JPS63279968A - 四輪駆動車用ステアリング装置 - Google Patents

四輪駆動車用ステアリング装置

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JPS63279968A
JPS63279968A JP11342587A JP11342587A JPS63279968A JP S63279968 A JPS63279968 A JP S63279968A JP 11342587 A JP11342587 A JP 11342587A JP 11342587 A JP11342587 A JP 11342587A JP S63279968 A JPS63279968 A JP S63279968A
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steering
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wheel
wheel drive
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Yoshitaka Iijima
飯嶋 嘉隆
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、エンジンを車体前部に縦置きにした四輪駆
動車のステアリング装置に関するものである。
(従来の技術) エンジンを車体前部に縦置きにした四輪駆動車としては
、例えば、BMW社製の325ix型自動車があり、こ
の自動車のステアリング装置は、ディファレンシャルギ
ヤ装置を含む前輪用ファイナルドライブ装置や前輪用プ
ロペラシャフトとの干渉を避けるべく、ステアリングギ
ヤを前輪用ドライブシャフトの前方の、エンジンの下方
に配置してなる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述の如きステアリングギヤ配置とする
と、ステアリングコラムとステアリングギヤとを連結す
る中間シャフトがエンジンの吸排気系と干渉し易(、吸
排気系のレイアウトに多くの制約を与えることになると
いう問題があり、このことは、特に、シリンダをv字状
に配置した■型エンジンの場合に重大であった。
また、上述の如きステアリングギヤ配置では、ナックル
アームをキングピン中心線の前方へ突出させる構成とな
るが、この構成でアッカーマンステアリングを達成する
ためには、ナックルアームを、その先端部が自動車の直
進状態で外方へ向って開(配置とすることが必要となっ
て、前輪ロードホイールのオフセット寸法を大きくする
必要が生ずるとともに、前輪のスクラブ半径を小さくす
るのが困難になり、さらには、前輪を外方へ操向するた
めの残余角が少なくなることから最小回転半径が大きく
なるという問題があった。
この発明はかかる問題点を有利に解決したステアリング
装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) この発明は、エンジンを車体前部に縦置きにした四輪駆
動車のステアリング装置において、ステアリングギヤを
、前輪用ドライブシャフトの後方で5、かつエンジンの
下方に配設したことを特徴とする。
(作 用) かかるステアリングギヤの配置によれば、ステアリング
ギヤとステアリングコラムとを連結する中間シャフトを
エンジンルーム内の車室側の隅に配置し得るので、エン
ジンルーム内の空間を有効に利用することができ、従っ
て、エンジンの吸排気系を自由にレイアウトすることが
できる。
また、上記のステアリングギヤ配置によれば、ナックル
アームをキングピン中心線の後方へ突出させる構成とし
得るので、ナックルアームを、その先端部が車体内方へ
向うすぼめた配置としてもアッカーマンステアリングを
構成することができ、従って、前輪ロードホイールのオ
フセット寸法を小さくするとともに前輪のスクラブ半径
を容易に小さくすることができ、さらには、最小回転半
径も小さくすることができる。
(実施例) 以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図はこの発明の四輪駆動車用ステアリング装置の一
実施例を示す側面図、第2図は第1図に示す装置の平面
図であり、図中1はこの装置を設けた自動車の図示しな
い車体に支持したエンジン、2は左前輪をそれぞれ示す
。尚、図では左方を上記の自動車の前方とする。
ここにおけるエンジン1の後端部には通常の変速機3を
取付け、この変速機3の後端部には、エンジン1の動力
を前輪用と後輪用とに分割する伝達−装置4を取付ける
この伝達装置4は、後端部から後方へ突出する後輪用出
力シャフト5を有しており、この後輪用出力シャフト5
は、図示しない後輪用プロペラシャフト、後輪用ファイ
ナルドライブ装置および後輪用ドライブシャフトを介し
て図示しない後輪に駆動結合する。
伝達装置4はまた、変速413よりも側方へ突出する部
分の前端部から前方へ突出する前輪用出力シャフト6を
有しており、この前輪用出力シャフト6は、変速a3の
側部に沿わせて配置した前輪用プロペラシャフト7と、
その両端部に設けたユニバーサルジヨイント8.8とを
介して、前輪用ファイナルドライブ装置10のドライブ
ピニオンシャフト11に連結する。
ここにおける前輪用ファイナルドライブ装置10は、デ
ィファレンシャルキャリア12内に、ドライブピニオン
シャツ目1に結合した減速ギヤ装置13と、この減速ギ
ヤ装置13に結合したディファレンシャルギヤ装置14
とを具えてなり、ここでは、この前輪用ファイナルドラ
イブ装置10を、ディファレンシャルギヤ装置14のサ
イドギヤ15.15の軸心Aが前車軸の軸心Bの前方に
位置する配置にて、エンジンlのオイルパン16の側部
に取付ける。
そしてここでは、上記サイドギヤ15.15に、右前輪
用ドライブシャフト17および左前輪用ドライブシャフ
ト18をそれぞれ結合し、右前輪用ドライブシャフト1
7は図示しない右前輪に、左前輪用ドライブシャフト1
8は左前輪2にそれぞれ結合する。
尚ここで、両ドライブシャフト17.18はそれぞれ三
分割するとともに等速ジヨイント19を介しそれらの分
割部分を連結してなり、左前輪用ドライブシャ゛フト1
8は特に、オイルパン16との干渉回避のため、オイル
パン16を貫通させて設けたパイプ20内を貫通してい
る。
左前輪用ドライブシャツ目8の分割部分の内で最も外側
に位置する、前車軸となる部分18aはまた、左ナック
ル21にて支持し、この左ナックル21は、ボールジヨ
イント22およびトランスバースリンク23と、図示し
ないストラットとを介し図示しない車体に支持する。こ
の一方、右前輪用ドライブシャフト17の図示しない前
車軸となる部分は図示しない右ナックルに支持し、この
右ナックルは、上記左ナックルと同様にして上記車体に
支持する。
上述の如くに動力伝達系を構成した四輪駆動車において
、ここでは、ステアリング装置の、ステアリングピニオ
ン24、ステアリングラック25およびそれを支持する
ステアリングギヤハウジング26を具えてなるラックピ
ニオン式ステアリングギヤ27を、右および左前輪用ド
ライブシャフト17.18の後方で、かつエンジン1の
下方に配設する。
さらに詳述すれば、ここでは、上述のようにして前輪用
ファイナルドライブ装fioを前車軸に対し前方へ移動
させて設けるとともに、そのディファレンシャルキャリ
ア12のドライブビニオンシャツ目1を支持する二個の
ベアリング28.28の間の位置に凹部12aを設け、
ステアリングギヤハウジング26を、そのステアリング
ピニオン24を支持する部分26aが上記凹部12aに
嵌まり合うとともに、そのステアリングラック25を支
持する部分26bがエンジン1の下方でかつドライブシ
ャフト17.18の後方の位置にて横方向へ延在するよ
うに配置して、図示しない車体に支持する。
かかる配置によれば、ステアリングピニオン24を車体
の横方向中心に近づけて、ステアリングラック27の移
動量を充分に確保することができ、かつ、ステアリング
ギヤ27と、前輪用ファイナルドライブ装置10および
エンジン1との干渉を避けることができる。
またここでは、一端部にステアリングホイール29を取
付けたステアリングコラム30を所定の位置にて車体に
支持し、このステアリングコラム30の他端部にステア
リングピニオン24を、中間シャフト31と、その両端
部に設けたユニバーサルジヨイント32.32とを介し
て連結する一方、ステアリングラック25の左端部を、
左ナックル21のナックルアーム21aに、左タイロッ
ド33と、その両端部に設けたボールジヨイント34.
34とを介して連結し、さらに、ステアリングラック2
5の右端部を、上記右ナックルのナックルアーム35に
、右タイロッド36と、その両端部のボールジヨイント
37 、37とを介して連結する。尚ここでは、ナック
ルアーム21a。
35を、左右ナックルをトランスバースリンクに連結す
るボールジヨイント(左ナックル21についてはボール
ジヨイント22)の中心と、ストラットの上端支持部の
中心とを通るキングピン中心線の後方へ突出させ、かつ
、それらのナックルアームの先端部を、前輪の直進状態
にて車体内方へ向けてすぼめることにより、アッカーマ
ンステアリングを達成する。
上述の如くに構成したこの例のステアリング装置によれ
ば、ステアリングホイール29を回動させることにて、
ステアリングラック25を横方向へ移動させ、ひいては
、左右前輪を操舵することができ、しかもこの例では、
通常の前輪あるいは後輪駆動車と同様に、ステアリング
ギヤ27を前車軸の後方に配置するので、中間シャフト
31をエンジンルーム内の車室に隣接する隅の部分に配
置し得て、エンジンルーム内の空間を有効に利用するこ
とができ、従って、エンジンの吸排気系を自由にレイア
ウトすることができる。
またこの例のステアリング装置によれば、左右ナックル
アームを内すぼまりにしてアッカーマンステアリングを
達成し得るので、ナックルアームとロードホイールとの
干渉を避けるためにオフセット寸法を大きくする必要が
なく、ひいては、前輪のスクラブ半径を容易に小さくす
ることができ、さらには、前輪を外方へ操向するための
残余角が大きくなることから、最小回転半径を小さくす
ることができる。
尚、上記の例では特に、前輪用ファイナルドライブ装置
10を前方へ移動させているので、前輪用プロペラシャ
フト7をドライブピニオンシャフト11に連結する前側
のユニバーサルジヨイント8を変速機3のコーン部3a
の前方へ配置することができ、かかる配置では、ユニバ
ーサルジヨイント8よりも外径の小さい前輪用プロペラ
シャフト7とコーン部3aとの干渉のみを回避すれば良
いので、前輪用プロペラシャフト7および前輪用ファイ
ナルドライブ装置10を車体の横方向の中心に近づける
ことができる。そしてこのことは、右および左前輪用ド
ライブシャフト17.18の長さの差を縮めてトルクス
テアを減少させ得るとともに、前輪用プロペラシャフト
7を通すセンタトンネルの車室内への突出量の増加を小
さくして、プロペラシャフト7を変速機3の下側に配置
するべく車高を高める必要性を無くし得るという利点を
もたらすことができる。
以上図示例に基づき説明したが、この発明は上記の例に
限定されるものでなく、例えば、前輪用ファイナルドラ
イブ装置を上記の例よりも後退させてエンジンの下方に
配置し、そのファイナルドライブ装置とエンジンとの間
にステアリングギヤを配設することも可能であり、これ
以外にも変形は可能である。
(発明の効果) かくしてこの発明の四輪駆動車用ステアリング装置によ
れば、ステアリングギヤとステアリングコラムとを連結
する中間シャフトをエンジンルーム内の車室側の隅に配
置し得るので、エンジンルーム内の空間を打効に利用す
ることができ、従って、エンジンの吸排気系を自由にレ
イアウトすることができる。
また、この装置によれば、ナックルアームをキングピン
中心線の後方へ突出させる構成とし得るので、ナックル
アームを、その先端部が車体内方へ向うすぼめた配置と
してもアッカーマンステアリングを構成することができ
、従って、前輪ロードホイールのオフセット寸法を小さ
くするとともに前輪のスクラブ半径を容易に小さくする
ことができ、さ゛らには、最小回転半径も小さくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の装置の一実施例を示す側面図、 第2図は上記の例の装置の平面図である。 1・・・エンジン     2・・・左前輪7・・・前
輪用プロペラシャフト 10・・・前輪用ファイナルドライブ装置17・・・右
前輪用ドライブシャフト 18・・・左前輪用ドライブシャフト 21a、35・・・ナックルアーム 27・・・ステアリングギヤ 30・・・ステアリング
コラム31・・・中間シャフト   33・・・左タイ
ロッド36・・・右タイロッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エンジンを車体前部に縦置きにした四輪駆動車のス
    テアリング装置において、 ステアリングギヤを、前輪用ドライブシャフトの後方で
    、かつエンジンの下方に配設したことを特徴とする四輪
    駆動車用ステアリング装置。
JP62113425A 1987-05-12 1987-05-12 四輪駆動車用ステアリング装置 Expired - Fee Related JP2513684B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004082928A (ja) * 2002-08-28 2004-03-18 Kubota Corp 水田作業機
JP2006238885A (ja) * 2006-04-07 2006-09-14 Kubota Corp 水田作業機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61160355A (ja) * 1984-12-29 1986-07-21 Suzuki Motor Co Ltd 四輪駆動車の操向装置

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