JP2006505082A - 少なくとも2つの明確な抵抗状態を有するメモリ用の検知増幅器 - Google Patents

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Abstract

メモリ(10)において、検知システム(14)は、選択したメモリ・ビット・セル(77)のコンダクタンスと中点基準コンダクタンスとの差を検知するために、1つのデータ(54)および2つの基準(64,75)によりビット状態を検出する。基準コンダクタンスは、高コンダクタンス状態のメモリセル(78)および低コンダクタンス状態のメモリセル(79)の平均コンダクタンスとして生成される。データ入力(54)は、選択したメモリ・ビット・セル(77)に結合している。2つの基準入力は、それぞれ高コンダクタンスおよび低コンダクタンスのメモリ状態のメモリセルに結合している。検知増幅器は、ビット・セルの両端に、所定の電圧範囲内の検知電圧を供給するために、電流バイアスまたは電圧バイアスを使用する。検知増幅器の相補出力に結合している容量は、回路設計によりバランスされる。ある形状においては、上記2つの基準入力は内部で接続している。いくつかの利得段階(90,150,110,130)のうちの1つは、寄生誤差を注入しないで検知増幅器の出力を増幅する。

Description

本発明は、メモリ・ビットが少なくとも2つの明確な抵抗状態を有する、磁気抵抗ランダム・アクセス・メモリ(MRAM)および他のメモリに関し、特にこのようなメモリ用の検知増幅器回路に関する。
フラッシュ・メモリのような不揮発性メモリ素子は電子システムの非常に重要な構成要素である。フラッシュ・メモリは、現在使用されている主要な不揮発性メモリ素子である。フラッシュ・メモリの問題点としては、高い電圧が必要であること、およびプログラム時間や消去時間が遅いことである。また、フラッシュ・メモリのメモリが故障するまでの書込み持続サイクルが、10〜10と短いことである。さらに、妥当なデータ保持を維持するために、ゲート酸化膜のスケーリングが電子のトンネル障壁によって制限される。それ故、フラッシュ・メモリをスケーリングすることができる寸法が制限される。
これらの問題点を克服するために、現在、他のタイプの不揮発性メモリの評価が行われている。このようなデバイスのうちの1つに、磁気抵抗RAM(以下、「MRAM」と呼ぶ)がある。しかし、商用的に実用化するために、MRAMは、現在のメモリ技術に匹敵する記録密度を持たなければならないし、将来の世代に対してスケーリングすることができ、低電圧で動作し、消費電力が低くなければならず、また、競争力を有する読取り/書込み速度を有するものでなければならない。
トンネル接合(TJ)の抵抗値は、トンネル接合の上下の磁気層の分極状態により変化する。抵抗は、磁界が同じ方向に整合している場合の低い抵抗値から磁界が反対方向を向いている場合の高い抵抗値へと変化する。この値の変化は、30%程度である。それ故、10キロオームの低い抵抗値に対して、高い抵抗値は約13キロオームになる。MRAMの検知増幅器は、この値の変化を検出する必要がある。抵抗の公称値は製造により変化するので、あるビットでの抵抗を、ハイの状態にある基準ビットおよびローの状態にある基準ビットの中点として形成される、中点近傍の基準と比較することにより、ビットの状態を検出することは有効である。ビット線の寄生抵抗および容量による負荷とコラム多重化とのバランスをとるために、対称を維持することも重要である。Reohr他の「メモリセルを検知増幅器に接続するための相互接続ネットワーク」(Interconnection network for connecting memory cells to Sense Amplifiers)という名称の米国特許第6,269,040号は、セルの抵抗をハイ基準とロー基準との間の平均抵抗と比較している。上記Reohr他の回路の場合には、負荷は、2つの異なるサブアレイからの基準を共有することにより中点基準を形成するためにバランスがほぼとられているが、完全にはとられていない。都合の悪いことに、この解決方法も、2つの検知増幅器を実施しなければならない。さらに、MRAMのような定常電流信号に対してビット線容量を充電するのに多くの電流を必要とするメモリ・アレイの場合には、ビット線を充電し、等化するのに検知時間のかなりの割合が消費される場合がある。
最もよく知られている検知増幅器は、検知増幅器の入力ノード上の動きに非常によく応答する出力端末を有している。この応答性により、入力ノードがその定常レベルに充電されると、出力ノード上に変動が起こる。電圧変動の際、容量の不均衡が過渡信号を支配し、その結果差分信号および動作速度が低下する場合がある。
MRAMは、高速および不揮発性である汎用メモリの可能性がある。この可能性を実現
するには、速度およびメモリ・エリアの効率、特に記憶しているデータ値の検知速度をさらに改善する必要がある。
当業者であれば、添付の図面を参照しながら本発明の以下の詳細な説明を読めば、本発明の上記および他のおよびもっと特定の目的および利点を容易に理解することができるだろう。
米国特許第6,269,040号
図1は、電圧バイアス部分12、検知増幅器14およびアレイ部分16を一般的に有するメモリ10である。電圧バイアス部分12は、電源電圧端子VDDに接続している第1の電流電極、すなわちソースを有するPチャネル・トランジスタ22を有する。トランジスタ22の制御電極、すなわちゲートは、ノード24のところで、その第2の電流電極、すなわちドレインに接続している。Nチャネル・トランジスタ26は、トランジスタ22のドレインに接続しているドレインと、演算増幅器20の出力に接続しているゲートと、ノード28に接続しているソースとを有する。演算増幅器20は、基準電圧VREFに接続している第1のまたは正の(非反転)入力を有する。演算増幅器20の第2のまたは負の(反転)入力は、ノード28に接続している。抵抗30の第1の端子は、ノード28に結合している。抵抗30は、RH1の抵抗値を有する。抵抗の第2の端子はVSS基準電圧端子に結合している。Pチャネル・トランジスタ32は、VDD端子に接続しているソース、ノード24に一緒に接続しているゲートおよびドレインを有する。Nチャネル・トランジスタ34は、ノード24に接続しているドレインと、演算増幅器20の出力に接続しているゲートと、抵抗36の第1の端子に結合しているソースとを有する。抵抗36は、RL1の抵抗値を有する。抵抗36の第2の端子は、VSS端子に結合している。抵抗30および抵抗36への接続は、以下に説明するアレイ抵抗77〜79の接続に整合するための結合デバイス(図示せず)を備えてもよい。演算増幅器40は、トランジスタ32のゲートおよびドレインに接続している正の入力、センス・プリチャージ電圧VB1を供給するためにその出力に接続している負の入力を有する。演算増幅器42は、トランジスタ34のソースに接続している正の入力、およびビット・プリチャージ電圧VB3を供給するためにその出力に接続している負の入力を有する。演算増幅器20の出力は、共通のゲート・バイアス電圧VB2を供給する。
検知増幅器14においては、Pチャネル・トランジスタ44は、VDD電圧端子に接続しているソースを有する。トランジスタ44のドレインは、出力ノード48のところでNチャネル・トランジスタ52のドレインに接続している。トランジスタ52のゲートは、VB2バイアス電圧に接続している。トランジスタ52のソースは、ノード54に接続していて、1つまたはそれ以上の結合デバイス(図示せず)を介して、抵抗値Rを有するビット抵抗77の第1の端子に結合している。ビット抵抗77の第2の端子は、1つまたはそれ以上の結合デバイス(図示せず)を介して、VSS電圧端子に結合している。Pチャネル・トランジスタ60は、VDD電圧端子に接続しているソースと、そのドレインおよびトランジスタ44のゲートに接続しているゲートとを有する。スイッチ50は、トランジスタ44のドレインに接続している第1の端子およびノード46のところでトランジスタ60のドレインに接続している第2の端子を有する。スイッチ50は、等化制御信号EQにより制御される。Nチャネル・トランジスタ62のドレインは、ノード46に接続している。トランジスタ62は、VCGバイアス電圧に接続しているゲートを有し、ノード64に接続しているソースを有する。ハイ基準抵抗78、RH2の第1の端子は、1つまたはそれ以上の結合デバイス(図示せず)を介してノード64に結合している。抵抗78の第2の端子は、1つまたはそれ以上の結合デバイス(図示せず)を介して、VSS電圧端子に結合している。Pチャネル・トランジスタ66は、VDD電圧端子に接続しているソースを有する。トランジスタ66のゲートは、ノード46のところのそのドレインお
よびトランジスタ60のゲートに接続している。ノード46は、基準出力端子OUTREFを形成する。Nチャネル・トランジスタ68のドレインは、ノード46に接続している。トランジスタ68は、バイアス電圧VB2に接続しているゲートを有する。トランジスタ68のソースは、ノード75に接続していて、1つまたはそれ以上の結合デバイス(図示せず)を介して、ロー基準抵抗79、RL2の第1の端子に結合している。抵抗79の第2の端子は、1つまたはそれ以上の結合デバイス(図示せず)を介して、VSS電圧端子に結合している。スイッチ80は、演算増幅器40の出力に接続している第1の端子を有する。スイッチ80は、ノード46に接続している第2の端子を有し、プリチャージ制御信号PRECHARGE−Sに接続している制御端子を有する。スイッチ81は、演算増幅器42の出力に接続している第1の端子と、ノード54に接続している第2の端子と、プリチャージ制御信号PRECHARGE−Bを受信するための制御端子とを有する。スイッチ82は、演算増幅器42の出力に接続している第1の端子と、ノード64に接続している第2の端子と、PRECHARGE−B信号を受信するための制御端子とを有する。スイッチ83は、演算増幅器42の出力に接続している第1の端子と、ノード75に接続している第2の端子と、PRECHARGE−B信号を受信するための制御端子とを有する。
動作中、検知増幅器14は、ハイの状態またはローの状態にプログラムすることができる抵抗77が表すメモリセルの状態を検知する。ビット(B)、ハイ基準(H)およびロー基準(L)は、アドレスおよびデコーダ(図示せず)により検知増幅器14内でアクセスされる。MRAMのようなメモリの場合には、ハイ基準は、抵抗78により表される個々の高抵抗メモリ状態RH2にプログラムされたセルである。同様に、ロー基準は、抵抗79が表す個々の低抵抗メモリ状態RL2にプログラムされたセルである。ビットは、抵抗77が表すそのメモリ状態Rが、ハイ(高抵抗状態が表す)またはロー(低抵抗状態が表す)になることができるアドレス指定されたセルである。パス・トランジスタ(図示せず)が、抵抗77、78および79がそれぞれ関連するメモリセルへのアクセスに関連する累積抵抗を表すように、各トランジスタ52、62および68、および関連結合メモリセルの間に存在する場合があることを理解されたい。同様に、パス・トランジスタが、抵抗77、78および79およびVSS電圧端子間に存在する場合がある。
バイアス回路12は、検知増幅器14を制御するために3つの特定のバイアス電圧を生成する。検知増幅器14は、トランジスタ52、62および68にバイアスをかけるために共通のゲート電圧VB2を使用する。トランジスタ52、62および68にバイアスをかけることにより、抵抗R、RH2およびRL2の両端には、VB2より低いトランジスタのしきい値に近いほぼ同じバイアス電圧が供給される。このバイアス供給により、各トランジスタ52、62および68に対して、I、IおよびIで表す飽和電流レベルが確立する。I、IおよびIの値は、これらの抵抗の両端にかけられたほぼ同じバイアス電圧を、R、RH2およびRL2へのアクセスに関連する全有効抵抗で割ったものに近い。この図の場合には、トランジスタ60および66は、それにより各トランジスタ60および66を通る電流が確立される平均のIおよびIが、(I+I)/(2)に等しくなるような方法で接続している。トランジスタ60および66へのバイアスは、ノード46のところに基準電圧OUTREFを確立する。ノード46のところでトランジスタ44のゲートをトランジスタ60および66のゲートに接続すると、電流ミラーとして、同様に(I+I)/(2)に等しいトランジスタ44に対する飽和電流レベルが確立される。次に、出力(OUT)であるノード48のところの電圧は、トランジスタ44が流した飽和電流(I+I)/(2)とトランジスタ52が流した飽和電流Iの間の差を反映する。低抵抗状態のRの場合には、ノード48のところの出力信号の定常状態の電圧値は、電位において基準電圧OUTREFより低い。高抵抗状態のRの場合には、ノード48のところの出力信号の定常状態の電圧値は、電位において基準電圧OUTREFより高い。
プリチャージおよび等化技術を使用すれば、検知増幅器14の速度は速くなる。等化スイッチ50と一緒にプリチャージ・スイッチ80〜83を使用することにより、ノード54、64、75、48および46に関連する容量を充電するのに必要な時間はかなり短くなる。PRECHARGE−S信号によりプリチャージ・スイッチ80を非導通状態にした後で、等化スイッチ50を導通状態に維持することにより、ノード46および48は等電位に維持され、その定常状態電位に達し、回路に関連する容量性不均衡の影響が低減する。
電圧バイアス部分12は、基準入力電圧VREFを受信し、検知増幅器14にプリチャージおよびバイアス電圧を供給するためにRH1およびRL1を使用する。動作中、VB2は電圧をノード28のところのVref入力電圧に等しい状態に維持するために演算増幅器20により制御される。2つ基準メモリセルRH1およびRL1は、ノード28に結合している。RH1抵抗は高抵抗状態のメモリセルであり、RL1抵抗は低抵抗状態のメモリセルである。トランジスタ26および34と一緒に、演算増幅器20の反転入力を有するRH1およびRL1の接続部は、トランジスタ52、62および68のサイズとほぼ同じサイズを有し、そのため、検知増幅器14内にVREF値にほぼ等しい定常状態電圧を生成する電圧VB2が確立する。より詳細に説明すると、定常状態電圧は、ノード54、64および75のところの電圧である。
演算増幅器42が供給する電圧VB3は、ノード54、64および75を、その定常状態電圧に近い値にプリチャージするのに使用される。トランジスタ44、60および66のサイズとほぼ同じサイズのトランジスタ22および32を使用することにより、演算増幅器40は、検知増幅器14内のノード48および46を、その定常状態値に近い値にプリチャージするのに使用される電圧VB1を供給する。
バイアス部分12は、温度、供給電圧およびプロセスの変動に対して電圧VB1、VB2およびVB3を調整するように設計されている。バイアス部分12および検知増幅器14間の電圧値のトラッキングは、部分的には、検知増幅器14内のトランジスタを含む電圧バイアス部分12のトランジスタをマッチングする意図するデバイス・サイズおよび基準抵抗RH1およびRL1の使用により行われる。
図2は、メモリ10を修正したメモリ11を示す。説明の便宜上、本明細書の図面に共通の同じ要素には同じ参照番号を付けてある。メモリ11は、演算増幅器40の出力がPチャネル・トランジスタ44、60および66のゲートに接続しているミラー電流VB1に対して、バイアス電圧を供給するという点でメモリ10とは異なる。トランジスタ44、60および66のゲートは、もはやノード46に接続していない。演算増幅器20の出力は、スイッチ80の第1の端子に接続しているセンス・プリチャージ電圧VB2を供給する。トランジスタ52のゲートは、トランジスタ62および68のゲート、およびノード46のところのトランジスタ62のドレインにだけ接続している。すなわち、トランジスタ52、62および68のゲートは、電圧VB2から切り離されていて、ノード46に接続している。
動作中、検知増幅器14’は、ハイの状態またはローの状態にプログラムすることができる抵抗77が表すメモリセルの状態を検知する。電圧VB1は、図1の電圧VB1と同じ方法でバイアス回路部分12により供給される。電圧VB2も図1のVB2と同じ方法で供給され、また電圧VB3は図1と同じ方法で供給される。電圧VB1は、(IH1+IL1)/(2)で示すトランジスタ44、60および66に対して共通の飽和電流レベルを設定する。各トランジスタ60および66を通る電流(IH1+IL1)/(2)は、ノード46のところで合計され、抵抗78および79にそれぞれIH2およびIL2
供給するために、トランジスタ62および68を通して分配される。電流IH2およびIL2は、ノード64および75のところにそれぞれほぼ等しい電圧を供給するような方法で、抵抗78および79にそれぞれバイアスをかける。トランジスタ62および68は、ノード46のところで、それぞれ、ノード64および75のところの類似の電圧より高いほぼ1つのトランジスタしきい値である電圧OUTREFを供給するような方法で接続している。トランジスタ52のゲートに供給されたノード46のところの電圧は、ノード54のところでノード64および75のところの電圧にほぼ等しい電圧を供給する。トランジスタ52に対して飽和電流レベルIが確立される。電流Iは、ノード54のところの電圧を抵抗77の抵抗値で割ったものにほぼ等しい。Pチャネル・トランジスタ44、60および66のバイアスVB1は、図1のNチャネル・トランジスタ52、62および68のVB2バイアスとは反対に、ノード54、64および75のところのほぼ等しい電圧の振幅を確立するために使用されることに留意されたい。
次に、出力(OUT)であるノード48のところの電圧は、トランジスタ44を通る飽和電流(I+I)/(2)とトランジスタ52を通る飽和電流Iの間の差を反映する。低抵抗状態のRの場合には、ノード48のところの出力信号の定常状態の電圧値は、電位において基準電圧OUTREFより低い。高抵抗状態のRの場合には、ノード48のところの出力信号の定常状態の電圧値は、電位において基準電圧OUTREFより高い。
メモリ11のプリチャージおよび等化機能の動作は、メモリ10のところで説明した動作と類似している。それ故、ここでは説明を省略する。
図3は、図1のメモリ10を修正したメモリ13を示す。説明の便宜上、本明細書の図面に共通の同じ要素には同じ参照番号を付けてある。メモリ13は、OUTREF出力端子が、もはやノード46のところに位置していないために、トランジスタ60および66に関連するゲート容量が、出力端子のところに直接接続していないという点でメモリ10とは異なる。トランジスタ66および68のドレインは、もはやノード46に接続していないで、出力端子OUTREFであるノード84に接続している。等化スイッチ85は、ノード46に接続している第1の端子を有し、ノード84のところでOUTREF出力端子に接続している第2の端子を有する。等化スイッチ85の制御端子は、等化(EQ)信号に接続している。さらに、トランジスタ62および68のソースはノード64のところで直接接続していて、ノード75は除去されている。プリチャージ・スイッチ83も除去されている。
メモリ13の動作は、メモリ10の動作に非常によく似ているので、説明を簡単にするために、類似の機能の説明は省略する。等化スイッチ50および85が導通している間は、検知増幅器14”の定常状態の動作は、等化スイッチ50が導通状態の検知増幅器14の動作とほぼ同じである。等化信号(EQ)が能動状態でなくなった後で、トランジスタ60および66は、それぞれトランジスタ62および68と一緒に動作し、トランジスタ62および68のソース間の接続は、電流IおよびIの平均を維持し、トランジスタ60、66、62および68すべてを平均電流(I+I)/(2)によりバイアスする。対照的に、図1のメモリ10内の電流の平均は、トランジスタ60および66のドレインのところで一部説明したように行われる。メモリ10と比較した場合のメモリ13の利点は、出力ノードであるOUTおよびOUTREFが、同じ全結合容量を有するように設計されていることである。そのため、出力ノード電圧は、入力に共通の電流のずれが供給された場合と同じようにトラックする。メモリ13のプリチャージおよび等化機能の動作は、メモリ10のところで説明した動作と類似している。それ故、ここでは説明を省略する。
図4は、図2のメモリ11を修正したメモリ15を示す。説明の都合上、本明細書の図
面に共通の同じ要素には同じ参照番号を付けてある。メモリ15は、OUTREF出力端子がもはやノード46のところに位置していないために、トランジスタ62および68に関連するゲート容量が出力端子のところに直接接続していないという点でメモリ11とは異なる。トランジスタ66および68のドレインは、もはやノード46に接続していないで、出力端子OUTREFであるノード84に接続している。等化スイッチ85は、ノード46に接続している第1の端子を有し、ノード84のところでOUTREF出力端子に接続している第2の端子を有する。等化スイッチ85の制御端子は、等化(EQ)信号に接続している。さらに、トランジスタ62および68のソースはノード64のところで直接接続していて、ノード75は除去されている。プリチャージ・スイッチ83も除去されている。
メモリ15の動作は、メモリ11の動作に非常によく似ているので、説明を簡単にするために、類似の機能の説明は省略する。図2の場合には、トランジスタ62および68のドレインは、一緒に電気的に短絡していて、トランジスタ62および68のソースは分離している。図4の場合には、トランジスタ62および68は、電気的に短絡しているそのソースを有し、分離しているドレインを有する。両方のメモリ11およびメモリ15においては、ノード46のところの電圧は類似の方法で確立され、トランジスタ52のゲートに供給される。メモリ15は、メモリ13がメモリ10と比較した場合利点を有していたように、メモリ11と比較した場合利点を有する。その利点とは、出力ノードであるOUTおよびOUTREFが、同じ全結合容量を有するように設計されていることである。そのため、出力ノード電圧は、入力に共通の電流のずれが供給された場合と同じようにトラックする。メモリ15のプリチャージおよび等化機能の動作は、メモリ10のところで説明した動作と類似している。それ故、ここでは説明を省略する。
図5は、図3のメモリ13を修正したメモリ89を示す。説明の都合上、本明細書の図面に共通の同じ要素には同じ参照番号を付けてある。メモリ89は、トランジスタ44のゲートがノード84に接続していること、およびトランジスタ66のゲートがノード48に接続している点でメモリ13とは異なる。対照的に、メモリ13においては、両方のトランジスタ44および66のゲートは、ノード46のところでトランジスタ60のゲートに接続している。さらに、等化スイッチ87がメモリ89に追加されている。等化スイッチ87の第1の端子は、出力(OUT)ノード48に接続していて、等化スイッチ87の第2の端子は、出力(OUTREF)ノード84に接続している。等化スイッチ87の制御端子は、等化信号(EQ2)に接続している。
メモリ89の動作は、メモリ13の動作に非常によく似ているので、説明を簡単にするために、類似の機能の説明は省略する。動作中、等化スイッチ50および85が導通している間は、検知増幅器14””の定常状態の動作は、図3の検知増幅器14”の定常状態の動作とほぼ同じである。EQおよびEQ2を非アサート状態にすると、ノード48のところの出力端子OUTは、図3のメモリ13のところで説明したのと類似の方法で、Iと(IH1+IL1)/(2)の間の差に応じてある電圧に変化する。ある形の場合には、信号EQ2は、信号EQよりは長い短時間の間アサート状態のままでいることができ、スイッチ50とスイッチ85との間のすべての容量性不均衡の影響を低減する。ノード48上の変動に応じて、トランジスタ66のゲートへのノード48の交差結合により、ノード84のところの出力電圧OUTREFは、ノード48から反対方向に変化する。ノード84からトランジスタ44のゲートへのフィードバックは、ノード48および84内の変動をさらに大きくする。メモリ89のプリチャージ機能の動作は、メモリ10のところで説明した動作と類似している。それ故、ここではその説明は省略する。
図6は、図4のメモリ15と類似しているメモリ88を示す。説明の都合上、本明細書の図面に共通の同じ要素には同じ参照番号を付けてある。メモリ88は、トランジスタ5
2のゲートがノード84に接続していること、およびトランジスタ68のゲートがノード48に接続している点でメモリ15とは異なる。対照的に、メモリ15においては、両方のトランジスタ52および68のゲートは、ノード46のところでトランジスタ62のゲートに接続している。さらに、等化スイッチ87がメモリ88に追加されている。等化スイッチ87の第1の端子は、出力(OUT)ノード48に接続していて、等化スイッチ87の第2の端子は、出力(OUTREF)ノード84に接続している。等化スイッチ87の制御端子は、等化信号(EQ2)に接続している。
メモリ88の動作は、メモリ15の動作に非常によく似ているので、説明を簡単にするために、類似の機能の説明は省略する。動作中、等化スイッチ50および85が導通している間は、検知増幅器14””’の定常状態の動作は、図4の検知増幅器14”’の定常状態の動作とほぼ同じである。EQおよびEQ2を非アサート状態にすると、ノード48のところの出力端子OUTは、図4のメモリ15のところで説明したのと類似の方法で、Iと(IH1+IL1)/(2)の間の差に応じてある電圧に変化する。ある形の場合には、信号EQ2は、信号EQよりは長い短時間の間アサート状態のままでいることができ、スイッチ50とスイッチ85との間のすべての容量性不均衡の影響を低減する。ノード48上の変動に応じて、トランジスタ68のゲートへのノード48の交差結合により、ノード84のところの出力電圧OUTREFは、ノード48から反対方向に変化する。ノード84からトランジスタ52のゲートへのフィードバックは、ノード48および84内の変動をさらに大きくする。メモリ88のプリチャージ機能の動作は、メモリ10のところで説明した動作と類似している。それ故、ここではその説明は省略する。
図7は、図1、図3または図5の上記検知増幅器のうちのいずれかと一緒に使用することができる利得段90である。例えば、ノード48のOUT信号は、Pチャネル・トランジスタ92およびPチャネル・トランジスタ96それぞれのゲートに接続しているIN入力端子に接続している。ノード46(図1)またはノード84(図3または図5)のOUTREF信号は、Pチャネル・トランジスタ102およびPチャネル・トランジスタ104それぞれのゲートに接続しているIN_REF入力端子に接続している。トランジスタ92は、VDD電源電圧端子に接続しているソースと、IN信号を受信するためのゲートと、出力端子OUT−BのところでNチャネル・トランジスタ94のドレインに接続しているドレインとを有する。トランジスタ94は、ノード95に接続しているゲートと、VSS電源電圧端子に接続しているソースとを有する。トランジスタ96は、VDD電源電圧端子に接続しているソースと、IN信号を受信するためのゲートと、ノード98のところでNチャネル・トランジスタ100のドレインに接続しているドレインとを有する。トランジスタ100のゲートはそのドレインに接続していて、トランジスタ100のソースはVSS電源電圧端子に接続している。Pチャネル・トランジスタ102は、VDD電源電圧端子に接続しているソースと、IN_REF信号を受信するためのゲートと、ノード95のところでNチャネル・トランジスタ103のドレインに接続しているドレインとを有する。トランジスタ103のドレインは、そのゲートに接続している。トランジスタ103は、VSS電源電圧端子に接続しているソースを有する。Pチャネル・トランジスタ104は、VDD電源電圧端子に接続しているソースと、IN_REF信号に接続しているゲートと、出力端子OUTのところでNチャネル・トランジスタ106のドレインに接続しているドレインとを有する。トランジスタ106のゲートはノード98に接続している。トランジスタ106のソースは、VSS電源電圧端子に接続している。
動作中、トランジスタ92および96のゲートに供給されたIN信号の電圧は、[(VDD−IN)+Vthpに比例するこれら2つのトランジスタに対する飽和電流レベルを生成する。ここで、Vthpは、トランジスタ92のようなPチャネル・トランジスタのしきい値電圧である。同様に、トランジスタ102および104のゲートに供給されるIN_REF信号の電圧は、[(VDD−IN_REF)+Vthpに比例するこ
れら2つのトランジスタに対する飽和電流レベルを生成する。トランジスタ96および100は、ノード98のところに出力を有する利得段90の第1の入力段を形成する。トランジスタ96を通る電流は、[(VDD−IN)+Vthpに等しいトランジスタ106内の飽和電流状態を生成するために、ダイオード構成のトランジスタ100により反映される。同様に、トランジスタ102および103は、ノード95のところに出力を有する第2の入力段を形成する。トランジスタ102を通る電流は、[(VDD−IN_REF)+Vthpに等しいトランジスタ94内の飽和電流状態を生成するために、ダイオード構成のトランジスタ103により反映される。トランジスタ92および94は、第1の出力段を形成し、トランジスタ104および106は第2の出力段を形成する。トランジスタ92および94の飽和電流状態に応じて、第2の出力段の出力は、ハイまたはロー・ロジック状態の方向に変化する電圧をOUT_Bのところに有する。同様に、トランジスタ104および106の飽和電流状態に応じて、第1の出力段の出力は、OUT_Bのそれとは反対のロジック状態の方向に変化する電圧をOUTのところに有する。入力信号の差動増幅の大きさは、利得段90のすべてのトランジスタのサイズ、および差動入力INおよびIN_REFの直流バイアスに依存することに留意されたい。
図8は、図2、図4または図6の検知増幅器と一緒に使用することができる利得段150である。IN入力信号は、Nチャネル・トランジスタ156のゲート、およびNチャネル・トランジスタ164のゲートに接続している。IN_REF信号は、Nチャネル・トランジスタ170および174のゲートに接続している。Pチャネル・トランジスタ152は、VDD電源電圧端子に接続しているソースと、ノード154に接続しているゲートと、出力端子OUT_BのところでNチャネル・トランジスタ156のドレインに接続しているドレインとを有する。トランジスタ156のゲートは入力信号INに接続している。トランジスタ156のソースはVSS電源電圧端子に接続している。Pチャネル・トランジスタ160のソースは、VDD電源電圧端子に接続している。トランジスタ160のゲートは、そのドレインに接続していて、ノード162のところでNチャネル・トランジスタ164のドレインに接続している。トランジスタ164のゲートは、入力IN信号に接続している。トランジスタ164のソースは、VSS電源電圧端子に接続している。Pチャネル・トランジスタ168のソースは、VSS電源電圧端子に接続している。トランジスタ168のゲートは、そのドレインおよびノード154のところでNチャネル・トランジスタ170のドレインに接続している。トランジスタ170のゲートは、入力IN_REFに接続している。トランジスタ170は、VSS電源電圧端子に接続しているソースを有する。Pチャネル・トランジスタ172のソースはVDD電源電圧端子に接続している。トランジスタ172のゲートはノード162に接続している。トランジスタ172のドレインは、出力端子OUTおよびNチャネル・トランジスタ174のドレインに接続している。トランジスタ174のゲートは入力信号IN_REFに接続している。トランジスタ174のソースはVSS電源電圧端子に接続している。
動作中、トランジスタ156および164のゲートに供給されたIN信号の電圧は、[IN−VSS−Vthnに比例するこれら2つのトランジスタに対する飽和電流レベルを生成する。ここで、Vthnは、トランジスタ156のようなNチャネル・トランジスタのしきい値電圧である。同様に、トランジスタ170および174のゲートに供給される信号IN_Refの電圧は、[IN_Ref−VSS−Vthnに比例するこれら2つのトランジスタに対する飽和電流レベルを生成する。トランジスタ164を通る電流は、[IN−VSS−Vthnに等しいトランジスタ172内の飽和電流状態を生成するために、ダイオード構成のトランジスタ160により反映される。同様に、トランジスタ170を通る電流は、[IN_Ref−VSS−Vthnに等しいトランジスタ152内の飽和電流状態を生成するために、ダイオード構成のトランジスタ168により反映される。トランジスタ152および156の飽和電流状態に応じて、OUT_Bのところの電圧は、ハイまたはロー・ロジック状態の方向に変化する。同様に、トランジス
タ172および174の飽和電流状態に応じて、OUTのところの電圧は、OUT_Bのそれとは反対のロジック状態の方向に変化する。入力信号の差動増幅の大きさは、利得段150内のすべてのトランジスタのサイズ、および差動入力INおよびIN_REFの直流バイアスに依存することに留意されたい。
図9は、図1、図3または図5の上記検知増幅器のいずれかと一緒に使用するための利得段110である。Pチャネル・トランジスタ112は、VDD電源電圧端子に接続しているソース、入力信号INに接続しているゲート、およびNチャネル・トランジスタ114のドレインに出力信号OUT_Bを供給するノード113のところで接続しているドレインを有する。トランジスタ114は、VSS電源電圧端子に接続しているソース、ノード116に接続しているゲートを有する。Pチャネル・トランジスタ118は、VDD電源電圧端子に接続しているソースと、検知増幅器1、3または5のノード46からバイアス電圧を受信するために接続しているゲートと、ノード116のところでトランジスタ114のゲートおよびNチャネル・トランジスタ120のドレインに接続しているドレインとを有する。トランジスタ120のゲートは、そのドレインおよびVSS電源電圧端子に接続しているソースに接続している。Pチャネル・トランジスタ122は、VDD電源電圧端子に接続しているソースと、IN_REF信号を受信するゲートと、OUT_REF信号を供給し、Nチャネル・トランジスタ124のドレインに接続しているドレインとを有する。トランジスタ124のゲートは、ノード116に接続している。トランジスタ124のソースは、VSS電源電圧端子に接続している。
動作中、トランジスタ112のゲートに供給されたIN信号の電圧は、[(VDD−IN)+Vthpに比例するこのトランジスタに対する飽和電流レベルを生成する。ここで、Vthpは、トランジスタ112のようなPチャネル・トランジスタのしきい値電圧である。トランジスタ122のゲートに供給されるIN_REF信号の電圧は、[(VDD−IN_REF)+Vthpに比例するこのトランジスタに対する飽和電流レベルを生成する。トランジスタ118は、[(VDD−Node 46 bias)+Vthpに比例するこのトランジスタに対する飽和電流レベルを形成するようにノード46によりバイアスされる。トランジスタ118を通る電流は、[(VDDNode 46
bias)+Vthpに等しいトランジスタ114および124に対する飽和電流レベルを生成するために、トランジスタ120により反映される。ノード113のところの出力は、トランジスタ112を通る飽和電流[(VDD−IN)+Vthpとトランジスタ114を通る飽和電流[(VDD−Node 46 bias)+Vthpの差が定義する方向に変化する。トランジスタ118のバイアス電圧を、検知増幅器1、3または5のうちの1つの電圧にリンクすることにより、定常状態のノード46のバイアス電圧は、定常状態電圧IN_REFにほぼ等しくなる。バイアス電圧が等しいので、OUT_Bのところに供給される電圧は、トランジスタ112のバイアス電圧INが電圧IN_REFより低い場合には、正の方向に変化する。同様に、OUT_Bのところに供給される電圧は、トランジスタ112のバイアス電圧INが電圧IN_REFより高い場合には、負の方向に変化する。
出力OUT_REFのところの電圧は、トランジスタ122を通る飽和電流[(VDD−IN_REF)+Vthpとトランジスタ124を通る飽和電流[(VDD−Node 46 bias)+Vthpの差により決まる。トランジスタ118のバイアス電圧を検知増幅器1、3または5のうちの1つの電圧にリンクすることにより、定常状態のノード46のバイアス電圧は、定常状態電圧IN_REFにほぼ等しくなる。バイアス電圧が等しいので、トランジスタ122を通る飽和電流は、トランジスタ124を通る飽和電流にほぼ等しくなり、OUT_REFは静的電圧基準のまま変化しない。この電圧は、検知増幅器においては一過性のものであるが、ノード46からのバイアス電圧は、IN_REFに等しくならない。この期間中、ノードOUT_BおよびOUT_REFは、
ノード46の電圧とIN_REF入力の電圧との差に同じような方法で応答する。それ故、差動利得は遷移電圧の任意の時間中保存される。
図10は、図2、図4または図6の上記検知増幅器のうちのいずれかと一緒に使用するための利得段130である。Pチャネル・トランジスタ132は、VDD電源電圧端子に接続しているソースを有する。トランジスタ132のゲートはノード138に接続している。トランジスタ132のドレインは、ノード133のところに出力信号OUT_Bを供給し、Nチャネル・トランジスタ134のドレインに接続している。トランジスタ134のゲートは入力信号INに接続している。トランジスタ134のソースは、VSS電源電圧端子に接続している。Pチャネル・トランジスタ136のソースは、VDD電源電圧端子に接続している。トランジスタ136のゲートは、ノード138のところでそのドレインに接続している。トランジスタ136のドレインも、Nチャネル・トランジスタ140のドレインに接続している。トランジスタ140のゲートは、検知増幅器2、4または6のノード46からのバイアス電圧に接続している。トランジスタ140のソースはVSS電源電圧端子に接続している。Pチャネル・トランジスタ144は、VDD電源電圧端子に接続しているソースを有する。トランジスタ144のゲートはノード138に接続している。トランジスタ144のドレインは、出力端子OUT_REFおよびNチャネル・トランジスタ146のドレインに接続している。トランジスタ146のゲートは入力信号IN_REFを受信する。トランジスタ146のソースはVSS電源電圧端子に接続している。
動作中、トランジスタ134のゲートに供給されたIN信号の電圧は、[IN−VSS−Vthnに比例するこのトランジスタに対する飽和電流レベルを生成する。ここで、Vthnは、トランジスタ134のようなNチャネル・トランジスタのしきい値電圧である。トランジスタ146のゲートに供給されるIN_REF信号の電圧は、[IN_Ref−VSS−Vthnに比例するこのトランジスタに対する飽和電流レベルを生成する。トランジスタ140は、[Node 46 bias−VSS−Vthnに比例するこのトランジスタに対する飽和電流レベルを形成するように、図2、図4または図6のノード46によりバイアスされる。トランジスタ140および136はバイアス段として機能する。トランジスタ140を通る電流は、[Node 46 bias−VSS−Vthnに等しいトランジスタ132および144に対する飽和電流レベルを生成するために、トランジスタ136により反映される。ノード133のところの出力は、トランジスタ134を通る飽和電流[IN−VSS−Vthnとトランジスタ132を通る飽和電流[Node 46 bias−VSS−Vthnの差が定義する方向に変化する。トランジスタ132および134は第1の出力段として機能し、トランジスタ144および146は第2の出力段として機能する。トランジスタ140のバイアス電圧を、検知増幅器2、4または6のうちの1つの電圧にリンクすることにより、定常状態のノード46のバイアス電圧は、定常状態電圧IN_REFにほぼ等しくなる。バイアス電圧が等しいので、OUT_Bのところに供給される電圧は、トランジスタ134のバイアス電圧INが電圧IN_REFより低い場合には、正の方向に変化する。同様に、OUT_Bのところに供給される電圧は、トランジスタ134のバイアス電圧INが電圧IN_REFより高い場合には、負の方向に変化する。
出力OUT_REFのところの電圧は、トランジスタ146を通る飽和電流[IN_REF−VSS−Vthnとトランジスタ144を通る飽和電流[Node 46 bias−VSS−Vthnの差により決まる。トランジスタ140のバイアス電圧を、検知増幅器2、4または6のうちの1つの電圧にリンクすることにより、定常状態のノード46のバイアス電圧は、定常状態電圧IN_REFにほぼ等しくなる。バイアス電圧が等しいので、トランジスタ146を通る飽和電流は、トランジスタ144を通る飽和電流にほぼ等しくなり、OUT_REFは静的電圧基準のまま変化しない。この電圧は検知
増幅器においては一過性のものであるが、ノード46からのバイアス電圧はIN_REFに等しくならない。この期間中、ノードOUT_BおよびOUT_REFは、ノード46の電圧とIN_REF入力の電圧との差に同じような方法で応答する。それ故、差動利得は遷移電圧の任意の時間中保存される。
図11は、図1、図2、図3、図4、図5または図6に示すバイアス部分12とは異なるバイアス部分12’である。電圧バイアス部分12’は、電源電圧端子VDDに接続している第1の電流電極、すなわちソースを有するPチャネル・トランジスタと、演算増幅器40の出力に接続している制御電極、すなわちゲートと、ノード24およびNチャネル・トランジスタ26のドレインに接続しているドレインとを有する。トランジスタ26は、そのドレインに接続しているゲートおよびノード28に接続しているソースを有する。演算増幅器40は、ノード28に接続している第1のまたは正の(非反転)入力、および基準電圧VREFに接続している第2のまたは負の(反転)入力を有する。抵抗30は、1つまたはそれ以上の結合デバイスを通して、ノード28に結合している第1の端子、および1つまたはそれ以上の結合デバイスを通して、VSS基準電圧端子に結合している第2の端子を有する。抵抗30はRH1の値を有する。Pチャネル・トランジスタ32は、VDD電圧端子に接続しているソースと、演算増幅器40の出力に接続しているゲートと、ノード24およびNチャネル・トランジスタ34のドレインに接続しているドレインとを有する。トランジスタ34は、そのドレインに接続しているゲートおよびノード28に接続しているソースを有する。抵抗36は、1つまたはそれ以上の結合デバイスを通して、ノード28に結合している第1の端子、および1つまたはそれ以上の結合デバイスを通して、VSS基準電圧端子に結合している第2の端子を有する。抵抗30はRL1の値を有する。演算増幅器は、ノード24に接続している第1のまたは正の(非反転)入力、および電圧VB1を供給するためにその出力に接続している第2のまたは負の(反転)入力を有する。演算増幅器42は、ノード28に接続している第1のまたは正の(非反転)入力、およびセンス・プリチャージ電圧VB3を供給するためにその出力に接続している第2のまたは負の(反転)入力を有する。演算増幅器20の出力は電流源ゲート・バイアスVB2を供給する。
電圧バイアス部分12’は、基準入力電圧VREFを受信し、それぞれ図1、図2、図3、図4、図5および図6の検知増幅器14、14’14”、14”’、14””および14””’にプリチャージおよびバイアス電圧を供給するためにRH1およびRL1を使用する。動作中、VB1は演算増幅器40により制御され、電圧をノード28のところのVRAF入力電圧に等しく維持する。2つの基準メモリセルRH1およびRL1はノード28に結合している。RH1抵抗は高抵抗状態のメモリセルであり、RL1は低抵抗状態のメモリセルである。トランジスタ26および34と一緒に、演算増幅器の非反転入力を有するRH1およびRL1の接続部は、図1、図2、図3、図4、図5および図6のトランジスタ52、62および68のサイズとほぼ同じサイズを有し、トランジスタ22および32は、図1、図2、図3、図4、図5および図6のトランジスタ44、60および66のサイズとほぼ同じサイズを有し、その結果、それぞれ図1、図2、図3、図4、図5および図6の検知増幅器14、14’、14”、14”’、14””および14””’内にVREF値にほぼ等しい定常状態電圧を生成する電圧VCBを確立する。より詳細に説明すると、定常状態電圧は、図1および図2のノード54、64および75のところの電圧、および図3、図4、図5および図6のノード54および64のところの電圧である。
バイアス部分12’は、温度、供給電圧およびプロセスの変動に対して電圧VB1、VB2およびVB3を調整するように設計されている。図1、図2、図3、図4、図5および図6のバイアス部分12’と検知増幅器14、14’、14”、14”’、14””および14””’間の電圧値のトラッキングは、それぞれ部分的には、図1、図2、図3、図4、図5および図6の検知増幅器14、14’、14”、14”’、14””および1
4””’のトランジスタを有する電圧バイアス部分12’のトランジスタをマッチングする意図するデバイス・サイズおよび基準抵抗RH1およびRL1の使用によるものである。
今までの説明で、MRAM検知増幅器回路は、メモリ・ビット・セルの高速で効率的な読取り動作を可能にするためのものであることは明らかであろう。1つの検知増幅器は、基準ハイ・ビット、およびビット・セル電流と比較した場合、差信号を発生する基準ロー・ビットから平均基準電流を発生することができる。検知増幅器内においては、容量性負荷を注意深く分配することにより、ビットおよび基準信号上の容量性負荷を等しくすることができ、それにより差信号が最適化される。検知増幅器が内蔵している実効プリチャージおよび等化機能により、寄生容量性不均衡の影響が最小限度に低減され、動作速度がさらに改善される。
当業者であれば、説明のために選択し本明細書に記載した実施形態に対する種々の変更および修正を容易に思い付くことができるだろう。これらの検知増幅器および利得段の改善は、その状態がビットの抵抗値の変化で明示される他のメモリ・タイプにも適用することができる。いくつかの用途についてMRAMを例に引いて説明してきたが、他のタイプのメモリセルも本明細書に開示した特徴を使用することができることを理解されたい。トランジスタの導電性のタイプ、トランジスタのタイプ等は容易に変更することができる。このような修正および変更が、本発明の精神から逸脱しない範囲で、これらの修正および変更は、特許請求の範囲の公正な解釈によってだけ査定される本発明の範囲内に含まれる。
特定の実施形態を参照しながら、本発明の有利な点、他の利点および問題の解決方法について説明してきた。しかし、何らかの有利な点、利点または解決方法をもたらしたり、より優れたものにすることができる上記有利な点、利点、問題の解決方法、および任意の要素は、任意のまたはすべての請求項の重要な、必要なまたは本質的な機能または要素と解釈すべきではない。本明細書で使用する場合、「備える」、「備えている」または任意の他の派生語は、要素のリストを備えるプロセス、方法、物品または装置が、これらの要素を含むばかりでなく、リストに明示されていないか、またはこのようなプロセス、方法、物品または装置固有の他の要素を含むことができるように、非排他的な内容を含む。本明細書で使用する場合、ある((a)または(an))という用語は、1つまたはそれ以上と定義される。本明細書で使用する場合、複数の(plurality)という用語は、2つまたはそれ以上と定義される。本明細書で使用する場合、他の(another)という用語は、少なくとも2つまたはそれ以上と定義される。本明細書で使用する場合、含む(including)および/または有する(having)という用語は、備える(すなわち、オープン言語)と定義される。本明細書で使用する場合、結合している(coupled)という用語は、接続していると定義されるが、必ずしも直接または必ずしも機械的に接続していなくてもよい。
バイアス回路を有する検知増幅器の略図。 バイアス回路を有するもう1つの検知増幅器の略図。 バイアス回路を有するもう1つの検知増幅器の略図。 バイアス回路を有するもう1つの検知増幅器の略図。 バイアス回路を有するもう1つの検知増幅器の略図。 バイアス回路を有するさらにもう1つの検知増幅器の略図。 図1、図3および図5に示す検知増幅器のいずれかと一緒に使用するための検知増幅器に関連する利得段の略図。 図2、図4および図6に示す検知増幅器のいずれかと一緒に使用するための検知増幅器に関連するもう1つの利得段の略図。 図1、図3および図5に示す検知増幅器のいずれかと一緒に使用するための検知増幅器のもう1つの利得段の略図。 図2、図4および図6に示す検知増幅器のいずれかと一緒に使用するための検知増幅器のもう1つの利得段の略図。 図1、図2、図3、図4、図5または図6のいずれかに示すバイアス回路の代わりに使用するための別のバイアス回路の略図。

Claims (7)

  1. ハイの状態またはローの状態にプログラムすることができるメモリセルの状態を検知するための検知増幅器であって、
    ハイの状態にプログラムされる第1のハイ基準メモリセルと、
    ローの状態にプログラムされる第1のロー基準メモリセルと、
    メモリセルに結合している第1の電流電極と、バイアス電圧を受信するための制御電極と、出力信号を供給するための第2の電流電極とを有する第1の導電性タイプの第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタの第2の電流電極に結合している第1の電流電極と、第1の電圧端子に結合している第2の電流電極と、制御電極と、を有する第2の導電性タイプの第2のトランジスタと、
    前記第1のハイ基準メモリセルに結合している第1の電流電極と、前記第1のトランジスタの前記制御電極に結合している制御電極と、第2の電流電極とを有する前記第1の導電性タイプの第3のトランジスタと、
    第4のトランジスタであって、前記第3のトランジスタの第2の電流電極に結合している第1の電流電極と、前記第4のトランジスタの第1の電流電極および前記第2のトランジスタの制御電極に結合している制御電極と、前記第1の電圧端子に結合している第2の電流電極と、を有する第2の導電性タイプの第4のトランジスタと、
    前記第1のロー基準メモリセルに結合している第1の電流電極と、前記第1のトランジスタの制御電極に結合している制御電極と、基準アウト信号を供給するための第2の電流電極と、を有する第1の導電性タイプの第5のトランジスタと、
    第6のトランジスタであって、前記第5のトランジスタの第2の電流電極に結合している第1の電流電極と、前記第6のトランジスタの第1の電流電極および前記第4のトランジスタの制御電極に直接接続している制御電極と、前記第1の電圧端子に結合している第2の電流電極と、を有する第2の導電性タイプの第6のトランジスタと、
    を備える検知増幅器。
  2. 前記バイアス電圧を供給するためのバイアス手段をさらに備える請求項1に記載の検知増幅器。
  3. 前記バイアス手段が、
    前記ハイの状態にプログラムされる第2のハイ基準メモリセルと、
    前記ローの状態にプログラムされる第2のロー基準メモリセルと、
    前記第2のハイ基準メモリセルに結合している第1の電流電極と、制御電極と、第2の電流電極と、を有する第1の導電性タイプの第7のトランジスタと、
    基準電圧を受信するための非反転入力と、前記第7のトランジスタの第1の電流電極に結合している反転入力と、前記第7のトランジスタの制御電極に結合している出力と、を有する演算増幅器と、
    第8のトランジスタであって、前記第7のトランジスタの第2の電流電極に結合している第1の電流電極と、前記第8のトランジスタの第1の電流電極に結合している制御電極と、前記第1の電圧端子に結合している第2の電流電極と、を有する第2の導電性タイプの第8のトランジスタと、
    前記第2のロー基準メモリセルおよび前記第7のトランジスタの第1の電流電極に結合している第1の電流電極と、前記演算増幅器の出力に結合している制御電極と、前記第8のトランジスタの第1の電流電極に結合している第2の電流電極と、を有する前記第1の導電性タイプの第9のトランジスタと、
    第10のトランジスタであって、前記第9のトランジスタの第2の電流電極に結合している第1の電流電極と、前記第10のトランジスタの第1の電流電極に結合している制御電極と、前記第1の電圧端子に結合している第2の電流電極と、を有する前記第2の導電
    性タイプの第10のトランジスタと、を備え、
    前記第1、第3、第5、第7、および第9のトランジスタが第1のサイズを有し、前記第2、第4、第6、第8、および第10のトランジスタが第2のサイズを有する、請求項2に記載の検知増幅器。
  4. 前記バイアス手段が、
    前記ハイの状態にプログラムされる第2のハイ基準メモリセルと、
    前記ローの状態にプログラムされる第2のロー基準メモリセルと、
    前記第2のハイ基準メモリセルに結合している第1の電流電極と、制御電極と、同制御電極に結合している第2の電流電極と、を有する第1の導電性タイプの第7のトランジスタと、
    前記第7のトランジスタの第2の電流電極に結合している第1の電流電極と、制御電極と、前記電圧端子に結合している第2の電流電極とを有する第2の導電性タイプの第8のトランジスタと、
    基準電圧を受信するための反転入力と、前記第7のトランジスタの前記第1の電流電極に結合している非反転入力と、前記第8のトランジスタの前記制御電極に結合している出力と、を有する演算増幅器と、
    前記第2のロー基準メモリセルおよび前記第7のトランジスタの第1の電流電極に結合している第1の電流電極と、前記第7のトランジスタの制御電極に結合している制御電極と、前記第8のトランジスタの第1の電流電極に結合している第2の電流電極と、を有する第1の導電性タイプの第9のトランジスタと、
    前記第9のトランジスタの第2の電流電極に結合している第1の電流電極と、前記演算増幅器の前記出力に結合している制御電極と、前記第1の電圧端子に結合している第2の電流電極と、を有する第2の導電性タイプの第10のトランジスタと、を備え、
    前記第1、第3、第5、第7、および第9のトランジスタが第1のサイズを有し、前記第2、第4、第6、第8、および第10のトランジスタが第2のサイズを有する、請求項2に記載の検知増幅器。
  5. 前記第1のトランジスタ、前記第3のトランジスタおよび前記第5のトランジスタの前記第2の電流電極上の電圧を等化するための等化手段と、
    前記第1のトランジスタ、前記第3のトランジスタ、および前記第5のトランジスタの第1の電流電極をプリチャージするための第1のプリチャージ手段と、
    前記第1のトランジスタ、前記第3のトランジスタおよび前記第5のトランジスタの第2の電流電極をプリチャージするための第2のプリチャージ手段と、をさらに備える請求項1に記載の検知増幅器。
  6. 請求項1に記載の前記検知増幅器を備える検知システムにおいて、前記検知システムが利得段階をさらに備え、同利得段段階が、
    前記出力信号を受信するための入力と、出力とを有する第1の入力段階と、
    前記基準アウト信号を受信するため入力と、出力とを有する第2の入力段階と、
    前記出力信号を受信するための第1の入力と、前記第2の入力段階の出力に結合している第2の入力と、出力とを有する第1の出力段階と、
    前記基準アウト信号を受信するための第1の入力と、前記第1の入力段階の出力に結合している第2の入力と、出力とを有する第2の出力段階と、を備える検知システム。
  7. 請求項1に記載の前記検知増幅器を備える検知システムにおいて、同検知システムが利得段階をさらに備え、同利得段階が、
    前記第4のトランジスタの第1の電流電極に結合している入力と、出力と、を有するバイアス段階と、
    前記出力信号を受信するための第1の入力と、前記バイアス段の出力に結合している第
    2の入力と、出力と、を有する第1の出力段階と、
    前記基準アウト信号を受信するための第1の入力と、前記バイアス段階の出力に結合している第2の入力と、出力と、を有する第2の出力段階と、を備える検知システム。
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