JPH09168312A - 移動農機 - Google Patents
移動農機Info
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- JPH09168312A JPH09168312A JP34971295A JP34971295A JPH09168312A JP H09168312 A JPH09168312 A JP H09168312A JP 34971295 A JP34971295 A JP 34971295A JP 34971295 A JP34971295 A JP 34971295A JP H09168312 A JPH09168312 A JP H09168312A
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Landscapes
- Agricultural Machines (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業途中で負荷変化によってエンジン
(2)回転数が変更されるのを防止でき、かつ圃場枕地
で方向転換するときの運転操作の簡略化などを行える。 【解決手段】 エンジン(2)の回転を制御する出力
制御部材(63)を設けると共に、作業機(14)を装
設させて農作業を行う移動農機において、エンジン
(2)の回転数を初期設定するエンジン回転設定ダイヤ
ル(74)と、該ダイヤル(74)の設定回転数でエン
ジン(2)を回転させる出力制御部材(63)自動制御
を行わせるエンジン回転自動スイッチ(75)を設ける
と共に、手動でエンジン(2)の回転数を変更させるア
クセル操作によって前記ダイヤル(74)設定回転数に
基づくエンジン(2)回転制御を解除してエンジン
(2)回転数を自動的に下げるコントローラ(77)を
設けたことを特徴とする。
(2)回転数が変更されるのを防止でき、かつ圃場枕地
で方向転換するときの運転操作の簡略化などを行える。 【解決手段】 エンジン(2)の回転を制御する出力
制御部材(63)を設けると共に、作業機(14)を装
設させて農作業を行う移動農機において、エンジン
(2)の回転数を初期設定するエンジン回転設定ダイヤ
ル(74)と、該ダイヤル(74)の設定回転数でエン
ジン(2)を回転させる出力制御部材(63)自動制御
を行わせるエンジン回転自動スイッチ(75)を設ける
と共に、手動でエンジン(2)の回転数を変更させるア
クセル操作によって前記ダイヤル(74)設定回転数に
基づくエンジン(2)回転制御を解除してエンジン
(2)回転数を自動的に下げるコントローラ(77)を
設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば耕耘作業を行
う耕耘ロータリ作業機を装設させるトラクタなどの移動
農機に関する。
う耕耘ロータリ作業機を装設させるトラクタなどの移動
農機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、トラクタを圃場
で往復走行させて耕耘作業を行う場合、運転席の作業者
が手でハンドアクセルレバーを操作し、該レバーの位置
が機械的に自己保持され、エンジンを略一定回転に保っ
て作業を行えたが、走行負荷または作業負荷の変化によ
ってエンジン回転数が変化し易く、高負荷の発生によっ
てエンジン出力が不足したり、負荷低減によってエンジ
ン回転数が上がる不具合がある。また、圃場枕地に到達
したとき、作業機を地上に持上げる操作と略同時にエン
ジン回転数を下げる操作を行って次工程位置に方向転換
させ、次工程での作業開始時にエンジン回転数を上げる
操作を再び行う必要があり、方向転換時の運転操作の簡
略化を容易に行い得ないと共に、前工程と次工程のエン
ジン回転数に差を生じ易く、PTO出力回転が不均一に
なる不具合がある。
で往復走行させて耕耘作業を行う場合、運転席の作業者
が手でハンドアクセルレバーを操作し、該レバーの位置
が機械的に自己保持され、エンジンを略一定回転に保っ
て作業を行えたが、走行負荷または作業負荷の変化によ
ってエンジン回転数が変化し易く、高負荷の発生によっ
てエンジン出力が不足したり、負荷低減によってエンジ
ン回転数が上がる不具合がある。また、圃場枕地に到達
したとき、作業機を地上に持上げる操作と略同時にエン
ジン回転数を下げる操作を行って次工程位置に方向転換
させ、次工程での作業開始時にエンジン回転数を上げる
操作を再び行う必要があり、方向転換時の運転操作の簡
略化を容易に行い得ないと共に、前工程と次工程のエン
ジン回転数に差を生じ易く、PTO出力回転が不均一に
なる不具合がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、エン
ジンの回転を制御する出力制御部材を設けると共に、作
業機を装設させて農作業を行う移動農機において、エン
ジンの回転数を初期設定するエンジン回転設定ダイヤル
と、該ダイヤルの設定回転数でエンジンを回転させる出
力制御部材自動制御を行わせるエンジン回転自動スイッ
チを設けると共に、手動でエンジンの回転数を変更させ
るアクセル操作によって前記ダイヤル設定回転数に基づ
くエンジン回転制御を解除してエンジン回転数を自動的
に下げるコントローラを設けたもので、例えばアクセル
レバーまたはアクセルペダルの増速または減速を行う手
動操作によってエンジン回転自動制御が解除され、エン
ジン回転数が下がるから、作業途中で負荷変化によって
エンジン回転数が変更されるのを防止し得、かつ圃場枕
地で方向転換するときの運転操作の簡略化を容易に行い
得ると共に、作業開始時に前記自動スイッチ操作により
エンジン回転数が自動設定され、往復作業における各行
程でのエンジン回転数を略均一に得られるものである。
ジンの回転を制御する出力制御部材を設けると共に、作
業機を装設させて農作業を行う移動農機において、エン
ジンの回転数を初期設定するエンジン回転設定ダイヤル
と、該ダイヤルの設定回転数でエンジンを回転させる出
力制御部材自動制御を行わせるエンジン回転自動スイッ
チを設けると共に、手動でエンジンの回転数を変更させ
るアクセル操作によって前記ダイヤル設定回転数に基づ
くエンジン回転制御を解除してエンジン回転数を自動的
に下げるコントローラを設けたもので、例えばアクセル
レバーまたはアクセルペダルの増速または減速を行う手
動操作によってエンジン回転自動制御が解除され、エン
ジン回転数が下がるから、作業途中で負荷変化によって
エンジン回転数が変更されるのを防止し得、かつ圃場枕
地で方向転換するときの運転操作の簡略化を容易に行い
得ると共に、作業開始時に前記自動スイッチ操作により
エンジン回転数が自動設定され、往復作業における各行
程でのエンジン回転数を略均一に得られるものである。
【0004】また、エンジンの回転を制御する出力制御
部材を設けると共に、作業機を装設させて農作業を行う
移動農機において、エンジンの回転数を初期設定するエ
ンジン回転設定ダイヤルと、該ダイヤルの設定回転数で
エンジンを回転させる出力制御部材自動制御を行わせる
エンジン回転自動スイッチを設けると共に、手動で前記
作業機を昇降させる昇降操作によって前記ダイヤル設定
回転数に基づくエンジン回転制御を解除してエンジン回
転数を自動的に下げるコントローラを設けたもので、前
記作業機を昇降させる手動操作によってエンジン回転自
動制御が解除され、エンジン回転数が下がるから、作業
途中で負荷変化によってエンジン回転数が変更されるの
を防止し得、かつ圃場枕地で方向転換するときの運転操
作の簡略化を容易に行い得ると共に、作業開始時に前記
自動スイッチ操作によりエンジン回転数が自動設定さ
れ、往復作業における各行程でのエンジン回転数を略均
一に得られるものである。
部材を設けると共に、作業機を装設させて農作業を行う
移動農機において、エンジンの回転数を初期設定するエ
ンジン回転設定ダイヤルと、該ダイヤルの設定回転数で
エンジンを回転させる出力制御部材自動制御を行わせる
エンジン回転自動スイッチを設けると共に、手動で前記
作業機を昇降させる昇降操作によって前記ダイヤル設定
回転数に基づくエンジン回転制御を解除してエンジン回
転数を自動的に下げるコントローラを設けたもので、前
記作業機を昇降させる手動操作によってエンジン回転自
動制御が解除され、エンジン回転数が下がるから、作業
途中で負荷変化によってエンジン回転数が変更されるの
を防止し得、かつ圃場枕地で方向転換するときの運転操
作の簡略化を容易に行い得ると共に、作業開始時に前記
自動スイッチ操作によりエンジン回転数が自動設定さ
れ、往復作業における各行程でのエンジン回転数を略均
一に得られるものである。
【0005】また、エンジンの回転を制御する出力制御
部材を設けると共に、作業機を装設させて農作業を行う
移動農機において、エンジンの回転数を初期設定するエ
ンジン回転設定ダイヤルと、該ダイヤルの設定回転数で
エンジンを回転させる出力制御部材自動制御を行わせる
エンジン回転自動スイッチを設けると共に、手動で走行
輪の制動など走行力伝達制御を行う操作によって前記ダ
イヤル設定回転数に基づくエンジン回転制御を解除して
エンジン回転数を自動的に下げるコントローラを設けた
もので、例えばブレーキペダルまたはクラッチペダルの
制動または変速を行う手動操作によってエンジン回転自
動制御が解除され、エンジン回転数が下がるから、作業
途中で負荷変化によってエンジン回転数が変更されるの
を防止し得、かつ圃場枕地で方向転換するときの運転操
作の簡略化を容易に行い得ると共に、作業開始時に前記
自動スイッチ操作によりエンジン回転数が自動設定さ
れ、往復作業における各行程でのエンジン回転数を略均
一に得られるものである。
部材を設けると共に、作業機を装設させて農作業を行う
移動農機において、エンジンの回転数を初期設定するエ
ンジン回転設定ダイヤルと、該ダイヤルの設定回転数で
エンジンを回転させる出力制御部材自動制御を行わせる
エンジン回転自動スイッチを設けると共に、手動で走行
輪の制動など走行力伝達制御を行う操作によって前記ダ
イヤル設定回転数に基づくエンジン回転制御を解除して
エンジン回転数を自動的に下げるコントローラを設けた
もので、例えばブレーキペダルまたはクラッチペダルの
制動または変速を行う手動操作によってエンジン回転自
動制御が解除され、エンジン回転数が下がるから、作業
途中で負荷変化によってエンジン回転数が変更されるの
を防止し得、かつ圃場枕地で方向転換するときの運転操
作の簡略化を容易に行い得ると共に、作業開始時に前記
自動スイッチ操作によりエンジン回転数が自動設定さ
れ、往復作業における各行程でのエンジン回転数を略均
一に得られるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1はエンジン出力制御回路図、図2
は全体の側面図、図3は同平面図、図4は耕耘ロータリ
作業機部の側面図である。図中(1)はトラクタであ
り、エンジン(2)を内設させるボンネット(3)両側
に左右の前走行輪(4)(4)を装設させ、前記ボンネ
ット(3)後部に操向ハンドル(5)を設け、該ハンド
ル(5)後方に運転席(6)を設置させ、運転席(6)
両側外方に左右の後走行輪(7)(7)を装設させると
共に、運転席(6)前側のステップ(8)に左右ブレー
キペダル(9)(9)及びクラッチペダル(10)を配
設させ、作業者が運転席(6)に座乗して走行移動する
ように構成している。
づいて詳述する。図1はエンジン出力制御回路図、図2
は全体の側面図、図3は同平面図、図4は耕耘ロータリ
作業機部の側面図である。図中(1)はトラクタであ
り、エンジン(2)を内設させるボンネット(3)両側
に左右の前走行輪(4)(4)を装設させ、前記ボンネ
ット(3)後部に操向ハンドル(5)を設け、該ハンド
ル(5)後方に運転席(6)を設置させ、運転席(6)
両側外方に左右の後走行輪(7)(7)を装設させると
共に、運転席(6)前側のステップ(8)に左右ブレー
キペダル(9)(9)及びクラッチペダル(10)を配
設させ、作業者が運転席(6)に座乗して走行移動する
ように構成している。
【0007】また、前記走行輪(4)(7)を駆動する
ミッションケース(11)にロワリンク(12)及びト
ップリンク(13)を介して耕耘ロータリ作業機(1
4)を取付け、該作業機(14)をトラクタ(1)後側
に昇降自在に装設させるもので、走行主変速レバー(1
5)と、前記作業機(14)を手動操作で昇降させるポ
ジションコントロールレバー(16)と、前記作業機
(14)を方向転換上昇位置及び耕耘作業下降位置にワ
ンタッチ動作で昇降させる昇降スイッチ(17)を、運
転席(6)の右側に配置させると共に、走行副変速レバ
ー(18)と、前記作業機(14)への出力を変更させ
るPTO変速レバー(19)を、運転席(6)の左側に
配置させる。
ミッションケース(11)にロワリンク(12)及びト
ップリンク(13)を介して耕耘ロータリ作業機(1
4)を取付け、該作業機(14)をトラクタ(1)後側
に昇降自在に装設させるもので、走行主変速レバー(1
5)と、前記作業機(14)を手動操作で昇降させるポ
ジションコントロールレバー(16)と、前記作業機
(14)を方向転換上昇位置及び耕耘作業下降位置にワ
ンタッチ動作で昇降させる昇降スイッチ(17)を、運
転席(6)の右側に配置させると共に、走行副変速レバ
ー(18)と、前記作業機(14)への出力を変更させ
るPTO変速レバー(19)を、運転席(6)の左側に
配置させる。
【0008】さらに、図4乃至図7に示す如く、前記作
業機(14)の中央にギアボックス(20)を配置し、
トラクタ(1)のPTO軸(21)から動力を伝えると
共に、前記ギアボックス(20)側面より両側方にビー
ム(22)を突出し、該ビーム(22)のそれぞれの中
途部に支持プレート(23)を固設し、該支持プレート
(23)の前端にはロワリンク(12)を連結させ、支
持プレート(23)後端にはデプスフレーム(24)の
前端を枢支し、該デプスフレーム(24)後端側に左右
尾輪(25)(25)を設けている。
業機(14)の中央にギアボックス(20)を配置し、
トラクタ(1)のPTO軸(21)から動力を伝えると
共に、前記ギアボックス(20)側面より両側方にビー
ム(22)を突出し、該ビーム(22)のそれぞれの中
途部に支持プレート(23)を固設し、該支持プレート
(23)の前端にはロワリンク(12)を連結させ、支
持プレート(23)後端にはデプスフレーム(24)の
前端を枢支し、該デプスフレーム(24)後端側に左右
尾輪(25)(25)を設けている。
【0009】前記ビーム(22)の外側端にチェーンケ
ース(26)上部とサイドサポート(27)上部が固設
され、該チェーンケース(26)下部とサイドサポート
(27)下部の間に耕耘爪軸(28)が横架され、該耕
耘爪軸(28)上にナタ爪よりなる多数のロータリ爪
(29)…が側面視で放射状に植設されると共に、該ロ
ータリ爪(29)の回転軌跡上方がロータリカバー(3
0)によって覆われ、両側はサイドカバー(31)によ
って覆われている。そして、該耕耘爪軸(28)はギア
ボックス(20)内のギア、ビーム(22)内の伝動
軸、チェーンケース(26)内のスプロケット及びチェ
ーンを介して駆動され、ロータリ爪(29)…が回転さ
れることによって耕耘ができると共に、ハンドル(3
2)の回転操作によって耕耘爪軸(28)軸芯を中心に
ロータリカバー(30)を前後に回転させることができ
るようにしている。
ース(26)上部とサイドサポート(27)上部が固設
され、該チェーンケース(26)下部とサイドサポート
(27)下部の間に耕耘爪軸(28)が横架され、該耕
耘爪軸(28)上にナタ爪よりなる多数のロータリ爪
(29)…が側面視で放射状に植設されると共に、該ロ
ータリ爪(29)の回転軌跡上方がロータリカバー(3
0)によって覆われ、両側はサイドカバー(31)によ
って覆われている。そして、該耕耘爪軸(28)はギア
ボックス(20)内のギア、ビーム(22)内の伝動
軸、チェーンケース(26)内のスプロケット及びチェ
ーンを介して駆動され、ロータリ爪(29)…が回転さ
れることによって耕耘ができると共に、ハンドル(3
2)の回転操作によって耕耘爪軸(28)軸芯を中心に
ロータリカバー(30)を前後に回転させることができ
るようにしている。
【0010】そして、前記ビーム(22)に固定するプ
レート(33)を前方に突設させ、該プレート(33)
前端に支持杆(34)が横架され、該支持杆(34)に
取付プレート(35)が固定され、該取付プレート(3
5)に切断刃(36)の上部が固定されている。なお、
切断刃(36)を左右幅方向でロワーリンク(12)よ
り機外側方に4本装着すると共に、切断刃(36)の中
間部は後方に湾曲させ、前後に傾斜させる切断刃(3
6)の直線形下部を前記ロータリ爪(29)の回転軌跡
の前部内に後傾形に臨ませている。つまり、側面視にお
いて切断刃(36)の下部がロータリ爪(29)の回転
軌跡の前部でオーバーラップするように配置させると共
に、切断刃(36)とロータリ爪(29)の間隔は狭く
して残耕ができないようにしている。但し、外側2本の
切断刃(36)(36)はロータリ爪(29)と増幅ロ
ータリ爪(37)の間に設ける。また、切断刃(36)
の後面とロータリカバー(30)の間には仕切板(3
8)が配設されている。即ち、該仕切板(38)は切断
刃(36)の背面に固設されており、仕切板(38)を
ロータリカバー(30)に接近させて、藁や雑草等が入
り込み絡み付かないようにしている。また、仕切板(3
8)は三角形状に構成されて、上部の辺はロータリカバ
ー(30)の内側の形状に合わせ、前部の辺は切断刃
(36)の後面の形状に合わせて密着して固定できるよ
うにし、後部の辺は円弧状として藁等を下方へ導く形状
としている。そして、仕切板(38)の幅(板厚)は切
断刃(36)の幅より狭くして、藁や雑草等が絡みつか
ないようにしている。
レート(33)を前方に突設させ、該プレート(33)
前端に支持杆(34)が横架され、該支持杆(34)に
取付プレート(35)が固定され、該取付プレート(3
5)に切断刃(36)の上部が固定されている。なお、
切断刃(36)を左右幅方向でロワーリンク(12)よ
り機外側方に4本装着すると共に、切断刃(36)の中
間部は後方に湾曲させ、前後に傾斜させる切断刃(3
6)の直線形下部を前記ロータリ爪(29)の回転軌跡
の前部内に後傾形に臨ませている。つまり、側面視にお
いて切断刃(36)の下部がロータリ爪(29)の回転
軌跡の前部でオーバーラップするように配置させると共
に、切断刃(36)とロータリ爪(29)の間隔は狭く
して残耕ができないようにしている。但し、外側2本の
切断刃(36)(36)はロータリ爪(29)と増幅ロ
ータリ爪(37)の間に設ける。また、切断刃(36)
の後面とロータリカバー(30)の間には仕切板(3
8)が配設されている。即ち、該仕切板(38)は切断
刃(36)の背面に固設されており、仕切板(38)を
ロータリカバー(30)に接近させて、藁や雑草等が入
り込み絡み付かないようにしている。また、仕切板(3
8)は三角形状に構成されて、上部の辺はロータリカバ
ー(30)の内側の形状に合わせ、前部の辺は切断刃
(36)の後面の形状に合わせて密着して固定できるよ
うにし、後部の辺は円弧状として藁等を下方へ導く形状
としている。そして、仕切板(38)の幅(板厚)は切
断刃(36)の幅より狭くして、藁や雑草等が絡みつか
ないようにしている。
【0011】さらに、ロータリ爪(29)上側のロータ
リカバー(30)後端に第1支点軸(39)を介して鋼
板製第1リヤカバー(40)を上下方向に揺動自在に連
結させ、第1リヤカバー(40)後端にゴム製第2リヤ
カバー(41)前端を固定させ、下方に均し空間(4
2)を形成する第2リヤカバー(41)後端に鋼板製第
3リヤカバー(43)前端を固定させると共に、第1リ
ヤカバー(40)後端部の第2支点軸(44)と第3リ
ヤカバー(43)前端部の第3支点軸(45)を左右一
対のリンク(46)(46)によって連結させ、第3支
点軸(45)と略同軸上に第4支点軸(47)を設け、
第4支点軸(47)に第1吊下ロッド(48)下端を連
結させ、第3リヤカバー(43)後端部の第5支点軸
(49)に左右一対の第2吊下ロッド(50)下端を連
結させ、第1リヤカバー(40)の支持体(51)に第
1及び第2吊下ロッド(48)(50)上端側を昇降自
在に取付け、各吊下ロッド(48)(50)と第3リヤ
カバー(43)によって側面視三角形を形成させ、また
第2及び第3及び第5支点軸(44)(45)(49)
を結ぶ線によって側面視三角形を形成させたもので、第
2支点軸(44)または第3支点軸(45)を中心に第
3リヤカバー(43)を上方移動させ、第2支点軸(4
4)及び支持体(51)の吊下ロッド(48)(50)
連結部を支点とした両てこ機構の動作によって第3リヤ
カバー(43)を後上方に移動させ、第3リヤカバー
(43)両側部が平面視で前後移動するフローティング
動作を行わせる。また、第5支点軸(49)と第1リヤ
カバー(40)の支持体(51)間に左右一対のガスダ
ンパ(52)を連結させたもので、大きな初期荷重で小
さなバネ定数が得られかつストロークも大きく形成でき
るガスダンパ(52)によって第3リヤカバー(43)
を支持させ、トラクタ(1)が左右に傾いても第3リヤ
カバー(43)の左右均等な加圧によって耕耘面を均す
ことができるように構成している。
リカバー(30)後端に第1支点軸(39)を介して鋼
板製第1リヤカバー(40)を上下方向に揺動自在に連
結させ、第1リヤカバー(40)後端にゴム製第2リヤ
カバー(41)前端を固定させ、下方に均し空間(4
2)を形成する第2リヤカバー(41)後端に鋼板製第
3リヤカバー(43)前端を固定させると共に、第1リ
ヤカバー(40)後端部の第2支点軸(44)と第3リ
ヤカバー(43)前端部の第3支点軸(45)を左右一
対のリンク(46)(46)によって連結させ、第3支
点軸(45)と略同軸上に第4支点軸(47)を設け、
第4支点軸(47)に第1吊下ロッド(48)下端を連
結させ、第3リヤカバー(43)後端部の第5支点軸
(49)に左右一対の第2吊下ロッド(50)下端を連
結させ、第1リヤカバー(40)の支持体(51)に第
1及び第2吊下ロッド(48)(50)上端側を昇降自
在に取付け、各吊下ロッド(48)(50)と第3リヤ
カバー(43)によって側面視三角形を形成させ、また
第2及び第3及び第5支点軸(44)(45)(49)
を結ぶ線によって側面視三角形を形成させたもので、第
2支点軸(44)または第3支点軸(45)を中心に第
3リヤカバー(43)を上方移動させ、第2支点軸(4
4)及び支持体(51)の吊下ロッド(48)(50)
連結部を支点とした両てこ機構の動作によって第3リヤ
カバー(43)を後上方に移動させ、第3リヤカバー
(43)両側部が平面視で前後移動するフローティング
動作を行わせる。また、第5支点軸(49)と第1リヤ
カバー(40)の支持体(51)間に左右一対のガスダ
ンパ(52)を連結させたもので、大きな初期荷重で小
さなバネ定数が得られかつストロークも大きく形成でき
るガスダンパ(52)によって第3リヤカバー(43)
を支持させ、トラクタ(1)が左右に傾いても第3リヤ
カバー(43)の左右均等な加圧によって耕耘面を均す
ことができるように構成している。
【0012】また、前記吊下ロッド(48)(50)上
端側を支持体(51)…の軸受体(53)…に遊嵌挿入
させ、軸受体(53)…の上面側に当接するピン(5
4)…を前記ロッド(48)(50)に植設させ、前記
ロッド(48)(50)の下方抜出しを防ぎ、第3リヤ
カバー(43)の前方移動を制限すると共に、スプリン
グ(55)(55)を巻装させた左右一対のロッド(5
6)(56)下端を第1リヤカバー(40)上面に連結
させ、前記ロッド(56)上端側をロータリカバー(3
0)の支持体(57)に摺動自在に取付け、第1リヤカ
バー(40)をスプリング(55)によって下方に弾圧
するように構成している。
端側を支持体(51)…の軸受体(53)…に遊嵌挿入
させ、軸受体(53)…の上面側に当接するピン(5
4)…を前記ロッド(48)(50)に植設させ、前記
ロッド(48)(50)の下方抜出しを防ぎ、第3リヤ
カバー(43)の前方移動を制限すると共に、スプリン
グ(55)(55)を巻装させた左右一対のロッド(5
6)(56)下端を第1リヤカバー(40)上面に連結
させ、前記ロッド(56)上端側をロータリカバー(3
0)の支持体(57)に摺動自在に取付け、第1リヤカ
バー(40)をスプリング(55)によって下方に弾圧
するように構成している。
【0013】また、前記第3リヤカバー(43)上面に
レーキ支持体(58)を着脱自在に固定させ、該支持体
(58)に固定させるレーキ(59)を第3リヤカバー
(43)後方に延出させると共に、図6に示す如く、第
2吊下ロッド(50)上端側を取付ける支持体(51)
の軸(60)に前記ガスダンパ(52)上端を連結さ
せ、第2吊下ロッド(50)とガスダンパ(52)を可
及的に接近させて略平行に設けると共に、前記デプスフ
レーム(24)後端に支持フレーム(61)を介して左
右一対の尾輪(25)(25)を取付け、左右尾輪(2
5)(25)間に前記レーキ(59)を配設させるもの
で、枕地方向転換時に畦などにレーキ(59)が衝突す
るのを前記尾輪(25)によって防止すると共に、路上
走行または上方に持上げての保守作業などにおいてレー
キ(59)左右外側のバンパとして尾輪(25)を兼用
させるように構成している。
レーキ支持体(58)を着脱自在に固定させ、該支持体
(58)に固定させるレーキ(59)を第3リヤカバー
(43)後方に延出させると共に、図6に示す如く、第
2吊下ロッド(50)上端側を取付ける支持体(51)
の軸(60)に前記ガスダンパ(52)上端を連結さ
せ、第2吊下ロッド(50)とガスダンパ(52)を可
及的に接近させて略平行に設けると共に、前記デプスフ
レーム(24)後端に支持フレーム(61)を介して左
右一対の尾輪(25)(25)を取付け、左右尾輪(2
5)(25)間に前記レーキ(59)を配設させるもの
で、枕地方向転換時に畦などにレーキ(59)が衝突す
るのを前記尾輪(25)によって防止すると共に、路上
走行または上方に持上げての保守作業などにおいてレー
キ(59)左右外側のバンパとして尾輪(25)を兼用
させるように構成している。
【0014】さらに、ロータリ爪(29)の回転軌跡上
端と略同じ高さまたはそれ以上に高い位置に第1支点軸
(39)を取付け、耕耘作業時に第1支点軸(39)を
中心にリヤカバー(40)(41)(43)が上昇する
ことにより、ロータリ爪(29)の回転軌跡後方でリヤ
カバー(40)(41)(43)下方に大きな面積の均
し空間(42)が形成され、リヤカバー(40)(4
1)(43)によって前方に押す土がロータリ爪(2
9)の土跳ね上げ部に至るのを防止し、高速走行での耕
耘作業によるロータリ爪(29)の耕耘負荷増加を防止
するもので、耕耘作業時、ロータリ爪(29)が地上に
抜出する地点を中心とする半径の円弧線上に、リヤカバ
ー(40)(41)(43)が耕土によって持上げられ
て配置され、ロータリ爪(29)の回転軌跡の面積の約
50パーセント以上の大きさの均し空間(42)をロー
タリ爪(29)回転軌跡後側とリヤカバー(40)(4
1)(43)の間に形成させ、細かい土石または軽い土
石など小形物がロータリ爪(29)によってロータリカ
バー(40)(41)下面の高位置に飛散され、大きい
土石または重い土石または切り株(稲株)など大形物が
ロータリ爪(29)によって低い位置に飛散され、ロー
タリ爪(29)の飛散による比重分離作用によって小形
物が上層となり、また大形物が下層となり、上層の小形
物がリヤカバー(41)(43)によって均平にされ、
後方のレーキ(59)によって大形物がさらに下方に押
下げられる。従って、大形物によって培土内部の通気性
及び通水性が良好に保たれると共に、播種または苗移植
に適した状態に培土表層部が小形物によって形成され
る。
端と略同じ高さまたはそれ以上に高い位置に第1支点軸
(39)を取付け、耕耘作業時に第1支点軸(39)を
中心にリヤカバー(40)(41)(43)が上昇する
ことにより、ロータリ爪(29)の回転軌跡後方でリヤ
カバー(40)(41)(43)下方に大きな面積の均
し空間(42)が形成され、リヤカバー(40)(4
1)(43)によって前方に押す土がロータリ爪(2
9)の土跳ね上げ部に至るのを防止し、高速走行での耕
耘作業によるロータリ爪(29)の耕耘負荷増加を防止
するもので、耕耘作業時、ロータリ爪(29)が地上に
抜出する地点を中心とする半径の円弧線上に、リヤカバ
ー(40)(41)(43)が耕土によって持上げられ
て配置され、ロータリ爪(29)の回転軌跡の面積の約
50パーセント以上の大きさの均し空間(42)をロー
タリ爪(29)回転軌跡後側とリヤカバー(40)(4
1)(43)の間に形成させ、細かい土石または軽い土
石など小形物がロータリ爪(29)によってロータリカ
バー(40)(41)下面の高位置に飛散され、大きい
土石または重い土石または切り株(稲株)など大形物が
ロータリ爪(29)によって低い位置に飛散され、ロー
タリ爪(29)の飛散による比重分離作用によって小形
物が上層となり、また大形物が下層となり、上層の小形
物がリヤカバー(41)(43)によって均平にされ、
後方のレーキ(59)によって大形物がさらに下方に押
下げられる。従って、大形物によって培土内部の通気性
及び通水性が良好に保たれると共に、播種または苗移植
に適した状態に培土表層部が小形物によって形成され
る。
【0015】さらに、前記耕耘爪軸(28)を中心に同
一円周上に90度の間隔で4本のロータリ爪(29)…
を取付け、各ロータリ爪(29)先端側を左右方向に向
けて交互に湾曲させ、4本1列のロータリ爪(29)…
を耕耘爪軸(28)軸芯線方向に複数列設けるもので、
左右方向に隣接させるロータリ爪(29)(29)の先
端間に間隙を設け、ロータリ爪(29)の左右側方湾曲
幅を先端間隙の約2倍の大きさとし、左右方向のロータ
リ爪(29)(29)基端間隔が先端間隙の約5倍の大
きさになるようにロータリ爪(29)を形成している。
また、前記ロータリ爪(29)は土を切取った後に掬取
る形状に湾曲させ、ロータリ爪(29)の弾力変形の戻
り力によって左右ロータリ爪(29)(29)先端間隙
の残耕を破砕させる構造としたもので、従来のロータリ
爪取付け本数の約70パーセントの本数のロータリ爪
(29)…を取付け、ロータリ爪(29)の回転速度を
従来の回転速度(1分間に約200〜400回転)と略
同一とし、トラクタ(1)の走行速度を従来の走行速度
(1秒間に約0.5メートル)の約2倍とし、従来に比
べて耕耘負荷を増大させることなく、作業能率を約2倍
にして耕耘作業を行えるように構成している。また、前
記ロータリ爪(29)の土中突入地点に対し側面視で重
複する位置で前記切断刃(36)を土中に突入させ、切
断刃(36)の土中突入部を後方傾斜支持させ、かつ切
断刃(36)の左右両面を幅を有する偏平面で形成し、
牽引により切断刃(36)が土中に進入する下向きの力
と、切開される土が復元力によって切断刃(36)側面
に圧接する力が、切断刃(36)の抜出し抵抗力として
発生し、ロータリ爪(29)の土中突入抵抗の反力と略
等しいか若干大きい切断刃(36)の抜出し抵抗力によ
り、土中突入抵抗の反力によって耕耘ロータリ作業機
(14)全体が上方に持上げられるのを防ぎ、ロータリ
爪(29)が土中突入によって発生する衝撃を緩和させ
るように構成している。なお、耕耘爪軸(28)後方側
では、リヤカバー(40)(41)(43)の均平力の
反力(持上げ力)に対向してロータリ爪(29)抜出し
力の反力が発生し、各反力の均衡によって姿勢が安定す
る。
一円周上に90度の間隔で4本のロータリ爪(29)…
を取付け、各ロータリ爪(29)先端側を左右方向に向
けて交互に湾曲させ、4本1列のロータリ爪(29)…
を耕耘爪軸(28)軸芯線方向に複数列設けるもので、
左右方向に隣接させるロータリ爪(29)(29)の先
端間に間隙を設け、ロータリ爪(29)の左右側方湾曲
幅を先端間隙の約2倍の大きさとし、左右方向のロータ
リ爪(29)(29)基端間隔が先端間隙の約5倍の大
きさになるようにロータリ爪(29)を形成している。
また、前記ロータリ爪(29)は土を切取った後に掬取
る形状に湾曲させ、ロータリ爪(29)の弾力変形の戻
り力によって左右ロータリ爪(29)(29)先端間隙
の残耕を破砕させる構造としたもので、従来のロータリ
爪取付け本数の約70パーセントの本数のロータリ爪
(29)…を取付け、ロータリ爪(29)の回転速度を
従来の回転速度(1分間に約200〜400回転)と略
同一とし、トラクタ(1)の走行速度を従来の走行速度
(1秒間に約0.5メートル)の約2倍とし、従来に比
べて耕耘負荷を増大させることなく、作業能率を約2倍
にして耕耘作業を行えるように構成している。また、前
記ロータリ爪(29)の土中突入地点に対し側面視で重
複する位置で前記切断刃(36)を土中に突入させ、切
断刃(36)の土中突入部を後方傾斜支持させ、かつ切
断刃(36)の左右両面を幅を有する偏平面で形成し、
牽引により切断刃(36)が土中に進入する下向きの力
と、切開される土が復元力によって切断刃(36)側面
に圧接する力が、切断刃(36)の抜出し抵抗力として
発生し、ロータリ爪(29)の土中突入抵抗の反力と略
等しいか若干大きい切断刃(36)の抜出し抵抗力によ
り、土中突入抵抗の反力によって耕耘ロータリ作業機
(14)全体が上方に持上げられるのを防ぎ、ロータリ
爪(29)が土中突入によって発生する衝撃を緩和させ
るように構成している。なお、耕耘爪軸(28)後方側
では、リヤカバー(40)(41)(43)の均平力の
反力(持上げ力)に対向してロータリ爪(29)抜出し
力の反力が発生し、各反力の均衡によって姿勢が安定す
る。
【0016】さらに、図1に示す如く、PTO変速レバ
ー(19)の耕耘作業操作などにより耕耘ロータリ作業
機(14)が耕耘作業動作中であることを検出する作業
センサ(62)と、前記昇降スイッチ(17)と、エン
ジン(2)の回転数を増減させる電子ガバナ(63)
と、エンジン(2)の回転数を検出するピックアップ型
回転センサ(64)と、手で操作した位置に機械的に保
持されるハンドアクセルレバー(65)位置を検出する
ポテンショメータ型ハンドアクセルセンサ(66)と、
足踏み操作するフートアクセルペダル(67)位置を検
出するポテンショメータ型フートアクセルセンサ(6
8)と、前記ポジションコントロールレバー(16)の
上昇及び下降操作を検出するリミットスイッチ型の上げ
操作センサ(69)及び下げ操作センサ(70)と、前
記の左右ブレーキペダル(9)(9)の足踏み操作を検
出するリミットスイッチ型の左ブレーキセンサ(71)
及び右ブレーキセンサ(72)と、前記各変速レバー
(15)(18)(19)の変速操作時に足踏み操作す
るクラッチペダル(10)のクラッチ切操作を検出する
リミットスイッチ型クラッチセンサ(73)と、農作業
に適したエンジン(2)の回転数を作業者が初期設定す
る可変抵抗型エンジン回転設定ダイヤル(74)と、前
記ダイヤル(74)の設定回転数に基づき電子ガバナ
(63)を自動制御してエンジン(2)をダイヤル(7
4)設定回転数で回転させる動作を行わせるエンジン回
転自動スイッチ(75)と、エンジン(2)の回転数を
作業者が目視可能に数字または目盛り表示するエンジン
回転数表示器(76)を、マイクロコンピュータで形成
する電子ガバナコントローラ(77)に接続させてい
る。
ー(19)の耕耘作業操作などにより耕耘ロータリ作業
機(14)が耕耘作業動作中であることを検出する作業
センサ(62)と、前記昇降スイッチ(17)と、エン
ジン(2)の回転数を増減させる電子ガバナ(63)
と、エンジン(2)の回転数を検出するピックアップ型
回転センサ(64)と、手で操作した位置に機械的に保
持されるハンドアクセルレバー(65)位置を検出する
ポテンショメータ型ハンドアクセルセンサ(66)と、
足踏み操作するフートアクセルペダル(67)位置を検
出するポテンショメータ型フートアクセルセンサ(6
8)と、前記ポジションコントロールレバー(16)の
上昇及び下降操作を検出するリミットスイッチ型の上げ
操作センサ(69)及び下げ操作センサ(70)と、前
記の左右ブレーキペダル(9)(9)の足踏み操作を検
出するリミットスイッチ型の左ブレーキセンサ(71)
及び右ブレーキセンサ(72)と、前記各変速レバー
(15)(18)(19)の変速操作時に足踏み操作す
るクラッチペダル(10)のクラッチ切操作を検出する
リミットスイッチ型クラッチセンサ(73)と、農作業
に適したエンジン(2)の回転数を作業者が初期設定す
る可変抵抗型エンジン回転設定ダイヤル(74)と、前
記ダイヤル(74)の設定回転数に基づき電子ガバナ
(63)を自動制御してエンジン(2)をダイヤル(7
4)設定回転数で回転させる動作を行わせるエンジン回
転自動スイッチ(75)と、エンジン(2)の回転数を
作業者が目視可能に数字または目盛り表示するエンジン
回転数表示器(76)を、マイクロコンピュータで形成
する電子ガバナコントローラ(77)に接続させてい
る。
【0017】上記から明らかなように、エンジン(2)
の回転を制御する出力制御部材である電子ガバナ(6
3)を設けると共に、作業機(14)を装設させて農作
業を行う移動農機において、エンジン(2)の回転数を
初期設定するエンジン回転設定ダイヤル(74)と、該
ダイヤル(74)の設定回転数でエンジン(2)を回転
させる電子ガバナ(63)自動制御を行わせるエンジン
回転自動スイッチ(75)を設けると共に、手動でエン
ジン(2)の回転数を変更させるアクセル操作によって
前記ダイヤル(74)設定回転数に基づくエンジン
(2)回転制御を解除してエンジン(2)回転数を自動
的に下げるコントローラ(77)を設け、前記アクセル
レバー(65)またはアクセルペダル(67)の増速ま
たは減速を行う手動操作によってエンジン(2)回転自
動制御が解除され、エンジン(2)回転数が下がると共
に、作業開始時に前記自動スイッチ(75)操作により
エンジン(2)回転数が自動設定されるように構成して
いる。また、手動で前記作業機(14)を昇降させる昇
降操作によって前記ダイヤル(74)設定回転数に基づ
くエンジン(2)回転制御を解除してエンジン(2)回
転数を自動的に下げるコントローラ(77)を設け、前
記作業機(14)を昇降させる手動操作によってエンジ
ン(2)回転自動制御が解除され、エンジン(2)回転
数が下がるように構成している。また、手動で走行輪
(7)の制動など走行力伝達制御を行う操作によって前
記ダイヤル(74)設定回転数に基づくエンジン(2)
回転制御を解除してエンジン(2)回転数を自動的に下
げるコントローラ(77)を設け、例えばブレーキペダ
ル(9)またはクラッチペダル(10)の制動または変
速を行う手動操作によってエンジン(2)回転自動制御
が解除され、エンジン(2)回転数が下がるように構成
している。
の回転を制御する出力制御部材である電子ガバナ(6
3)を設けると共に、作業機(14)を装設させて農作
業を行う移動農機において、エンジン(2)の回転数を
初期設定するエンジン回転設定ダイヤル(74)と、該
ダイヤル(74)の設定回転数でエンジン(2)を回転
させる電子ガバナ(63)自動制御を行わせるエンジン
回転自動スイッチ(75)を設けると共に、手動でエン
ジン(2)の回転数を変更させるアクセル操作によって
前記ダイヤル(74)設定回転数に基づくエンジン
(2)回転制御を解除してエンジン(2)回転数を自動
的に下げるコントローラ(77)を設け、前記アクセル
レバー(65)またはアクセルペダル(67)の増速ま
たは減速を行う手動操作によってエンジン(2)回転自
動制御が解除され、エンジン(2)回転数が下がると共
に、作業開始時に前記自動スイッチ(75)操作により
エンジン(2)回転数が自動設定されるように構成して
いる。また、手動で前記作業機(14)を昇降させる昇
降操作によって前記ダイヤル(74)設定回転数に基づ
くエンジン(2)回転制御を解除してエンジン(2)回
転数を自動的に下げるコントローラ(77)を設け、前
記作業機(14)を昇降させる手動操作によってエンジ
ン(2)回転自動制御が解除され、エンジン(2)回転
数が下がるように構成している。また、手動で走行輪
(7)の制動など走行力伝達制御を行う操作によって前
記ダイヤル(74)設定回転数に基づくエンジン(2)
回転制御を解除してエンジン(2)回転数を自動的に下
げるコントローラ(77)を設け、例えばブレーキペダ
ル(9)またはクラッチペダル(10)の制動または変
速を行う手動操作によってエンジン(2)回転自動制御
が解除され、エンジン(2)回転数が下がるように構成
している。
【0018】そして、図8のフローチャートに示す如
く、エンジン回転自動スイッチ(75)をオン操作する
ことにより、エンジン回転設定ダイヤル(74)によっ
て初期設定された設定回転数が入力され、前記ダイヤル
(74)の設定回転数でエンジン(2)が駆動され、例
えばトラクタ(1)の走行負荷または作業機(14)負
荷が変化してもエンジン(2)の回転を略一定に保って
作業を行うと共に、ハンドアクセルレバー(65)の増
速または減速手動操作、またはフートアクセルペダル
(67)の増速足踏み操作、または昇降スイッチ(1
7)の上げ下げ操作、またはポジションコントロールレ
バー(16)の上げ下げ操作、または左右いずれかのブ
レーキペダル(9)(9)の制動足踏み操作、またはク
ラッチペダル(10)の変速用動力切断足踏み操作のい
ずれか1つの操作が行われたとき、前記ダイヤル(7
4)設定回転数でエンジン(2)を駆動する自動制御が
解除され、ダイヤル(74)設定回転数または定格回転
数の50〜80パーセントの回転数にエンジン(2)の
回転を自動的に低下させる動作が行われ、圃場枕地で方
向転換するときの圃場移動を行うエンジン(2)回転に
切換わるように構成している。
く、エンジン回転自動スイッチ(75)をオン操作する
ことにより、エンジン回転設定ダイヤル(74)によっ
て初期設定された設定回転数が入力され、前記ダイヤル
(74)の設定回転数でエンジン(2)が駆動され、例
えばトラクタ(1)の走行負荷または作業機(14)負
荷が変化してもエンジン(2)の回転を略一定に保って
作業を行うと共に、ハンドアクセルレバー(65)の増
速または減速手動操作、またはフートアクセルペダル
(67)の増速足踏み操作、または昇降スイッチ(1
7)の上げ下げ操作、またはポジションコントロールレ
バー(16)の上げ下げ操作、または左右いずれかのブ
レーキペダル(9)(9)の制動足踏み操作、またはク
ラッチペダル(10)の変速用動力切断足踏み操作のい
ずれか1つの操作が行われたとき、前記ダイヤル(7
4)設定回転数でエンジン(2)を駆動する自動制御が
解除され、ダイヤル(74)設定回転数または定格回転
数の50〜80パーセントの回転数にエンジン(2)の
回転を自動的に低下させる動作が行われ、圃場枕地で方
向転換するときの圃場移動を行うエンジン(2)回転に
切換わるように構成している。
【0019】さらに、図9及び図10は変形例を示すフ
ローチャートであり、図1に示す如く、エンジン(2)
の回転数をダイヤル(74)によって初期設定したが、
ハンドアクセルレバー(65)またはフートアクセルペ
ダル(67)によってエンジン(2)の回転数を設定す
ることも行えるもので、前記ダイヤル(74)値入力ま
たは前記レバー(65)値入力または前記ペダル(6
7)値入力を設定切換スイッチ(78)によって択一選
択し、前記レバー(65)値またはペダル(67)値に
基づき、図8に示すダイヤル(74)値に基づくエンジ
ン出力制御と同様の制御を行えるように構成している。
ローチャートであり、図1に示す如く、エンジン(2)
の回転数をダイヤル(74)によって初期設定したが、
ハンドアクセルレバー(65)またはフートアクセルペ
ダル(67)によってエンジン(2)の回転数を設定す
ることも行えるもので、前記ダイヤル(74)値入力ま
たは前記レバー(65)値入力または前記ペダル(6
7)値入力を設定切換スイッチ(78)によって択一選
択し、前記レバー(65)値またはペダル(67)値に
基づき、図8に示すダイヤル(74)値に基づくエンジ
ン出力制御と同様の制御を行えるように構成している。
【0020】そして、図9のフローチャートに示す如
く、前記スイッチ(78)によってハンドアクセルレバ
ー(65)値を選択し、エンジン回転自動スイッチ(7
5)をオン操作することにより、ハンドアクセルレバー
(65)によって初期設定された設定回転数が入力さ
れ、前記ハンドアクセルレバー(65)の設定回転数で
エンジン(2)が駆動され、例えばトラクタ(1)の走
行負荷または作業機(14)負荷が変化してもエンジン
(2)の回転を略一定に保って作業を行うと共に、ハン
ドアクセルレバー(65)の増速または減速手動操作、
またはフートアクセルペダル(67)の増速足踏み操
作、または昇降スイッチ(17)の上げ下げ操作、また
はポジションコントロールレバー(16)の上げ下げ操
作、または左右いずれかのブレーキペダル(9)(9)
の制動足踏み操作、またはクラッチペダル(10)の変
速用動力切断足踏み操作のいずれか1つの操作が行われ
たとき、前記ハンドアクセルレバー(65)設定回転数
でエンジン(2)を駆動する自動制御が解除され、ハン
ドアクセルレバー(65)設定回転数または定格回転数
の50〜80パーセントの回転数にエンジン(2)の回
転を自動的に低下させる動作が行われ、圃場枕地で方向
転換するときの圃場移動を行うエンジン(2)回転に切
換わるように構成している。
く、前記スイッチ(78)によってハンドアクセルレバ
ー(65)値を選択し、エンジン回転自動スイッチ(7
5)をオン操作することにより、ハンドアクセルレバー
(65)によって初期設定された設定回転数が入力さ
れ、前記ハンドアクセルレバー(65)の設定回転数で
エンジン(2)が駆動され、例えばトラクタ(1)の走
行負荷または作業機(14)負荷が変化してもエンジン
(2)の回転を略一定に保って作業を行うと共に、ハン
ドアクセルレバー(65)の増速または減速手動操作、
またはフートアクセルペダル(67)の増速足踏み操
作、または昇降スイッチ(17)の上げ下げ操作、また
はポジションコントロールレバー(16)の上げ下げ操
作、または左右いずれかのブレーキペダル(9)(9)
の制動足踏み操作、またはクラッチペダル(10)の変
速用動力切断足踏み操作のいずれか1つの操作が行われ
たとき、前記ハンドアクセルレバー(65)設定回転数
でエンジン(2)を駆動する自動制御が解除され、ハン
ドアクセルレバー(65)設定回転数または定格回転数
の50〜80パーセントの回転数にエンジン(2)の回
転を自動的に低下させる動作が行われ、圃場枕地で方向
転換するときの圃場移動を行うエンジン(2)回転に切
換わるように構成している。
【0021】また、図10のフローチャートに示す如
く、前記スイッチ(78)によってフートアクセルペダ
ル(67)値を選択し、エンジン回転自動スイッチ(7
5)をオン操作することにより、フートアクセルペダル
(67)によって初期設定された設定回転数が入力さ
れ、前記フートアクセルペダル(67)の設定回転数で
エンジン(2)が駆動され、例えばトラクタ(1)の走
行負荷または作業機(14)負荷が変化してもエンジン
(2)の回転を略一定に保って作業を行うと共に、ハン
ドアクセルレバー(65)の増速または減速手動操作、
またはフートアクセルペダル(67)の増速足踏み操
作、または昇降スイッチ(17)の上げ下げ操作、また
はポジションコントロールレバー(16)の上げ下げ操
作、または左右いずれかのブレーキペダル(9)(9)
の制動足踏み操作、またはクラッチペダル(10)の変
速用動力切断足踏み操作のいずれか1つの操作が行われ
たとき、前記フートアクセルペダル(67)設定回転数
でエンジン(2)を駆動する自動制御が解除され、フー
トアクセルペダル(67)設定回転数または定格回転数
の50〜80パーセントの回転数にエンジン(2)の回
転を自動的に低下させる動作が行われ、圃場枕地で方向
転換するときの圃場移動を行うエンジン(2)回転に切
換わるように構成している。
く、前記スイッチ(78)によってフートアクセルペダ
ル(67)値を選択し、エンジン回転自動スイッチ(7
5)をオン操作することにより、フートアクセルペダル
(67)によって初期設定された設定回転数が入力さ
れ、前記フートアクセルペダル(67)の設定回転数で
エンジン(2)が駆動され、例えばトラクタ(1)の走
行負荷または作業機(14)負荷が変化してもエンジン
(2)の回転を略一定に保って作業を行うと共に、ハン
ドアクセルレバー(65)の増速または減速手動操作、
またはフートアクセルペダル(67)の増速足踏み操
作、または昇降スイッチ(17)の上げ下げ操作、また
はポジションコントロールレバー(16)の上げ下げ操
作、または左右いずれかのブレーキペダル(9)(9)
の制動足踏み操作、またはクラッチペダル(10)の変
速用動力切断足踏み操作のいずれか1つの操作が行われ
たとき、前記フートアクセルペダル(67)設定回転数
でエンジン(2)を駆動する自動制御が解除され、フー
トアクセルペダル(67)設定回転数または定格回転数
の50〜80パーセントの回転数にエンジン(2)の回
転を自動的に低下させる動作が行われ、圃場枕地で方向
転換するときの圃場移動を行うエンジン(2)回転に切
換わるように構成している。
【0022】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、エンジン(2)の回転を制御する出力制御部材(6
3)を設けると共に、作業機(14)を装設させて農作
業を行う移動農機において、エンジン(2)の回転数を
初期設定するエンジン回転設定ダイヤル(74)と、該
ダイヤル(74)の設定回転数でエンジン(2)を回転
させる出力制御部材(63)自動制御を行わせるエンジ
ン回転自動スイッチ(75)を設けると共に、手動でエ
ンジン(2)の回転数を変更させるアクセル操作によっ
て前記ダイヤル(74)設定回転数に基づくエンジン
(2)回転制御を解除してエンジン(2)回転数を自動
的に下げるコントローラ(77)を設けたもので、例え
ばアクセルレバー(65)またはアクセルペダル(6
7)の増速または減速を行う手動操作によってエンジン
(2)回転自動制御が解除され、エンジン(2)回転数
が下がるから、作業途中で負荷変化によってエンジン
(2)回転数が変更されるのを防止でき、かつ圃場枕地
で方向転換するときの運転操作の簡略化を容易に行うこ
とができると共に、作業開始時に前記自動スイッチ(7
5)操作によりエンジン(2)回転数が自動設定され、
往復作業における各行程でのエンジン(2)回転数を略
均一に得ることができるものである。
は、エンジン(2)の回転を制御する出力制御部材(6
3)を設けると共に、作業機(14)を装設させて農作
業を行う移動農機において、エンジン(2)の回転数を
初期設定するエンジン回転設定ダイヤル(74)と、該
ダイヤル(74)の設定回転数でエンジン(2)を回転
させる出力制御部材(63)自動制御を行わせるエンジ
ン回転自動スイッチ(75)を設けると共に、手動でエ
ンジン(2)の回転数を変更させるアクセル操作によっ
て前記ダイヤル(74)設定回転数に基づくエンジン
(2)回転制御を解除してエンジン(2)回転数を自動
的に下げるコントローラ(77)を設けたもので、例え
ばアクセルレバー(65)またはアクセルペダル(6
7)の増速または減速を行う手動操作によってエンジン
(2)回転自動制御が解除され、エンジン(2)回転数
が下がるから、作業途中で負荷変化によってエンジン
(2)回転数が変更されるのを防止でき、かつ圃場枕地
で方向転換するときの運転操作の簡略化を容易に行うこ
とができると共に、作業開始時に前記自動スイッチ(7
5)操作によりエンジン(2)回転数が自動設定され、
往復作業における各行程でのエンジン(2)回転数を略
均一に得ることができるものである。
【0023】また、エンジン(2)の回転を制御する出
力制御部材(63)を設けると共に、作業機(14)を
装設させて農作業を行う移動農機において、エンジン
(2)の回転数を初期設定するエンジン回転設定ダイヤ
ル(74)と、該ダイヤル(74)の設定回転数でエン
ジン(2)を回転させる出力制御部材(63)自動制御
を行わせるエンジン回転自動スイッチ(75)を設ける
と共に、手動で前記作業機(14)を昇降させる昇降操
作によって前記ダイヤル(74)設定回転数に基づくエ
ンジン(2)回転制御を解除してエンジン(2)回転数
を自動的に下げるコントローラ(77)を設けたもの
で、前記作業機(14)を昇降させる手動操作によって
エンジン(2)回転自動制御が解除され、エンジン
(2)回転数が下がるから、作業途中で負荷変化によっ
てエンジン(2)回転数が変更されるのを防止でき、か
つ圃場枕地で方向転換するときの運転操作の簡略化を容
易に行うことができると共に、作業開始時に前記自動ス
イッチ(75)操作によりエンジン(2)回転数が自動
設定され、往復作業における各行程でのエンジン(2)
回転数を略均一に得ることができるものである。
力制御部材(63)を設けると共に、作業機(14)を
装設させて農作業を行う移動農機において、エンジン
(2)の回転数を初期設定するエンジン回転設定ダイヤ
ル(74)と、該ダイヤル(74)の設定回転数でエン
ジン(2)を回転させる出力制御部材(63)自動制御
を行わせるエンジン回転自動スイッチ(75)を設ける
と共に、手動で前記作業機(14)を昇降させる昇降操
作によって前記ダイヤル(74)設定回転数に基づくエ
ンジン(2)回転制御を解除してエンジン(2)回転数
を自動的に下げるコントローラ(77)を設けたもの
で、前記作業機(14)を昇降させる手動操作によって
エンジン(2)回転自動制御が解除され、エンジン
(2)回転数が下がるから、作業途中で負荷変化によっ
てエンジン(2)回転数が変更されるのを防止でき、か
つ圃場枕地で方向転換するときの運転操作の簡略化を容
易に行うことができると共に、作業開始時に前記自動ス
イッチ(75)操作によりエンジン(2)回転数が自動
設定され、往復作業における各行程でのエンジン(2)
回転数を略均一に得ることができるものである。
【0024】また、エンジン(2)の回転を制御する出
力制御部材(63)を設けると共に、作業機(14)を
装設させて農作業を行う移動農機において、エンジン
(2)の回転数を初期設定するエンジン回転設定ダイヤ
ル(74)と、該ダイヤル(74)の設定回転数でエン
ジン(2)を回転させる出力制御部材(63)自動制御
を行わせるエンジン回転自動スイッチ(75)を設ける
と共に、手動で走行輪(7)の制動など走行力伝達制御
を行う操作によって前記ダイヤル(74)設定回転数に
基づくエンジン(2)回転制御を解除してエンジン
(2)回転数を自動的に下げるコントローラ(77)を
設けたもので、例えばブレーキペダル(9)またはクラ
ッチペダル(10)の制動または変速を行う手動操作に
よってエンジン(2)回転自動制御が解除され、エンジ
ン(2)回転数が下がるから、作業途中で負荷変化によ
ってエンジン(2)回転数が変更されるのを防止でき、
かつ圃場枕地で方向転換するときの運転操作の簡略化を
容易に行うことができると共に、作業開始時に前記自動
スイッチ(75)操作によりエンジン(2)回転数が自
動設定され、往復作業における各行程でのエンジン
(2)回転数を略均一に得ることができるものである。
力制御部材(63)を設けると共に、作業機(14)を
装設させて農作業を行う移動農機において、エンジン
(2)の回転数を初期設定するエンジン回転設定ダイヤ
ル(74)と、該ダイヤル(74)の設定回転数でエン
ジン(2)を回転させる出力制御部材(63)自動制御
を行わせるエンジン回転自動スイッチ(75)を設ける
と共に、手動で走行輪(7)の制動など走行力伝達制御
を行う操作によって前記ダイヤル(74)設定回転数に
基づくエンジン(2)回転制御を解除してエンジン
(2)回転数を自動的に下げるコントローラ(77)を
設けたもので、例えばブレーキペダル(9)またはクラ
ッチペダル(10)の制動または変速を行う手動操作に
よってエンジン(2)回転自動制御が解除され、エンジ
ン(2)回転数が下がるから、作業途中で負荷変化によ
ってエンジン(2)回転数が変更されるのを防止でき、
かつ圃場枕地で方向転換するときの運転操作の簡略化を
容易に行うことができると共に、作業開始時に前記自動
スイッチ(75)操作によりエンジン(2)回転数が自
動設定され、往復作業における各行程でのエンジン
(2)回転数を略均一に得ることができるものである。
【図1】エンジン出力制御回路図。
【図2】全体の側面図。
【図3】同平面図。
【図4】耕耘ロータリ作業機の側面図。
【図5】ロータリ爪部の側面図。
【図6】リヤカバーの平面図。
【図7】ロータリ爪部の背面図。
【図8】エンジン出力制御フローチャート。
【図9】同フローチャート。
【図10】同フローチャート。
(2) エンジン (7) 走行輪 (14) 耕耘ロータリ作業機 (63) 電子ガバナ(出力制御部材) (74) エンジン回転設定ダイヤル (75) エンジン回転自動スイッチ (77) 電子ガバナコントローラ
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンの回転を制御する出力制御部材
を設けると共に、作業機を装設させて農作業を行う移動
農機において、エンジンの回転数を初期設定するエンジ
ン回転設定ダイヤルと、該ダイヤルの設定回転数でエン
ジンを回転させる出力制御部材自動制御を行わせるエン
ジン回転自動スイッチを設けると共に、手動でエンジン
の回転数を変更させるアクセル操作によって前記ダイヤ
ル設定回転数に基づくエンジン回転制御を解除してエン
ジン回転数を自動的に下げるコントローラを設けたこと
を特徴とする移動農機。 - 【請求項2】 エンジンの回転を制御する出力制御部材
を設けると共に、作業機を装設させて農作業を行う移動
農機において、エンジンの回転数を初期設定するエンジ
ン回転設定ダイヤルと、該ダイヤルの設定回転数でエン
ジンを回転させる出力制御部材自動制御を行わせるエン
ジン回転自動スイッチを設けると共に、手動で前記作業
機を昇降させる昇降操作によって前記ダイヤル設定回転
数に基づくエンジン回転制御を解除してエンジン回転数
を自動的に下げるコントローラを設けたことを特徴とす
る移動農機。 - 【請求項3】 エンジンの回転を制御する出力制御部材
を設けると共に、作業機を装設させて農作業を行う移動
農機において、エンジンの回転数を初期設定するエンジ
ン回転設定ダイヤルと、該ダイヤルの設定回転数でエン
ジンを回転させる出力制御部材自動制御を行わせるエン
ジン回転自動スイッチを設けると共に、手動で走行輪の
制動など走行力伝達制御を行う操作によって前記ダイヤ
ル設定回転数に基づくエンジン回転制御を解除してエン
ジン回転数を自動的に下げるコントローラを設けたこと
を特徴とする移動農機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34971295A JP3478448B2 (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 移動農機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34971295A JP3478448B2 (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 移動農機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09168312A true JPH09168312A (ja) | 1997-06-30 |
JP3478448B2 JP3478448B2 (ja) | 2003-12-15 |
Family
ID=18405593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34971295A Expired - Fee Related JP3478448B2 (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 移動農機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3478448B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009287469A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Kubota Corp | 作業車のアクセル制御構造 |
JP2009287471A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Kubota Corp | 作業車のエンジン回転数制御構造 |
JP2009287472A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Kubota Corp | 作業車のアクセル制御構造 |
JP2011196282A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 作業車輌 |
JP2011196283A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 作業車輌 |
JP2012082839A (ja) * | 2012-01-30 | 2012-04-26 | Kubota Corp | 作業車のエンジン回転数制御構造 |
US8353271B2 (en) | 2008-05-29 | 2013-01-15 | Kubota Corporation | Engine speed control system for work vehicle |
JP2020175892A (ja) * | 2019-04-15 | 2020-10-29 | ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 | 作業車両 |
JP2021008824A (ja) * | 2019-06-28 | 2021-01-28 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
-
1995
- 1995-12-20 JP JP34971295A patent/JP3478448B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2009287471A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Kubota Corp | 作業車のエンジン回転数制御構造 |
JP2009287472A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Kubota Corp | 作業車のアクセル制御構造 |
US8131434B2 (en) | 2008-05-29 | 2012-03-06 | Kubota Corporation | Engine speed control system for work vehicle |
US8353271B2 (en) | 2008-05-29 | 2013-01-15 | Kubota Corporation | Engine speed control system for work vehicle |
JP2011196282A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 作業車輌 |
JP2011196283A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 作業車輌 |
JP2012082839A (ja) * | 2012-01-30 | 2012-04-26 | Kubota Corp | 作業車のエンジン回転数制御構造 |
JP2020175892A (ja) * | 2019-04-15 | 2020-10-29 | ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 | 作業車両 |
JP2021008824A (ja) * | 2019-06-28 | 2021-01-28 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3478448B2 (ja) | 2003-12-15 |
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