JP2005238864A - 走行車両の差動機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来、クローラトラクタなどの走行車両において、ステアリングハンドルの操作量に応じて旋回用HSTの出力を調整するように構成していたので、該旋回用HSTの出力を最大限に活用できず、出力ロスが大きくなっていた。また、旋回用HSTの油圧ポンプとステアリングハンドルとを連係するリンク機構が複雑な構造となり、部品点数が多く組立がとても面倒な作業となっていた。
【解決手段】走行車両の前部に備えられた差動機構に、フロントアクスルケース25に支持した左右の出力軸115・115を一対の遊星歯車機構110・110にて連結する差動装置100と、該遊星歯車機構110・110を介して出力軸115・115に回転数差を与えて操向を行う旋回用HSTと、該旋回用HSTからの動力を変速した後に差動装置100に伝達する機械式の旋回用変速装置140とを備えた。
【選択図】図6

Description

本発明は、クローラトラクタなどの走行車両に備えられた差動機構に関する。
従来、クローラ式走行装置により走行する車両において、エンジンからの動力をトランスミッションにおいて変速した後、差動装置に入力し、左右出力軸に伝達して直進走行を行うとともに、ステアリングハンドルの操作により旋回用HSTを駆動させ、該旋回用HSTからの動力を該差動装置に伝達して左右の出力軸に回転数差を生じさせて旋回走行をさせる差動機構が公知となっている。このような差動機構では、ステアリングハンドルの操作量に応じて旋回用HSTから出力される動力を調節することにより、左右の出力軸に与える回転数差を変更して、旋回時における車両の旋回半径を調整可能としていた(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−2228号公報
前述のように、従来の差動機構ではステアリングハンドルの操作量に応じて旋回用HSTの出力を調整するように構成していたのであるが、低速走行時には小さな操作量で大きく旋回するようにし、高速走行時には大きく操作しても小さく旋回できるように、あるいは、旋回時には速度を低下させるように、ステアリングハンドルと旋回用HSTの変速軸又は主変速レバーとの間に、複雑なリンク機構を設けていた。よって、部品点数が多く組立がとても面倒な作業となっていた。また、旋回用HSTから出力される動力は出力ロスが大きいため、動力を最大限に活用できなかった。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、走行車両の前部に備えられた走行車両の差動機構において、フロントアクスルケースに支持した左右の出力軸を一対の遊星歯車機構にて連結する差動装置と、該遊星歯車機構を介して出力軸に回転数差を与えて操向を行う旋回用HSTと、該旋回用HSTからの動力を変速した後に差動装置に伝達する機械式の旋回用変速装置とを備えたものである。
請求項2においては、前記機械式の旋回用変速装置を油圧式の旋回用変速装置としたものである。
請求項3においては、前記旋回用変速装置と、ミッションケース内に配設された副変速装置とを連動連結したものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、旋回用HSTからの動力を機械式の旋回用変速装置により変速した後、差動装置に入力して遊星歯車機構により左右の出力軸に回転数差を与えることができるので、操縦者が変速装置の変速を行うと旋回用変速装置も変速されて、ステアリングハンドルの左右旋回操作時において、出力軸の回転数差も変更して、車速に応じた最適な旋回半径を得ることができる。また、旋回用HSTからの出力は高速走行時においても低速走行時においても略同じパターンの出力でよいので、最適出力パターンに設定しておくことで動力を最大限に活用して出力ロスを低減することができる。また、旋回用HSTと変速レバーを連係する必要がないため、旋回用HSTとステアリングハンドルとを連係するリンク機構を簡単な構造にできる。加えて、フロントアクスルケースに差動装置を備えた車両の場合、車両前部の重量が重くなるので、機体の前後のバランスが良くなる。
請求項2においては、ステアリングハンドルの左右旋回操作時でも、変速手段を操作して油圧式変速装置の変速を行うことにより、旋回用HSTから出力される動力を調節して車両の旋回半径を変更することができる。また、油圧式変速装置とその変速手段を連係するロッドなどからなるリンク機構が不要となるため、油圧式変速装置とその変速手段とを簡単な構造で連係できる。
請求項3においては、車両の旋回時において、速度域に応じた旋回フィーリングを得ることができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係るトラクタの全体的な構成を示した斜視図、図2は同じく側面図、図3は駆動伝達経路を示すスケルトン図、図4はクラッチハウジングの側面断面図、図5はミッションケースの側面断面図、図6はフロントアクスルケースの平面断面図、図7は機械式の旋回用変速装置と主変速レバーとを連係するリンク機構を示す図、図8は別実施例の駆動伝達経路を示すスケルトン図、図9は油圧式変速装置の油圧回路の構成を示す図である。
まず、本発明の一実施例に係る動力伝達機構を採用したクローラトラクタの概略構成について、図1及び図2を用いて説明する。
クローラ式走行装置1の前部上方にエンジン3が配置され、後部上にミッションケース23が配置されている。エンジン3は左右下方のメインフレーム6・6間に固設され、ボンネット4で覆われている。該ボンネット4の後方にはダッシュボード2が設けられており、該ダッシュボード2内にステアリングコラムが設けられ、該ステアリングコラムに支持されたハンドル軸の上端に操向操作を行う丸型のステアリングハンドル7が配置されている。また、該ダッシュボード2には、機体の前後進を切り換えるためのリバーサレバー121が側方から突出するように配設されている。ステアリングハンドル7の後方にはシート8が配設され、該シート8の近傍に主変速レバー122や副変速レバー123、PTO変速レバー124などが配設されている。そして、ダッシュボード2とシート8との間の下方にステップ18が配置されて、運転部が構成されている。また、機体後端部には、各種作業機を装着するための三点リンク式の装着装置10が設けられている。
前記クローラ式走行装置1においては、トラックフレーム15の前端部にフロントアクスルケース25が固設され、該フロントアクスルケース25に支持された駆動軸118に駆動スプロケット11が支持されている。一方、トラックフレーム15の後端部にはアイドラ(従動スプロケット)12が回転自在に支持されている。そして、前記駆動スプロケット11とアイドラ12との間においてトラックフレームに転輪13・13・・・が回転自在に支持され、駆動スプロケット11とアイドラ12と転輪13・13・・・の周囲がクローラベルト14で巻回されている。
次に、クローラトラクタの駆動伝達系について、図3から図6を用いて説明する。
前記エンジン3の後方にはフライホイールケース21を介して前後進切換装置30や主変速装置50などを収納したクラッチハウジング22が配設され、該クラッチハウジング22の後方に副変速装置70やPTO変速装置40などを収納したミッションケース23が配置され、該ミッションケース23の後面はリアケース24により閉じられている。そして、エンジン3からの動力が、主変速装置50で変速された後に副変速装置70で変速され、駆動スプロケット11に伝達可能とされるとともに、PTO伝達軸42からPTO変速装置40を介してPTO軸動力伝達可能に構成されている。
また、エンジン3の下方には差動装置100を収納したフロントアクスルケース25が配置され、トラックフレーム15の前端部に支持されている。該フロントアクスルケース25の前面には後述する機械式の旋回用変速装置140を介して固定容量型の油圧モータ68が付設されており、該油圧モータ68とクラッチハウジング22側面に付設された可変容量型の油圧ポンプ67とからなる旋回用油圧式無段変速装置(以下、旋回用HST)が構成されている。該旋回用HSTにおいては、油圧ポンプ67の可動斜板が変速アームを介してステアリングハンドル7にリンク機構を介して連係されて、ステアリングハンドル7の操作により油圧ポンプ67から油圧モータ68に圧油が吐出され、該油圧モータ68が駆動されるようになっている。そして、該旋回用HSTの出力と前記副変速装置70からの出力とが差動装置100で合成されて、左右の駆動軸118を介して駆動スプロケット11に伝えられ、旋回用HSTの出力が停止状態では直進状態となり、旋回用HSTの出力が左右の駆動軸118に伝えられると旋回するようになっている。こうして、駆動スプロケット11が回転駆動されると、クローラベルト14が回転され、クローラ式走行装置1が駆動するように構成されている。
続いて、動力伝達機構の具体的構成を説明する。
前記エンジン3の出力軸3aは後方に突出され、該出力軸3aにクラッチハウジング22に軸支された主軸31がフライホイール27及びダンパー28を介して連結され、該主軸31上に正転側ギア32と逆転側ギア33が遊嵌されている。該正転側ギア32と主軸31との間には前進側の油圧クラッチ34が、逆転側ギア33と主軸31との間に後進側の油圧クラッチ35がそれぞれ配設されている。この二つの油圧クラッチ34・35は前記リバーサレバー121と連係された油圧制御弁の切換によって断接されるように構成されており、リバーサレバー121の操作により油圧制御弁が切り換えられると、前進側の油圧クラッチ34又は後進側の油圧クラッチ35のいずれか一方が接続され、正転側ギア32又は逆転側ギア33のいずれか一方に主軸31から動力が伝達されるようになっている。ただし、リバーサレバー121がニュートラル位置の場合は、主軸31からの動力は正転側ギア32及び逆転側ギア33には伝達されない。
前記正転側ギア32は、主軸31と平行に配設された伝達軸36に固設されたギア37と噛合されるとともに、後方に延出される主軸31に遊転可能に外嵌されたパイプ状の主変速入力軸55に相対回転不能に連結されている。逆転側ギア33は、カウンタ軸に固設されたカウンタギア39に噛合され、該カウンタギア39が伝達軸36に固設されたギア38に噛合されている。こうして、前後進切換装置30が構成され、前進側の油圧クラッチ34が接続されたときには、主軸31からの動力が正転側ギア32を介して主変速入力軸55に伝達されて、主変速軸が正転方向に回転される。逆に、後進側の油圧クラッチ35が接続されたときには、主軸31からの動力が逆転側ギア33からカウンタギア39及びギア38を介して伝達軸36に伝達され、該伝達軸36からギア37及び正転側ギア32を介して主変速入力軸55に動力が伝達されて、主変速入力軸55が逆転方向に回転される。
前記主軸31は機体後方へと延設されており、該主軸31の後端にPTOクラッチ41を介してミッションケース23に支持されたPTO伝達軸42が同心軸上に連結されている。そして、該PTO伝達軸42の後端にPTO入力軸43が同心軸上に相対回転不能に連結され、PTOクラッチ41の出力がPTO伝達軸42を介してPTO入力軸43に伝えられるようになっている。該PTO入力軸43には第一入力ギア44と第二入力ギア45とが固設され、この二つのギア44・45にPTO軸46に遊嵌された第一出力ギア47と第二出力ギア48にそれぞれ噛合されている。PTO軸46はミッションケース23に及びリアケース24に支持され、リアケース24から機体後方に突出されている。
そして、前記第一出力ギア47と前記第二出力ギア48とに挟まれた位置において、PTO軸46にクラッチハブを介してクラッチスライダ49が該PTO軸46に対して相対回転不能かつ軸方向摺動自在に嵌合されている。該クラッチスライダ49は適宜のリンク機構を介して、PTO変速レバー124に連係されている。
さらに、前記第一出力ギア47及び前記第二出力ギア48に、クラッチスライダ49に係合可能な爪部が形成されて、前記PTO変速レバー124を操作することによりクラッチスライダ49が軸方向に摺動して、二つの出力ギア47・48のいずれか一方に係合するように構成されている。こうして、二段階の変速を可能としたPTO変速装置40が構成され、PTO入力軸43の動力がPTO軸46上の出力ギア47・48のうちのいずれか一方の出力ギアに出力されて、該出力ギア47又は出力ギア48から主変速入力軸55の変速後の動力がPTO軸46に出力されるようになっている。
また、前記主変速入力軸55には第一入力ギア51と第二入力ギア52、第三入力ギア53、第四入力ギア54が固設又は形設され、これらの入力ギア51・52・53・54に主変速軸60に遊嵌された第一出力ギア56、第二出力ギア57、第三出力ギア58、第四出力ギア59がそれぞれ噛合されている。そして、第一出力ギア56と第二出力ギア57とに挟まれた位置及び第三出力ギア58と第四出力ギア59とに挟まれた位置において、主変速軸60上にクラッチハブを介してそれぞれクラッチスライダ61・62が該主変速軸60に対して相対回転不能かつ軸方向摺動自在に嵌合されている。クラッチスライダ61・62は適宜のリンク機構を介して主変速レバー122に連係されている。
また、前記第一出力ギア56、第二出力ギア57、第三出力ギア58、第四出力ギア59にはそれぞれクラッチスライダ61・62に係合可能な爪部が形成され、主変速レバー122の操作によりクラッチスライダ61・62が軸方向に摺動して、第一出力ギア56、第二出力ギア57、第三出力ギア58、第四出力ギア59のうち、いずれか一つの出力ギアの爪部と係合するように構成されている。こうして、四段階の変速を可能とした主変速装置50が構成され、主変速入力軸55の動力が主変速軸60上の出力ギア56・57・58・59のうち、いずれか一つの出力ギアに出力されて、該出力ギアより主変速入力軸55の変速後の動力が主変速軸60に出力されるようになっている。
前記主変速軸60の前端にはギア63が固設され、該ギア63にカウンタ軸64のギア65が噛合されている。そして、該ギア65に前記旋回用HSTの油圧ポンプ67の入力軸67aに固設されたギア66が噛合されて、主変速軸60の動力が油圧ポンプ67の入力軸67aに入力されるようになっている。こうして、主変速後回転数に比例して油圧ポンプ67が駆動されるようになっている。
一方、前記主変速軸60の後端部には、ミッションケース23に支持された副変速入力軸74が同心軸上に相対回転不能に連結されている。該副変速入力軸74には第一入力ギア71、第二入力ギア72、第三入力ギア73が固設又は形設され、これらの入力ギア71・72・73に副変速入力軸74と平行に支持された副変速軸75に遊嵌した第一出力ギア76、第二出力ギア77、第三出力ギア78がそれぞれ噛合されている。そして、第一出力ギア76と第二出力ギア77とに挟まれた位置及び第二出力ギア77と第三出力ギア78とに挟まれた位置において、副変速軸75にクラッチハブを介してそれぞれクラッチスライダ79・80が該副変速軸75に対して相対回転不能かつ軸方向摺動自在に嵌合されている。クラッチスライダ79・80は適宜のリンク機構を介して副変速レバー123に連係されている。
また、前記第一出力ギア76、第二出力ギア77、第三出力ギア78にはクラッチスライダ79・80に係合可能な爪部が形成され、副変速レバー123の操作によりクラッチスライダ79・80が軸方向に摺動して、第一出力ギア76、第二出力ギア77、第三出力ギア78のうち、いずれか一つの出力ギアの爪部と係合するように構成されている。こうして、三段階の変速を可能とした副変速装置70が構成され、副変速入力軸74の動力が副変速軸75上の出力ギア76・77・78のうち、いずれか一つの出力ギアに出力されて、該出力ギアより副変速入力軸74の変速後の動力が副変速軸75に出力されるようになっている。
前記副変速軸75の後端にはベベルギア81が固設され、該ベベルギア81に出力軸82に固設されたベベルギア83が噛合されている。そして、該出力軸82にブレーキ装置84が配設されている。
一方、前記副変速軸75の前端にはギア85が固設され、該ギア85に出力軸86に固設されたギア87が噛合されている。該出力軸86はミッションケース23下部に形成された動力取出部23aから機体前方に突出され、ミッションケース23前方に配置されたギアケース90に支持された入力軸91に同心軸上に相対回転不能に連結されている。そして、ギアケース90内において、入力軸91に形設された入力ギア92にカウンタ軸93上のギア94が噛合され、該ギア94に出力軸95に形設された出力ギア96が噛合されている。該出力軸95はギアケース90前面下部から機体前方に突出されて、動力伝達軸97と同心軸上に相対回転不能に連結され、該動力伝達軸97の他端がフロントアクスルケース25から後方に突出された入力軸101に同心軸上で相対回転不能に連結されている。
前記動力伝達軸97を介してミッションケース23の出力軸86に連結された入力軸101の他端には、図3に示すように、フロントアクスルケース25内においてベベルギア102が固設され、該ベベルギア102に左右一対の遊星歯車機構110を備える差動装置100のサンギア軸103に固設されたベベルギア104が噛合されている。なお、図3において略左右対称に構成されるため進行方向右側は省略している。
また、図3と図6に示すように、前記フロントアクスルケース25の前方には旋回用HSTの油圧モータ68が配設され、該油圧モータ68とフロントアクスルケース25との間に機械式の旋回用変速装置140を備えるギアケース129が配置されている。ギアケース129と油圧モータ68とはボルト等で固定されており、該油圧モータ68の出力軸68aが後方に延設されて、ギアケース129内に突出されている。該ギアケース129内において、出力軸68aの後端にギアケース129に支持された入力軸130が同心軸上に連結され、該入力軸130に第一入力ギア131、第二入力ギア132、第三入力ギア133が固設又は形設されている。また、入力軸130と平行に出力軸135がギアケース129に支持されており、該出力軸135に第一出力ギア136、第二出力ギア137、第三出力ギア138が遊嵌されている。そして、これらの第一出力ギア136、第二出力ギア137、第三出力ギア138に入力軸130上の第一入力ギア131、第二入力ギア132、第三入力ギア133がそれぞれ噛合されている。
さらに、前記第一出力ギア136と第二出力ギア137とに挟まれた位置及び第二出力ギア137と第三出力ギア138とに挟まれた位置において、出力軸135にクラッチハブを介してそれぞれクラッチスライダ141・142が該出力軸135に対して相対回転不能且つ軸方向摺動自在に嵌合されている。これらのクラッチスライダ141・142はシフターに嵌合され、図7に示すように、該シフターは変速アーム143とロッド144或いはワイヤなどを備えたリンク機構を介して、運転部に配設された主変速レバー122に連係されている。
そして、前記出力軸135上の第一出力ギア136と第二出力ギア137と第三出力ギア138とにクラッチスライダ141・142に係合可能な爪部がそれぞれ形成され、主変速レバー122の操作によりクラッチスライダ141・142が軸方向に摺動して、第一出力ギア136、第二出力ギア137、第三出力ギア138のうち、いずれか一つの出力ギアの爪部と係合するように構成されている。こうして、三段階の変速を可能とした旋回用変速装置140が構成され、入力軸130の動力が出力軸135上の出力ギア136・137・138のうち、いずれか一つの出力ギアに出力されて、該出力ギアより入力軸130の変速後の動力が出力軸135に伝達されるようになっている。このようにして、歯車摺動式の変速機構が構成されている。
前記出力軸135の後端にはギア145が固設され、該ギア145に軸146の前端に形設されたギア147が噛合されている。軸146はフロントアクスルケース25前部にて前記入力軸130と同心軸上に支持され、その後端がフロントアクスルケース25内に突出されている。そして、該軸146の後端に形設されたベベルギア148に左右の旋回逆転軸106・106に固設されたベベルギア107・107が噛合されて、左右に互いに逆回転の動力が伝達されるように構成されている。そして、各旋回逆転軸106の他端にギア108が固設され、該ギア108を介してベベルギア107からの回転が左右の遊星歯車機構110に出力されるようになっている。
前記遊星歯車機構110は、サンギア111、プラネタリギア112、キャリア113、出力ギア114などから構成されている。サンギア111は前記サンギア軸103に固設されており、該サンギア111にプラネタリギア112の二つのギア112a・112bのうちの一方のギア112aが噛合され、他方のギア112bが出力軸115に固設された出力ギア114に噛合されている。また、サンギア軸103(出力軸115)の外周上を回転するように、キャリア113がサンギア軸103に遊嵌され、該キャリア113から突設された軸に前記プラネタリギア112が回転自在に支持されている。さらに、該キャリア113にギア116が形設され、該ギア116に前記ベベルギア107を固設する旋回逆転軸106に固設されたギア108が噛合されている。
前記遊星歯車機構110の出力軸115の他側には入力ギア117が固設され、該入力ギア116に駆動軸118の一端に固設された出力ギア119が噛合されている。そして、フロントアクスルケース25から機体左右方向に突出された駆動軸118の先端に、ハブを介して前記駆動スプロケット11が固設されている。
このように構成することにより、エンジン3からの動力は、クラッチハウジングの主変速装置で変速された後、ミッションケース23の副変速装置70と、旋回用HST及び旋回用変速装置140とを介して、フロントアクスルケース25の差動装置100に入力される。該差動装置100の遊星歯車機構110において、前記ステアリングハンドル7による操作が中立位置を維持している場合には、前記旋回用HSTの油圧モータ68の出力軸68aは回転駆動されないので、該出力軸68aに固設されたベベルギア105は回転せずに固定される。これにより、旋回逆転軸106・106上にそれぞれ固設されたベベルギア107・107及びギア108・108も回転せずに固定されるので、該ギア108・108に噛合するギア116を固設した左右のキャリア113・113にブレーキ作用が発生し、キャリア113・113はサンギア軸103上で回転することなく略固定状態に維持される。よって、サンギア111の回転のみが固定されたキャリア113に回転自在に軸支されるプラネタリギア112と出力ギア114を介して出力軸115に出力されることとなる。つまり、前記ステアリングハンドル7が中立位置を保持している場合には、エンジン3からは副変速装置70を介した出力のみが遊星歯車機構110に入力されるため、左右の出力軸115(駆動スプロケット11・11)が同方向且つ同回転数で回転駆動されて、機体が直進するようになる。
一方、ステアリングハンドル7の左右旋回操作時には、ステアリングハンドル7の操作により前記旋回用HSTの油圧ポンプ67から油圧モータ68に圧油が吐出されて、油圧モータ68の出力軸68aが回転駆動される。そして、該出力軸68aの動力が旋回用変速装置140で変速された後、ベベルギア148を介して左右の旋回逆転軸106に固設されたベベルギア107・107に伝達されて、左右の旋回逆転軸106・106が互いに逆回転且つ同回転数で回転駆動される。これにより、旋回逆転軸106・106上のギア108・108に噛合する左右のキャリア113・113が逆回転且つ同回転数でサンギア軸103の外周上を回転され、キャリア113・113と一体となって前記プラネタリアギア112・112もサンギア軸103の外周上を逆回転且つ同回転数で回転される。ここで、前記プラネタリアギア112・112のキャリア113・113に対する回転方向と、該プラネタリアギア112・112のサンギア軸103に対する回転方向が逆方向であれば、出力ギア114・114の回転数が加算され、同方向であれば出力ギア114・114の回転数が減算されて、出力ギア114・114の回転が出力軸115に出力される。つまり、ステアリングハンドル7の左右旋回操作時には、エンジン3からの主変速装置50で変速された後の副変速装置70を介する出力と、旋回用HSTを介する出力とが遊星歯車機構110で合成されるため、左右の出力軸115・115(駆動スプロケット11・11)が回転数差をもって回転駆動され、車両が左方向又は右方向に旋回する。
以上のようにして車両が旋回する際、該車両の旋回半径は左右の出力軸115・115の回転数差によって決定される。左右の出力軸115・115の回転数差は、副変速装置70からの動力に遊星歯車機構110によって合成される旋回用HST(油圧モータ68の駆動軸68a)からの動力に応じて変更される。従来の差動機構では、ステアリングハンドルと旋回用HSTの油圧ポンプとをリンク機構で連係し、ステアリングハンドルの操作量に応じて旋回用HSTの油圧ポンプの吐出量を調整して、該油圧ポンプの吐出量に応じて油圧モータの出力軸の回転数を調節することで、左右の出力軸に与える回転数差を変更可能としていた。つまり、差動装置に入力される旋回用HSTからの動力を調節することで、左右の出力軸の回転数差を変更して、車両の旋回半径を調整可能としていたのである。この構成は本実施例でも採用している。しかし、高速のまま低速と同様に回転数を変更していると急旋回となってしまい姿勢が不安定となってしまうので、ステアリングハンドルと旋回用HSTと変速レバーとを連係して、高速変速位置では旋回操作のときに変速レバーを低速側へ回動するようにして、低速で旋回するようにしていた。そのため、この連係するリンク機構が複雑となるとともに、旋回用HSTから出力される動力を最大限に活用できず、出力ロスが大きくなっていた。
そこで、本発明では、図7に示すように、主変速レバー122を機械式の旋回用変速装置140の変速アーム143とロッド144などを介して連結し、主変速装置50(または副変速装置70)を変速する変速レバーが高速変速位置では旋回用変速装置140を低速側変速位置に変速し、主変速レバー122が低速変速位置の場合には、旋回用変速装置140を高速側の変速位置に変速するように構成している。
したがって、操縦者が主変速レバー122を操作すると旋回用変速装置140も変速されて、左右の出力軸115の回転数差を変更して、車速に応じた最適な旋回半径を得ることができる。また、旋回用HSTからの出力は高速時でも低速時でも同じパターンでよいので、最適出力パターンに設定することで、動力を最大限に活用して出力ロスを低減することができるとともに、旋回用HSTの油圧ポンプとステアリングハンドルとを連係するリンク機構を簡単な構造にできる。さらに、旋回用変速装置140に備えられた入力ギア131・132・133及び出力ギア136・137・138のギア比を変更することにより、左右の出力軸115に生じる回転数差を設定できる。加えて、フロントアクスルケース25に差動装置100を備える車両の場合、車両前部の重量が重くなるので、機体の前後のバランスが良くなる。
また、前記機械式の旋回用変速装置140は前述の主変速装置50と連動する代わりに、副変速装置70と連動させて変速を行うように構成することもできる。この場合、旋回用変速装置140のクラッチスライダ141・142を摺動させるシフターが副変速装置70の変速段を切り換える変速手段である前記副変速レバー123にロッドやワイヤなどを備えたリンク機構を介して連係される。これにより、副変速レバー123が操作されると、副変速装置70の変速段が切り換えられて副変速が行われるとともに、旋回用変速装置140の変速段も前記同様に切り換えられて変速が行われることになる。したがって、車両の旋回時において、速度域に応じた旋回フィーリングを得ることができる。
また、本発明の走行車両の差動機構においては、機械式の旋回用変速装置の代わりに、油圧式の旋回用変速装置を用いることもできる。次に、図8と図9を用いて、差動機構に油圧式の旋回用変速装置170を用いた場合の実施例について説明する。
図8に示すように、前記フロントアクスルケース25の前方に旋回用HSTの油圧モータ68が配設され、該油圧モータ68とフロントアクスルケース25との間に油圧式の旋回用変速装置170を備えるギアケース159が配設されている。該ギアケース159と油圧モータ68とはボルトなどで固定されており、該油圧モータ68の出力軸68aが後方に延設されて、ギアケース159内に突出されている。該ギアケース159内において、油圧モータ68の出力軸68aの後端にギアケース159に支持された入力軸160が同心軸上に連結され、該入力軸160に第一入力ギア161と第二入力ギア162と第三入力ギア163とが固設又は形設されている。また、入力軸160と平行に出力軸165がギアケース159に支持されており、該出力軸165に第一出力ギア166と第二出力ギア167と第三出力ギア168とが遊嵌され、さらにブレーキ装置169が配置されている。そして、これらの第一出力ギア166、第二出力ギア167、第三出力ギア168に入力軸160上の第一入力ギア161、第二入力ギア162、第三入力ギア163がそれぞれ噛合されている。
さらに、前記第一出力ギア166と出力軸165との間に第一油圧クラッチ171が、第二出力ギア167と出力軸165との間に第二油圧クラッチ172が、第三出力ギア168と出力軸165との間に第三油圧クラッチ173が配設され、さらにブレーキ装置169と出力軸165との間に第四油圧クラッチ174が配設されている。
図9に示すように、これらの油圧クラッチ171・172・173・174は、それぞれ電磁弁176・177・178・179と接続され、各電磁弁176・177・178・179を入切して、油圧ポンプ180からの作動油の各油圧クラッチ171・172・173・174への供給を切り換えることによって、断接されるように構成されている。これらの電磁弁176・177・178・179のソレノイド176a・177a・178a・179aは、制御装置190に接続されている。
また、前記制御装置190には変速手段に設けられ変速位置を検出する変速スイッチ126が接続されている。ただし、該変速スイッチ126と各電磁弁176・177・178・179のソレノイド176a・177a・178a・179aとは制御装置190を介さずに直接に接続してもよい。該変速スイッチ126は運転部に配置され、主変速レバー122やダッシュボード2上の操作パネルなどに設けられている。そして、変速操作が行われて変速スイッチ126がONすると、前記電磁弁176・177・178・179のソレノイド176a・177a・178a・179aのいずれか一つがONされてその電磁弁が「入」となり、該電磁弁に接続された油圧クラッチが接続される。よって、ステアリングハンドル7の左右旋回操作時には、変速スイッチ126の操作により入力軸160の動力が出力軸165上の出力ギア166・167・168のうち、いずれか一つの出力ギアに出力されて、該出力ギアより入力軸160の変速後の動力が出力軸165に伝達されることになる。すなわち、旋回用変速装置170は主変速装置50と連動し、主変速レバー122が高速段のとき低速側の油圧クラッチが作動され、変速レバーが低速段のとき高速側の油圧クラッチが作動されるのである。
なお、前記ステアリングハンドル7による操作が中立(直進)位置を維持している場合には、旋回用変速装置170の油圧クラッチ174が接続されて、ブレーキ装置169が作動し、旋回用HSTから差動装置100への動力の伝達が確実に遮断される。こうして、車両の直進性の向上が図られている。
また、前記出力軸165の後端にはギア181が固設され、軸182の前端に形設されたギア183が噛合されている。該軸182はフロントアクスルケース25前部にて前記入力軸130と同心軸上に支持され、その後端がフロントアクスルケース25内に突出されている。そして、該軸182の後端に形設されたベベルギア184に左右の旋回逆転軸106・106に固設されたベベルギア107・107が噛合されている。
このようにして旋回用変速装置170が構成され、ステアリングハンドル7の左右旋回操作時には、旋回用HSTからの動力が該旋回用変速装置170で変速された後、差動装置100に伝達され、遊星歯車機構100により副変速装置70からの動力と合成されて、左右の出力軸115・115に回転数差が与えられる。したがって、差動機構に油圧式の旋回用変速装置170を用いた場合には、ステアリングハンドル7の左右旋回操作時でも、変速手段を操作して旋回用変速装置170の変速を行うことにより、旋回用HSTから出力される動力を調節して車両の旋回半径を変更することができる。また、旋回用変速装置170と変速スイッチ126とを連係するロッドなどからなるリンク機構が不要となるため、旋回用変速装置170と変速スイッチ126とを簡単な構造で連係できる。
また、図9に示すように、前記制御装置190に電磁弁176・177・178・179のソレノイド176a・177a・178a・179aに加えて、前記副変速レバー123の操作位置を検出する副変速レバー位置センサ127を接続し、該制御装置190により、副変速レバー位置センサ127の検出値に応じて各電磁弁176・177・178・179を制御して、副変速装置70に連動して旋回用変速装置170の変速を行うように構成すること可能である。この場合、副変速レバー123が操作されると、副変速装置70の変速段が切り換えられて副変速が行われるとともに、旋回用変速装置170の変速段も切り換えられて変速が行われることになるので、車両の旋回時において、速度域に応じた旋回フィーリングを得ることができる。なお、副変速装置70の変速に伴って行われる旋回用変速装置170の変速の状態は、制御装置190により任意に設定可能である。また、同様に旋回用変速装置170を主変速装置50に連動するように構成することもできる。
あるいは、前記制御装置190に電磁弁176・177・178・179のソレノイド176a・177a・178a・179aに加えて、車両の走行速度を検出する車速センサ128を接続し、該制御装置190により、車速センサ128の検出値に応じて各電磁弁176・177・178・179を制御して、旋回用変速装置170の変速を行うように構成してもよい。
本発明の一実施例に係るトラクタの全体的な構成を示した斜視図。 同じく側面図。 駆動伝達経路を示すスケルトン図。 クラッチハウジングの側面断面図。 ミッションケースの側面断面図。 フロントアクスルケースの平面断面図。 機械式の旋回用変速装置と主変速レバーとを連係するリンク機構を示す図。 別実施例の駆動伝達経路を示すスケルトン図。 油圧式の旋回用変速装置の油圧回路の構成を示す図。
符号の説明
23 ミッションケース
25 フロントアクスルケース
67 油圧ポンプ
68 油圧モータ
70 副変速装置
100 差動装置
110 遊星歯車機構
115 出力軸
140 機械式旋回用変速装置
150 油圧式旋回用変速装置

Claims (3)

  1. 走行車両の前部に備えられた走行車両の差動機構において、フロントアクスルケースに支持した左右の出力軸を一対の遊星歯車機構にて連結する差動装置と、該遊星歯車機構を介して出力軸に回転数差を与えて操向を行う旋回用HSTと、該旋回用HSTからの動力を変速した後に差動装置に伝達する機械式の旋回用変速装置とを備えたことを特徴とする走行車両の差動機構。
  2. 前記機械式の旋回用変速装置を油圧式の旋回用変速装置としたことを特徴とする請求項1に記載の走行車両の差動機構。
  3. 前記旋回用変速装置と、ミッションケース内に配設された副変速装置とを連動連結したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の走行車両の差動機構。
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