JP2004224223A - エアバッグ及びエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インフレータとして容量の小さいものを採用しても、比較的内圧を長時間にわたって高く保つことができるエアバッグ及びエアバッグ装置が提供される。
【解決手段】エアバッグ10の内部に第1及び第2インナーパネル22,24が設けられ、該エアバッグ10の内部が、中央室1、外周フロント室2及び外周リヤ室3に区画されている。中央室1は外周フロント室2と外周リヤ室3の双方に連通している。外周リヤ室3はベントホール18に臨んでいる。外周フロント室2は、中央室1を介してのみ外周リヤ室3に連通している。外周フロント室2内のガスは、中央室1及び外周リヤ室3を介してベントホール18から流出するので、比較的長時間にわたって該外周フロント室2内に保持される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両の衝突等の緊急時に乗員を保護するためのエアバッグ及びエアバッグ装置に係り、特にステアリングに設置される運転席用エアバッグとして好適なエアバッグ及びエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
運転席用のエアバッグ装置としては、リテーナに取り付けられて折り畳まれたエアバッグをモジュールカバーと称されるカバー部材で覆ったものが多く使用されている。
【0003】
車両の衝突がセンサによって検知されると、インフレータが作動し、インフレータから発生したガス(インフレーションガス)によってエアバッグが展開される。
【0004】
特開平2−74440号公報には、運転席用エアバッグ内を区画用パネルによって中央の室と外周側の2室とに区画し、まず中央の室を膨張させ、次いで外周の室を膨張させるようにしたエアバッグが記載されている。この区画用のパネルにガス流通用の透口が設けられている。この区画用パネルは、エアバッグの後部側と前部側とをつないでおり、エアバッグが膨張時に前方に突出することを防止する機能を有している。ベントホールは中央の室に設けられている。
【0005】
【特許文献1】
特開平2−74440号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平2−74440号公報のエアバッグが膨張し、これに乗員が当った場合、外周側の室内のガスが中央の室のベントホールから流出し易いので、外周側の室内のガス圧を長時間にわたって高く保つためには、インフレータとしてガス発生継続時間の長いものを用いる必要があるが、このインフレータを採用すると、エアバッグの内圧調整が難しくなる。
【0007】
本発明は、インフレータとして容量の小さいものを採用しても、従来に比べて内圧を長時間にわたって高く保つことができるエアバッグ及びエアバッグ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1)のエアバッグは、リヤ側にガス供給のための開口を有し、膨張時にはフロント側が乗員に対面するエアバッグにおいて、該エアバッグ内部に、該開口に臨む中央室と、該中央室の外周のフロント側に配置された外周フロント室と、該中央室の外周のリヤ側に配置された外周リヤ室とが区画形成されており、該外周リヤ室がベントホールを介してエアバッグ外に連通しており、該中央室は外周フロント室と外周リヤ室とに直接に連通しており、該外周フロント室と外周リヤ室とは該中央室を介してのみ連通しており、エアバッグを膨張させるためのガスが、該中央室から外周フロント室及び外周リヤ室にそれぞれ流入するよう構成されていることを特徴とするものである。
【0009】
かかるエアバッグにあっては、開口から又は該開口に差し込まれたインフレータからエアバッグ内にガスが供給され、該エアバッグが膨張する。このガスはまず中央室を膨張させ、次に外周フロント室及び外周リヤ室を膨張させる。この外周フロント室は外周リヤ室には直接には連通しておらず、外周フロント室内のガスは中央室及び外周リヤ室を介してベントホールから流出するようになる。この結果、従来例に比べてガスが外周フロント室内に保持される時間が長くなり、インフレータとして容量の小さいものを採用しても、エアバッグ外周側で乗員の衝撃を十分に吸収することができる。
【0010】
本発明(請求項2)のエアバッグは、リヤ側にガス供給のための開口を有し、膨張時にはフロント側が乗員に対面するエアバッグにおいて、該エアバッグ内部に、該開口に臨む中央室と、該中央室の外周のフロント側に配置された外周フロント室と、該中央室の外周のリヤ側に配置された外周リヤ室とが区画形成されており、該外周リヤ室がベントホールを介してエアバッグ外に連通しており、該中央室は外周フロント室と外周リヤ室とに直接に連通しており、該外周フロント室と外周リヤ室とが直接に連通しており、エアバッグを膨張させるためのガスが、該中央室から外周フロント室及び外周リヤ室にそれぞれ流入するよう構成されていることを特徴とするものである。
【0011】
かかるエアバッグにあっても、開口から又は該開口に差し込まれたインフレータからエアバッグ内にガスが供給され、該エアバッグが膨張する。このガスはまず中央室を膨張させ、次に外周フロント室及び外周リヤ室を膨張させる。この外周フロント室はベントホールに直接には連通しておらず、外周フロント室内のガスは、外周リヤ室を介して、あるいは中央室及び外周リヤ室を介してベントホールから流出するようになる。この結果、従来例に比べてガスが外周フロント室内に保持される時間が長くなり、インフレータとして容量の小さいものを採用しても、エアバッグ外周側で乗員の衝撃を十分に吸収することができる。
【0012】
本発明では、エアバッグの膨張状態において中央室はリヤ部からフロント部にまで達するように設けられてもよい(請求項3)。このようにすると、エアバッグの中央部がまず早期に膨張する。そして、この早期に膨張した中央室から外周フロント室及び外周リヤ室が側方に張り出すように膨張するので、エアバッグの外周側でも乗員を早期に受け止めることが可能となる。
【0013】
本発明(請求項4)のエアバッグ装置は、かかるエアバッグ(請求項1〜3)と、このエアバッグを膨張させるインフレータとを備えたものである。
【0014】
本発明(請求項5)のエアバッグ装置は、リヤ側にガス供給のための開口を有し、膨張時にはフロント側が乗員に対面するエアバッグと、該エアバッグを膨張させるためのインフレータとを有するエアバッグ装置において、該エアバッグ内部に、中央のリヤ側に配置され、前記開口に臨んでいる中央後室と、該エアバッグのフロント側に配置されたフロント室と、該中央後室の外周に配置された外周室とが設けられており、これらの中央後室、フロント室及び外周室は相互に連通しており、該インフレータは、ガス発生時期が異なる複数のガス発生部を有することを特徴とするものである。
【0015】
かかるエアバッグ装置にあっては、インフレータが作動すると、まず中央後室が膨張し、この中央後室からフロント室及び外周室にガスが供給され、エアバッグが全体として膨張する。このエアバッグ装置においては、インフレータがガス発生時期の異なる複数のガス発生部を有しているので、膨張したエアバッグの内圧を長時間にわたり高く保つことができる。
【0016】
このエアバッグ装置においては、エアバッグのフロント室がエアバッグのフロント側の略全体を占めてもよい(請求項6)。このように構成すると、フロント側の略全体が長時間にわたって高く維持されるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。第1図は実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置の縦断面図、第2図はこのエアバッグ及びエアバッグ装置の分解斜視図であり、第3図はこのエアバッグ装置が設置された運転席の概略的な側面図である。なお、第1図はエアバッグ膨張完了時を示し、第3図(a)はエアバッグ膨張途中時を示し、同(b)は膨張完了したエアバッグに乗員が当ったときを示している。
【0018】
このエアバッグ10は、それぞれ円形の織布よりなるフロントパネル12、リヤパネル14、第1インナーパネル22及び第2インナーパネル24を備えている。このフロントパネル12とリヤパネル14の外周縁部同士が糸等よりなるシーム15によって縫合されることにより、袋体状とされている。この縫合部は、フロントパネル12及びリヤパネル14の外周に沿って周回した円環状となっている。
【0019】
リヤパネル14には、インフレータ用開口16とベントホール18とが設けられている。このインフレータ用開口16はリヤパネル14の中央に配置されている。このインフレータ用開口16の周囲にはボルト挿通孔20が設けられている。また、該ベントホール18は、リヤパネル14の外周縁部に比較的近接して設けられている。
【0020】
このエアバッグ10の内部に前記第1インナーパネル22及び第2インナーパネル24が設けられている。該第1インナーパネル22は、フロントパネル12及びリヤパネル14と同心状に配置され、その外周縁部が、該フロントパネル12及びリヤパネル14の外周縁部同士に重ね合わされて前記シーム15によってこれらに縫い合わされている。また、この第1インナーパネル22は、中央部が糸等よりなるシーム23によって該フロントパネル12の中央部に縫合されている。このシーム23による縫合部は、該第1インナーパネル22及びフロントパネル12の中央部をこれらと同心状に周回した円環状となっている。
【0021】
この第1インナーパネル22には、その外周縁部に比較的近接して連通口22aが設けられている。
【0022】
第2インナーパネル24は、この第1インナーパネル22とリヤパネル14との間においてこれらと同心状に配置され、その外周縁部が、前記シーム23による縫合部と連通口22aとの中間部において、該第1インナーパネル22に対し糸等よりなるシーム25によって縫合されている。このシーム25による縫合部は、該第2インナーパネル24の外周に沿って周回した円環状である。この第2インナーパネル24の中央部には、リヤパネル14のインフレータ用開口16と同心状に配置される開口26が設けられている。また、この開口26の周囲には、リヤパネル14のボルト挿通孔20と重なるボルト挿通孔28が設けられている。
【0023】
この第2インナーパネル24には、その外周側に比較的近接して連通口24aが設けられると共に、それよりも中央側に透孔24bが設けられている。
【0024】
この第2インナーパネル24の該インフレータ用開口26の周縁部がリヤパネル14のインフレータ用開口16の周縁部と重ね合わされ、リテーナ30のインフレータ取付口32の周縁部に重ね合わされる。そして、ボルト挿通孔28,20を通して該インフレータ用開口26,16の周縁部がリテーナ30に固定される。これにより、第2インナーパネル24のインフレータ用開口26の周縁部はリヤパネル14のインフレータ用開口16の周縁部に連なったものとなる。
【0025】
これらの第1インナーパネル22及び第2インナーパネル24により、エアバッグ10の内部が中央室1と、該中央室1の外周のフロント側(フロントパネル12側)に配置された外周フロント室2と、該中央室1の外周のリヤ側(リヤパネル14側)に配置された外周リヤ室3とに区画されている。
【0026】
即ち、該中央室1は第2インナーパネル24の内側の空間であり、該第2インナーパネル24及びリヤパネル14のインフレータ用開口26,16に臨んでいる。外周フロント室2は、前記シーム15,23によって区画されたフロントパネル12と第1インナーパネル22との間の空間である。また、外周リヤ室3は、第2インナーパネル24の外側において該第2インナーパネル24、第1インナーパネル22及びリヤパネル14によって囲まれた空間である。
【0027】
該中央室1は、連通口22a,24aによって外周フロント室2及び外周リヤ室3の双方に直接に連通している。また、該外周フロント室2と外周リヤ室3とは、該連通口22a,24aによって中央室1を介してのみ連通している。該外周リヤ室3はベントホール18によってエアバッグ外に連通している。
【0028】
この実施の形態では、第2図に示すように、該連通口22a,24aは4個ずつ設けられており、それぞれエアバッグ10の周方向に等間隔に配置されている。透孔24bも、この実施の形態では4個設けられている。この透孔24bと連通口24aとは、エアバッグ10の中心に対し周方向の位相がずれている。なお、該透孔24bは、インフレータ用開口16,26を介して中央室1内に配置された後述のインフレータ36のガス噴出方向の延長線上、即ちインフレータ36のガス噴出口36aと対峙する位置に形成されている。
【0029】
各開口16,26や連通口22a,24a、透孔24bの周縁部には、補強用のパッチ(図示略)等が取り付けられてもよい。
【0030】
このエアバッグ10を取付けるためのリテーナ30には、中央にインフレータ取付口32が設けられ、その周囲にボルト挿通孔(図示略)が設けられている。
【0031】
インフレータ36は略円柱形状のものであり、その筒軸方向の先端側の側周面にガス噴出口36aが設けられている。この実施の形態では、該ガス噴出口36aは、インフレータ36の周方向に等間隔にて4個設けられている。インフレータ36は、これらのガス噴出口36aから放射方向にガスを噴出するよう構成されている。このインフレータ36の筒軸方向の途中部分(該ガス噴出口36aよりも後端側)の側周面からは、インフレータ固定用のフランジ38が突設されている。該フランジ38には、ボルト挿通孔(図示略)が設けられている。このインフレータ36は、該先端側がリテーナ30のインフレータ取付口32に嵌装される。
【0032】
エアバッグ10をリテーナ30に取り付けるに当っては、リヤパネル14及び第2インナーパネル24のインフレータ用開口16,26の周縁部を押えリング42により該リテーナ30のインフレータ取付口32の周縁部に押え付ける。該インフレータ取付口32に嵌装されたインフレータ36の先端側は、該インフレータ用開口16,26を介して中央室1内に挿入される。このインフレータ36の先端側に設けられたガス噴出口36aは、それぞれ、第2インナーパネル24の各透孔24bと対峙する。
【0033】
この際、押えリング42のスタッドボルト44をリヤパネル12及び第2インナーパネル24のボルト挿通孔28,20並びにリテーナ30及びフランジ38の各ボルト挿通孔に通し、その先端にナット46を締め込むことにより、インナーパネル22、エアバッグ10及びインフレータ36をリテーナ30に固定する。そして、エアバッグ10を折り畳み、このエアバッグ10の折り畳み体を覆うようにモジュールカバー48をリテーナ30に取り付けることにより、エアバッグ装置が構成される。このエアバッグ装置は、自動車のステアリングホイール50(第1図ではリム部52のみ図示。)に設置される。
【0034】
このように構成されたエアバッグ装置においては、車両衝突時等には、インフレータ36が作動してエアバッグ10内にガスが噴出する。エアバッグ10は、このガスにより膨張してモジュールカバー48を押し開き、車両室内に展開して運転席乗員を保護する。
【0035】
このエアバッグ10にあっては、インフレータ36からのガスは中央室1内に供給され、まず中央室1を膨張させる。次いで、このガスは連通口22a,24aを介して外周フロント室2及び外周リヤ室3に流入してこれらを膨張させる。
【0036】
なお、この実施の形態では、中央室1と外周リヤ室3とを区画する第2インナーパネル24に、該インフレータ36のガス噴出方向の延長線上即ち該インフレータ36のガス噴出口36aに対峙した透孔24bが設けられている。このため、インフレータ36が作動したときには、該ガス噴出口36aから透孔24bに向ってガスが噴出され、このガスは、該透孔24bを通って外周リヤ室3にも直接的に供給される。これにより、第3図(a)に示すように、外周リヤ室3が中央室1とほぼ同時に側方に張り出すように膨張する。この結果、エアバッグ10は、その外周側でも乗員を早期に受け止めることが可能となる。
【0037】
膨張したエアバッグ10に乗員がぶつかってきた場合、エアバッグ10内部のガスがベントホール18からエアバッグ外に流出し、衝撃が吸収される。この際、外周フロント室2は該ベントホール18に臨んでいる外周リヤ室3とは直接には連通していないので、該外周フロント室2内のガスは中央室1及び外周リヤ室3を介して該ベントホール18から流出する。従って、このエアバッグ10にあっては、外周フロント室2内にガスが保持される時間が比較的長くなり、インフレータ36として出力の小さいものを採用しても、エアバッグ外周側で乗員の衝撃を十分に吸収することができる。
【0038】
この実施の形態では、第1インナーパネル22の中央部をフロントパネル12の中央部に縫合すると共に、第2インナーパネル24のインフレータ用開口26の周縁部を押えリング42によってリヤパネル14のインフレータ用開口16に接合したことにより、中央室1がエアバッグ10のリヤ部からフロント部にまで達するものとなっている。そのため、インフレータ36からのガスによって中央部1がまず膨張することにより、エアバッグ10は中央部がまず早期に膨張する。そして、この早期に膨張した中央室1から外周フロント室2及び外周リヤ室3が側方に張り出すように膨張するので、エアバッグ10の外周側でも乗員を早期に受け止めることが可能となる。
【0039】
第4図は別の実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置の縦断面図である。
【0040】
この実施の形態でも、フロントパネル12及びリヤパネル14によって外殻が構成されたエアバッグ10A内には、第1インナーパネル22A及び第2インナーパネル24によって、該第2インナーパネル24及びリヤパネル14のインフレータ用開口に臨む中央室1と、該中央室1の外周のフロント側に配置された外周フロント室2と、該中央室1の外周のリヤ側に配置された外周リヤ室3とが区画形成されている。
【0041】
該中央室1と外周フロント室2とは第1インナーパネル22Aによって区画され、中央室1と外周リヤ室3とは第2インナーパネル24によって区画され、外周フロント室2と外周リヤ室3とは第1インナーパネル22Aによって区画されている。該中央室1は、連通口22a,24aを介して外周フロント室2及び外周リヤ室3の双方に直接に連通している。外周リヤ室3は、ベントホール18を介してエアバッグ外に連通している。
【0042】
この実施の形態では、外周フロント室2と外周リヤ室3とを区画する第1インナーパネル22Aに、該外周フロント室2と外周リヤ室3とを連通する連通口22bが設けられている。
【0043】
このエアバッグ10Aのその他の構成は、前述の第1〜3図のエアバッグ10と同様の構成となっており、第4図において第1〜3図と同一部分に同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0044】
このエアバッグ10Aを備えた第4図のエアバッグ装置においても、リヤパネル14及び第2インナーパネル24のインフレータ用開口を介して中央室1内に配置されたインフレータ36が作動すると、該インフレータ36からのガスは、まず該中央室1を膨張させ、次いで、連通口22a,24aを介して外周フロント室2及び外周リヤ室3に流入して該外周フロント室2及び外周リヤ室3を膨張させる。この外周フロント室2は、直接にはベントホール18に臨んでおらず、該外周フロント室2内のガスは、外周リヤ室3を介して、又は中央室1と該外周リヤ室3とを介して該ベントホール18からエアバッグ外に流出する。
【0045】
従って、このエアバッグ10Aにあっても、従来例に比べてガスが外周フロント室2内に保持される時間が長くなり、インフレータ36として比較的容量の小さいものを採用しても、エアバッグ外周側で乗員の衝撃を十分に吸収することができる。
【0046】
なお、この実施の形態においては、該外周フロント室2と外周リヤ室3とを連通する連通口22bを、該外周フロント室2の内圧が所定値以上となったときに破れて該連通口22bを開放するよう構成された破断可能フィルム等の閉鎖部材によって閉鎖してもよい。
【0047】
このように構成した場合、外周フロント室2の内圧が所定値以下のときには、外周フロント室2からのガスの流出を抑制して該外周フロント室2の内圧を長時間持続させることが可能である。また、膨張したエアバッグ10Aに乗員が強くぶつかるなどして外周フロント室2の内圧が所定値以上となったときには、該閉鎖部材が連通口22bを開放して外周フロント室2内のガスの流出を促進する。これにより、衝撃吸収量を増大させることが可能となる。
【0048】
第5図はさらに別の実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置の縦断面図である。
【0049】
この実施の形態でも、エアバッグ10Bは、それぞれ円形の織布よりなるフロントパネル12、リヤパネル14、第1インナーパネル54及び第2インナーパネル56を備えており、このフロントパネル12とリヤパネル14の外周縁部同士が糸等よりなるシーム15によって縫合されることにより、袋体状とされている。リヤパネル14には、インフレータ用開口(符号略)とベントホール18とが設けられている。このインフレータ用開口はリヤパネル14の中央に配置されている。また、該ベントホール18は、比較的リヤパネル14の外周縁部に近接して設けられている。
【0050】
このエアバッグ10Bの内部に前記第1インナーパネル54及び第2インナーパネル56が設けられている。該第1インナーパネル54は、フロントパネル12及びリヤパネル14と同心状に配置され、その外周縁部が、該フロントパネル12及びリヤパネル14の外周縁部同士に重ね合わされて前記シーム15によってこれらに縫い合わされている。この第1インナーパネル54には、比較的その外周縁部に近接するようにして連通口54aが設けられており、これよりも中央側に別の連通口54bが設けられている。
【0051】
第2インナーパネル56は、この第1インナーパネル54とリヤパネル14との間においてこれらと同心状に配置され、その外周縁部が、該連通口54a,54b同士の中間部において、該第1インナーパネル54に対し糸等よりなるシーム57によって縫合されている。このシーム57による縫合部は、該第2インナーパネル56の外周に沿って周回した円環状である。この第2インナーパネル56の中央部には、リヤパネル14のインフレータ用開口と同心状に配置されるインフレータ用開口(符号略)が設けられている。
【0052】
この第2インナーパネル56には、その外周側に比較的近接して連通口56aが設けられると共に、それよりも中央側に透孔56bが設けられている。
【0053】
この第2インナーパネル56の該インフレータ用開口の周縁部がリヤパネル14のインフレータ用開口の周縁部と重ね合わされ、リテーナ30のインフレータ取付口32の周縁部に重ね合わされ、リテーナ30に固定される。これにより、第2インナーパネル56のインフレータ用開口の周縁部はリヤパネル14のインフレータ用開口の周縁部に連なったものとなる。
【0054】
これらの第1インナーパネル54及び第2インナーパネル56により、エアバッグ10Bの内部が中央後室4と、該エアバッグ10Bのフロント側(フロントパネル12側)に配置されたフロント室5と、該中央後室4の外周に配置された外周室6とに区画されている。
【0055】
即ち、該中央後室4は第2インナーパネル56の内側の空間であり、エアバッグ中央のリヤ側に配置され、該第2インナーパネル56及びリヤパネル14のインフレータ用開口に臨んでいる。外周フロント室5は、フロントパネル12と第1インナーパネル54との間の空間であり、エアバッグ10Bのフロント側に配置されている。該フロント室5は、この実施の形態では、エアバッグ10Bのフロント側の略全体を占めている。また、外周室6は、第2インナーパネル56の外側において該第2インナーパネル56、第1インナーパネル54及びリヤパネル14によって囲まれた空間であり、中央後室4の外周に配置されている。
【0056】
該中央後室4は、連通口54b,56aによってフロント室5及び外周室6の双方に直接に連通している。また、該フロント室5と外周室7とは、連通口54aによって直接に連通している。即ち、これらの中央後室4、フロント室5及び外周室6は、該連通口54a,54b,56aによって相互に連通している。該外周室7はベントホール18によってエアバッグ外に連通している。
【0057】
この実施の形態でも、該連通口54a,54b,56aは4個ずつ設けられており、それぞれエアバッグ10Bの周方向に等間隔に配置されている。透孔56bも、該エアバッグ10Bの周方向に等間隔にて4個設けられている。この透孔56bと連通口56aとは、エアバッグ10Bの中心に対し周方向の位相がずれている。なお、該透孔56bは、前記インフレータ用開口を介して中央後室4内に配置された後述のインフレータ36Aの第1ガス発生部60のガス噴出方向の延長線上、即ち該第1ガス発生部60のガス噴出口60aと対峙する位置に形成されている。
【0058】
この実施の形態では、インフレータ36Aは略円柱形状のものであり、その先端側には、筒軸方向に位置を異ならせて第1ガス発生部60と、第2ガス発生部62とが設けられている。該第1ガス発生部60は、第5図における下段側に配置され、第2ガス発生部62は、その上段側に配置されている。該第1ガス発生部60及び第2ガス発生部62の側周面には、それぞれガス噴出口60a,62aが設けられている。各ガス発生部60,62は、各ガス噴出口60a,62aから放射方向にガスを噴出する。
【0059】
これらのガス噴出口60a,62aは、それぞれインフレータ36Aの周方向に等間隔にて複数個設けられている。第1ガス発生部60のガス噴出口60aは、前記透孔56bと同数個(4個)設けられている。また、これらのガス噴出口60a,62a同士は、各々のガス噴出方向が同一方向とならないように、インフレータ36Aの軸心に対し位相がずれている。
【0060】
このインフレータ36Aの筒軸方向の途中部分(第1ガス発生部60よりも後端側)の側周面からは、インフレータ固定用のフランジ38が突設されている。
【0061】
このインフレータ36Aの先端側(第1及び第2ガス発生部60,62)をリテーナ30のインフレータ取付口32に嵌装すると共に、エアバッグ10Bのリヤパネル14及び第2インナーパネル56のインフレータ用開口の周縁部を押えリング42により該リテーナ30のインフレータ取付口32の周縁部に押え付ける。該インフレータ取付口32に嵌装されたインフレータ36Aの先端側は、該インフレータ用開口を介して中央後室4内に挿入される。このインフレータ36Aの第1ガス発生部60のガス噴出口60aは、それぞれ、第2インナーパネル56の各透孔56bと対峙する。
【0062】
該押えリング42のスタッドボルト44をリヤパネル12及び第2インナーパネル56並びにリテーナ30及びフランジ38の各ボルト挿通孔(図示略)に通し、その先端にナット46を締め込むことにより、インナーパネル56、エアバッグ10B及びインフレータ36Aがリテーナ30に固定される。そして、エアバッグ10Bを折り畳み、このエアバッグ10Bの折り畳み体を覆うようにモジュールカバー48をリテーナ30に取り付けることにより、エアバッグ装置が構成される。このエアバッグ装置も、自動車のステアリングホイール50(第5図ではリム部52のみ図示。)に設置される。
【0063】
なお、この実施の形態においては、該エアバッグ装置には、インフレータ36Aの第1及び第2ガス発生部60,62をそれぞれ作動時期を異ならせて作動させると共に、運転席乗員の体重や体格、着座位置(ステアリングホイール50からの距離)等に応じて、該インフレータ36Aの第1ガス発生部60及び第2ガス発生部62の作動出力を調節する機能を有した制御装置(図示略)が設けられている。図示はしないが、このエアバッグ装置が設置された車両には、運転席乗員の体重や体格、着座位置等を検出する検出装置が設けられている。該制御位置は、この検出位置からの検出値に基づいて該第1ガス発生部60及び第2ガス発生部62の出力をそれぞれ調節する。
【0064】
このエアバッグ装置にあっては、車両衝突時には、まずインフレータ36Aの第1発生部60が作動する。該第1発生部60からのガスは、中央後室4に供給され、まず該中央後室4を膨張させる。次いで、このガスは、連通口54b,56aを介してフロント室5及び外周室6に流入し、これらを膨張させる。
【0065】
なお、この実施の形態では、中央後室4と外周室6とを区画する第2インナーパネル56に、該第1ガス発生部60のガス噴出方向の延長線上即ち該インフレータ36のガス噴出口60aに対峙した透孔56bが設けられている。このため、インフレータ36Aが作動すると、該第1ガス発生部60のガス噴出口60aから透孔56bに向ってガスが噴出され、このガスは、該透孔56bを通って外周室6にも直接的に供給される。これにより、外周室6が中央後室4とほぼ同時に側方に張り出すように膨張する。この結果、エアバッグ10Bは、その外周側でも乗員を早期に受け止めることが可能となる。
【0066】
この第1ガス発生部60が作動開始した後、所定の時間をおいて第2ガス発生部62が作動し、引き続き中央後室4、フロント室5及び外周室6にガスが供給され、エアバッグ10Bが厚み方向にも十分に膨張するようになる。
【0067】
膨張したエアバッグ10Bに乗員がぶつかってきた場合、エアバッグ10B内部のガスがベントホール18からエアバッグ外に流出し、衝撃が吸収される。この際、フロント室5は直接にはベントホール18に臨んでいないので、該フロント室5内のガスは、外周室6を介して、又は中央後室4と該外周室6とを介して該ベントホール18からエアバッグ外に流出する。このため、従来例に比べてガスがフロント室5内に保持される時間が長くなる。
【0068】
また、このエアバッグ装置にあっては、第1ガス発生部60が作動開始後、所定の時間をおいて第2ガス発生部62が作動するので、エアバッグ10B内に比較的長時間ガスが供給され続ける。この結果、エアバッグ10Bの内圧が長時間にわたって高く維持されるようになる。
【0069】
この実施の形態では、エアバッグ10Bのフロント室5がエアバッグ10Bのフロント側の略全体を占めているので、エアバッグ10Bのフロント側の略全体が長時間にわたって高く維持される。
【0070】
なお、このエアバッグ装置にあっては、制御装置によって第1ガス発生部60と第2ガス発生部62の作動時の出力を調節することができる。例えば、乗員とステアリングホイールとの間隔が比較的小さい場合や、乗員の体重又は体格が比較的小さい場合などには、第2のガス発生部62の出力を低めに設定する。これにより、エアバッグ10Bは乗員側への膨らみ出しが抑制され、該乗員を比較的ソフトに受け止めることができるようになる。このようにした場合でも、外周室6には第1ガス発生部60から十分にガスを供給することができるので、エアバッグ10B全体を十分広範囲に膨張させることが可能である。
【0071】
また、乗員とステアリングホイールとの間隔が非常に大きい場合などには、第2ガス発生部62の出力を高めに設定すると共に、第1ガス発生部60の出力を低めに設定する。このようにした場合には、エアバッグ10Bの側方への膨張が抑制され、エアバッグ10B全体が乗員に向って大きく膨らみ出すようになる。これにより、該乗員を比較的早期に且つしっかりと受け止めることが可能となる。
【0072】
第5図では多段式のインフレータが用いられているが、単段式のインフレータ(例えば、符号36のもの)が用いられてもよい。
【0073】
上記の各実施の形態は本発明の一例であり、本発明は上記の各実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記の各実施の形態では、ガス噴出口や連通口、透孔が4個ずつ設けられているが、4個に限定されるものではない。また、連通口及び透孔の形状は図示以外の形状であってもよい。また、この連通口及び透孔の開口面積は、特に制限されるものではない。
【0074】
また、インフレータには、3個以上のガス発生部が設けられてもよい。
【0075】
上記実施の形態は、運転席用エアバッグ及び運転席用エアバッグ装置への本発明の適用例であるが、本発明は、これ以外の種々の用途のエアバッグ及びエアバッグ装置にも適用できる。
【0076】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によると、インフレータとして容量の小さいものを採用しても、比較的内圧を長時間にわたって高く保つことができるエアバッグ及びエアバッグ装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置の縦断面図である。
【図2】図1のエアバッグ及びエアバッグ装置の分解斜視図である。
【図3】図1のエアバッグ装置を設けた自動車の運転席の側面図である。
【図4】別の実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置の縦断面図である。
【図5】さらに別の実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 中央室
2 外周フロント室
3 外周リヤ室
4 中央後室
5 フロント室
6 外周室
10,10A,10B 運転席用エアバッグ
12 フロントパネル
14 リヤパネル
16,24 インフレータ用開口
18 ベントホール
22,22A,24,54,56 インナーパネル
22a,22b,24a,54a,54b,56a 連通口
24b,56b 透孔
30 リテーナ
32 インフレータ取付口
36,36A インフレータ
36a ガス噴出口
42 押えリング
60 第1ガス発生部
60a ガス噴出口
62 第2ガス発生部
62a ガス噴出口

Claims (6)

  1. リヤ側にガス供給のための開口を有し、膨張時にはフロント側が乗員に対面するエアバッグにおいて、
    該エアバッグ内部に、該開口に臨む中央室と、該中央室の外周のフロント側に配置された外周フロント室と、該中央室の外周のリヤ側に配置された外周リヤ室とが区画形成されており、
    該外周リヤ室がベントホールを介してエアバッグ外に連通しており、
    該中央室は外周フロント室と外周リヤ室とに直接に連通しており、
    該外周フロント室と外周リヤ室とは該中央室を介してのみ連通しており、
    エアバッグを膨張させるためのガスが、該中央室から外周フロント室及び外周リヤ室にそれぞれ流入するよう構成されていることを特徴とするエアバッグ。
  2. リヤ側にガス供給のための開口を有し、膨張時にはフロント側が乗員に対面するエアバッグにおいて、
    該エアバッグ内部に、該開口に臨む中央室と、該中央室の外周のフロント側に配置された外周フロント室と、該中央室の外周のリヤ側に配置された外周リヤ室とが区画形成されており、
    該外周リヤ室がベントホールを介してエアバッグ外に連通しており、
    該中央室は外周フロント室と外周リヤ室とに直接に連通しており、
    該外周フロント室と外周リヤ室とが直接に連通しており、
    エアバッグを膨張させるためのガスが、該中央室から外周フロント室及び外周リヤ室にそれぞれ流入するよう構成されていることを特徴とするエアバッグ。
  3. 請求項1又は2において、前記中央室は、膨張状態においてエアバッグのリヤ部からフロント部にまで達するように設けられていることを特徴とするエアバッグ。
  4. エアバッグと、該エアバッグを膨張させるためのインフレータとを有するエアバッグ装置において、
    該エアバッグは請求項1ないし3のいずれか1項に記載のエアバッグであり、
    該インフレータからのガスが該中央室に供給されることを特徴とするエアバッグ装置。
  5. リヤ側にガス供給のための開口を有し、膨張時にはフロント側が乗員に対面するエアバッグと、
    該エアバッグを膨張させるためのインフレータとを有するエアバッグ装置において、
    該エアバッグ内部に、中央のリヤ側に配置され、前記開口に臨んでいる中央後室と、
    該エアバッグのフロント側に配置されたフロント室と、
    該中央後室の外周に配置された外周室と
    が設けられており、これらの中央後室、フロント室及び外周室は相互に連通しており、
    該インフレータは、ガス発生時期が異なる複数のガス発生部を有することを特徴とするエアバッグ装置。
  6. 請求項5において、該エアバッグのフロント室はエアバッグのフロント側の略全体を占めていることを特徴とするエアバッグ装置。
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