JP3497407B2 - 水田作業機のステアリング装置 - Google Patents

水田作業機のステアリング装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操向用の前輪の上
方に配置したミッションケースの上面に油圧パワーステ
アリング用のトルクジェネレータを連結し、このトルク
ジェネレータに連動連結した縦向き回転軸とミッション
ケースに支承したピットマンアーム軸とを連動連結して
ある田植機など水田作業機のステアリング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来では、トルクジェネレータの揺動出
力軸のすりこぎ運動を一軸周りの回転に変換して縦向き
回転軸に伝達する、つまり、揺動出力軸に相対揺動自在
にかつトルク伝達状態に連動する中間伝動部材をトルク
ジェネレータに縦向き軸芯周りに回動自在に支持させる
ことにより、トルクジェネレータのミッションケースへ
の装着に伴い中間伝動部材を縦向き回転軸と同芯状に位
置させて連動させることで、トルクジェネレータに縦向
き回転軸を連動連結させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によるときは、中間伝動部材をトルクジェネレータに
組み込むため、その分、トルクジェネレータが嵩高いも
のになって、ミッションケースから上方への突出量が大
きなものになっていた。このことは、例えば、トルクジ
ェネレータをその入力軸がミッションケースの上面に対
してほぼ垂直な姿勢となるように配置し、後ろ傾斜姿勢
に設置したハンドル軸と前記入力軸とを自在継手を介し
て連動して、ステアリングハンドル操作に伴いトルクジ
ェネレータを作動させる場合、上記のようにトルクジェ
ネレータの上方への突出量が大きなものとなることで入
力軸とステアリングハンドルとの上下間隔が小さくなっ
て、自在継手を介して連動する入力軸とハンドル軸とが
大きく屈折することになり、その結果、ハンドル操作力
の入力軸への伝達の円滑性を低下させる。つまり、操向
操作性を低下させる。
【0004】本発明の目的は、トルクジェネレータのコ
ンパクト化を図る点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
特徴・作用・効果は次の通りである。
【0006】〔特徴〕 ッションケースの上面に油圧パワーステアリング用の
トルクジェネレータを連結し、前記ミッションケース内
に装備した縦向き回転軸とミッションケースに支承した
ピットマンアーム軸とを連動連結してある水田作業機の
ステアリング装置であって、前記トルクジェネレータに
前記縦向き回転軸を連動連結するに、前記トルクジェネ
レータの揺動出力軸に相対揺動自在にかつトルク伝達状
態に嵌合連動する連動部と前記縦向き回転軸への出力部
とを備えた中間ジョイント部材をミッションケースの上
面に形成したボス部に対して縦向き軸芯周りに回動自在
に支持させてある点にある。
【0007】〔作用〕 トルクジェネレータの揺動出力軸に相対揺動自在にかつ
トルク伝達状態に嵌合連動する連動部と、縦向き回転軸
に連動する出力部とを備えた中間ジョイント部材、つま
り、上記従来の技術で説明したトルクジェネレータに
み込まれていた中間伝動部材に相当するものを、ミッシ
ョンケースの上面ボス部に縦向き軸芯周りに回動自在に
支持させて、トルクジェネレータと縦向き回転軸とを連
動連結してあるから、中間ジョイント部材を組み込まな
い分、トルクジェネレータをコンパクトなものにでき
て、ミッションケースから上方への突出量を少なくする
ことができる。
【0008】 〔効果〕 従って、トルクジェネレータをその入力軸がミッション
ケースの上面に対してほぼ垂直な姿勢となるように配置
し、後ろ傾斜姿勢に設置したハンドル軸と入力軸とを自
在継手を介して連動することにより、ステアリングハン
ドル操作に伴いトルクジェネレータを作動させる場合、
ステアリングハンドルと入力軸との上下間隔を大きくと
って、操向操作を円滑に行わせることができるようにな
った。
【0009】請求項2に係る本発明の特徴・作用・効果
は次の通りである。
【0010】〔特徴〕 上記請求項1に係る本発明において、トルクジェネレー
タをその入力軸がミッションケースの上面に対してほぼ
垂直な姿勢となるように配置し、前記入力軸と、後ろ傾
斜姿勢に設置したハンドル軸とを自在継手を介して連動
してある点にある。
【0011】〔作用〕 上記の点に着目して、トルクジェネレータを入力軸がミ
ッションケース上面に対してほぼ垂直な姿勢に設けてあ
るから、例えば、後ろ傾斜姿勢のハンドル軸の延長上に
入力軸が位置するように後ろ傾斜姿勢でトルクジェネレ
ータを設置する場合に比較して、トルクジェネレータの
ミッションケースへの取付け部を後方に位置させること
ができて、その分、ミッションケースの前端を後方に位
置させてミッションケースの前後方向でのコンパクト化
を図ることができる。
【0012】 〔効果〕 従って、入力軸とハンドル軸との屈折度合いを小さくで
きて、ハンドル軸から入力軸への操作力の伝達を円滑に
行わせることができながらも、ミッションケースを前後
方向でコンパクトなものにできるようになった。
【0013】請求項3に係る本発明の特徴・作用・効果
は次の通りである。
【0014】〔特徴〕 上記請求項1や2に係る本発明において、ミッションケ
ースの横一側面に静油圧式無段変速装置を、その横向き
の入力軸とミッションケース内への出力軸とが前後に位
置する状態に配置し、側面視において前記入力軸と出力
軸との間に位置する状態に縦向き回転軸を配置してある
点にある。
【0015】〔作用〕 入力軸と出力軸とを前後に位置させる横向き状態に静油
圧式無段変速装置を配置してあるから、ミッションケー
スから静油圧式無段変速装置が上方に突出する量を少な
く、或いは、零にできる。しかも、そのように、静油圧
式無段変速装置を横向き状態に設置したことを利用し
て、側面視において入力軸と出力軸との間に位置する状
態に縦向き回転軸を配置することで、入力軸をミッショ
ンケースの前面よりも前方に位置させるようにしてある
から、入力軸を延長してその延長端部でミッションケー
スの横他側面に装着した油圧ポンプなどを駆動する場
合、縦向き回転軸の干渉を受けることなく入力軸を延長
することができることはもちろん、入力軸の延長部分を
ミッションケース内に設けなくても良くて外装すること
ができる。
【0016】 〔効果〕 従って、ミッションケースの上部に配置する運転ステッ
プを低く設置でき、しかも、ミッションケースの横他側
面に装着した油圧ポンプなどを入力軸で駆動するための
入力軸の延長を簡便に行うことができるようになった。
【0017】請求項4に係る本発明の特徴・作用・効果
は次の通りである。
【0018】〔特徴〕 上記請求項1や2、3に係る本発明において、縦向き回
転軸からピットマンアーム軸への減速伝動機構を、軸類
が横方向に並ぶ状態に構成してある点にある。
【0019】〔作用〕 軸類が横方向に並ぶ状態に減速伝動機構を構成して、減
速伝動機構の設置スペースの前後長さを短くしてあるか
ら、例えば、軸類を前後方向に並べる場合に比較して、
減速伝動機構を内装するミッションケースの前面を後方
に位置させることができる。
【0020】 〔効果〕 従って、減速伝動機構を設ける割りには、ミッションケ
ースを前後方向でコンパクトなものにできるようになっ
た。
【0021】請求項5に係る本発明の特徴・作用・効果
は次の通りである。
【0022】〔特徴〕 上記請求項1や2、3、4に係る本発明において、縦向
き回転軸とピットマンアーム軸とを同芯状態に配置し、
これら縦向き回転軸とピットマンアーム軸との軸端のう
ち一方を軸受けを介してミッションケースに支持させ、
かつ、他方を一方に相対回転自在に嵌合支持させてある
点にある。
【0023】〔作用〕 同芯状態に配置した縦向き回転軸とピットマンアーム軸
との一方の軸端を軸受けを介してミッションケースに支
持させるとともに、他方の軸端を一方の軸端に嵌合支持
させてあるから、軸受けによる軸端支持部と一方の軸端
による他方の軸端支持部とを軸芯方向で同じ位置に設け
ることができる。
【0024】 〔効果〕 従って、縦向き回転軸とピットマンアーム軸との軸受け
構造を軸芯方向でコンパクトに構成できるようになっ
た。
【0025】請求項6に係る本発明の特徴・作用・効果
は次の通りである。
【0026】〔特徴〕 上記請求項4や5に係る本発明において、減速伝動機構
がギヤ減速機構であり、斜歯ギヤを組み込んである点に
ある。
【0027】〔作用〕 減速伝動機構を、斜歯ギヤを組み込んだギヤ減速機構と
してあるから、バックラッシュ少なく縦向き回転軸から
ピットマンアーム軸に操向操作を伝達することができ
る。
【0028】 〔効果〕 従って、遊び少なく操向できるようになった。
【0029】
【発明の実施の形態】水田作業機の一例である田植機
は、図1、図2に示すように、左右一対の操向用の駆動
前輪1と左右一対の駆動後輪2とを備えた乗用型の自走
機体3の後部に、水田作業装置の一例である複数条植え
式の苗植付装置4を四連リンク機構5を介して昇降自在
に連結し、この苗植付装置4を昇降駆動する油圧シリン
ダ利用の昇降シリンダ6を設け、施肥装置7を設けて構
成されている。
【0030】前記自走機体3は、図3、図4にも示すよ
うに、前記駆動前輪1を前車軸ケース8を介して軸支す
るミッションケース9を備え、かつ、前記駆動後輪2を
後車軸ケース10を介して軸支した機体フレームのうち
前記ミッションケース9の前方近傍位置にエンジン11
を、防振ゴム12(防振材の一例)を介してその出力軸
11aが横向きに位置する状態に搭載し、前記エンジン
11の後方に位置する状態で搭乗運転部13を搭載して
構成されている。
【0031】前記搭乗運転部13は、前記駆動前輪1を
操向操作するためのステアリングハンドル14や、これ
の後方に位置する座席15、運転ステップSなどを備え
ている。運転ステップSは、前記ミッションケース9よ
りも上方のレベルに配置されている。
【0032】前記苗植付装置4は、左右方向に設定スト
ロークで往復移動駆動される苗のせ台16を設け、この
苗のせ台16の移動に連動して苗取出し口と圃場との間
で上下に循環作動することにより苗のせ台16上の苗を
植付単位量づつ取り出して圃場に植え付ける複数の植付
機構17を左右に植付条間隔を隔てて配設し、走行に伴
い圃場面を滑走することにより植付予定圃場面を整地す
る複数の接地フロート18を左右に間隔を隔てて配設し
た周知の基本構造を有するものである。
【0033】前記施肥装置7は、肥料ホッパー19を自
走機体3に搭載し、この肥料ホッパー19内の肥料を植
付作動に連動して設定量づつ繰り出す繰り出し装置20
を設け、走行に伴い圃場に施肥用の溝を形成するととも
に送られてくる肥料を溝内に供給する作溝器21を設
け、繰り出された肥料を作溝器21にホース22を介し
て圧送するための気流を発生させる電動ファン23を設
けて構成されている。
【0034】そして、前記ミッションケース9の左右横
一側面には、図3、図4に示すように、前記エンジン1
1の出力軸11aに巻き掛け伝動装置40を介して連動
する横向きの入力軸41aを備えた前後進切り換え自在
な静油圧式無段変速装置41が、その出力をミッション
ケース9内に横向き軸で伝達する状態に、かつ、その入
力軸41aと横向きの出力軸41bとを前後に配設する
状態に連結されている。
【0035】前記巻き掛け伝動装置40は、出力軸11
aに装着した出力プーリ40aと入力軸41aに装着し
た入力プーリ40bとにわたって伝動ベルト40cを巻
回し、この伝動ベルト40bにテンションを付与するテ
ンションプーリ40dを設けて構成されている。
【0036】前記静油圧式無段変速装置41の入力軸4
1aは、ミッションケース9の前部を通して横他側に延
出されている。
【0037】また、前記ミッションケース9の左右横他
側面には、図4に示すように、前記静油圧式無段変速装
置41の入力軸41aの延出端部で駆動される油圧ポン
プ42が連結されており、ミッションケース9の上面に
は、図3、図4に示すように、前記ステアリングハンド
ル14のハンドル軸14aに連動する油圧パワーステア
リング用のトルクジェネレータ43と、前記昇降シリン
ダ6を制御する作業装置昇降操作用の油圧制御バルブ4
4とが取り付けられている。
【0038】油圧系について詳述すると、前記ミッショ
ンケース9を作動油タンクとするのであって、ミッショ
ンケース9の横他側面に取り付けたオイルフィルター4
5を通してミッションケース9内の作動油を静油圧式無
段変速装置41及び油圧ポンプ42に供給し、前記油圧
ポンプ42からの圧油は、トルクジェネレータ43に供
給され、その後、油圧制御バルブ44を通して昇降シリ
ンダ6に供給されるようになっている。そして、静油圧
式無段変速装置41のドレンは、ミッションケース9に
連通する前車軸ケース8に戻され、昇降シリンダ6を作
動停止させたときの油圧制御バルブ44のドレンはミッ
ションケース9に戻されるようになっている。
【0039】そして、前記ミッションケース9内には、
前記静油圧式無段変速装置41の出力軸41bからの動
力を断続する主クラッチと、高低二段変速のギヤシフト
式副変速機構と、左右の駆動前輪1に対するデフ機構と
が走行伝動系の伝動要素として設置されているととも
に、主クラッチからの動力のうち前進動力のみを伝達す
る一方向クラッチと、これらの動力を変速する株間変更
用の変速機構と、これらの動力を断続する植付クラッチ
とが走行伝動系から分岐させた植付伝動系の伝動要素と
して設置されている。また、前記前車軸ケース8には、
前記デフ機構から駆動前輪1への伝動機構が内装され、
後車軸ケース10には、前記デフ機構から伝動軸を介し
て伝達されてくるデフケースの回転を駆動後輪2に伝達
する伝動機構が内装されている。L1は前記静油圧式無
段変速装置41を操作するための変速レバーである。
【0040】そして、ステアリング装置は、図5〜図7
に示すように、前記ミッションケース9の上面前部に、
油圧パワーステアリング用のトルクジェネレータ43を
その入力軸43aがミッションケース9の上面に対して
ほぼ垂直な姿勢となるように連結し、このトルクジェネ
レータ43の入力軸43aと、前記ステアリングハンド
ル14と一体に回転する後ろ傾斜姿勢のハンドル軸90
とを自在継手91を介して連動連結し、前記トルクジェ
ネレータ43に連動連結して縦軸芯P周りに揺動するピ
ットマンアーム92をミッションケース9にそれの下方
に位置する状態で取り付け、このピットマンアーム92
と駆動前輪1それぞれのナックルアーム93とを連動連
結するドラグリンク94を設けて構成されている。
【0041】前記トルクジェネレータ43とピットマン
アーム92とを連動連結する手段は、トルクジェネレー
タ43に連動連結する縦向き回転軸95をピットマンア
ーム軸92aと同芯状態に設け、この縦向き回転軸95
からピットマンアーム軸92aに操作力を減速伝達する
減速伝動機構96を設けて構成されている。
【0042】前記減速伝動機構96は、ギヤ減速機構で
あって、ピットマンアーム軸92aの横に配置する状態
で中間伝動軸97をミッションケース9に上下両端で軸
受け98を介して回転自在に取り付け、縦向き回転軸9
5に小径の第1伝動ギヤG1を形成し、前記中間伝動軸
97に、この第1伝動ギヤG1に噛み合い連動する大径
の第1従動ギヤg1を一体回転する状態に装着するとと
もに、小径の第2伝動ギヤG2を形成し、ピットマンア
ーム軸92aに、前記第2伝動ギヤG2に噛み合い連動
する大径の第2従動ギヤg2を一体回転する状態に装着
して構成されている。前記第1伝動ギヤG1、第1従動
ギヤg1、第2伝動ギヤG2、第2従動ギヤg2は、バ
ックラッシュの少ない斜歯ギヤである。
【0043】前記トルクジェネレータ43に縦向き回転
軸95を連動連結する手段は、トルクジェネレータ43
の揺動出力軸43bに相対揺動自在にかつトルク伝達状
態に嵌合連結する内歯スプライン構造の連動部99a
と、縦向き回転軸95の上端にトルク伝達状態に嵌合連
結する内歯スプライン構造の出力部99bとを備えた中
間ジョイント部材99を、前記縦向き軸芯P周りに回動
自在にかつミッションケース9の天板を上下で貫通する
状態でミッションケース9に形成のボス部9aにブッシ
ュ100を介して支持させる手段である。前記揺動出力
軸43bに連動部99aを相対揺動自在にかつトルク伝
達状態に嵌合連結する手段は、揺動出力軸43bの外歯
スプラインの歯の外面を揺動中心周りの円弧面に形成す
る手段である。
【0044】そして、前記ピットマンアーム軸92a
は、上端部と上下中間部において軸受け101を介して
ミッションケース9に回転自在に支持されており、縦向
き回転軸95は、上端部において中間ジョイント部材9
9に嵌合支持され、かつ、下端部においてピットマンア
ーム軸92aに嵌合支持されている。
【0045】また、前記縦向き回転軸95は、側面視に
おいて、前記静油圧式無段変速装置41の入力軸41a
と出力軸41bとの間に位置する状態に配置されてい
る。
【0046】〔別実施形態〕 上記実施の形態では、ピットマンアーム軸92aを軸受
け101を介してミッションケース9に支持させたが、
縦向き回転軸95の端部をミッションケース9に軸受け
101を介して支持させ、この縦向き回転軸95の端部
にピットマンアーム軸92aの端部を嵌合支持させて実
施しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図
【図2】平面図
【図3】要部の側面図
【図4】要部の平面図
【図5】要部の正面図
【図6】ステアリング装置要部の切り欠き側面図
【図7】ステアリング装置要部の切り欠き正面図
【符号の説明】
1 前輪 9 ミッションケース9b ボス部 41 静油圧式無段変速装置 41a 入力軸 41b 出力軸 43 トルクジェネレータ 43a 入力軸 43b 揺動出力軸 90 ハンドル軸 91 自在継手 92a ピットマンアーム軸 95 縦向き回転軸 96 減速伝動機構 99 中間ジョイント部材 99a 連動部 99b 出力部 101 軸受け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松木 直樹 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 清水 孝式 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平11−91599(JP,A) 特開 平7−172327(JP,A) 特開 平6−321129(JP,A) 実開 昭63−195977(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/02 B62D 5/06 - 5/32

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ッションケースの上面に油圧パワース
    テアリング用のトルクジェネレータを連結し、前記ミッ
    ションケース内に装備した縦向き回転軸とミッションケ
    ースに支承したピットマンアーム軸とを連動連結してあ
    る水田作業機のステアリング装置であって、 前記トルクジェネレータに前記縦向き回転軸を連動連結
    するに、前記トルクジェネレータの揺動出力軸に相対揺
    動自在にかつトルク伝達状態に嵌合連動する連動部と
    縦向き回転軸への出力部とを備えた中間ジョイント部
    材をミッションケースの上面に形成したボス部に対して
    縦向き軸芯周りに回動自在に支持させてある水田作業機
    のステアリング装置。
  2. 【請求項2】 トルクジェネレータをその入力軸がミッ
    ションケースの上面に対してほぼ垂直な姿勢となるよう
    に配置し、前記入力軸と、後ろ傾斜姿勢に設置したハン
    ドル軸とを自在継手を介して連動してある請求項1記載
    の水田作業機のステアリング装置。
  3. 【請求項3】 ミッションケースの横一側面に静油圧式
    無段変速装置を、その横向きの入力軸とミッションケー
    ス内への出力軸とが前後に位置する状態に配置し、側面
    視において前記入力軸と出力軸との間に位置する状態に
    縦向き回転軸を配置してある請求項1又は2記載の水田
    作業機のステアリング装置。
  4. 【請求項4】 縦向き回転軸からピットマンアーム軸へ
    の減速伝動機構を、軸類が横方向に並ぶ状態に構成して
    ある請求項1〜3のいずれか1項に記載の水田作業機の
    ステアリング装置。
  5. 【請求項5】 縦向き回転軸とピットマンアーム軸とを
    同芯状態に配置し、これら縦向き回転軸とピットマンア
    ーム軸との軸端のうち一方を、軸受けを介してミッショ
    ンケースに支持させ、かつ、他方を一方に相対回転自在
    に嵌合支持させてある請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の水田作業機のステアリング装置。
  6. 【請求項6】 減速伝動機構がギヤ減速機構であり、斜
    歯ギヤを組み込んである請求項4又は5記載の水田作業
    機のステアリング装置。
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