状態において、筐体2の後面側の一部を構成し、筐体2から突出しないようになっている。なお、冷却管83a,83bについては、往路、復路それぞれで複数本ずつ設けても良い。複数本設けた場合、冷媒の流量を大きくすることができ、放熱効率をより高めることができる。
本例の場合、筐体2の2面から延びる冷却管83a,83bの各々が冷媒の往路と復路となっている。そして、冷却管83a,83bの折り返し部分が放熱部材94の内部を貫通している。この構成によれば、放熱面積を大きく取ることができ、放熱効率をより高めることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば第1実施形態ではプロジェクタ本体の筐体の上面に放熱部を配置したが、側面等、他の面に配置しても良い。また、1つの放熱部だけでなく、複数の放熱部を備えた構成としても良い。あるいは、2個以上のヒンジで連結した一連の放熱部を2回以上展開する構成でも良い。その場合、放熱部の収納構造は複雑になるが、より広い面積の放熱部が構成できる。その他、放熱部の形状や配置、展開検出手段、警告手段、放熱部展開手段、照度制御手段等の具体的な構成は、上記実施形態に限ることなく、適宜変更が可能である。
本発明の第1実施形態のプロジェクタの放熱部を展開した状態を示す斜視図である。 同平面図である。 同プロジェクタの放熱部を収納した状態の正面図である。 プロジェクタ本体の内部の概略構成図である。 放熱部の収納、展開に係わるブロック図である。 同実施形態の変形例1の放熱部の収納、展開に係わるブロック図である。 同変形例2の放熱部の収納、展開に係わるブロック図である。 同変形例3の放熱部の収納、展開に係わるブロック図である。 同変形例4のプロジェクタの放熱部を展開した状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態のプロジェクタの放熱部を展開した状態を示す正面図である。 同側面図である。 同プロジェクタの放熱部を収納した状態の斜視図である。 同実施形態の変形例5のプロジェクタの放熱部を展開した状態を示す斜視図である。 同変形例5の他の例を示す斜視図である。 同変形例6のプロジェクタの閉塞部材の例を示す断面図である。 同変形例7のプロジェクタの閉塞部材の例を示す断面図である。 同変形例8のプロジェクタの放熱部を展開した状態を示す斜視図である。 同プロジェクタの放熱部を収納した状態の斜視図である。 本発明の第3実施形態のプロジェクタの放熱部を展開した状態を示す斜視図である。 同プロジェクタの放熱部を収納した状態の斜視図である。 同実施形態の変形例9のプロジェクタの放熱部を展開した状態を示す斜視図である。 同変形例10のプロジェクタの放熱部を展開した状態を示す斜視図である。 同プロジェクタの放熱部を収納した状態の斜視図である。
符号の説明
1…プロジェクタ本体、2…筐体、4,51,71,81,91…放熱部、7…放熱フィン(放熱部側)、8…開口部、9…冷却管(冷媒流路、放熱部側)、10,50,70,80,90…プロジェクタ、12,54,72…放熱フィン(筐体側)、15…冷却管(冷媒流路、プロジェクタ本体側)、20…電源ボタン、21…制御部(電源制御手段、照度制御手段)、23…モーター(放熱部展開手段)、25…展開検出手段、28…電源、30…警告ランプ(警告手段)、60…シャッター(閉塞部材)、62…フィルム(閉塞部材)。

Claims (19)

  1. プロジェクタ本体を構成する筐体と、前記筐体の内部に設けられ、内部に冷媒を流通させる冷媒流路と、前記冷媒流路の一部が配設された放熱部と、を備え、
    前記放熱部が、前記筐体の表面に沿って収納可能とされるとともに、前記筐体に対して回転することにより展開可能に構成されたことを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記放熱部にフィンが設けられたことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 隣接する前記フィンの間の領域が前記放熱部を貫通する開口部とされ、前記開口部内に前記冷媒流路の一部が露出していることを特徴とする請求項2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記筐体にフィンが設けられ、前記放熱部を前記筐体の表面に沿って収納した状態において、前記筐体側のフィンと前記放熱部側のフィンとが噛み合うように構成されたことを特徴とする請求項2または3に記載のプロジェクタ。
  5. プロジェクタ本体を構成する筐体と、前記筐体の内部に設けられ、内部に冷媒を流通させる冷媒流路と、前記冷媒流路の一部が配設された放熱部と、を備え、
    前記放熱部が、前記筐体の内部空間に収納可能とされるとともに、前記筐体の外部に引き出されることにより展開可能に構成されたことを特徴とするプロジェクタ。
  6. 前記放熱部の収納空間が、前記筐体内部の光路内の空間であることを特徴とする請求項5に記載のプロジェクタ。
  7. 前記放熱部が前記筐体の外部に引き出された状態において、前記放熱部の一部が前記筐体の開口部を閉塞可能に構成されたことを特徴とする請求項5または6に記載のプロジェクタ。
  8. 前記放熱部が前記筐体の外部に引き出された状態において、前記筐体の開口部を閉塞する閉塞部材を備えたことを特徴とする請求項5または6に記載のプロジェクタ。
  9. 前記閉塞部材が、前記放熱部が前記筐体の外部に引き出される動作と連動して前記筐体の開口部を閉塞する構成とされたことを特徴とする請求項8に記載のプロジェクタ。
  10. プロジェクタ本体を構成する筐体と、前記筐体の内部に設けられ、内部に冷媒を流通させる冷媒流路と、前記冷媒流路の一部が配設された放熱部と、を備え、
    前記放熱部の一部を構成する冷媒流路が、伸縮可能とされ、収縮した状態で前記筐体の内部に収納可能とされるとともに、伸張した状態で前記筐体の外部に展開可能に構成されたことを特徴とするプロジェクタ。
  11. 前記冷媒流路が複数本設けられたことを特徴とする請求項10に記載のプロジェクタ。
  12. 前記伸縮可能とされた冷媒流路に放熱部材が取り付けられ、前記冷媒流路が収縮した状態で前記放熱部材が前記筐体の一部を構成することを特徴とする請求項10または11に記載のプロジェクタ。
  13. 前記冷媒流路の往路と復路とが前記筐体の1面側にまとめて配置されたことを特徴とする請求項10ないし12のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  14. 前記冷媒流路の往路と復路とが前記筐体の対向する2面に分かれて配置されたことを特徴とする請求項10ないし12のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  15. 前記放熱部が展開されたか否かを検出する展開検出手段と、前記展開検出手段が前記放熱部が展開されていないことを検出した場合には前記プロジェクタ本体の電源投入を不可能とする電源制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項1ないし14のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  16. 前記放熱部が展開されたか否かを検出する展開検出手段と、前記展開検出手段が前記放熱部が展開されていないことを検出した場合には使用者に前記放熱部が展開されていない旨の警告を発する警告手段と、を備えたことを特徴とする請求項1ないし14のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  17. 前記放熱部が展開されたか否かを検出する展開検出手段と、前記展開検出手段が前記放熱部が展開されていないことを検出した場合には前記プロジェクタ本体の光の照度を低下させる照度制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項1ないし14のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  18. 前記プロジェクタ本体の電源投入と連動して前記放熱部を自動的に展開させる放熱部展開手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし14のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  19. 前記放熱部を展開させた状態で使用者が操作可能な位置に電源ボタンが配置されたことを特徴とする請求項1ないし14のいずれか一項に記載のプロジェクタ。

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