JP2007090145A - 塗布方法及び塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗布膜の膜厚制御、特に塗布走査終端部の膜厚均一化を安定した動作で再現性よく行えるスピンレス方式の塗布方法および塗布装置を提供する。
【解決手段】レジストノズル78が通過点X1を通過した時点t1でレジストポンプを止めてから一定の遅延時間が経過した時点taでレジストノズル78の吐出圧力が減衰し始める。一方、これと時間的に近接して、基板Gに対するレジストノズル78の上昇移動と走査速度の減速とがそれぞれ所定の時点t2,t3で開始する。こうして、レジストノズル78の吐出圧力が減衰している最中に、レジストノズル78が上昇移動し、かつ走査速度が減速する。
【選択図】図16

Description

本発明は、被処理基板上に液体を塗布して塗布膜を形成する塗布方法および塗布装置に関する。
LCD等のフラットパネルディスプレイ(FPD)の製造プロセスにおけるフォトリソグラフィー工程には、スリット状の吐出口を有する長尺形のレジストノズルを走査して被処理基板(ガラス基板等)上にレジスト液を塗布するスピンレスの塗布法がよく用いられている。
このようなスピンレス塗布法は、たとえば特許文献1に開示されるように、載置台またはステージ上に基板を水平に載置して、このステージ上の基板と長尺形レジストノズルの吐出口との間に100μm程度の微小なギャップを設定し、基板上方でレジストノズルを走査方向(一般にノズル長手方向と直交する水平方向)に移動させながら基板上にレジスト液を帯状に吐出させて塗布する。長尺形レジストノズルを基板の一端から他端まで1回移動させるだけで、レジスト液を基板の外に落とさずに所望の膜厚でレジスト塗布膜を基板上に形成することができる。
特開平10−156255
従来のスピンレス塗布法は、レジスト塗布膜の膜厚制御に改善の余地があり、特に面内均一性が課題となっている。具体的には、塗布走査の終端部において、基板上のレジスト液膜からレジストノズルに残るべきレジスト液をきれいに断つのが難しいため、レジスト塗布膜が盛り上がりやすいという問題がある。
この問題に対処するために、レジスト供給源とレジストノズルとを結ぶ配管の途中にサックバックバルブを設け、塗布走査の終了時にサックバックバルブをオンさせて、レジストノズルの吐出口から基板上に垂れていたレジスト液を瞬時に断ち切るようにノズル側に引き戻す技法が用いられている。しかしながら、この技法は、レジストノズル内にレジスト液を引き戻す際に空気を一緒に吸い込んでしまい、次回の塗布処理の際に気泡混じりのレジスト液を基板上に供給するおそれがあり、安定稼動が難しいという欠点がある。また、サックバックバルブは、レジスト供給源からレジストノズルへレジスト液を圧送する流路内で少なからぬ圧力損失を与えるため、塗布開始時のレジスト吐出圧力の立ち上がり特性を低下させるデメリットもある。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、塗布膜の膜厚制御、特に塗布走査終端部の膜厚均一化を安定した動作で再現性よく行えるスピンレス方式の塗布方法および塗布装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の塗布方法は、被処理基板の上面と長尺形ノズルの吐出口とを所定のギャップを隔ててほぼ水平に対向させ、処理液供給源より前記ノズルに処理液を圧送すると同時に、前記基板に対して前記ノズルを相対的に水平方向で移動させる走査を行って、前記基板上に前記処理液の塗布膜を形成する塗布方法であって、前記ノズルが前記基板上に設定された第1の通過点を通過する第1の時点で、処理液供給源から前記ノズルへの前記処理液の圧送を停止する第1の工程と、前記ノズルが前記基板上に設定された第2の通過点を通過する第2の時点から走査終了まで、前記基板に対して前記ノズルを所定の速度で相対的に上方へ移動させる第2の工程と、前記ノズルが前記基板上に設定された第3の通過点を通過する第3の時点から走査終了まで、前記基板に対する前記ノズルの相対的な水平移動を減速させる第3の工程とを有する。
また、本発明の塗布装置は、一定の塗布領域内で被処理基板をほぼ水平に支持するための基板支持部と、前記塗布領域内で前記基板の上面に所定のギャップを隔てて処理液を吐出するための長尺形のノズルと、前記ノズルに前記処理液を圧送するための処理液供給源と、前記塗布領域内で前記ノズルを前記基板に対して相対的に水平方向で移動させるための走査部と、前記塗布領域内で前記ノズルを前記基板に対して相対的に鉛直方向で移動させるための昇降部と、前記ノズルが前記基板上に設定された第1の通過点を通過する時に前記処理液供給源を制御して前記ノズルへの前記処理液の圧送を停止させ、前記ノズルが前記基板上に設定された第2の通過点を通過する時点から走査終了まで前記昇降部を制御して前記基板に対して前記ノズルを所定の速度で相対的に上方へ移動させ、前記ノズルが前記基板上に設定された第3の通過点を通過する時点から走査終了まで前記走査部を制御して前記基板に対する前記ノズルの相対的な水平移動を減速させる制御部とを有する。
本発明の塗布法においては、塗布走査の終盤で、先ずノズルが基板上の第1の通過点を通過すると、この時点(第1の時点)で処理液供給源からノズルへの処理液の圧送が停止する。そうすると、この時から所定の遅延時間が経過してノズルの吐出圧力が減衰し始める。一方、ノズルが基板上の第2の通過点を通過すると、この時点(第2の時点)で基板に対するノズルの相対的な上方移動が開始され、このノズルの相対的な上方移動は走査終了まで行われる。また、ノズルが基板上の第3の通過点を通過すると、この時点(第3の時点)で基板に対するノズルの相対的な水平移動の減速が開始され、このノズルの相対的な水平移動の減速は走査終了まで行われる。こうして、ノズルが基板の真上を相対移動している時に、ノズル吐出圧力の減衰と基板に対するノズルの相対的な上方移動と水平移動の減速とがそれぞれ所定のタイミングで行われる。
本発明の好適な一態様によれば、上記第1、第2および第3の通過点の位置を調整して基板の終端部付近における塗布膜の膜厚プロファイルを最適化する。あるいは、上記第1、第2および第3の時点を調整して基板の終端部付近における塗布膜の膜厚プロファイルを最適化してもよい。
特に好適な一態様によれば、第1の時点から所定の遅延時間の経過後にノズルの吐出圧力が減衰し始め、その吐出圧力の減衰中に基板に対する前記ノズルの相対的な上方移動と水平移動の減速とが同時に行われる。そのようなノズルの相対的な水平移動と上方移動はほぼ同時に終了してよい。この場合、塗布走査の終了直前に、基板上で液膜の走査方向に延びる速度が急激に落ちるうえに、ノズルが吐出圧力を減衰させながら急角度で上方へ移動するため、基板上の液膜からノズルに残るべきレジスト液をきれいに断つ(液切りする)ことができる。
また、好適な一態様として、基板に対するノズルの相対的な水平移動の減速はほぼ一定の負の加速度で行われてよく、基板に対するノズルの相対的な上方移動はほぼ一定の速度で行われてよい。本発明においては、走査終了時にノズルの吐出口を基板の後端よりも基板内側つまり走査上流側に位置させることも可能である。
本発明においては、塗布走査のために基板とノズルとの間で上記のような相対移動が行われればよく、基板が一定の位置に静止してノズルが水平方向および鉛直方向の移動を行う形態、ノズルが一定の位置に静止して基板が水平方向および鉛直方向に移動する形態、あるいは基板およびノズルの両者が水平方向および/または鉛直方向に移動する形態のいずれも可能である。もっとも、水平方向においては、一般にノズルよりも格段に軽い基板を移動させる方が基本水平走査だけでなく本発明における水平移動の減速をも効率よく行える。また、鉛直方向においては、空気抵抗の少ないノズルを上昇移動させた方が本発明において基板に対するノズルの相対的な上方移動を高速に行うことができる。
好適な一態様によれば、本発明の塗布装置において、基板支持部が、塗布領域内で基板を空中に浮かせるステージを有する。該塗布領域内では、ステージの上面に、気体を噴出する噴出口と気体を吸い込む吸引口とが多数混在して設けられる。ノズルは、水平搬送方向では塗布領域内の定位置に配置されてよい。走査部には、ステージ上で浮いた状態の基板を水平移動に対応する所定の搬送方向に搬送してノズルの直下を通過させる基板搬送部が備えられる。この基板搬送部は、基板の移動する方向と平行に延びるようにステージの片側または両側に配置されるガイドレールと、このガイドレールに沿って移動可能なスライダと、このスライダをガイドレールに沿って移動するように駆動する搬送駆動部と、スライダからステージの中心部に向かって延在し、基板の側縁部を着脱可能に保持する保持部とを有する。
また、好適な一態様によれば、昇降部が、ノズルを一体に支持するノズル支持部と、ノズルを任意の第1の高さ位置から任意の第2の高さ位置へ昇降移動させるためにノズル支持部と結合する電動アクチエータと、ノズルの重力をキャンセルするために前記ノズル支持部と結合するエアシリンダとを有する。
本発明の塗布方法および塗布装置によれば、上記のような構成および作用により、スピンレス方式において塗布膜の膜厚制御、特に塗布走査終端部の膜厚均一化を安定した動作で再現性よく行うことができる。
以下、添付図を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1に、本発明の塗布方法および塗布装置の適用可能な構成例として塗布現像処理システムを示す。この塗布現像処理システムは、クリーンルーム内に設置され、たとえばLCD基板を被処理基板とし、LCD製造プロセスにおいてフォトリソグラフィー工程の中の洗浄、レジスト塗布、プリベーク、現像およびポストベークの各処理を行うものである。露光処理はこのシステムに隣接して設置される外部の露光装置(図示せず)で行われる。
この塗布現像処理システムは、大きく分けて、カセットステーション(C/S)10と、プロセスステーション(P/S)12と、インタフェース部(I/F)14とで構成される。
システムの一端部に設置されるカセットステーション(C/S)10は、複数の基板Gを収容するカセットCを所定数たとえば4個まで載置可能なカセットステージ16と、このカセットステージ16上の側方でかつカセットCの配列方向と平行に設けられた搬送路17と、この搬送路17上で移動自在でステージ16上のカセットCについて基板Gの出し入れを行う搬送機構20とを備えている。この搬送機構20は、基板Gを保持できる手段たとえば搬送アームを有し、X,Y,Z,θの4軸で動作可能であり、後述するプロセスステーション(P/S)12側の搬送装置38と基板Gの受け渡しを行えるようになっている。
プロセスステーション(P/S)12は、上記カセットステーション(C/S)10側から順に洗浄プロセス部22と、塗布プロセス部24と、現像プロセス部26とを基板中継部23、薬液供給ユニット25およびスペース27を介して(挟んで)横一列に設けている。
洗浄プロセス部22は、2つのスクラバ洗浄ユニット(SCR)28と、上下2段の紫外線照射/冷却ユニット(UV/COL)30と、加熱ユニット(HP)32と、冷却ユニット(COL)34とを含んでいる。
塗布プロセス部24は、スピンレス方式のレジスト塗布ユニット(CT)40と、減圧乾燥ユニット(VD)42と、上下2段型アドヒージョン/冷却ユニット(AD/COL)46と、上下2段型加熱/冷却ユニット(HP/COL)48と、加熱ユニット(HP)50とを含んでいる。
現像プロセス部26は、3つの現像ユニット(DEV)52と、2つの上下2段型加熱/冷却ユニット(HP/COL)53と、加熱ユニット(HP)55とを含んでいる。
各プロセス部22,24,26の中央部には長手方向に搬送路36,51,58が設けられ、搬送装置38,54,60がそれぞれ搬送路36,51,58に沿って移動して各プロセス部内の各ユニットにアクセスし、基板Gの搬入/搬出または搬送を行うようになっている。なお、このシステムでは、各プロセス部22,24,26において、搬送路36,51,58の一方の側に液処理系のユニット(SCR,CT,DEV等)が配置され、他方の側に熱処理系のユニット(HP,COL等)が配置されている。
システムの他端部に設置されるインタフェース部(I/F)14は、プロセスステーション12と隣接する側にイクステンション(基板受け渡し部)56およびバッファステージ57を設け、露光装置と隣接する側に搬送機構59を設けている。この搬送機構59は、Y方向に延在する搬送路19上で移動自在であり、バッファステージ57に対して基板Gの出し入れを行なうほか、イクステンション(基板受け渡し部)56や隣の露光装置と基板Gの受け渡しを行うようになっている。
図2に、この塗布現像処理システムにおける処理の手順を示す。先ず、カセットステーション(C/S)10において、搬送機構20が、ステージ12上の所定のカセットCの中から1つの基板Gを取り出し、プロセスステーション(P/S)12の洗浄プロセス部22の搬送装置38に渡す(ステップS1)。
洗浄プロセス部22において、基板Gは、先ず紫外線照射/冷却ユニット(UV/COL)30に順次搬入され、最初の紫外線照射ユニット(UV)では紫外線照射による乾式洗浄を施され、次の冷却ユニット(COL)では所定温度まで冷却される(ステップS2)。この紫外線洗浄では主として基板表面の有機物が除去される。
次に、基板Gはスクラバ洗浄ユニット(SCR)28の1つでスクラビング洗浄処理を受け、基板表面から粒子状の汚れが除去される(ステップS3)。スクラビング洗浄の後、基板Gは、加熱ユニット(HP)32で加熱による脱水処理を受け(ステップS4)、次いで冷却ユニット(COL)34で一定の基板温度まで冷却される(ステップS5)。これで洗浄プロセス部22における前処理が終了し、基板Gは、搬送装置38により基板受け渡し部23を介して塗布プロセス部24へ搬送される。
塗布プロセス部24において、基板Gは、先ずアドヒージョン/冷却ユニット(AD/COL)46に順次搬入され、最初のアドヒージョンユニット(AD)では疎水化処理(HMDS)を受け(ステップS6)、次の冷却ユニット(COL)で一定の基板温度まで冷却される(ステップS7)。
その後、基板Gは、レジスト塗布ユニット(CT)40でスピンレス法によりレジスト液を塗布され、次いで減圧乾燥ユニット(VD)42で減圧による乾燥処理を受ける(ステップS8)。
次に、基板Gは、加熱/冷却ユニット(HP/COL)48に順次搬入され、最初の加熱ユニット(HP)では塗布後のベーキング(プリベーク)が行われ(ステップS9)、次に冷却ユニット(COL)で一定の基板温度まで冷却される(ステップS10)。なお、この塗布後のベーキングに加熱ユニット(HP)50を用いることもできる。
上記塗布処理の後、基板Gは、塗布プロセス部24の搬送装置54と現像プロセス部26の搬送装置60とによってインタフェース部(I/F)14へ搬送され、そこから露光装置に渡される(ステップS11)。露光装置では基板G上のレジストに所定の回路パターンを露光される。そして、パターン露光を終えた基板Gは、露光装置からインタフェース部(I/F)14に戻される。インタフェース部(I/F)14の搬送機構59は、露光装置から受け取った基板Gをイクステンション56を介してプロセスステーション(P/S)12の現像プロセス部26に渡す(ステップS11)。
現像プロセス部26において、基板Gは、現像ユニット(DEV)52のいずれか1つで現像処理を受け(ステップS12)、次いで加熱/冷却ユニット(HP/COL)53の1つに順次搬入され、最初の加熱ユニット(HP)ではポストベーキングが行われ(ステップS13)、次に冷却ユニット(COL)で一定の基板温度まで冷却される(ステップS14)。このポストベーキングに加熱ユニット(HP)55を用いることもできる。
現像プロセス部26での一連の処理が済んだ基板Gは、プロセスステーション(P/S)24内の搬送装置60,54,38によりカセットステーション(C/S)10まで戻され、そこで搬送機構20によりいずれか1つのカセットCに収容される(ステップS1)。
この塗布現像処理システムにおいては、たとえば塗布プロセス部24のレジスト塗布ユニット(CT)40に本発明を適用することができる。以下、図3〜図25につき本発明をレジスト塗布ユニット(CT)40に適用した一実施形態を説明する。
図3に、この実施形態におけるレジスト塗布ユニット(CT)40および減圧乾燥ユニット(VD)42の全体構成を示す。
図3に示すように、支持台または支持フレーム70の上にレジスト塗布ユニット(CT)40と減圧乾燥ユニット(VD)42とがX方向に横一列に配置されている。塗布処理を受けるべき新たな基板Gは、搬送路51側の搬送装置54(図1)により矢印FAで示すようにレジスト塗布ユニット(CT)40に搬入される。レジスト塗布ユニット(CT)40で塗布処理の済んだ基板Gは、支持台70上のガイドレール72に案内されるX方向に移動可能な搬送アーム74により、矢印FBで示すように減圧乾燥ユニット(VD)42に転送される。減圧乾燥ユニット(VD)42で乾燥処理を終えた基板Gは、搬送路51側の搬送装置54(図1)により矢印FCで示すように引き取られる。
レジスト塗布ユニット(CT)40は、X方向に長く延びるステージ76を有し、このステージ76上で基板Gを同方向に平流しで搬送しながら、ステージ76の上方に配置された長尺形のレジストノズル78より基板G上にレジスト液を供給して、スピンレス法で基板上面(被処理面)に一定膜厚のレジスト塗布膜を形成するように構成されている。ユニット(CT)40内の各部の構成および作用は後に詳述する。
減圧乾燥ユニット(VD)42は、上面が開口しているトレーまたは底浅容器型の下部チャンバ80と、この下部チャンバ80の上面に気密に密着または嵌合可能に構成された蓋状の上部チャンバ(図示せず)とを有している。下部チャンバ80はほぼ四角形で、中心部には基板Gを水平に載置して支持するためのステージ82が配設され、底面の四隅には排気口83が設けられている。各排気口83は排気管(図示せず)を介して真空ポンプ(図示せず)に通じている。下部チャンバ80に上部チャンバを被せた状態で、両チャンバ内の密閉された処理空間を該真空ポンプにより所定の真空度まで減圧できるようになっている。
図4および図5に、本発明の一実施形態におけるレジスト塗布ユニット(CT)40内のより詳細な全体構成を示す。
この実施形態のレジスト塗布ユニット(CT)40においては、ステージ76が、従来のように基板Gを固定保持する載置台として機能するのではなく、基板Gを空気圧の力で空中に浮かせるための基板浮上台として機能する。そして、ステージ76の両サイドに配置されている直進運動型の基板搬送部84が、ステージ76上で浮いている基板Gの両側縁部をそれぞれ着脱可能に保持してステージ長手方向(X方向)に基板Gを搬送するようになっている。
詳細には、ステージ76は、その長手方向(X方向)において5つの領域M1,M2,M3,M4,M5に分割されている(図5)。左端の領域M1は搬入領域であり、塗布処理を受けるべき新規の基板Gはこの領域M1内の所定位置に搬入される。この搬入領域M1には、搬送装置54(図1)の搬送アームから基板Gを受け取ってステージ76上にローディングするためにステージ下方の原位置とステージ上方の往動位置との間で昇降移動可能な複数本のリフトピン86が所定の間隔を置いて設けられている。これらのリフトピン86は、たとえばエアシリンダ(図示せず)を駆動源に用いる搬入用のリフトピン昇降部85(図13)によって昇降駆動される。
この搬入領域M1は浮上式の基板搬送が開始される領域でもあり、この領域内のステージ上面には基板Gを搬入用の浮上高さまたは浮上量Haで浮かせるために高圧または正圧の圧縮空気を噴き出す噴出口88が一定の密度で多数設けられている。ここで、搬入領域M1における基板Gの浮上量Haは、特に高い精度を必要とせず、たとえば100〜150μmの範囲内に保たれればよい。また、搬送方向(X方向)において、搬入領域M1のサイズは基板Gのサイズを上回っているのが好ましい。さらに、搬入領域M1に、基板Gをステージ76上で位置合わせするためのアライメント部(図示せず)も設けられてよい。
ステージ76の中心部に設定された領域M3はレジスト液供給領域または塗布領域であり、基板Gはこの塗布領域M3を通過する際に上方のレジストノズル78からレジスト液Rの供給を受ける。塗布領域M3における基板浮上量Hbはノズル78の下端(吐出口)と基板上面(被処理面)との間のギャップS(たとえば100μm)を規定する。このギャップSはレジスト塗布膜の膜厚やレジスト消費量を左右する重要なパラメータであり、高い精度で一定に維持される必要がある。このことから、塗布領域M3のステージ上面には、たとえば図6に示すような配列または分布パターンで、基板Gを所望の浮上量Hbで浮かせるために高圧または正圧の圧縮空気を噴き出す噴出口88と負圧で空気を吸い込む吸引口90とを混在させて設けている。そして、基板Gの塗布領域M3内を通過している部分に対して、噴出口88から圧縮空気による垂直上向きの力を加えると同時に、吸引口90より負圧吸引力による垂直下向きの力を加えて、相対抗する双方向の力のバランスを制御することで、塗布用の浮上量Hbを設定値HS(たとえば50μm)付近に維持するようにしている。搬送方向(X方向)における塗布領域M3のサイズは、レジストノズル78の直下に上記のような狭い塗布ギャップSを安定に形成できるほどの余裕があればよく、通常は基板Gのサイズよりも小さくてよく、たとえば1/3〜1/4程度でよい。
図6に示すように、塗布領域M3においては、基板搬送方向(X方向)に対して一定の傾斜した角度をなす直線C上に噴出口88と吸引口90とを交互に配し、隣接する各列の間で直線C上のピッチに適当なオフセットαを設けている。かかる配置パターンによれば、噴出口88および吸引口90の混在密度を均一にしてステージ上の基板浮上力を均一化できるだけでなく、基板Gが搬送方向(X方向)に移動する際に噴出口88および吸引口90と対向する時間の割合を基板各部で均一化することも可能であり、これによって基板G上に形成される塗布膜に噴出口88または吸引口90のトレースまたは転写跡が付くのを防止することができる。塗布領域M3の入口では、基板Gの先端部が搬送方向と直交する方向(Y方向)で均一な浮上力を安定に受けるように、同方向(直線J上)に配列する噴出口88および吸引口90の密度を高くするのが好ましい。また、塗布領域M3においても、ステージ76の両側縁部(直線K上)には、基板Gの両側縁部が垂れるのを防止するために、噴出口88のみを配置するのが好ましい。
搬入領域M1と塗布領域M3との間に設定された中間の領域M2は、搬送中に基板Gの浮上高さ位置を搬入領域M1における浮上量Haから塗布領域M3における浮上量Hbへ変化または遷移させるための遷移領域である。この遷移領域M2内でもステージ76の上面に噴出口88と吸引口90とを混在させて配置することができる。その場合は、吸引口90の密度を搬送方向に沿って次第に大きくし、これによって搬送中に基板Gの浮上量が漸次的にHaからHbに移るようにしてよい。あるいは、この遷移領域M2においては、吸引口90を含まずに噴出口88だけを設ける構成も可能である。
塗布領域M3の下流側隣の領域M4は、搬送中に基板Gの浮上量を塗布用の浮上量Hbから搬出用の浮上量Hc(たとえば100〜150μm)に変えるための遷移領域である。この遷移領域M2でも、ステージ76の上面に噴出口88と吸引口90とを混在させて配置してもよく、その場合は吸引口90の密度を搬送方向に沿って次第に小さくするのがよい。あるいは、吸引口90を含まずに噴出口88だけを設ける構成も可能である。また、図6に示すように、塗布領域M3と同様に遷移領域M4でも、基板G上に形成されたレジスト塗布膜に転写跡が付くのを防止するために、吸引口90(および噴出口88)を基板搬送方向(X方向)に対して一定の傾斜した角度をなす直線E上に配置し、隣接する各列間で配列ピッチに適当なオフセットβを設ける構成が好ましい。
ステージ76の下流端(右端)の領域M5は搬出領域である。レジスト塗布ユニット(CT)40で塗布処理を受けた基板Gは、この搬出領域M5内の所定位置または搬出位置から搬送アーム74(図3)によって下流側隣の減圧乾燥ユニット(VD)42(図3)へ搬出される。この搬出領域M5には、基板Gを搬出用の浮上量Hcで浮かせるための噴出口88がステージ上面に一定の密度で多数設けられているとともに、基板Gをステージ76上からアンローディングして搬送アーム74(図3)へ受け渡すためにステージ下方の原位置とステージ上方の往動位置との間で昇降移動可能な複数本のリフトピン92が所定の間隔を置いて設けられている。これらのリフトピン92は、たとえばエアシリンダ(図示せず)を駆動源に用いる搬出用のリフトピン昇降部91(図13)によって昇降駆動される。
レジストノズル78は、ステージ76上の基板Gを一端から他端までカバーできる長さで搬送方向と直交する水平方向(Y方向)に延びる長尺状のノズル本体を有し、門形または逆さコ字形のノズル支持体130に昇降可能に取り付けられ、レジスト液供給機構170(図12、図13)からのレジスト液供給管94(図4)に接続されている。図4において、レジストノズル78を支持するための鉛直方向に延びる棒体136は、ノズル昇降機構75(図11、図13)の一部を構成している。
図4、図7および図8に示すように、基板搬送部84は、ステージ76の左右両サイドに平行に配置された一対のガイドレール96と、各ガイドレール96上に軸方向(X方向)に移動可能に取り付けられたスライダ98と、各ガイドレール96上でスライダ98を直進移動させる搬送駆動部100と、各スライダ98からステージ76の中心部に向かって延びて基板Gの左右両側縁部を着脱可能に保持する保持部102とをそれぞれ有している。
ここで、搬送駆動部100は、直進型の駆動機構たとえばリニアモータによって構成されている。また、保持部102は、基板Gの左右両側縁部の下面に真空吸着力で結合する吸着パッド104と、先端部で吸着パッド104を支持し、スライダ98側の基端部を支点として先端部の高さ位置を変えられるように弾性変形可能な板バネ型のパッド支持部106とをそれぞれ有している。吸着パッド104は一定のピッチで一列に配置され、パッド支持部106は各々の吸着パッド104を独立に支持している。これにより、個々の吸着パッド104およびパッド支持部106が独立した高さ位置で(異なる高さ位置でも)基板Gを安定に保持できるようになっている。
図7に示すように、搬送方向(X方向)におけるステージ76上の基板Gの位置を予め設定した複数の位置で検出するための位置センサ122がステージ76に沿って設けられている。これらの位置センサ122はたとえば光学式の近接スイッチからなり、基板Gを直接検出してもよく、あるいは基板Gと一体に移動するスライダ98を検出してもよい。
図7および図8に示すように、この実施形態におけるパッド支持部106は、スライダ98の内側面に昇降可能に取り付けられた板状のパッド昇降部材108に取り付けられている。スライダ98に搭載されているたとえばエアシリンダからなるパッドアクチエータ109(図13)が、パッド昇降部材108を基板Gの浮上高さ位置よりも低い原位置(退避位置)と基板Gの浮上高さ位置に対応する往動位置(結合位置)との間で昇降移動させるようになっている。
図9に示すように、各々の吸着パッド104は、たとえば合成ゴム製で直方体形状のパッド本体110の上面に複数個の吸引口112を設けている。これらの吸引口112はスリット状の長穴であるが、丸や矩形の小孔でもよい。吸着パッド104には、たとえば合成ゴムからなる帯状のバキューム管114が接続されている。これらのバキューム管114の管路116はパッド吸着制御部115(図13)の真空源にそれぞれ通じている。
保持部102においては、図4に示すように、片側一列の真空吸着パッド104およびパッド支持部106が1組毎に分離している分離型または完全独立型の構成が好ましい。しかし、図10に示すように、切欠き部118を設けた一枚の板バネで片側一列分のパッド支持部120を形成してその上に片側一列の真空吸着パッド104を配置する一体型の構成も可能である。
上記のように、ステージ76の上面に形成された多数の噴出口88およびそれらに浮上力発生用の圧縮空気を供給する圧縮空気供給機構146(図11)、さらにはステージ76の塗布領域M3内に噴出口88と混在して形成された多数の吸引口90およびそれらに真空の圧力を供給するバキューム供給機構148(図11)により、搬入領域M1や搬出領域M5では基板Gを搬入出や高速搬送に適した浮上量で浮かせ、塗布領域M3では基板Gを安定かつ正確なレジスト塗布走査に適した設定浮上量HSで浮かせるためのステージ基板浮上部145(図13)が構成されている。
図11に、ノズル昇降機構75、圧縮空気供給機構146およびバキューム供給機構148の構成を示す。ノズル昇降機構75は、塗布領域M3の上を搬送方向(X方向)と直交する水平方向(Y方向)に跨ぐように架設された門形支持体130と、この門形支持体130に取り付けられた鉛直直線運動機構132と、この鉛直直線運動機構132の移動体(昇降体)である角柱状の水平支持部材134とレジストノズル78とを結合するジョイント棒136とを有する。ここで、直線運動機構132の駆動部は、電動モータ138、ボールネジ140、ガイド部材142およびエアシリンダ144を有している。電動モータ138の回転力がボールネジ機構(140,142,134)によって鉛直方向の直線運動に変換され、昇降体の水平支持部材134と一体にノズル78が鉛直方向に昇降移動する。電動モータ138の回転量および回転停止位置によってレジストノズル78の昇降移動量および高さ位置を任意に制御できるようになっている。エアシリンダ144は、後述する塗布走査の終了直前でレジストノズル78を上昇移動させる際にレジストノズル78および水平支持部材134の重力をキャンセルするためのものであり、そのピストンロッド144aを水平支持部134の両端部に下から押し当てて高速上昇をアシストする。なお、ジョイント棒136を省いてレジストノズル78を水平支持部材134に直接結合する構成も可能である。
圧縮空気供給機構146は、ステージ76上面で分割された複数のエリア別に噴出口88に接続された正圧マニホールド150と、それら正圧マニホールド150にたとえば工場用力の圧縮空気供給源152からの圧縮空気を送り込む圧縮空気供給管154と、この圧縮空気供給管154の途中に設けられるレギュレータ156とを有している。バキューム供給機構148は、ステージ76上面で分割された複数のエリア別に吸引口90に接続された負圧マニホールド158、それらの負圧マニホールド158にたとえば工場用力の真空源160からのバキュームを送り込むバキューム管162と、このバキューム管162の途中に設けられる絞り弁164とを有している。
図12に、レジスト液供給機構170の構成を示す。このレジスト液供給機構170は、レジスト液Rを貯留するボトル172より吸入管174を介して少なくとも塗布処理1回分(基板1枚分)のレジスト液Rをレジストポンプ176に予め充填しておき、塗布処理時にレジストポンプ176よりレジスト液Rを吐出管またはレジスト液供給管94を介してレジストノズル78に所定の圧力で圧送し、レジストノズル78から基板G上にレジスト液Rを所定の流量で吐出するようになっている。
ボトル172は密閉されており、ボトル内の液面に向けてガス管178より圧送ガスたとえばN2ガスが一定の圧力で供給されるようになっている。ガス管178には、たとえばエアオペレートバルブからなる開閉弁180が設けられている。
吸入管174の途中には、フィルタ182、脱気モジュール184および開閉弁186が設けられている。フィルタ182はボトル172から送られてくるレジスト液R中の異物(ごみ類)を除去し、脱気モジュール184はレジスト液中の気泡を除去する。開閉弁186は、たとえばエアオペレートバルブからなり、吸入管174におけるレジスト液Rの流れをオン(全開導通)またはオフ(遮断)する。
レジスト液供給管94の途中には、開閉弁188が設けられている。フィルタやサックバックバルブは設けられていない。この開閉弁188は、たとえばエアオペレートバルブからなり、レジスト液供給管94におけるレジスト液Rの流れをオン(全開導通)またはオフ(遮断)する。
レジストポンプ176は、たとえばシリンジポンプからなり、ポンプ室を有するポンプ本体190と、ポンプ室の容積を任意に変えるためのピストン192と、このピストン192を往復運動させるためのポンプ駆動部194とを有している。
図13に、この実施形態のレジスト塗布ユニット(CT)40における制御系の主要な構成を示す。コントローラ200は、マイクロコンピュータからなり、ユニット内の各部、特にレジスト液供給機構170、ノズル昇降機構75、ステージ基板浮上部145、搬送駆動部100、パッド吸着制御部115、パッドアクチエータ109、搬入用リフトピン昇降部85、搬出用リフトピン昇降部91等の個々の動作と全体の動作(シーケンス)を制御する。
次に、この実施形態のレジスト塗布ユニット(CT)40における塗布処理動作を説明する。
コントローラ200は、たとえば光ディスク等の記憶媒体に格納されているレジスト塗布処理プログラムを主メモリに取り込んで実行し、プログラムされた一連の塗布処理動作を制御する。
搬送装置54(図1)より未処理の新たな基板Gがステージ76の搬入領域M1に搬入されると、リフトピン86が往動位置で該基板Gを受け取る。搬送装置54が退出した後、リフトピン86が下降して基板Gを搬送用の高さ位置つまり浮上位置Ha(図5)まで降ろす。次いで、アライメント部(図示せず)が作動し、浮上状態の基板Gに四方から押圧部材(図示せず)を押し付けて、基板Gをステージ76上で位置合わせする。アライメント動作が完了すると、その直後に基板搬送部84においてパッドアクチエータ109が作動し、吸着パッド104を原位置(退避位置)から往動位置(結合位置)へ上昇(UP)させる。吸着パッド104は、その前からバキュームがオンしており、浮上状態の基板Gの側縁部に接触するや否や真空吸着力で結合する。吸着パッド104が基板Gの側縁部に結合した直後に、アライメント部は押圧部材を所定位置へ退避させる。
次に、基板搬送部84は、保持部102で基板Gの側縁部を保持したままスライダ98を搬送始点位置から搬送方向(X方向)へ比較的高速の一定速度で直進移動させる。こうして基板Gがステージ76上を浮いた状態で搬送方向(X方向)へ直進移動し、基板Gの前端部がレジストノズル78の直下付近の設定位置に着いたところで、基板搬送部84が第1段階の基板搬送を停止する。この時、ノズル昇降機構75は、レジストノズル78を上方の退避位置で待機させている。
基板Gが止まると、ノズル昇降機構75が作動して、レジストノズル78を垂直下方に降ろし、ノズルの吐出口と基板Gとの距離間隔またはギャップSが設定値(たとえば100μm)に達したところでノズル下降動作を止める。次いで、レジスト液供給機構170がレジストノズル78より基板Gの上面に向けてレジスト液の吐出を開始させる。この際、最初に微量のレジスト液を出してノズル吐出口と基板GとのギャップSを完全に塞いでから、正規の流量で吐出を開始するのが好ましい。一方で、基板搬送部84が第2段階の基板搬送を開始する。この第2段階つまり塗布時の基板搬送には、比較的低速の一定速度VS(たとえば50mm/s)が選ばれる。こうして、塗布領域M3内において、基板Gが水平姿勢で搬送方向(X方向)に一定速度VSで移動すると同時に、長尺形のレジストノズル78が直下の基板Gに向けてレジスト液Rを一定の流量で帯状に吐出することにより、図14に示すように基板Gの前端側から後端側に向かってレジスト液の塗布膜RMが形成されていく。なお、レジスト液供給機構170(図12)においては、レジスト液供給管94にフィルタやサックバックバルブが設けられていないため、レジストノズル78の吐出圧力が設定圧力まで高速かつスムースに立ち上がる。
そして、図15の(A)に示すように、この塗布走査の終盤で、レジストノズル78が基板Gの後端EGから所定距離d1(たとえば10〜15mm)だけ走査上流側(基板Gの中心側)に位置する通過点X1を通過すると、この時点t1でコントローラ200はレジスト液供給機構170に所定の制御信号を与えてレジストポンプ176の吐出動作を停止させ、直後にレジスト液供給管94の開閉弁188を閉じる。しかし、応答速度の遅れや残圧によりレジストノズル78はそれまでの吐出圧力または吐出流量をしばらく維持し、ある時点taからレジストノズル78の吐出圧力が一定の減衰特性で減衰する。この実施例では、このノズル吐出圧力の減衰開始時点taが後述するノズル上昇開始時点(t2)および搬送速度減速開始時点(t3)と時間的に適度な関係で近接するように各タイミングの設定ないし調整が行われる。
その後、図15の(B)に示すように、レジストノズル78が基板後端EGから所定距離d2(たとえば4mm)だけ走査上流側に位置する通過点X2を通過すると、この時点t2でコントローラ200はノズル昇降機構75に所定の制御信号を与えてレジストノズル78をこの時から塗布走査終了まで所定の速度(たとえば100mm/s)で上昇させる。この際、ノズル昇降機構75においては、エアシリンダ144がノズル支持部材134およびレジストノズル78の重力をキャンセルするように下から押し上げることにより、電動モータ132はノズル支持部材134およびレジストノズル78を実質的に無重力状態で高速に昇降運動させることができる。
さらに、レジストノズル78が基板後端EGから所定距離d3(たとえば3.5mm)だけ上流側に位置する通過点X3を通過すると、この時点t3でコントローラ200は基板搬送部84に所定の制御信号を与えて基板Gを搬送する速度をこの時から塗布走査終了まで一定の減速率つまり負の加速度(たとえば−500mm/s2)で減速させる。この際、基板搬送部84においては、搬送負荷の基板Gが軽いので、搬送駆動部100は大きな負の加速度で搬送速度つまり走査速度を減速させることができる。
こうして、基板G上の後端部では、レジストノズル78におけるレジスト吐出圧力の減衰とレジストノズル78の上昇移動と基板Gの減速運動とが時間的に重なった塗布走査が行われることにより、図15の(C)に示すように、隆起部を持たないほぼ均一な膜厚でレジスト液の塗布膜RMが終端する。この実施形態では、搬送方向(X方向)においてレジストノズル78の吐出口が基板G上の所定位置つまり基板後端EGから所定距離d4(たとえば1mm)だけ走査上流側に位置する終点X4に到達した時点t4で、レジストノズル78の上昇移動と基板Gの搬送が共に終了する(静止する)。鉛直方向における終点X4の高さ位置Heは約10mmである。
このように、本発明によれば、レジストノズル78の吐出口を基板Gの後端EGより下流側にはみ出させずに塗布走査を完了させることができる。もっとも、塗布走査終点X4の位置を基板後端EGの下流側に設定することも可能である。また、サックバックバルブを用いていないので、塗布走査の終了時にレジストノズル78の吐出口の中に空気が入り込むのを防止することができる。
塗布領域M3で上記のような塗布処理が済むと、基板Gは搬出領域M5に向けて搬送される。ここで、基板搬送部84は搬送速度の比較的大きい第3段階の基板搬送に切り替える。そして、基板Gが搬出領域M5内の搬送終点位置に着くと、基板搬送部84は第3段階の基板搬送を停止する。この直後に、吸着パッド104に対するバキュームの供給が止められ、吸着パッド104は往動位置(結合位置)から原位置(退避位置)へ下りて、基板Gの両側端部から分離する。代わって、リフトピン92が基板Gをアンローディングするためにステージ下方の原位置からステージ上方の往動位置へ上昇する。
しかる後、搬出領域M5に搬出機つまり搬送アーム74がアクセスし、リフトピン92から基板Gを受け取ってステージ76の外へ搬出する。基板搬送部84は、基板Gをリフトピン92に渡したなら直ちに搬入領域M1へ高速度で引き返す。搬出領域M5で上記のように処理済の基板Gが搬出される頃に、搬入領域M1では次に塗布処理を受けるべき新たな基板Gについて搬入、アライメントないし搬送開始が行われる。
ここで、図16〜図20につき、この実施形態における塗布走査終了間際の作用およびその効果をより詳細に説明する。
図16は、この実施形態の塗布走査において、基板Gに対するレジストノズル78の相対的なスキャニング移動の軌跡(A)および相対速度の時間特性(C)ならびにレジストノズル78の吐出圧力の時間特性(B)を同一の時間軸上で対比して示す。ノズル吐出圧力の時間特性(B)において、時点tbは基板G上のレジスト液Rの液膜からレジストノズル78の吐出口が完全に分離する(液切りする)タイミングであり、この時点tbからノズル吐出圧力が急激に落ちてレジスト液Rがノズル吐出口の外に出なくなる。
図16に示すように、レジストノズル78が通過点X1を通過した時点t1でレジストポンプ176を止めてから一定の遅延時間が経過した時点taでレジストノズル78の吐出圧力が減衰し始める。一方、これと時間的に近接して、レジストノズル78の上昇移動と走査速度の減速とがそれぞれ所定の時点t2,t3で開始する。こうして、(1)レジストノズル78の吐出圧力が減衰している最中に、(2)レジストノズル78が上昇移動し、かつ(3)走査速度が減速することが重要である。これら3つの条件(1)、(2),(3)が揃うことにより、図17に示すように、塗布走査の終了直前に、基板G上でレジスト液膜RMの走査方向に延びる速度が急激に落ちるうえに、レジストノズル78が吐出圧力を減衰させながら急角度で上方へ移動するため、基板G上のレジスト液膜RMからレジストノズル78に残るべきレジスト液をきれいに断つ(液切りする)ことができる。この結果、図18、図19および図20に示すように、塗布走査の終端部で基板G上に形成されるレジスト液膜RMの膜厚を均一化することができる。なお、図20は、図19のA−A線についての断面図である。図19において点線Bは基板G上の製品(デバイス形成)領域とマージン領域との境界線を示す。
本発明の基本的な技法は上記のとおりであるが、実際のアプリケーションでは各パラメータの値を最適化する必要がある。本発明者が実験と検討を重ねたところ、基板Gの終端部におけるレジスト液膜RMの膜厚プロファイルは、各部の移動速度を一定値(固定値)と仮定すると、塗布走査方向では通過点X1の位置またはレジストポンプ停止時点t1に大きく左右され、塗布走査方向と直交する水平方向(Y方向)ではレジストノズル78の上昇開始時点t2および水平走査減速開始時点t3によって大きく左右されることが確認された。
すなわち、塗布走査方向においては、レジストポンプ停止の通過点X1の位置を基板後端EGに近づけるほど塗布走査終端部においてレジスト液膜RMの膜厚が設定値よりも大きくなる方向にばらつきやすくなり、逆に通過点X1の位置を基板後端EGから遠ざけるほど塗布走査終端部においてレジスト液膜RMの膜厚が設定値よりも小さくなる方向にばらつきやすくなる。したがって、通過点X1の位置(基板後端EGからの距離d1)を適宜調整することで、塗布走査方向の膜厚プロファイルの最適化(特に膜厚均一化)を行うことができる。
また、塗布走査方向と直交する水平方向(Y方向)では、レジストノズル78の上昇開始時点t2を早くするほど、あるいは水平走査減速開始時点t3を早くするほど左右両端部においてレジスト液膜RMの膜厚が設定値よりも小さくなる方向にばらつきやすくなり、逆にレジストノズル78の上昇開始時点t2を遅くするほど、あるいは水平走査減速開始時点t3を遅くするほど左右両端部においてレジスト液膜RMの膜厚が設定値よりも大きくなる方向にばらつきやすくなる。したがって、レジストノズル78の上昇開始時点t2および水平走査減速開始時点t3を適宜調整することで、同方向の膜厚プロファィルの最適化(特に膜厚均一化)を行うことができる。なお、レジストノズル78の上昇開始時点t2と水平走査減速開始時点t3との時間的な前後関係に限定はなく、前者(t3)が後者(t2)より先であってもよい。
図21〜図25に、本発明と対比するために参考例の作用とその結果(問題点)を示す。この参考例は、上記実施形態において水平走査減速開始位置を基板後端EGよりも走査下流側に設定した場合である。この場合、図21に示すように、レジストノズル78は基板Gの後端部を設定速度Vsのまま通り抜けるため、基板後端EGよりも内側(走査上流側)でレジスト液膜RMを終端させるには、レジストノズル78の上昇移動開始時点t2を早める(たとえばd2=7mmに設定する)ことになる。図21において、t3'、 x3'は水平走査減速開始の時点および位置(通過点)であり、t4'、 x4'は水平走査終了の時点および位置(終点)である。
この参考例においては、基板G上のレジスト液膜RMからノズル78の吐出口を分離する際に、レジスト液膜RMの追従速度がまだ大きいうえ、レジストノズル78の上昇角度が小さいため、図22に示すように液切りが緩慢に行われ、図23に示すようにレジスト液膜RMが盛り上がる方向にばらつきやすい。具体的には、図24の一点鎖線で示すように、および図25に示すように、基板Gの左右両端部でレジスト液膜RMが中心側に寄って盛り上がりやすい。また、図24に示すように、レジスト液膜RMの終端が不安定で不揃いになりやすい。なお、図25は、図24のA−A線についての断面図である。
上記のような参考例または比較例に鑑みると、本発明においては、水平走査減速開始位置を基板後端EGよりも走査上流側に設定することが肝要であることがわかる。
上記のように、この実施形態においては、ステージ76上に搬入領域M1、塗布領域M3、搬出領域M5を一列に設け、それらの各領域に基板を順次転送して基板搬入動作、レジスト液供給動作、基板搬出動作を各領域で独立または並列的に行うようにしており、これによって、1枚の基板Gについてステージ76上に搬入する動作に要する時間(TIN)と、ステージ76上で搬入領域M1から搬出領域M5まで搬送するのに要する時間(TC)と、搬出領域M5から搬出するのに要する時間(TOUT)とを足し合わせた塗布処理1サイクルの所要時間(TC+TIN+TOUT)よりも、タクトタイムを短縮することができる。
しかも、ステージ76の上面に設けた噴出口88より噴出する気体の圧力を利用して基板Gを空中に浮かせ、浮いている基板Gをステージ76上で搬送しながら走査方向で静止した長尺形レジストノズル78より基板G上にレジスト液を供給して塗布するようにしたので、基板の大型化および長尺形レジストノズルの重厚長大化に無理なく効率的に対応することができる。
そして、塗布走査においては、重量の大きい長尺形レジストノズル78を一定の位置に配設し、軽量の基板Gを水平方向(X方向)に搬送することよって基板Gに対するノズル78の相対的な水平移動を行うようにしたので、塗布走査の終了間際において本発明による水平走査の減速を大きな減速率(負の加速度)で高速に行うことができる。また、塗布走査の終了間際に基板G上でレジストノズル78を上昇移動させるに際しては、上記のようにノズル昇降機構75において電動モータ138とエアシリンダ144との併用により高速上昇駆動を行えるので、大きな上昇速度ないし上昇角度を設定することができる。
もっとも、本発明は上記実施形態のような浮上搬送方式のスピンレス塗布法に限定されるものではない。載置型のステージ上に基板を水平に固定載置して、基板上方で長尺形レジストノズルをノズル長手方向と直交する水平方向に移動させながら基板上にレジスト液を帯状に吐出させて塗布するスピンレス塗布法にも本発明を適用することができる。
上記した実施形態はLCD製造の塗布現像処理システムにおけるレジスト塗布装置に係るものであったが、本発明は被処理基板上に処理液を塗布する任意の塗布法に適用可能である。したがって、本発明における処理液としては、レジスト液以外にも、たとえば層間絶縁材料、誘電体材料、配線材料等の塗布液も可能であり、現像液やリンス液等も可能である。本発明における被処理基板はLCD基板に限らず、他のフラットパネルディスプレイ用基板、半導体ウエハ、CD基板、ガラス基板、フォトマスク、プリント基板等も可能である。
本発明の適用可能な塗布現像処理システムの構成を示す平面図である。 実施形態の塗布現像処理システムにおける処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態の塗布現像処理システムにおけるレジスト塗布ユニットおよび減圧乾燥ユニットの全体構成を示す略平面図である。 実施形態におけるレジスト塗布ユニットの全体構成を示す斜視図である。 実施形態におけるレジスト塗布ユニットの全体構成を示す略正面図である。 上記レジスト塗布ユニット内のステージ塗布領域における噴出口と吸入口の配列パターンの一例を示す平面図である。 上記レジスト塗布ユニットにおける基板搬送部の構成を示す一部断面略側面図である。 上記レジスト塗布ユニットにおける基板搬送部の保持部の構成を示す拡大断面図である。 上記レジスト塗布ユニットにおける基板搬送部のパッド部の構成を示す斜視図である。 上記レジスト塗布ユニットにおける基板搬送部の保持部の一変形例を示す斜視図である。 上記レジスト塗布ユニットにおけるノズル昇降機構、圧縮空気供給機構およびバキューム供給機構の構成を示す図である。 上記レジスト塗布ユニットにおけるレジスト液供給機構の構成を示す図である。 上記レジスト塗布ユニットにおける制御系の主要な構成を示すブロック図である。 実施形態における塗布走査の一段階を示す側面図である。 実施形態における塗布走査終了間際の各段階の作用を示す側面図である。 実施形態における塗布走査終了間際の各部の作用を同一時間軸上で対比して示す図である。 実施形態において基板上のレジスト液膜からレジストノズルの吐出口が分離するときの作用を示す側面図である。 実施形態において基板上の形成されるレジスト塗布膜の終端部を示す側面図である。 実施形態において基板上の形成されるレジスト塗布膜の終端部を示す平面図である。 図19のA−A線についての断面図である。 参考例における塗布走査終了間際の各部の作用を同一時間軸上で対比して示す図である。 参考例において基板上のレジスト液膜からレジストノズルの吐出口が分離するときの作用を示す側面図である。 参考例において基板上の形成されるレジスト塗布膜の終端部を示す側面図である。 参考例において基板上の形成されるレジスト塗布膜の終端部を示す平面図である。 図24のA−A線についての断面図である。
符号の説明
40 レジスト塗布ユニット(CT)
75 ノズル昇降機構
76 ステージ
78 レジストノズル
84 基板搬送部
88 噴出口
90 吸引口
100 搬送駆動部
102 保持部
104 吸着パッド
122 位置センサ
138 電動モータ
144 エアシリンダ
146 圧縮空気供給機構
148 バキューム供給機構
170 レジスト液供給機構
176 レジストポンプ
200 コントローラ
1 搬入領域
3 塗布領域
5 搬出領域

Claims (17)

  1. 一定の塗布領域内で被処理基板をほぼ水平に支持するための基板支持部と、
    前記塗布領域内で前記基板の上面に所定のギャップを隔てて処理液を吐出するための長尺形のノズルと、
    前記ノズルに前記処理液を圧送するための処理液供給源と、
    前記塗布領域内で前記ノズルを前記基板に対して相対的に水平方向で移動させるための走査部と、
    前記塗布領域内で前記ノズルを前記基板に対して相対的に鉛直方向で移動させるための昇降部と、
    前記ノズルが前記基板上に設定された第1の通過点を通過する時に前記処理液供給源を制御して前記ノズルへの前記処理液の圧送を停止させ、前記ノズルが前記基板上に設定された第2の通過点を通過する時点から走査終了まで前記昇降部を制御して前記基板に対して前記ノズルを所定の速度で相対的に上方へ移動させ、前記ノズルが前記基板上に設定された第3の通過点を通過する時点から走査終了まで前記走査部を制御して前記基板に対する前記ノズルの相対的な水平移動を減速させる制御部と
    を有する塗布装置。
  2. 前記基板支持部が、前記塗布領域内で前記基板を空中に浮かせるステージを有する請求項1に記載の塗布装置。
  3. 前記塗布領域内で、前記ステージの上面に、気体を噴出する噴出口と気体を吸い込む吸引口とが多数混在して設けられている請求項2に記載の塗布装置。
  4. 前記ノズルが、前記塗布領域内の水平方向で固定された所定位置に配置され、
    前記走査部が、前記ステージ上で浮いた状態の前記基板を前記水平移動に対応する所定の搬送方向に搬送して前記ノズルの直下を通過させる基板搬送部を有する請求項2または請求項3に記載の塗布装置。
  5. 前記基板搬送部が、
    前記基板の移動する方向と平行に延びるように前記ステージの片側または両側に配置されるガイドレールと、
    前記ガイドレールに沿って移動可能なスライダと、
    前記スライダを前記ガイドレールに沿って移動するように駆動する搬送駆動部と、
    前記スライダから前記ステージの中心部に向かって延在し、前記基板の側縁部を着脱可能に保持する保持部と
    を有する請求項4に記載の塗布装置。
  6. 前記昇降部が、
    前記ノズルを一体に支持するノズル支持部と、
    前記ノズルを任意の第1の高さ位置から任意の第2の高さ位置へ昇降移動させるために前記ノズル支持部と結合する電動アクチエータと、
    前記ノズルの重力をキャンセルするために前記ノズル支持部と結合するエアシリンダと
    を有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の塗布装置。
  7. 被処理基板の上面と長尺形ノズルの吐出口とを所定のギャップを隔ててほぼ水平に対向させ、処理液供給源より前記ノズルに処理液を圧送すると同時に、前記基板に対して前記ノズルを相対的に水平方向で移動させる走査を行って、前記基板上に前記処理液の塗布膜を形成する塗布方法であって、
    前記ノズルが前記基板上に設定された第1の通過点を通過する第1の時点で、処理液供給源から前記ノズルへの前記処理液の圧送を停止する第1の工程と、
    前記ノズルが前記基板上に設定された第2の通過点を通過する第2の時点から走査終了まで、前記基板に対して前記ノズルを所定の速度で相対的に上方へ移動させる第2の工程と、
    前記ノズルが前記基板上に設定された第3の通過点を通過する第3の時点から走査終了まで、前記基板に対する前記ノズルの相対的な水平移動を減速させる第3の工程と
    を有する塗布方法。
  8. 前記第1、第2および第3の通過点の位置を調整して前記基板の終端部付近における前記塗布膜の膜厚プロファイルを最適化する請求項7に記載の塗布方法。
  9. 前記第1、第2および第3の時点を調整して前記基板の終端部付近における前記塗布膜の膜厚プロファイルを最適化する請求項7に記載の塗布方法。
  10. 前記第1の時点から所定の遅延時間の経過後に前記ノズルの吐出圧力が減衰し始め、その吐出圧力の減衰中に前記基板に対する前記ノズルの相対的な上方移動と水平移動の減速とが同時に行われる請求項7〜9のいずれか一項に記載の塗布方法。
  11. 前記基板に対する前記ノズルの相対的な水平移動の減速がほぼ一定の負の加速度で行われる請求項7〜10のいずれか一項に記載の塗布方法。
  12. 前記基板に対する前記ノズルの相対的な上方移動がほぼ一定の速度で行われる請求項7〜11のいずれか一項に記載の塗布方法。
  13. 前記ノズルが所定の走査終点に到達した第4の時点で、前記基板に対する前記ノズルの相対的な水平移動と上方移動とがほぼ同時に終了する請求項7〜12のいずれか一項に記載の塗布方法。
  14. 走査終了時に前記ノズルの吐出口が前記基板の後端よりも基板内側に位置する請求項7〜13のいずれか一項に記載の塗布方法。
  15. 走査方向において、前記ノズルを一定の位置に固定して、前記基板を水平に移動させる請求項7〜14のいずれか一項に記載の塗布方法。
  16. 垂直上向きに気体の圧力を与える浮上ステージ上で前記基板を空中に浮かせながら前記基板の水平移動を行う請求項15に記載の塗布方法。
  17. 鉛直方向において、走査の開始から前記第3の時点までは前記ノズルを所定の基準高さ位置に保持し、前記第3の時点より前記ノズルを所定速度で上昇移動させる請求項15または請求項16に記載の塗布方法。



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