JP2002225594A - 乗用型水田作業機 - Google Patents

乗用型水田作業機

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JP2002225594A JP2001025509A JP2001025509A JP2002225594A JP 2002225594 A JP2002225594 A JP 2002225594A JP 2001025509 A JP2001025509 A JP 2001025509A JP 2001025509 A JP2001025509 A JP 2001025509A JP 2002225594 A JP2002225594 A JP 2002225594A
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Tomio Tanaka
富穂 田中
Kenji Fujii
藤井  健次
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善清 中川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペダル操作を簡単容易に行える乗用型水田作
業機を提供する。 【解決手段】 正逆転可能な静油圧式無段変速装置から
なる主変速装置の変速出力を主クラッチを介在すること
なく直接にギヤ式の副変速機構に伝達した後、前輪およ
び後輪に伝達するよう構成するとともに、機体停止用の
ブレーキを操作するペダル25の踏み込み操作に連動し
て、前進F位置あるいは後進R位置にある主変速レバー
46を強制的に中立Nに復帰させる強制中立復帰機構1
20を備えてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用型田植機や乗
用型直播機などの乗用型水田作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用型田植機においては、左右の後輪に
対してそれぞれサイドクラッチ・ブレーキを装備したも
のが多く、各サイドクラッチ・ブレーキを操作する左右
のブレーキペダルを足元の右側に配備するとともに、足
元の左側に主クラッチペダルを配備してる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成によると、主
クラッチペダルと左右のブレーキペダルを同時に踏み込
み操作することで機体を停止し、また、片方のブレーキ
ペダルを踏み込み操作するとともに前輪を大きく操向す
ることで、畦際などで機体を小回り旋回することができ
るのであるが、足元の左右に配備された3個のペダルを
踏み分け操作しなければならず、ペダル操作が煩わしい
ものであった。特に、圃場内では左右のブレーキペダル
を連結しないので、作業中に機体を停止する時には左右
のブレーキペダルを片足で時間差なく同時に踏み込み操
作しなければならず、操作が一層煩わしくなるものであ
った。
【0004】なお、農作業機においては、主クラッチと
ブレーキとを一つのレバーやペダルに連動連結して、一
つのレバーやペダルによる機体停止操作に連動して主ク
ラッチを切り操作するように構成したものも知られてい
るが、機体停止操作を行った後、レバーやペダルを戻し
てしまうと、不用意に機体が発進してしまうものであっ
た。
【0005】また、路上走行などにおいて機体を操向す
る場合、ブレーキを少しかけて走行速度を落すととも
に、変速装置を減速操作することになるが、この場合、
ステアリング操作を行いながらブレーキ操作と減速操作
を手際よく行う必要があった。
【0006】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであって、機体停止操作を簡単容易に行える、取
り扱い性に優れた乗用型水田作業機を提供することを主
たる目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】〔請求項1に係る発明の
構成、作用および効果〕
【0008】(構成) 請求項1に係る発明の乗用型水
田作業機は、正逆転可能な静油圧式無段変速装置からな
る主変速装置の変速出力を主クラッチを介在することな
く直接にギヤ式の副変速機構に伝達した後、前輪および
後輪に伝達するよう構成するとともに、機体停止用のブ
レーキが機体停止状態に制動操作されることに連動し
て、前進変速状態あるいは後進変速状態の前記主変速装
置を強制的に中立に復帰させる強制中立復帰機構を備え
てあることを特徴とする。
【0009】(作用) 上記構成によると、前進走行中
あるいは後進走行中のいずれにおいても、ブレーキを制
動操作して機体を停止操作すると、自動的に主変速装置
が中立に強制復帰されることになり、制動操作を解除し
ても機体は停止したままとなる。
【0010】(効果) 従って、請求項1に係る発明に
よると、機体停止時には、従来のような主クラッチに切
り操作と制動操作を行う必要がなく、機体停止操作が簡
単となる。また、機体停止操作後の不用意な発進がな
く、安全性に優れたものとなる。主クラッチを廃止した
ことで伝動系が簡素化され、コスト低減にも有効とな
る。
【0011】〔請求項2に係る発明の構成、作用および
効果〕
【0012】(構成) 請求項2に係る発明の乗用型水
田作業機は、請求項1の発明において、主変速装置の変
速作動に伴って正逆変位する可動部材に、ブレーキの制
動操作に連動して一定方向に変位する作動部材を接当さ
せて、前進変速位置あるいは後進変速位置にある前記可
動部材を強制的に中立方向に向けて変位させるよう構成
するとともに、前記作動部材とペダルとの連係機構に弾
性融通手段を備えてある。
【0013】(作用) 上記構成によると、可動部材が
前進側あるいは後進側のいずれに変位していても、ブレ
ーキ操作によって作動部材が一定方向に変位すると、こ
の作動部材によって可動部材が接当されて、強制的に中
立方向に向けて復帰変位される。そして、可動部材が中
立になって作動部材がそれ以上に操作できなくなって
も、弾性融通手段を介してペダルの踏み込み操作は続行
可能となる。
【0014】(効果) 従って、請求項2に係る発明に
よると、機体停止用のペダルの踏み込みによって主変速
装置を強制的に中立に戻すものでありながら、中立復帰
の後もペダル踏み込み操作を引き続いて十分に行うこと
ができ、請求項1の発明の上記効果をもたらすととも
に、優れた制動性能を発揮させることができる。
【0015】〔請求項3に係る発明の構成、作用および
効果〕
【0016】(構成) 請求項3に係る発明の乗用型水
田作業機は、請求項1または2の発明において、前記ブ
レーキをペダルによって制動操作するよう構成してあ
る。
【0017】(作用・効果) 上記構成によると、大き
い操作力を加えることができるペダルの踏み込み操作で
機体停止と主変速装置の強制中立復帰を行うので、2機
構の操作抵抗が加算されても容易に操作することができ
る。
【0018】〔請求項4に係る発明の構成、作用および
効果〕
【0019】(構成) 請求項4に係る発明の乗用型水
田作業機は、請求項3の発明において、前記ペダルの踏
み込みによって強制復帰操作される前記主変速装置を、
ペダルの踏み込み位置に対応して設定した変速位置に保
持する変速保持手段を備えてある。
【0020】(作用) 上記構成によると、ペダルを踏
み込みストロークの中間まで踏み込むと、主変速装置は
中立に到ることなく踏み込み位置に応じた速度にまで減
速されるとともに、ペダルを復帰させてもその減速した
速度が保持される。
【0021】(効果) 従って、請求項4に係る発明に
よると、路上走行等においての高速走行時に機体を操向
する際に、ステアリングハンドルから手を離さなくても
ペダルを軽く踏み込むだけ簡単に減速することができ、
かつ、その踏み込み具合で所望の速度に落して円滑に機
体を操向することができ、操作性に優れたものとなる。
【0022】〔請求項5に係る発明の構成、作用および
効果〕
【0023】(構成) 請求項5に係る発明の乗用型水
田作業機は、請求項1〜4のいずれか一項の発明におい
て、前輪の設定角度以上の操向に連動して、旋回内側の
後輪に対する動力伝達を制限する自動操向手段を備えて
ある。
【0024】(作用) 上記構成によると、後輪にサイ
ドクラッチを備えて旋回内側の後輪に対する動力伝達を
制限するよう構成した機種では、前輪を大きく操向する
だけで自動的に旋回内側のサイドクラッチが切られて、
小回り旋回を行うことができる。また、後輪にサイドブ
レーキを備えて旋回内側の後輪に対する動力伝達を制限
するよう構成した機種では、前輪を大きく操向するだけ
で自動的に旋回内側のサイドブレーキがかけられて、小
回り旋回を行うことができる。
【0025】(効果) 従って、請求項5に係る発明に
よると、圃場内の畦際での小回り旋回をステアリング操
作だけで軽快に行うことができ、請求項1〜4のいずれ
か一項の発明の上記効果をもたらすとともに、作業走行
時の操作性をも向上することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1、図2に、水田作業機の一例
として5条植え仕様の乗用型田植機が示されている。こ
の乗用型田植機は、操向自在な左右一対の前輪1と操向
不能な左右一対の後輪2とを備えた乗用型の自走機体3
の後部に、5条植え仕様の苗植付け装置4が油圧シリン
ダ6によって駆動される四連リンク機構5を介して昇降
自在に連結されるとともに、機体後部に5条仕様の施肥
装置7が装備された構造となっている。
【0027】前記自走機体3の機体フレーム8の前部に
は、前輪1を軸支する前車軸ケース9aが備えられたミ
ッションケース9が連結固定されるとともに、機体フレ
ーム8の後部には、後輪2を軸支する後部伝動ケース1
0がローリング自在に支持されている。また、ミッショ
ンケース9の前方近傍位置に、横向きの出力軸11aを
備えたエンジン11が防振ゴム12を介して搭載される
とともに、エンジン11の後方に位置する状態で搭乗運
転部13が配備されている。前記搭乗運転部13には、
前輪1を操向操作するためのステアリングハンドル1
4、運転座席15、運転ステップ24などが備えられて
いる。
【0028】前記苗植付け装置4は、5条分の苗を載置
して左右方向に設定ストロークで往復移動される苗のせ
台16、苗のせ台16の下端から1株分づつ苗を切り出
して圃場に植付けてゆく5組の回転式の植付け機構1
7、植付け箇所を整地する3個の整地フロート18、等
を備えて構成されており、苗のせ台16に補給するため
の予備苗を複数段に載置収容する予備苗のせ台49が、
機体前部の左右に配備されている。
【0029】前記施肥装置7は、運転座席15と苗植付
け装置4との間において自走機体3上に搭載されてお
り、粉粒状の肥料を貯留する肥料ホッパー19、この肥
料ホッパー19内の肥料を設定量づつ繰り出す繰出し機
構20、繰り出された肥料を供給ホース22を介して苗
植付装置4の整地フロート18に備えた作溝器21に空
気搬送する電動ファン23、などを備えている。
【0030】図3、図4に示すように、前記ミッション
ケース9の左側面には、前記エンジン11の出力軸11
aにベルト伝動装置40を介して連動された横向きの入
力軸41aを備えた静油圧式無段変速装置(HST)か
らなる主変速装置41が、その出力をミッションケース
9内に横向き軸で伝達する状態に、かつ、その入力軸4
1aと出力軸41bとを前後に配設した状態に連結され
ている。
【0031】前記ベルト伝動装置40は、エンジン11
の出力軸11aに装着した出力プーリ40aと主変速装
置41の入力軸41aに装着した入力プーリ40bとに
わたって伝動ベルト40cを巻回し、この伝動ベルト4
0bにテンションを付与するテンションプーリ40dを
設けて構成されている。
【0032】前記主変速装置41の入力軸41aは、ミ
ッションケース9の前部を通して右側に延出されてい
る。この主変速装置41を操作するための主変速レバー
46は、前記ステアリングハンドル14の左横脇に配置
されており、この主変速レバー46の中立から前方への
揺動操作によって前進速度の変更が、また、中立から後
方への揺動操作によって後進速度の変更が可能となって
いる。
【0033】また、図4に示すように、前記ミッション
ケース9の右側面には、前記主変速装置41の入力軸4
1aの延出端部で駆動される油圧ポンプ42が連結され
るとともに、ミッションケース9の上面には、図3、図
4に示すように、前記ステアリングハンドル14のハン
ドル軸14aに連動する油圧式のパワーステアリング装
置PSを構成するトルクジェネレータ43と、前記油圧
シリンダ6を制御する作業装置昇降操作用の制御バルブ
44とが取り付けられている。
【0034】なお、前記ミッションケース9は作動油タ
ンクに兼用されるものであって、ミッションケース9の
右側面に取り付けたオイルフィルター45を通してミッ
ションケース9内の潤滑油を作動油として取り出して主
変速装置41及び油圧ポンプ42に供給し、油圧ポンプ
42からの圧油は、トルクジェネレータ43に供給さ
れ、その後、制御バルブ44を通して昇降シリンダ6に
供給されるようになっている。そして、主変速装置41
のドレン油は、ミッションケース9に連通する前車軸ケ
ース9aに戻され、制御バルブ44からのドレン油は直
接にミッションケース9に戻されるようになっている。
【0035】図5、図6に示すように、前記ミッション
ケース9の内部構造が示されている。このミッションケ
ース9には、前記主変速装置41の出力軸41bにカッ
プリング56を介して連結された入力軸57と、この入
力軸57に一体形成したギヤ59から取出した動力を高
低二段に変速する副変速装置51と、この副変速装置5
1からの出力を左右の前輪1に伝達するデフ機構52と
が設置されているとともに、走行伝動系から分岐させた
動力の正転動力のみを取出して苗植付装置4へ伝達する
一方向クラッチ53と、取出された正転動力を変速する
株間変更用の植付け変速機構54と、苗植付装置4への
動力伝達を断続する植付けクラッチ55、等が装備され
ている。つまり、この田植機においては、エンジン11
からミッションケース9の入力軸57への伝動系には主
クラッチが介在されない構造が採用されている。
【0036】前記副変速装置51はギヤシフト式の変速
機構で構成されている。つまり、この副変速装置51の
変速入力軸64には、小径変速ギヤ66と前記入力軸5
7のギヤ59に常時咬合された大径変速ギヤ65とがそ
れぞれスプライン連結され、他方、副変速装置51の変
速出力軸67には、前記大径変速ギヤ65に咬合可能な
小径ギヤ68と前記小径変速ギヤ66に咬合可能な大径
ギヤ69とを一体化したシフトギヤ61がスプライン装
着されており、図示のようにシフトギヤ61を図中左側
にシフトして大径ギヤ69を小径変速ギヤ66に咬合す
ることで低速伝動を行い、また、シフトギヤを図中右側
にシフトして小径ギヤ68を大径変速ギヤ65に咬合さ
せることで高速伝動を行うようになっている。なお、前
記副変速装置51のシフトギヤ61を操作するための副
変速レバー47は運転座席15の左横脇に前後揺動可能
に配置されており、副変速レバー47を、操作域に中間
に設定された中立位置に図示しないデテント手段で位置
保持しておくことで、副変速装置51を中立に維持して
おくことが可能となっている。
【0037】前記デフ機構52はデフロック可能に構成
されている。つまり、左右に延出された差動軸72の一
方に、この差動軸72と一体回転可能かつシフト可能に
キー装着されたシフト部材74が備えられており、図5
中に示すようにシフト部材74がデフケース73から離
脱している状態が通常のデフロック解除状態となり、シ
フト部材74が図中右方にシフトされてデフケース73
の端面に噛み合わされることでデフロック状態がもたら
されるようになっている。このデフ機構52をデフロッ
ク状態とデフロック解除状態とに切り換え操作するデフ
ロック操作手段は、図示しないバネによって前記シフト
部材74がデフロック解除位置に付勢されるとともに、
搭乗運転部13における足元の左寄り後方箇所に設けた
デフロックペダル48と前記シフト部材74とが連動連
結されており、通常の走行時にはデフロックペダル48
から足を離しておくことでデフロック解除状態が維持さ
れ、圃場への機体の出し入れや運搬車両の荷台への機体
の積み降ろし、等の場合にデフロックペダル48を左足
の踵で踏み込み操作することでデフロック状態をもたら
して、左右の前輪1を等速で駆動することができる。
【0038】また、前記デフ機構52のデフケース73
には、前記変速出力軸67にスプライン連結した変速出
力ギヤ75に噛み合う入力ギヤ76と、前記後輪2への
伝動用の主伝動軸77に一体形成したギヤ78に咬合す
る出力ギヤ79が装着されている。
【0039】前記一方向クラッチ53は、前記変速入力
軸64を走行伝動系から植付伝動系への分岐点として、
変速入力軸64の回転のうち前進回転のみを植付伝動系
に伝達するように設けられている。
【0040】前記植付け変速機構54は、前記変速出力
軸67に相対回転のみ自在に装着されるとともに前記一
方向クラッチ53の出力ギヤ80にギヤ81を介して連
動する筒軸82に、互いに径が異なる複数の駆動ギヤ8
3が一体回転する状態に装着され、植付けクラッチ55
にベベルギヤ84,85を介して連動する植付け変速出
力軸86に、前記駆動ギヤ83のそれぞれに常時噛み合
い連動する従動ギヤ87群が相対回転自在に装着され、
各従動ギヤ87の中心孔に形成した係合凹部88に係入
することにより従動ギヤ87を植付変速出力軸86に連
動連結させる伝動ボール89が植付変速出力軸86に一
体回転する状態に装備され、伝動ボール89を択一的に
係合凹部88に係入させる操作軸90が設けられた構造
となっている。つまり、従動ギヤ87を択一的に植付変
速出力軸86に連動連結させることにより、伝動に使用
する従動ギヤ87を変更して、複数段(例では6段)の
変速を行うように構成されている。
【0041】後輪駆動用の後部伝動ケース10は、図7
〜図10に示すように、機体フレーム8に前後軸芯X周
りに一定範囲内でローリング自在に支持された横向き伝
動ケース部10Aと、その左右両端それぞれに連結され
た減速ケース部10Bとから構成されている。横向き伝
動ケース部10A内には、ミッションケース8から後ろ
向きに延出された前記主伝動軸77からの動力を左右に
振り分ける横向き伝動軸93が内装され、この横向き伝
動軸93と主伝動軸77とはベベルギヤ91,92を介
して連動連結されている。また、各減速ケース部10B
には後輪2を軸支する車軸2Aと、前記横向き伝動軸9
3と車軸2Aとを減速連動する減速ギヤ機構94が装備
されている。
【0042】前記後輪2への伝動系、具体的には、横向
き伝動軸93の両端と各減速ギヤ機構94との間それぞ
れには、後輪2それぞれへの伝動を各別に入り切りする
摩擦式のサイドクラッチ96が介装されている。これら
サイドクラッチ96は、横向き伝動軸93にスプライン
嵌合されて一体回転するとともに軸芯方向に移動自在な
ボス部材96Aと、減速ギヤ機構94に連動する従動側
ドラム96Bとを備え、ボス部材96Aの機体横外方へ
の移動により互いに圧接されて摩擦連動(クラッチ入
り)するとともに、ボス部材96Aの機体横内方への移
動により摩擦連動を解除(クラッチ切り)する複数の摩
擦板96Cがボス部材96Aと従動側ドラム96Bとに
振り分け装着され、ボス部材96Aをクラッチ入り側に
移動付勢するクラッチバネ96Dが横向き伝動軸93に
外嵌装着されて構成されている。
【0043】前記減速ギヤ機構94は、サイドクラッチ
96の従動側ドラム96Bの横外側に配備されて該従動
側ドラム96Bと一体回転する小径の第1ギヤG1 と、
これに咬合する大径の第2ギヤG2 と、第2ギヤG2 と
同軸でこれと一体回転する小径幅広の第3ギヤG3 と、
車軸2Aに連結された大径幅広の第4ギヤG4 とで2段
の減速を行うよう構成したものであり、第3ギヤG3 と
第4ギヤG4 とのギヤ対を機体内側に配備してサイドク
ラッチ96の下側にもぐり込ませることで、減速ケース
95が横外方に幅広くなることが抑制されている。
【0044】また、図9に示すように、右側の減速ケー
ス部10Bとボス部材96Aとの間には、機体停止用の
ブレーキ30が設けられている。このブレーキ30は、
前記ボス部材96Aの外周にスプライン外嵌装着された
摩擦板31と減速ケース部10Bの内周に係合して回り
止めした摩擦板32とを圧接することで、ボス部材96
Aとこれと一体回転する横向き伝動軸93を制動するよ
う構成されたものであり、ボス部材96Aに遊嵌したカ
ップ状の操作部材33が機体横外方(図9では右方向)
へ移動されることで摩擦板31,32同士が圧接される
ようになっている。
【0045】機体停止用の前記ブレーキ30は、減速ケ
ース10Bの上面に縦軸心P1周りに回転自在に貫通装
着したブレーキ操作軸34によって操作されるようにな
っている。つまり、ブレーキ操作軸34のケース内突入
部分にはシフトフォーク35が装着されるとともに、こ
のシフトフォーク35が前記操作部材33の端面に対向
配備されており、ブレーキ操作軸34を回動することで
シフトフォーク35を介して操作部材33をシフトさせ
て、ボス部材96Aを制動することができるようになっ
ている。
【0046】そして、図7に示すように、前記ブレーキ
操作軸34のケース外突出部に備えた操作アーム34a
が機体停止用のペダル25に連係ロッド36を介して連
動連結されている。つまり、このペダル25の踏み込み
操作に伴って連係ロッド36が前方に引張り変位されて
ブレーキ30が制動操作され、ブレーキペダル25の踏
み込みを解除して元の姿勢まで復帰させると、ブレーキ
30の制動が解除されるようになっている。また、図2
中に示すように、ペダル25の近傍には、制動作動位置
にまで踏み込まれたペダル25をその位置に係止ロック
するロック金具27が揺動可能、かつ、係止解除方向に
揺動付勢されて配備されており、このロック金具27を
用いたペダルロックによって、ブレーキ30を駐車ブレ
ーキとして利用するようになっている。
【0047】なお、前記連係ロッド36にはターンバッ
クル36aが備えられており、このターンバックル36
aに伸縮調節することで、ブレーキ30の操作タイミン
グを調節することが可能となっている。また、ブレーキ
操作軸34の操作アーム34aには、連係ロッド36と
の連係孔34bがアーム半径を異ならせて複数個設けら
れており、機種によって連係ロッド36との連結に使用
する連係孔34bを選択できるようになっている。例え
ば、条数の多くて機体重量が大きい機種では、機体を停
止させるために大きい制動力が必要であり、この場合に
は、アーム半径の大きい連係孔34bが選択される。ま
た、条数の少なくて機体重量が小さい機種では、制動が
余り強く利き過ぎると、機体が前後にバウンドしやすく
なるので、この場合には、多少制動体を停止させるため
に大きい制動力が必要であり、この場合には、アーム半
径の小さい連係孔34bが選択される。
【0048】前記サイドクラッチ96の操作構造は以下
のように構成されている。つまり、横向き伝動軸93に
前記ボス部材96Aの端面にスラストカラー103を介
して突き合わせ配置されたクラッチ操作スリーブ102
がスライド可能に遊嵌されるとともに、減速ケース部1
0Aの上面に縦軸心P2周りに回動自在にクラッチ操作
軸104が貫通装着され、このクラッチ操作軸104の
ケース内突入端部に偏心形成したカム体105が前記ク
ラッチ操作スリーブ102の端面に対向配置され、クラ
ッチ操作軸104の回動操作によってサイドクラッチ9
6が入り切り操作されるようになっている。
【0049】そして、左右の前記サイドクラッチ96
は、機体操向作動に基づいて旋回内側のものだけが自動
的に切り操作されて、機体操向機能がもたらされるよう
になっており、このサイドクラッチ自動操作機構106
が以下のように構成されている。つまり、図7,8に示
すように、前記パワーステアリング装置PSを構成する
トルクジェネレータ43で縦軸心Z周りに揺動駆動され
るピットマンアーム111と、前輪1それぞれのナック
ルアーム118とがタイロッド119を介して連動連結
されてステアリングリンク機構110が構成されるとと
もに、このピットマンアーム111に連設した操作金具
111aと機体の前後中間付近の下部に縦軸芯Y周りに
揺動可能に配備した中継アーム113とが押し引きロッ
ド112で連動連結され、中継アーム113の支点軸1
14の上端の連結した天秤アーム115の左右両端と左
右の前記クラッチ操作軸104のケース外突出部に連設
した操作アーム104aとがそれぞれロッド116を介
して連動連結されている。
【0050】また、前記ピットマンアーム111に連設
した操作金具111aに形成した押し引きロッド112
との連係孔117は操作金具111aの揺動方向に沿っ
た長孔に構成されており、ピットマンアーム111が直
進姿勢から所定の設定角度(例えば30°)以上に揺動
したときのみにピットマンアーム111の揺動を押し引
きロッド112に伝達するが設定角度未満の揺動は伝達
しないように連係孔117の長さが設定されている。
【0051】従って、機体を大きく旋回させるために左
右の前輪1を設定角度以上に大きく操向すると、ピット
マンアーム111の揺動が中継アーム113を介して天
秤アーム115に伝達され、前方に引き操作されるロッ
ド116に連係された一方のサイドクラッチ96のみが
切り操作される。つまり、旋回内側のサイドクラッチ9
6のみが切られて、左右の前輪と旋回外側の後輪2との
3輪駆動によって機体が旋回し、遊転状態にある旋回内
側の後輪2は機体の旋回移動に伴って接地追従して回転
し、旋回内側の後輪2で不当に圃場を荒らすことなく機
体旋回が行われる。
【0052】また、主変速レバー46が前進変速域に操
作されている前進走行状態、あるいは、後進変速域に操
作されている後進走行状態で機体停止用の前記ペダル2
5を踏み込み操作すると、主変速レバー46を強制的に
中立にまで強制復帰操作する強制中立復帰機構120が
備えられており、その詳細な構造が図11〜図14に示
されている。
【0053】すなわち、主変速レバー46は、横向き支
点a周りに回動可能に支持されたデテント板121に前
後向き支点b周りに横揺動可能に取り付けられており、
横向き支点a周りの前後揺動によって、中立Nを挟んで
前進域Fから後進域Rまで操作可能に支持されている。
そして、デテント板121から下方に延出した操作ロッ
ド122の下端が、支点c周りに回動可能な可動部材1
23、および、押し引きロッド124を介して、前記主
変速装置41の変速操作軸125に連動連結されること
で、主変速レバー46によって主変速装置41を無段に
変速操作するよう構成されている。なお、デテント板1
21の外周波形部に、片持ちバネレバー127の遊端に
支持したデテントロラーラ126を弾性係入させること
で、小さいピッチで変速位置を保持することができるよ
うになっている。
【0054】また、上記主変速装置操作部の後方には、
前後揺動可能に作動部材128が配備されている。、こ
の作動部材128は、支点d周りに前後揺動可能に配備
された牽制リンク128aと、これに位置微調節可能に
ボルト連結された牽制金具128bとで構成されてお
り、牽制リンク128aの前縁部が、前記可動部材12
3に備えた第1接当ピン129に支点c回りでの反時計
方向から対向するよう構成されるとともに、牽制金具1
28bの前縁部が、前記可動部材123に備えた第2接
当ピン130に支点c回りでの時計方向から対向するよ
う配備されている。また、牽制リンク128の下端部か
ら後方に向けて押し引きロッド131が延出されてい
る。
【0055】他方、前記ペダル25を連結したペダル支
軸26の他端部には牽制アーム132が固着され、この
牽制アーム132のに遊端に回動自在に枢支したボス1
33に、前記牽制リンク128aから延出された押し引
きロッド131の後端部が挿通連結されている。ここ
で、押し引きロッド131は、ボス133に対して一定
範囲でのみ前後にスライド自在に挿通支持されるととも
に、予め初期圧縮変形して押し引きロッド131に外嵌
装着したコイルバネ134によって押し引きロッド13
1はボス133に対して前方スライド限界にスライド付
勢されている。
【0056】図11は、ペダル25が踏み込み操作され
ないで主変速レバー46が中立Nにある状態を示し、図
12は、ペダル25が踏み込み操作されないで主変速レ
バー46が前進最高速にある状態を示し、また、図13
は、ペダル25が踏み込み操作されないで主変速レバー
46が後進最高速にある状態を示している。
【0057】従って、主変速レバー46が前進域Fにあ
る状態(例えば図12の状態)でペダル25を踏み込み
操作すると、アーム131が図中反時計方向に回動され
ることで押し引きロッド131が前方(図では左方)に
突き出され、作動部材128が支点d周りに時計方向に
揺動操作される。これによって、作動部材128の牽制
リンク128aは第1接当ピン129を前方に接当押圧
し、可動部材123は支点c周り反時計方向に強制回動
され、主変速レバー46が中立N側に向けて戻されてゆ
く。
【0058】そして、主変速レバー46が中立Nに到る
と、図14に示すように、第2接当ピン130も作動部
材128の牽制金具128bに接当することになり、支
点cの両側に位置する第1接当ピン129および第2接
当ピン130が、作動部材128に接当することで、可
動部材123は、主変速レバー46が中立Nとなる一定
姿勢に保持される。また、第1接当ピン129および第
2接当ピン130に接当した作動部材128自体も、そ
れ以上時計周りに回動することが不能となる。なお、作
動部材128の牽制金具128bを位置調節すること
で、第1接当ピン129および第2接当ピン130を共
に作動部材128に接当させて可動部材123を正確に
中立復帰させることができる。
【0059】ここで、コイルバネ134によって与えら
れた初期圧縮力は、主変速レバー46を強制移動させる
のに必要な操作力より大きく設定されており、主変速レ
バー46が中立Nに到るまでは、コイルバネ134は操
作反力で圧縮変形されることはない。そして、主変速レ
バー46が中立Nに到った後、更にペダル25を踏み込
み操作されると、前方に移動不能となった押し引きロッ
ド131に対して牽制アーム132がコイルバネ134
を更に圧縮変形させながら図中反時計方向に回動される
ことで十分なブレーキ操作ストロ−クが確保される。
【0060】また、主変速レバー46が後進域Rにある
状態(例えば図13の状態)でペダル25を踏み込み操
作すると、アーム131が図中反時計方向に回動される
ことで押し引きロッド131が前方(図では左方)に突
き出され、作動部材128が支点d周りに時計方向に揺
動操作される。これによって、作動部材128の牽制金
具128bは第2接当ピン130を前方に接当押圧し、
可動部材123は支点c周り時計方向に強制回動され、
主変速レバー46が中立N側に向けて戻されてゆく。そ
して、主変速レバー46が中立Nに到ると、図14に示
すように、第1接当ピン139も作動部材128の牽制
リンク128bに接当することになり、支点cの両側に
位置する第1接当ピン129および第2接当ピン130
が、作動部材128に接当することで、可動部材123
は、主変速レバー46が中立Nとなる一定姿勢に保持さ
れる。
【0061】この場合も、主変速レバー46が中立Nに
到るまでは、コイルバネ134は操作反力で圧縮変形さ
れることはなく、主変速レバー46が中立Nに到った
後、更にペダル25を踏み込み操作されることで、前方
に移動不能となった押し引きロッド131に対して牽制
アーム132がコイルバネ134を更に圧縮変形させな
がら図中反時計方向に回動される。
【0062】なお、ペダル25を踏み込み操作して主変
速レバー46を中立N側に向けて強制的に戻す際に、中
立Nに到達するまでに踏み込みを止めれば、主変速レバ
ー46はペダル25の踏み込み位置に応じた変速位置に
まで減速移動してその位置に保持されることになり、従
って、両手をハンドル操作や他の操作に使いながら、足
操作だけで走行速度の減速を行うことができ、操作性を
向上するのに有効となっている。
【0063】〔別実施形態〕 図15に示すように、
前記作動部材128における牽制リンク128aに接当
ボルト128cを位置調節可能に備えるとともに、この
接当ボルト128cに対向するプッシュロッド135を
牽制アーム132から前方に延出し、ペダル25の踏み
込みに伴うプッシュロッド135の前方移動によって作
動部材128を接当操作するように構成することで、上
記例と同等の機能を発揮させることもできる。なお、こ
の場合も、プッシュロッド135を、初期圧縮させたコ
イルバネ134からなる弾性融通を備えておくことで、
主変速レバー46を中立Nに戻した後の更なるペダル2
5の踏み込み操作を可能にして、ブレーキ操作ストロー
クを十分確保することができる。 上記した別実施形態において、図16に示すよう
に、前記接当ボルト128c自体を初期圧縮したコイル
バネ134で後方にスライド付勢して、ストローク吸収
用の弾性融通を構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の全体側面図
【図2】田植機の全体平面図
【図3】機体前部の側面図
【図4】機体前部の平面図
【図5】ミッションケース内伝動機構の一部を示す断面
【図6】ミッションケース内伝動機構の一部を示す断面
【図7】機体操向構造を示す平面図
【図8】サイドクラッチ自動操作機構を示す側面図
【図9】後部伝動ケースの右側部分を示す縦断背面図
【図10】後部伝動ケースの左側部分を示す縦断背面図
【図11】主変速レバーが中立にある状態における強制
中立復帰機構の側面図
【図12】主変速レバーが前進最高速にある状態におけ
る強制中立復帰機構の側面図
【図13】主変速レバーが後進最高速にある状態におけ
る強制中立復帰機構の側面図
【図14】主変速レバーが強制中立復帰された状態を示
す強制中立復帰機構の側面図
【図15】別の実施形態の強制中立復帰機構を示す側面
【図16】別の実施形態の強制中立復帰機構の変形例を
示す要部の側面図
【符号の説明】
1 前輪 2 後輪 25 ペダル 30 ブレーキ 41 主変速装置 51 副変速装置 120 強制中立復帰機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60K 41/26 B60K 41/26 B60T 7/00 B60T 7/00 A F16H 61/40 F16H 61/40 J S (72)発明者 藤井 健次 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 中川 善清 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2B043 AA03 AB08 BA02 BB06 DA04 DB01 DB07 2B062 AA02 AB01 BA04 BA11 BA23 3D041 AA71 AA72 AB04 AC15 AC19 AC26 AD31 AD41 AE31 AE41 3J053 AB01 AB04 AB43 AB48 DA22 DA26

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正逆転可能な静油圧式無段変速装置から
    なる主変速装置の変速出力を主クラッチを介在すること
    なく直接にギヤ式の副変速機構に伝達した後、前輪およ
    び後輪に伝達するよう構成するとともに、機体停止用の
    ブレーキが機体停止状態に制動操作されることに連動し
    て、前進変速状態あるいは後進変速状態の前記主変速装
    置を強制的に中立に復帰させる強制中立復帰機構を備え
    てあることを特徴とする乗用型水田作業機。
  2. 【請求項2】 主変速装置の変速作動に伴って正逆変位
    する可動部材に、ブレーキの制動操作に連動して一定方
    向に変位する作動部材を接当させて、前進変速位置ある
    いは後進変速位置にある前記可動部材を強制的に中立方
    向に向けて変位させるよう構成するとともに、前記作動
    部材とペダルとの連係機構に弾性融通手段を備えてある
    請求項1記載の乗用型水田作業機。
  3. 【請求項3】 前記ブレーキをペダルによって制動操作
    するよう構成してある請求項1または2記載の乗用型水
    田作業機。
  4. 【請求項4】 前記ペダルの踏み込みによって強制復帰
    操作される前記主変速装置を、ペダルの踏み込み位置に
    対応して設定した変速位置に保持する変速保持手段を備
    えてある請求項3記載の乗用型水田作業機。
  5. 【請求項5】 前輪の設定角度以上の操向に連動して、
    旋回内側の後輪に対する動力伝達を制限する自動操向手
    段を備えてある請求項1〜4のいずれか一項に記載の乗
    用型水田作業機。
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