JP2006238885A - 水田作業機 - Google Patents
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【解決手段】 自走機体の前部にエンジン9を搭載し、自走機体の後部に運転座席を配置してある水田作業機であって、前記エンジン9の上方部にステアリングハンドル10を配置し、前記エンジン9の下方部に前輪を操向操作するための操向操作手段29を配置し、前記ステアリングハンドル10の操向作動に伴って前記操向操作手段29を操向作動させる連動手段34を、前記エンジン9の後方を迂回する状態に設ける。
【選択図】 図6
Description
自走機体の前部にエンジンを搭載し、自走機体の後部に運転座席を配置してある水田作業機であって、前記エンジンの上方部にステアリングハンドルを配置し、前記エンジンの下方部に前輪を操向操作するための操向操作手段を配置し、前記ステアリングハンドルの操向作動に伴って前記操向操作手段を操向作動させる連動手段を、前記エンジンの後方を迂回する状態に設けてある点にある。
エンジンの後方を迂回する連動手段を介してステアリングハンドルと操向操作手段とを連動させてあるから、ステアリングハンドルをエンジンの上方部に配置させることができる。
従って、エンジンとステアリングハンドルを含む前部構成を前後方向でコンパクトにすることができるようになった。
自走機体の前部にエンジンを搭載し、自走機体の後部に運転座席を配置してある水田作業機であって、前記エンジンの上方部にステアリングハンドルを配置し、前記エンジンの下方部に前輪を操向操作するための操向操作手段を配置し、前記ステアリングハンドルの操向作動に伴って前記操向操作手段を操向作動させる連動手段を、前記エンジンの左右横脇を迂回する状態に設けてある点にある。
エンジンの左右横脇を迂回する連動手段を介してステアリングハンドルと操向操作手段とを連動させてあるから、ステアリングハンドルをエンジンの上方部に配置させることができる。
従って、エンジンとステアリングハンドルを含む前部構成を前後方向でコンパクトにすることができるようになった。
自走機体の前部にエンジンを搭載し、自走機体の後部に運転座席を配置してある水田作業機であって、前記エンジンの上方部にステアリングハンドルを配置し、前記エンジンの下方部に前輪を操向操作するための操向操作手段を配置し、前記ステアリングハンドルの操向作動に伴って前記操向操作手段を操向作動させる連動手段を、前記エンジンの前方を迂回する状態に設けてある点にある。
エンジンの前方を迂回する連動手段を介してステアリングハンドルと操向操作手段とを連動させてあるから、ステアリングハンドルをエンジンの上方部に配置させることができる。
従って、エンジンとステアリングハンドルを含む前部構成を前後方向でコンパクトにすることができるようになった。
上記請求項1や2,3に係る本発明による水田作業機において、前記連動手段として、複数の軸を繋いだ構造の操作伝達軸を備えたものを設けてある点にある。
複数の軸を迂回用の屈曲経路に沿って配置して繋ぐことにより操作伝達軸を屈曲迂回経路に沿った状態に構成することができるから、連動手段をエンジン迂回状態に設けることができる。
従って、エンジンとステアリングハンドルを含む前部構成を前後方向でコンパクトにすることができるようになった。
上記請求項1や2,3,4に係る本発明による水田作業機において、前記連動手段として、水平方向に操作力を伝達する水平伝達部を備えたものを設けてある点にある。
水平伝達部を設けてあるから、連動手段のエンジン迂回を容易に行うことができる。
従って、構造簡単に実施できるようになった。
上記請求項1や2,3,4,5に係る本発明による水田作業機において、前記連動手段の操作伝達上手側部分に、操向操作力を増大させるトルクジェネレータを設けてある点にある。
トルクジェネレータを設けて操向操作力を増大させるようにしてあるから、操向操作手段を確実に操向作動させながらも、操向操作する際のステアリングハンドルに対する操作力を小さくすることができる。
従って、ステアリングハンドルを介する操向操作を軽快に行うことができるようになった。
上記請求項1や2,3,4,5に係る本発明による水田作業機において、前記連動手段の操作伝達中間部分に、操向操作力を増大させるトルクジェネレータを設けてある点にある。
トルクジェネレータを設けて操向操作力を増大させるようにしてあるから、操向操作手段を確実に操向作動させながらも、操向操作する際のステアリングハンドルに対する操作力を小さくすることができる。
従って、ステアリングハンドルを介する操向操作を軽快に行うことができるようになった。
上記請求項1や2,3,4,5に係る本発明による水田作業機において、前記連動手段の操作伝達下手側部分に、操向操作力を増大させるトルクジェネレータを設けてある点にある。
トルクジェネレータを設けて操向操作力を増大させるようにしてあるから、操向操作手段を確実に操向作動させながらも、操向操作する際のステアリングハンドルに対する操作力を小さくすることができる。
従って、ステアリングハンドルを介する操向操作を軽快に行うことができるようになった。
上記請求項1や2,3,4,5,6,7,8に係る本発明による水田作業機において、前記操向操作手段として、連動手段に連動するピットマンアームと、このピットマンアームの揺動に伴い前輪のナックルアームを揺動させるドラグリンクとを備えたものを設けてある点にある。
操向操作手段として汎用性の高いピットマンアーム式のものを設けてあるから、操向操作手段の汎用化を図ることができる。
従って、ローコストで実施できるようになった。
上記請求項1や2,3,4,5,6,7,8に係る本発明による水田作業機において、前記操向操作手段として、連動手段に連動するピニオンギヤと、このピニオンギヤの回転に伴い移動して前輪のナックルアームを揺動させるラックとを備えたものを設けてある点にある。
操向操作手段として汎用性の高いラックアンドピニオン式のものを設けてあるから、操向操作手段の汎用化を図ることができる。
従って、ローコストで実施できるようになった。
上記請求項1や2,3,4,5に係る本発明による水田作業機において、前記操向操作手段として、前輪を操向作動させる油圧シリンダと、前記連動手段に連動して作動することにより前記油圧シリンダを連動手段による操向方向に操向作動させるように油圧シリンダに対するバルブを操作するラックアンドピニオンとを備えたものを設けてある点にある。
ステアリングハンドルの操作に基づく油圧シリンダの作動でラックアンドピニオンを作動させて前輪を操向作動させるようにしてあるから、操向作動を確実に行いながらも、ステアリングハンドルの操作に必要な操作力が小さくて済む。
従って、操向操作を軽快に行えるようになった。
水田作業機の一例である乗用型田植機は、図1、図2に示すように、自走機体1の後部に水田作業装置の一例である複数条植え式の苗植付け装置2をリンク機構3を介して昇降自在に連結し、圧油供給に伴い前記苗植付け装置2を上昇させかつ排油に伴い自重で下降させる油圧シリンダ利用のリフトシリンダ4を設けて構成されている。
上記実施形態1において、図7に示すように、第3軸42のうち、ピニオン33を一体回転する状態に装着する下部部分を形成する状態に前記トルクジェネレータ38を配置したものである。この場合、トルクジェネレータ38はエンジン9のシリンダ9Bの下方部に入り込み配置することになる。
上記実施形態1において、図8に示すように、第2軸41の上部を形成する状態にトルクジェネレータ38を配置したものである。つまり、トルクジェネレータ38は、連動手段34の操作伝達中間部分に配置されている。
上記実施形態1において、図9に示すように、第2軸41の下部を形成する状態にトルクジェネレータ38を配置したものである。つまり、トルクジェネレータ38は、連動手段34の操作伝達中間部分に配置されている。
上記実施形態1において、図10に示すように、トルクジェネレータ38を、第1軸40の一部を形成する状態に配置したものである。つまり、トルクジェネレータ38は、連動手段34の操作伝達上手側部分に配置されている。
上記実施形態1において、図11に示すように、第3軸42と操向操作手段29のピニオン33とをギヤ列43を介して連動させたものである。ギヤ列43が、水平方向に操作力を伝達する水平伝達部Hである。
上記実施形態2において、図12に示すように、第3軸42と操向操作手段29のピニオン33とをギヤ列43を介して連動させたものである。ギヤ列43が、水平方向に操作力を伝達する水平伝達部Hである。
上記実施形態3において、図13に示すように、第3軸42と操向操作手段29のピニオン33とをギヤ列43を介して連動させたものである。ギヤ列43が、水平方向に操作力を伝達する水平伝達部Hである。
上記実施形態4において、図14に示すように、第3軸42と操向操作手段29のピニオン33とをギヤ列43を介して連動させたものである。ギヤ列43が、水平方向に操作力を伝達する水平伝達部Hである。
上記実施形態5において、図15に示すように、第3軸42と操向操作手段29のピニオン33とをギヤ列43を介して連動させたものである。ギヤ列43が、水平方向に操作力を伝達する水平伝達部Hである。
上記実施形態6において、図16に示すように、第2軸41と第3軸42ともギヤ列44を介して連動させたものである。ギヤ列44も、前記ギヤ列43と同様に、水平方向に操作力を伝達する水平伝達部Hである。
上記実施形態7において、図17に示すように、第2軸41と第3軸42ともギヤ列44を介して連動させたものである。ギヤ列44も、前記ギヤ列43と同様に、水平方向に操作力を伝達する水平伝達部Hである。
上記実施形態8において、図18に示すように、第2軸41と第3軸42ともギヤ列44を介して連動させたものである。ギヤ列44も、前記ギヤ列43と同様に、水平方向に操作力を伝達する水平伝達部Hである。
上記実施形態9において、図19に示すように、第2軸41と第3軸42ともギヤ列44を介して連動させたものである。ギヤ列44も、前記ギヤ列43と同様に、水平方向に操作力を伝達する水平伝達部Hである。
上記実施形態10において、図20に示すように、第2軸41と第3軸42ともギヤ列44を介して連動させたものである。ギヤ列44も、前記ギヤ列43と同様に、水平方向に操作力を伝達する水平伝達部Hである。
上記実施形態1において、連動手段34をエンジン後方迂回状態に設けるのではなく、図21に示すように、連動手段34を、エンジン9の左右横脇を迂回する状態に設けたものである。
上記実施形態2において、連動手段34をエンジン後方迂回状態に設けるのではなく、図22に示すように、連動手段34を、エンジン9の左右横脇を迂回する状態に設けたものである。
上記実施形態3において、連動手段34をエンジン後方迂回状態に設けるのではなく、図23に示すように、連動手段34を、エンジン9の左右横脇を迂回する状態に設けたものである。なお、トルクジェネレータ38は、前後方向にも傾斜しているが、傾斜していなくても良い。
上記実施形態4において、連動手段34をエンジン後方迂回状態に設けるのではなく、図24に示すように、連動手段34を、エンジン9の左右横脇を迂回する状態に設けたものである。なお、トルクジェネレータ38は、前後方向にも傾斜しているが、傾斜していなくても良い。
上記実施形態5において、連動手段34をエンジン後方迂回状態に設けるのではなく、図25に示すように、連動手段34を、エンジン9の左右横脇を迂回する状態に設けたものである。
上記実施形態16において、図26に示すように、第2軸41を廃止し、代わりに、第1軸40と第3軸42とを連動させるギヤ列45を設けたものである。このギヤ列45も、水平方向に操作力を伝達する水平伝達部Hである。
上記実施形態17において、図27に示すように、第2軸41を廃止し、代わりに、第1軸40と第3軸42とを連動させるギヤ列45を設けたものである。このギヤ列45も、水平方向に操作力を伝達する水平伝達部Hである。
上記実施形態20において、図28に示すように、第2軸41を廃止し、代わりに、第1軸40と第3軸42とを連動させるギヤ列45を設けたものである。このギヤ列45も、水平方向に操作力を伝達する水平伝達部Hである。
上記実施形態6において、図29に示すように、連動手段34をエンジン後方迂回状態に設けるのではなく、エンジン9の前方を迂回する状態に設けたものである。
上記実施形態7において、図30に示すように、連動手段34をエンジン後方迂回状態に設けるのではなく、エンジン9の前方を迂回する状態に設けたものである。
上記実施形態8において、図31に示すように、連動手段34をエンジン後方迂回状態に設けるのではなく、エンジン9の前方を迂回する状態に設けたものである。
上記実施形態9において、図32に示すように、連動手段34をエンジン後方迂回状態に設けるのではなく、エンジン9の前方を迂回する状態に設けたものである。
上記実施形態10において、図33に示すように、連動手段34をエンジン後方迂回状態に設けるのではなく、エンジン9の前方を迂回する状態に設けたものである。
上記実施形態11において、図34に示すように、連動手段34をエンジン後方迂回状態に設けるのではなく、エンジン9の前方を迂回する状態に設けたものである。
上記実施形態12において、図35に示すように、連動手段34をエンジン後方迂回状態に設けるのではなく、エンジン9の前方を迂回する状態に設けたものである。
上記実施形態15において、図36に示すように、連動手段34をエンジン後方迂回状態に設けるのではなく、エンジン9の前方を迂回する状態に設けたものである。
上記実施の形態では、操向操作手段29として、ラックアンドピニオン式の手段を示したが、図37に示すように、ステアリングハンドル10に連動手段34を介して連動するピットマンアーム46を設け、このピットマンアーム46と左右の駆動前輪5のナックルアーム30とを連動させる左右のドラグリンク47を設けた構造のピットマンアーム式の手段であっても良い。なお、図では、連動手段34のうち下部の水平伝達部Hを小径ピニオンギヤ48と大径部分ギヤ49とを備えたギヤ伝動式の減速機構に構成したが、減速機構としては、ギヤ列であっても良い。また、上記各実施形態に前記ピットマンアーム式の操向操作手段29を適用して実施しても良く、更に、下部に水平伝達部Hを設けた各実施形態において、前記水平伝達部Hとして、前記のようなギヤ伝動式の減速機構を設ける構成を採用して実施しても良い。もちろん、上部に水平伝達部Hを設けた実施の形態において、前記のようなギヤ伝動式の減速機構を設ける構成を採用して実施しても良い。
9 エンジン
11 運転座席
10 ステアリングハンドル
5 前輪
29 操向操作手段
34 連動手段
35 軸
37 操作伝達軸
H 水平伝達部
38 トルクジェネレータ
46 ピットマンアーム
30 ナックルアーム
47 ドラグリンク
33 ピニオンギヤ
32 ラック
51 油圧シリンダ
52 バルブ
50 ラックアンドピニオン
Claims (11)
- 自走機体の前部にエンジンを搭載し、自走機体の後部に運転座席を配置してある水田作業機であって、前記エンジンの上方部にステアリングハンドルを配置し、前記エンジンの下方部に前輪を操向操作するための操向操作手段を配置し、前記ステアリングハンドルの操向作動に伴って前記操向操作手段を操向作動させる連動手段を、前記エンジンの後方を迂回する状態に設けてある水田作業機。
- 自走機体の前部にエンジンを搭載し、自走機体の後部に運転座席を配置してある水田作業機であって、前記エンジンの上方部にステアリングハンドルを配置し、前記エンジンの下方部に前輪を操向操作するための操向操作手段を配置し、前記ステアリングハンドルの操向作動に伴って前記操向操作手段を操向作動させる連動手段を、前記エンジンの左右横脇を迂回する状態に設けてある水田作業機。
- 自走機体の前部にエンジンを搭載し、自走機体の後部に運転座席を配置してある水田作業機であって、前記エンジンの上方部にステアリングハンドルを配置し、前記エンジンの下方部に前輪を操向操作するための操向操作手段を配置し、前記ステアリングハンドルの操向作動に伴って前記操向操作手段を操向作動させる連動手段を、前記エンジンの前方を迂回する状態に設けてある水田作業機。
- 前記連動手段として、複数の軸を繋いだ構造の操作伝達軸を備えたものを設けてある請求項1〜3のいずれか1項に記載の水田作業機。
- 前記連動手段として、水平方向に操作力を伝達する水平伝達部を備えたものを設けてある請求項1〜4のいずれか1項に記載の水田作業機。
- 前記連動手段の操作伝達上手側部分に、操向操作力を増大させるトルクジェネレータを設けてある請求項1〜5のいずれか1項に記載の水田作業機。
- 前記連動手段の操作伝達中間部分に、操向操作力を増大させるトルクジェネレータを設けてある請求項1〜5のいずれか1項に記載の水田作業機。
- 前記連動手段の操作伝達下手側部分に、操向操作力を増大させるトルクジェネレータを設けてある請求項1〜5のいずれか1項に記載の水田作業機。
- 前記操向操作手段として、連動手段に連動するピットマンアームと、このピットマンアームの揺動に伴い前輪のナックルアームを揺動させるドラグリンクとを備えたものを設けてある請求項1〜8のいずれか1項に記載の水田作業機。
- 前記操向操作手段として、連動手段に連動するピニオンギヤと、このピニオンギヤの回転に伴い移動して前輪のナックルアームを揺動させるラックとを備えたものを設けてある請求項1〜8のいずれか1項に記載の水田作業機。
- 前記操向操作手段として、前輪を操向作動させる油圧シリンダと、前記連動手段に連動して作動することにより前記油圧シリンダを連動手段による操向方向に操向作動させるように油圧シリンダに対するバルブを操作するラックアンドピニオンとを備えたものを設けてある請求項1〜5のいずれか1項に記載の水田作業機。
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