JP2003002228A - トラクタ - Google Patents

トラクタ

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JP2003002228A
JP2003002228A JP2001186785A JP2001186785A JP2003002228A JP 2003002228 A JP2003002228 A JP 2003002228A JP 2001186785 A JP2001186785 A JP 2001186785A JP 2001186785 A JP2001186785 A JP 2001186785A JP 2003002228 A JP2003002228 A JP 2003002228A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右走行クローラを装備させたトラク
タにあって、各種作業に最適の旋回パターンで機体を旋
回可能とさせる。 【解決手段】 油圧式直進変速機構25の出力を左右
遊星減速機構42を介し走行クローラ9に伝達して機体
を直進走行させると共に、油圧式旋回変速機構45の出
力を左右遊星減速機構42を介し走行クローラ9に伝達
して機体を旋回させるようにしたトラクタにおいて、油
圧式旋回変速機構45と左右遊星減速機構42との間の
左右動力伝達系に緩旋回用クラッチ116・117を介
設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば農作業機また
は土工作業機などを装設して農作業または土工作業など
を行うトラクタに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、左右の走行クロ
ーラを各別に駆動させる左右の油圧変速機構(HST)
を設ける構造では、直進走行性能を容易に向上させ得な
い問題がある。そのため直進変速レバー操作により左右
の走行クローラを駆動する油圧式直進変速機構と、操向
ハンドル操作により左右の走行クローラを駆動する油圧
式旋回変速機構を設け、前記直進変速機構及び旋回変速
機構の駆動力を左右の走行クローラに左右遊星減速機構
を介して伝える構造とさせて、左右走行クローラの駆動
による直進走行性能を安定させるようにした手段があ
る。しかし乍らこの場合、旋回変速機構から出力された
回転は、回転方向の異なる左右の回転に分配されて左右
遊星減速機構に入力され、左右走行クローラの一側が増
速・他側が減速状態となって、その旋回パターンは1つ
の固定されたものであった。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、油圧
式直進変速機構の出力を左右遊星減速機構を介し走行ク
ローラに伝達して機体を直進走行させると共に、油圧式
旋回変速機構の出力を左右遊星減速機構を介し走行クロ
ーラに伝達して機体を旋回させるようにしたトラクタに
おいて、油圧式旋回変速機構と左右遊星減速機構との間
の左右動力伝達系に緩旋回用クラッチを介設して、機体
を左右に旋回させる場合に、増速側となる外側クローラ
の増速をクラッチでカットとし、減速側となる内側クロ
ーラの減速をクラッチで入状態とさせることによって、
減速しながらの緩旋回を行う一方、増速側となる外側ク
ローラの増速をクラッチで入とし、減速側となる内側ク
ローラの減速をクラッチでカットとさせることによっ
て、増速しながらの緩旋回を行って、従来の旋回時の走
行速度より微値減速或いは増速させ、各種作業に応じた
最適の旋回を自由に選択可能とさせて、作業性を向上さ
せるものである。
【0004】また、操向ハンドルによる旋回操作方向と
操作角度に基づいて緩旋回用クラッチを入切制御して、
操向ハンドルの操作で旋回のパターンを自動的に適正の
ものに変更できて、旋回性能を向上させるものである。
【0005】さらに、旋回操作量に応じ走行速度を減速
させる旋回減速機構を入切自在に直進変速機構に連結さ
せて、操向ハンドルの操作量に応じ旋回走行速度を減速
させる旋回パターンや、操向ハンドルの操作量に関係な
く旋回走行速度を定速保持させる旋回パターンを選択可
能とさせて、旋回作業性を向上させるものである。
【0006】またさらに、走行速度を変速させる変速レ
バーと操向ハンドルの操作で緩旋回用クラッチの入切
と、旋回減速機構の入切を行って、変速レバーと操向ハ
ンドル操作によって最適の旋回パターンを選択して作業
の信頼性を向上させるものである。
【0007】また、変速レバーと操向ハンドルの操作位
置の検出に基づいて緩旋回用クラッチと旋回減速機構と
を自動制御して、各種旋回モードより最適旋回モードを
選択して、各種旋回パターンのうちから現作業の最適の
旋回パターンを、変速レバーと操向ハンドルにより自動
選択して、作業の信頼性を容易に向上させるものであ
る。
【0008】さらに緩旋回用クラッチを油圧駆動式に設
けると共に、油圧式変速機構のチャージ圧を油圧源に使
用して、緩旋回用クラッチに必要とする油圧ポンプやリ
リーフ弁を油圧式変速機構で用いる油圧ポンプやリリー
フ弁で兼用させ、油圧システム全体の簡素化とコスト低
減を図るものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1はトラクタの外観側面図、図2は
同要部側面図、図3は同平面図であり、四角筒形の左右
一対のクローラフレーム1前部に前ミッションケース2
を固定させ、前ミッションケース2の左右車軸3に左右
駆動スプロケット4を軸支させると共に、前記クローラ
フレーム1後部にテンションフレーム5を介してテンシ
ョンローラ6を設け、イコライザ転輪7及びアイドラ8
を介して駆動スプロケット4とテンションローラ6間に
走行クローラ9を巻回し、左右一対の走行クローラ9を
装設している。
【0010】さらに、左右クローラフレーム1の間で前
部上方にエンジン10を搭載し、エンジン10外側をボ
ンネット11によって覆うと共に、左右クローラフレー
ム1の間で後部に後ミッションケース12を設け、リフ
トアーム13を備える油圧昇降シリンダ14とトップリ
ンク15及びロワリンク16とを後ミッションケース1
2に設け、耕耘ロータリ作業機またはプラウなどの農作
業機を前記リンク15・16に昇降及び着脱自在に装設
させ、圃場の耕耘作業などを行わせる。
【0011】また、前記ボンネット11後側で後ミッシ
ョンケース12上側にキャビン17を装設させるもの
で、前記キャビン17前部にハンドルコラム18及びブ
レーキペダル19を内設させ、チルト動作自在な前記ハ
ンドルコラム18に丸形操向ハンドル20を回転自在に
取付けると共に、作業者が座乗する運転席21を前記キ
ャビン17後部に内設させ、走行主及び副変速レバー2
2・23及びPTO変速レバー24を前記運転席21側
方に配設させる。
【0012】さらに、図2乃至図4に示す如く、後ミッ
ションケース12前部に油圧変速ケース25を設け、油
圧無段変速構造(HST)の油圧変速ポンプ26及びモ
ータ27を前記ケース25に内設させ、前記ポンプ26
を駆動させるポンプ軸28とエンジン10の出力軸29
を、エンジン10後側のフライホイールケース30内の
フライホイール31及びダンパ32と自在継手軸33を
介して連結させると共に、前記モータ27によって回転
させるモータ軸34に副変速用ギヤ変速機構35を介し
て走行変速出力軸36を連結させ、後ミッションケース
12前方に前記出力軸36を突出させる。また、前記ポ
ンプ軸28にPTOクラッチ37を介してPTO入力軸
38を連結させ、ポンプ軸28と略同一軸芯上にPTO
入力軸38を設け、PTO変速用ギヤ変速機構39を介
して前記入力軸38にPTO出力軸40を連結させ、後
ミッションケース12後方に前記出力軸40を突設さ
せ、機体後方に装設させる農作業機に動力を伝える。
【0013】さらに、強制デフ41を形成する左右遊星
ギヤ機構42を前ミッションケース2に内設させ、自在
継手軸43及びデフ入力軸44を介して左右遊星ギヤ機
構42に前記走行変速出力軸36を連結させ、該出力軸
36の走行変速出力を左右遊星ギヤ機構42を介して左
右車軸3に伝え、左右走行クローラ9を略同一速度で同
一方向に駆動し、前進または後進走行させる。また、前
ミッションケース2前面に油圧操向ケース45を固定さ
せ、油圧無段変速構造(HST)の油圧操向ポンプ46
及びモータ47を前記ケース45に内設させ、前記ポン
プ46を駆動させるポンプ軸48に自在継手軸49を介
してエンジン10の出力軸29を連結させると共に、前
記モータ47によって回転させるモータ軸50を左右逆
転ベベルギヤ51を介して左右遊星ギヤ機構42に連結
させ、前記ポンプ46とモータ47により無段変速する
操向出力を左右遊星ギヤ機構42を介して左右車軸3に
伝え、左右走行クローラ9を略同一速度で逆方向に駆動
し、左方向または右方向に旋回走行させる。
【0014】さらに、図5に示す如く、操向操作出力用
ラックケース52と、密閉箱形の操向及び走行変速操作
ケース53を設け、前記ラックケース52のピニオン回
転軸54に前記操向ハンドル20を連結させ、ラックケ
ース52のラック移動板55を前記操作ケース53右側
面の操向操作軸56にクランクアーム57を介して連結
させると共に、前記主変速レバー22にリンク58及び
ロッド59などを介して連結する変速操作入力軸60
と、前記変速ケース25のポンプ出力無段変速用アーム
61ロッド62・63などを介して連結させる変速操作
出力軸64と、前記操向ケース45のポンプ出力無段変
速用アーム65にロッド66などを介して連結させる操
向操作出力軸67を、前記操作ケース53に回転自在に
軸支させる。なお、前記変速操作入力軸60と操向操作
出力軸67を同軸上に回転自在に設けると共に、各軸6
0・64・67をケース53上面に突出させてレバー2
2またはアーム61・65に連結させる。
【0015】また、前記操向操作軸56によって軸芯回
りに回転させる連結体68と、前記操作軸56に対して
軸芯を略直角交叉させる支点軸69回りに連結体68を
回転させる揺動体70と、変速操作入力軸60に揺動体
70を連結させる変速操作入力ロッド71と、前記変速
操作出力軸64に連結体68を連結させる変速操作出力
ロッド72と、前記操向操作出力軸67に連結体68を
連結させる操向操作出力ロッド73を、前記操作ケース
53に内設させると共に、前記支点軸69の軸芯線上で
前記ロッド73を連結体68に自在継手連結させ、操向
操作軸56を中心とする円周上で前記ロッド73連結部
に対して90度変位させて変速操作出力ロッド72を連
結体68に自在継手連結させ、前記出力軸64とロッド
72並びに出力軸67とロッド73を操向操作軸56の
軸芯線上で位置を異ならせて連結させて、円錐リンク式
の旋回減速機構74を構成している。
【0016】上記のように、左右遊星ギヤ機構42を備
える強制デフ41を前ミッションケース2に内設させて
左右走行クローラ9を駆動すると共に、前記強制デフ4
1に走行無段変速ポンプ26及びモータ27を介して直
進走行力を伝えて左右走行クローラ9を同一方向に同一
速度で駆動させる一方、前記強制デフ41に旋回用油圧
操向ポンプ46及びモータ47を介して旋回走行力を伝
えて左右走行クローラ9を逆方向に同一速度で駆動させ
る。また、走行無段変速ポンプ26及びモータ27と旋
回用操向ポンプ46及びモータ47の両方の出力を旋回
減速機構74によって調整し、操向ハンドル20の操作
量に応じて走行速度を減速し、かつ左右走行クローラ9
の速度差を連続的に変化させてスピンターン動作に移行
させるもので、走行無段変速ポンプ26及びモータ27
を出力操作する主変速レバー22が中立の状態下で、操
向ハンドル20操作による旋回出力をオフ維持すると共
に、操向ハンドル20が直進位置にあるとき、主変速レ
バー22の傾倒と連動させて直進走行力伝達用走行無段
変速ポンプ26及びモータ27だけを前後進出力動作さ
せ、主変速レバー22が中立以外の状態下で、操向ハン
ドル20操作により旋回出力調整と走行変速の両方を行
わせる。
【0017】さらに、図2、図3、図6に示す如く、前
記エンジン10の両側下部に左右エンジンフレーム75
を固定させ、エンジンフレーム75を前方に延設して前
部にウエイト76及び前バンパ77を固定させ、エンジ
ンフレーム75の中間下面を前ミッションケース2上面
にボルト固定させる。また、前記キャビン17の前部下
面を着脱自在に上載固定させる前キャビン台78をクロ
ーラフレーム1に溶接固定させ、左右の前キャビン台7
8を前記フライホイールケース30左右側面にボルト固
定させると共に、前記キャビン17の後部下面を着脱自
在に上載固定させる後キャビン台78をクローラフレー
ム1後部に溶接固定させ、左右の後キャビン台79を後
ミッションケース12左右側面にボルト固定させる。
【0018】また、左右一対の上フレーム80と左右一
対の下フレーム81の前部及び後部を前フレーム82及
び後フレーム83に溶接固定して枠フレーム84を形成
し、前記フライホイールケース30後面に前フレーム8
2を着脱自在にボルト固定させ、後ミッションケース1
2の前面板85に後フレーム83を着脱自在にボルト固
定させ、前記ポンプ軸28及び自在継手軸33と略同一
高さで両側に左右の上フレーム80を前後方向に延設さ
せ、前記走行変速出力軸36及び自在継手軸43と略同
一高さで両側に左右の下フレーム81を前後方向に延設
させると共に、左右方向に延設させる水平フレーム86
を下フレーム81下面に溶接固定させ、左右クローラフ
レーム1の受台87に水平フレーム86を上載して着脱
自在にボルト固定させ、下フレーム81の前後幅中間を
クローラフレーム1に水平フレーム86を介して連結さ
せて、機体構造の軽量化及び製造コスト低減並びに強度
向上などを図るように構成している。
【0019】図7乃至図9に示す如く、主変速レバー2
2の操作量によって決定される車速を操向ハンドル20
の操作量に比例して減速させる旋回減速機構74の入切
を行う切換機構88を設け、切換機構88の切時には操
向ハンドル20に関係なく主変速レバー22操作位置の
車速を一定維持させるもので、前記変速操作出力軸64
に筒形の減速出力軸87と直結出力軸90を回転自在に
軸支させ、減速操作出力軸89に変速操作出力ロッド7
2を連結させ、また変速出力軸64の一端側に前記ロッ
ド62に連結させる変速アーム91を固定させると共
に、前記主変速レバー22側のロッド59にアーム59
aを介し連結する変速操作入力軸60にボス92を介し
て直結入力リンク93を固定させ、前記直結出力軸90
に固定する直結出力リンク94をローラ95を介して入
力リンク93を連結させている。
【0020】また、前記変速操作出力軸64の中空に切
換スプール96を出入自在に挿入させ、変速操作出力軸
64に係止させるクラッチピン97をスプール96挿入
端部に固定させると共に、前記クラッチピン97を係脱
自在に係止させるノッチ98・99を前記減速出力軸8
9及び直結出力軸90に夫々形成し、スプール96の出
入操作によりクラッチピン97及びノッチ98・99を
介して減速出力軸89または直結出力軸90のいずれか
一方を変速操作出力軸64に択一的に連結させる。
【0021】また、前記スプール96の挿入端部と変速
操作出力軸64間に圧縮バネ100を介設して、常時は
クラッチピン97をノッチ98に係合維持させると共
に、スプール96の突出端にクラッチ操作バネ101の
一端側を係合連結させ、操作ケース53の枢支軸102
に前記バネ101中間の巻回部101aを支持させ、ア
クチュエータである減速機付電動切換モータ103のモ
ータ軸103aに固設する揺動アーム104先端に係合
軸105を介し前記バネ101の他端側を係合連結させ
て、切換モータ103の正逆駆動によってバネ101を
介しスプール96を出入動作させて、クラッチピン97
を減速側のノッチ98或いは直結側のノッチ99に係合
保持させて減速モードの入切の切換えを行うように構成
している。このように前記クラッチピン97を減速側ノ
ッチ98に係合させるとき(減速モード入)、車速を操
向ハンドル20の操作量に比例して減速させる減速モー
ドとさせ、直結側ノッチ99に係合させるとき(減速モ
ード切)、車速を操向ハンドル20の操作量に関係なく
略一定に保った定速モードとさせるものである。
【0022】図4、図10、図11に示す如く、前記前
ミッションケース2は前記デフ入力軸44の回転をベベ
ルギヤ106を介し伝えるサンギヤ軸107と、該サン
ギヤ軸107の左右両端に同軸線上でサンギヤ108・
プラネタリギヤ109・出力ギヤ110を介し連結させ
る左右遊星出力軸111と、左右プラネタリギヤ109
を回転自在に軸支する左右ギヤリヤギヤ112に噛合う
左右旋回出力ギヤ113を有する左右旋回分配軸114
とを有し、操向用の前記モータ軸50に左右逆転ベベル
ギヤ51を介し左右旋回分配軸114を連結させると共
に、前記遊星出力軸111に減速ギヤ115を介し左右
車軸3を連結させて、左右走行クローラ9を略同一速度
で逆方向に駆動するように構成している。
【0023】また、左右分配軸114のベベルギヤ51
と出力ギヤ113間に油圧で操作される湿式多板構造の
緩旋回用左右クラッチ116・117を介設して、例え
ば図15(4)に示す如く、前記モータ軸50の出力を
左右分配軸114に均等に振分けた状態に比べ、同図
(5)に示す如く、増速側(外側)クラッチ116或い
は117をオフ、減速側(内側)のクラッチ117或い
は116をオンとさせて、増速側をカット、減速側を入
状態とさせたとき減速しながらの緩旋回モードとさせ、
一方同図(6)に示す如く増速側(外側)クラッチ11
6或いは117をオン、減速側(内側)のクラッチ11
7或いは116をオフとさせて、増速側を入、減速側を
カットさせたとき、増速しながらの緩旋回モードとさせ
て、機体を通常より減速或いは増速状態で緩旋回させる
ように構成している。
【0024】図10に示す如く、緩旋回左右クラッチ1
16・117はベベルギヤ51によるモータ47出力の
分配直後位置に配置し減速させない構成として、クラッ
チ容量も小さくコンパクトな配置を可能とさせると共
に、一側(左側)のクラッチ116をベベルギヤ106
を有する前記デフ入力軸44に対向配置させて、スペー
スを有効利用したコンパクトなミッションケース2内の
組込みを可能とさせている。
【0025】また図11に示す如く、前記クラッチ11
6・117は油圧変速ケース25及び操向ケース45に
油圧を供給する油圧供給ポンプ118の油圧回路119
に電磁式クラッチバルブ120・121を接続させ、各
ケース25・45のリリーフ弁122・123によるチ
ャージ圧で作動するように設けて、クラッチ116・1
17用としてのポンプ及びリリーフ弁を不要とさせ、各
ケース25・45に必要とするポンプ118及びリリー
フ弁122・123を有効利用して、油圧システム全体
の簡素化を図るように構成している。
【0026】さらに図12に示す如く、前記操向ハンド
ル20の操作角と主変速レバー22の変速操作位置を検
出する旋回センサ124と直進のセンサ125とを旋回
減速機構74及び減速切換機構88などに備え、これら
センサ124・125をコントローラ126に入力接続
させると共に、左右クラッチ116・117のクラッチ
バルブ120・121と前記切換モータ103にコント
ローラ126を接続させて、操向ハンドル20の操作角
と主変速レバー22の変速操作位置により最適の旋回モ
ードを自動選択して機体を旋回させるように構成してい
る。
【0027】また、図14、図15に示す如く、前記ク
ラッチ116・117をオンとさせた通常の旋回動作に
あって、切換モータ103で前記ピン97を減速側ノッ
チ98に係合させるとき減速モード入状態とさせて図1
4(1)の通常モードとさせ、直結側ノッチ99に係合
させるとき減速モード切状態とさせて図15(4)の湿
田などに適した湿田通常モードとさせる。そして図14
(1)、図15(4)の通常モード状態でクローラ速度
が大となる旋回外側走行クローラ9のクラッチ116或
いは117をオフ、クローラ速度が小となる旋回内側走
行クローラ9のクラッチ117或いは116をオンとさ
せるとき、増速側(外側)をカットした図14(2)、
図15(5)の減速緩旋回モードとさせ、外側のクラッ
チ116或いは117をオン、内側のクラッチ117或
いは116をオフとさせるとき、低速側(内側)をカッ
トとした図14(3)、図15(6)の増速緩旋回モー
ドとさせて、旋回減速機構74と減速切換機構88の組
合せで6つの旋回モード(1)(2)(3)(4)
(5)(6)を形成する。
【0028】さらに、6つの旋回モード(1)〜(6)
より作業に適した1つの旋回モードを操向ハンドル20
と主変速レバー22の操作位置より自動選択するもの
で、例えば図13に示す如く直進センサ125が主変速
レバー22の高速或いは低速位置を検出するとき、切換
モータ103を作動して図14、図15に示す如き、減
速モード(旋回減速機構74)の入切を行わせ、次に旋
回センサ124が操向ハンドル20のハンドル切れ角の
大を検出するとき、旋回外側のクラッチ116或いは1
17がオフ、内側のクラッチ117或いは116がオン
の図14(2)、図15(5)のモード(2)(5)
に、またハンドル切れ角の小を検出するとき、旋回外側
のクラッチ116或いは117がオン、内側のクラッチ
117或いは116がオフの図14(3)、図15
(6)のモード(3)(6)に切換え、さらにハンドル
切れ角の中を検出するとき両クラッチ116・117が
オンの図14(1)、図15(4)の通常モード(1)
(4)を保持させて、各作業条件に適した最適のパター
ンで旋回を行う。なお作業条件によってモード(2)と
(3)・(5)と(6)を反対とさせるなど何れに変更
させても良く、また図14、図15の減速モードの入切
も主変速レバー22でなく、圃場面の硬軟を検出する湿
田センサなどによって行う構成でも良く、各モード
(1)〜(6)は何れの手段によっても自由に選択可能
とさせるものである。
【0029】上記からも明らかなように、油圧式直進変
速機構である変速ケース25の出力を左右遊星減速機構
である遊星ギヤ機構42を介し走行クローラ9に伝達し
て機体を直進走行させると共に、油圧式旋回変速機構で
ある操向ケース45の出力を左右遊星ギヤ機構42を介
し走行クローラ9に伝達して機体を旋回させるようにし
たトラクタにおいて、油圧式操向ケース45と左右遊星
ギヤ機構42との間の左右動力伝達系に緩旋回用クラッ
チ116・117を介設したもので、機体を左右に旋回
させる場合に、増速側となる外側クローラ9の増速をク
ラッチ116或いは117でカットとし、減速側となる
内側クローラ9の減速をクラッチ117或いは116で
入状態とさせることによって、減速しながらの緩旋回を
行う一方、増速側となる外側クローラ9の増速をクラッ
チ116或いは117で入とし、減速側となる内側クロ
ーラ9の減速をクラッチ117或いは116でカットと
させることによって、増速しながらの緩旋回を行って、
従来の旋回時の走行速度より微値減速或いは増速させ、
各種作業に応じた最適の旋回を自由に選択可能とさせ
て、作業性を向上させることができる。
【0030】また、操向ハンドル20による旋回操作方
向と操作角度に基づいて緩旋回用クラッチ116・11
7を入切制御するもので、操向ハンドル20の操作で旋
回のパターンを自動的に適正のものに変更できて、旋回
性能を向上させることができる。
【0031】さらに、旋回操作量に応じ走行速度を減速
させる旋回減速機構74を入切自在に変速ケース25に
連結させたもので、操向ハンドル20の操作量に応じ旋
回走行速度を減速させる旋回パターンや、操向ハンドル
20の操作量に関係なく旋回走行速度を定速保持させる
旋回パターンを選択可能とさせて、旋回作業性を向上さ
せることができる。
【0032】またさらに、走行速度を変速させる変速レ
バー22と操向ハンドル20の操作で緩旋回用クラッチ
116・117の入切と、旋回減速機構74の入切を行
うもので、変速レバー22と操向ハンドル20操作によ
って最適の旋回パターンを選択して作業の信頼性を向上
させることができる。
【0033】また、変速レバー22と操向ハンドル20
の操作位置の検出に基づいて緩旋回用クラッチ116・
117と旋回減速機構74とを自動制御して、各種旋回
モード(1)(2)(3)(4)(5)(6)より最適
旋回モードを選択するもので、各種旋回パターンのうち
から現作業の最適の旋回パターンを、変速レバー22と
操向ハンドル20操作により自動選択して、作業の信頼
性を容易に向上させることができる。
【0034】さらに緩旋回用クラッチ116・117を
油圧駆動式に設けると共に、変速及び操向ケース25・
45のチャージ圧を油圧源に使用したもので、緩旋回用
クラッチ116・117に必要とする油圧ポンプやリリ
ーフ弁を変速及び操向ケース25・45で用いる油圧ポ
ンプ118やリリーフ弁122・123で兼用させ、油
圧システム全体の簡素化とコスト低減を図ることができ
る。
【0035】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、油圧式直進変速機構25の出力を左右遊星減速機構
42を介し走行クローラ9に伝達して機体を直進走行さ
せると共に、油圧式旋回変速機構45の出力を左右遊星
減速機構42を介し走行クローラ9に伝達して機体を旋
回させるようにしたトラクタにおいて、油圧式旋回変速
機構45と左右遊星減速機構42との間の左右動力伝達
系に緩旋回用クラッチ116・117を介設したもので
あるから、機体を左右に旋回させる場合に、増速側とな
る外側クローラ9の増速をクラッチ116或いは117
でカットとし、減速側となる内側クローラ9の減速をク
ラッチ117或いは116で入状態とさせることによっ
て、減速しながらの緩旋回を行う一方、増速側となる外
側クローラ9の増速をクラッチ116或いは117で入
とし、減速側となる内側クローラ9の減速をクラッチ1
17或いは116でカットとさせることによって、増速
しながらの緩旋回を行って、従来の旋回時の走行速度よ
り微値減速或いは増速させ、各種作業に応じた最適の旋
回を自由に選択可能とさせて、作業性を向上させること
ができるものである。
【0036】また、操向ハンドル20による旋回操作方
向と操作角度に基づいて緩旋回用クラッチ116・11
7を入切制御するものであるから、操向ハンドル20の
操作で旋回のパターンを自動的に適正のものに変更でき
て、旋回性能を向上させることができるものである。
【0037】さらに、旋回操作量に応じ走行速度を減速
させる旋回減速機構74を入切自在に直進変速機構25
に連結させたものであるから、操向ハンドル20の操作
量に応じ旋回走行速度を減速させる旋回パターンや、操
向ハンドル20の操作量に関係なく旋回走行速度を定速
保持させる旋回パターンを選択可能とさせて、旋回作業
性を向上させることができるものである。
【0038】またさらに、走行速度を変速させる変速レ
バー22と操向ハンドル20の操作で緩旋回用クラッチ
116・117の入切と、旋回減速機構74の入切を行
うものであるから、変速レバー22と操向ハンドル20
操作によって最適の旋回パターンを選択して作業の信頼
性を向上させることができるものである。
【0039】また、変速レバー22と操向ハンドル20
の操作位置の検出に基づいて緩旋回用クラッチ116・
117と旋回減速機構74とを自動制御して、各種旋回
モード(1)(2)(3)(4)(5)(6)より最適
旋回モードを選択するものであるから、各種旋回パター
ンのうちから現作業の最適の旋回パターンを、変速レバ
ー22と操向ハンドル20操作により自動選択して、作
業の信頼性を容易に向上させることができるものであ
る。
【0040】さらに緩旋回用クラッチ116・117を
油圧駆動式に設けると共に、油圧式変速機構25・45
のチャージ圧を油圧源に使用したものであるから、緩旋
回用クラッチ116・117に必要とする油圧ポンプや
リリーフ弁を油圧式変速機構25・45で用いる油圧ポ
ンプ118やリリーフ弁122・123で兼用させ、油
圧システム全体の簡素化とコスト低減を図ることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタの全体側面図。
【図2】機体部の側面説明図。
【図3】機体部の平面説明図。
【図4】駆動系の説明図。
【図5】走行及び操向操作部の説明図。
【図6】機体部の説明図。
【図7】減速切換機構部の説明図。
【図8】切換モータ部の説明図。
【図9】走行及び操向操作系の説明図。
【図10】前ミッションケース部の説明図。
【図11】油圧回路図。
【図12】制御回路図。
【図13】フローチャート。
【図14】旋回モード図。
【図15】旋回モード図。
【符号の説明】
9 走行クローラ 20 操向ハンドル 22 主変速レバー 25 変速ケース(直進変速機構) 42 遊星ギヤ機構(遊星減速機構) 45 操向ケース(旋回変速機構) 74 旋回減速機構 116 クラッチ 117 クラッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧式直進変速機構の出力を左右遊星減
    速機構を介し走行クローラに伝達して機体を直進走行さ
    せると共に、油圧式旋回変速機構の出力を左右遊星減速
    機構を介し走行クローラに伝達して機体を旋回させるよ
    うにしたトラクタにおいて、油圧式旋回変速機構と左右
    遊星減速機構との間の左右動力伝達系に緩旋回用クラッ
    チを介設したことを特徴とするトラクタ。
  2. 【請求項2】 操向ハンドルによる旋回操作方向と操作
    角度に基づいて緩旋回用クラッチを入切制御するように
    設けたことを特徴とする請求項1記載のトラクタ。
  3. 【請求項3】 旋回操作量に応じ走行速度を減速させる
    旋回減速機構を入切自在に直進変速機構に連結させたこ
    とを特徴とする請求項1記載のトラクタ。
  4. 【請求項4】 走行速度を変速させる変速レバーと操向
    ハンドルの操作で緩旋回用クラッチの入切と、旋回減速
    機構の入切を行うように設けたことを特徴とする請求項
    3記載のトラクタ。
  5. 【請求項5】 変速レバーと操向ハンドルの操作位置の
    検出に基づいて緩旋回用クラッチと旋回減速機構とを自
    動制御して、各種旋回モードより最適旋回モードを選択
    するように設けたことを特徴とする請求項4記載のトラ
    クタ。
  6. 【請求項6】 緩旋回用クラッチを油圧駆動式に設ける
    と共に、油圧式変速機構のチャージ圧を油圧源に使用し
    たことを特徴とする請求項1記載のトラクタ。
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