JPH1142012A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH1142012A
JPH1142012A JP21555197A JP21555197A JPH1142012A JP H1142012 A JPH1142012 A JP H1142012A JP 21555197 A JP21555197 A JP 21555197A JP 21555197 A JP21555197 A JP 21555197A JP H1142012 A JPH1142012 A JP H1142012A
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steering
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traveling
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Shigemi Hidaka
高 茂 實 日
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて簡単な構成手段のもので、機体
の進路方向の微調整を容易に可能とさせる。 【解決手段】 走行用油圧無段変速機構(25)を左
右の遊星ギヤ機構(35)を介し左右の走行部(2)に
連結させると共に、旋回用油圧無段変速機構(28)を
左右の遊星ギヤ機構(35)に連結させて、走行用及び
旋回用の無段変速機構(25)(28)の出力でもって
機体の走行及び旋回を行うようにしたコンバインにおい
て、旋回用の無段変速機構(28)の最終出力軸(6
4)に、左右の遊星ギヤ機構(35)への旋回出力の伝
達を遮断する左右のクラッチ(151)(152)及び
ブレーキ(153)(154)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は刈取部で刈取った穀
稈を脱穀部で脱穀処理するようにしたコンバインに関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、走行用油圧無段
変速機構で左右の走行クローラの駆動速度を無段階に同
期変化させて走行速度を変速すると共に、旋回用油圧無
段変速機構で左右の走行クローラの駆動速度を無段階に
相対変化させて機体の旋回を行う手段がある。そして自
動操向時や、条合せ時などの方向微調節用フィットステ
アリング時には油圧旋回バルブで旋回用油圧無段変速機
構を制御して、機体の方向を修正しているが、油圧旋回
バルブを設置する分油圧回路の構成が複雑となる。また
走行用と旋回用の無段変速機構を遊星ギヤから成る差動
機構で連係させた構造の場合前進時と後進時では旋回用
無段変速機構の出力を逆方向に切換えないと、機体の旋
回方向が逆方向となる不都合がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、走
行用油圧無段変速機構を左右の遊星ギヤ機構を介し左右
の走行部に連結させると共に、旋回用油圧無段変速機構
を左右の遊星ギヤ機構に連結させて、走行用及び旋回用
の無段変速機構の出力でもって機体の走行及び旋回を行
うようにしたコンバインにおいて、旋回用の無段変速機
構の最終出力軸に、左右の遊星ギヤ機構への旋回出力の
伝達を遮断する左右のクラッチ及びブレーキを設けて、
別途油圧旋回バルブなど設置の必要なく、左右のクラッ
チ及びブレーキの作動操作のみで、左右の走行駆動力を
制御して旋回方向の微調整を容易に可能とさせると共
に、微小旋回用のフィットステアリングなど操向部材に
よる機体の旋回方向も、前後進で逆方向とさせることな
く容易に一致させた良好な進路の微調整を可能とさせる
ものである。
【0004】また、左右の遊星ギヤ機構のリングギヤに
旋回出力を伝達する左右の出力ギヤと最終出力軸と間に
それぞれクラッチ及びブレーキを介設させて、既設の走
行駆動構造にクラッチ及びブレーキを組込むだけの簡単
な手段のもので、旋回方向の微調整を容易に可能とさせ
るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は旋回レバー部の説明図、図2は
全体側面図、図3は同平面図であり、図中(1)は走行
部である走行クローラ(2)を装設するトラックフレー
ム、(3)は前記トラックフレーム(1)に架設する機
台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴
(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀部、(8)
は刈刃(9)及び穀稈搬送機構(10)などを備える刈
取部、(11)は刈取フレーム(12)を介して刈取部
(8)を昇降させる油圧昇降シリンダ、(13)は排藁
チェン(14)終端を臨ませる排藁処理部、(15)は
脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介して搬入
する穀物タンク、(17)は前記タンク(15)の穀粒
を機外に搬出する排出オーガ、(18)は操向レバー
(19)及び運転席(20)などを備える運転キャビ
ン、(21)は運転キャビン(18)下方に設けるエン
ジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように構
成している。
【0006】また、図4に示す如く、前記走行クローラ
(2)を駆動するミッションケース(22)は、1対の
油圧変速ポンプ(23)及び油圧変速モータ(24)か
らなる主変速機構である走行用の油圧式無段変速機構
(25)と、1対の油圧操向ポンプ(26)及び油圧操
向モータ(27)からなる操向機構である旋回用の油圧
式無段変速機構(28)とを備え、前記エンジン(2
1)の出力軸(21a)の駆動力を変速及び操向ポンプ
(23)(26)の入力軸(29)にカウンタケース
(30)を介してベルト伝動させ、各ポンプ(23)
(26)を駆動するように構成している。
【0007】そして、前記変速モータ(24)の出力軸
(31)に、副変速機構(32)及び強制差動機構(3
3)を介し、左右走行クローラ(2)(2)の駆動輪
(34)(34)を連動連結させるもので、前記差動機
構(33)は左右対称の1対の遊星ギヤ機構(35)
(35)を有し、該遊星ギヤ機構(35)は1つのサン
ギヤ(36)と、該サンギヤ(36)の外周で噛合う3
つのプラネタリギヤ(37)…と、各プラネタリギヤ
(37)…に噛合うリングギヤ(38)などで形成して
いる。
【0008】さらに、前記各プラネタリギヤ(37)…
は、サンギヤ軸(39)と同軸線上とのキャリヤ軸(4
0)のキャリヤ(41)にそれぞれ回転自在に軸支さ
せ、左右のサンギヤ(36)(36)を挾んで左右のキ
ャリヤ(41)を対向配置させると共に、前記リングギ
ヤ(38)は、各プラネタリギヤ(37)に噛み合う内
歯(38a)を有し、サンギヤ軸(39)と同一軸芯上
のキャリヤ軸(40)に回転自在に支持させている。
【0009】またさらに、走行用の油圧式無段変速機構
(25)は、変速ポンプ(23)の回転斜板(23a)
の角度変更調節により変速モータ(24)の正逆回転と
回転数の制御を行うもので、変速モータ(24)の回転
出力を出力軸(31)の伝達ギヤ(42)から、各ギヤ
(43)(44)(45)及び副変速機構(32)を介
し、サンギヤ軸(39)に固定したセンタギヤ(46)
に伝達してサンギヤ(36)を回転するように構成して
いる。前記副変速機構(32)は、前記ギヤ(45)を
有する副変速軸(47)と、前記センタギヤ(46)に
噛合うギヤ(48)を有する駐車ブレーキ軸(49)と
を備え、副変速軸(47)とブレーキ軸(49)間に、
低速用ギヤ(50)(48)及び中速用ギヤ(51)
(52)及び高速用ギヤ(53)(54)を設け、中央
位置の副変速切換用ギヤ(51)のスライダ(51a)
の摺動操作によって副変速の低速と中速と高速の切換を
行うように構成している。なお、低速と中速の間及び中
速と高速の間には中立ゾーンを有する。また前記駐車ブ
レーキ軸(49)に車速検出ギヤ(55)と、該ギヤ
(55)の回転数によって車速を検出する車速センサ
(56)を設けると共に、刈取部(8)に回転力を伝達
する刈取PTO軸(57)のPTO入力ギヤ(58)
に、前記出力軸(31)の伝達ギヤ(42)を噛合連結
させている。
【0010】そして、前記センタギヤ(46)を介しサ
ンギヤ軸(39)に伝達された変速モータ(24)から
の駆動力を、左右の遊星ギヤ機構(35)(35)を介
して左右キャリヤ軸(40)(40)に伝達させると共
に、各キャリヤ軸(40)(40)に伝達された回転出
力を左右1対2組の減速ギヤ(60)(61)・(6
0)(61)を介して左右の駆動輪(34)(34)の
車軸(34a)(34a)にそれぞれ伝えるように構成
している。
【0011】また、旋回用の油圧式無段変速機構(2
8)は、操向ポンプ(26)の回転斜板(26a)の角
度変更調節により操向モータ(27)の正逆回転切換と
回転数の制御を行うもので、操向モータ(27)の出力
軸(62)の出力ギヤからギヤ伝達機構(63)を介し
最終出力軸である旋回軸(64)の旋回ギヤ(65a)
(65b)に回転出力を伝達し、右側のリングギヤ(3
8)の外歯(38b)に対して右旋回ギヤ(65a)を
噛合させ、また左側のリングギヤ(38)の外歯(38
b)に逆転軸(66)の逆転ギヤ(67)を介して左旋
回ギヤ(65b)を連結させ、操向モータ(27)の正
転時に左右のリングギヤ(38)(38)を左右同一回
転数で回転させ、かつ左リングギヤ(38)を正転さ
せ、右リングギヤ(38)を逆転させるように構成して
いる。
【0012】而して、旋回用の操向モータ(27)の駆
動を停止させ、かつ左右リングギヤ(38)を静止固定
させた状態で、走行用の変速モータ(24)を駆動させ
ると、変速モータ(24)からの回転出力はセンタギヤ
(46)から左右のサンギヤ(36)に同一回転数で伝
達され、左右遊星ギヤ機構(35)のプラネタリギヤ
(37)及びキャリヤ(41)及び減速ギヤ(60)
(61)を介して左右の車軸(34a)(34a)に左
右同一回転方向でかつ同一回転数で伝達され、機体の前
後直進走行が行われる。一方、走行用の変速モータ(2
4)を停止させ、かつ左右のサンギヤ(36)(36)
を静止固定させた状態で、旋回用の操向モータ(27)
を正逆回転駆動すると、左側の遊星ギヤ機構(35)が
正或いは逆回転し、また右側の遊星ギヤ機構(35)が
逆或いは正回転し、左右走行クローラ(2)(2)の一
方を前進回転させかつもう一方を後進回転させ、機体を
左或いは右にその場でスピンターン(心地旋回)させ、
圃場枕地での方向転換などを行うように構成している。
【0013】また、走行用の変速モータ(24)を駆動
させながら、旋回用の操向モータ(27)を駆動する
と、左右走行クローラ(2)(2)の駆動速度に差が生
じて機体を左右に旋回させ、旋回半径の大きい旋回によ
って走行方向が修正され、また前記旋回半径は左右走行
クローラ(2)(2)の速度差に応じて決定されるよう
に構成している。
【0014】図5乃至図13に示す如く、前記走行用の
油圧式無段変速機構(25)に連結する主変速レバー
(68)と、旋回用の油圧式無段変速機構(28)に連
結する操向レバー(19)とを、変速及び旋回連動機構
(69)に連動連結させると共に、該連動機構(69)
を走行変速及び操向リンク系であるリンク機構(70)
(71)介し走行及び操向用の無段変速機構(25)
(28)のコントロールレバー(72)(73)に連動
連結させている。
【0015】前記連動機構(69)は、主変速レバー
(68)の基端折曲部(68a)を筒軸(74)に左右
揺動自在に支持する回動板(75)と、機体側の本機フ
レーム(76)に固設して前記回動板(75)を左右方
向の第1枢軸(77)を介し前後回動自在に支持する固
定取付板(78)と、前記枢軸(77)と直交する前後
方向の第2枢軸(79)を介して回動板(75)に連結
させて該軸(79)回りに回動自在に設ける変速操作部
材(80)と、前記第2枢軸(79)の軸回りに回動自
在に連結させる操向操作部材(81)とを備え、変速及
び操向操作部材(80)(81)の第2枢軸(79)と
は偏心位置の各操作出力部(80a)(81a)を変速
及び操向リンク機構(70)(71)に連動連結させて
いる。
【0016】前記変速及び操向リンク機構(70)(7
1)は、連動機構(69)後方位置で本機フレーム(7
6)側に揺動軸(82)外側の揺動筒軸(83)を介し
支持する変速アーム(84)と、前記揺動軸(82)に
基端を固設する操向アーム(85)と、前記出力部(8
0a)(81a)の各操作出力軸(86)(87)と各
アーム(84)(85)間を連結する自在継手軸(8
8)(89)と、前記揺動軸(82)の右端に固設する
操向出力アーム(90)と、前記運転キャビン(18)
の回動支点軸(92)の支点軸受(93)に取付ける中
間軸(94)に回転自在に設ける変速及び操向用第1揺
動アーム(95)(96)と、前記アーム(84)(9
0)と第1揺動アーム(95)(96)の各先端間をそ
れぞれ連結する変速及び操向用自在継手形第1ロッド
(97)(98)と、前記中間軸(94)に設けて第1
揺動アーム(95)(96)に一体連結する変速及び操
向用第2揺動アーム(99)(100)と、前記ミッシ
ョンケース(22)上部の軸受板(101)に取付ける
支軸(102)に回動自在に支持させる変速及び操向用
筒軸(103)(104)と、該筒軸(103)(10
4)に基端を固設する第1揺動アーム(105)(10
6)と前記第2揺動アーム(99)(100)の各先端
間を連結する変速及び操向用自在継手形第2ロッド(1
07)(108)と、前記筒軸(103)(104)に
基端を固設する第2揺動アーム(109)(110)と
前記コントロールレバー(72)(73)の各先端間を
連結させる変速及び操向用自在継手形第3ロッド(11
1)(112)とを備え、前記第1枢軸(77)を中心
とした変速操作部材(80)の回動によって走行用のコ
ントロールレバー(72)を、また走行中の第2枢軸
(79)を中心とした操向操作部材(81)の回動によ
って操向用のコントロールレバー(73)を操作して変
速及び操向制御を行うように構成している。
【0017】一方、前記操向レバー(19)下端の旋回
操作軸(113)にギヤ(114)を設け、この後方の
回転軸(115)に取付けるセクタギヤ(116)に前
記ギヤ(114)を噛合せると共に、前記主変速レバー
(68)位置下方に配設する操向軸(117)の第1揺
動アーム(118)と、前記回転軸(115)に基端を
固設する出力アーム(119)との各先端間を自在継手
形操向第1ロッド(120)を介して連結させ、操向軸
(117)の第1揺動アーム(118)と一体の第2揺
動アーム(121)を、前記自在継手軸(89)の前端
に自在継手形操向第2ロッド(122)を介して連結さ
せ、前記レバー(19)の左右傾動操作によって前記第
2枢軸(79)を中心として操向操作部材(81)を回
動するように構成している。
【0018】また、前記旋回操作軸(113)のギヤ
(114)下方に中立位置決め板(123)を設け、該
位置決め板(123)下面の突出軸(124)に操向検
出リンク(125)の一端を連結させ、前記回転軸(1
15)の右側に配設する減速アーム軸(126)の第1
揺動アーム(127)と前記検出リンク(125)他端
の長孔(125a)とを軸(128)を介し連結させる
と共に、前記操向軸(117)の減速アーム(129)
と減速アーム軸(126)の第2揺動アーム(130)
の各先端間を自在継手形第1減速ロッド(131)で連
結させ、前記変速操作部材(80)の最右端の減速伝達
軸(132)と第2揺動アーム(130)の他端間を自
在継手形第2減速ロッド(133)で連結させ、走行状
態で前記レバー(19)の左右操向操作量を大きくする
程左右旋回の何れにおいても第1揺動アーム(127)
を同一方向に角度(θ)の範囲で回動させて、第2減速
ロッド(133)を下方に引張り、操向操作量に比例さ
せて走行速度を減速させるように構成している。
【0019】而して、図13に示す如く、前記変速及び
操向操作部材(80)(81)を軸回りに回動支持させ
る第2枢軸(79)と、操向アーム(85)に連結させ
る継手軸(89)の自在継手部(89a)とを前後方向
の水平ライン(L1)上に位置させ、また前記操作出力
軸(86)(87)に連結させる自在継手軸(88)
(89)の自在継手部(88b)(89b)と、第1枢
軸(77)とを前記ライン(L1)に直交させる左右水
平ライン(L2)上に位置させ、さらに前記変速アーム
(84)に連結させる継手軸(88)との自在継手部
(88a)と前記継手部(89a)を前記ライン(L
2)と平行な左右水平ライン(L3)上に位置させ、且
つ継手部(89a)に継手部(88a)を可及的に接近
(最大限近い位置)させて配置させ、主変速レバー(6
8)及び操向レバー(19)を中立位置に支持している
とき、前記レバー(68)または(19)の何れか一方
が操作されても、各操作部材(80)(81)を第1及
び第2枢軸(77)(79)回りに回動させるだけで、
継手軸(88)(89)にまで前記レバー(68)また
は(19)の操作力が及ばないように構成している。
【0020】そして、図9、図13に示す如く、主変速
レバー(68)を前後進操作し、第1枢軸(77)を中
心として操作部材(80)を前後に角度(α1)(α
2)傾けるとき、前記継手軸(88)を引張り或いは押
して変速アーム(84)を動作させ、走行速度の前後進
切換を行うと共に、図10に示す如く主変速レバー(6
8)が中立以外の位置に操作されている状態で、操向レ
バー(19)を傾動操作し、第2枢軸(79)を中心と
して操作部材(81)を上下に角度(β1)(β2)傾
けるとき、継手軸(89)を引張り或いは押して操向ア
ーム(85)を動作させ、機体を左及び右旋回させる操
向動作を行わせるもので、主変速レバー(68)の中立
時に旋回操作を行っても、継手部(89a)を支点とし
て継手軸(89)はライン(L1)を中心とした円錐面
上で回転移動し、ライン(L1)と軸(77)の交点を
中心とする同一円周上を継手部(89b)が移動し、継
手部(89b)とライン(L3)の距離が略一定に保た
れ、したがって操向アーム(85)は動作しない。そし
て主変速レバー(68)が中立位置以外のときにレバー
(19)の旋回操作が行われると、操向アーム(85)
は動作するもので、前後進に切換わるとき操向アーム
(85)は前後逆方向に動作し、操向モータ(27)を
前進時と後進時では逆方向に回転させるように構成した
ものである。
【0021】例えば、走行用の変速モータ(24)の正
回転時を前進時とすると、逆回転時の後進時には旋回用
の操向モータ(27)による遊星ギヤ機構(35)の作
用は前進時と後進時では逆となるもので、前進時と後進
時のレバー(19)操作による機体の旋回方向を一致さ
せるため、変速モータ(24)の逆回転(後進)時には
操向ポンプ(26)の斜板角度を逆方向に切換え、操向
モータ(27)を前進時と後進時では逆方向に回転させ
るように構成している。
【0022】また、前進操作時の操作部材(80)が中
立より前方の角度(α1)側に傾き、レバー(19)の
右傾動操作によって第2ロッド(122)を引張り操作
部材(81)を下方向の角度(β2)側に傾けることに
より、操作部材(81)の出力部(81a)を操向アー
ム(85)側に近づけ、揺動軸(82)を中心として操
向アーム(85)を操作部材(81)より遠ざける方向
(図6中反時計方向)に回転させ、前記第1及び第2ロ
ッド(98)(108)などを介しコントロールレバー
(73)を下方向に回転させ、旋回用の操向モータ(2
7)を正回転させる。即ち、機体を前進で右旋回(走行
クローラ(2)の速度を左側が大、右側が小)させるよ
うに構成している。
【0023】さらに、主変速レバー(68)を前方に倒
す前進操作時、レバー(19)の左傾動操作によって第
2ロッド(122)を押し上げ、操作部材(81)を上
方向の角度(β1)側に傾けることにより、操作部材
(81)の出力部(81a)を操作アーム(85)側よ
り遠ざけ、揺動軸(82)を中心として操向アーム(8
5)を操作部材(81)側に近づける方向(図6中時計
方向)に回転させ、前記コントロールレバー(73)を
上方向に回転させ、前記操向モータ(27)を逆回転さ
せる。即ち、機体を前進で左旋回(走行クローラ(2)
の速度を右側が大、左側が小)させるように構成してい
る。
【0024】さらに、主変速レバー(68)を後方に倒
す後進操作によって操作部材(80)が中立より後方の
角度(α2)側に傾き、レバー(19)の右傾動操作に
よって第2ロッド(122)を引張り操作部材(81)
を下方向の角度(β2)側に傾けることにより、操作部
材(81)の出力部(81a)を操向アーム(85)側
より遠ざけ、揺動軸(82)を中心として操向アーム
(85)を操作部材(81)側に近づける方向(図6中
時計方向)に回転させ、前記コントロールレバー(7
3)を上方向に回転させ、前記操向モータ(27)を逆
回転させる。即ち、機体を後進で右旋回(走行クローラ
(2)の速度を左側が大、右側が小)させるように構成
している。
【0025】また、主変速レバー(68)後進操作時
で、レバー(19)の左傾動操作によって、操作部材
(81)を上方向の角度(β1)側に傾けることによ
り、操作部材(81)の出力部(81a)を操作部材
(81)側に近づけ、揺動軸(82)を中心として操向
アーム(85)を操作部材(81)より遠ざける方向
(図6中反時計方向)に回転させ、前記コントロールレ
バー(73)を下方向に回転させ、前記操向モータ(2
7)を正回転させる。即ち、機体を後進で左旋回(走行
クローラ(2)の速度を右側が大、左側が小)させるよ
うに構成している。
【0026】このように前進及び後進時の旋回操作にお
いて、操向アーム(85)を逆方向に回転させ、前後進
の何れにおいても操向レバー(19)の傾動操作方向と
機体の旋回方向とを一致させるように構成している。
【0027】図14にも示す如く、前記操向レバー(1
9)は左右方向の傾動操作によって機体の左右旋回を行
う一方、前後方向の傾動操作によって刈取部(8)の昇
降を行うもので、前記操作軸(113)に一対のベベル
ギヤ(134)(135)を介し左右揺動軸(136)
を、また該揺動軸(136)にスイッチ台(137)・
前後揺動軸(138)・レバー台(139)を介して操
向レバー(19)を前後及び左右揺動自在に連結させて
いる。
【0028】前記左右揺動軸(136)は操作軸(11
3)を内挿する操向コラム(140)上端の側面L形状
の取付板(141)に回転自在に枢支させ、略半円形の
大径ベベルギヤ(135)と平面視L形状のスイッチ台
(137)を揺動軸(136)に固定すると共に、スイ
ッチ台(137)に回転自在に取付ける前後揺動軸(1
38)にレバー台(139)を固定させている。そして
前記昇降シリンダ(11)の昇降用バルブを操作する下
降及び上昇用スイッチ(142)(143)を前記スイ
ッチ台(137)の外側面に固設すると共に、前記スイ
ッチ(142)(143)をオン・オフ動作するスイッ
チ操作板(144)を前後揺動軸(138)に固定させ
て、操向レバー(19)の前或いは後傾動によってスイ
ッチ(142)(143)をオン・オフして刈取部
(8)を上げ或いは下げ動作させ、またレバー(19)
の左或いは右傾動によって操作軸(113)を正逆回動
して機体を左或いは右旋回させるように構成している。
また前記レバー(19)のノブ部(19a)には旋回方
向微調節用のフィットステアリング(145)を設け
て、指先による左右傾動操作で条合せ時などの旋回方向
の微調節を行うように構成している。
【0029】ところで図1に示す如く、前記油圧操向モ
ータ(27)の出力軸(62)の操向出力を1対の減速
ギヤ(146)(147)を介し操向減速軸(148)
に、また該減速軸(148)の回転出力を1対の減速ギ
ヤ(149)(150)を介し前記旋回軸(64)にそ
れぞれ伝えると共に、前記左右旋回ギヤ(65b)(6
5a)と旋回軸(64)との間に多板式の左右クラッチ
(151)(152)とブレーキ(153)(154)
とを介設している。
【0030】前記左右クラッチ(151)(152)は
例えば電磁式油圧操作弁など左右クラッチ作動機構(1
55)(156)のオン動作で各旋回ギヤ(65b)
(65a)と旋回軸(64)とを一体連結させると共
に、前記左右ブレーキ(153)(154)は例えば電
磁式油圧操作弁など左右ブレーキ作動機構(157)
(158)のオン動作で左右旋回ギヤ(65b)(65
a)をミッションケース(22)側に静止固定させるよ
うに構成している。
【0031】そして図15に示す如く、前記フィットテ
アリング(145)の微小左右旋回検出スイッチ(14
5a)(145b)と、操向レバー(19)の中立(直
進)を検出直進センサ(159)と、操向レバー(1
9)の左右旋回操作を検出する旋回センサ(160)と
を操向コントローラ(161)に接続すると共に、前記
クラッチ及びブレーキ作動機構(155)(156)・
(157)(158)にコントローラ(161)を接続
させて、操向レバー(19)及びフィットステアリング
(145)操作でもって前記クラッチ(151)(15
2)及びブレーキ(153)(154)の作動制御を行
うように構成している。
【0032】また図18に示す如く、前記操向レバー
(19)は丸形操向ハンドル(162)と交換自在に形
成するもので、丸形操向ハンドル(162)の右側部に
フィットステアリング(145)を設けて、丸形操向ハ
ンドル(162)を手で握った状態で指先によるフィッ
トステアリング(145)の操作を可能に構成するもの
である。
【0033】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、図16、図17に示す如く、操向レバー(19)を
中立に保持しての直進走行時には、左右クラッチ(15
1)(152)及びブレーキ(153)(154)を共
にオンとさせて、左右リングギヤ(38)を静止固定さ
せて変速モータ(24)からの回転出力のみで走行クロ
ーラ(2)を直進走行させる。
【0034】また、操向レバー(19)を左右に傾動さ
せての機体旋回時には、左右クラッチ(151)(15
2)をオン・左右ブレーキ(153)(154)をオフ
とさせて、操向モータ(27)の旋回出力を左右リング
ギヤ(38)に伝えて、左右走行クローラ(2)(2)
の駆動速度に相対差を生じさせて、左右に機体を旋回さ
せる。
【0035】さらに、操向レバー(19)の中立位置
で、フィットステアリング(145)の左傾動によって
左旋回検出スイッチ(145a)がオンとなるフィット
左旋回操作時には、左クラッチ(151)及びブレーキ
(153)をオフとさせて左リングギヤ(38)を自由
回転状態とさせる一方、右クラッチ(152)をオン或
いはオフ、右ブレーキ(154)をオンとさせて右リン
グギヤ(38)を静止固定させ、右クローラ(2)のみ
を直進走行同様の回転力で駆動して機体を左方向に微小
旋回させる。
【0036】またさらに、操向レバー(19)の中立位
置でフィットステアリング(145)右傾動によって右
旋回検出スイッチ(145b)がオンとなるフィット右
旋回操作時には、右クラッチ(152)及び右ブレーキ
(154)をオフとさせて右リングギヤ(38)を自由
回転状態とさせる一方、右クラッチ(151)をオン或
いはオフ、左ブレーキ(153)をオンとさせて左リン
グギヤ(38)を静止固定させ、左クローラ(2)のみ
を直進走行同様の回転力で駆動して機体を右方向に微小
旋回させる。
【0037】このようにフィットステアリング(14
5)による左右旋回操作時には、操向モータ(27)の
旋回出力に関係なく左右クラッチ(151)(152)
及びブレーキ(153)(154)によって左右のリン
グギヤ(38)の回転を制御して、旋回側の走行クロー
ラ(2)を自由回転状態とし、他側の走行クローラ
(2)を直進走行同様の回転力で駆動して機体の進路を
左右に修正するものである。また直進走行時やフィット
ステアリング(145)の左右旋回で右及び左ブレーキ
(154)(153)のオン時に右及び左クラッチ(1
52)(151)をオンとするときには、操向モータ
(27)の出力軸(62)には、ブレーキ(153)
(154)力が作用して、別途軸ブレーキの設置も必要
なく、操向モータ(27)の出力軸(62)を停止維持
させることができる。
【0038】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、走行用油圧無段変速機構(25)を左右の遊星ギヤ
機構(35)を介し左右の走行部(2)に連結させると
共に、旋回用油圧無段変速機構(28)を左右の遊星ギ
ヤ機構(35)に連結させて、走行用及び旋回用の無段
変速機構(25)(28)の出力でもって機体の走行及
び旋回を行うようにしたコンバインにおいて、旋回用の
無段変速機構(28)の最終出力軸(64)に、左右の
遊星ギヤ機構(35)への旋回出力の伝達を遮断する左
右のクラッチ(151)(152)及びブレーキ(15
3)(154)を設けたものであるから、別途油圧旋回
バルブなど設置の必要なく、左右のクラッチ(151)
(152)及びブレーキ(153)(154)の作動操
作のみで、左右の走行駆動力を制御して旋回方向の微調
整を容易に可能とさせることができると共に、微小旋回
用のフィットステアリング(145)など操向部材によ
る機体の旋回方向も、前後進で逆方向とさせることなく
容易に一致させた良好な進路の微調節が可能にできるも
のである。
【0039】また、左右の遊星ギヤ機構(35)のリン
グギヤ(38)に旋回出力を伝達する左右の旋回ギヤ
(65b)(65a)と最終出力軸(64)と間にそれ
ぞれクラッチ(151)(152)及びブレーキ(15
3)(154)を介設させたものであるから、既設の走
行駆動構造のものにクラッチ(151)(152)及び
ブレーキ(153)(154)を組込むだけの簡単な手
段のもので、旋回方向のの微調整を可能とさせることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミッション駆動系の旋回部の説明図である。
【図2】コンバインの全体側面図である。
【図3】コンバインの全体平面図である。
【図4】ミッション駆動系の説明図である。
【図5】主変速レバー及び操向レバーの操作系の斜視説
明図である。
【図6】走行変速及び操向操作部の側面説明図である。
【図7】操作部の正面説明図である。
【図8】操作部の平面説明図である。
【図9】操作部材の側面説明図である。
【図10】操作部材の正面説明図である。
【図11】操作部材の平面説明図である。
【図12】旋回操作軸部の平面説明図である。
【図13】リンク機構部の平面説明図である。
【図14】操向レバー部の背面説明図である。
【図15】操向制御回路図である。
【図16】フローチャートである。
【図17】操向制御表図である。
【図18】丸形操向ハンドルの設置説明図である。
【符号の説明】
(2) 走行クローラ(走行部) (25) 走行用無段変速機構 (28) 操向用無段変速機構 (35) 遊星ギヤ機構 (38) リングギヤ (64) 旋回時(最終出力軸) (151)(152) クラッチ (153)(154) ブレーキ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用油圧無段変速機構を左右の遊星ギ
    ヤ機構を介し左右の走行部に連結させると共に、旋回用
    油圧無段変速機構を左右の遊星ギヤ機構に連結させて、
    走行用及び旋回用の無段変速機構の出力でもって機体の
    走行及び旋回を行うようにしたコンバインにおいて、旋
    回用の無段変速機構の最終出力軸に、左右の遊星ギヤ機
    構への旋回出力の伝達を遮断する左右のクラッチ及びブ
    レーキを設けたことを特徴とするコンバイン。
  2. 【請求項2】 左右の遊星ギヤ機構のリングギヤに旋回
    出力を伝達する左右の出力ギヤと最終出力軸と間にそれ
    ぞれクラッチ及びブレーキを介設させたことを特徴とす
    る請求項1記載のコンバイン。
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