JP2006345003A - 半導体装置およびその作製方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ガラス基板上に第1の絶縁膜、島状の結晶性珪素膜、ゲイト絶縁層、ゲイト電極、第1の配線、ゲイト電極及び第2の絶縁膜を形成し、第2の絶縁膜及びゲイト絶縁層をエッチングしてゲイト電極及び第1の配線の側面に側壁を形成するとともに、島状の結晶性珪素膜のソース領域及びドレイン領域を露出し、ゲイト電極、第1の配線、側壁、島状の結晶性珪素膜及び第1の絶縁膜上に金属層を形成し、ソース領域及びドレイン領域と、金属層とを反応させて島状の結晶性珪素膜の側面から上面にわたって密着したシリサイド層を形成し、金属層をエッチングして、ソース領域又はドレイン領域の一方のシリサイド層と第1の配線とを接合する第2の配線を形成する。
【選択図】図1
Description
このような問題のうち後者を解決する方法としては、TFTのソース、ドレインに相当する部分のほとんどをシリサイドとしてしまう方法が提案されている。図2を用いてその例を説明する。
そして、熱アニール、ラピッド・サーマル・アニール、光アニール等の手段により、金属層29と活性層22を界面で反応させ、シリサイド層30および31が得られる。シリサイド層は図に示すように活性層の底部にまで到達するまで反応させても、途中でとまる程度に反応させてもよい。いずれにせよ、金属層29と活性層22の接触部分から反応が進行するので、側壁28の下部のソース、ドレインは半導体のままである。(図2(D))
最後に、公知の多層配線技術を用い、層間絶縁物33上に上層の配線34、35を形成する。上層の配線はシリサイド層30および31とコンタクト32aおよび32bをそれぞれ形成し、また、ゲイト配線25とコンタクト32cを形成する。
図2の例では、異方性エッチングによる側壁を用いる場合を示したが、他に、特開平7−169974、同7−169975、同7−218932等に開示されるようにゲイト電極の陽極酸化技術を用いてもよい。
ゲイト電極と、ゲイト電極よりも幅の広いゲイト絶縁膜と、
活性層中に形成されたN型もしくはP型の1対の不純物領域と、
ゲイト絶縁膜に対して自己整合的に形成された1対のシリサイド層と、
シリサイド層に密着し、かつ、選択的に設けられた金属層と、
を有し、シリサイド層は、金属層を構成する金属元素と珪素を主成分とする(本発明1)。
ゲイト電極より上の層には上層配線が設けられ、これと金属層とが少なくとも1つのコンタクトを有してもよい(本発明2)。例えば、上層配線とTFTのソース、ドレイン(シリサイド層)の間のコンタクトはかくするとよい。特に、図2で示した従来の例で問題となった極めて薄いシリサイド層と上層配線間のコンタクト不良を防ぐ上で効果的である。
一般的にゲイト電極・配線とソース、ドレインの配線とは層間絶縁物を隔てて形成されるので、その間のコンタクトを取るには、かならず、コンタクトホールが必要であったが、上記のように、ゲイト配線とソース、ドレインとの接続にコンタクトホールが不要となれば、回路配置上、有利なことは言うまでもない。
なお、金属層の材料には、チタン、モリブテン、タングステン、白金、クロム、コバルトから選ばれた元素を主成分とするとよい。
(1)活性層上にゲイト絶縁層とゲイト電極を形成する工程
(2)ゲイト絶縁層をエッチングして、ゲイト電極より幅の広いゲイト絶縁膜を形成する工程
(3)活性層に密着した金属層を形成する工程
(4)活性層と金属層を反応させてゲイト絶縁膜に対して自己整合的にシリサイド層を形成する工程
(5)金属層を選択的にエッチングする工程
前記金属層に密着して、前記金属層の材料よりも抵抗率の小さな材料の別の金属層を形成する工程
を設けると良いが、例えば、アルミニウムのような耐熱性の低い金属を用いる倍には、高温を伴う工程(4)は避ける方がよい。したがって、上記の工程は工程(4)と工程(5)の間に設けるとよい。
工程(2)においては、ゲイト配線も露呈されるような構成にすると、金属層がゲイト配線と接合を形成するので、適当な選択的エッチングにより、本発明3の構成を得ることができる。
(6)層間絶縁物を形成する工程
(7)層間絶縁物をエッチングして金属層に達するコンタクトホールを形成する工程
(8)コンタクトホールを介して金属層とコンタクトする上層の配線を形成する工程
(1)マスク合わせの問題が無い。
(2)コンタクト形成の際の諸問題がない。
といった有用性を得ることができる。かくして、TFTおよび半導体回路の特性、歩留り、信頼性、生産性を向上させることができる。
次に、Ti(チタン)の膜を成膜する。本実施例では厚さ3000〜6000ÅのTi膜9をスパッタリング法によって全面に形成する。(図1(C))
図では、シリサイド層10、11は活性層の底部に達する状態に描かれているが、反応を途中で止めて、図6に示すように、シリサイド層が活性層の底に到達しない構造としてもよい。いずれでも本質的な違いはない。(図6)
そして、熱アニールにより、Tiと活性層(珪素) を反応させ、シリサイド層50、51をソース46、ドレイン47に形成する。(図3(D))
さらに、全面に厚さ6000〜10000Åのアルミニウム膜52をスパッタ法で堆積する。(図3(E))
さらに、実施例1と同様に、多層配線技術により、上層の配線を設けてもよい。
さらに、Ti(チタン)の膜を成膜する。本実施例では、厚さ3000〜6000ÅのTi膜71をスパッタリング法によって全面に形成する。(図4(C))
この後、Ti膜を選択的にエッチングする。Tiのエッチング条件は実施例1と同じとする。上記の工程の結果、ソース69(シリサイド72)にコンタクト76aで接合する配線74およびドレイン70(シリサイド73)にコンタクト76bで接合する配線75を得る。配線75はコンタクト76cにおいてゲイト配線65とも接合する。(図4(E))
本実施例では、図7に示すように、シリサイド層72、73が活性層の底部に到達しないようにしてもよい。また、図4では明らかでないが、いずれにしても、図7に示すように、低濃度N型不純物領域66とシリサイド層72の間には、ソース(高濃度不純物領域)69が残存する。ドレイン近傍も同様である。このような構造はソース、ドレイン近傍の電界強度を低減する上で効果的である。(図7)
次に、N型の導電型を付与するための不純物P(燐)をイオン注入法により、活性層82をドーピングする。この際、ゲイト電極84a、85aがマスクとなり、自己整合的に不純物領域86、87、88が形成される。(図5(C))
この後、Ti膜を選択的にエッチングする。Tiのエッチング条件は実施例1と同じとする。上記の工程の結果、配線93、94を得る。(図5(E))
さらに、実施例1と同様に、多層配線技術により、層間絶縁物95を堆積し、これにコンタクトホールを形成し、配線96、97を設ける。(図5(F))
さらに、Ti(チタン)の膜を成膜する。本実施例では、厚さ3000〜6000ÅのTi膜129をスパッタリング法によって全面に形成する。(図9(B))
この後、Ti膜を選択的にエッチングし、配線133、134を得る。(図9(C))
次に、ゲイト絶縁膜123a、123bの一部(図に示すように、低濃度不純物領域127に重なる部分)をエッチングする。(図9(D))
特に本実施例では、中央の不純物領域の抵抗率を高濃度不純物のドーピングにより低下させることで、直列抵抗を減らすことに特徴がある。また、図9では、明らかではないが、図10に拡大して示すように、TFTの両端のシリサイド層130、132と低濃度不純物漁期126、128の間には、高濃度不純物領域136が残存する。このような構造はソース、ドレイン近傍の電界強度を低減する上で効果的である。(図10)
2・・・・・珪素半導体膜(活性層)
3・・・・・酸化珪素膜(ゲイト絶縁層)
3a、3b・ゲイト絶縁膜
4・・・・・ゲイト電極
5・・・・・ゲイト配線
6・・・・・ソース
7・・・・・ドレイン
8・・・・・側壁
9・・・・・Ti膜
10、11・・シリサイド層
12、13・・配線
14・・・・・コンタクト部分
15・・・・・コンタクトホール
16・・・・・層間絶縁物
17、18・・上層配線
Claims (13)
- ガラス基板上に第1の絶縁膜を形成し、
前記第1の絶縁膜上に結晶性珪素膜を形成し、
前記結晶性珪素膜を島状にエッチングして島状の結晶性珪素膜を形成し、
前記島状の結晶性珪素膜上にゲイト絶縁層を形成し、
前記ゲイト絶縁層上にゲイト電極及び前記ゲイト電極と同じ層でなる第1の配線を形成し、
前記ゲイト電極をマスクとして前記島状の結晶性珪素膜に不純物をドーピングしてソース領域及びドレイン領域を形成し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線及び前記ゲイト絶縁層上に第2の絶縁膜を形成し、
前記第2の絶縁膜及び前記ゲイト絶縁層をエッチングして前記ゲイト電極及び前記第1の配線の側面に側壁を形成するとともに、前記ソース領域及び前記ドレイン領域を露出し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線、前記側壁、前記島状の結晶性珪素膜及び前記第1の絶縁膜上に金属層を形成し、
前記ソース領域及び前記ドレイン領域と、前記金属層とを反応させて前記島状の結晶性珪素膜の側面から上面にわたって密着したシリサイド層を形成し、
前記金属層をエッチングして、前記ソース領域又は前記ドレイン領域の一方の前記シリサイド層と前記第1の配線とを接合する第2の配線を形成することを特徴とする半導体装置の作製方法。 - ガラス基板上に第1の絶縁膜を形成し、
前記第1の絶縁膜上に結晶性珪素膜を形成し、
前記結晶性珪素膜を島状にエッチングして島状の結晶性珪素膜を形成し、
前記島状の結晶性珪素膜上にゲイト絶縁層を形成し、
前記ゲイト絶縁層上にゲイト電極及び前記ゲイト電極と同じ層でなる第1の配線を形成し、
前記ゲイト電極をマスクとして前記島状の結晶性珪素膜に不純物をドーピングしてソース領域及びドレイン領域を形成し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線及び前記ゲイト絶縁層上に第2の絶縁膜を形成し、
前記第2の絶縁膜及び前記ゲイト絶縁層をエッチングして前記ゲイト電極及び前記第1の配線の側面に側壁を形成するとともに、前記ソース領域及び前記ドレイン領域を露出し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線、前記側壁、前記島状の結晶性珪素膜及び前記第1の絶縁膜上に金属層を形成し、
前記ソース領域及び前記ドレイン領域と、前記金属層とを反応させて前記島状の結晶性珪素膜の側面から上面にわたって密着したシリサイド層を形成し、
前記金属層をエッチングして、前記ソース領域又は前記ドレイン領域の一方の前記シリサイド層と前記第1の配線とを接合する第2の配線を形成し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線、前記側壁、前記島状の結晶性珪素膜及び前記第2の配線上に層間絶縁膜を形成し、
前記層間絶縁膜に、前記シリサイド層及び前記第1の配線と重ならないように前記シリサイド層と前記第1の配線との間にコンタクトホールを形成し、
前記層間絶縁膜上に前記コンタクトホールを介して前記第2の配線と接する第3の配線を形成することを特徴とする半導体装置の作製方法。 - ガラス基板上に第1の絶縁膜を形成し、
前記に第1の絶縁膜上に島状の結晶性珪素膜を形成し、
前記島状の結晶性珪素膜を覆うようにゲイト絶縁層を形成し、
前記ゲイト絶縁層上にゲイト電極及びゲイト電極と同じ層でなる第1の配線を形成し、
前記ゲイト電極をマスクとして前記島状の結晶性珪素膜に低濃度の不純物をドーピングして低濃度不純物領域を形成し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線及び前記ゲイト絶縁層上に第2の絶縁膜を形成し、
前記第2の絶縁膜及び前記ゲイト絶縁層をエッチングして前記ゲイト電極及び前記第1の配線の側面に側壁を形成するとともに、前記低濃度不純物領域を露出し、
前記ゲイト電極及び前記側壁をマスクとして前記低濃度不純物領域に高濃度の不純物をドーピングしてソース領域及びドレイン領域となる高濃度不純物領域を形成し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線、前記側壁、前記島状の結晶性珪素膜及び前記第1の絶縁膜上に金属層を形成し、
前記高濃度不純物領域と、前記金属層とを反応させて前記島状の結晶性珪素膜の側面から上面にわたって密着したシリサイド層を形成し、
前記金属層をエッチングして、前記高濃度不純物領域の一方の前記シリサイド層と前記第1の配線とを接合する第2の配線を形成することを特徴とする半導体装置の作製方法。 - ガラス基板上に第1の絶縁膜を形成し、
前記に第1の絶縁膜上に島状の結晶性珪素膜を形成し、
前記島状の結晶性珪素膜を覆うようにゲイト絶縁層を形成し、
前記ゲイト絶縁層上にゲイト電極及びゲイト電極と同じ層でなる第1の配線を形成し、
前記ゲイト電極をマスクとして前記島状の結晶性珪素膜に低濃度の不純物をドーピングして低濃度不純物領域を形成し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線及び前記ゲイト絶縁層上に第2の絶縁膜を形成し、
前記第2の絶縁膜及び前記ゲイト絶縁層をエッチングして前記ゲイト電極及び前記第1の配線の側面に側壁を形成するとともに、前記低濃度不純物領域を露出し、
前記ゲイト電極及び前記側壁をマスクとして前記低濃度不純物領域に高濃度の不純物をドーピングしてソース領域及びドレイン領域となる高濃度不純物領域を形成し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線、前記側壁、前記島状の結晶性珪素膜及び前記第1の絶縁膜上に金属層を形成し、
前記高濃度不純物領域と、前記金属層とを反応させて前記島状の結晶性珪素膜の側面から上面にわたって密着したシリサイド層を形成し、
前記金属層をエッチングして、前記高濃度不純物領域の一方の前記シリサイド層と前記第1の配線とを接合する第2の配線を形成し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線、前記側壁、前記島状の結晶性珪素膜及び前記第2の配線上に層間絶縁膜を形成し、
前記層間絶縁膜に、前記シリサイド層及び前記第1の配線と重ならないように前記シリサイド層と前記第1の配線との間にコンタクトホールを形成し、
前記層間絶縁膜上に前記コンタクトホールを介して前記第2の配線と接する第3の配線を形成することを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一において、前記金属層は、チタン、モリブデン、タングステン、白金、クロム、コバルトから選ばれた元素を主成分とすることを特徴とする半導体装置の作製方法。
- ガラス基板上に第1の絶縁膜を形成し、
前記第1の絶縁膜上に結晶性珪素膜を形成し、
前記結晶性珪素膜を島状にエッチングして島状の結晶性珪素膜を形成し、
前記島状の結晶性珪素膜上にゲイト絶縁層を形成し、
前記ゲイト絶縁層上にゲイト電極及びゲイト電極と同じ層でなる第1の配線を形成し、
前記ゲイト電極をマスクとして前記島状の結晶性珪素膜に不純物をドーピングしてソース領域及びドレイン領域を形成し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線及び前記ゲイト絶縁層上に第2の絶縁膜を形成し、
前記第2の絶縁膜及び前記ゲイト絶縁層をエッチングして前記ゲイト電極及び前記第1の配線の側面に側壁を形成するとともに、前記ソース領域及び前記ドレイン領域を露出し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線、前記側壁、前記島状の結晶性珪素膜及び前記第1の絶縁膜上に第1の金属層を形成し、
前記ソース領域及び前記ドレイン領域と、前記第1の金属層とを反応させて前記島状の結晶性珪素膜の側面から上面にわたって密着したシリサイド層を形成し、
前記第1の金属層上に該第1の金属層よりも抵抗率の小さな第2の金属層を形成し、
前記第1の金属層及び前記第2の金属層をエッチングして、前記ソース領域又は前記ドレイン領域の一方に形成された前記シリサイド層と前記第1の配線とを接合する第2の配線を形成することを特徴とする半導体装置の作製方法。 - ガラス基板上に第1の絶縁膜を形成し、
前記第1の絶縁膜上に結晶性珪素膜を形成し、
前記結晶性珪素膜を島状にエッチングして島状の結晶性珪素膜を形成し、
前記島状の結晶性珪素膜上にゲイト絶縁層を形成し、
前記ゲイト絶縁層上にゲイト電極及びゲイト電極と同じ層でなる第1の配線を形成し、
前記ゲイト電極をマスクとして前記島状の結晶性珪素膜に不純物をドーピングしてソース領域及びドレイン領域を形成し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線、及び前記ゲイト絶縁層上に第2の絶縁膜を形成し、
前記第2の絶縁膜及び前記ゲイト絶縁層をエッチングして前記ゲイト電極及び前記第1の配線の側面に側壁を形成するとともに、前記ソース領域及び前記ドレイン領域を露出し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線、前記側壁、前記島状の結晶性珪素膜及び前記第1の絶縁膜上に第1の金属層を形成し、
前記ソース領域及び前記ドレイン領域と、前記第1の金属層とを反応させて前記島状の結晶性珪素膜の側面から上面にわたって密着したシリサイド層を形成し、
前記第1の金属層上に該第1の金属層よりも抵抗率の小さな第2の金属層を形成し、
前記第1の金属層及び前記第2の金属層をエッチングして、前記ソース領域又は前記ドレイン領域の一方に形成された前記シリサイド層と前記第1の配線とを接合する第2の配線を形成し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線、前記側壁、前記島状の結晶性珪素膜及び前記第2の配線上に層間絶縁膜を形成し、
前記層間絶縁膜に、前記シリサイド層及び前記第1の配線と重ならないように前記シリサイド層と前記第1の配線との間にコンタクトホールを形成し、
前記層間絶縁膜上に前記コンタクトホールを介して前記第2の配線と接する第3の配線を形成することを特徴とする半導体装置の作製方法。 - ガラス基板上に第1の絶縁膜を形成し、
前記第1の絶縁膜上に結晶性珪素膜を形成し、
前記結晶性珪素膜を島状にエッチングして島状の結晶性珪素膜を形成し、
前記島状の結晶性珪素膜上にゲイト絶縁層を形成し、
前記ゲイト絶縁層上にゲイト電極及びゲイト電極と同じ層でなる第1の配線を形成し、
前記ゲイト電極をマスクとして前記島状の結晶性珪素膜に不純物をドーピングしてソース領域及びドレイン領域を形成し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線及び前記ゲイト絶縁層上に第2の絶縁膜を形成し、
前記第2の絶縁膜及び前記ゲイト絶縁層をエッチングして前記ゲイト電極及び前記第1の配線の側面に側壁を形成するとともに、前記ソース領域及び前記ドレイン領域を露出し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線、前記側壁、前記島状の結晶性珪素膜及び前記第1の絶縁膜上に第1の金属層を形成し、
前記ソース領域及び前記ドレイン領域と、前記第1の金属層とを反応させて前記島状の結晶性珪素膜の側面から上面にわたって密着したシリサイド層を形成し、
前記第1の金属層上に該第1の金属層よりも抵抗率の小さな第2の金属層を形成し、
前記第2の金属層をエッチングし、
前記エッチングされた第2の金属層をマスクとして前記第1の金属層をエッチングし、前記エッチングされた第2の金属層の側面をエッチングして、前記ソース領域又は前記ドレイン領域の一方に形成された前記シリサイド層と前記第1の配線とを接合する第2の配線を形成することを特徴とする半導体装置の作製方法。 - ガラス基板上に第1の絶縁膜を形成し、
前記第1の絶縁膜上に結晶性珪素膜を形成し、
前記結晶性珪素膜を島状にエッチングして島状の結晶性珪素膜を形成し、
前記島状の結晶性珪素膜上にゲイト絶縁層を形成し、
前記ゲイト絶縁層上にゲイト電極及びゲイト電極と同じ層でなる第1の配線を形成し、
前記ゲイト電極をマスクとして前記島状の結晶性珪素膜に不純物をドーピングしてソース領域及びドレイン領域を形成し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線、及び前記ゲイト絶縁層上に第2の絶縁膜を形成し、
前記第2の絶縁膜及び前記ゲイト絶縁層をエッチングして前記ゲイト電極及び前記第1の配線の側面に側壁を形成するとともに、前記ソース領域及び前記ドレイン領域を露出し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線、前記側壁、前記島状の結晶性珪素膜及び前記第1の絶縁膜上に第1の金属層を形成し、
前記ソース領域及び前記ドレイン領域と、前記第1の金属層とを反応させて前記島状の結晶性珪素膜の側面から上面にわたって密着したシリサイド層を形成し、
前記第1の金属層上に該第1の金属層よりも抵抗率の小さな第2の金属層を形成し、
前記第2の金属層をエッチングし、
前記エッチングされた第2の金属層をマスクとして前記第1の金属層をエッチングし、前記エッチングされた第2の金属層の側面をエッチングして、前記ソース領域又は前記ドレイン領域の一方に形成された前記シリサイド層と前記第1の配線とを接合する第2の配線を形成し、
前記ゲイト電極、前記第1の配線、前記側壁、前記島状の結晶性珪素膜及び前記第2の配線上に層間絶縁膜を形成し、
前記層間絶縁膜に、前記シリサイド層及び前記第1の配線と重ならないように前記シリサイド層と前記第1の配線との間にコンタクトホールを形成し、
前記層間絶縁膜上に前記コンタクトホールを介して前記第2の配線と接する第3の配線を形成することを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 請求項6乃至請求項9のいずれか一において、前記第1の金属層は、チタン、モリブデン、タングステン、白金、クロム、コバルトから選ばれた元素を主成分とすることを特徴とする半導体装置の作製方法。
- 請求項6乃至請求項10のいずれか一において、前記第2の金属層は、アルミニウム膜であることを特徴とする半導体装置の作製方法。
- 請求項1乃至請求項11のいずれか一において、前記第1の絶縁膜は、酸化珪素膜であることを特徴とする半導体装置の作製方法。
- 請求項1乃至請求項12のいずれか一において、前記第2の絶縁膜は、酸化珪素膜であることを特徴とする半導体装置の作製方法。
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