JP2007049124A - 変換装置、放射線検出装置、及び放射線検出システム - Google Patents

変換装置、放射線検出装置、及び放射線検出システム Download PDF

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Abstract

【課題】 積層型のFPDを有する変換装置において、信号配線とバイアス配線との交差部における寄生容量の増大及びリークの発生を抑制する。
【解決手段】 本発明の変換装置は、絶縁基板上に形成されたスイッチング素子が行方向及び列方向に複数配されたスイッチング素子領域と、スイッチング素子領域上に形成された変換素子が行方向及び列方向に複数配された変換素子領域と、を有し、スイッチング素子とスイッチング素子上に配置され接続された変換素子とからなる画素を複数有する画素領域と、を有し、複数の信号配線は第2の金属層により形成され、複数の信号配線は列方向の複数のスイッチング素子に接続され、バイアス配線は第4の金属層により形成され、バイアス配線は複数の変換素子に接続され、外部信号配線は第1の金属層により画素領域外に形成され、外部信号配線は信号配線と接続され、外部信号配線部とバイアス配線と、は交差する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、医療用画像診断装置、非破壊検査装置、放射線を用いた分析装置などに応用される光電変換用基板及び光電変換装置、放射線検出用基板及び放射線検出装置に関するものである。なお、本明細書では、可視光等の電磁波やX線、α線、β線、γ線なども、放射線に含まれるものとする。
従来、医療画像診断で用いられる撮影としては、レントゲン撮影などの静止画像を取得する一般撮影と、動画像を取得する透視撮影とに分類される。それぞれの撮影は、必要に応じて撮像装置を含めて選択される。
従来の一般撮影においては、主に以下に示す2つの方式により行われていた。ひとつは蛍光板とフィルムを組み合わせたスクリーンフィルムを用いてフィルムの露光、現像、及び定着により撮影するスクリーンフィルム撮影(以下SF撮影と略記する)方式である。もうひとつは、放射線画像を輝尽性蛍光体に潜像として記録し、その輝尽性蛍光体にレーザを走査して潜像に応じた光情報を出力し、出力された光情報をセンサーで読み取るコンピューティドラジオグラフィ撮影(以下CR撮影と略記する)方式である。しかしながら、従来の一般撮影では、放射線画像を取得するための工程が煩雑であるといった課題があった。また、取得された放射線画像をデジタルデータとすることは可能であるが、間接的にデジタル化することとなり、デジタル化された放射線画像データを取得するまでに多くの時間を必要とするといった課題もあった。
次に、従来の透視撮影においては、蛍光体と電子管を用いたイメージインテンシファイア撮影(以下I.I.撮影と略記する)方式が主に行われていた。しかしながら、従来の透視撮影では、電子管を用いているため装置が大規模になってしまうといった課題があった。また、電子管を用いるために視野領域(検出面積)が小さく、大きな領域の画像を取得するのが困難であるといった課題もあった。また更に、電子管を用いているため得られた画像は解像度が低いといった課題もあった。
そこで近年、基板上に放射線もしくは蛍光体からの光を電荷に変換する変換素子とスイッチ素子とを有する画素が2次元マトリクス状に複数配置されて構成されたセンサーパネルが注目されている。変換素子は、絶縁基板上にアモルファスシリコン(以下a−Siと略記する)等の非単結晶半導体によって準備されている。スイッチ素子はは、非単結晶半導体によって準備された薄膜トランジスタ(以下TFTと略記する)である。これらの変換素子とTFTとを有する画素が2次元マトリクス状に複数配置されて構成されたフラットパネル検出器(以下FPDと略記する)が注目されている。
このFPDは、画像情報を有する放射線を変換素子により電荷に変換し、この電荷をスイッチ素子によって読み出すことにより画像情報に基づいた電気信号を取得することができるものである。このことにより画像情報をデジタル信号情報として直接FPDから取り出すことが可能であるため、画像データの保管や加工、転送などの取り扱いが簡便となり、放射線画像情報の更なる利用が可能となる。また、FPDにおいて感度などの諸特性は、撮影条件に依存するが、従来のSF撮影方式やCR撮影方式と比較して、同等又はそれ以上である事が確認されている。更に、FPDから直接画像情報を有する電気信号を取得することが可能であるため、従来のSF撮影方式やCR撮影方式と比較して、画像取得に要する時間が短くなるという利点がある。
このようなFPDとしては、特許文献1に記載されているような、a−Siにより形成されたPIN型フォトダイオードとTFTとからなる画素が2次元マトリクス状に複数配置されて構成されたセンサーパネルを用いたPIN型FPDが知られている。このようなPIN型FPDは、基板上のTFTを構成する層の上にPIN型フォトダイオードを構成する層を設けた積層構造となっている。また、特許文献2に記載されているような、a−Siにより形成されたMIS型フォトセンサとTFTとからなる画素が2次元マトリクス状に複数配置されて構成されたセンサーパネルを用いたMIS型FPDも知られている。このようなMIS型FPDは、基板上のTFTを構成する層と同一層構成によりMIS型フォトセンサを設けた平面構造となっている。また更に、特許文献3に記載されているような、基板上のTFTを構成する層の上にMIS型フォトセンサを構成する層を設けた積層構造のMIS型FPDも知られている。
ここで、上述のFPDについて特許文献3を例に図を用いて以下に説明する。ここでは、説明の簡略化のために3×3の2次元マトリクス状に配列されたFPDを例にして説明する。
図6は、特許文献3に記載された、従来のFPDの等価回路を示す模式的等価回路図である。図7は、特許文献3に記載された、従来のFPDの1画素の模式的平面図である。図8は、図7のX−X’における模式的断面図である。
上記のように構成されたFPDにより、入射された放射線に応じて波長変換体より発光された光が、光電変換用のバイアスが印加された複数の光電変換素子各々において信号電荷に変換される。各々の光電変換素子によって変換された信号電荷は、駆動回路によって駆動配線に印加された駆動信号に応じて複数のスイッチング素子が転送動作を行うことにより、信号配線を伝送して信号処理回路に並列的に読み出される。並列的に読み出された信号電荷は信号処理回路によって直列信号に変換され、A/D変換部によってアナログ信号からデジタル信号に変換されて出力される。以上の動作により入射された画像情報を有する放射線に応じた1画像分の画像信号が得られる。
上述のような積層構造を有するFPDにおいては、それぞれの交差部において、それぞれの配線間で絶縁層が介在してそれぞれ絶縁されている。しかしながらそれぞれの交差部における信頼性が製造歩留まりや画像品位に大きく影響するため、それぞれの配線間での絶縁性がより求められている。特に信号配線には、光電変換素子で発生しスイッチング素子によって転送された信号電荷が流れる。そのため、信号線と他の配線間でのリークはFPDの品質を致命的に低下させる。更に、その信号配線にかかる寄生容量や配線抵抗の影響が出力される画像信号のノイズの原因となり、画像信号に悪影響を及ぼす可能性がある。特に、少ない曝射線量による信号電荷を出力する、高い感度が求められる放射線検出装置では、光電変換素子によって発生する信号電荷が小さいためにノイズの影響を大きく受ける。そこで、信号配線にかかる寄生容量や配線抵抗の影響をより小さくすることが求められている。そのため、信号配線にかかる寄生容量の原因となる、信号配線と駆動配線の交差部における絶縁性の確保、及び信号配線とバイアス配線の交差部における絶縁性の確保が求められている。特に信号配線とバイアス配線との間の絶縁性の確保がより求められている。その上で、更に、寄生容量や配線抵抗を小さくすることが求められている。以下にその理由を説明する。
上述のように、信号配線と駆動配線との交差部の配線間にはスイッチング素子に用いられる層と同様の第1の絶縁層、第1の半導体層、及び第1の不純物半導体層が介在している。これらの層はスイッチング素子を形成する工程において形成されるため、層の質は良好で、第1の絶縁層の絶縁性はスイッチング素子のゲート絶縁膜に用いられるため非常に高い絶縁性を有している。そのため交差部における信号配線と駆動配線の間の絶縁性が高いため、駆動配線を厚膜化して配線幅を細くでき、寄生容量の影響を小さくすることができ、それによるノイズの影響も小さく抑えることが可能である。一方で、交差部における信号配線とバイアス配線の間には層間絶縁層、第2の絶縁層、第2の半導体層、第2の不純物半導体層が介在されている。これらの層はスイッチング素子を形成した後に形成されるため、その形成温度がスイッチング素子の耐久温度より低くなければならない。一般にスイッチング素子の耐久温度はその形成温度よりも低いため、その上層に形成される層間絶縁層は第1の絶縁層よりも低い温度で形成されることとなる。層間絶縁層として第1の絶縁層と同様の無機材料を用いても、形成される温度が低いためその絶縁性は低くなる。また、層間絶縁層として第1の絶縁層と異なり平坦化膜を兼ねる有機材料を用いて形成しても、有機材料自体が無機材料よりも往々にして絶縁性が低いため、その絶縁性は低くなってしまう。ここで、MIS型フォトセンサを用いた場合には、第1の絶縁層と同様の材料で構成可能な第2の絶縁層が設けられるが、層間絶縁層と同様に第1の絶縁層よりも低い温度で形成されることとなる。そのため、第2の絶縁層の絶縁性は第1の絶縁層の絶縁性よりも低くなる。以上のように、信号配線とバイアス配線の交差部における絶縁性は、信号配線と駆動配線の交差部における絶縁性よりも低くなってしまう。
一方、信号配線のノイズの原因となる配線抵抗の低減も求められる。このような配線抵抗には、一般的に配線の膜厚を厚くする、もしくは配線の線幅を太くすることが行われる。しかしながら各配線がマトリクス状に配置されているFPDにおいては、配線の線幅を太くすると配線間の交差部における面積が大きくなり、寄生容量を増大させる要因となるため、極端に配線の線幅を太くすることは行わない。そのため、配線抵抗の低減は主に配線の膜厚を厚くすることにより図られる。
しかしながら、信号配線を厚く形成すると、それに伴う段差が大きくなると共に、微細加工が困難となり、そのため加工形状の制御が困難となる。信号配線による段差が大きくりまた加工形状が悪くなると、信号配線を被覆して設けられる層間絶縁層の均一な形成が難しくなる。層間絶縁層の材料として無機材料を用いた場合においても、厚い膜厚で形成することが困難なため、信号配線の側面を被覆する層間絶縁層の膜厚が表面の膜厚と同程度の厚さに形成することが難しくなる。そのため信号配線とバイアス配線の交差部において、信号配線の側面とバイアス配線との間で絶縁性が低下することによりリークが発生する可能性が大きくなり、ライン状の画像ムラが発生する可能性が大きくなる。即ち、ノイズ低減を目指して各配線を厚膜化すると、各配線間でリークが発生する。また、リークを防止するとノイズ改善が十分できないと言った関係がある。
特表平07−502865号 特開平08−116044号公報 特開2004−015002号公報
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、スイッチング素子を含むスイッチング素子層上に光電変換素子を含む変換素子層が積層された構成を有する変換装置及び放射線検出装置において、各配線間の交差部に起因するリークを防止する。更に,ノイズを抑制し、高いS/N比の取得が可能となり、それにより良好な画像品位の画像情報を取得可能な変換装置及び放射線検出装置を提供するところである。
本発明に係る変換装置及び放射線検出装置は、絶縁基板上に形成された第1の金属層と、該第1の金属層上に形成された絶縁層と、第1の半導体層と、第2の金属層と、を含むスイッチング素子が行方向及び列方向に複数配されたスイッチング素子領域と、該スイッチング素子領域上に形成された第3の金属層からなる下部電極と、該下部電極上に形成された第2の半導体層と、該第2の半導体層上に形成された第4の金属層と、を含む変換素子が行方向及び列方向に複数配された変換素子領域と、前記スイッチング素子と該スイッチング素子上に配置され接続された前記変換素子とからなる画素を複数有する画素領域を有する変換装置であって、複数の信号配線は前記第2の金属層により形成され、複数の前記信号配線は前記列方向の複数の前記スイッチング素子に接続され、バイアス配線は前記第4の金属層により形成され、前記バイアス配線は複数の前記変換素子に接続され、外部信号配線は前記第1の金属層により前記画素領域外に形成され、前記外部信号配線は前記信号配線と接続され、前記外部信号配線部と前記バイアス配線とは交差することを特徴とするものである。
また、本発明に係る変換装置及び放射線検出装置は、絶縁基板上に形成された第1の金属層と、該第1の金属層上に形成された絶縁層と、第1の半導体層と、第2の金属層と、を含むスイッチング素子と、該スイッチング素子上に形成された第3の金属層からなる下部電極と、該下部電極上に形成された第2の半導体層と、該第2の半導体層上に形成された第4の金属層と、を含む前記スイッチング素子に接続に接続された変換素子と、を含む画素を行方向及び列方向に複数有する画素領域を含む変換装置であって、信号配線は前記列方向の複数の前記スイッチング素子に接続され、バイアス配線は複数の前記変換素子に接続され、前記信号配線と前記バイアス配線が交差する交差部において、前記信号配線は前記第1の金属層からなり、前記バイアス配線は前記第4の金属層からなることを特徴とするものである。
本発明により、画素領域外にある信号配線とバイアス配線の交差部において高い絶縁性が確保される。それにより信号配線の寄生容量となる信号配線とバイアス配線との間の容量が低減され、信号電荷に付加されるノイズの抑制とそれに伴う高いS/N比の画像信号の取得が可能となり、良好な画像品位の画像情報が取得可能となる。更に、厚い膜厚の信号配線を設けることが可能となり、信号配線の配線抵抗の低減が図られ、それにより変換装置及び放射線検出装置の感度の向上が可能となる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1〜3を用いて、本発明の第1の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態における光電変換装置及び放射線検出装置を説明する概念的平面図である。図2は、図1のAの領域を拡大した概念的平面図である。図3は、図2のB−B’における模式的断面図である。また、図1〜3において、図6〜8で示した従来のFPDと同様の構成要素は同一の番号で示し、その詳細な説明は割愛する。
図1〜3において、100は絶縁性基板、101は変換素子である光電変換素子、102はスイッチング素子、103は駆動配線、104は信号配線、105はバイアス配線である。絶縁性基板100は、ガラス基板、石英基板、プラスチック基板などが好適に用いられる。光電変換素子101はa−SiからなるMIS型フォトセンサであり、スイッチング素子はa−SiからなるTFTであり、この光電変換素子101とスイッチング素子102により1つの画素が構成されている。これらの画素が2次元マトリクス状に配置され、画素領域Pを構成している。駆動配線103は行方向に配列された複数のスイッチング素子102のゲート電極110に接続されており、スイッチング素子102のゲート電極110と同一の層である第1の金属層M1によって形成された配線である。信号配線104は列方向に配列された複数のスイッチング素子102のソース又はドレイン電極114に接続されており、スイッチング素子のソース又はドレイン電極114と同一の層である第2の金属層M2によって形成された配線である。バイアス配線105は光電変換素子101にバイアスを印加するために上部電極層120に接続されてセンサ上部電極を構成しており、Alなどの金属材料により形成された第4の金属層M4によって形成された配線である。ここで、図2では図面の簡略化のために第1の絶縁層111〜第2の絶縁層117は省略されている。
本発明の第1の実施形態において、103aは駆動配線引き出し部であり、画素領域Pの外側(外部)でコンタクトホール126を介して各駆動配線103と接続されている。また、駆動配線引き出し部103aには、駆動回路107と電気的に接続するための駆動配線端子部123が設けられている。これら駆動配線引き出し部103a及び駆動配線端子部123は、積層構造のFPDにおいて最も上層の金属層であるバイアス配線105と同一の層である第4の金属層M4によって形成されている。そのため、駆動配線端子部123上には保護層121があるだけの構造となるため、駆動回路107との電気的接続のために設けられる開口の形成が容易である。また、駆動配線引き出し部103a及び駆動配線端子部123がバイアス配線105と同じ第4の金属層M4で形成されているため、バイアス配線105と同様に、その表面が上部電極層120により被覆される。そのため、駆動配線端子部123において第4の金属層M4の腐食を防止することが可能となる。
また、104aは第1の信号配線引き出し部であり、画素領域Pの外側(外部)でコンタクトホール127を介して各信号配線104と接続されている。また、第1の信号配線引き出し部104aはコンタクトホール128を介して第2の信号配線引き出し部104bと接続されている。更に第2の信号配線引き出し部104bには、信号処理回路106と電気的に接続するための信号配線端子部124が設けられている。ここで、第1の信号配線引き出し部104aは駆動配線103と同じ第1の金属層M1で形成されている。また、第2の信号配線引き出し部104b及び信号配線端子部124は、積層構造のFPDにおいて最も上層の金属層であるバイアス配線105と同一の層である第4の金属層M4によって形成されている。そのため、信号配線端子部124の上には保護層121があるだけの構造となるため、信号処理回路106との電気的接続のために設けられる開口の形成が容易である。また、第2の信号配線引き出し部104bと信号配線端子部124はバイアス配線105と同じ第1の金属層M4で形成されているため、バイアス配線105と同様に、その表面が上部電極層120により被覆される。そのため、信号配線端子部124において第4の金属層M4の腐食を防止することが可能となる。
次に、バイアス配線105には、バイアス電源部109と電気的に接続するためのバイアス配線端子部125が設けられている。ここで、バイアス配線端子部125は、積層構造のFPDにおいて最も上層の金属層であるバイアス配線105と同一の層である第4の金属層M4によって形成されている。そのため、バイアス配線端子部125の上には保護層121があるだけの構造となるため、バイアス電源部109との電気的接続のために設けられる開口の形成が容易である。また、バイアス配線端子部125がバイアス配線105と同じ第4の金属層M4で形成されているため、バイアス配線105と同様に、その表面が上部電極層120により被覆される。そのため、バイアス配線端子部125において第4の金属層M4の腐食を防止することが可能となる。
次に、図3を用いて信号配線104と第1の信号配線引き出し部104aとのコンタクト127における断面構造を詳細に説明する。更に、第1の信号配線引き出し部104aと第2の信号配線引き出し部104bとのコンタクト128における断面構造を詳細に説明する、また、更にバイアス配線105と第1の信号配線引き出し部104aとの交差部C3における断面構造を詳細に説明する。
図3において、111は第1の絶縁層である。112はスイッチング素子102の活性層と同一な層である第1の半導体層である。113はスイッチング素子102のオーミックコンタクト層と同一の層である第1の不純物半導体層である。115は層間絶縁層である。116はセンサ下部電極と同一の層である第3の金属層M3である。117はMIS型フォトセンサの絶縁層と同一の層である第2の絶縁層である。118はMIS型フォトセンサの光電変換層と同一の層である第2の半導体層である。119はMIS型フォトセンサのオーミックコンタクト層と同一の層である第2の不純物半導体層である。120はMIS型フォトセンサの上部電極層と同一の層である透明電極層である。121は保護層である。ここでは、波長変換体122は省略する。
図3において、コンタクト127は第1の絶縁層111に開口を設けて構成されている。このようにして、第1の金属層M1によって形成されている信号配線引き出し部104aと、第2の金属層M2によって形成されている信号配線104とが電気的に接続されている。また、コンタクト128は第1の絶縁層111、第1の半導体層112、第1の不純物半導体層113、層間絶縁層115、第2の絶縁層117、第2の半導体層118、第2の不純物半導体層119に開口を設けている。そして、コンタクト127は、第3の金属層116を介して構成されている。このようにして、第1の金属層M1によって形成されている第1の信号配線引き出し部104aと、第4の金属層M4によって形成されている第2の信号配線引き出し部104bとが電気的に接続されている。更に、交差部C3は、第1の金属層M1によって形成されている第1の信号配線引き出し部104aと、第4の金属層M4によって形成されているバイアス配線105との間に、複数の層を介して絶縁されている。この複数の層は、第1の絶縁層111、第1の半導体層112、第1の不純物半導体層113、層間絶縁層115、第2の絶縁層117、第2の半導体層118、第2の不純物半導体層119である。ここで、本発明の交差部C3では、他の交差部C1、C2と同様に、スイッチング素子102のゲート絶縁膜となる第1の絶縁層111を介して絶縁されている。この第1の絶縁層111はスイッチング素子102のゲート絶縁膜として用いられるため、誘電率が低く、抵抗率が大きく絶縁性が高いものが用いられる。このように交差部C3において低誘電率で且つ高い絶縁性を有する第1の絶縁層111が介在することにより、寄生容量の低減及び配線間でのリークの防止を達成することが可能となる。また、従来の交差部C3に比べて介在する層構成が多く、その分第1のバイアス配線引き出し部105aと信号配線引き出し部104aとの間の距離を大きくすることができる。そのため、寄生容量の更なる低減が達成される。
ここで、本実施形態では、光電変換素子101としてMIS型フォトセンサを用いた積層構造のMIS型FPDについて説明したが、図4に示すような光電変換素子としてPIN型フォトダイオード131を用いたPIN型FPDを用いてもよい。ここで、130は第2の不純物半導体層119と異なる導電型の不純物が導入された第3の不純物半導体層である。PIN型フォトダイオードにおいては第2の不純物半導体層119はn型のa−Si層が、第3の不純物半導体層130はP型のa−Si層が好適に用いられる。また、本実施の形態では、スイッチング素子102であるTFTとしてギャップエッチング型のTFTを用いて説明した。しかし、本発明はそれに限られるものではなく、たとえばギャップストッパー型のTFTやpoly−Si TFTで採用されるプレイナー型のTFTを用いてもよい。即ち、スイッチング素子102と光電変換素子101との組み合わせで、少なくとも駆動配線103、信号配線104、バイアス配線105の3層以上の金属層を使用した場合には、本発明に従って改良可能なものである。また、本実施の形態では、信号配線104やソース又はドレイン電極114を第2の金属層M2で、センサ下部電極を第3の金属層M3でそれぞれ別の金属層を用いて形成している。しかしながら本発明はそれに限られるものではなく、信号配線104やソース又はドレイン電極114とセンサ下部電極(第3の金属層)116とを同一の金属層を用いて形成してもよい。ただし、その場合には信号配線104とセンサ下部電極とを重ねて配置することができず、また、光電変換素子をスイッチング素子上には完全に重ねることができないため、FPDの開口率は異なる金属層を用いて形成されたものに比べると低下してしまう。また本実施形態では、変換素子としてa−Siからなる第2の半導体層118を用いたMIS型フォトセンサ101及びPIN型フォトダイオードを用いたFPDを用いて説明した。しかしながら本発明はこれに限定されるものでなく、変換素子としてa−SeやCdTeを第2の半導体層として用いた、放射線を直接電荷に変換する変換素子を用いたFPDを用いてもよい。また、本実施の形態では、1つの開口によってコンタクト128を形成しているが、本発明はそれに限られるものではない。例えば、開口を2つ用意し、第1の絶縁層111に設けられた第1の開口において第1の金属層M1で構成された第1の信号配線引き出し部104aと第2の金属層M2とで電気的接続が行われる。更に、層間絶縁層115、第2の絶縁層117、第2の半導体層118、第2の不純物半導体層119に第2の開口が別の領域に設けられる。第2の開口において第2の金属層M2と第4の金属層M4で構成された第2の信号配線引き出し部104bで電気的接続が行われる。このような構成にすることにより、一つ一つの開口及びコンタクトの段差が小さくなり、それによって開口及びコンタクトの形成面積を抑制することが可能となる。このような構成は、例えば有機絶縁材料を用いた層間絶縁層115ではその厚さが大きくなる、または光電変換効率の向上のために第2の半導体層118の膜厚を大きく構成する、などによって開口およびコンタクトにおける段差が大きくなってしまった場合に、有効である。
また、本実施形態においては、図3に示されるように第1の金属層M1によって構成された駆動配線103と第2の金属層M2によって構成された信号配線104との間には第1の絶縁層111のみが配されている。しかしながら、本発明はこれに限られるものではなく、駆動配線103と信号配線104との間に第1の絶縁層111、第1の半導体層112、第1の不純物半導体層113が配されていてもよい。また更に、本実施形態においては、第2の絶縁層117上に第4の金属層M4によって構成されたバイアス配線105及び第2の信号配線引き出し部104bが配されている。しかしながら、本発明はこれに限られるものではない。例えば、第2の絶縁層117とバイアス配線105、または第2の信号配線引き出し部104bとの間に、第2の半導体層118、第2の不純物半導体層119、もしくは第3の不純物半導体層130が配されていてもよい。上述のような各配線間の層構成が素子形成のプロセスによって変更することは一般的に知られていることであり、それによって本願発明が限定されるものではない。
(応用例)
図5は、本発明によるFPD型の放射線検出装置を用いたX線診断システムへの応用例を示したものである。
X線チューブ6050で発生したX線6060は患者あるいは被験者6061の胸部6062を透過し、シンチレータ(蛍光体)を上部に実装した放射線検出装置6040に入射する。この入射したX線には患者6061の体内部の情報が含まれている。X線の入射に対応してシンチレータは発光し、これを光電変換して、電気的情報を得る。この情報はディジタルに変換され信号処理手段となるイメージプロセッサ6070により画像処理され制御室の表示手段となるディスプレイ6080で観察できる。
また、イメージプロセッサ6070は、イメージセンサ6040から出力された電気信号を電話回線6090等の伝送処理手段を介して遠隔地へ転送し、ドクタールーム等の別の場所にある表示手段(ディスプレイ)6081に表示することもできる。また、イメージセンサ6040から出力された電気信号を光ディスク等の記録手段に保存し、この記録手段を用いて遠隔地の医師が診断することも可能である。また、記録手段となるフィルムプロセッサ6100によりフィルム6110に記録することもできる。
本発明は、医療診断機器、非破壊検査機器等に用いられる、光電変換装置、放射線検出用基板及び放射線検出装置に用いられるものである。
本発明における光電変換装置及び放射線検出装置の概念的平面図である。 第1の実施形態における光電変換装置及び放射線検出装置のAの領域を拡大した概念的平面図である。 第1の実施形態における光電変換装置及び放射線検出装置の模式的断面図である。 本発明における光電変換装置及び放射線検出装置の別の例を示す概念的断面図である。 本発明に係る放射線検出装置を用いた放射線検出システムへの応用を説明する図である。 従来の光電変換装置及び放射線検出装置を示す概念的平面図である。 従来の光電変換装置及び放射線検出装置の1画素を示す概念的平面図である。 従来の光電変換装置及び放射線検出装置を示す概念的断面図である。
符号の説明
100 絶縁性基板
101 光電変換素子(MIS型フォトセンサ)
102 スイッチング素子
103 駆動配線
103a 駆動配線引き出し部
104 信号配線
104a 第1の信号配線引き出し部
104b 第2の信号配線引き出し部
105 バイアス配線
106 信号処理回路
107 駆動回路
108 A/D変換部
109 バイアス電源部
110 第1の金属層M1(スイッチング素子102のゲート電極)
111 第1の絶縁層
112 第1の半導体層
113 第1の不純物半導体層
114 第2の金属層M2(スイッチング素子102のソース又はドレイン電極)
115 層間絶縁層
116 第3の金属層M3(センサ下部電極)
117 第2の絶縁層
118 第2の半導体層
119 第2の不純物半導体層
120 上部電極層(透明電極層)
121 保護層
122 波長変換体
123 駆動配線端子部
124 信号配線端子部
125 バイアス配線端子部
126〜129 コンタクト
130 第3の不純物半導体層
131 光電変換素子(PIN型フォトダイオード)

Claims (14)

  1. 絶縁基板上に形成された第1の金属層と、該第1の金属層上に形成された絶縁層と、第1の半導体層と、第2の金属層と、を含むスイッチング素子が行方向及び列方向に複数配されたスイッチング素子領域と、
    該スイッチング素子領域上に形成された第3の金属層からなる下部電極と、該下部電極上に形成された第2の半導体層と、該第2の半導体層上に形成された第4の金属層と、を含む変換素子が行方向及び列方向に複数配された変換素子領域と、
    を有し、前記スイッチング素子と該スイッチング素子上に配置され接続された前記変換素子とからなる画素を複数有する画素領域と、を有する変換装置であって、
    複数の信号配線は前記第2の金属層により形成され、複数の前記信号配線は前記列方向の複数の前記スイッチング素子に接続され、
    バイアス配線は前記第4の金属層により形成され、前記バイアス配線は複数の前記変換素子に接続され、
    外部信号配線は前記第1の金属層により前記画素領域外に形成され、前記外部信号配線は前記信号配線と接続され、
    前記外部信号配線部と前記バイアス配線と、は交差することを特徴とする変換装置。
  2. 前記スイッチング素子は、前記絶縁基板上に形成された前記第1の金属層からなる駆動電極と、該駆動電極上に形成された前記絶縁層と、前記絶縁層上に形成された前記第1の半導体層と、前記第1の半導体層上に形成された前記第2の金属層からなるソース又はドレイン電極と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の変換装置。
  3. 前記スイッチング素子領域と前記変換素子領域との間に配された層間絶縁層を更に有し、前記外部信号配線部と前記バイアス配線とが更に前記層間絶縁層を挟んで交差することを特徴とする請求項2に記載の変換装置。
  4. 前記第2の金属層と前記第3の金属層とが同一の金属層により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の変換装置。
  5. 前記第4の金属層により前記画素領域外に形成され、前記外部信号配線部と接続された第2の外部信号配線部と、を更に含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の変換装置。
  6. 前記第1の金属層により形成され、前記行方向の複数の前記スイッチング素子に接続された駆動配線の複数と、前記第4の金属層により前記画素領域外に形成され、前記駆動配線と接続された外部駆動配線部と、を更に含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の変換装置。
  7. 前記外部駆動配線部は第1端子部を、前記第2の外部信号配線部は第2端子部を、前記バイアス配線は第3端子部をそれぞれ有し、前記第1端子部には前記スイッチング素子を駆動するための駆動回路が、前記第2端子部には前記変換素子によって変換された電気信号を処理するための信号処理回路が、前記第3端子部には前記変換素子にバイアスを印加するためのバイアス電源部がそれぞれ接続されることを特徴とする請求項6に記載の変換装置。
  8. 前記変換素子は、光電変換素子であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の変換装置。
  9. 前記光電変換素子は、前記下部電極と前記第2の半導体層との間に配された第2の絶縁層と、前記第2の半導体層と前記上部電極との間に配された第2の不純物半導体層と、を更に含む光電変換素子であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の変換装置。
  10. 前記光電変換素子は、前記下部電極と前記第2の半導体層との間に配された第2の不純物半導体層と、前記第2の半導体層と前記上部電極との間に配された第3の不純物半導体層と、を更に含む光電変換素子であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の変換装置。
  11. 前記第1の半導体層及び前記第2の半導体層は、非晶質シリコンからなることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の変換装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の変換装置と、
    前記変換素子層上に配され、入射した放射線を可視光に変換する波長変換体と、
    を有することを特徴とする放射線検出装置。
  13. 請求項12に記載の放射線検出装置と、
    前記放射線検出装置からの信号を処理する信号処理手段と、
    前記信号処理手段からの信号を記録するための記録手段と、
    前記信号処理手段からの信号を表示するための表示手段と、
    前記信号処理手段からの信号を伝送するための伝送処理手段と、
    前記放射線を発生させるための放射線源と、
    を具備することを特徴とする放射線検出システム。
  14. 絶縁基板上に形成された第1の金属層と、該第1の金属層上に形成された絶縁層と、第1の半導体層と、第2の金属層と、を含むスイッチング素子と、
    該スイッチング素子上に形成された第3の金属層からなる下部電極と、該下部電極上に形成された第2の半導体層と、該第2の半導体層上に形成された第4の金属層と、を含む前記スイッチング素子に接続された変換素子と、
    を含む画素を行方向及び列方向に複数有する画素領域を含む変換装置であって、
    信号配線は前記列方向の複数の前記スイッチング素子に接続され、バイアス配線は複数の前記変換素子に接続され、
    前記信号配線と前記バイアス配線が交差する交差部において、前記信号配線は前記第1の金属層からなり、前記バイアス配線は前記第4の金属層からなることを特徴とする変換装置。
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