JP2007062498A - インホイールサスペンション - Google Patents

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Abstract

【課題】 摺動機構を備えたインホイールサスペンションにおいて、車輪の上下動時に最適なキャンバ角変化特性を実現すること。
【解決手段】 車輪を支持する車輪支持部材と、摺動機構を介して車輪支持部材を上下動可能に支持する車体側部材とを備えたインホイールサスペンションにおいて、車体側部材は、ホイールセンタに対して上下に位置する少なくとも上下2点の連結部で弾性部材を介して車体に連結され、該弾性部材は、以下の(a)及び(b)の少なくとも何れかの構成を有することを特徴とするインホイールサスペンション。(a)上側の連結部の弾性部材は、方向によって剛性の異なる特性を有し、剛性の低い方向が、車両背面視で、車両外側下方から車両内側上方に向く斜め方向に設定される。(b)下側の連結部の弾性部材は、方向によって剛性の異なる特性を有し、剛性の低い方向が、車両背面視で、車両内側下方から車両外側上方に向く斜め方向に設定される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、サスペンション構成要素の主要部がホイール内に配設されるインホイールサスペンションに関する。
従来から、この種のインホイールサスペンションとして、ホイールを支持するためのハブを備え、上記ホイールが主にディスクおよびリムを有し、上記リムは基準幅および基準径を有し、上記組立体がハブの回転の軸を規定するホイールキャリアと、ホイールキャリアを支持部材に対して軸方向に案内する案内部材とを備え、支持部材が支持部材自体を車両のシャシに取付けることができる取付手段を備え、ホイールキャリアが単一な細長いバーによって案内部材に取付けられて案内部材によって案内されて摺動し、この摺動軸を中心として回転に対して固定され、ホイールキャリアが上記バーの両端に取付けられ、上記組立体が上記支持部材によってホイールキャリアに伝達された車両荷重を支持するための手段を有し、ホイールキャリア、バーおよび案内部材が上記基準径によって直径方向に、さらに片側では上記ホイールのディスクによって規定された限界によって、反対側ではリムに接した仮想面によって軸方向に規定された制限範囲内に収容されることを特徴とするインホイールサスペンションが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−338009号公報
しかしながら、上述の従来技術のような摺動(スライド)機構を備えたインホイールサスペンションでは、摺動機構により車輪の上下方向及び回転方向以外の自由度が実質的に規制されるので、摺動機構のない通常のマルチリンク式サスペンション等とは異なり、車輪の上下動(バウンド/リバウンド)に伴ってキャンバを変化させることや、制動時にトーイン方向にステアさせることが困難である。
そこで、本発明の第1の目的は、摺動機構を備えたインホイールサスペンションにおいて、車輪の上下動時に最適なキャンバ角変化特性を実現することである。
本発明の第2の目的は、摺動機構を備えたインホイールサスペンションにおいて、制動時に最適なトー角変化特性を実現することである。
上記第1の目的を達成するため、第1の発明に係るインホイールサスペンションは、車輪を支持する車輪支持部材と、
摺動機構を介して車輪支持部材を上下動可能に支持する車体側部材と、
車輪支持部材と車体側部材の間に配されるばね要素及び/又は減衰要素とを備えたインホイールサスペンションにおいて、
車体側部材は、ホイールセンタに対して上下に位置する少なくとも上下2点の連結部で弾性部材を介して車体に連結され、該弾性部材は、以下の(a)及び(b)の少なくとも何れかの構成を有することを特徴とする。(a)上側の連結部の弾性部材は、方向によって剛性の異なる特性を有し、剛性の低い方向が、車両背面視で、車両外側下方から車両内側上方に向く斜め方向に設定される。(b)下側の連結部の弾性部材は、方向によって剛性の異なる特性を有し、剛性の低い方向が、車両背面視で、車両内側下方から車両外側上方に向く斜め方向に設定される。
上記第2の目的を達成するため、第1の発明に係るインホイールサスペンションは、車輪を支持する車輪支持部材と、
摺動機構を介して車輪支持部材を上下動可能に支持する車体側部材と、
車輪支持部材と車体側部材の間に配されるばね要素及び/又は減衰要素とを備えたインホイールサスペンションにおいて、
車体側部材は、ホイールセンタに対して前後に位置する少なくとも前後2点の連結部で弾性部材を介して車体に連結され、該弾性部材は、以下の(a)及び(b)の少なくとも何れかの構成を有することを特徴とする。(a)前側の連結部の弾性部材は、方向によって剛性の異なる特性を有し、剛性の低い方向が、車両上面視で、車両外側前方から車両内側後方に向く斜め方向に設定される。(b)後側の連結部の弾性部材は、方向によって剛性の異なる特性を有し、剛性の低い方向が、車両上面視で、車両内側前方から車両外側後方に向く斜め方向に設定される。
第1の発明によれば、摺動機構を備えたインホイールサスペンションにおいて、車輪の上下動時に最適なキャンバ角変化特性を実現することができる。
第2の発明によれば、摺動機構を備えたインホイールサスペンションにおいて、制動時に最適なトー角変化特性を実現することができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明に係るインホイールサスペンションの要部構造を示し、車両内側から見た車輪の側面図であり、図面の左側が車両前方である。図2は、図1に示すインホイールサスペンションの斜視図であり、バネ50/アブソーバー52が図面上では省略されている。以下では、リアのインホイールサスペンションに関して言及するが、フロントにも適用可能である。
車輪10は、タイヤ12とホイール14とを含む。ホイール14のリム内周面より囲繞される空間内には、以下で詳説するように、サスペンション構成要素の主要部が収められる。本明細書及び添付の特許請求の範囲において、「ホイール内」とは、ホイール14のリム内周面より囲繞される略円柱形の空間を意味する。但し、ある部品がホイール内に配置される等の表現は、必ずしも当該部品の全体がホイール内に配置されることを意味せず、部分的にホイール内からはみ出す構成を除外するものではない。
ホイール内には、キャリア70が設けられる。キャリア70は、ホイールセンタにアクスルベアリング(図示せず)を有し、車輪10を回転可能に支持する。キャリア70の車両内側には、ブレーキロータが配設され、図示しないブレーキキャリパがキャリア70に対して固定される。
キャリア70は、上下方向に延在する2本の腕部72,74を有する。即ち、2本の腕部72,74が、ホイールセンタからそれぞれ上下方向に延在している。腕部72,74の先端72a,74aは、キャリア70の中央部に対して車両内側にオフセットした位置に形成され、両先端72a、74aの間には、上下方向(本例では、便宜上、鉛直方向)に延在する軸部材80が配設される。
軸部材80は、キャリア70を回転可能又は回転不能に支持する。キャリア70を回転可能に支持する構成では、キャリア70の回転軸は、上下方向(本例では鉛直方向)に形成される軸部材80の中心軸Xであってよい。この場合、具体的には、軸部材80の上下端82(図2中、上端のみ符号82付与)には、キャリア70の腕部72,74の先端72a,74aがそれぞれ中心軸Xまわりに回転可能に支持され、この支持態様は、ボールジョイント、ゴムブッシュ、ベアリング等により実現されてよい。
車体側部材90は、車体側からホイール内に延設され、車輪10を上下動可能に支持する。車体側部材90は、車体側には、連結部92a,92b,92cを備え、車体(例えばサスペンションメンバ)にブッシュ96a,96b,96cを介して固定される。尚、これらの連結部における各ブッシュの構成について後に詳説する。
車体側部材90は、また、ホイール内に支持部94を備え、軸部材80を摺動可能且つ回転不能に支持する。具体的には、軸部材80は、矩形(円形以外であればよい)の一定断面を有し、支持部94に形成される断面矩形の摺動溝により、軸部材80の中心軸Xに沿って摺動可能に、且つ、中心軸Xを中心として回転不能に支持される。或いは、軸部材80は、支持部94とのスプライン結合により、車体側部材90に対して摺動可能且つ回転不能に支持されてもよい。尚、支持部94の摺動溝には、ベアリング等が配設され、軸部材80の摺動時の摩擦が抑制されてよい。
このようにして、キャリア70は、中心軸Xに沿って上下動可能となり、車輪10は、車体に対して上下方向の自由度を残して拘束される。尚、キャリア70が軸部材80により回転可能に支持される構成では、キャリア70は、中心軸Xに沿った上下動が可能となるのに加えて、軸部材80の中心軸Xを回転中心として回転可能となり、車輪10は、車体に対して上下方向及び回転方向の自由度を残して拘束される。この場合、キャリア70と車体側部材90との間に、キャリア70の回転方向の自由度を規制するためのリンク(図示せず)が設定されてよい。
車体側部材90とキャリア70(又は軸部材80)との間には、バネ(コイルスプリング)50及びアブソーバー52が配置される。より具体的には、ホイール内において、車体側部材90に、バネ50/アブソーバー52の上端(ロッドの上端)が取り付けられ、キャリア70に、バネ50/アブソーバー52の下端(シェルの下端)が取り付けられている。これにより、バネ50/アブソーバー52の荷重点がホイール内に位置することになる。尚、図1に示す例では、バネ50は、アブソーバー52のまわりを取り巻くようにロアスプリングシートとアッパスプリングシートとの間に配設され、バネ50/アブソーバー52のストローク方向が同軸で上下方向となっている。尚、バネ50及びアブソーバー52は、必ずしも同軸である必要はなく、また、バネ50については、スプリングコイル、板バネ、空気バネの如何なる形式のバネであってもよく、アブソーバー52についても、上下入力に対して減衰作用を付与する油圧アブソーバーの他、回転入力に対して減衰作用を付与する回転式電磁アブソーバーが用いられてもよい。
このようにして、車輪10が上下動した時(バウンド/リバウンド時)は、車体側から相対的に見て、軸部材80が支持部94の摺動溝94a内を軸Xに沿って上下に摺動し、これに伴いバネ50/アブソーバー52が伸縮し、その結果、路面からの入力による衝撃が緩和される。
尚、上述では、軸部材80は、車体側部材90に対して回転不能に支持されているが、例えば軸部材80の断面を円形にする等して、軸部材80を車体側部材90に対して回転可能に支持することも可能である。但し、この場合、軸部材80はキャリア70を回転不能に支持し(即ち、軸部材80とキャリア70を一体品にし)、軸部材80又はキャリア70と車体側部材90との間に、キャリア70の回転方向の自由度を規制するためのリンク(図示せず)が設定されてよい。
ところで、車両安定性を確保するためには、車輪の上下動(バウンド/リバウンド)に伴ってキャンバを変化させることや、制動時にトーイン方向にステアさせることが有用であるが、上述のような摺動機構(車体側部材90と軸部材80との間の摺動)を備えたインホイールサスペンションでは、摺動機構により車輪の上下方向及び回転方向以外の自由度が実質的に規制されるので、摺動機構のない通常のマルチリンク式サスペンション等とは異なり、車輪の上下動(バウンド/リバウンド)に伴ってキャンバを変化させることや、制動時にトーイン方向にステアさせることが困難である。
そこで、以下では、上述のような摺動機構を備えたインホイールサスペンションを前提として、車輪の上下動時に最適なキャンバ角変化特性を実現できる本発明の特徴的な構成を、実施例1として説明し、制動時に最適なトー角変化特性を実現できる本発明の特徴的な構成を、実施例2として説明していく。
図3は、実施例1に係るインホイールサスペンションの要部構造を示す背面図である。
上述の如く、図1等に示す基本構成では、車輪10を摺動可能に支持する車体側部材90は、3点の連結部92a,92b,92cでブッシュ96a,96b,96cを介して連結される。連結部92a,92cは、ホイールセンタよりも下側に設定され、連結部92bは、ホイールセンタよりも上側に設定されている。以下では、連結部92cに設定されるブッシュ96cの構成は、ブッシュ96aと同一であってよいので、ブッシュ96a,96bの構成について説明する。尚、図3の例では、ブッシュ軸98a,98c(連結部92a,92cの揺動軸)は、同軸(図の紙面垂直方向)に示されているが、連結部92a,92cのブッシュ軸の方向は必ずしも同一方向である必要はなく、水平方向である必要もない。また、図3の例では、連結部92a,92cが背面視でホイールセンタに関して上下対称位置に示されているが、本発明はこれに限定されない。また、図3の例では、理解の容易化のため、連結部92a,92bの揺動軸は、互いに平行(図の紙面垂直方向)に示されているが、本発明はこれに限定されない。
ブッシュ96a,96bは、それぞれ、ブッシュ軸98a,98bに対して同心に配設された内筒及び外筒を含み、内筒と外筒との間にゴムが設定されている。図3に示す例では、内筒が車体に固定され、外筒が車体側部材90に固定されている。
本実施例1では、上側のブッシュ96bは、方向によって剛性の異なる特性を有し、剛性の低い方向が、車両背面視で、車両外側下方から車両内側上方に向く斜め方向D1に設定される。また、同様に、上側のブッシュ96aは、方向によって剛性の異なる特性を有し、剛性の低い方向が、車両背面視で、車両内側下方から車両外側上方に向く斜め方向D2に設定される。
具体的には、図3に示すように、ブッシュ96bは、斜め方向D1に沿ってスグリ100bが2箇所設定され、同様に、ブッシュ96aは、斜め方向D2に沿ってスグリ100aが2箇所設定されている。尚、図示の例では、斜め方向D1は、正確に、ブッシュ軸98bに対して直角方向で且つブッシュ軸98bを通る方向となっているが、本発明はこれに限定されない(D2も同様)。また、斜め方向D1、D2は、背面視で略45度に傾斜しているが、本発明はこれに限定されない。また、スグリ100a、100bは、必ずしも2箇所設定される必要はなく、1箇所だけでもよい。また、スグリ100a、100bに代えて、割り切りを用いてもよいし、空洞部に弾性率の低い材料を詰めてもよく、或いは、他の部分を相対的に硬くして同様の方向性を付与してもよい。即ち、斜め方向D1、D2の力に対して、他の方向の力に対してよりも変形容易であれば如何なる構造であってもよく、また、ブッシュ96a,96bの形状についても、例えば、円筒形の形状でなくともよく、例えば、正方形、直方形又は多角形であってもよい。
図4は、上述のブッシュ96a,96bを有するインホイールサスペンションのキャンバ角変化特性の説明図である。
図4において、荷重Fは、車両重量を支持する力であり、車輪が上方にストロークすると(バウンドすると)、荷重Fは、バネ50のバネ特性に応じて増大する。このとき、車両を支えるブッシュ96b,96aに加わる力は、図4に示すように、f1x、f1y及びf2x、f2yとなる。ここで、ブッシュ96b,96aの剛性に方向性がない場合には、バウンド時に上述の如く荷重Fが増大すると、それに応じて増加する左右方向成分f1x、f2xの増分に対してブッシュ96b,96aが撓み、その撓み分が車輪10のネガティブキャンバの増加分に寄与するだけである。
これに対して、本実施例によれば、ブッシュ96b,96aの剛性に方向性がない場合に比べて、同一の荷重F(f1y、f2y)に対するブッシュ96b,96aの斜め方向D1、D2の撓み量が大きいので、ブッシュ96b,96aの左右方向の変位量X1,X2が増加する。この結果、本実施例によれば、ブッシュ96b,96aの剛性に方向性がない場合に比べて、バウンド時に、車輪10は、ホイールセンタに対して車輪上側が車両内側に大きく変位し、ホイールセンタに対して車輪下側が車両外側に大きく変位するので、ネガティブキャンバ変化量を増加させることができる。これにより、摺動機構により車輪の上下方向及び回転方向以外の自由度が実質的に規制される構成においても、バウンド時に最適なネガティブキャンバ変化量を確保することができ、車両安定性が向上する。
尚、ブッシュ96b,96aの弾性率(バネ定数)を全体的に低下させることで、同様にネガティブキャンバ変化量を増加させることができるが、かかる場合、タイヤ横力Fsに対してもブッシュ96b,96aが大きく撓むので、車輪10がネガティブキャンバ方向に大きく変化し、車両安定性の観点から好ましくない。これに対して、本実施例によれば、斜め方向D1、D2の弾性率(バネ定数)だけを低減しているので、タイヤ横力Fsに対してブッシュ96b,96aが大きく撓むことがない。このように、本実施例では、上下入力に対してはネガティブキャンバ変化量を増加させることができる一方で、横力入力に対しては必要以上にネガティブキャンバ変化量を増加させず、2つの背反する目的を両立させることができる。尚、かかる観点からは、ブッシュ96a,96bの斜め方向D2、D1の力に対する剛性が小さく、且つ、ブッシュ96a,96bの横方向の力に対する剛性が大きいことが好ましい。
図5は、上述の実施例1の代替実施例に係るインホイールサスペンションの要部構造を示す背面図である。
本代替実施例では、ブッシュ軸98a,98bが車両前後方向に設定される上述の実施例1に対して、ブッシュ軸98a,98bが車両前後方向に設定される。ここで、ブッシュの剛性に関する一般的な特性として、そのブッシュ軸方向に沿った荷重(軸方向の荷重)に対する剛性の方が、ブッシュ軸に垂直な方向(即ち径方向の荷重)に対する剛性よりも低い。本代替実施例では、この特性を利用して、ブッシュ96a,96bは、ブッシュ軸98a,98bが上述の斜め方向D2、D1に沿うように配置される。これにより、本代替実施例では、上述の実施例1と同様の効果を得ることができる。尚、本代替実施例では、スグリ100a、100bが設定される必要はない。
尚、上述の各実施例(代替実施例を含む)では、上下双方のブッシュ96a,96bに対して、上述のような方向性の異なる剛性を付与しているが、何れか一方のブッシュ96a,96bに、上述のような方向性の異なる剛性を付与することで、同様の効果を得ることも可能である。
図6は、実施例1に係るインホイールサスペンションの要部構造を示す平面図(上面図)である。
上述の如く、図1等に示す基本構成では、車輪10を摺動可能に支持する車体側部材90は、3点の連結部92a,92b,92cでブッシュ96a,96b,96cを介して連結される。連結部92bは、上面視で、ホイールセンタ付近に配置され、連結部92aは、ホイールセンタよりも後側に設定され、連結部92cは、ホイールセンタよりも前側に設定されている。以下では、車輪10のトー特性に影響を与える車両前後に配設されたブッシュ96a,96cの構成について説明する。また、図6の例では、連結部92a,92cが上面視でホイールセンタに関して前後対称位置に示されているが、本発明はこれに限定されない。
本実施例2では、前側のブッシュ96cは、方向によって剛性の異なる特性を有し、剛性の低い方向が、車両上面視で、車両外側前方から車両内側後方に向く斜め方向D3に設定される。また、同様に、後側のブッシュ96aは、方向によって剛性の異なる特性を有し、剛性の低い方向が、車両上面視で、車両内側前方から車両外側後方に向く斜め方向D4に設定される。
具体的には、図6に示すように、ブッシュ96a,96cは、ブッシュ軸98a,98cが斜め方向D4、D3に沿うように配置される。これは、上述したように、ブッシュの剛性に関する一般的な特性として、そのブッシュ軸方向に沿った荷重(軸方向の荷重)に対する剛性の方が、ブッシュ軸に垂直な方向(即ち径方向の荷重)に対する剛性よりも低いことを利用している。
図7は、上述のブッシュ96a,96cを有するインホイールサスペンションのキャンバ角変化特性の説明図である。
図7において、荷重Fは、制動時に車輪10(タイヤ接地点)に作用する力である。制動時にブッシュ96c,96aに加わる力は、図7に示すように、f1x、f1y及びf2x、f2yとなる。ここで、ブッシュ96c,96aの剛性に方向性がない場合には、荷重Fの左右成分f1y、f2yに対してブッシュ96c,96aが単純に撓み、車輪10がトーアウト方向に向いてしまう。
これに対して、本実施例によれば、ブッシュ96c,96aの剛性に方向性がない場合に比べて、同一の荷重F(f1x、f2x)に対するブッシュ96c,96aの斜め方向D3、D4の撓み量が大きいので、ブッシュ96c,96aの左右方向の変位量X1,X2が増加する。この結果、本実施例によれば、ブッシュ96c,96aの剛性に方向性がない場合に比べて、制動入力時に、車輪10は、ホイールセンタに対して車輪前側が車両内側に大きく変位し、ホイールセンタに対して車輪下側が車両後側に大きく変位するので、トーアウト方向の変化量を低減することができる。
また、本実施例によれば、荷重Fの前後成分f1x、f2xに対する上述の左右方向の撓み量が、左右成分f1y、f2yに対する左右方向の撓み量よりも大きくなるように、ブッシュ96c,96aの斜め方向D3、D4の剛性を調整・設定することで、車輪10をトーイン方向に向けることも可能である。これにより、摺動機構により車輪の上下方向及び回転方向以外の自由度が実質的に規制される構成においても、制動入力時に最適なトー角度変化量を確保することができ、車両安定性が向上する。尚、この観点からは、ブッシュ96c,96aの斜め方向D4、D3の力に対する剛性が小さく、且つ、ブッシュ96c,96aの横方向の力に対する剛性が大きいことが好ましい。
図8は、上述の実施例2に対する代替実施例に係るインホイールサスペンションの要部構造を示す上面図である。
本代替実施例では、ブッシュ96c,96aの軸98a,98cが車両前後方向に設定される上述の実施例2に対して、ブッシュ軸98a,98cが車両上下方向に設定される。本代替実施例においても、前側のブッシュ96cは、方向によって剛性の異なる特性を有し、剛性の低い方向が、車両上面視で、車両外側前方から車両内側後方に向く斜め方向D3に設定される。また、同様に、後側のブッシュ96aは、方向によって剛性の異なる特性を有し、剛性の低い方向が、車両上面視で、車両内側前方から車両外側後方に向く斜め方向D4に設定される。
具体的には、ブッシュ96cは、斜め方向D3に沿ってスグリ100cが2箇所設定され、同様に、ブッシュ96aは、斜め方向D4に沿ってスグリ100aが2箇所設定されている。これにより、本代替実施例では、上述の実施例2と同様の効果を得ることができる。
尚、図示の例では、斜め方向D3は、正確に、ブッシュ軸98cに対して直角方向で且つ当該ブッシュ軸98cを通る方向となっているが、本発明はこれに限定されない(D4も同様)。また、斜め方向D3、D4は、平面視で略45度に傾斜しているが、本発明はこれに限定されない。また、スグリ100a、100bは、必ずしも2箇所設定される必要はなく、1箇所だけでもよい。また、スグリ100a、100cに代えて、割り切りを用いてもよいし、空洞部に弾性率の低い材料を詰めてもよく、或いは、他の部分を相対的に硬くして同様の方向性を付与してもよい。また、ブッシュ96a,96cの形状についても、例えば、円筒形の形状でなくともよく、例えば、正方形、直方形又は多角形であってもよい。
図9は、上述の実施例1、2に対して組み合わせて適用可能な構成を示す図であり、インホイールサスペンションの要部構造を示す上面図である。
図9に示すように、前側のブッシュ96cのバネ定数を、後側のブッシュ96aのバネ定数より小さくすることで(即ち、前側のブッシュ96cを後側のブッシュ96aよりも硬くすることで)、横力Fsの入力時に車輪10がトーイン方向に傾くようにしてもよい。また、同様の考え方で、ホイールセンタに対する前側のブッシュ96cの距離L1(モーメント長)を、ホイールセンタに対する前側のブッシュ96aの距離L2よりも小さく設定することで、横力入力時に車輪10がトーイン方向に傾くようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
本発明に係るインホイールサスペンションの基本構成を示す側面図である。 本発明に係るインホイールサスペンションの基本構成を示す斜視図である。 実施例1に係るインホイールサスペンションの要部構造を示す背面図である。 実施例1に係るインホイールサスペンションのキャンバ角変化特性の説明図である。 実施例1に対する代替実施例に係るインホイールサスペンションの要部構造を示す背面図である。 実施例2に係るインホイールサスペンションの要部構造を示す平面図である。 実施例2に係るインホイールサスペンションのキャンバ角変化特性の説明図である。 実施例2に対する代替実施例に係るインホイールサスペンションの要部構造を示す平面図である。 実施例2に対して適用可能なインホイールサスペンションの要部構造を示す上面図である。
符号の説明
10 車輪
50 バネ
52 アブソーバー
70 キャリア
72,74 腕部
72a,74a 先端
80 軸部材
90 車体側部材
94 支持部
92a,92b,92c 連結部
96a,96b,96c ブッシュ
100a,100b,100c スグリ

Claims (2)

  1. 車輪を支持する車輪支持部材と、
    摺動機構を介して車輪支持部材を上下動可能に支持する車体側部材と、
    車輪支持部材と車体側部材の間に配されるばね要素及び/又は減衰要素とを備えたインホイールサスペンションにおいて、
    車体側部材は、ホイールセンタに対して上下に位置する少なくとも上下2点の連結部で弾性部材を介して車体に連結され、該弾性部材は、以下の(a)及び(b)の少なくとも何れかの構成を有することを特徴とするインホイールサスペンション。
    (a)上側の連結部の弾性部材は、方向によって剛性の異なる特性を有し、剛性の低い方向が、車両背面視で、車両外側下方から車両内側上方に向く斜め方向に設定される。
    (b)下側の連結部の弾性部材は、方向によって剛性の異なる特性を有し、剛性の低い方向が、車両背面視で、車両内側下方から車両外側上方に向く斜め方向に設定される。
  2. 車輪を支持する車輪支持部材と、
    摺動機構を介して車輪支持部材を上下動可能に支持する車体側部材と、
    車輪支持部材と車体側部材の間に配されるばね要素及び/又は減衰要素とを備えたインホイールサスペンションにおいて、
    車体側部材は、ホイールセンタに対して前後に位置する少なくとも前後2点の連結部で弾性部材を介して車体に連結され、該弾性部材は、以下の(a)及び(b)の少なくとも何れかの構成を有することを特徴とするインホイールサスペンション。
    (a)前側の連結部の弾性部材は、方向によって剛性の異なる特性を有し、剛性の低い方向が、車両上面視で、車両外側前方から車両内側後方に向く斜め方向に設定される。
    (b)後側の連結部の弾性部材は、方向によって剛性の異なる特性を有し、剛性の低い方向が、車両上面視で、車両内側前方から車両外側後方に向く斜め方向に設定される。
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