JP2867559B2 - 農作業機 - Google Patents
農作業機Info
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- hst
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、田植機等の農作業機における操作部の構造
に関する。
に関する。
[従来の技術] 副変速装置としてHST(液圧式無段変速装置)を設け
た農作業機が考えられている。このHSTは入力軸に入力
された回転動力を油圧等の作用で任意の変速比に変速し
て出力軸に出力するものであり、これを農作業機に搭載
した場合、「停止」から「高速」まで走行速度を連続的
に変化させることができるという利点がある。
た農作業機が考えられている。このHSTは入力軸に入力
された回転動力を油圧等の作用で任意の変速比に変速し
て出力軸に出力するものであり、これを農作業機に搭載
した場合、「停止」から「高速」まで走行速度を連続的
に変化させることができるという利点がある。
[発明が解決しようとする課題] 上記HSTの操作は1本のレバーで行なわれ、「停止」
位置を中心としてレバーを一方に回動させると「前進」
となり、他方に回動させると「後進」となるとともに、
そのときのレバーの回動量に応じて走行速度が変化する
ようになっている。このようにHSTを具備した農作業機
は、HSTレバーだけで操縦できるので操縦操作が簡単で
あるとう反面、例えば苗補給時等の非走行状態のとき誤
ってHSTレバーに接触した場合に農作業機が不意に走り
出すという危険性があった。
位置を中心としてレバーを一方に回動させると「前進」
となり、他方に回動させると「後進」となるとともに、
そのときのレバーの回動量に応じて走行速度が変化する
ようになっている。このようにHSTを具備した農作業機
は、HSTレバーだけで操縦できるので操縦操作が簡単で
あるとう反面、例えば苗補給時等の非走行状態のとき誤
ってHSTレバーに接触した場合に農作業機が不意に走り
出すという危険性があった。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明は次のような構成
とした。
とした。
すなわち、本発明にかかる農作業機は、エンジンから
の回転動力を液圧の作用で変速する液圧式無段変速装置
を具え、該液圧式無段変速装置を操作するレバーは、そ
の全体が円形状のステアリングハンドルの裏側で、かつ
その大部分がステアリングハンドルの外径よりも内側に
位置するように設けられていることを特徴としている。
の回転動力を液圧の作用で変速する液圧式無段変速装置
を具え、該液圧式無段変速装置を操作するレバーは、そ
の全体が円形状のステアリングハンドルの裏側で、かつ
その大部分がステアリングハンドルの外径よりも内側に
位置するように設けられていることを特徴としている。
[作用] HST(液圧式無段変速装置)の操作レバーが操縦者か
ら見てステアリングハンドルの裏側でかつ該ステアリン
グハンドルに重なる位置に設けられているので、ステア
リングハンドルが障害となり操縦者が誤ってレバーに接
触するおそれが殆んどなくなり、停止時における不意の
発進等の事故を防止できる。
ら見てステアリングハンドルの裏側でかつ該ステアリン
グハンドルに重なる位置に設けられているので、ステア
リングハンドルが障害となり操縦者が誤ってレバーに接
触するおそれが殆んどなくなり、停止時における不意の
発進等の事故を防止できる。
[実施例] 以下、図面にあらわされた実施例について説明する。
第1図に示す農作業機1は、走行車体2の後部に設け
たリンク装置3に田植用の作業機部分4が装着されてい
るとともに、該作業機部分とは別に施肥装置5が装備さ
れており、乗用施肥田植機として使用される。走行車体
2は、前後に配した平行な縦パイプ6a,6aとこれらを互
いに連結する部材等で平面視枠形のフレーム6が構成さ
れ、該フレームに各部がアセンブリ単位で組み付けられ
る。
たリンク装置3に田植用の作業機部分4が装着されてい
るとともに、該作業機部分とは別に施肥装置5が装備さ
れており、乗用施肥田植機として使用される。走行車体
2は、前後に配した平行な縦パイプ6a,6aとこれらを互
いに連結する部材等で平面視枠形のフレーム6が構成さ
れ、該フレームに各部がアセンブリ単位で組み付けられ
る。
エンジンアセンブリは、フレーム6の中間部後方寄り
の位置に架設したエンジン台10aの上に設置したエンジ
ン10と、該エンジンンの上部に設けたエアクリーナ11、
燃料タンク12等からなり、エンジン10から前方に突出す
るエンジン出力軸14にメインクラッチ15が設けられてい
る。メインクラッチ15は多板式クラッチであり、クラッ
チペダル16を操作することによりシフタ17が作動して断
続切替される。なお、シフタ17の枢支軸18は後記ミッシ
ョンアセンブリの支持脚19に設けた軸受20に支承されて
いる。メインクラッチ15の一次側ケース15aにはベルト
溝が設けられており、これに掛けたベルト22によって、
メインクラッチ15の下方に設けた油圧ポンプ24が駆動さ
れる。
の位置に架設したエンジン台10aの上に設置したエンジ
ン10と、該エンジンンの上部に設けたエアクリーナ11、
燃料タンク12等からなり、エンジン10から前方に突出す
るエンジン出力軸14にメインクラッチ15が設けられてい
る。メインクラッチ15は多板式クラッチであり、クラッ
チペダル16を操作することによりシフタ17が作動して断
続切替される。なお、シフタ17の枢支軸18は後記ミッシ
ョンアセンブリの支持脚19に設けた軸受20に支承されて
いる。メインクラッチ15の一次側ケース15aにはベルト
溝が設けられており、これに掛けたベルト22によって、
メインクラッチ15の下方に設けた油圧ポンプ24が駆動さ
れる。
ミッションアセンブリは、HST(液圧式無段変速装
置)30、ミッションケース31、フロントデフケース32、
リヤデフケース33等を一体に組み付けたもので、さらに
フロントデフケース32の側方に左右のフロントアクスル
ケース36,36が突設され、その端部に前輪支持ケース37,
37が変向自在に支持されている。そして、この前輪支持
ケースの下端部外側面に突設した前輪軸38a,38aに前輪3
8,38が軸支されている。
置)30、ミッションケース31、フロントデフケース32、
リヤデフケース33等を一体に組み付けたもので、さらに
フロントデフケース32の側方に左右のフロントアクスル
ケース36,36が突設され、その端部に前輪支持ケース37,
37が変向自在に支持されている。そして、この前輪支持
ケースの下端部外側面に突設した前輪軸38a,38aに前輪3
8,38が軸支されている。
エンジン出力は、メインクラッチ15の二次側15bから
ユニバーサルジョイント41等を介してHST30に伝動され
る。第4図はHSTの油圧回路図で、図中の43は入力軸、4
4は油圧ポンプ、45はチャージポンプ、46はコントロー
ルバルブ、47はアンロードバルブ、48は油圧モータ、49
は出力軸である。入力軸43に入力された回転動力は、油
圧の作用で所定の変速比に変速して出力軸49に出力され
る。出力軸49の回転方向および変速比は油圧ポンプ44の
斜板角度を変えることで制御するようになっており、そ
の操作用として操作部50にHSTレバー51が設けられてい
る。
ユニバーサルジョイント41等を介してHST30に伝動され
る。第4図はHSTの油圧回路図で、図中の43は入力軸、4
4は油圧ポンプ、45はチャージポンプ、46はコントロー
ルバルブ、47はアンロードバルブ、48は油圧モータ、49
は出力軸である。入力軸43に入力された回転動力は、油
圧の作用で所定の変速比に変速して出力軸49に出力され
る。出力軸49の回転方向および変速比は油圧ポンプ44の
斜板角度を変えることで制御するようになっており、そ
の操作用として操作部50にHSTレバー51が設けられてい
る。
第5図は操縦部50を操縦者側から見た(A矢視)図
で、図中の51がHSTレバーであり、52はステアリングハ
ンドル、53はステアリングポスト、54はチェンジレバ
ー、55は油圧植付レバーである。HSTレバー51は前後方
向に回動自在で、その回動範囲内においてステアリング
ハンドル52の裏側で、かつステアリングハンドル52の最
外部よりも内側に位置するように設けられている。HST
レバー51が挿通されている溝57に沿って、レバー位置を
表示する記号が印されている。図示例では、回動範囲中
央の「0」位置にレバーがあるとき「停止」で、レバー
が「F」側に回動すると「前進」、「R」側に回動する
と「後進」となる。
で、図中の51がHSTレバーであり、52はステアリングハ
ンドル、53はステアリングポスト、54はチェンジレバ
ー、55は油圧植付レバーである。HSTレバー51は前後方
向に回動自在で、その回動範囲内においてステアリング
ハンドル52の裏側で、かつステアリングハンドル52の最
外部よりも内側に位置するように設けられている。HST
レバー51が挿通されている溝57に沿って、レバー位置を
表示する記号が印されている。図示例では、回動範囲中
央の「0」位置にレバーがあるとき「停止」で、レバー
が「F」側に回動すると「前進」、「R」側に回動する
と「後進」となる。
また、第6図は異なる農作業機の操縦部50′をあらわ
している。この農作業機では、ステアリングハンドル5
2′の左側にチェンジレバー54′が、右側の油圧植付レ
バー55′がそれぞれ設けられ、HSTレバー51′は基部が
ステアリングポスト53′の右側面部に支持され、該基部
を中心として前後に回動できるように設けられている。
HSTレバー51′が進行方向に対し直角になったとき「停
止」で、これより前方に回動させると「前進」、後方に
回動させると「後進」となる。このHSTレバー51′も、
操縦者から見て、ステアリングハンドル52′の裏側で、
かつグリップ51a′の先端部を除くレバー全体の大部分
がステアリングハンドル52′の最外部よりも内側に位置
するよう設けられている。
している。この農作業機では、ステアリングハンドル5
2′の左側にチェンジレバー54′が、右側の油圧植付レ
バー55′がそれぞれ設けられ、HSTレバー51′は基部が
ステアリングポスト53′の右側面部に支持され、該基部
を中心として前後に回動できるように設けられている。
HSTレバー51′が進行方向に対し直角になったとき「停
止」で、これより前方に回動させると「前進」、後方に
回動させると「後進」となる。このHSTレバー51′も、
操縦者から見て、ステアリングハンドル52′の裏側で、
かつグリップ51a′の先端部を除くレバー全体の大部分
がステアリングハンドル52′の最外部よりも内側に位置
するよう設けられている。
図示例の農作業機1のように車体前部の突出量が少な
い場合、HSTレバー51(51′)を操縦部50(50′)の上
部に設けておくと、操縦者が車体の前方に立ったままHS
Tレバーを操作することができるので便利である。ま
た、第5図および第6図に図示されているHSTレバー51
(51′)のように、作動範囲の全域もしくは大部分が操
縦者から見てステアリングハンドル53(53′)の内側に
重なるよう設けておくことにより、操縦者が誤ってHST
レバーに接触することによる誤動作を防止できる。
い場合、HSTレバー51(51′)を操縦部50(50′)の上
部に設けておくと、操縦者が車体の前方に立ったままHS
Tレバーを操作することができるので便利である。ま
た、第5図および第6図に図示されているHSTレバー51
(51′)のように、作動範囲の全域もしくは大部分が操
縦者から見てステアリングハンドル53(53′)の内側に
重なるよう設けておくことにより、操縦者が誤ってHST
レバーに接触することによる誤動作を防止できる。
HST30の出力はミッションケース31内に伝動され、主
ミッション、株間変速装置等で適宜変速され、前輪駆動
出力、後輪駆動出力および作業部駆動出力として取り出
される。前輪駆動出力は、フロントデフケース32内のフ
ロントデフ装置、フロントアクスルケース36,36内に支
承された左右のフロントアクスル、および前輪支持ケー
ス内の伝動機構を介して前輪軸38a,38aに伝えられる。
左右前輪38,38の回転力は、フロントデフ装置の作用に
よって、それぞれの回転抵抗に応じた比率となってい
る。後輪駆動出力は、リヤデフケース33内のリヤデフ装
置に伝えられ、リヤデフケース33の背面両側部から後方
に突出するリヤデフ出力軸62,62に出力される。なお、
リヤデフ装置からリヤデフ出力軸62,62に伝動する途中
にサイドブレーキ装置(図示を省略)が設けられてい
る。また、作業部駆動出力は、植付部駆動軸63を介して
第7図に図示する植付クラッチ64に伝動される。この植
付クラッチ64から、作業機部分4に伝動する植付PTO軸6
6と施肥装置5に伝動する施肥PTO軸67が突出されてい
る。
ミッション、株間変速装置等で適宜変速され、前輪駆動
出力、後輪駆動出力および作業部駆動出力として取り出
される。前輪駆動出力は、フロントデフケース32内のフ
ロントデフ装置、フロントアクスルケース36,36内に支
承された左右のフロントアクスル、および前輪支持ケー
ス内の伝動機構を介して前輪軸38a,38aに伝えられる。
左右前輪38,38の回転力は、フロントデフ装置の作用に
よって、それぞれの回転抵抗に応じた比率となってい
る。後輪駆動出力は、リヤデフケース33内のリヤデフ装
置に伝えられ、リヤデフケース33の背面両側部から後方
に突出するリヤデフ出力軸62,62に出力される。なお、
リヤデフ装置からリヤデフ出力軸62,62に伝動する途中
にサイドブレーキ装置(図示を省略)が設けられてい
る。また、作業部駆動出力は、植付部駆動軸63を介して
第7図に図示する植付クラッチ64に伝動される。この植
付クラッチ64から、作業機部分4に伝動する植付PTO軸6
6と施肥装置5に伝動する施肥PTO軸67が突出されてい
る。
リヤケースアセンブリは、フレーム6の後端部にロー
リング自在に支持される水平杆71の左右両端部にリヤケ
ース72,72を一体に設けてなり、該リヤケースの外側方
に突設した後輪軸73a,73aに後輪73,73が軸支されるよう
になっている。リヤケース72,72へは、前記リヤデフ出
力軸62,62に接続した後輪駆動軸75,75で伝動される。
リング自在に支持される水平杆71の左右両端部にリヤケ
ース72,72を一体に設けてなり、該リヤケースの外側方
に突設した後輪軸73a,73aに後輪73,73が軸支されるよう
になっている。リヤケース72,72へは、前記リヤデフ出
力軸62,62に接続した後輪駆動軸75,75で伝動される。
ステアリングセンブリは、前記ステアリングハンドル
52,ステアリングシャフト81、ギヤケース82、ピットマ
ンアーム83等からなり、ビットマンアーム83の左右両端
部と前記前輪支持ケースのタイロッドアーム85,85とが
互いにクロスさせたタイロッド86,86で連結される。ス
テアリングハンドル80に加えられた回転力は、ギヤケー
ス82内のギヤ機構で逆転かつ減速してピットマンアーム
83に伝えられる。このピットマンアーム83の動作がタイ
ロッド86,86を介して前輪支持ケース37,37に伝えられ、
前輪38,38が変向させられるのである。
52,ステアリングシャフト81、ギヤケース82、ピットマ
ンアーム83等からなり、ビットマンアーム83の左右両端
部と前記前輪支持ケースのタイロッドアーム85,85とが
互いにクロスさせたタイロッド86,86で連結される。ス
テアリングハンドル80に加えられた回転力は、ギヤケー
ス82内のギヤ機構で逆転かつ減速してピットマンアーム
83に伝えられる。このピットマンアーム83の動作がタイ
ロッド86,86を介して前輪支持ケース37,37に伝えられ、
前輪38,38が変向させられるのである。
そして、これらシャシの上にボディ88が設けられ、そ
の上に前記操縦部50に対向して操縦席89が設置されてい
る。
の上に前記操縦部50に対向して操縦席89が設置されてい
る。
リンク装置3は、フレームの後端部に立設した支持枠
90に上リンク91と下リンク92が回動自在に支持され、こ
れら上下リンクの後端部に連結枠94が取り付けられてい
る。そして、この連結枠94に作業機部分4がローリング
可能に装着される。また、前記エンジン10の下方にリン
ク装置駆動用の油圧シリンダ85が枢着されており、該油
圧シリンダのロッドに上リンク91の基部から垂設したス
イングアーム96の下端部が連結されている。油圧シリン
ダ95を伸縮させると、連結枠94がほぼ一定姿勢に保持さ
れたままで上下動させられ、これに装着した作業機部分
4が昇降させられる。
90に上リンク91と下リンク92が回動自在に支持され、こ
れら上下リンクの後端部に連結枠94が取り付けられてい
る。そして、この連結枠94に作業機部分4がローリング
可能に装着される。また、前記エンジン10の下方にリン
ク装置駆動用の油圧シリンダ85が枢着されており、該油
圧シリンダのロッドに上リンク91の基部から垂設したス
イングアーム96の下端部が連結されている。油圧シリン
ダ95を伸縮させると、連結枠94がほぼ一定姿勢に保持さ
れたままで上下動させられ、これに装着した作業機部分
4が昇降させられる。
作業機部分4は、前記植付PTO軸66から伝動される伝
動ケース100と、該伝動ケースの前方に前側が上位とな
るように傾斜して設けられている苗載台101と、1条当
り2組づつの植付杆102,…とを具え、苗載台101が左右
に往復動して台上の苗を所定の苗取出口に1株分づつ供
給しつつ、植付杆102が所定の軌跡を描きながら上下運
動を行ない、前記苗取出口に供給された苗を植付杆の先
端部に設けられた植付爪102aで挾持して圃場に植え付け
てゆくようになっている。なお、苗載台101が左右行程
の端部に到達して横1列分の苗を苗取出口に供給し終え
ると、ベルト式の苗送り装置103が作動して苗を1列分
だけ下方に移送する。作業機部分4の下側には、センタ
ーフロート105と左右一対のサイドフロート106,106が取
り付けられている。
動ケース100と、該伝動ケースの前方に前側が上位とな
るように傾斜して設けられている苗載台101と、1条当
り2組づつの植付杆102,…とを具え、苗載台101が左右
に往復動して台上の苗を所定の苗取出口に1株分づつ供
給しつつ、植付杆102が所定の軌跡を描きながら上下運
動を行ない、前記苗取出口に供給された苗を植付杆の先
端部に設けられた植付爪102aで挾持して圃場に植え付け
てゆくようになっている。なお、苗載台101が左右行程
の端部に到達して横1列分の苗を苗取出口に供給し終え
ると、ベルト式の苗送り装置103が作動して苗を1列分
だけ下方に移送する。作業機部分4の下側には、センタ
ーフロート105と左右一対のサイドフロート106,106が取
り付けられている。
施肥装置5は、肥料を貯えておく肥料タンク111と、
前記施肥PTO軸67を介して駆動され肥料タンク内の肥料
を下方に繰り出す繰出し器112を支持枠90の上方に具
え、繰出し器122から繰り出された肥料が施肥パイプ113
を通って下方に導かれ、作溝器144によって圃場に形成
された施肥溝に供給されるようになっている。また、エ
ンジン室115にはブロワ116が設けられ、該ブロワによっ
て吸引されたエンジンン室内の熱気を施肥パイプ113内
に送り込むことにより、パイプ内の肥料の流れを良好に
するとともに、パイプ内で肥料が個化するのを防止する
ようになっている。
前記施肥PTO軸67を介して駆動され肥料タンク内の肥料
を下方に繰り出す繰出し器112を支持枠90の上方に具
え、繰出し器122から繰り出された肥料が施肥パイプ113
を通って下方に導かれ、作溝器144によって圃場に形成
された施肥溝に供給されるようになっている。また、エ
ンジン室115にはブロワ116が設けられ、該ブロワによっ
て吸引されたエンジンン室内の熱気を施肥パイプ113内
に送り込むことにより、パイプ内の肥料の流れを良好に
するとともに、パイプ内で肥料が個化するのを防止する
ようになっている。
[発明の効果] 以上に説明したように、本発明にかかる農作業機は、
副変速装置としてHST(液圧式無段変速装置)を具え、
該HSTを操作するHSTレバーの大部分がステアリングハン
ドルの外径よりも内側に位置するように設けられている
ため、操縦者の不注意によるHSTレバーの誤動作が防止
され、停止中における不意の発進等の事故が起こらなく
なった。
副変速装置としてHST(液圧式無段変速装置)を具え、
該HSTを操作するHSTレバーの大部分がステアリングハン
ドルの外径よりも内側に位置するように設けられている
ため、操縦者の不注意によるHSTレバーの誤動作が防止
され、停止中における不意の発進等の事故が起こらなく
なった。
第1図は本発明の1例である乗用施肥田植機の側面図、
第2図および第3図は要部の側面図および平面図、第4
図はHSTの油圧回路図、第5図は第1図におけるA矢視
図、第6図は異なる農作業機の操縦部の説明図、第7図
(a),(b)は植付クラッチの側面図および平面図で
ある。 1……乗用施肥田植機(農作業機)、2……走行車体、
3……リンク装置、4……作業機部分、5……施肥装
置、6……フレーム、10……エンジン、30……HST(液
圧式無段変速装置)、31……ミッションケース、51,5
1′……HSTレバー、52,52′……ステアリングハンド
ル。
第2図および第3図は要部の側面図および平面図、第4
図はHSTの油圧回路図、第5図は第1図におけるA矢視
図、第6図は異なる農作業機の操縦部の説明図、第7図
(a),(b)は植付クラッチの側面図および平面図で
ある。 1……乗用施肥田植機(農作業機)、2……走行車体、
3……リンク装置、4……作業機部分、5……施肥装
置、6……フレーム、10……エンジン、30……HST(液
圧式無段変速装置)、31……ミッションケース、51,5
1′……HSTレバー、52,52′……ステアリングハンド
ル。
フロントページの続き (72)発明者 清家 理伯 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社技術部内 (72)発明者 神谷 寿 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社技術部内 (56)参考文献 特開 昭61−171675(JP,A) 実開 昭58−14034(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01C 11/02 330 A01B 51/00
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンからの回転動力を液圧の作用で変
速する液圧式無段変速装置を具え、該液圧式無段変速装
置を操作するレバーは、その全体が円形状のステアリン
グハンドルの裏側で、かつその大部分がステアリングハ
ンドルの外径よりも内側に位置するように設けられてい
ることを特徴とする農作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5022090A JP2867559B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 農作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5022090A JP2867559B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 農作業機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03251106A JPH03251106A (ja) | 1991-11-08 |
JP2867559B2 true JP2867559B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=12852968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5022090A Expired - Fee Related JP2867559B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 農作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2867559B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002112610A (ja) * | 2000-10-04 | 2002-04-16 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 乗用田植機の植付操作部 |
JP4488518B2 (ja) * | 2005-06-15 | 2010-06-23 | ヤンマー株式会社 | 乗用型田植機 |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP5022090A patent/JP2867559B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03251106A (ja) | 1991-11-08 |
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