JP6123609B2 - 作業車両 - Google Patents

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Description

本発明は、乗用芝刈機等の作業車両に関し、特に全車輪それぞれに油圧モータを備える車両に関する。
1個の油圧ポンプにより全車輪に個別に設けられた各油圧モータを駆動する形態の乗用芝刈機が公知である(例えば、特許文献1、特許文献2)。
このような乗用芝刈機の走行は、走行操作レバーや前後進ペダルなど走行操作具の操作に基づいて、油圧ポンプの回転を制御し、油圧モータに所定の回転数を得る構成となっている。
特開2008−221861号公報 特開2002−219959号公報
ところで、油圧ポンプ又は油圧ポンプと周辺機器を組み込んだ油圧ポンプユニットは、走行車体の適宜位置に配置構成されるが、その容積が嵩張りまた重量が重いため機体バランスに影響し、また走行操作具に連動する操作系の配置構成はメンテナンス性に影響する。
本発明は、機体バランスを損なうことなく、メンテナンス性の向上を図る作業車両を得ようとするものである。
本発明は、上記に鑑み以下のような構成とした。
即ち、請求項1に記載の発明は、左右車輪21を駆動するための油圧モータMr,Mrをそれぞれ備え、油圧ポンプユニットPからの圧油の供給を受けて各油圧モータMr,Mrを回転連動する作業車両において、エンジン13の前方又は後方に接近して前後方向軸心のピボット軸19回りに揺動する車軸20を設け、この車軸20の両側に前記車輪21を操舵機構57によって左右操舵連動すべく支持構成し、前記車軸20上方に油圧ポンプユニットPを配置し、エンジン(13)に連結され左右対向するフレーム部(16,16)間を車両機体上下方向である縦方向に設けた第1プレート(40)で連結し、この第1プレート(40)上部において、エンジン(13)存在側とは反対の側面に油圧ポンプユニット(P)を着脱自在に装着し、縦方向の第1プレート(40)の油圧ポンプユニット(P)装着側とは反対の側面であってエンジン(13)が存在する側の側面に、エンジン(13)クランク軸(22)に連動し、油圧ポンプユニット(P)を駆動する入力プーリ(35)を支持し、エンジン(13)のクランク軸(22)からの動力を出力する出力プーリ(33)を入力プーリ(35)の下方に設け、油圧ポンプユニット(P)のケーシング上面にトラニオン軸(42)を上向きに配置し、油圧ポンプユニット(P)の側方に中立復帰機構(N)を備え、両者を連繋する作業車両とする。
このように構成すると、車軸20上方に油圧ポンプユニットPを構成するものであるから、車軸20やピボット軸19支持構成によって強固に構成されるフレーム部分を利用して該油圧ポンプユニットPを支持できる。また、下方のエンジン13クランク軸22から駆動ベルトを介して上方の入力プーリ35に伝動する構成となって、前後方向のスペース拡大を回避でき、前後方向をコンパクトに構成できる。また、エンジン13のクランク軸22からの動力を出力する出力プーリ33を入力プーリ(35)の下方に設けエンジン13を下方に下げて機体バランスを安定させるが、油圧ポンプユニットPは上位にあって両者上下方向にずれて配置されていても、エンジン13側出力プーリ33と油圧ポンプ側入力プーリ34とは垂直に配置でき前後方向にスペースを嵩張らせない。さらに、油圧ポンプユニットPの上面及びその近傍にトラニオン軸42および中立復帰機構Nを配置構成することにより、上面からのメンテナンスを行なうことができる。
請求項に記載の発明は、縦方向の第1プレート40の下方に前記ピボット軸19端部を支持し、該ピボット軸19の他端側を第1プレート40とは適宜間隔を置いて車両機体上下方向である縦方向に設けた第2プレート41によって支持する請求項に記載の作業車両とする。
このように構成すると、エンジン13を支持するフレーム部16,16をベースとして第1、第2プレート40,41を車両機体上下方向である縦方向に構成することによって車軸20のピボット軸19を支持するものとなって、構成簡単で、然もエンジン13に接近した位置に車軸20を配置できる。
求項に記載の発明は、油圧ポンプユニットPの側面に、ギヤポンプ55を着脱自在に設け、油圧ポンプユニットPのポンプ入力軸36によりギヤポンプ軸56を伝動する構成とした請求項に記載の作業車両とする。
このように構成すると、走行用油圧ポンプユニットPの側面に装備するギヤポンプ55は走行用油圧ポンプユニットPによる圧油の供給とは独立して作業機昇降等の駆動源として用いられる。走行用油圧ポンプユニットPの側面に直接装着することによって、ギヤポンプ軸56は該油圧ポンプユニットP側のポンプ入力軸36からの伝動を受けて駆動される。
以上の本発明によって、油圧ポンプユニットPの支持構造を簡易な構成によって実現するとともに、機体バランスを損なうことなく、かつメンテナンス性に優れた作業車両を提供することができる。
乗用芝刈機の全体側面図である。 乗用芝刈機の全体平面図である。 乗用芝刈機の全体背面図である。 エンジン及び伝動ケース部の平面図である。 要部の側面図である。 要部の平面図である。 コレクタ上昇時の全体側面図である。 走行油圧回路図である。
以下、図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
はじめに、図1〜4を主として参照しながら、作業車用の一形態の乗用芝刈機の構成および動作について具体的に説明する。
ここに、図1は本発明における実施の形態の乗用芝刈機の左側面図であり、図2は本発明における実施の形態の乗用芝刈機の平面図であり、図3は本発明における実施の形態の乗用芝刈機の背面図であり、図4は本発明における実施の形態の乗用芝刈機の模式的な部分平面図である。
本実施の形態の乗用芝刈機は、車両機体の前方下部に昇降自在に連結され芝草を刈り取るモーア1と、刈り取られた芝草を搬送するブロワ2と、刈り取られた芝草を収容するコレクタ3を備えている。
車両機体の前部には、作業者が運転を行うための運転席4が設けられている。その前端のハンドルポスト5には、作業者が操向操作を行うためのステアリングハンドル6や、操作盤7が設けられ、ステップ8には前後進用ペダル9f,9rやブレーキペダル10等が設けられている。
前記運転席4、ハンドルポスト6、ステップ8等を支持する車体フレーム12は、後側のエンジン13、該エンジン13と一体的の伝動ケース14、前フレーム部15及び後フレーム部16を夫々連結して構成されている。すなわち、左右一対の前フレーム部15,15の後部を伝動ケース14左右面に連結し、左右一対の後フレーム部16,16の前部をエンジン13の左右面に連結すると共に、伝動ケース14の後部にスペーサを介してエンジンを直接装着することによって4者を剛体連結し、もって車体フレーム12を構成する。なお、前フレーム部15,15を連結状に前車軸17を設け、該前車軸17の両側に油圧モータMf,Mfを介して左右前輪18,18を備えている。
なお、伝動ケース14およびエンジン13の前後部分は前フレーム部15および後フレーム部16とは別体であるので、伝動ケース14とエンジン13とが連結されている。
一方、後フレーム部16,16は前フレーム部よりやや幅狭に設けられ、併せて側面視においては後半部が前半部よりも高い状態に形成され、該後フレーム部16,16にはピボット軸19を介して後車軸20を揺動自在に装着している。この後車軸20の両側に油圧モータMr,Mrを介して左右後輪21,21を備えている。なお、前輪18,18及び後輪21,21を夫々駆動する油圧モータMf,Mf、Mr,Mrに圧油を給排する油圧ポンプユニットPは、後述のようにエンジン13の後方に設けられる。
前記伝動ケース14は、エンジン13によって発生する動力をクランク軸22前端側から入力し、左右中央の第1伝動出力軸23、及び左右一側寄りの第2伝動出力軸24を連動する。このうち第2伝動出力軸23はブロワ2を駆動し、第2伝動出力軸はモーア1に動力伝達する構成である。
前記モーア1とブロワ2を収容するブロアケース2aとは、刈り取られた芝草を搬送する搬送シュート25によって連通されている。この搬送シュート25の後端側はコレクタ3の前側開口部にのぞませている。
車両本体の左右両側には、支柱26を左右に立設している。支柱26,26にはコレクタ3のダンプ動作を行わせる昇降リンク機構27の前端を連結している。昇降リンク機構27の先端側にあって平行移動可能なフレーム枠部材28は、コレクタ3の後端下部を左右方向に通過する支点支持軸29によってダンプ回動可能に構成している。昇降リンク機構27は、支柱26に略沿って設けられる伸縮可能な昇降シリンダ機構30の伸出し作動によってコレクタ3を上昇移動し、ダンプシリンダ機構31の伸出し作動によって後部のコレクタドア3aを上部支点回りに後方上方へ回動させてコレクタ3後部を開放状とする構成である。
前記油圧ポンプユニットPは、エンジン13のクランク軸22後端部からの動力を出力プーリ33、伝動ベルト34、入力プーリ35及びポンプ入力軸36を介して伝達される。動力を受けて内蔵のメインピストンポンプやチャージポンプ(いずれも図示せず)を駆動して所定の圧油を供給する構成としている。この圧油は、前記各油圧モータMf,Mf、Mr,Mrに供給され夫々を回転駆動する公知の構成である。
前記車体フレーム12を構成する構成要素のうち、後フレーム部16,16を左右に連結する状態で縦方向の第1プレート40を設け、該第1プレート40は、エンジン13の後方に対峙する状態に構成される。この第1プレート40の上部であってエンジン13存在側には、前記ポンプ入力軸36を支持し該入力軸36前端の入力プーリ35を一体的に組み立てた伝動プーリ部をフランジ接合している。また、このエンジン13存在側とは反対の後部側面に、前記油圧ポンプユニットPを着脱自在に装着している。なお、エンジン13クランク軸22の出力プーリ33と入力プーリ35との間において上下方向に伝動ベルト34を掛け渡し、出力プーリ33の回転を入力プーリ35を経て油圧ポンプユニットPのポンプ部を駆動する構成である。
縦方向の第1プレート40を挟んで前方に入力プーリ35やポンプ入力軸36、後側に油圧ポンプユニットP本体を装着する構成である上、クランク軸22の出力プーリ33と入力プーリ35とは上下に重ねて配置できるから、エンジン13後方に配設する油圧ポンプユニットPの装着構成を簡単化すると共に前後方向配置をコンパクトに構成することができ機体全長の増大化を抑制できる。
前記クランク軸22の出力プーリ33には1本のベルト掛け用プーリ部37を備え、エンジン13側面に装着の発電機38を駆動できる構成としている。
前記第1プレート40は下方に延長され前記ピボット軸19の前端を支持する構成である。第1プレート40の兼用化はピボット軸19のエンジン13側への接近を容易化する。なお、ピボット軸19の後端部は、後フレーム部16,16間を連結する縦方向の第2プレート41で支持する構成としている。
ピボット軸19は上記のように機体前後方向軸心を有し、前記のように該ピボット軸19には後輪21,21を支持する後車軸20を揺動自在に支持させている。なお、第1プレート40と第2プレート41との間、及び左右後フレーム部16,16の間を連結する補強プレート39を設けている。
油圧ポンプユニットPの上面において、上下軸芯のトラニオン軸42を備え、このトラニオン軸42の正・逆転及びその回動量に基づいて吐出流量及び吐出ポートを選択することにより、油圧モータMへの流量等を制御でき、走行速度及び前後進を選択できる構成である。
トラニオン軸42の上端にはトラニオンアーム43を備え、油圧ポンプユニットPの一側(図例では左側)に変位した位置に設ける中立復帰機構Nを介してステップ8上に配設した前・後進ペダル9f,9rに連繋している。詳述すると、トラニオンアーム43と中立復帰機構Nの三角プレート44の頂部のピン44aを連動ロッド45で連結する。三角プレート44は、底辺中心部付近の支点軸46を中心に縦軸芯に回動可能に設けられ、この支点軸46にはトルク・スプリング47を巻き掛けてベースプレート48に適宜に固定し、トルク・スプリング47の平行状両端を前記三角プレート44の頂部のピン44aに挟み状に係合することによって支点軸46回りの回動を付与後、回動連動を開放するとトルク・スプリング47の変位が復帰する位置(予め中立位置に調整しておく)に戻される。これらの三角プレート44の支持及び連動構成、トルク・スプリング47等をもって中立復帰機構Nが構成される。
前記三角プレート44の底辺部両端側に、それぞれ連動ワイヤ49f,49rを連結し、これら連動ワイヤ49f,49rの他端を、前記ステップ8上に配置した前・後進ペダル9f,9rに連結する。前進ペダル9fを踏み込むと、三角プレート44は支点軸46回りに反時計方向に回動し、連動ロッド45を引いてトラニオンアーム43を反時計方向に回動する。これによりトラニオン軸42を正転方向に回動させる。前進ペダル9fの踏み込みを開放すると、中立復帰機構Nのトルク・スプリング47の作用で三角プレート44は中立の位置に復帰し、トラニオンアーム43、トラニオン軸42も中立位置に復帰する。後進ペダル9rの踏み込み操作によって、三角プレート44は時計方向に回動し、トラニオンアーム43、トラニオン軸42も同様に時計方向に回動する。
前記トラニオン軸42への連繋機構や中立復帰機構Nを油圧ポンプユニットPの上面部およびその近傍に配置構成することによって、上側からのメンテナンスを行なうことができ、作業が容易となる。
なお、中立状態調整にあたっては、連動ロッド45の作用長さ微調整や連動ワイヤ49のアウタワイヤ保持位置調整などによって行う。また、速度規制調整にあたっては、ベースプレート48に支持させた2本の調整ボルト50,50の正逆転による三角プレート44回動角度調整によって行なうことができる。
側面視において、エンジン13と油圧ポンプユニットPの上面から一部側面を覆うボンネット51を構成している。該ボンネット51は、前側を支点に後方側が上方に回動して保持できる構成であり、下方に復帰させると適宜に設けるストッパ(図示せず)の作用で所定以上の下方回動を規制する構成としている。該ボンネット51を開く(上方回動)ときは、コレクタ3を上昇させておき、後側の取っ手51aを持ち上げることによって前側支点に所望に開くことができる。なおボンネット51と機体との間にダンパー(図示せず)を設け、ボンネットの開放姿勢を維持できる構成としている。この開いた状態では、機体の後方に回ってエンジン13後部から油圧ポンプユニットP周辺の補修やメンテナンスを行なうことができる。
前記ボンネット51を閉じた位置でのボンネット51上面に相当する位置に平面視U状の中間フレーム52を構成している、該中間フレーム52は、エンジン13自体の保護を図るほか、エンジン13周りの補機類装着用あるいは、走行系油路の保持等を行わせる。
前記油圧ポンプユニットPの後側には、小径のギヤポンプ55を装着している。該ギヤポンプ55は、油圧ポンプユニットPのポンプ入力軸36の回転動力を受けて前後方向のポンプ軸56を駆動する構成としており、内部には該ポンプ軸56の長手方向前後にギヤポンプ部55a,55bを構成している。一方のギヤポンプ部55aは、例えば図外モーア1への伝動経路に介在する油圧PTOクラッチ24a(図4)、ブロア2への伝動経路に介在する油圧ブロアクラッチ23a(同図)等の圧油の供給を行ない、もう一方のギヤポンプ部55bは、ステアリング油圧シリンダ57機構、モーア昇降用油圧シリンダ機構58及びコレクタ3の昇降シリンダ機構30・ダンプシリンダ機構31への圧油の供給を行う構成である。なお、油圧ポンプユニットP内部とギヤポンプ55内部とは縁を切って互いに作動油の流通をなくし、夫々異なる粘度の作動油を用いることができる構成とし、クラッチ部には粘度の高い作動油を用いることができるように構成している。
前記油圧ポンプユニットPの左右一側で前記中立復帰機構Nと反対の側にはエンジン13マフラー59の排気管59aを後側ほど下位となるよう斜めに配置している。
前記ボンネット52の後端は、その上面を下方傾斜でかつ左右幅を狭くした形態とし、このうち下方傾斜は上方への回動時にコレクタ3上昇によって大きく開放された空間部において、該コレクタ3底部に接近すべくボンネット52の回動角を大きくでき、身体をエンジン13や油圧ポンプユニットPの上側に進入でき、メンテナンス作業の容易化が図れる。
後輪21,21及び該後輪を駆動する油圧モータMr,Mrは、操向回動用キングピン60,60等の操向支持部材を介して後車軸20の左右端部に操向回動自在に設けられ、これら左右車輪Mr,Mrの操向支持部材を左右連結するタイロッド61の途中には、前記ステアリング油圧シリンダ機構57を介在し、該シリンダ機構57を後車軸20に適宜一体的に保持させて、ステアリングハンドル6の左右旋回操作に基づき該シリンダ機構57を左右スライド連動し、後輪21,21を操舵できる構成としている(操舵機構S)。
前記モーア1のモーアデッキ1a内には、2枚のブレードを縦軸回りに回動自在に支持し、縦軸の一方(図例では左側)に前記伝動ケース14から第2伝動出力軸24を経て動力伝達を受ける構成とし、あわせて該動力を他の縦軸に分岐して伝達できる構成としている。モーアデッキ1aには、前記前フレーム部15,15に連結された昇降リンク65,65を連結し、該昇降リンク65,65を該前フレーム部15,15との連結部周りに上下に回動可能に構成してモーアデッキ1aが接地作業姿勢と非接地姿勢に変更できる構成としている。なお、昇降リンク65,65の作用アーム部65aと機体との間に前記モーア昇降用油圧シリンダ機構58を設け、該シリンダ機構58の伸縮作動によってモーアデッキ1aを昇降できる構成としている。
前フレーム部15に前側湾曲フレーム部と垂直フレーム部を一体的に剛体化させたV状フレーム部66,66を左右夫々に形成し、このV状フレーム部66,66同士を水平フレーム部67で連結することによって支柱ベース68,68を構成し、前記支柱26,26の基部を強固に支持している。なお、前記ボンネット51の開閉支軸(図示せず)は、上記水平フレーム部67又は該フレーム部67から延出させたブラケットを利用して形成され、コレクタ3が上昇姿勢にあることを条件に、ボンネット51の後側が大きく上方に回動できる構成である。
前記後フレーム部16,16の後端はこれらの左右間隔部よりも長い横フレーム部70で連結され、剛体化されている。この横フレーム部70にはボンネット51の後面側下端を受け止めできる構成であり、該横フレーム部70から更に後方に突出して弾性受け部71,71を構成し、コレクタ3の下降時の荷重を受ける構成としている。
1 モーア
2 ブロワ
3 コレクタ
12 車体フレーム
13 エンジン
14 伝動ケース
15 前フレーム部
16 後フレーム部
18 前輪
19 ピボット軸
20 後車軸(車軸)
21 後輪
22 クランク軸
33 出力プーリ
34 伝動ベルト
35 入力プーリ
36 ポンプ入力軸
40 第1プレート
41 第2プレート
42 トラニオン軸
43 トラニオンアーム
44 三角プレート
45 連動ロッド
46 支点軸
47 トルク・スプリング
49 連動ワイヤ
51 ボンネット
55 ギヤポンプ
56 ギヤポンプ軸
M 油圧モータ
Mf 油圧モータ
Mr 油圧モータ
P 油圧ポンプユニット
N 中立復帰機構

Claims (3)

  1. 左右車輪(21,21)を駆動するための油圧モータ(Mr,Mr)をそれぞれ備え、油圧ポンプユニット(P)からの圧油の供給を受けて各油圧モータ(Mr,Mr)を回転連動する作業車両において、エンジン(13)の前方又は後方に接近して前後方向軸心のピボット軸(19)回りに揺動する車軸(20)を設け、この車軸(20)の両側に前記車輪(21,21)を操舵機構(S)によって左右操舵連動すべく支持構成し、前記車軸(20)上方に油圧ポンプユニット(P)を配置し、
    エンジン(13)に連結され左右対向するフレーム部(16,16)間を車両機体上下方向である縦方向に設けた第1プレート(40)で連結し、この第1プレート(40)上部において、エンジン(13)存在側とは反対の側面に油圧ポンプユニット(P)を着脱自在に装着し、
    第1プレート(40)の油圧ポンプユニット(P)装着側とは反対の側面であってエンジン(13)が存在する側の側面に、エンジン(13)クランク軸(22)に連動し、油圧ポンプユニット(P)を駆動する入力プーリ(35)を支持し、
    エンジン(13)のクランク軸(22)からの動力を出力する出力プーリ(33)を入力プーリ(35)の下方に設け、
    油圧ポンプユニット(P)のケーシング上面にトラニオン軸(42)を上向きに配置し、油圧ポンプユニット(P)の側方に中立復帰機構(N)を備え、両者を連繋する作業車両。
  2. 第1プレート(40)の下方に前記ピボット軸(19)端部を支持し、該ピボット軸(19)の他端側を第1プレート(40)とは適宜間隔を置いて車両機体上下方向である縦方向に設けた第2プレート(41)によって支持する請求項1に記載の作業車両。
  3. 油圧ポンプユニット(P)の側面に、ギヤポンプ(55)を着脱自在に設け、油圧ポンプユニット(P)のポンプ入力軸(36)によりギヤポンプ軸(56)を伝動する構成とした請求項1に記載の作業車両。
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