JP3044717B2 - 施肥装置付き農作業機 - Google Patents

施肥装置付き農作業機

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JP3044717B2
JP3044717B2 JP1096008A JP9600889A JP3044717B2 JP 3044717 B2 JP3044717 B2 JP 3044717B2 JP 1096008 A JP1096008 A JP 1096008A JP 9600889 A JP9600889 A JP 9600889A JP 3044717 B2 JP3044717 B2 JP 3044717B2
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fertilizer
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fertilizer application
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清家  理伯
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Iseki and Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
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  • Transplanting Machines (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、肥料を操出する施肥装置を農作業機に関
するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、操縦席を有する車体と農用の作業装置とを備え
た農作業機の車体側に肥料を操出す施肥装置とを設けた
施肥装置付き農作業機は、施肥装置を車体側に設けてい
るために車体が左右に傾くと施肥装置も左右に傾いてし
まうので、機体が左右に転倒しやすいという問題があつ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上記従来の技術の問題点を解決すべく、
操縦席25を有する車体と農用の作業装置とを備えた農作
業機の車体側に肥料を操出す施肥装置39を設けた施肥装
置付き農作業機において、前記車体側に設けた施肥装置
39を車体の左右一側部を支点に他側部を上下位置調節可
能に設けて該施肥装置39の車体に対する左右方向の角度
を調節可能に設けたことを特徴とする施肥装置付き農作
業機とした。
〔発明の作用及び効果〕
この発明の施肥装置付き農作業機は、車体が傾いても
施肥装置は車体の左右一側部を支点に他側部が上下位置
調節されて左右方向水平状態に調節でき、よって、施肥
装置を車体側に設けた構成でありながら、機体が左右に
転倒しにくいものとなり、また、施肥装置に収容した肥
料が車体傾斜方向に移動して高位側の施肥装置位置での
肥料の操出しが途絶えてしまうことを防止することもで
きる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの発明の一実施例について説明す
る。
第1図〜第3図に示す無段変速装置1は、特公昭57−
13221号等に示されるような周知の摩擦式無段変速装置
である。具体的には、エンジン5からベルト6を経て伝
動される入力プーリ7と一体の回転胴8を、伝動ケース
10に軸受11を介して回転自在に設け、この回転胴8の内
端部が、その外周側で回転胴8と同軸心で回転自在の遊
星コーン4の各内側面に圧接し、回転胴8の回転が遊星
コーン4に摩擦伝動して遊星コーン4を傾斜軸9周りに
回転する。また、回転胴8と胴軸心の出力軸12が設けら
れ、この出力軸12に設けたディスク13が、ばね14の弾発
により遊星コーン4の各内側面に圧接し、遊星コーン4
の回転がディスク13に摩擦伝動してディスク13を回転す
る。ディスク13は、出力軸12にスプライン嵌合するカッ
プリング15に、ボール16を介在させて一体回転するよう
に係合している。
更に、遊星コーン4の外周側には、出力軸12回りに回
転しないよう設けた摩擦リング17を嵌合させている。よ
って、回転胴8から摩擦伝動して回転する遊星コーン4
は、摩擦リング17の内面に沿って転がるよう自転しなが
ら出力軸12回りに公転し、そして、このように回転する
遊星コーン4から摩擦伝動してディスク13が回転し、出
力軸12が伝動回転される。また、摩擦リング17の遊星コ
ーン4への接触位置を、変速レバー2によって回転され
るシフター18により、出力軸12の軸心方向に沿って回転
胴8側寄りの位置(H)に移動すると、高速に変速伝動
される状態となり、ディスク13側寄りの位置(L)に移
動すると、低速に変速伝動される状態となり、更にディ
スク13側寄りの位置(O)に移動すると、速度ゼロの非
伝動状態となる。従って、この無段変速装置1を備えた
トラクタ24は、変速レバー2の操作により、速度ゼロか
ら無段階に増減変速操作が可能な構成となっている。な
お、変速レバー2は、操縦ハンドル19の側方のハンドル
ポスト20の近傍に設けている。
また、このトラクタ24には、操縦フロア21の前部に足
踏み式のペダル3を設けている。このペダル3は、ばね
22に抗して踏み込まれると、リンク機構23を介して変速
レバー2を連動し、摩擦リング17を速度ゼロの非伝動状
態となる遊星コーン4との接触位置(O)に移動させる
ように作用するのである。従って、ペダル3の踏み込み
量に応じて変速レバー2が速度ゼロの変速操作位置に向
けて移動されるように構成されたものとなっている。な
お、ペダル3から操縦者の足が離れて開放された状態に
あるときは、変速レバー2の操作位置がばね22によって
移動されないように設けている。
なお、このトラクタ24は、エンジン5及び伝動ケース
10等を車体前部に設け、後部に操縦席25を設け、操向用
の前輪26と後輪27を駆動する四輪駆動構成とし、また、
車体後部には油圧シリンダ28の伸縮作動により昇降され
る昇降リンク29を介して、苗タンク30、該苗リンク30か
ら苗を分離して圃場に植付る苗植付装置31、及びフロー
ト32等を備えた苗植装置を連結している。この苗植装置
には、車体側から動力取出軸33を介して伝動する。
そして、第4図〜第7図に示すように、このトラクタ
は、前輪26と後輪27とを有する車体24に対して、苗植付
装置等の作業装置を連結する操縦席25や操縦フロア21等
を一体的にして、左右一側へ傾斜させるようにローリン
グ制御して、操縦席25や操縦フロア21等を水平姿勢に維
持するよう構成したものである。
具体的には、前輪26及び後輪27を有してエンジンを搭
載する車体24は、上側に操縦フロア21を搭載する。この
操縦フロア21は、左右一側部を車体24に対して前後方向
のローリング軸34の回りに回動自在に支持し、他側部は
車体24との間に油圧回路35で伸縮制御されるローリング
シリンダ36を介在させて支持され、操縦フロア21と一体
のボンネット37上の水平センサー38が左右傾斜を検出す
ることによって、このローリングシリンダ36を伸縮制御
して、操縦フロア21を左右水平状に維持制御する。又、
この操縦フロア21上に操縦席25、操縦ハンドル19等を設
け、更に、後方に作業装置である苗植装置を連結して、
昇降リング29で昇降させる。苗植装置は昇降リング29に
対してローリング不能に連結され、フロート32の接地部
には、操縦フロア21に対して一体的に取付けた施肥装置
39から操出される肥料を流下案内する施肥パイプ40の口
をのぞませて施肥する構成としている。昇降リンク29を
昇降する油圧シリンダ28は操縦フロア21と一体のフロア
枠41との間に設けられる。油圧シリンダ28によって苗植
装置が操縦フロア21に対して昇降されるが、ローリング
シリンダ36の伸縮によるときは、苗植装置及び施肥装置
39が操縦フロア21と一体的にローリング軸34回りにロー
リングされる。このため苗植装置は、左右水平状に制御
維持されると共に、苗植装置と施肥装置39との関係位置
は変化しない。尚、油圧回路35中の符号42は油圧ポン
プ、43はローリング制御弁である。
以上のとおり、この施肥装置付き農作業機は、操縦席
25を有する車体と農用の作用装置とを備えた農作業機の
車体側に肥料を操出す施肥装置39を設けた施肥装置付き
農作業機において、前記車体側に設けた施肥装置39を車
体の左右一側部を支点に他側部を上下位置調整可能に設
けて該施肥装置39の車体に対する左右方向の角度を調節
可能に設けたので、車体が傾いても施肥装置は車体の左
右一側部を支点に他側部が上下位置調節されて左右方向
水平姿勢に調節でき、よって、施肥装置を車体側に設け
た構成でありながら、機体が左右に転倒しにくいものと
なり、また、施肥装置に収容した肥料が車体傾斜方向に
移動して高位側の施肥装置での肥料の操出しが途絶えて
しまうことを防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
各図面について以下に簡単に説明する。 第1図:農業用走行車体の要部を示す断面図。 第2図:農業用走行車体の側面図。 第3図:第2図の車体の一部省略した平面図。 第4図:別構成の農業用走行車体の側面図。 第5図:第4図の車体の一部省略した正面図。 第6図:第4図の車体の要部を示す斜視図。 第7図:油圧回路図。 図中の主な符号について以下に簡単に説明する。 25:操縦席 39:施肥装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操縦席25を有する車体と農用の作業装置と
    を備えた農作業機の車体側に肥料を操出す施肥装置39を
    設けた施肥装置付き農作業機において、前記車体側に設
    けた施肥装置39を車体の左右一側部を支点に他側部を上
    下位置調節可能に設けて該施肥装置39の車体に対する左
    右方向の角度を調節可能に設けたことを特徴とする施肥
    装置付き農作業機。
JP1096008A 1989-04-14 1989-04-14 施肥装置付き農作業機 Expired - Lifetime JP3044717B2 (ja)

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JPH02275178A JPH02275178A (ja) 1990-11-09
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