JP2006502957A5

JP2006502957A5 -

Info

Publication number: JP2006502957A5
Application number: JP2004545470A
Authority: JP
Filing date: 2003-10-16
Publication date: 2006-11-24
Anticipated expiration: 2023-10-16

Claims

二酸化炭素（ＣＯ_２）の流れを、ある分量の少なくとも１種の混合金属酸化物を含む混合物に、ある一定時間接触させて、前記流れの汚染物含有量を減少させることを含む、ＣＯ_２の流れから汚染物を除去する方法であって、ここで前記混合金属酸化物が、鉄（Ｆｅ）および酸化マンガン（ＭｎＯ_ｘ）；酸化ニッケル（ＮｉＯ）および酸化チタン（ＴｉＯ_ｘ）；酸化パラジウム（ＰｄＯ_ｘ）および酸化セリウム（ＣｅＯ_ｘ）；酸化バナジウム（ＶＯ_ｘ）；ニッケル（Ｎｉ）および酸化ニッケル（ＮｉＯ）；ならびに酸化鉄（Ｆｅ_ｘＯ_ｙ）からなる群から選択される、前記方法。
汚染物含有量を、１０億分の１００部（１００ｐｐｂ）以下に減少する請求項１に記載の方法。
汚染物含有量を、１０ｐｐｂ以下に減少する請求項２に記載の方法。
汚染物含有量を、１ｐｐｂ以下に減少する請求項３に記載の方法。
二酸化炭素（ＣＯ_２）の流れを、ある分量の少なくとも１種の混合金属酸化物を含む混合物に、ある一定時間接触させて、前記流れの汚染物含有量を１０ｐｐｂ以下に減少させることを含む、ＣＯ_２の流れから汚染物を除去する方法であって、ここで前記１種の混合金属酸化物が、少なくとも２種の異なる酸化状態を有する金属の酸化物を含み；２種以上の金属が異なる酸化状態で存在し；あるいは２種以上の金属が異なる配位数、配位子型、もしくは配位数および配位子型の両方を有する、前記方法。
汚染物含有量を、１ｐｐｂ以下に減少する請求項５に記載の方法。
前記１種の混合金属酸化物が、少なくとも２種の異なる酸化状態を有する金属の酸化物を含み、該金属がニッケル、バナジウムおよび鉄からなる群から選択される、請求項５に記載の方法。
前記１種の混合金属酸化物が、異なる酸化状態で存在する２種以上の金属を含み、該金属が鉄およびマンガンからなる群から選択される、請求項５に記載の方法。
前記１種の混合金属酸化物が、異なる配位数、配位子型、もしくは配位数および配位子型の両方を有する２種以上の金属を含み、該金属がニッケル、チタン、パラジウムおよびセリウムからなる群から選択される、請求項５に記載の方法。
前記混合金属酸化物が、銅（Ｃｕ）および酸化亜鉛（ＺｎＯ）；鉄（Ｆｅ）および酸化マンガン（ＭｎＯ_ｘ）；酸化ニッケル（ＮｉＯ）および酸化チタン（ＴｉＯ_ｘ）；酸化パラジウム（ＰｄＯ_ｘ）および酸化セリウム（ＣｅＯ_ｘ）；酸化バナジウム（ＶＯ_ｘ）；ニッケル（Ｎｉ）および酸化ニッケル（ＮｉＯ）；ならびに酸化鉄（Ｆｅ_ｘＯ_ｙ）からなる群から選択される、請求項５に記載の方法。
吸着剤を第１温度に加熱して、そこに吸着された汚染物を放出すること、
加熱された吸着剤を酸化剤に曝して前記吸着剤を酸化すること、
前記吸着剤を第２温度に冷却すること、および
冷却された吸着剤を還元剤に曝して混合金属酸化物を生成すること
を含む、二酸化炭素（ＣＯ_２）精製用の混合金属酸化物吸着剤の活性化および再生のための方法。
前記第１温度が、約３００℃から約５５０℃の間にある請求項１１に記載の方法。
前記第１温度が、約４００℃である請求項１２に記載の方法。
酸化剤が酸素（Ｏ_２）を含む請求項１１に記載の方法。
前記第２温度が、約１００℃から約２５０℃の間にある請求項１１に記載の方法。
前記還元剤が、水素（Ｈ_２）および不活性ガスの混合物を含む請求項１１に記載の方法。
水素ガスが、前記混合物の約１容積％から約５容積％を占める請求項１６に記載の方法。
前記不活性ガスが、窒素（Ｎ_２）およびアルゴン、ならびにそれらの組み合わせからなる群から選択される請求項１６に記載の方法。
汚染物がそこに吸着される前の吸着剤が、少なくとも１種の混合金属酸化物を含む混合物を含み、前記混合金属酸化物が、銅（Ｃｕ）および酸化亜鉛（ＺｎＯ）；鉄（Ｆｅ）および酸化マンガン（ＭｎＯ_ｘ）；酸化ニッケル（ＮｉＯ）および酸化チタン（ＴｉＯ_ｘ）；酸化パラジウム（ＰｄＯ_ｘ）および酸化セリウム（ＣｅＯ_ｘ）；酸化バナジウム（ＶＯ_ｘ）；ニッケル（Ｎｉ）および酸化ニッケル（ＮｉＯ）；ならびに酸化鉄（Ｆｅ_ｘＯ_ｙ）からなる群から選択される、請求項９に記載の方法。
汚染物がそこに吸着される前の吸着剤が、少なくとも１種の混合金属酸化物を含む混合物を含み、該混合金属酸化物が、鉄（Ｆｅ）および酸化マンガン（ＭｎＯ_ｘ）；酸化ニッケル（ＮｉＯ）および酸化チタン（ＴｉＯ_ｘ）；酸化パラジウム（ＰｄＯ_ｘ）および酸化セリウム（ＣｅＯ_ｘ）；酸化バナジウム（ＶＯ_ｘ）；ニッケル（Ｎｉ）および酸化ニッケル（ＮｉＯ）；ならびに酸化鉄（Ｆｅ_ｘＯ_ｙ）からなる群から選択される、請求項９に記載の方法。
汚染物がそこに吸着される前の吸着剤が、少なくとも１種の混合金属酸化物を含む混合物を含み、ここで前記１種の混合金属酸化物が、少なくとも２種の異なる酸化状態を有する金属の酸化物を含み、該金属がニッケル、バナジウムおよび鉄からなる群から選択され；２種以上の金属が異なる酸化状態で存在し、該金属は鉄およびマンガンからなる群から選択され；あるいは２種以上の金属が異なる配位数、配位子型、もしくは配位数および配位子型の両方を有し、該金属はニッケル、チタン、パラジウムおよびセリウムからなる群から選択される、請求項９に記載の方法。
二層精製装置の第１層内での請求項１および請求項５のいずれかに記載の方法によるＣＯ_２の精製、
同時に行う、前のステップにおけるＣＯ_２の精製の間に、請求項８に記載の方法による、前記二層精製装置の第２層における吸着剤の再生、その後、
請求項１１に記載の方法による第１層の吸着剤の再生と同時に行われる、請求項１１に記載の方法による吸着剤の再生の完了後の、前記第２層内での請求項１および請求項５のいずれかに記載の方法によるＣＯ_２の精製、および
連続精製のために前記ステップを繰り返すこと
を含む二酸化炭素（ＣＯ_２）の連続精製法。