JP2006306149A - エアバッグ及びエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部が第1室と第2室とに区画されたエアバッグにおいて、エアバッグの膨張時に第2室を速やかに膨張させる。
【解決手段】インナーパネル22A,22Bにより、エアバッグ10の内部が第1室1と第2室2とに区画される。インナーパネル22A,22Bの外周縁部同士がテアシーム23Bによって縫合されている。インナーパネル22A,22Bの外周からそれぞれ張出部60,61が突設され、この張出部60,61同士がシーム23Cにより縫合されている。第1室1内が所定圧に達するまでは、第1インナーパネル22A及び第2インナーパネル22Bの連続体によりエアバッグ10の厚みが比較的小さくされている。第1室1内が所定圧に達すると、テアシーム23Bが破断してインナーパネル22A,22B同士が分離し、エアバッグ10の厚みが増大する。
【選択図】図1

Description

本発明は、好適には自動車のステアリングに設けられ、衝突等の緊急時に膨張して人体を保護するためのエアバッグに関する。
自動車の衝突時等の緊急時に乗員を保護するために、運転席用エアバッグ装置等の種々のエアバッグ装置が用いられている。運転席用エアバッグ装置は、乗員側のフロントパネルと反対側のリヤパネルとの周縁部を縫い合わせることにより形成されたエアバッグを有する。リヤパネルの中央には、インフレータの先端側を受け入れるためのインフレータ係合用開口が設けられる。この開口の周囲がボルトやピン、リベットなどによってリテーナに取り付けられている。このリヤパネルには、運転席乗員がエアバッグに突っ込んできたときにバッグ内の気体を逃がして衝撃を吸収するためのベントホールが設けられている。
特開平1−311930号公報、特開平10−81191号公報には、リヤパネルのインフレータ用開口とフロントパネルとの間に架け渡されるようにインナーパネル(特開平1−311930号公報では「内側気体袋」と称している。)を設け、エアバッグ内を中央の第1室と周囲の第2室とに区画したエアバッグが記載されている。この内側気体袋には該第1室と第2室とを連通する連通口が設けられている。インフレータが作動すると、まず第1室が膨張し、それに引き続いて第2室が膨張する。
特開平1−311930号公報、 特開平10−81191号公報
本発明は、このようにフロントパネルに連なるインナーパネルによって内部が第1室と第2室とに区画されたエアバッグにおいて、エアバッグの膨張時に第2室を速やかに膨張させることを目的とする。
請求項1のエアバッグは、ガス発生器からのガスにより膨張するエアバッグであって、乗員側に配置されるフロントパネル及び乗員と反対側に配置されるリヤパネルを有し、該フロントパネル及びリヤパネルは、それらの周縁部同士が結合されており、該リヤパネルの中央には、ガス発生器用の開口が設けられ、該エアバッグ内を中央の第1室と、該第1室を取り囲む第2室とに区画するインナーパネルが配置されており、該インナーパネルに、該第1室と第2室とを連通する連通口が設けられているエアバッグにおいて、該インナーパネルは、フロントパネル側の第1インナーパネルとリヤパネル側の第2インナーパネルとからなり、該第1インナーパネルと第2インナーパネルは、それぞれ外周から張り出す張出部を有しており、該第1インナーパネルの中央部又はその近傍がフロントパネルに結合されており、該第1インナーパネルの周縁部が第2インナーパネルの周縁部に結合手段によって結合されており、該第2インナーパネルの中央部には、該リヤパネルの開口と略同心状に配置される開口が設けられており、該結合手段は、第1室内のガス圧が所定圧に達するまでは該第1インナーパネルと第2インナーパネルの周縁部同士を結合している低強度の第1結合手段と、該第1インナーパネル及び第2インナーパネルの張出部同士を結合している高強度の第2結合手段とを備えてなり、該第1結合手段は、該第1室内のガス圧が所定圧以上になると結合を解除するものであることを特徴とする。
請求項2のエアバッグは、ガス発生器からのガスにより膨張するエアバッグであって、乗員側に配置されるフロントパネル及び乗員と反対側に配置されるリヤパネルを有し、該フロントパネル及びリヤパネルは、それらの周縁部同士が結合されており、該リヤパネルの中央には、ガス発生器用の開口が設けられ、該エアバッグ内を中央の第1室と、該第1室を取り囲む第2室とに区画するインナーパネルが配置されており、該インナーパネルに、該第1室と第2室とを連通する連通口が設けられているエアバッグにおいて、該インナーパネルは、フロントパネル側の第1インナーパネルとリヤパネル側の第2インナーパネルとからなり、該第1インナーパネルの中央部又はその近傍がフロントパネルに結合されており、該第1インナーパネルの周縁部が第2インナーパネルの周縁部に低強度の結合手段によって結合されており、該第2インナーパネルの中央部には、該リヤパネルの開口と略同心状に配置される開口が設けられており、エアバッグ内には、該フロントパネルとリヤパネルとを連結したテザー部材が設けられており、該結合手段は、第1室内のガス圧が所定圧に達するまでは該フロントパネルとリヤパネルとの間隔が比較的小さくなるように該第1インナーパネルと第2インナーパネルとを結合しており、該テザー部材は、該フロントパネルとリヤパネルとの間隔が比較的大きくなるように該フロントパネルとリヤパネルとを連結しており、該結合手段は、該第1室内のガス圧が所定圧以上になると結合を解除するものであることを特徴とする。
請求項3のエアバッグは、ガス発生器からのガスにより膨張するエアバッグであって、乗員側に配置されるフロントパネル及び乗員と反対側に配置されるリヤパネルを有し、該フロントパネル及びリヤパネルは、それらの周縁部同士が結合されており、該リヤパネルの中央には、ガス発生器用の開口が設けられ、該エアバッグ内を中央の第1室と、該第1室を取り囲む第2室とに区画するインナーパネルが配置されており、該インナーパネルに、該第1室と第2室とを連通する連通口が設けられているエアバッグにおいて、該インナーパネルは、フロントパネル側の第1インナーパネルとリヤパネル側の第2インナーパネルとからなり、該第1インナーパネルの中央部又はその近傍がフロントパネルに結合されており、該第1インナーパネルの周縁部が第2インナーパネルの周縁部に結合手段によって結合されており、該第2インナーパネルの中央部には、該リヤパネルの開口と略同心状に配置される開口が設けられており、エアバッグ内には、該フロントパネルとリヤパネルとを連結したテザー部材が設けられており、該結合手段は、該フロントパネルとリヤパネルとの間隔が比較的小さくなるように該第1インナーパネルと第2インナーパネルとを結合しており、該テザー部材は、該フロントパネルとリヤパネルとの間隔が比較的大きくなるように該フロントパネルとリヤパネルとを連結しており、該第1インナーパネル又は第2インナーパネルには、第1室内のガス圧が所定圧に達すると破断して該第1インナーパネル又は第2インナーパネルをフロントパネル側とリヤパネル側とに分裂させる低強度部が設けられていることを特徴とする。
請求項4のエアバッグは、請求項1ないし3のいずれか1項において、前記第1インナーパネルと第2インナーパネルの周縁部同士は部分的に非結合となっており、この非結合部分を介して前記第1室と第2室とが連通していることを特徴とする。
請求項5のエアバッグ装置は、エアバッグと、ガス噴出口を有するガス発生器とを備えたエアバッグ装置であって、該ガス発生器は、少なくともその先端側がエアバッグ内に配置され、且つ前記ガス噴出口が該エアバッグ内に配置されているエアバッグ装置において、該エアバッグは請求項1ないし4のいずれか1項に記載のエアバッグであることを特徴とする。
本発明のエアバッグ及びエアバッグ装置にあっては、エアバッグ膨張時にまず第1室が膨張し、この第1室から連通口を介して第2室にガスが流出して第2室が膨張する。この第1室内が所定圧に達するまでは、第1インナーパネル及び第2インナーパネルの連続体によってエアバッグのフロントパネルがリヤパネル側へ引き留められ、該フロントパネルとリヤパネルとの間隔即ちエアバッグの厚みが比較的小さくなっている。そのため、エアバッグ膨張初期の段階においては第2室の容積も比較的小さなものとなっており、第2室は第1室からのガスにより速やかに高内圧となる。この結果、第2室の膨張が早期化される。
請求項1,2のエアバッグにあっては、第1室内が所定圧に達すると、低強度の結合手段(請求項1においては第1結合手段)による結合が解除されて第1インナーパネルと第2インナーパネルとが分離し、エアバッグの厚みが増大する。請求項3のエアバッグにあっては、第1室内が所定圧に達すると、低強度部が破断して第1インナーパネル又は第2インナーパネルがフロントパネル側とリヤパネル側とに分裂し、エアバッグの厚みが増大する。これにより、膨張したエアバッグによって乗員に加えられる衝撃が十分に吸収される。
なお、エアバッグの厚みが十分なものとなると、請求項1では、フロントパネルとリヤパネルとの間で第1インナーパネル及び第2インナーパネルの張出部同士の連続体がピンと張り、該フロントパネルのそれ以上の乗員側への膨出が停止する。また、請求項2,3では、フロントパネルとリヤパネルとの間でテザー部材がピンと張り、該フロントパネルのそれ以上の乗員側への膨出が停止する。これにより、エアバッグが乗員側へ向って過度に突出するように膨張することが防止される。
本発明では、このようにエアバッグ膨張途中時に第1インナーパネルと第2インナーパネルとの連続体によりフロントパネルの乗員側への膨らみ出しが一旦停止されるため、該フロントパネルの乗員側への移動速度が比較的緩やかなものとなる。これにより、該フロントパネルに対し乗員が比較的ソフトに接触するようになる。
また、本発明では、この第1インナーパネルと第2インナーパネルとの分離(請求項1,2)、或いは第1インナーパネル又は第2インナーパネルの分裂(請求項3)により、第1室と第2室との隔壁が消失するため、膨張完了したエアバッグ全体の内圧が略均一なものとなる。
本発明では、請求項4の通り、第1インナーパネルと第2インナーパネルの周縁部同士を部分的に非結合とすることにより、きわめて簡易に第1室と第2室との連通口を構成することができる。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
第1図及び第2図は請求項1の実施の形態に係る自動車の運転席用エアバッグ及びエアバッグ装置の断面図であり、第1図はエアバッグ膨張途中時を示し、第2図はエアバッグ膨張完了時を示している。第3図はこのエアバッグ及びエアバッグ装置の分解斜視図であり、第4図は第1インナーパネルと第2インナーパネルとの結合構造を示す斜視図である。
このエアバッグ10は、それぞれ略円形の織布よりなるフロントパネル12、リヤパネル14及び第1インナーパネル22A、第2インナーパネル22Bを備えている。このフロントパネル12とリヤパネル14は同一直径のものであり、それらの外周縁部同士が糸等よりなるシーム15によって縫合されることにより、袋体状とされている。この縫合部は、フロントパネル12及びリヤパネル14の外周に沿って周回した円環状となっている。なお、このシーム15は、エアバッグ10内が所定圧以上となっても破断しない(即ちパネル12,14同士の結合を解除しない)高強度シームである。
リヤパネル14には、インフレータ(ガス発生器)用開口16とベントホール18とが設けられている。このインフレータ用開口16はリヤパネル14の中央に配置されている。このインフレータ用開口16の周囲にはボルト挿通孔20が設けられている。
このエアバッグ10の内部に前記第1インナーパネル22A及び第2インナーパネル22Bが設けられている。この第1及び第2インナーパネル22A,22Bはフロントパネル12及びリヤパネル14と略同心状に配置され、その外周縁部同士が第1の結合手段としてのテアシーム23Bによって縫合されている。この第1及び第2インナーパネル22A,22Bにより、エアバッグ10の内部が中央の第1室1と、該第1室1を取り囲む第2室2とに区画される。第1室1はインナーパネル22A,22Bの内側である。
フロントパネル12側の第1インナーパネル22Aの中央部(エアバッグ10が膨張した状態にあっては、インナーパネル22Aの先端側となる部分)が、該フロントパネル12の中央部に対し、シーム23Aによって縫合されている。
第3図に示すように、テアシーム23Bは、各インナーパネル22A,22Bの外周縁部を周回する円環状縫合(結合)線L,Lに沿って該インナーパネル22A,22B同士を結合している。また、シーム23Aは、インナーパネル22Aの中央部とフロントパネル12の中央部とをそれぞれ周回する円環状縫合線L,Lに沿ってインナーパネル22Aとフロントパネル12とを結合している。
テアシーム23Bは、第1室1内が所定圧以上になると破断してパネル22A,22B同士の結合を解除する低強度シームである。これに対し、シーム23Aは、第1室1内(及びエアバッグ10内)が所定圧となってもパネル22A,12同士の結合を解除しない高強度シームである。
この実施の形態では、インナーパネル22A,22Bの外周からそれぞれ張出部60,61が突設され、この張出部60,61同士が第2結合手段としてのシーム23Cにより縫合されている。なお、該張出部60,61は、この実施の形態では、それぞれインナーパネル22A,22Bの外周から放射方向へ所定長さ延出した紐状ないし帯状のものであり、各々の先端部同士が該シーム23Cにより縫合されている。第3図の線分L,Lは、このシーム23Cによる縫合線を示している。このシーム23Cは、エアバッグ10内が所定圧以上となっても破断しない高強度シームである。
該張出部60,61は、この実施の形態では2個ずつ設けられており、張出部60,60同士及び61,61同士は、それぞれ、インナーパネル22A,22Bの中心を挟んで互いに反対側となる位置関係にて配置されている。ただし、張出部60,61の個数及び配置はこれに限定されない。なお、本発明においては、この張出部60,61の連続体を、フロントパネル12の乗員頭部や胸部との対面予定領域に配置することが好ましい。これにより、エアバッグ10が膨張したときにフロントパネル12が乗員頭部や胸部へ向って過度に突出することが防止される。
この張出部60,61の連続体の長さは、各々の配置位置におけるエアバッグ10の膨張完了時の予定厚み(第2図のようにフロントパネル12とリヤパネル14との間で第1インナーパネル22A、張出部60,61及び第2インナーパネル22Bの連続体がピンと張った状態における該フロントパネル12とリヤパネル14との間隔)に応じて適宜設定される。
該張出部60,61は、それぞれ、インナーパネル22A,22Bと一体に設けられてもよく、別体に設けられて該インナーパネル22A,22Bに縫着等により結合されてもよい。
リヤパネル14側の第2インナーパネル22Bの中央部(エアバッグ10が膨張した状態にあっては、第2インナーパネル22Bの後端側となる部分)には、該リヤパネル14のインフレータ用開口16と略同心状に配置されるインフレータ用開口24が設けられている。これらの開口16,24はほぼ円形となっている。また、このインナーパネル22Bの該開口24の周囲には、リヤパネル14のボルト挿通孔20と重なるボルト挿通孔26が設けられている。
第2インナーパネル22Bには、複数の連通口27が設けられている。この実施の形態では、連通口27は、インフレータ用開口16,24を介して第1室1内に配置される後述のインフレータ36のガス噴出方向の延長線上、即ち該インフレータ36のガス噴出口36aと対峙する位置に形成されている。
なお、開口16,24や連通口27、ベントホール18の周縁部に補強用のパッチ等を取り付けてもよい。
このエアバッグ10を取付けるためのリテーナ30には、中央にインフレータ取付口32が設けられ、その周囲にボルト挿通孔34が設けられている。
インフレータ36は略円柱形状のものであり、その筒軸方向の先端側の側周面にガス噴出口36aが設けられている。この実施の形態では、該ガス噴出口36aは、インフレータ36の周方向に等間隔にて4個設けられている。インフレータ36は、これらのガス噴出口36aから放射方向にガスを噴出するよう構成されている。このインフレータ36の筒軸方向の途中部分(該ガス噴出口36aよりも後端側)の側周面からは、インフレータ固定用のフランジ38が突設されている。該フランジ38には、ボルト挿通孔40が設けられている。このインフレータ36は、該先端側がリテーナ30のインフレータ取付口32に嵌装される。
エアバッグ10をリテーナ30に取り付けるに当っては、第2インナーパネル22Bのインフレータ用開口24の周縁部をリヤパネル14のインフレータ用開口16の周縁部と重ね合わせ、リテーナ30のインフレータ取付口32の周縁部に重ね合わせる。そして、押えリング42のスタッドボルト44を第2インナーパネル22B、リヤパネル14、リテーナ30及びフランジ38の各ボルト挿通孔26,20,34,40に通し、その先端にナット46を締め込むことにより、第2インナーパネル22B、リヤパネル14及びインフレータ36をリテーナ30に固定する。
これにより、第2インナーパネル22Bのインフレータ用開口24の周縁部はリヤパネル14のインフレータ用開口16の周縁部に連なり、第1及び第2インナーパネル22A,22Bの外周縁部同士が連なり、第1インナーパネル22Aの中央部はフロントパネル12に連なったものとなる。
その後、エアバッグ10を折り畳み、このエアバッグ10の折り畳み体を覆うようにモジュールカバー48をリテーナ30に取り付けることにより、エアバッグ装置が構成される。このエアバッグ装置は、自動車のステアリングホイール50に設置される。
このように構成されたエアバッグ装置を搭載した車両の衝突時等には、インフレータ36が作動してエアバッグ10内にガスが噴出する。エアバッグ10は、このガスにより膨出してモジュールカバー48を押し開き、車両室内に展開する。
このエアバッグ10にあっては、まず第1室1が膨張し、この第1室1内のガスが連通口27を通って第2室2内に流入し、第2室2が膨張する。この第1室1内が所定圧に達するまでは、第1インナーパネル22A及び第2インナーパネル22Bの連続体によってフロントパネル12がリヤパネル14側へ引き留められ、該フロントパネル12とリヤパネル14との間隔即ちエアバッグ10の厚みが比較的小さくなっている。そのため、エアバッグ膨張初期の段階においては第2室2の容積も比較的小さなものとなっており、第2室2は第1室1からのガスにより速やかに高内圧となる。この結果、第2室2の膨張が早期化される。
その後、第1室1内が所定圧に達すると、テアシーム23Bが破断して第1インナーパネル22Aと第2インナーパネル22Bとが分離し、エアバッグ10の厚みが増大する。これにより、膨張したエアバッグ10に乗員が突っ込んできた場合に十分に衝撃が吸収される。
なお、このようにエアバッグ膨張途中時に第1インナーパネル22Aと第2インナーパネル22Bとの連続体によりフロントパネル12の乗員側への膨らみ出しが一旦停止されるため、該フロントパネル12の乗員側への移動速度が比較的緩やかなものとなる。これにより、該フロントパネル12に対し乗員が比較的ソフトに接触するようになる。
また、この第1インナーパネル22Aと第2インナーパネル22Bとの分離により、第1室1と第2室2との隔壁が消失するため、膨張完了時においてはエアバッグ10全体の内圧が略均一なものとなる。
このエアバッグ10においては、第1インナーパネル22Aと第2インナーパネル22Bとが分離してエアバッグ10の厚みが十分に増大すると、第2図のように、該第1インナーパネル22A、張出部60,61及び第2インナーパネル22Bの連続体がフロントパネル12とリヤパネル14との間でピンと張った状態となり、該フロントパネル12の乗員側への過度の膨出(突出)が防止される。
なお、このエアバッグ10にあっては、第1室1と第2室2とを連通する連通口27が、該第1室1内に配置されたインフレータ36のガス噴出方向の延長線上、即ち該インフレータ36のガス噴出口36aと対峙するように配置されているので、インフレータ36が作動したときには、該ガス噴出口36aから該連通口27に向かってガスが噴出される。このため、該インフレータ36からのガスは、該連通口27を通って第2室2に流入し易い。これにより、第2室2の膨張が一層早期化される。
第5図及び第6図は請求項3の実施の形態に係る自動車の運転席用エアバッグ及びエアバッグ装置の断面図であり、第5図はエアバッグ膨張途中時を示し、第6図はエアバッグ膨張完了時を示している。第7図はこのエアバッグ及びエアバッグ装置の分解斜視図であり、第8図は第1インナーパネルと第2インナーパネルとの結合構造を示す分解斜視図である。
このエアバッグ10Aは、それぞれ略円形の織布よりなるフロントパネル12、リヤパネル14、第1インナーパネル22C及び第2インナーパネル22Dと、テザー部材70,80とを備えている。この実施の形態でも、該フロントパネル12及びリヤパネル14の外周縁部同士が高強度シーム15によって縫合されることにより、袋状のエアバッグ10Aの外殻が構成され、その内部に該インナーパネル22C,22D及びテザー部材70,80が設けられている。
なお、この実施の形態でも、リヤパネル14には、インフレータ(ガス発生器)用開口16、ベントホール18及びボルト挿通孔20が設けられており、該インフレータ用開口16はリヤパネル14の中央に配置され、ボルト挿通孔20はこのインフレータ用開口16の周囲に配置されている。
テザー部材70は、この実施の形態では、フロントパネル12の中央部に配置された基片部71と、該基片部71の外周から放射方向に延出した紐状ないし帯状の2本のテザー部72,72とを有している。該基片部71は、フロントパネル12及び第1インナーパネル22Cよりも小径の円形の織布よりなり、テザー部72,72は、この基片部71の中心を挟んで互いに反対側となる位置関係にて配置されている。
テザー部材80は、この実施の形態では、リヤパネル14の中央部に配置された基片部81と、該基片部81の外周から放射方向に延出した紐状ないし帯状の2本のテザー部82,82とを有している。該基片部81は、リヤパネル14及び第2インナーパネル22Dよりも小径の円形の織布よりなり、テザー部82,82は、この基片部81の中心を挟んで互いに反対側となる位置関係にて配置されている。該基片部81の中央には、リヤパネル14のインフレータ用開口16と重なるインフレータ用開口83が設けられている。また、この開口83の周囲には、ボルト挿通孔20と重なるボルト挿通孔84が設けられている。
これらのテザー部材70,80の各テザー部72,82の先端部同士がシーム23Dにより縫合されている。第7図の線分L,Lはこのシーム23Dによる縫合線を示している。このシーム23Dは、エアバッグ10A内が所定圧以上となっても破断しない高強度シームである。
該基片部71,81同士の間に前記第1インナーパネル22C及び第2インナーパネル22Dが配置されている。これらのインナーパネル22C,22Dの外周縁部同士が縫合線L,L10(第7図)に沿ってシーム23Eによって縫合されることにより、このインナーパネル22C,22Dの内側に第1室1が形成されている。シーム23Eは、該第1室1内が所定圧となっても破断しない高強度シームである。この実施の形態では、該インナーパネル22C,22Dに張出部は設けられていない。
なお、該シーム23Eはインナーパネル22C,22Dの外周縁部を周回するように延設されているが、この実施の形態では、第8図に示す通り、部分的に該インナーパネル22C,22Dの外周縁部同士がこのシーム23Eによって縫合されていない領域(非結合部分)が存在している。この実施の形態では、この非結合部分が第1室1と第2室2との連通口27Aとなっている。
図示の通り、この実施の形態では2個の連通口27A,27Aが設けられており、これらは、インナーパネル22C,22Dの中心を挟んで互いに反対側となる位置関係にて配置されている。ただし、連通口27Aの個数及び配置はこれに限定されない。また、この実施の形態でも、パネル22C,22D自体に開口を形成するようにして連通口が設けられてもよい。
この実施の形態では、該第1インナーパネル22C、基片部71及びフロントパネル12が略同心状に配置され、該第1インナーパネル22Cの中央部(エアバッグ10Aが膨張した状態にあっては、インナーパネル22Cの先端側となる部分)と基片部71とが共通のシーム23Fによりフロントパネル12の中央部に縫着されている。第7図のL11,L12,L13は、それぞれこのシーム23Fによる縫合線を示している。図示の通り、シーム23Eは、基片部71の周縁部を周回するように延設されている。
リヤパネル14側の第2インナーパネル22Dの中央部(エアバッグ10Aが膨張した状態にあっては、第2インナーパネル22Dの後端側となる部分)には、この実施の形態でも、該リヤパネル14及び基片部81のインフレータ用開口16,83と略同心状に配置されるインフレータ用開口24が設けられており、この開口24の周囲には、ボルト挿通孔20,84と重なるボルト挿通孔26が設けられている。
この実施の形態では、第1インナーパネル22Cに低強度部90が設けられている。この実施の形態では、該低強度部90は、縫合線L,L11同士(即ちシーム23E,23F同士)の間の領域を周回するように延設されたミシン目により構成されている。この低強度部90は、第1室1内が所定圧以上となると破断して、第1インナーパネル22を、該低強度部90よりも中央側(シーム23F側)と外周側(シーム23E側)とに分裂させるよう構成されている。
エアバッグ10Aをリテーナ30に取り付けるに当っては、第2インナーパネル22D及び基片部81のインフレータ用開口24,83の周縁部をそれぞれリヤパネル14のインフレータ用開口16の周縁部と重ね合わせ、リテーナ30のインフレータ取付口32の周縁部に重ね合わせる。そして、押えリング42のスタッドボルト44を第2インナーパネル22D、基片部81、リヤパネル14、リテーナ30及びフランジ38の各ボルト挿通孔26,84,20,34,40に通し、その先端にナット46を締め込むことにより、第2インナーパネル22D、基片部81、リヤパネル14及びインフレータ36をリテーナ30に固定する。
これにより、第2インナーパネル22Dのインフレータ用開口24の周縁部はリアパネル14のインフレータ用開口16の周縁部に連なり、第1及び第2インナーパネル22C,22Dの外周縁部同士が連なり、第1インナーパネル22Cの中央部はフロントパネル12に連なったものとなる。また、テザー部82が基片部81を介してリヤパネル14に連なり、テザー部82,72同士が連なり、テザー部72が基片部71を介してフロントパネル12に連なったものとなる。
なお、該インナーパネル22C,22Dの連続体はフロントパネル12とリヤパネル14との間隔が比較的小さくなるようにこれらを連結し、テザー部72,82の連続体は、該フロントパネル12とリヤパネル14との間隔が比較的大きくなるように(エアバッグ10Aが膨張完了時に予定厚みとなるように)これらを連結するよう構成されている。
このエアバッグ10A及びこのエアバッグ10Aを備えたエアバッグ装置のその他の構成は前述の第1〜4図の実施の形態と同様であり、第5〜8図において第1〜4図と同一の符号は同一の部分を示している。
このエアバッグ10Aにおいても、車両の衝突時等にインフレータ36が作動すると、まず第1室1が膨張し、この第1室1内のガスが連通口27Aを通って第2室2内に流入し、第2室2が膨張する。この第1室1内が所定圧に達するまでは、第1インナーパネル22C及び第2インナーパネル22Dの連続体によってフロントパネル12がリヤパネル14側へ引き留められ、該フロントパネル12とリヤパネル14との間隔即ちエアバッグ10Aの厚みが比較的小さくなっている。そのため、エアバッグ膨張初期の段階においては第2室2の容積も比較的小さなものとなっており、第2室2は第1室1からのガスにより速やかに高内圧となる。この結果、第2室2の膨張が早期化される。
その後、第1室1内が所定圧に達すると、低強度部90が破断して第1インナーパネル22Dがフロントパネル12側とリヤパネル14側とに分裂し、エアバッグ10Aの厚みが増大する。これにより、膨張したエアバッグ10Aに乗員が突っ込んできた場合に十分に衝撃が吸収される。
なお、この実施の形態でも、エアバッグ膨張途中時に第1インナーパネル22Cと第2インナーパネル22Dとの連続体によりフロントパネル12の乗員側への膨らみ出しが一旦停止され、該フロントパネル12の乗員側への移動速度が比較的緩やかなものとなるため、該フロントパネル12に対し乗員が比較的ソフトに接触するようになる。
また、この実施の形態でも、該第1インナーパネル22Cの分裂により、第1室1と第2室2との隔壁が消失するため、膨張完了時においてはエアバッグ10A全体の内圧が略均一なものとなる。
このエアバッグ10Aにおいては、第1インナーパネル22Cが分裂してエアバッグ10Aの厚みが十分に増大すると、第6図のように、テザー部72,82の連続体がフロントパネル12とリヤパネル14との間でピンと張った状態となり、該フロントパネル12の乗員側への過度の膨出(突出)が防止される。
なお、この実施の形態では、各テザー部72,82は、それぞれ基片部71,81を介してフロントパネル12とリヤパネル14とに連結されているが、縫着等により直接的に結合されてもよい。1本物のテザーによりフロントパネル12とリヤパネル14とが連結されてもよい。
この実施の形態では第1インナーパネルに低強度部が設けられているが、第2インナーパネルに低強度部が設けられてもよい。この実施の形態ではミシン目により低強度部が構成されているが、これ以外の手段により低強度部が構成されてもよい。
各インナーパネルに低強度部を設ける代わりに、請求項2のように、第1及び第2インナーパネルの外周縁部同士をテアシームなどの低強度結合手段により結合し、第1室内が所定圧以上となったときにこの低強度結合手段による結合が解除されてインナーパネル同士が分離するよう構成してもよい。
上記の各実施の形態はいずれも本発明の一例を示すものであり、本発明は図示の構成に限定されない。
上記の各実施の形態では、第1インナーパネルの中央部又はその近傍がエアバッグのフロントパネルに対して縫合等(シーム)により直に結合されているが、テザー等の連結部材を介して結合されてもよい。
請求項1の実施の形態に係る自動車の運転席用エアバッグ及びエアバッグ装置のエアバッグ膨張途中時の断面図である。 図1のエアバッグ及びエアバッグ装置のエアバッグ膨張完了時の断面図である。 図1のエアバッグ及びエアバッグ装置の分解斜視図である。 図1のエアバッグの第1インナーパネルと第2インナーパネルとの結合構造を示す斜視図である。 請求項3の実施の形態に係る自動車の運転席用エアバッグ及びエアバッグ装置のエアバッグ膨張途中時の断面図である。 図5のエアバッグ及びエアバッグ装置のエアバッグ膨張完了時の断面図である。 図5のエアバッグ及びエアバッグ装置の分解斜視図である。 図5のエアバッグの第1インナーパネルと第2インナーパネルとの結合構造を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 第1室
2 第2室
10,10A 運転席用エアバッグ装置
12 フロントパネル
14 リヤパネル
16,24,83 インフレータ用開口
18 ベントホール
22A,22C 第1インナーパネル
22B,22D 第2インナーパネル
23A,23C,23D,23E,23F 高強度シーム
23B テアシーム
27,27A 連通口
30 リテーナ
32 インフレータ取付口
36 インフレータ
36a ガス噴出口
42 押えリング
60,61 張出部
70,80 テザー部材
71,81 基片部
72,82 テザー部
90 低強度部

Claims (5)

  1. ガス発生器からのガスにより膨張するエアバッグであって、
    乗員側に配置されるフロントパネル及び乗員と反対側に配置されるリヤパネルを有し、該フロントパネル及びリヤパネルは、それらの周縁部同士が結合されており、
    該リヤパネルの中央には、ガス発生器用の開口が設けられ、
    該エアバッグ内を中央の第1室と、該第1室を取り囲む第2室とに区画するインナーパネルが配置されており、
    該インナーパネルに、該第1室と第2室とを連通する連通口が設けられているエアバッグにおいて、
    該インナーパネルは、フロントパネル側の第1インナーパネルとリヤパネル側の第2インナーパネルとからなり、
    該第1インナーパネルと第2インナーパネルは、それぞれ外周から張り出す張出部を有しており、
    該第1インナーパネルの中央部又はその近傍がフロントパネルに結合されており、
    該第1インナーパネルの周縁部が第2インナーパネルの周縁部に結合手段によって結合されており、
    該第2インナーパネルの中央部には、該リヤパネルの開口と略同心状に配置される開口が設けられており、
    該結合手段は、第1室内のガス圧が所定圧に達するまでは該第1インナーパネルと第2インナーパネルの周縁部同士を結合している低強度の第1結合手段と、該第1インナーパネル及び第2インナーパネルの張出部同士を結合している高強度の第2結合手段とを備えてなり、
    該第1結合手段は、該第1室内のガス圧が所定圧以上になると結合を解除するものであることを特徴とするエアバッグ。
  2. ガス発生器からのガスにより膨張するエアバッグであって、
    乗員側に配置されるフロントパネル及び乗員と反対側に配置されるリヤパネルを有し、該フロントパネル及びリヤパネルは、それらの周縁部同士が結合されており、
    該リヤパネルの中央には、ガス発生器用の開口が設けられ、
    該エアバッグ内を中央の第1室と、該第1室を取り囲む第2室とに区画するインナーパネルが配置されており、
    該インナーパネルに、該第1室と第2室とを連通する連通口が設けられているエアバッグにおいて、
    該インナーパネルは、フロントパネル側の第1インナーパネルとリヤパネル側の第2インナーパネルとからなり、
    該第1インナーパネルの中央部又はその近傍がフロントパネルに結合されており、
    該第1インナーパネルの周縁部が第2インナーパネルの周縁部に低強度の結合手段によって結合されており、
    該第2インナーパネルの中央部には、該リヤパネルの開口と略同心状に配置される開口が設けられており、
    エアバッグ内には、該フロントパネルとリヤパネルとを連結したテザー部材が設けられており、
    該結合手段は、第1室内のガス圧が所定圧に達するまでは該フロントパネルとリヤパネルとの間隔が比較的小さくなるように該第1インナーパネルと第2インナーパネルとを結合しており、該テザー部材は、該フロントパネルとリヤパネルとの間隔が比較的大きくなるように該フロントパネルとリヤパネルとを連結しており、
    該結合手段は、該第1室内のガス圧が所定圧以上になると結合を解除するものであることを特徴とするエアバッグ。
  3. ガス発生器からのガスにより膨張するエアバッグであって、
    乗員側に配置されるフロントパネル及び乗員と反対側に配置されるリヤパネルを有し、該フロントパネル及びリヤパネルは、それらの周縁部同士が結合されており、
    該リヤパネルの中央には、ガス発生器用の開口が設けられ、
    該エアバッグ内を中央の第1室と、該第1室を取り囲む第2室とに区画するインナーパネルが配置されており、
    該インナーパネルに、該第1室と第2室とを連通する連通口が設けられているエアバッグにおいて、
    該インナーパネルは、フロントパネル側の第1インナーパネルとリヤパネル側の第2インナーパネルとからなり、
    該第1インナーパネルの中央部又はその近傍がフロントパネルに結合されており、
    該第1インナーパネルの周縁部が第2インナーパネルの周縁部に結合手段によって結合されており、
    該第2インナーパネルの中央部には、該リヤパネルの開口と略同心状に配置される開口が設けられており、
    エアバッグ内には、該フロントパネルとリヤパネルとを連結したテザー部材が設けられており、
    該結合手段は、該フロントパネルとリヤパネルとの間隔が比較的小さくなるように該第1インナーパネルと第2インナーパネルとを結合しており、該テザー部材は、該フロントパネルとリヤパネルとの間隔が比較的大きくなるように該フロントパネルとリヤパネルとを連結しており、
    該第1インナーパネル又は第2インナーパネルには、第1室内のガス圧が所定圧に達すると破断して該第1インナーパネル又は第2インナーパネルをフロントパネル側とリヤパネル側とに分裂させる低強度部が設けられていることを特徴とするエアバッグ。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記第1インナーパネルと第2インナーパネルの周縁部同士は部分的に非結合となっており、この非結合部分を介して前記第1室と第2室とが連通していることを特徴とするエアバッグ。
  5. エアバッグと、ガス噴出口を有するガス発生器とを備えたエアバッグ装置であって、
    該ガス発生器は、少なくともその先端側がエアバッグ内に配置され、且つ前記ガス噴出口が該エアバッグ内に配置されているエアバッグ装置において、
    該エアバッグは請求項1ないし4のいずれか1項に記載のエアバッグであることを特徴とするエアバッグ装置。
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