JPH10316008A - クローラ式作業車の走行駆動装置 - Google Patents
クローラ式作業車の走行駆動装置Info
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- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
敏に行えるようにする。 【解決手段】 エンジンから、走行用無段変速機を介
し、左右走行部のクローラを駆動する走行部入力軸に至
る動力伝達経路中に、ステアリングホイルの回動操作と
連動して変速作動する操向用無段変速機を、左右遊星歯
車機構を介して連動連結し、同操向用無段変速機の出力
に応じて機体を旋回させるべく構成し、上記左右遊星歯
車機構と操向用無段変速機との間に、副数段階の変速を
可能とした左右操向用変速部を介設し、同左右操向用変
速部の変速作動を、運転部に設けたステアリングホイル
の回動操作と連動させる。
Description
駆動装置に関する。
走行部をそれぞれ無段変速機で駆動して、左右走行部の
走行速度を異ならせることにより、機体を旋回するよう
にしたものがある。
無段変速機の個体差や、左右無段変速機を操作する左右
操作機構の不揃いやガタが原因で直進性が悪く、また、
左右無段変速機が相互関連なく制御されているので、旋
回が急激に行われて圃場面を傷めるという問題があっ
た。
右遊星歯車機構を介して左右走行部に伝達するように構
成すると共に、ステアリングホイルと連動して変速比を
変更する操向用無段変速機を設けて、走行用無段変速機
を左右遊星歯車機構の内歯歯車を連動連結し、操向用無
段変速機の出力軸を上記左右遊星歯車機構の太陽歯車に
連動連結して、左右の太陽歯車が互いに逆方向に回転す
るようにし、左右遊星歯車機構の遊星歯車の公転で左右
走行部を駆動すべく構成し、ステアリングホイルの回動
操作により、左右走行部の走行速度を異ならせて機体を
旋回させることが考えられる。
行駆動装置では、機体の走行速度に関係なく左右走行部
の走行速度に差が生ずるため、高速走行時に機体の走行
速度が低下せず、高速のままで機体が旋回するので危険
であり、低速走行時には機体が低速のままで旋回するの
で、機敏な旋回を行うことができなかった。
ジンから、走行用無段変速機を介し、左右走行部のクロ
ーラを駆動する走行部入力軸に至る動力伝達経路中に、
ステアリングホイルの回動操作と連動して変速作動する
操向用無段変速機を、左右遊星歯車機構を介して連動連
結し、同操向用無段変速機の出力に応じて機体を旋回可
能とした走行駆動装置であって、上記左右遊星歯車機構
と操向用無段変速機との間に、副数段階の変速を可能と
した左右操向用変速部を介設し、同左右操向用変速部の
変速作動を、運転部に設けたステアリングホイルの回動
操作と連動させたことを特徴とするクローラ式作業車の
走行駆動装置を提供せんとするものである。
る。
左右走行部のクローラを駆動する走行部入力軸に至る動
力伝達経路中に、複数段階の変速を可能とした走行用副
変速部を介設したこと。
用副変速部が高速側に変速操作されているときは、上記
ステアリングホイルの回動操作に連動して、少なくと
も、旋回内側の操向用変速部を低速側に変速し、走行用
副変速部が低速側に変速操作されているときは、上記ス
テアリングホイルの回動操作に連動して、少なくとも、
旋回外側の操向用変速部を高速側に変速すること。
行用無段変速機からの動力を左右遊星歯車機構の左右内
歯歯車に伝達し、同左右遊星歯車機構の遊星歯車を介し
て左右走行部に伝達するように構成すると共に、ステア
リングホイルと連動して変速比を変更する操向用無段変
速機を設けて、同操向用無段変速機の出力を上記左右遊
星歯車機構の太陽歯車に互いに逆方向に回転するように
伝達して、ステアリングホイルの回動操作により、左右
走行部の走行速度を異ならせて機体を旋回させるように
しており、更に、上記操向用無段変速機の出力軸と上記
左右太陽歯車との間に、それぞれ左右操向用変速部を介
設して、走行用副変速部の変速レバーが高速側に操作さ
れているときは、ステアリングホイルの回動操作に連動
し、旋回内側の操向用変速部を低速側に変速して、この
側の走行部の走行速度を低下させ、その結果、機体の走
行速度を低下させて安全な旋回を行うことができるよう
にしている。また、走行用副変速部の変速レバーが低速
側に操作されているときは、ステアリングホイルの回動
操作に連動し、旋回外側の操向用変速部を高速側に変速
して、この側の走行部の走行速度を高めることにより機
体の走行速度を高めると共に、前記操向用無段変速機の
変速作用と相俟って、機敏なな旋回を行うことができる
ようにしている。
て詳細に説明する。
備するクローラ式作業車Aの側面図であり、同クローラ
式作業車Aは、機体フレーム2の左右両側方にクローラ
式の左右走行部1L,1R を取付け、機体フレーム2の上面
前部に原動機部3を載設するとともに、機体フレーム2
の上面前部に運転部4を載設して、同運転部4の後方に
ダンプ式の荷台5を載設している。
立設し、同ステアリングコラム6にステアリングホイル
7を操向回動自在に配設すると共に、同ステアリングコ
ラム6の左側面に前後進変速レバー8を前後傾動自在に
取付けている。また、ステアリングコラム6の後方に所
定間隔を保持して座席9を配設している。図中、10は走
行フレーム、11はクローラ、12L,12R は左右駆動輪、13
は遊動輪、14は下部転輪、15は上部転輪である。
り、図示するように、機体の前方から、エンジンE、フ
ロントミッションF、リアミッションRの順に配設し、
フロントミッションFの後面に、可変容量型油圧ポンプ
と定容量型油圧モータとで構成した静油圧式の操向用無
段変速機20を取付け、一方、リアミッションRの前面
に、上記と同様に可変容量型油圧ポンプと定容量型油圧
モータとで構成した静油圧式の走行用無段変速機21を取
付けている。
変速レバー8との操作は、制御部Cを介し、それぞれ操
向用無段変速機20と走行用無段変速機21とに伝達され
て、当該無段変速機20,21 の変速比を変更するようにし
ている。
いて動力伝達の順に従い説明する。即ち、エンジンEと
フロントミッション入力軸23とをダブルフックジョイン
ト22を介して連動連結し、同フロントミッション入力軸
23と操向用無段変速機入力軸20a の前端とをギヤトレィ
ン24を介して連動連結し、同操向用無段変速機入力軸20
a の後端を、両端にユニバーサルジョイント25を設けた
第1連動軸26を介して走行用無段変速機入力軸21a の前
端に連動連結し、走行用無段変速機出力軸21b を、リア
ミッションR中に設けた走行クラッチ27と、走行用副変
速部28の走行用副変速部入力軸28a と、第1,2,3 速噛合
歯車28b,28c,28d とを介して走行用副変速部出力軸29に
連動連結している。
後端に、直結クラッチ30としての湿式多板クラッチを介
して原動ギヤ31を連動連結し、同原動ギヤ31を前記走行
用副変速部出力軸29の後端に嵌着した受動ギヤ32に噛合
させている。
は、ユニバーサルジョイント25と第2連動軸33とを介
し、フロントミッションFの後面に軸支した前入力軸34
の後端に連動連結しており、前入力軸34の前端に形成し
た走行用噛合傘歯車35を介し、左右走行部入力軸38L,38
R の間に軸支した中間軸39に連動連結している。
部入力軸38L,38R に左右遊星歯車機構40L,40R を介して
連動連結しており、同左右遊星歯車機構40L,40R は、そ
れぞれ左右走行部駆動機構36L,36R を介して左右駆動輪
12L,12R を嵌着した左右走行部入力軸38L,38R に連動連
結している。
中間軸39の左右両端に嵌着した左右内歯歯車43L,43R
と、後述する左右差動軸46L,46R の外側端に嵌着した左
右太陽歯車49L,49R と、左右走行部入力軸38L,38R に嵌
着した左右ケージ42L,42R の回転軸44に軸支された左右
遊星歯車41L,41R とで構成されており、左右内歯歯車43
L,43R と左右太陽歯車49L,49R とは、左右遊星歯車41L,
41R を介して噛合状態で連動連結している。
に操向用原動傘歯車45を取付け、同操向用原動傘歯車45
に、左右差動軸46L,46R の内側端に嵌着した左右操向受
動傘歯車47L,47R を噛合させ、左右差動軸46L,46R をこ
れらの外側端に設けた左右操向用変速部48L,48R を介し
て、前記左右太陽歯車49L,49R に連動連結している。
無段変速機入力軸21a →走行用無段変速機出力軸21b →
走行用副変速部28→第2連動軸33→前入力軸34→走行用
噛合傘歯車35→中間軸39→左右内歯歯車43L,43R →左右
遊星歯車41L,41R →左右ケージ42L,42R →左右走行部入
力軸38L,38R →左右スプロケット12L,12R という走行用
無段変速機21の静油圧式変速作動を介して動力を伝達す
る静油圧的走行用動力伝達経路Hと、エンジンE→走行
用無段変速機入力軸21a →直結クラッチ30→原動ギヤ31
→受動ギヤ32→走行用副変速部28→第2連動軸33→前入
力軸34→走行用噛合傘歯車35→中間軸39→左右内歯歯車
43L,43R →左右遊星歯車41L,41R →左右ケージ42L,42R
→左右走行部入力軸38L,38R →左右スプロケット12L,12
R という走行用無段変速機21を素通りして動力を伝達す
る機械的走行用動力伝達経路Mとを形成することにな
り、上記静油圧的走行用動力伝達経路Hでは、無段変速
により動力伝達を継続したままで滑らかな変速操作が行
えるので不整地の走行に適し、機械的走行用動力伝達経
路Mでは、走行用無段変速機21を素通りするので高回転
域での動力伝達効率が良く、高速での路上走行に適す
る。
力は、操向用無段変速機出力軸20b→操向用原動傘歯車4
5→左右操向用受動傘歯車47L,47R →左右差動軸46L,46R
→左右操向用変速部48L,48R →左右太陽歯車49L,49R
→左右遊星歯車41L,41R →左右ケージ42L,42R →左右走
行部入力軸38L,38R へと伝達される。
リングホイル7の操向操作に応じて作動するクラッチ体
50としての湿式多板クラッチを介設して、ステアリング
ホイル7が直進位置にあるときは、同クラッチ体50で左
右差動軸46L,46R を連結して、左右差動軸46L,46R の停
止状態を保持し、ステアリングホイル7をいずれかの方
向に操作したときは、上記連結を解除して操向用無段変
速機20の出力により、左右差動軸46L,46R を相互に逆方
向に回転できるようにしている。
動力は、左右走行部入力軸38L,38Rをそれぞれ逆回転さ
せる方向に伝達されるため、一方の走行部入力軸は増速
され、他方の走行部入力軸は減速されので、左右走行部
1L,1R に走行速度差が生じ、機体を左右に旋回させるこ
とができる。
用変速部48L,48R と操向用無段変速機20とは、ステアリ
ングホイル7の回動操作と連動して変速作動し、旋回外
側の作動軸を前進方向に、旋回内側の作動軸を後進方向
に回動させるようにしており、左右操向用変速部48L,48
R は、ステアリングホイル7を左右いずれかの方向に一
杯に回動操作した際に、機体の走行速度が高速のとき
は、旋回内側の走行変速機を低速側に変速し、機体の走
行速度が低速のときは、旋回外側の走行変速機を高速側
に変速するようにしている。
にあるときは、操向用無段変速機20が出力せず、しか
も、クラッチ体50の連結によって左右差動軸46L,46R の
停止状態を強制的に保持されるので、左右走行部1L,1R
の負荷が相違した場合でも、左右走行部1L,1R に走行速
度差が全く生じることはなく、機体の直進性を良好に維
持することができる。
かの方向に回動操作した際に、操作角度が設定角度以内
である時は、クラッチ体50の連結が解除され、操向用無
段変速機20によって左右差動軸46L,46R が互いに逆方向
に回転し、その結果、一方の走行部の走行速度を高速に
し、他方の走行部の走行速度を低速にして、ステアリン
グホイル7の操作角度に応じた旋回半径で機体を低速側
に旋回させる。
り、走行用無段変速機出力軸21b が高速側に変速されて
いるときは、旋回内側の操向用変速部が低速側に変速さ
れて、機体の走行速度が低下するので安全に旋回するこ
とができ、上記操作角度が設定角度以上であり、走行用
無段変速機出力軸21b が低速側に変速されているとき
は、旋回外側の操向用変速部が高速側に変速されて、走
行速度を落とすこと無く、かつ、ステアリングホイル7
の操作に敏感に反応して、機敏な旋回を行うことがで
き、更には、上述した低速側の操向用変速部を中立状態
にしてこの側の走行部を停止させることで、停止した走
行部を中心として機体を旋回させるピボットターンを行
うこともできる。
作して、走行用無段変速機21を停止させた状態で、ステ
アリングホイル7を一杯に回動操作すると、操向用無段
変速機20の出力によって、左右走行部1L,1R が互いに逆
方向に回転して、各走行部の中間位置を中心として最小
半径で機体を旋回させるスピンターンを行うこともでき
る。
方向に操作したときは、直結クラッチ30が切れ、走行用
無段変速機21の変速作動を介して動力を伝達する静油圧
的走行用動力伝達経路Hを介し動力が左右走行部1L,1R
に伝達されるので、走行用無段変速機21の無段変速によ
り、不整地の走行に適した動力伝達を継続したままで滑
らかな変速操作を行うことができる。
えて操作したときは、直結クラッチ30が接続して、走行
用無段変速機21を素通りして動力を伝達する機械的走行
用動力伝達経路Mを経由して動力が左右走行部1L,1R に
伝達されるので、路上での高速走行に適した低燃費走行
を行うことができる。
60の構成を示している。
段変速機入力軸21a と走行用副変速部入力軸60a との間
に入力噛合歯車61を介設すると共に、走行用副変速部入
力軸60a と走行用副変速部出力軸60b との間に第1、第
2速噛合歯車62,63 を介設して、走行用副変速部入力軸
60a と入力噛合歯車61とを直結クラッチ64で断接自在に
連動連結し、走行用無段変速機出力軸21b と走行用副変
速部入力軸60a とを入力クラッチ65で断接自在に連動連
結し、走行用副変速部入力軸60a と第1、第2速噛合歯
車62,63 とをそれぞれ第1、第2速クラッチ66,67 で断
接自在に連動連結している。
力伝達経路と、直結クラッチ64を介しての動力伝達経路
とでそれぞれ2段階、計4段階の副変速を行うことがで
きるので、不整地又は路上での走行に最適の副変速比を
選択して、燃費を節減することができる。
走行用無段変速機出力軸21b とを直結噛合歯車70と直結
クラッチ64とで断接自在に連動連結すると共に、走行用
無段変速機出力軸21b と走行用副変速部出力軸60b との
間に第1、第2速噛合歯車62,63 を介設して、走行用無
段変速機出力軸21b と第1、第2速噛合歯車62,63 とを
それぞれ第1、第2速クラッチ66,67 で断接自在に連動
連結しており、3段階の副変速を可能にしている。
64,65,66,67 を湿式多板クラッチで構成して変速操作時
のショックを防止している。
示しており、図5では、フロントミッションとリアミッ
ションとを連結して一体の複合ミッション80を構成し、
同複合ミッション80を、機体の前部に配置したエンジン
Eの後方に近接して配置し、左右走行部1L,1R の前部に
配置した左右駆動輪12L,12R に動力を伝達するようにし
ている。
し、上記複合ミッション80を機体の後部に配設し、エン
ジンEとフロントミッションとをプロペラシャフト81で
連動連結して、左右走行部1L,1R の後部に配置した左右
駆動輪12L,12R に動力を伝達するようにしている。
とができる。
走行用無段変速機を介し、左右走行部のクローラを駆動
する走行部入力軸に至る動力伝達経路中に、ステアリン
グホイルの回動操作と連動して変速作動する操向用無段
変速機を、左右遊星歯車機構を介して連動連結し、同操
向用無段変速機の出力に応じて機体を旋回可能とした走
行駆動装置であって、上記左右遊星歯車機構と操向用無
段変速機との間に、副数段階の変速を可能とした左右操
向用変速部を介設し、同左右操向用変速部の変速作動
を、運転部に設けたステアリングホイルの回動操作と連
動させたことことによって、左右操向用変速部により操
向用無段変速機の出力を左右別々に変速して左右遊星歯
車機構に伝達して、例えば、一方の走行部を停止させ、
他方の走行部のみを駆動して行うピボットターンや、左
右走行部を逆方向に駆動して行うスピンターンが可能に
なり、機体の旋回性能を高めることができる。
動操作だけで行うことができるので操縦が容易になり、
更に、左右操向用変速部の変速操作用のレバー等を要し
ないので、構造を簡単にすることができる。
走行用無段変速機を介し、左右走行部のクローラを駆動
する走行部入力軸に至る動力伝達経路中に、複数段階の
変速を可能とした走行用副変速部を介設したことによっ
て、走行用無段変速機だけではカバーしきれない速度域
で機体を走行させることができるようになり、更に、路
上での高速走行時に走行用無段変速機の出力回転数を低
くして燃料消費を節減することができる。
変速部の変速作動は、走行用副変速部が高速側に変速操
作されているときは、上記ステアリングホイルの直進状
態からの回動操作に連動して、少なくとも、旋回内側の
操向用変速部を低速側に変速して、旋回内側の走行部の
走行速度をの機体の直進速度よりも減速することによっ
て、旋回中の機体の走行速度が低下すると共に、ステア
リングホイル操作に対する機体旋回動作の反応が鈍感に
なり、安全な旋回走行を行うことができる。
されているときは、上記ステアリングホイルの直進状態
からの回動操作に連動して、少なくとも、旋回外側の操
向用変速部を高速側に変速して、旋回外側の走行部の走
行速度を機体の直進速度よりも増速することにより、機
体の走行速度を高めると共に、前記操向用無段変速機に
よる旋回作用と相俟って、ステアリングホイルの操作に
対する機体旋回の反応が敏感になり、機敏な旋回走行を
行うことができる。
式作業車の側面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジン(E) から、走行用無段変速機(2
1)を介し、左右走行部(1L)(1R)のクローラ(12L)(12) を
駆動する走行部入力軸(38L)(38R)に至る動力伝達経路中
に、ステアリングホイル(7) の回動操作と連動して変速
作動する操向用無段変速機(20)を、左右遊星歯車機構(4
0L)(40R)を介して連動連結し、同操向用無段変速機(20)
の出力に応じて機体を旋回可能とした走行駆動装置(DR)
であって、 上記左右遊星歯車機構(40L)(40R)と操向用無段変速機(2
0)との間に、副数段階の変速を可能とした左右操向用変
速部(48L)(48R)を介設して、同左右操向用変速部(48L)
(48R)の変速作動を、運転部(4) に設けたステアリング
ホイル(7) の回動操作と連動させたことを特徴とするク
ローラ式作業車の走行駆動装置。 - 【請求項2】 エンジン(E) から、走行用無段変速機(2
1)を介し、左右走行部(1L)(1R)のクローラ(12L)(12R)を
駆動する走行部入力軸(38L)(38R)に至る動力伝達経路中
に、複数段階の変速を可能とした走行用副変速部(28)を
介設したことを請求項1記載のクローラ式作業車の走行
駆動装置。 - 【請求項3】 前記左右操向用変速部(48L)(48R)の変速
作動は、走行用副変速部(28)が高速側に変速操作されて
いるときは、上記ステアリングホイル(7) の直進状態か
らの回動操作に連動して、少なくとも、旋回内側の操向
用変速部を低速側に変速して、旋回内側の走行部の走行
速度を機体の直進速度よりも減速し、走行用副変速部(2
8)が低速側に変速操作されているときは、上記ステアリ
ングホイル(7) の直進状態からの回動操作に連動して、
少なくとも、旋回外側の操向用変速部を高速側に変速し
て、旋回外側の走行部の走行速度を機体の直進速度より
も増速することを特徴とする請求項1又は2記載のクロ
ーラ式作業車の走行駆動装置。
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---|---|---|---|
JP12453997A JP3640281B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | クローラ式作業車の走行駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP12453997A JP3640281B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | クローラ式作業車の走行駆動装置 |
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JPH10316008A true JPH10316008A (ja) | 1998-12-02 |
JP3640281B2 JP3640281B2 (ja) | 2005-04-20 |
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JP12453997A Expired - Fee Related JP3640281B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | クローラ式作業車の走行駆動装置 |
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JP (1) | JP3640281B2 (ja) |
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CN109854699A (zh) * | 2019-01-26 | 2019-06-07 | 傅江标 | 一种车辆无级变速转向机构 |
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1997
- 1997-05-14 JP JP12453997A patent/JP3640281B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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