JP2000272359A - 水田作業機の伝動装置 - Google Patents

水田作業機の伝動装置

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JP2000272359A
JP2000272359A JP11080849A JP8084999A JP2000272359A JP 2000272359 A JP2000272359 A JP 2000272359A JP 11080849 A JP11080849 A JP 11080849A JP 8084999 A JP8084999 A JP 8084999A JP 2000272359 A JP2000272359 A JP 2000272359A
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clutch
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gear
transmission case
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Makoto Kubotsu
誠 窪津
Makoto Yamashita
眞 山下
Shinsuke Kotani
伸介 小谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造の複雑化及びコストアップを招来するこ
となくクラッチを湿式多板クラッチとできるようにす
る。 【解決手段】 エンジン11から動力が入力されかつミ
ッションケース9に出力する状態に静油圧式無段変速装
置41を設け、前記ミッションケース9内に、前記静油
圧式無段変速装置41からの動力を断続する湿式多板式
のクラッチを装備させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クラッチと静油圧
式無段変速装置とミッションケースとを備えた田植機な
ど水田作業機の伝動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水田作業機の伝動装置では、特開
平10‐54461号公報で見られるように、エンジン
の動力を断続するようにクラッチを設け、このクラッチ
の出力を受けるように静油圧式無段変速装置を設け、こ
の静油圧式無段変速装置の出力をミッションケース内に
伝達するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によるときは、静油圧式無段変速装置の伝動上手側に
クラッチを配置してあるから、クラッチを、耐久性に優
れた湿式多板式のクラッチとする場合、ミッションケー
スとは別にクラッチを内装するクラッチケースが必要と
なり、構造の複雑化及びコストアップを招来する。その
ため、従来では、乾式のクラッチとしていた。
【0004】本発明の目的は、構造の複雑化及びコスト
アップを招来することなくクラッチを湿式多板式のクラ
ッチとできるようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
特徴・作用・効果は次の通りである。
【0006】〔特徴〕エンジンから動力が入力されかつ
ミッションケースに出力する状態に静油圧式無段変速装
置を設け、前記ミッションケース内に、前記静油圧式無
段変速装置からの動力を断続する湿式多板式のクラッチ
を装備させてある点にある。
【0007】〔作用〕静油圧式無段変速装置、ミッショ
ンケース内、クラッチとその記載順にエンジン動力を伝
達するようにしてあるから、クラッチをミッションケー
ス内に配置することができる。この点に着目して、クラ
ッチを湿式多板式のクラッチとしてミッションケース内
に配置してあるから、クラッチを湿式多板式のクラッチ
としながらも、ミッションケースとは別のクラッチケー
スが不要である。
【0008】〔効果〕従って、クラッチケースが不要な
ことで構造の簡素化及びコストダウンを図りながらも、
クラッチを湿式多板式のクラッチにできてクラッチの耐
久性を向上できるようになった。
【0009】請求項2に係る本発明の特徴・作用・効果
は次の通りである。
【0010】〔特徴〕上記請求項1に係る本発明におい
て、クラッチとして、クラッチ出力軸をシフト操作部材
で係止して軸芯方向にシフトすることで動力の断続を行
うものを設けてある点にある。
【0011】〔作用〕クラッチ出力軸をシフト部材で係
止して軸芯方向にシフトすることで動力を断続するよう
に構成してあるから、クラッチ切り時(動力切断時)に
おけるクラッチ出力軸の共回りをクラッチ出力軸のシフ
ト部材との係止(摩擦)で防止することができる。
【0012】〔効果〕従って、湿式多板式のクラッチと
しながらも、クラッチ出力軸の共回りを防止するための
特別な構造を設けることなく、動力の確実な切断を構造
簡単・安価に行えるようになった。
【0013】請求項3に係る本発明の特徴・作用・効果
は次の通りである。
【0014】〔特徴〕上記請求項1や2に係る本発明に
おいて、ミッションケースに、ギヤシフト式の走行用の
変速機構をクラッチの伝動下手側に位置する状態に内装
し、この変速機構の入力軸に一体回転する状態に装着し
た高速用の大径変速ギヤに噛み合い連動して動力を減速
伝達する小径出力ギヤを前記クラッチのクラッチ出力軸
に装着してある点にある。
【0015】〔作用〕変速機構の高速用の大径変速ギヤ
を変速機構における入力軸の入力ギヤとして、クラッチ
の出力を入力軸に伝達するようにしてあるから、クラッ
チの出力を十分に減速して入力軸に伝達することができ
ながらも、大径変速ギヤを入力ギヤに兼用化することに
より、構造の複雑化及びコストアップ、大重量化を招来
することがない。しかも、高速用の変速ギヤを大径変速
ギヤとしてクラッチの出力を十分に減速して入力軸に伝
達するようにしてあるから、水田作業装置である苗植付
装置などへの出力軸として入力軸を用いることで苗植付
装置などの水田作業装置を十分低い作業速度で駆動して
所期の水田作業を好適に行わせながらも、移動用の走行
速度を十分に高いものにできる。
【0016】〔効果〕従って、入力軸を十分に低速とし
ながらも、移動走行を迅速に行え、しかも、構造簡単・
安価・軽量に実施できるようになった。
【0017】請求項4に係る本発明の特徴・作用・効果
は次の通りである。
【0018】〔特徴〕上記請求項3に係る本発明におい
て、入力軸の回転のうち前進回転のみを水田作業装置へ
の伝動系に伝達する一方向クラッチを設けてある点にあ
る。
【0019】〔作用〕変速機構の入力軸が十分に低速で
ある点に着目して、一方向クラッチを介して入力軸の回
転のうち前進回転のみを水田作業装置への伝動系に伝達
するようにしてあるから、前進走行時にのみ水田作業装
置を適切な速度で駆動することができる。
【0020】〔効果〕従って、一方向クラッチを設ける
だけの構造簡単・安価な手段により、前進走行時にのみ
水田作業装置を好適に作動させて良好な水田作業を行え
るようになった。
【0021】請求項5に係る本発明の特徴・作用・効果
は次の通りである。
【0022】〔特徴〕上記請求項3や4に係る本発明に
おいて、ミッションケースに、変速機構からの動力を左
右の前輪に伝達するためのデフ機構を内装し、このデフ
機構のデフケースに後輪への出力ギヤを設けてある点に
ある。
【0023】〔作用〕前輪に対するデフ機構のデフケー
スに後輪への出力ギヤを設けてあるから、変速機構の出
力軸に後輪への出力ギヤを設ける場合に比較して、変速
機構の構造を簡素化できる。
【0024】〔効果〕従って、構造の簡素化によるコス
トダウンを図ることができた。
【0025】
【発明の実施の形態】水田作業機の一例である田植機
は、図1、図2に示すように、左右一対の操向用の駆動
前輪1と左右一対の駆動後輪2とを備えた乗用型の自走
機体3の後部に、水田作業装置の一例である複数条植え
式の苗植付装置4を四連リンク機構5を介して昇降自在
に連結し、この苗植付装置4を昇降駆動する油圧シリン
ダ利用の昇降シリンダ6を設け、施肥装置7を設けて構
成されている。
【0026】前記自走機体3は、図3、図4にも示すよ
うに、前記駆動前輪1を前車軸ケース8を介して軸支す
るミッションケース9を備え、かつ、前記駆動後輪2を
後車軸ケース10を介して軸支した機体フレームのうち
前記ミッションケース9の前方近傍位置にエンジン11
を、防振ゴム12(防振材の一例)を介してその出力軸
11aが横向きに位置する状態に搭載し、前記エンジン
11の後方に位置する状態で搭乗運転部13を搭載して
構成されている。
【0027】前記搭乗運転部13は、前記駆動前輪1を
操向操作するためのステアリングハンドル14やこれの
後方に位置する座席15、運転ステップSなどを備えて
いる。運転ステップSは前記ミッションケース9よりも
上方のレベルに配置されている。
【0028】前記苗植付装置4は、左右方向に設定スト
ロークで往復移動駆動される苗のせ台16を設け、この
苗のせ台16の移動に連動して苗取出し口と圃場との間
で上下に循環作動することにより苗のせ台16上の苗を
植付単位量づつ取り出して圃場に植え付ける複数の植付
機構17を左右に植付条間隔を隔てて配設し、走行に伴
い圃場面を滑走することにより植付予定圃場面を整地す
る複数の接地フロート18を左右に間隔を隔てて配設し
た周知の基本構造を有するものである。
【0029】前記施肥装置7は、肥料ホッパー19を自
走機体3に搭載し、この肥料ホッパー19内の肥料を植
付作動に連動して設定量づつ繰り出す繰り出し装置20
を設け、走行に伴い圃場に施肥用の溝を形成するととも
に送られてくる肥料を溝内に供給する作溝器21を設
け、繰り出された肥料を作溝器21にホース22を介し
て圧送するための気流を発生させる電動ファン23を設
けて構成されている。
【0030】そして、前記ミッションケース9の左右横
一側面には、図3、図4に示すように、前記エンジン1
1の出力軸11aに巻き掛け伝動装置40を介して連動
する横向きの入力軸41aを備えた前後進切り換え自在
な静油圧式無段変速装置41が、その出力をミッション
ケース9内に横向き軸で伝達する状態に、かつ、その入
力軸41aと横向きの出力軸41bとを前後に配設する
状態に連結されている。
【0031】前記巻き掛け伝動装置40は、出力軸11
aに装着した出力プーリ40aと入力軸41aに装着し
た入力プーリ40bとにわたって伝動ベルト40cを巻
回し、この伝動ベルト40bにテンションを付与するテ
ンションプーリ40dを設けて構成されている。
【0032】前記静油圧式無段変速装置41の入力軸4
1aは、ミッションケース9の前部を通して横他側に延
出されている。
【0033】また、前記ミッションケース9の左右横他
側面には、図4に示すように、前記静油圧式無段変速装
置41の入力軸41aの延出端部で駆動される油圧ポン
プ42が連結されており、ミッションケース9の上面に
は、図3、図4、図7に示すように、前記ステアリング
ハンドル14のハンドル軸14aに連動する油圧パワー
ステアリング用のトルクジェネレータ43と、前記昇降
シリンダ6を制御する作業装置昇降操作用の油圧制御バ
ルブ44とが取り付けられている。
【0034】油圧系について詳述すると、前記ミッショ
ンケース9を作動油タンクとするのであって、ミッショ
ンケース9の横他側面に取り付けたオイルフィルター4
5を通してミッションケース9内の作動油を静油圧式無
段変速装置41及び油圧ポンプ42に供給し、前記油圧
ポンプ42からの圧油は、トルクジェネレータ43に供
給され、その後、油圧制御バルブ44を通して昇降シリ
ンダ6に供給されるようになっている。そして、静油圧
式無段変速装置41のドレンは、ミッションケース9に
連通する前車軸ケース8に戻され、昇降シリンダ6を作
動停止させたときの油圧制御バルブ44のドレンはミッ
ションケース9に戻されるようになっている。
【0035】そして、前記ミッションケース9内には、
図5、図6、図7に示すように、前記静油圧式無段変速
装置41からの出力を断続するクラッチ50と、このク
ラッチ50からの出力を高低二段に変速する変速機構5
1と、この変速機構51からの出力を前記左右の駆動前
輪1に伝達するデフ機構52とが走行伝動系の構成要素
として設置されているとともに、一方向クラッチ53と
株間変更用の植付変速機構54と植付クラッチ55とが
苗植付装置4への伝動系(植付伝動系)の構成要素とし
て設置されている。
【0036】前記クラッチ50は、湿式多板式のクラッ
チであって、図8の(A)(B)にも示すように、前記
静油圧式無段変速装置41の出力軸41bにスプライン
式のカップリング56を介して連動する入力軸57に駆
動ハウジング58を一体回転する状態でかつ軸芯方向位
置決め状態に装着し、前記入力軸57に相対回転自在な
状態でかつ軸芯方向にシフト自在な状態に装着した筒状
のクラッチ出力軸59に従動ハウジング60を一体回転
する状態でかつ軸芯方向位置決め状態に装着し、クラッ
チ出力軸59のシフトに伴う従動ハウジング60の駆動
ハウジング58に対する軸芯方向移動により両者を連動
させる連動状態と連動を解除した解除状態とに切り換え
自在な摩擦板61を従動ハウジング60と駆動ハウジン
グ58とに振り分け装着し、従動ハウジング60を連動
状態に移動付勢するスプリング62を設けて構成されて
いる。つまり、摩擦板61を連動状態にすることにより
クラッチ入り状態(入続状態)を現出し、摩擦板61を
解除状態にすることによりクラッチ切り状態(切断状
態)を現出するように構成されている。そして、入力軸
57に対して直交する軸芯P周りで回動することによ
り、クラッチ出力軸59の端面を押圧してスプリング6
2による付勢に抗して移動させるシフト操作カム63
(シフト操作部材の一例)を設けることにより、動力を
断続するように構成されている。つまり、シフト操作カ
ム63でクラッチ出力軸59を押圧移動させることによ
り、クラッチ切り状態を現出し、シフト操作カム63に
よるクラッチ出力軸59に対する押圧を解除することに
より、クラッチ出力軸59をスプリング62の力で移動
させてクラッチ入り状態を現出するようになっており、
シフト操作カム63とクラッチ出力軸59との間の摩擦
により、クラッチ切り時においてクラッチ出力軸59が
入力軸57ととともに回る所謂、クラッチ出力軸59の
共回りを防止するようになっている。
【0037】前記変速機構51は、ギヤシフト式のもの
であって、変速入力軸64に、高速用の大径変速ギヤ6
5と低速用の小径変速ギヤ66とをともに一体回転する
状態でかつ軸芯方向位置決め状態に装着し、変速出力軸
67に、大径変速ギヤ65に小径ギヤ部68を噛み合い
連動させる高速位置と小径変速ギヤ66に大径ギヤ部6
9を噛み合い連動させる低速位置とに軸芯方向でシフト
自在なシフトギヤ70を一体回転する状態に装着して構
成されている。そして、前記クラッチ出力軸59に、前
記大径変速ギヤ65に噛み合い連動して動力を減速伝達
する小径出力ギヤ71を一体回転する状態に装着して、
クラッチ出力軸59に変速入力軸64を減速連動させて
ある。
【0038】前記デフ機構52は、差動を行う作動状態
と、左右の駆動前輪1への横伝動軸72同士を直結して
差動を行わない非作動状態とに切り換え自在なものであ
る。つまり、一方の横伝動軸72に、デフケース73に
噛み合い連動する非作動位置と噛み合い連動を解除する
作動位置とに軸芯方向でシフト自在なシフト部材74を
一体回転する状態に装着して、このシフト部材74を非
作動位置にシフトすることにより、横伝動軸72とデフ
ケース73とを一体化して前記非作動状態を現出する一
方、シフト部材74を作動位置にシフトすることによ
り、横伝動軸72とデフケース73との相対回転を許容
して前記作動状態を現出するように構成されている。そ
して、このデフ機構52のデフケース73には、前記変
速出力軸67に一体回転する状態で装着した変速出力ギ
ヤ75に噛み合い連動する入力ギヤ76と、前記駆動後
輪2への伝動軸77に装着のギヤ78に噛み合い連動す
る出力ギヤ79が装着されている。
【0039】前記一方向クラッチ53は、前記変速入力
軸64を走行伝動系から植付伝動系への分岐点として、
変速入力軸64の回転のうち前進回転のみを植付伝動系
に伝達するように設けられている。
【0040】前記植付変速機構54は、前記変速出力軸
67に相対回転のみ自在に装着されるとともに前記一方
向クラッチ53の出力ギヤ80にギヤ81を介して連動
する筒状の植付変速入力軸82に、互いに径が異なる複
数の駆動ギヤ83を一体回転する状態に装着し、植付ク
ラッチ55にベベルギヤ84,85を介して連動する植
付変速出力軸86に、前記駆動ギヤ83のそれぞれに常
時噛み合い連動する従動ギヤ87を相対回転自在に装着
し、従動ギヤ87のそれぞれに形成の係合凹部88に係
合することにより従動ギヤ87を植付変速出力軸86に
可逆的に連動させる伝動ボール89を植付変速出力軸8
6に一体回転する状態に装備させ、伝動ボール89を択
一的に係合凹部88に係合させる操作軸90を設けて構
成されている。つまり、従動ギヤ87を択一的に植付変
速出力軸86に連動させることにより、伝動に使用する
駆動ギヤ83と従動ギヤ87との対を変更して変速する
ように構成されている。
【0041】前記前車軸ケース8には、前記横伝動軸7
2とこれからの動力を駆動前輪1の前車軸に伝達する伝
動軸とが内装されており、後車軸ケース10には、ミッ
ションケース9から伝動軸77を介して伝達されてくる
動力を駆動後輪2の後車軸に伝達する伝動機構が内装さ
れている。
【0042】L1は前記静油圧式無段変速装置41を操
作するための変速レバーであり、L2は前記変速機構5
1を操作するための操作レバーであり、P1は踏み込み
操作されることにより前記クラッチ50を可逆的に切り
作動させるクラッチペダルであり、P2は踏み込み操作
されることにより前記デフ機構52を可逆的に非作動状
態に切り換え作動させるデフロックペダルである。ま
た、200は前記トルクジェネレータ43で駆動揺動さ
れるピットマンアーム201と駆動前輪1のナックルア
ーム202とを連動連結するドラグリンクである。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の側面図
【図2】田植機の平面図
【図3】要部の側面図
【図4】要部の平面図
【図5】ミッションケースの縦断背面図
【図6】ミッションケース要部の横断平面図
【図7】ミッションケースの縦断側面図
【図8】入り状態と切り状態とのクラッチの縦断面図
【符号の説明】
1 前輪 2 後輪 4 水田作業装置 9 ミッションケース 11 エンジン 41 静油圧式無段変速装置 50 クラッチ 51 変速機構 52 デフ機構 53 一方向クラッチ 59 クラッチ出力軸 63 シフト操作部材 64 入力軸 65 大径変速ギヤ 71 小径出力ギヤ 73 デフケース 79 出力ギヤ
フロントページの続き (72)発明者 小谷 伸介 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2B062 AA14 AB01 BA05 BA06 BA11 BA12 BA18 3D039 AA02 AA04 AA05 AB11 AC03 AC06 AC24 AC33 AC40 AC65 AD06 AD23 AD36 AD53

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンから動力が入力されかつミッシ
    ョンケースに出力する状態に静油圧式無段変速装置を設
    け、前記ミッションケース内に、前記静油圧式無段変速
    装置からの動力を断続する湿式多板式のクラッチを装備
    させてある水田作業機の伝動装置。
  2. 【請求項2】 クラッチとして、クラッチ出力軸をシフ
    ト操作部材で係止して軸芯方向にシフトすることで動力
    の断続を行うものを設けてある請求項1記載の水田作業
    機の伝動装置。
  3. 【請求項3】 ミッションケースに、ギヤシフト式の走
    行用の変速機構をクラッチの伝動下手側に位置する状態
    に内装し、この変速機構の入力軸に一体回転する状態に
    装着した高速用の大径変速ギヤに噛み合い連動して動力
    を減速伝達する小径出力ギヤを前記クラッチのクラッチ
    出力軸に装着してある請求項1又は2記載の水田作業機
    の伝動装置。
  4. 【請求項4】 入力軸の回転のうち前進回転のみを水田
    作業装置への伝動系に伝達する一方向クラッチを設けて
    ある請求項3記載の水田作業機の伝動装置。
  5. 【請求項5】 ミッションケースに、変速機構からの動
    力を左右の前輪に伝達するためのデフ機構を内装し、こ
    のデフ機構のデフケースに後輪への出力ギヤを設けてあ
    る請求項3又は4記載の水田作業機の伝動装置。
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