JP2006221853A - 燃料電池のセパレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 燃料電池のフラットセパレータにおいて、反応ガスの分配の均一性を改善し、電池性能を向上させる。
【解決手段】MEAとの対向部分が平面であるセパレータ25は、カソード対向プレート22アノード対向プレート23と中間プレート24とを備える。中間プレート24は、酸化ガス供給マニホールドとカソード対向プレート22の酸化ガス供給孔225とを連通する複数個の酸化ガス供給流路形成部245と、酸化ガス排出マニホールドとアノード対向プレート23の酸化ガス排出孔226とを連通する複数個の酸化ガス排出流路形成部246を備える。複数個の酸化ガス排出流路形成部246の流路巾Roおよび流路間隔Δkoは、複数個の酸化ガス供給流路形成部245の流路巾Riおよび流路間隔Δkiより広く設定されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、燃料電池のセパレータに関し、特に反応ガスの供給に関する。
燃料電池、例えば、固体高分子型燃料電池は、電解質膜を挟んで対峙する2つの電極(酸素極と燃料極)に、水素を含有する燃料ガスと酸素を含有する酸化ガスとをそれぞれ供給することにより、次式(1)および式(2)に示す反応が行なわれ、物質の持つ化学エネルギを直接電気エネルギに変換する。
カソード反応(酸素極):2H+2e+(1/2)O→HO ...(1)
アノード反応(燃料極):H→2H+2e ...(2)
かかる燃料電池の主要な構造として、略平板状の膜電極接合体(MEA:Membrane-Electrode Assembly )およびセパレータを積層して、積層方向に締結する、いわゆるスタック構造のものが開発されている。
ここで、燃料電池のセパレータとして、アノード側のプレートと、カソード側のプレートと、両プレートに挟まれた中間プレートとから構成された3層構造を有するものが知られている(例えば、特許文献1)。この3層構造のセパレータは、3つのプレートを貫通する反応ガスマニホールドと、中間プレートに設けられた受け渡し流路と、アノード側およびカソード側のプレートにおいてハーフエッチング加工された反応ガス流路の端部に設けられた長孔形状の貫通孔とを備えている。そして、受け渡し流路から長孔形状の貫通孔を介して反応ガスを反応ガス流路に分配している。
特開2004−6104号公報
しかしながら、上記従来の技術では、反応ガスを供給する側の受け渡し流路と排出する側の受け渡し流路が同一に構成されており、アノード側およびカソード側のプレートに反応ガス流路を設けないセパレータ(以下、フラットセパレータという。)に適用する場合について何等考慮されていない。この結果、反応ガスの電極に対する供給性が悪化するおそれがあった。すなわち、フラットセパレータでは、アノード側およびカソード側プレートに反応ガス流路を設けられておらず、反応ガス流路による反応ガスの分配制御ができないため、反応ガスの供給側の構造および排出側の構造において反応ガスの均一な分配について改善する技術が求められていた。また、反応ガスの分配の均一化と共に、生成水の排水性についても両立させることが求められていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、燃料電池のフラットセパレータにおいて、反応ガスの分配の均一性を改善し、電池性能を向上させることを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するために本発明の第1の態様は、膜電極接合体の第1の電極との対向面が平面である第1の電極対向プレートと、膜電極接合体の第2の電極との対向面が平面である第2の電極対向プレートと、前記第1の電極対向プレートと前記第2の電極対向プレートとに挟持される中間プレートとを備える燃料電池のセパレータを提供する。本発明の第1の態様に係るセパレータは、前記第1および前記第2の電極対向プレートと前記中間プレートを厚さ方向に貫通する反応ガス供給マニホールドと反応ガス排出マニホールドとを備え、前記中間プレートは、厚さ方向に貫通すると共に、一端が前記反応ガス供給マニホールドと連通し他端が前記膜電極接合体に対応する領域の第1の端部に至る複数個の反応ガス供給流路を形成する複数個の反応ガス供給流路形成部と、厚さ方向に貫通すると共に、一端が前記反応ガス排出マニホールドと連通し他端が前記領域の第2の端部に至る複数個の反応ガス排出流路を形成する複数個の反応ガス排出流路形成部と、を備え、前記第1の電極対向プレートは、厚さ方向に貫通すると共に、前記反応ガス供給流路の他端と連通する反応ガス供給孔と、厚さ方向に貫通すると共に、前記反応ガス排出流路の他端と連通する反応ガス排出孔と、を備え、複数個の前記反応ガス供給流路は、所定の間隔より狭い第1の流路間隔で並び、複数個の前記反応ガス排出流路は、所定の巾より広い第2の流路巾を有することを特徴とする。
本発明の第1の態様に係るセパレータは、反応ガス供給流路は、所定の間隔より流路間隔が狭いので、反応ガスを均一に第1の電極に分配することができる。さらに反応ガス排出流路は、所定の巾より流路巾が広いので、生成水が反応ガス排出流路に詰まることを抑制することができる。この結果、いわゆるフラッディングの発生を抑制することができる。
本発明の第1の態様に係るセパレータにおいて、複数個の前記反応ガス供給流路は、第1の流路巾を有し、複数個の前記反応ガス排出流路は、第2の流路間隔で並び、前記所定の間隔は、前記第2の流路間隔であり、前記所定の巾は、前記第1の流路巾であっても良い。このように、反応ガス供給流路を狭い流路巾および間隔で配置し、反応ガス排出流路を広い流路巾および間隔で配置することにより、セパレータの剛性を確保しつつ、上述した反応ガスの均一な分配と、フラッディングの抑制を実現することができる。
本発明の第2の態様は、膜電極接合体の第1の電極と対向面が平面である第1の電極対向プレートと、膜電極接合体の第2の電極と対向面が平面である第2の電極対向プレートと、前記第1の電極対向プレートと前記第2の電極対向プレートとに挟持される中間プレートとを備える燃料電池のセパレータを提供する。本発明の第2の態様に係るセパレータは、前記第1および前記第2の電極対向プレートと前記中間プレートを厚さ方向に貫通する反応ガス供給マニホールドと反応ガス排出マニホールドとを備え、前記中間プレートは、厚さ方向に貫通すると共に、一端が前記反応ガス供給マニホールドと連通し他端が前記膜電極接合体に対応する領域の第1の端部に至る複数個の反応ガス供給流路を形成する複数個の反応ガス供給流路形成部と、厚さ方向に貫通すると共に、一端が前記反応ガス排出マニホールドと連通し他端が前記領域の第1の端部と向かい合う第2の端部に至る複数個の反応ガス排出流路を形成する複数個の反応ガス排出流路形成部と、を備え、前記第1の電極プレートは、厚さ方向に貫通すると共に、前記反応ガス供給流路の他端と連通する反応ガス供給孔と、厚さ方向に貫通すると共に、前記反応ガス排出流路の他端と連通する反応ガス排出孔と、を備え、複数個の前記反応ガス供給流路と複数個の前記反応ガス排出流路は、互い違いに向き合っていることを特徴とする。
本発明の第2の態様に係るセパレータによれば、第1の端部に配置された複数個の反応ガス供給孔から供給された反応ガスが、隣接する反応ガス供給孔間の隙間部分にも拡散しやすくなるため、反応ガスの第1の電極に対する分配の均一性が向上する。
本発明の第2の態様に係るセパレータにおいて、前記反応ガス供給マニホールドは、1つ以上の第1のリブによって、複数個に分割されており、前記反応ガス排出マニホールドは、1つ以上の第2のリブによって、複数個に分割されており、前記第1のリブと前記第2のリブは、互いに前記領域を挟んで対向しない位置に配置されても良い。こうすれば、第1のリブおよび第2のリブによって、セパレータの強度が向上する。また、第1のリブを形成することによって反応ガス供給流路を形成できない部分と、第2のリブを形成することによって反応ガス排出流路を形成できない部分とが対向しないため、リブを設けることによって反応ガスが分配されない領域が発生しない。
上記態様に係るセパレータにおいて、前記反応ガス供給孔は、複数個備えられ、1つの前記反応ガス供給流路に、少なくとも1つの反応ガス供給孔が対応しても良い。また、前記反応ガス供給孔は、前記反応ガス供給流路と同数個を備えられ、複数個の前記反応ガス供給流路と複数個の前記反応ガス供給孔とが、1対1に対応しても良い。こうすれば、1つの長孔で反応ガス供給孔を形成するより、中間プレートにおける貫通部面積を、少なくできるためセパレータの強度が向上する。この結果、安定した反応ガスの供給を実現できる。
上記態様に係るセパレータにおいて、複数個の前記反応ガス供給流路は、前記第1の端部の全長に亘って配置され、複数個の前記反応ガス排出流路は、前記第2の端部の全長に亘って配置されていても良い。こうすれば、反応ガスが、第1の端部の全長に亘って配置された反応ガス供給流路から、第2の端部の全長に亘って配置された反応ガス排出流路へと、反応ガスが流れるので、反応ガスを発電部全体に亘って供給することができる。したがって、さらに、反応ガスの分配の均一性が向上する。
上記態様に係るセパレータにおいて、前記第1の電極は、カソード極であり、前記第2の電極は、アノード極であり、前記反応ガス供給マニホールドと前記反応ガス供給流路と前記反応ガス供給孔は、酸化ガスを供給するための酸化ガス供給マニホールドと酸化ガス供給流路と酸化ガス供給孔であり、前記反応ガス排出マニホールドと前記反応ガス排出流路と前記反応ガス排出孔は、酸化ガスを排出するための酸化ガス排出マニホールドと酸化ガス排出流路と酸化ガス排出孔であって良い。こうすれば、燃料ガスより拡散性が悪い酸化ガスのカソード極に対する分配の均一性を向上させることができる。
以下、本発明に係るセパレータについて、図面を参照しつつ、実施例に基づいて説明する。
A.第1実施例
・燃料電池およびセパレータの構成:
図1〜図4を参照して、第1実施例に係るセパレータおよび第1実施例に係るセパレータを用いて構成される燃料電池の概略構成について説明する。図1は、第1実施例に係るセパレータを用いて構成される燃料電池の外観構成を示す説明図である。図2は、第1実施例における燃料電池を構成するモジュールの概略構成を示す説明図である。図3は、第1実施例に係るセパレータを構成するカソード対向プレートおよびアノード対向プレートの平面図である。図4は、第1実施例に係るセパレータを構成する中間プレートと、シール一体型膜電極接合体(以下、膜電極接合体をMEA(Membrane-Electrode Assembly )ともいう。)の平面図である。
燃料電池10は、比較的小型で発電効率に優れる固体高分子型燃料電池である。燃料電池10は、モジュール20と、エンドプレート30と、テンションプレート31と、インシュレータ33と、ターミナル34とを備えている。モジュール20は、インシュレータ33およびターミナル34を挟んで、2枚のエンドプレート30によって挟持される。すなわち、燃料電池10は、モジュール20が、複数個積層された層状構造を有している。また、テンションプレート31がボルト32によって各エンドプレート30に結合されることによって、各モジュール20は、積層方向に所定の圧縮力で締結される。
燃料電池10には、電池反応に供される反応ガス(燃料ガスと酸化ガス)と、燃料電池10を冷却する冷却媒体が供給される。簡単に説明すると、燃料電池10のアノードには、高圧水素を貯蔵した水素タンク210から、配管250を介して、燃料ガスとしての水素が供給される。水素タンク210の代わりに、アルコール、炭化水素などを原料とする改質反応によって水素を生成しても良い。配管250には、水素の供給を調整するため、シャットバルブ220および調圧バルブ230が配置されている。燃料電池10のアノードから排出された水素は、配管260を介して配管250に戻され、再び燃料電池10に循環される。配管260上には、循環のための循環ポンプ240が配置されている。
燃料電池10のカソードには、エアポンプ310から、配管350を介して、酸化ガスとしての空気が供給される。燃料電池10のカソードから排出された空気は、配管360を介して大気中に放出される。燃料電池10には、さらに、ラジエータ420から、配管450を介して、冷却媒体が供給される。冷却媒体としては、水、エチレングリコール等の不凍水、空気等を用いることができる。燃料電池10から排出された冷却媒体は、配管460を介して、ラジエータ420に送られ、再び燃料電池10に循環される。配管460上には、循環のための循環ポンプ410が配置されている。
モジュール20は、図2に示すように、セパレータ25とシール一体型MEA21を交互に積層して構成される。
セパレータ25は、図2に示すように、シール一体型MEA21のカソード電極側に対向するカソード対向プレート22と、アノード電極側に対向するアノード対向プレート23と、カソード対向プレート22とアノード対向プレート23とに挟持される中間プレート24とを備えている。これらの3枚のプレートは重ね合わせて、ホットプレスすることにより接合されている。
ここで、セパレータ25において、燃料電池を構成する際に、MEAに対応する領域、すなわち、MEAと対向して発電が行われる領域を発電部と呼ぶこととする。図3および図4において、カソード対向プレート22、アノード対向プレート23、中間プレート24の略中央部に点線で示した領域は、発電部DAを示している。
カソード対向プレート22は、略四角形の金属製の薄板である。金属製の薄板は、高耐食性材料によって構成されている。例えば、チタン、チタン合金(チタン−パラジウム合金等)、SUS(ステンレス)板の表面に腐食防止のためのメッキを施したもの等を用いることができる。カソード対向プレート22は、図3(a)に示すように、MEAのカソード極と対向面が平面であり、酸化ガス流路は形成されていない。ここで、略四角形である発電部の図3における上側の辺を第1の辺S1とし、第1の辺S1と向かい合う辺を第2の辺S2とする。さらに、第1の辺S1と隣接する左側の辺を第3の辺S3とし、第3の辺S3と向かい合う辺を第4の辺S4とする。これらの辺の呼び名は、後述するアノード対向プレート23における発電部DAおよび中間プレート24における発電部DAについても同様とする。
カソード対向プレート22は、複数個の酸化ガス供給孔225と、複数個の酸化ガス排出孔226とを有している。複数個の酸化ガス供給孔225は、発電部DAの第1の辺S1に対応する端部(以下、酸化ガス供給端部という。)に、酸化ガス供給端部の全長に亘って、並んで配置されている。複数個の酸化ガス排出孔226は、発電部DAの酸化ガス供給孔225とは反対側の端部、つまり、本実施例では発電部DAの第2の辺S2に対応する端部(以下、酸化ガス排出端部という。)に、酸化ガス排出端部の全長に亘って、並んで配置されている。ここで、複数個の酸化ガス供給孔225は、酸化ガス供給端部に沿って所定の間隔Δki(以下、酸化ガス供給間隔という。)にて配置されている。複数個の酸化ガス供給孔225は、それぞれ同じ大きさおよび形状であり、図3における左右方向に所定の巾Ri(以下、酸化ガス供給巾という。)を有している。一方で、複数個の酸化ガス排出孔226は、酸化ガス排出端部に沿って、上述の酸化ガス供給間隔Δkiより広い間隔Δko(以下、酸化ガス排出間隔という。)にて配置されている。複数個の酸化ガス排出孔226は、それぞれ同じ大きさおよび形状であり、上述の酸化ガス供給巾Riより広い巾Ro(以下、酸化ガス排出巾という。)を有している。
カソード対向プレート22は、さらに、発電部DAを囲む外側の領域(以下、外周部という。)において、セパレータ25を構成する際に各種マニホールドを形成する燃料ガス供給マニホールド形成部221aと、燃料ガス排出マニホールド形成部221bと、酸化ガス供給マニホールド形成部222aと、酸化ガス排出マニホールド形成部222bと、冷却媒体供給マニホールド形成部223aと、冷却媒体排出マニホールド形成部223bとを有している。これらの各種マニホールド形成部、酸化ガス供給孔225、酸化ガス排出孔226は、全てカソード対向プレート22を厚さ方向に貫通する貫通部として形成される。カソード対向プレート22は、これらの貫通部以外には特に構造を有していない平板である。カソード対向プレート22は、略四角形の金属薄板に打ち抜き加工を施すだけで作製される。
アノード対向プレート23は、カソード対向プレート22と同じ大きさの略四角形の金属製の薄板である。材料もカソード対向プレート22と同じ高耐食性材料を用いることができる。アノード対向プレート23は、図3(b)に示すように、カソード対向プレート22同様、MEAのアノード極との対向面が平面であり、燃料ガス流路は形成されていない。アノード対向プレート23は、複数個の燃料ガス供給孔237と、複数個の燃料ガス排出孔238とを有している。複数個の燃料ガス供給孔237は、発電部DAの第3の辺に対応する端部(以下、燃料ガス供給端部という。)の上側の部分に、並んで配置されている。複数個の燃料ガス排出孔238は、発電部DAの燃料ガス供給孔237とは反対側の端部、つまり、発電部DAの第4の辺S4に対応する端部(以下、燃料ガス排出端部という。)の下側の部分に、並んで配置されている。ここで、複数個の燃料ガス供給孔237は、燃料ガス供給端部に沿って所定の間隔Δhi(以下、燃料ガス供給間隔という。)にて配置されている。複数個の燃料ガス供給孔237は、それぞれ同じ大きさおよび形状であり、図3における左右方向に所定の巾ri(以下、燃料ガス供給巾という。)を有している。一方で、複数個の燃料ガス排出孔238は、燃料ガス排出端部に沿って上述の燃料ガス供給間隔Δhiより広い間隔Δho(以下、燃料ガス排出間隔という。)にて配置されている。複数個の燃料ガス排出孔238は、それぞれ、同じ大きさおよび形状であり、上述の燃料ガス供給巾riより広い巾ro(以下、燃料ガス排出巾という。)を有している。
アノード対向プレート23は、さらに、カソード対向プレート22と同じ位置に、燃料ガス供給マニホールド形成部231aと、燃料ガス排出マニホールド形成部231bと、酸化ガス供給マニホールド形成部232aと、酸化ガス排出マニホールド形成部232bと、冷却媒体供給マニホールド形成部233aと、冷却媒体排出マニホールド形成部233bとを有している。これらの各種マニホールド形成部、燃料ガス供給孔237、燃料ガス排出孔238は、全てアノード対向プレート23を厚さ方向に貫通する貫通部として形成される。アノード対向プレート23は、これらの貫通部以外には特に構造を有していない平板である。アノード対向プレート23は、カソード対向プレート22と同様に、略四角形の金属薄板に打ち抜き加工を施すだけで作製される。
中間プレート24は、カソード対向プレート22およびアノード対向プレート23と同じ大きさの略四角形の金属製の薄板である。材料もカソード対向プレート22およびアノード対向プレート23と同じものを用いることができる。中間プレート24は、図4(a)に示すように、カソード対向プレート22およびアノード対向プレート23と同じ位置に、燃料ガス供給マニホールド形成部241aと、燃料ガス排出マニホールド形成部241bと、酸化ガス供給マニホールド形成部242aと、酸化ガス排出マニホールド形成部242bとを有している。
中間プレート24には、図4(a)に示すように、酸化ガス供給マニホールド形成部242aと一端が連通し、他端が発電部DAの酸化ガス供給端部に至る長孔である酸化ガス供給流路形成部245が複数個並んで形成されている。酸化ガス供給流路形成部245は、3つのプレートを接合したとき(以下、接合時という。)に、カソード対向プレート22の酸化ガス供給孔225と1対1で対応するように、酸化ガス供給孔225と同数個形成されている。そして、複数個の酸化ガス供給流路形成部245は、それぞれが互いに平行であり、カソード対向プレート22における酸化ガス供給孔225と同様に、発電部DAの酸化ガス供給端部の全長に亘って、並んで配置されている。複数個の酸化ガス供給流路形成部245は、酸化ガス供給端部に沿って、酸化ガス供給孔225と同様に、酸化ガス供給間隔Δkiにて並んでいる。複数の酸化ガス供給流路形成部245は、それぞれ同一の形状および大きさを有している。具体的には、各酸化ガス供給流路形成部245の流路巾は、上述した酸化ガス供給孔225の巾と同じ酸化ガス供給巾Riであり、流路長は、それぞれLiである(図4(a)参照)。
中間プレート24は、図4(a)に示すように、酸化ガス排出マニホールド形成部242bと一端が連通し、他端が発電部DAの酸化ガス排出端部に至る長孔である酸化ガス排出流路形成部246が複数個並んで形成されている。酸化ガス供給流路形成部245は、接合時にカソード対向プレート22の酸化ガス排出孔226と1対1で対応するように、酸化ガス排出孔226と同数個形成されている。そして、複数個の酸化ガス排出流路形成部246は、それぞれが互いに平行であり、カソード対向プレート22における酸化ガス排出孔226と同様に、発電部DAの酸化ガス排出端部の全長に亘って、並んで配置されている。複数個の酸化ガス排出流路形成部246は、酸化ガス排出端部に沿って、酸化ガス排出孔226と同様に、酸化ガス排出間隔Δkoにて並んでいる。複数の酸化ガス排出流路形成部246は、それぞれ同一の形状および大きさを有している。具体的には、各酸化ガス排出流路形成部246の流路巾は、上述した酸化ガス排出孔226の巾と同じ酸化ガス排出巾Roであり、流路長は、それぞれLoである(図4(a)参照)。
中間プレート24は、さらに、上述した酸化ガス供給流路形成部245および酸化ガス排出流路形成部246と同様の構造を有する要素として、一端が燃料ガス供給マニホールド形成部241aに連通し他端が発電部DAの燃料ガス供給端部に至る燃料ガス供給流路形成部247と、一端が燃料ガス排出マニホールド形成部241bと連通し他端が発電部DAの燃料ガス排出端部に至る燃料ガス排出流路形成部248とを、それぞれ複数個備えている。燃料ガス供給流路形成部247は、アノード対向プレート23の燃料ガス供給孔237と1対1で対応し、燃料ガス供給端部に沿って燃料ガス供給間隔Δhiにて並んでいる。そして、燃料ガス供給流路形成部247の流路巾は、燃料ガス供給孔237の巾と同じ燃料ガス供給巾riである。同様にして、燃料ガス排出流路形成部248は、アノード対向プレート23の燃料ガス排出孔238と1対1で対応し、燃料ガス排出端部に沿って燃料ガス排出間隔Δhoにて並んでいる。そして、燃料ガス排出流路形成部248の流路巾は、燃料ガス排出孔238の巾と同じ燃料ガス排出巾roである。
中間プレート24は、さらに、図4(a)に示すように、中間プレート24の右端近傍から左端近傍に至る長孔である冷却媒体流路形成部243を有している。冷却媒体流路形成部243は、燃料ガス供給マニホールド形成部241aと燃料ガス排出マニホールド形成部241bとの間の領域において、上下方向に複数個並んで形成されている。
中間プレート24における上述した各種マニホールド形成部と、各種流路形成部は、全て中間プレート24を厚さ方向に貫通する貫通部として形成される。中間プレート24は、これらの貫通部以外の部分は、未加工のままの平板である。従って、中間プレート24は、カソード対向プレート22およびアノード対向プレート23と同様に、略四角形の金属薄板に打ち抜き加工を施すだけで作製される。
ここで、上述した酸化ガス供給端部および燃料ガス供給端部が、特許請求の範囲における第1の端部に相当し、酸化ガス排出端部および燃料ガス排出端部が、特許請求の範囲における第2の端部に相当する。また、酸化ガス供給巾Riおよび燃料ガス供給巾riが特許請求の範囲における第1の流路巾に相当し、酸化ガス供給間隔Δkiおよび燃料ガス供給間隔Δhiが特許請求の範囲における第1の流路間隔に相当する。さらに、酸化ガス排出巾Roおよび燃料ガス排出巾roが特許請求の範囲における第2の流路巾に相当し、酸化ガス排出間隔Δkoおよび燃料ガス排出間隔Δhoが特許請求の範囲における第2の流路間隔に相当する。
シール一体型MEA21は、図4(b)に示すように、MEAとMEAの外周縁部に接合されたシール部50を備えている。MEAは、図2に示すように、イオン交換膜からなる電解質膜211と、電解質膜211の一方の面に配置された触媒層からなる電極(例えば、アノード極、図示せず)と、電解質膜211の他方の面に配置された触媒層からなる電極(例えば、カソード極、図示せず)と、各触媒層のセパレータ対向面に配置された拡散層212とを備えている。拡散層212は、比較的内部の空孔率が高く、反応ガス(酸化ガスや燃料ガス)が内部を流動する際の圧力損失が小さいものが用いられる。拡散層212は、カソード側の拡散層212を金属製(例えば、チタン)多孔体を用い、アノード側の拡散層212をカーボン製多孔体を用いて構成されている。拡散層212については、後述する。
シール部50は、例えば、シリコンゴム、ブチルゴム、フッ素ゴム等の樹脂材料が用いられる。シール部50は、金型のキャビティにMEA部の外周端部を臨ませて、樹脂材料を射出成形することによって作製される。こうすることで、膜電極接合体21とシール部50とが隙間なく接合され、酸化ガスと燃料ガスが接合部から漏れ出すことを防止できる。シール部50は、カソード対向プレート22、アノード対向プレート23と同様に、酸化ガス供給マニホールド形成部501a、酸化ガス排出マニホールド形成部501b、燃料ガス供給マニホールド形成部502a、燃料ガス排出マニホールド形成部502b、冷却媒体供給マニホールド形成部503a、冷却媒体排出マニホールド形成部503bを有している。シール部50は、図2に示すように、燃料電池10を構成する際に、一方の面に当接する一のセパレータ25と他方の面に当接するセパレータ25との間をシール線SLにてシールしている。シール部50は、図4(b)に示すように、MEAの外周すなわち燃料電池の発電部DAの外周と、各マニホールドの外周を囲むようにシールしている。図4(b)では、図を見やすくするため、シール部50のセパレータ25と当接部を結ぶシール線SLのみを示している。
図5〜図7を参照して、セパレータ25に形成される各種流路の構成について説明する。図5は、第1実施例に係るセパレータとシール一体型MEAを重ねた様子を示す平面図および断面図である。図6は、図5におけるB−B断面を示す断面図である。図7は、図4におけるD−D断面を示す断面図である。また、上述した図2は、図5におけるA−A断面に対応している。
セパレータ25には、図5(a)においてハッチングで示すように、厚さ方向に貫通する各種マニホールドが形成される。すなわち、上述したカソード対向プレート22、アノード対向プレート23、中間プレート24にそれぞれに形成された燃料ガス供給マニホールド形成部221a、燃料ガス供給マニホールド形成部231a、燃料ガス供給マニホールド形成部241aとによって、燃料ガス供給マニホールドが形成される。セパレータ25には、同様にして、燃料ガス排出マニホールド、酸化ガス供給マニホールド、酸化ガス排出マニホールド、冷却媒体供給マニホールド、冷却媒体排出マニホールドがそれぞれ形成される。
ここで、図5(a)に示すように酸化ガス供給マニホールドは、発電部DAの酸化ガス供給端部と向かい合うように、発電部DAの外周部において酸化ガス供給端部の全長に亘って形成される。酸化ガス排出マニホールドは、発電部DAの酸化ガス排出端部と向かい合うように、発電部DAの外周部において酸化ガス排出端部の全長に亘って形成される。また、燃料ガス供給マニホールドは、発電部DAの燃料ガス供給端部と向かい合うように、発電部DAの外周部において、燃料ガス供給端部の燃料ガス供給孔237が配置されている範囲に亘って形成される。同様に、燃料ガス排出マニホールドは、発電部DAの外周部において、燃料ガス排出端部の燃料ガス排出孔238が配置されている範囲に亘って形成される。冷却媒体供給マニホールドは、発電部DAの外周部において、冷却媒体流路形成部243の一方の端部に対応する範囲に亘って形成される。冷却媒体排出マニホールドは、発電部DAの外周部において、冷却媒体流路形成部243の他方の端部に対応する範囲に亘って形成される。
さらに、断面の構成も交えて説明していく。セパレータ25には、図5および図6に示すように、中間プレート24に形成された酸化ガス供給流路形成部245と、アノード対向プレート23における中間プレート24との当接面23aと、カソード対向プレート22における中間プレート24との当接面22aとによって、酸化ガス供給流路63が形成される。酸化ガス供給流路63は、一端が酸化ガス供給マニホールドと連通し、他端がカソード対向プレート22に形成された酸化ガス供給孔225と連通している。
ここで、上述したとおり中間プレート24に形成された各酸化ガス供給流路形成部245は、それぞれ同一の形状および大きさを有している。さらに、上述したとおり複数個の酸化ガス供給孔225もまた、それぞれ、同一の形状および大きさを有している。この結果、酸化ガス供給マニホールドから酸化ガス供給流路63および酸化ガス供給孔225を通り拡散層212に至るまでの複数の経路(以下、酸化ガス供給経路という。)における酸化ガスの圧力損失は、各経路ごとに等しくなる。
セパレータ25には、図5および図6に示すように、中間プレート24に形成された酸化ガス排出流路形成部246と、アノード対向プレート23における中間プレート24との当接面23aと、カソード対向プレート22における中間プレート24との当接面22aとによって、酸化ガス排出流路64が形成される。酸化ガス排出流路64は、一端が酸化ガス排出マニホールドと連通し、他端がカソード対向プレート22に形成された酸化ガス排出孔226と連通している。
図示は省略するが、図5(a)におけるC−C断面およびC'−C'断面は、図5に示すB−B断面と、同様の構造を有している。すなわち、セパレータ25には、図5(a)に示すC−C部において、上述した酸化ガス供給流路63と同様にして、燃料ガス供給マニホールドと燃料ガス供給孔237とを連通する燃料ガス供給流路61が形成される。そして、図5(a)におけるC'−C'部において、上述した酸化ガス排出流路64と同様にして、燃料ガス排出マニホールドと燃料ガス排出孔238とを連通する燃料ガス排出流路62が形成される。そして、酸化ガス供給流路形成部245および酸化ガス供給孔225と同様に、各燃料ガス供給流路形成部247および各燃料ガス供給孔237において、燃料ガスの圧力損失がそれぞれの燃料ガス供給経路で等しくなる。
さらにセパレータ25には、図5および図7に示すように、複数個の冷却媒体流路形成部243によって、複数個の冷却媒体流路65が形成される。冷却媒体流路65は、一端が冷却媒体供給マニホールドと連通し他端が冷却媒体排出マニホールドと連通する。
ここで、図5(a)に示すように、燃料ガス供給マニホールド、燃料ガス排出マニホールド、酸化ガス供給マニホールド、酸化ガス排出マニホールドは、シール線SLで示すシール部50とセパレータ25との当接部のうち燃料電池の発電部DAの外周を囲む当接部(以下、発電部外周シール部という。)の外側に位置している。一方で、酸化ガス供給孔225、酸化ガス排出孔226、燃料ガス供給孔237、燃料ガス排出孔238は、それぞれ、発電部DAの端部、すなわち、上述した発電部外周シール部の内側に位置している。この結果上述した燃料ガス供給流路61、燃料ガス排出流路62、酸化ガス供給流路63、酸化ガス排出流路64は、それぞれ、発電部外周シール部をセパレータ25の内部からトンネルするように形成されている。また、冷却媒体流路65も、発電部外周シール部の外側にそれぞれ位置する冷却媒体供給マニホールドおよび冷却媒体排出マニホールドと連通しているため、発電部外周シール部をセパレータ25の内部からトンネルしている。
図5(b)は、発電部外周シール部上におけるセパレータ25およびシール一体型MEA21の切断面(図5(a)におけるsl1−sl1断面)を示している。図5(b)に示すように、発電部外周シール部上における断面は、酸化ガス供給流路63が形成されている部分(空間部)と、緻密部Sとが交互に並んでいる。このように、緻密部Sを、図5(a)に示すシール線sl1−sl1の線長に対して、所定の割合を占めるように設ける(酸化ガス供給流路63を複数本に分けて設ける)ことによってセパレータ25の剛性が確保される。この結果、カソード対向プレート22およびアノード対向プレート23の変形が抑制される。この結果、反応ガスのシール性、および、酸化ガスの供給の安定性が向上する。なお、図5(a)におけるsl3−sl3断面も同様の構成となっている。
図5(c)は、発電部外周シール部上におけるセパレータ25およびシール一体型MEA21の切断面(図5(a)におけるsl2−sl2断面)を示している。本断面においても、冷却媒体流路65および燃料ガス排出流路62が形成されている部分(空間部)と、緻密部Sとが交互に並んでいる。これによって、緻密部Sが支持体となり、シール圧によるカソード対向プレート22およびアノード対向プレート23の変形を抑制している。なお、図5(a)におけるsl4−sl4断面も同様の構成となっている。
・燃料電池の動作:
同じく、図4〜図7を参照して、第1実施例に係るセパレータおよび第1実施例に係るセパレータを用いて構成される燃料電池の動作について説明する。
燃料電池10に供給された酸化ガスは、図6において矢印で示すように、酸化ガス供給マニホールド−酸化ガス供給流路63−酸化ガス供給孔225という複数の経路(上述した酸化ガス供給経路)を通って、カソード側の拡散層212に供給される。図5(a)に示す矢印Fiは、各酸化ガス供給孔225(各酸化ガス供給経路)から供給される酸化ガスの流れを示している。拡散層212に供給された酸化ガスは、カソード電極において電気化学反応に供される。その後、酸化ガスは、図6において矢印で示すように、酸化ガス排出孔226−酸化ガス排出流路64−酸化ガス排出マニホールドを通って外部に排出される。図5(a)において、矢印Foは、拡散層212から各酸化ガス排出孔226に排出される酸化ガスの流れを示している。
ここで、上述したように、拡散層212は、空孔率が高く、酸化ガスが流動する際の圧力損失が十分に低いものを用いているため、各酸化ガス供給経路を通ってカソード極に供給される酸化ガスの流量の分配は、各酸化ガス供給経路におけるそれぞれの圧力損失に依存する。そして、酸化ガス供給経路の圧力損失は、ほぼ、酸化ガス供給流路形成部245と酸化ガス供給孔225の形状および寸法によって決定される。したがって、各酸化ガス供給経路を通ってカソード極に供給される酸化ガスの流量の分配は、酸化ガス供給流路形成部245と酸化ガス供給孔225の形状および寸法によって制御されることになる。この点からも、上述したように緻密部Sを配置(酸化ガス供給流路63を複数に分けて配置)し、酸化ガス供給流路63周辺の剛性を確保することが必要である。酸化ガス供給流路63が変形すると、各酸化ガス供給経路の圧力損失にばらつきが生じ、酸化ガスの流量を制御できなくなるおそれがあるからである。
本実施例では、図3を参照して説明したように、各酸化ガス供給経路の圧力損失は等しくなるように、各酸化ガス供給流路形成部245および各酸化ガス供給孔225の形状および寸法を同一にしているので、各酸化ガス供給経路を通ってカソード極に供給される酸化ガスの流量が酸化ガス供給経路ごとに等しくなる。
酸化ガスと同様にして、燃料電池10に供給された燃料ガスは、燃料ガス供給マニホールド−燃料ガス供給流路61−燃料ガス供給孔237という経路(上述した燃料ガス供給経路)を通って、アノード側の拡散層212に供給される。拡散層212に供給された燃料ガスは、発電部DA全体に亘って拡散し(図示は省略)アノード電極において電気化学反応に供される。その後、燃料ガスは、酸化ガスと同様にして、燃料ガス排出孔238−燃料ガス排出流路62−燃料ガス排出マニホールドを通って外部に排出される。
燃料ガス供給経路も同様に、各燃料ガス供給流路形成部247と各燃料ガス供給孔237の形状および寸法をそれぞれ同一にしているので、各燃料ガス供給経路を通ってアノード極に供給される燃料ガスの流量が燃料ガス供給経路ごとに等しくなる。
燃料電池10に供給された冷却媒体は、図7において矢印で示すように、冷却媒体供給マニホールド−冷却媒体流路65−冷却媒体排出マニホールドを通って、外部に排出される。冷却媒体は、主として冷却媒体流路65内を流動中に燃料電池10の熱エネルギーを吸収して燃料電池10を冷却する。
以上説明した本実施例に係るセパレータ25は、酸化ガス供給間隔Δkiを、酸化ガス排出間隔Δkoより狭くして、酸化ガスの発電部DAに対する分配の均一性を向上させている。つまり、図5(a)に示すように、各酸化ガス供給流路63から供給される酸化ガスの流れFiの隙間の領域には、酸化ガスが流れにくいが、酸化ガス供給流路63の間隔を狭くすることによって、酸化ガスが流れにくい領域を減らしている。また、酸化ガス供給間隔Δkiを狭くしただけでは、分配の均一性は向上するものの、上述した緻密部S(図5(b)参照)が減少してセパレータ25の剛性が低下するおそれがあるので、酸化ガス供給巾Riも酸化ガス排出巾Roより狭くして、シール線の線長に対して緻密部Sが占める割合を確保して剛性の低下を抑制している。
また、燃料電池の発電中には、電気化学反応によりカソード極において生成水が発生する。発生した生成水は、酸化ガス内に混入する。酸化ガス内に混入した生成水は、酸化ガスと共に燃料電池外に速やかに排出されることが望ましい。ここで、酸化ガス排出巾Roが狭いと凝集した生成水が酸化ガス排出孔226または酸化ガス排出流路64に詰まってしまうおそれがある。本実施例では、酸化ガス排出巾Roを酸化ガス供給巾Riより広くして、生成水の排水性を向上させている。そして、酸化ガス排出巾Roを広くしただけでは、排水性は向上するものの、上述した緻密部S(図5(b)参照)が減少してセパレータ25の剛性が低下するおそれがあるので、酸化ガス排出間隔Δkoも酸化ガス供給間隔Δkiより広くして、シール線の線長に対して緻密部Sが占める割合を確保して剛性の低下を抑制している。
言い換えれば、セパレータ25の剛性確保のためには、上述した緻密部S(図5(b)参照)がシール線の線長に対してある程度の割合を占めるように、複数の酸化ガス供給流路63および酸化ガス排出流路64を適切な流路巾と流路間隔で配置する必要がある。本実施例では、酸化ガス供給流路63および酸化ガス排出流路64の流路巾および流路間隔を、供給側と排出側とで相対的に変えることによって、セパレータ25の剛性を確保しつつ、酸化ガスの供給性および生成水の排出性を向上させているのである。間隔
酸化ガスと同様に、燃料ガスについても分配の均一性が求められる。また、アノード極側にも、カソード側で発生した生成水が電解質膜211を透過して侵入してくる。このため、燃料ガス側においても、生成水の排出性が求められる。本実施例に係るセパレータ25は、酸化ガス側と同様に、燃料ガス排出巾roおよび燃料ガス排出間隔Δhを、燃料ガス供給巾riおよび燃料ガス供給間隔Δhiより広くしている。この結果、セパレータ25の剛性を確保しつつ、燃料ガスの供給性および生成水の排出性を向上させることができる。この結果、燃料電池の発電時において、いわゆるフラッディングを抑制することができる。
さらに、本実施例では、酸化ガス供給流路形成部245および酸化ガス供給孔225の形状および大きさを同一にして、複数の酸化ガス供給経路における圧力損失を同一にし、複数の酸化ガス供給孔225から供給される酸化ガスの流量を酸化ガス供給孔225ごとに等しくしている。この結果、酸化ガスの供給を発電部DA全体に亘り均一にすることができる。
さらに、本実施例では、複数個の酸化ガス供給流路形成部245をそれぞれ平行に、発電部DAの酸化ガス供給端部の全長に亘って(図5(a)における例では、発電部DAの上辺の左端から右端に亘って)配置されているので、酸化ガスの発電部DAへの供給は、より均一化される。
なお、本実施例では、燃料ガス供給流路形成部247は、発電部DAの燃料ガス供給端部の全長に亘って、形成されていない。燃料ガスである水素は、酸化ガスである空気中における酸素と比較して拡散速度が速い(拡散速度は、拡散係数および濃度勾配に主として依存する。水素は拡散係数が酸素の約4倍である。また、燃料ガスは、純水素(水素濃度約100%)を用いるのに対し、酸化ガスは空気(酸素濃度約20%)を用いる。このため、酸化ガス中の酸素の拡散速度は、燃料ガス中の水素と比較してかなり低いことがわかる。)。このため、発電部DAの燃料ガス供給端部の一部に燃料ガス供給孔237を形成すれば、十分に電池反応に必要な水素が供給可能であるからである。言い換えれば、燃料電池の電気化学反応は、酸素分子の拡散速度が遅いため、一般的に、カソード極の3相界面における反応(2H+2e+(1/2)O→HO)に律速される。従って、酸化ガスの供給性を重視した流路配置とすることが、より電池性能の向上に繋がるからである。
B.第2実施例:
図8および図9を参照して、第2実施例に係るセパレータ25について説明する。図8は、第2実施例に係るセパレータを構成するカソード対向プレートおよびアノード対向プレートの平面図である。図9は、第2実施例に係るセパレータを構成する中間プレートと、シール一体型MEAの平面図である。なお、第2実施例に係るセパレータ25については、第1実施例に係るセパレータ25と共通の構成については、その説明を省略し、第1実施例に係るセパレータ25と異なる構成についてのみ説明する。
第2実施例に係るセパレータ25は、第1実施例に係るセパレータ25と同様に、3枚のプレート(カソード対向プレート22、アノード対向プレート23、中間プレート24)を接合して構成される。
第2実施例に係るカソード対向プレート22は、第1実施例に係るカソード対向プレート22と同様に、酸化ガス供給マニホールド形成部222aおよび酸化ガス排出マニホールド形成部222bが形成されている。ただし、第2実施例において、酸化ガス供給マニホールド形成部222aは、図8(a)に示すように、2つのリブRBによって補強されている。この結果、第2実施例において酸化ガス供給マニホールド形成部222aは、3つの酸化ガス供給マニホールド形成部222a1〜222a3に分割されている。また、酸化ガス排出マニホールド形成部222bは、1つのリブRBによって補強されており、2つの酸化ガス排出マニホールド形成部222b1、222b2に分割されている。ここで、酸化ガス供給マニホールド形成部222aを分割する2つのリブRBと、酸化ガス排出マニホールド形成部222bを分割する1つのリブRBとは、発電部DAを挟んで、互いに向き合わないように配置されている。
第2実施例に係るカソード対向プレート22には、第1実施例と同様に、酸化ガス供給孔225が酸化ガス供給端部の全長に亘り、酸化ガス排出孔226が酸化ガス排出端部の全長に亘り、それぞれ配置されている。ただし、第2実施例において、酸化ガス供給巾Rおよび酸化ガス供給間隔Δkは、酸化ガス排出巾Rおよび酸化ガス排出間隔Δkと等しくされている。そして、第2実施例において、酸化ガス供給孔225と酸化ガス排出孔226は、発電部DAを挟んで、互い違いに向き合っている。すなわち、図8(a)において酸化ガス供給孔225の中心位置を通り酸化ガス排出端部へ向かう破線LNiおよび酸化ガス排出孔226の中心位置を通り酸化ガス供給端部へ向かう2点破線LNoが示すように、酸化ガス供給孔225と酸化ガス排出孔226は、互いに真正面に向き合っておらず、真正面から少しずつずれて向き合っている。言い換えれば、複数個の酸化ガス供給孔225の隙間部分に酸化ガス排出孔226が向き合うようにされている。
第2実施例に係るカソード対向プレート22において、その他の構成は、第1実施例と同じであるので、図8(a)において、第1実施例について説明した図3(a)と同一の符号を付し、その説明を省略する。
第2実施例に係るアノード対向プレート23は、第1実施例に係るアノード対向プレート23同様に、酸化ガス供給マニホールド形成部232aと酸化ガス排出マニホールド形成部232bを備えている。ただし、上述したカソード対向プレート22と同様に、第2実施例においては、酸化ガス供給マニホールド形成部232aは、2つのリブRBによって3つの酸化ガス供給マニホールド形成部232a1〜232a3に分割されている。また、酸化ガス排出マニホールド形成部232bは、1つのリブRBによって、2つの酸化ガス排出マニホールド形成部232b1、232b2に分割されている(図8(b)参照)。
第2実施例に係るアノード対向プレート23において、その他の構成は、第1実施例と同じであるので、図8(b)において、第1実施例について説明した図3(b)と同一の符号を付し、その説明を省略する。
第2実施例に係る中間プレート24は、第1実施例に係る中間プレート24同様に、酸化ガス供給マニホールド形成部242aと酸化ガス排出マニホールド形成部242bを備えている。ただし、上述したカソード対向プレート22と同様に、第2実施例に係る中間プレート24おいて、酸化ガス供給マニホールド形成部242aは、2つのリブRBによって3つの酸化ガス供給マニホールド形成部242a1〜242a3に分割されている。また、酸化ガス排出マニホールド形成部232bは、1つのリブRBによって、2つの酸化ガス排出マニホールド形成部242b1、242b2に分割されている(図9(a)参照)。
第2実施例に係る中間プレート24には、第1実施例と同様に、複数の酸化ガス供給流路形成部245が酸化ガス供給端部の全長に亘り、複数の酸化ガス排出流路形成部246が酸化ガス排出端部の全長に亘り、それぞれ配置されている。ここで、複数の酸化ガス供給流路形成部245および酸化ガス排出流路形成部246は、上述したカソード対向プレート22における酸化ガス排出孔226および酸化ガス排出流路形成部246にそれぞれ対応している。すなわち、酸化ガス供給流路形成部245および酸化ガス排出流路形成部246は、それぞれ、間隔Δkにて配置され、巾Rを有している。そして、複数の酸化ガス供給流路形成部245と、複数の酸化ガス排出流路形成部246は、それぞれ、互い違いに向かい合っている(図9(a)における破線LNiおよび2点破線LNo参照)。
第2実施例に係る中間プレート24において、その他の構成は、第1実施例と同じであるので、図9(a)において、第1実施例について説明した図4(a)と同一の符号を付し、その説明を省略する。
第2実施例に係るシール一体型MEA21は、第1実施例と同じであるので、図9(b)において、第1実施例について説明した図4(b)と同一の符号を付し、その説明を省略する。
ここで、上述した酸化ガス供給マニホールドを分割しているリブRB(3枚のプレートのそれぞれに設けられている)が、特許請求の範囲における第1のリブに相当し、上述した酸化ガス排出マニホールドを分割しているリブRB(3枚のプレートのそれぞれに設けられている)が、特許請求の範囲における第2のリブに相当する。
以上のように構成された第2実施例に係るセパレータ25によれば、酸化ガス供給流路63と酸化ガス排出流路64とが、互い違いに向き合って形成されるため、酸化ガスの発電部DAに対する分配の均一性が向上する。すなわち、各酸化ガス供給流路63から供給される酸化ガスの流れの隙間の領域には酸化ガスが流れにくいが、本実施例では、酸化ガス排出流路64がその隙間の領域に配置されている。これによって、酸化ガスは、酸化ガス排出流路64から排出される際に、その隙間の領域に流れ込むことになるため、発電部DAにおいても酸化ガスの流れの隙間が生じにくくなる。この結果、酸化ガスの発電部DAに対する分配の均一性が向上する。
また、第1実施例に係るセパレータ25と同様に、複数の酸化ガス供給流路63および酸化ガス排出流路64が並べて配置される(流路間に緻密部Sが配置される)ことにより、セパレータ25の剛性が確保される。
さらに、酸化ガス供給マニホールドおよび酸化ガス排出マニホールドにリブを設けることによって、セパレータ25の剛性をさらに向上させることができる。そして、酸化ガス供給マニホールドにおけるリブRBと、酸化ガス排出マニホールドにおけるリブRBとが、互いに向かい合わないようにずらされている。リブRBが形成されている部分には、酸化ガス供給流路63や酸化ガス排出流路64を形成することができないので、リブRBが互いに向かい合っていると、発電部DAに酸化ガスの流れが通りにくい領域(互いに向かいあうリブに挟まれた領域)が生じてしまう。本実施例では、上述のように、各リブは、互いに向かい合わないようにずれているので、このような問題を回避できる。
C.変形例:
上記実施例に係るセパレータ25は、3枚のプレートを打ち抜き加工して接合するのみで作成されるので、種々の材料を用いることができる。例えば、金属材料以外にも、導電性フィルムやカーボン薄板が用いられ得る。
上記実施例では、3枚のプレートをホットプレスにより接合しているが他の種々の接合方法が用いられ得ることは言うまでもない。例えば、拡散接合、ロウ付け、溶接等、種々の接合方法が用いられ得る。
以上、本発明の実施例および変形例について説明したが、本発明はこれらの実施例および変形例になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の態様での実施が可能である。
第1実施例に係るセパレータを用いて構成される燃料電池の外観構成を示す説明図。 第1実施例における燃料電池を構成するモジュールの概略構成を示す説明図。 第1実施例に係るセパレータを構成するカソード対向プレートおよびアノード対向プレートの平面図。 第1実施例に係るセパレータを構成する中間プレートと、シール一体型MEAの平面図。 第1実施例に係るセパレータとシール一体型MEAを重ねた様子を示す平面図および断面図。 図5におけるB−B断面を示す断面図。 図4におけるD−D断面を示す断面図。 第2実施例に係るセパレータを構成するカソード対向プレートおよびアノード対向プレートの平面図。 第2実施例に係るセパレータを構成する中間プレートと、シール一体型MEAの平面図。
符号の説明
10...燃料電池
20...モジュール
21...シール一体型MEA
211...電解質膜
212...拡散層
22...カソード対向プレート
221a...燃料ガス供給マニホールド形成部
221b...燃料ガス排出マニホールド形成部
222a...酸化ガス供給マニホールド形成部
222b...酸化ガス排出マニホールド形成部
223a...冷却媒体供給マニホールド形成部
223b...冷却媒体排出マニホールド形成部
225...酸化ガス供給孔
226...酸化ガス排出孔
23...アノード対向プレート
231a...燃料ガス供給マニホールド形成部
231b...燃料ガス排出マニホールド形成部
232a...酸化ガス供給マニホールド形成部
232b...酸化ガス排出マニホールド形成部
233a...冷却媒体供給マニホールド形成部
233b...冷却媒体排出マニホールド形成部
237...燃料ガス供給孔
238...燃料ガス排出孔
24...中間プレート
241a...燃料ガス供給マニホールド形成部
241b...燃料ガス排出マニホールド形成部
242a...酸化ガス供給マニホールド形成部
242b...酸化ガス排出マニホールド形成部
243...冷却媒体流路形成部
25...セパレータ
30...エンドプレート
31...テンションプレート
32...ボルト
33...インシュレータ
34...ターミナル
50...シール部
501a...酸化ガス供給マニホールド形成部
501b...酸化ガス排出マニホールド形成部
502a...燃料ガス供給マニホールド形成部
502b...燃料ガス排出マニホールド形成部
503a...冷却媒体供給マニホールド形成部
503b...冷却媒体排出マニホールド形成部
61...燃料ガス供給流路
62...燃料ガス排出流路
63...酸化ガス供給流路
64...酸化ガス排出流路
65...冷却媒体流路
210...水素タンク
220...シャットバルブ
230...調圧バルブ
240、410...循環ポンプ
250、260、350、360、450、460...配管
310...エアポンプ
420...ラジエータ
SL...シール線
DA...発電部
RB...リブ

Claims (12)

  1. 膜電極接合体の第1の電極との対向面が平面である第1の電極対向プレートと、膜電極接合体の第2の電極との対向面が平面である第2の電極対向プレートと、前記第1の電極対向プレートと前記第2の電極対向プレートとに挟持される中間プレートとを備える燃料電池のセパレータであって、
    前記第1および前記第2の電極対向プレートと前記中間プレートを厚さ方向に貫通する反応ガス供給マニホールドと反応ガス排出マニホールドとを備え、
    前記中間プレートは、
    厚さ方向に貫通すると共に、一端が前記反応ガス供給マニホールドと連通し他端が前記膜電極接合体に対応する領域の第1の端部に至る複数個の反応ガス供給流路を形成する複数個の反応ガス供給流路形成部と、
    厚さ方向に貫通すると共に、一端が前記反応ガス排出マニホールドと連通し他端が前記領域の第2の端部に至る複数個の反応ガス排出流路を形成する複数個の反応ガス排出流路形成部と、
    を備え、
    前記第1の電極対向プレートは、
    厚さ方向に貫通すると共に、前記反応ガス供給流路の他端と連通する反応ガス供給孔と、
    厚さ方向に貫通すると共に、前記反応ガス排出流路の他端と連通する反応ガス排出孔と、
    を備え、
    複数個の前記反応ガス供給流路は、
    所定の間隔より狭い第1の流路間隔で並び、
    複数個の前記反応ガス排出流路は、
    所定の巾より広い第2の流路巾を有するセパレータ。
  2. 請求項1に記載のセパレータにおいて、
    複数個の前記反応ガス供給流路は、第1の流路巾を有し、
    複数個の前記反応ガス排出流路は、第2の流路間隔で並び、
    前記所定の間隔は、前記第2の流路間隔であり、
    前記所定の巾は、前記第1の流路巾であるセパレータ。
  3. 請求項2に記載のセパレータにおいて、
    前記反応ガス供給孔は、複数個備えられ、
    1つの前記反応ガス供給流路に、少なくとも1つの反応ガス供給孔が対応するセパレータ。
  4. 請求項3に記載のセパレータにおいて、
    前記反応ガス供給孔は、前記反応ガス供給流路と同数個備えられ、
    複数個の前記反応ガス供給流路と複数個の前記反応ガス供給孔とが、1対1に対応するセパレータ。
  5. 請求項1ないし請求項4に記載のセパレータにおいて、
    複数個の前記反応ガス供給流路は、前記第1の端部の全長に亘って配置され、
    複数個の前記反応ガス排出流路は、前記第2の端部の全長に亘って配置されているセパレータ。
  6. 請求項1ないし請求項5に記載のセパレータにおいて、
    前記第1の電極は、カソード極であり、
    前記第2の電極は、アノード極であり、
    前記反応ガス供給マニホールドと前記反応ガス供給流路と前記反応ガス供給孔は、
    酸化ガスを供給するための酸化ガス供給マニホールドと酸化ガス供給流路と酸化ガス供給孔であり、
    前記反応ガス排出マニホールドと前記反応ガス排出流路と前記反応ガス排出孔は、
    酸化ガスを排出するための酸化ガス排出マニホールドと酸化ガス排出流路と酸化ガス排出孔であるセパレータ。
  7. 膜電極接合体の第1の電極と対向面が平面である第1の電極対向プレートと、膜電極接合体の第2の電極と対向面が平面である第2の電極対向プレートと、前記第1の電極対向プレートと前記第2の電極対向プレートとに挟持される中間プレートとを備える燃料電池のセパレータであって、
    前記第1および前記第2の電極対向プレートと前記中間プレートを厚さ方向に貫通する反応ガス供給マニホールドと反応ガス排出マニホールドとを備え、
    前記中間プレートは、
    厚さ方向に貫通すると共に、一端が前記反応ガス供給マニホールドと連通し他端が前記膜電極接合体に対応する領域の第1の端部に至る複数個の反応ガス供給流路を形成する複数個の反応ガス供給流路形成部と、
    厚さ方向に貫通すると共に、一端が前記反応ガス排出マニホールドと連通し他端が前記領域の第1の端部と向かい合う第2の端部に至る複数個の反応ガス排出流路を形成する複数個の反応ガス排出流路形成部と、
    を備え、
    前記第1の電極プレートは、
    厚さ方向に貫通すると共に、前記反応ガス供給流路の他端と連通する反応ガス供給孔と、
    厚さ方向に貫通すると共に、前記反応ガス排出流路の他端と連通する反応ガス排出孔と、
    を備え、
    複数個の前記反応ガス供給流路と複数個の前記反応ガス排出流路は、互い違いに向き合っているセパレータ。
  8. 請求項7に記載のセパレータにおいて、
    前記反応ガス供給孔は、複数個備えられ、
    1つの前記反応ガス供給流路に、少なくとも1つの反応ガス供給孔が対応するセパレータ。
  9. 請求項8に記載のセパレータにおいて、
    前記反応ガス供給孔は、前記反応ガス供給流路と同数個備えられ、
    複数個の前記反応ガス供給流路と複数個の前記反応ガス供給孔とが、1対1に対応するセパレータ。
  10. 請求項7ないし請求項9のいずれかに記載のセパレータにおいて、
    複数個の前記反応ガス供給流路は、前記第1の端部の全長に亘って配置され、
    複数個の前記反応ガス排出流路は、前記第2の端部の全長に亘って配置されているセパレータ。
  11. 請求項7ないし請求項10のいずれかに記載のセパレータにおいて、
    前記反応ガス供給マニホールドは、1つ以上の第1のリブによって、複数個に分割されており、
    前記反応ガス排出マニホールドは、1つ以上の第2のリブによって、複数個に分割されており、
    前記第1のリブと前記第2のリブは、互いに前記領域を挟んで対向しない位置に配置されるセパレータ。
  12. 請求項7ないし請求項11のいずれかに記載のセパレータにおいて、
    前記第1の電極は、カソード極であり、
    前記第2の電極は、アノード極であり、
    前記反応ガス供給マニホールドと前記反応ガス供給流路と前記反応ガス供給孔は、
    酸化ガスを供給するための酸化ガス供給マニホールドと酸化ガス供給流路と酸化ガス供給孔であり、
    前記反応ガス排出マニホールドと前記反応ガス排出流路と前記反応ガス排出孔は、
    酸化ガスを排出するための酸化ガス排出マニホールドと酸化ガス排出流路と酸化ガス排出孔であるセパレータ。
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