JP2006177925A - 圧力センサおよびその製造方法 - Google Patents

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    • G01L19/00Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
    • G01L19/14Housings
    • G01L19/147Details about the mounting of the sensor to support or covering means

Abstract

【課題】 一端部側にセンサチップが設けられたコネクタケースの当該一端部側に、圧力導入孔を有するハウジングを組み付けてなる圧力センサにおいて、センサ特性を劣化させることなくセンサの小型化を適切に実現できるようにする。
【解決手段】 一面側に受圧面20aを有し受圧面20aにて受けた圧力に応じた電気信号を出力するセンサチップ20を、コネクタケース10の一端部側に設け、コネクタケース10の一端部側にセンサチップ20を覆うようにハウジング30を取り付け、ハウジング30に設けられた圧力導入孔32からセンサチップ20に圧力を導入するようにした圧力センサ100において、コネクタケース10の一端部に、圧力導入孔32とは反対側に受圧面20aが向くようにセンサチップ20がフリップチップ接合された配線基板40を設け、バンプ50の接合部を電気絶縁性を有する絶縁性部材60により封止した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一端部側にセンサチップが設けられた第1のケースの当該一端部側に、センサチップに圧力を導入するための圧力導入孔を有する第2のケースを組み付けてなる圧力センサ、およびセンサチップと基材とを電気的に接続してなる圧力センサの製造方法に関する。
従来より、この種の圧力センサとしては、一面側に受圧面を有し該受圧面にて受けた圧力に応じた電気信号を出力するセンサチップと、一端部側に該センサチップが設けられる第1のケースと、該第1のケースの一端部側に該センサチップを覆うように取り付けられた第2のケースと、該第2のケースに設けられ該センサチップに圧力を導入するための圧力導入孔とを備えたものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
このような圧力センサにおいては、第2のケースの圧力導入孔から圧力媒体が導入され、第1のケースに設けられたセンサチップの受圧面にて圧力媒体の圧力を受け、センサチップから受けた圧力に応じた信号を出力することによって、圧力の検出が行われるようになっている。
ところで、このような圧力センサは、たとえば自動車に搭載され、燃料圧力、エンジンや駆動系の潤滑用オイル圧、あるいはエアコンの冷媒圧、さらには排気ガス圧などを検出する圧力センサ等に適用できる。
その場合、圧力センサ内のセンサチップの受圧面やセンサチップの電気接続部に、上記したエアコンの冷媒や潤滑用オイル、あるいは排気ガスなどの圧力媒体が直接、当たることになる。
センサチップの受圧面が圧力導入孔に対向していると、そこから導出されてくる圧力媒体の流れに受圧面が直接さらされることになるため、圧力媒体中の塵埃などの異物が、直接、受圧面に衝突したり、汚染物質が受圧面に付着したりしやすく、センサチップの特性に悪影響を与えるおそれがある。
また、センサチップの電気接続部が圧力媒体がさらされることは、圧力媒体やそれに含まれる汚染物質などによって、当該センサチップの電気接続部が腐食するなど劣化の要因となる。
そこで、従来では、上記特許文献1に記載されているように、センサチップをメタルダイアフラムで覆い、メタルダイアフラム内にオイル等の圧力伝達媒体を封止するようにしていた。
それにより、センサチップやその電気接続部を圧力媒体から保護するとともに、メタルダイアフラムにて圧力媒体の圧力を受圧し、圧力伝達媒体を介してセンサチップへ伝達していた。
また、従来より、センサチップの電気接続部が圧力媒体がさらされるのを防止する技術として、センサチップと基材の電極とをバンプを介して電気的に接続し、バンプおよび電極の接続部の周囲を接着剤により封止し、当該接続部を圧力媒体から保護する方法が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
このものは、センサチップと基材の電極とをバンプを介して接合した後、センサチップと基材との隙間から、バンプの周囲に接着剤を注入することにより、接着剤による当該接続部の封止を行うものである。
特開2004−279327号公報 特開平9−126920号公報
ここにおいて、本発明者らは、センサの体格を小型化することを目的として、この種の圧力センサにおいてメタルダイアフラムとオイル等を廃止した構造の検討を行うこととした。
これは、メタルダイアフラムの形状や大きさがセンサ特性に大きく影響するために、その形状や大きさを変更することは困難であり、結果として、メタルダイアフラムを持つ構成においては、センサの小型化が困難になるためである。
もう少し言うならば、メタルダイアフラムが大きいほど、ダイアフラムの感度がよくなることから、その結果として、センサの感度も向上する。しかし、センサの小型化、特に径方向(ダイアフラムの径方向に相当する方向)の体格を小型化するために、メタルダイアフラムのサイズ等を小さくすることは、前述のことから困難である。
そこで、本発明者らは、メタルダイアフラムとオイルを廃止することで、センサの小型化を図ろうとした。
しかしながら、メタルダイアフラムとオイルを廃止した場合、耐環境性の弱いセンサチップやその電気接続部が、上記したエアコンの冷媒や潤滑用オイル、あるいは排気ガスなどの圧力媒体に直接、さらされる。
このことにより、上述したように、センサチップやその電気接続部への悪影響を引き起こすことになるため、単純に、メタルダイアフラムおよびオイルを廃止しただけでは、センサ特性を維持することは困難である。
さらに、従来では、上記特許文献1にも記載されているように、センサチップの電気的接続は、ボンディングワイヤにより行われている。
センサチップの電気接続部としてボンディングワイヤを用いた場合、ワイヤボンディングを行うための接続部間のスペースが必要となり、結果として、これもセンサの小型化、とくに径方向への小型化にとっては、好ましくない。
また、上記特許文献2に記載の方法では、センサチップと基材とをバンプを介して接続した後、センサチップと基材との隙間から、バンプの周囲に接着剤を注入するため、たとえば、バンプの周囲に精度よく接着剤を配置することが難しくなり、バンプによる接続部分が部分的に露出して封止されないなどの不具合が生じる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、一端部側にセンサチップが設けられた第1のケースの当該一端部側に、センサチップに圧力を導入するための圧力導入孔を有する第2のケースを組み付けてなる圧力センサにおいて、センサ特性を劣化させることなくセンサの小型化を適切に実現できるようにすることを第1の目的とする。
また、本発明は、センサチップと基材とをバンプを介して電気的に接続してなる圧力センサにおいて、センサチップと基材とをバンプを介して接続した後に、これら両部材の隙間から接着剤を注入しなくてもバンプによる接続部の封止を行えるようにすることを、第2の目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、一面側に受圧面(20a)を有し受圧面(20a)にて受けた圧力に応じた電気信号を出力するセンサチップ(20)と、一端部側にセンサチップ(20)が設けられる第1のケース(10)と、第1のケース(10)の一端部側にセンサチップ(20)を覆うように取り付けられた第2のケース(30)と、第2のケース(30)に設けられセンサチップ(20)に圧力を導入するための圧力導入孔(32)とを備える圧力センサにおいて、次のような点を特徴としたものである。
すなわち、本発明の圧力センサにおいては、第1のケース(10)の一端部には、配線基板(40)がその一面を圧力導入孔(32)に対向させた状態で設けられており、配線基板(40)の一面には、センサチップ(20)が、受圧面(20a)を配線基板(40)の一面と対向させた状態で、バンプ(50)を介したフリップチップ接合により電気的に接続されており、バンプ(50)の接合部は、電気的に絶縁性を有する絶縁性部材(60)により封止されていることを特徴としている。
それによれば、まず、第1のケース(10)の一端部に配線基板(40)を設け、その配線基板(40)の一面にセンサチップ(20)をバンプ(50)を介したフリップチップ接合により電気的に接続しているため、センサチップ(20)の電気接続部をワイヤボンディングではなく、より必要面積の小さいフリップチップ接合とすることができ、センサの小型化にとって有利である。
また、配線基板(40)は、その一面を圧力媒体が導出されてくる圧力導入孔(32)に対向させた状態で設けられているが、センサチップ(20)の受圧面(20a)は、配線基板(40)の一面と対向しているため、結果として、センサチップ(20)の受圧面(20a)は、圧力導入孔(32)とは反対側を向いた状態になる。
そのため、センサチップ(20)の受圧面(20a)には、圧力媒体が直接衝突することはなく、異物の受圧面への直接的な衝突や汚染物質の受圧面への付着を抑制することができ、圧力媒体によってセンサチップ特性が悪影響を受けるおそれを大幅に軽減することができる。
また、このフリップチップ構造の場合、センサチップ(20)の受圧面(20a)に対しては、バンプ(50)の間の隙間から圧力が回り込んで導入されるため、センサチップ(20)の受圧面(20a)には、測定すべき圧力が適切に印加され、圧力検出には何ら問題はない。
また、バンプ(50)の接合部は、電気的に絶縁性を有する絶縁性部材(60)により封止されているため、当該バンプ(50)やセンサチップ(20)上の電極などは、この絶縁性部材(60)によって封止され、圧力媒体から保護されることになる。
そのため、本圧力センサによれば、圧力媒体によるセンサチップ(20)の電気接続部の腐食などの劣化を防止することができる。
このように、本発明によれば、一端部側にセンサチップ(20)が設けられた第1のケース(10)の当該一端部側に、センサチップ(20)に圧力を導入するための圧力導入孔(32)を有する第2のケース(20)を組み付けてなる圧力センサにおいて、センサ特性を劣化させることなくセンサの小型化を適切に実現することができる。
ここで、請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の圧力センサにおいては、絶縁性部材(60)としては、電気的に絶縁性を有する樹脂またはセラミックからなるものを採用することができる。また、請求項3に記載の発明のように、絶縁性部材(60)は、フィルム状のものを採用できる。
また、請求項4に記載の発明では、センサチップ(20)および基材(40)のうち一方の部材の一面にバンプ(50)を設け、他方の部材の一面に電極(23、41)を設け、あらかじめ他方の部材の一面上にて、熱により硬化する絶縁膜(60)によって電極(23、41)を被覆し、続いて、両部材の一面を対向させ、絶縁膜(60)上からバンプ(50)を押しつけて絶縁膜(60)を突き破ることにより、バンプ(50)と電極(23、41)とを接触させて電気的に接続するとともに、絶縁膜(60)に熱を与えて硬化することにより、バンプ(50)と電極(23、41)との周囲を絶縁膜(60)により封止することを特徴とする。
それによれば、センサチップ(20)および基材(40)のうち一方にバンプ(50)を設け、他方に設けた電極(23、41)を熱により硬化する絶縁膜(60)によって被覆し、両部材を対向させてバンプ(50)による絶縁膜(60)の突き破り、および熱による絶縁膜(60)の硬化を行うことで、電気的な接続および電気接続部の絶縁膜(60)による封止を行っているため、センサチップと基材とをバンプを介して接続した後に、これら両部材の隙間から接着剤を注入しなくてもバンプによる接続部の封止を行うことができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る圧力センサ100の全体概略断面構成を示す図であり、図2は、図1中の圧力センサ100におけるセンサチップ20の近傍部の拡大平面図であり、当該部分をセンサチップ20における台座22側の面から見た状態を示す平面図である。なお、図2では、各部を透過して示してあり、識別のため便宜上、ハッチング処理をしてある。
この圧力センサ100は、たとえば自動車に搭載され、燃料圧力、エンジンや駆動系の潤滑用オイル圧、あるいはエアコンの冷媒圧、さらには排気ガス圧などを検出する圧力センサ等に適用できる。
[構成等]
この圧力センサ100は、大きくは、一面側に受圧面20aを有し受圧面20aにて受けた圧力に応じた電気信号を出力するセンサチップ20と、一端部側にセンサチップ20が設けられる第1のケース10と、第1のケース10の一端部側にセンサチップ20を覆うように取り付けられた第2のケース30と、第2のケース30に設けられセンサチップ20に圧力を導入するための圧力導入孔32とを備えて構成されている。
本圧力センサ100においては、第1のケース10としてのコネクタケース10は、本例では、PPS(ポリフェニレンサルファイド)やPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂を型成形することにより作られており、略円柱状をなしている。そして、このコネクタケース10の一端部側の表面(図1中、下方側の端面)には凹部11が形成されている。
この凹部11には、圧力検出素子としてのセンサチップ20が配設されている。本例のセンサチップ20は、一面20a側の中央部に受圧部としてのダイアフラム21を有しており、このダイアフラム21の表面(図1中の上面)がセンサチップ20の受圧面20aとなっている。
ここで、このダイアフラム21は、センサチップ20の受圧面20aとは反対側の裏面(図1中の下面)の一部をエッチングなどにより除去することで凹部を形成し、この凹部の底部として形成されるものである。
また、本例のセンサチップ20は、上記裏面側にてガラス等よりなる台座22に陽極接合等により一体化されている。ここで、センサチップ20の裏面側の凹部は、センサチップ20と台座22との間で気密に封止され、たとえば真空などの基準圧力室として構成されている。
そして、本例のセンサチップ20は、このダイアフラム21が受けた圧力を電気信号に変換し、この電気信号をセンサ信号として出力する半導体ダイアフラム式のものとなっている。
より具体的に、このような半導体ダイアフラム式のセンサチップ20としては、ダイアフラム21に歪みゲージなどによるブリッジ回路を形成し、ダイアフラム21の歪みによる当該ブリッジ回路の抵抗値変化を検出するものにできる。
また、図示しないけれども、センサチップ20の受圧面20a側においてダイアフラム21の周辺部には、トランジスタ素子や各種配線などにから構成されるセンサ信号処理用の回路などが半導体プロセス技術により形成されていてもよい。
つまり、本センサチップ20は、受圧部であるダイアフラム21とセンサ信号の処理回路とが一体化した集積化センサチップであってもよい。もちろん、本センサチップ20には、集積化センサチップではなく、たとえば、ダイアフラム21の歪みによる信号を外部の回路で処理するものであってもよい。
また、図1に示されるように、第1のケースであるコネクタケース10の一端部に位置する上記凹部11には、配線基板40がその一面(図1中の下面)を、ハウジング30の圧力導入孔32に対向させた状態で設けられている。この配線基板40は、たとえばコネクタケース10に接着などにより固定されている。
この配線基板40は、セラミックや樹脂などからなる配線基板であり、特に限定させるものではなく、また、単層基板でも多層基板でもよい。本例では、配線基板40はセラミック基板からなる。
また、この配線基板40には、センサチップ20から出力される電気信号を処理する回路が形成されていてもよい。特に、センサチップ20が上記した集積化センサチップでない場合には、配線基板40としてはセンサ信号を処理する回路部を有するものであることが好ましい。
そして、図1および図2に示されるように、圧力導入孔32と対向する配線基板40の一面には、センサチップ20がフリップチップ接合されている。なお、図2では、識別を容易にするために便宜上、バンプ50と絶縁性部材60とに、ハッチングを施している。
ここで、センサチップ20は、その一面である受圧面20aを配線基板40の一面と対向させた状態で、バンプ50を介して電気的に接続されている。ここで、バンプ50は、通常用いられている金バンプやはんだバンプなどを採用することができる。
図1、図2では示さないが、センサチップ20におけるダイアフラム21の外周には、アルミニウムなどからなる電極が設けられ、この電極と配線基板40の一面上の図示しない電極とがバンプ50を介して接続されている。
さらに、図1および図2に示されるように、本実施形態の圧力センサ100においては、バンプ50の接合部は、電気的に絶縁性を有する絶縁性部材60によって包み込まれるように封止されている。
ここで、バンプ50の接合部とは、バンプ50、バンプ50と接続されているセンサチップ20の電極および配線基板40の電極を含むものである。つまり、本実施形態の圧力センサ100においては、これらバンプ60および電極が、絶縁性部材60により封止されている。
この絶縁性部材60は、電気的に絶縁性および接着性を有する樹脂またはセラミックからなるものである。具体的には、絶縁性部材60はエポキシ系樹脂などからなるものであり、たとえば、NCF(Non Conductive Film)やNCP(Non Conductive Paste)を用いることができる。
このようにして、本実施形態の圧力センサ100においては、コネクタケース10の一端部側の凹部11において、センサチップ20は、配線基板40にフリップチップ接合にて電気的に接続されるとともに配線基板40を介してコネクタケース10に取り付けられ固定されている。
ここで、センサチップ20の配線基板40への接続は、たとえば次のようにして行うことができる。
台座22と接合され一体化するとともにバンプ50が形成されたセンサチップ20を用意し、このセンサチップ20をバンプ50を介して配線基板40の一面に搭載し、超音波接合やはんだリフローなどによりフリップチップ接合する。
次に、絶縁性部材60となる樹脂材料をバンプ50の接合部の回りに塗布して配設し、これを硬化させることにより絶縁性部材60を形成する。
なお、絶縁性部材60がフィルムである場合には、たとえば、センサチップ20側のバンプ50と配線基板40との間に当該フィルムを挟み、バンプ50を押しつけてフィルムを突き破りバンプ50と配線基板40とを接触させる。そして、その後、上記したように超音波接合やリフローなどによりバンプ50を介したフリップチップ接合を行えば、フィルム状の絶縁性部材60を形成することが可能である。この方法の詳細については後述する。
また、図1に示されるように、コネクタケース10には、センサチップ20と外部の回路等とを電気的に接続するための複数個の金属製棒状のターミナル(コネクタピン)12が設けられている。
このターミナル12は、配線基板40と電気的に接続されており、それによって、センサチップ20は、配線基板40およびターミナル12を介して外部と電気的に接続可能になっている。
たとえば、図1では、各ターミナル12の一端部(図1中、下方の端部)は、センサチップ20のコネクタケース10の一端部すなわちコネクタケース10の凹部11の内部に露出している。
そして、このターミナル12の露出部と配線基板40とは電気的に接続されている。この接続方法としては、はんだ、溶接、ロウ付け、導電性接着剤など、各種の電気的接続手段を用いることができる。
本例では、ターミナル12は黄銅にNiメッキ等のメッキ処理を施した材料よりなり、インサートモールドによりコネクタケース10と一体に成形されることによりコネクタケース10内にて保持されている。
一方、図1に示されるように、コネクタケース10の他端側(図1中、上方端側)は開口部15として構成されている。そして、ターミナル12の上記一端部(凹部11への露出部)とは反対側の他端部は、このコネクタケース10の他端側の開口部15内に突出した形で露出している。
このようにコネクタケース10の他端側の開口部15に露出するターミナル12の他端部は、たとえばワイヤハーネス等の外部配線部材(図示せず)を介して外部回路(車両のECU等)に電気的に接続されるようになっている。
つまり、コネクタケース10の他端側は、上記ターミナル12の他端部とともに、外部との接続を行うための接続部すなわちコネクタ部16となっている。こうして、センサチップ20と外部との間の信号の伝達は、バンプ50、配線基板40およびターミナル12を介して行われるようになっている。
次に、ハウジング30は、一端側(図1中の上方端側)に開口部31を有するとともに、他端側(図1中の下方端側)に外部から圧力媒体が導入される上記圧力導入孔32を有するものである。
この圧力媒体は、たとえば上記したエアコンの冷媒、ガソリンなどのエンジンの燃料、エンジンや駆動系の潤滑用オイル、あるいは排気ガスなどである。このハウジング30は、たとえばステンレス(SUS)などの金属材料よりなるものであり、プレスや切削加工などにより成形できるものである。
また、ハウジング30の他端側の外面には、圧力センサ100を自動車の適所、たとえば、エアコンの冷媒配管や自動車の燃料配管などの箇所に固定するためのネジ部33が形成されている。
そして、ハウジング30の開口部31にコネクタケース10の一端側(図1中の下端側)が挿入された状態で、ハウジング30は、コネクタケース10の凹部11を覆うようにコネクタケース10に組み付けられている。ここで、ハウジング30の一端側の端部30aがコネクタケース10にかしめ固定されている。
さらに、ハウジング30の一端側には、環状の溝(Oリング溝)34が形成され、この溝34内には、ハウジング30とコネクタケース10との間を気密に封止するためのOリング35が配設されている。このOリング35は、たとえばシリコンゴム等の弾性材料よりなる。
[製法等]
次に、上記圧力センサ100の製造方法について、その一具体例を述べる。
ターミナル12がインサート成形されたコネクタケース10を用意する。また、台座22と一体化されたセンサチップ20がフリップチップ接合され且つ絶縁性部材60が形成された配線基板40を用意する。
なお、このセンサチップ20が取り付けられた配線基板40の形成方法については、上述した通りである。そして、コネクタケース10の凹部11へ、この配線基板40を接着などにより配設する。それとともに、配線基板40と上記ターミナル12とを電気的に接続する。
続いて、ハウジング30を用意し、Oリング35を介してハウジング30の開口部31をコネクタケース10の一端部に嵌合させる。次に、ハウジング30の端部30aをコネクタケース10にかしめることにより、ハウジング30とコネクタケース10と一体化する。
こうして、コネクタケース10とハウジング30との組合せ固定がなされ、図1に示される圧力センサ100が完成する。
ここで、絶縁性部材60がフィルムである場合、すなわち絶縁性部材60がフィルム状のNCFからなる絶縁膜60として構成されている場合について、センサチップ20が取り付けられた配線基板40の製造方法の詳細を、図3、図4、図5を参照して説明する。
図3は、本製造方法において配線基板40の一面側に絶縁膜60を貼り付ける貼り付け工程を配線基板40の一面にて平面的に示す工程図であり、この図3には、バンプ50と接続される基材としての配線基板40の一面上の電極41が示されている。以下、この配線基板40の電極41を基材電極41という。
図4は、本製造方法におけるバンプ50と電極41との接続工程を示す工程図であり、(a)は断面図、(b)は(a)中の上面図である。図5は、本製造方法における上記接続工程および絶縁膜60による封止工程を示す工程図であり、(a)は断面図、(b)は上記図2と同様、各部を透過して示した平面図である。
そして、図4、図5では、上記基材電極41とともに、センサチップ20におけるバンプ50と接続される電極23が示されている。以下、このセンサチップ20の電極23をチップ電極23という。
チップ電極23は、センサチップ20の受圧面20aに設けられたアルミニウムなどからなるものであり、基材電極41は、配線基板40の一面に設けられた金メッキなどからなるものである。
そして、チップ電極23と基材電極41とは、センサチップ20の受圧面20aと配線基板40の一面とを対向させたときに、互いに対向する位置になるように、それぞれ設けられている。
本製造方法では、まず、受圧面20aを有するセンサチップ20と基材としての配線基板40とを用意し、センサチップ20および配線基板40のうち一方の部材であるセンサチップ20の一面20aすなわち受圧面20aにバンプ50を設ける。
ここでは、バンプ50は金バンプなどであり、このバンプ50は、図4に示されるように、チップ電極23上においてワイヤボンディング装置などを用いて形成される。また、図3(a)に示されるように、他方の部材である配線基板40の一面には、バンプ50に対応する位置に、たとえば銅などを下地としてその上に金メッキを施すことにより、基材電極41が設けられている。
こうしてバンプ50が形成されたセンサチップ20および基材電極41が設けられた配線基板40を用意し、次に、図3に示される貼り付け工程、図4、図5に示される接続工程、封止工程を順次行う。ここで、本製造方法は、一般的な超音波接合装置を用いることにより行われ、バンプ50と基材電極41とは超音波接合されるものである。
貼り付け工程では、図3(a)、(b)に示されるように、あらかじめ配線基板40の一面上に絶縁膜60を貼り付け、この絶縁膜60によって基材電極41を被覆する。
本例では、センサチップ20の受圧面20aに対して、バンプ50の間の隙間から圧力が回り込んで導入されるように、バンプ50間にて少なくとも1箇所、隙間が存在するように絶縁膜60を配置する。このような絶縁膜60は、上記フィルムをカッターなどによって配置のパターンに応じた形状にカットした後、貼り付けられる。
ここで、フィルム状のNCFからなる絶縁膜60は、上述したように、エポキシ樹脂などからなり、熱により硬化する性質を有するものである。本実施形態では、このような絶縁膜60として、いったん熱を与えることによって軟化し、この軟化した状態で熱を与え続けることにより硬化するものを採用している。
このことは、具体的には、図6、図7に示される。図6は、本実施形態に採用される絶縁膜60の熱による粘度変化の一例を模式的に示す図であり、図7は図6とは加熱方法を変えたときの絶縁膜60の熱による粘度変化の一例を模式的に示す図である。
図6に示される例では、加熱温度Tを硬化可能な温度にて一定の状態として加熱したときの加熱時間tと絶縁膜60の粘度との関係を示しており、加熱時間tの増加とともに、絶縁膜60の粘度は初期よりもいったん小さくなって軟化し、やがて初期よりも大きくなって硬化に至る。
図7では、(b)に示されるように加熱時間tとともに加熱温度Tを硬化温度まで増加させていく加熱方法としたときの加熱時間tと絶縁膜60の粘度との関係を(a)に示している。この場合も、粘度は図6に示されるものと同様の性質を示している。
また、図8は、このような絶縁膜60を用いた本製造方法における貼り付け工程S1、接続工程S2、封止工程S3の温度プロファイルの一例を示す図であり、横軸に時間t、縦軸に温度Tを示してある。
貼り付け工程S1では、絶縁膜60をたとえば80℃にて、1〜数秒間、加熱することにより、配線基板40の一面に貼り付ける。この後、いったん絶縁膜60を室温に戻した後、接続工程S2を行う。
接続工程S2では、図4に示されるように、センサチップ20の受圧面20aと配線基板40の一面とを対向させ、絶縁膜60上からバンプ50を押しつける。それによって、バンプ50が絶縁膜60を突き破ることにより、バンプ50と基材電極41とを接触させ電気的に接続する。
ここでは、絶縁膜60に熱を与えて軟化させた状態とし、この状態にてバンプ50による絶縁膜60の突き破りおよびバンプ50と基材電極41との電気的な接続を行う。具体的には、図8に示されるように、貼り付け工程S1よりも温度Tを高くし、たとえば150℃で数秒間、加熱した状態で、接続工程S2を行う。
すると、この接続工程S2では、熱によって軟化した絶縁膜60が、バンプ50から荷重を受けて変形し、バンプ50によって突き破られる。そして、バンプ50と基材電極41とが接触した状態で、両者41、50を超音波接合する。こうして、図5に示されるように、バンプ50と基材電極41とは金属接合し、電気的に接続される。
次に、このものを室温に戻した後、封止工程S3を行う。封止工程S3では、絶縁膜60に熱を与えて絶縁膜60を硬化させることにより、接続されたバンプ50と基材電極41との周囲を絶縁膜60により封止する。
ここでは、図5に示される各部の配置状態を維持したまま、絶縁膜60に熱を与え続け絶縁膜60を硬化させることにより、絶縁膜60によるバンプ50の接合部の封止を行う。具体的には、図8に示されるように、接続工程S2と同一の温度T、たとえば150℃で1時間、加熱することにより封止工程S3を行う。
それにより、絶縁膜60は、図5に示される状態で硬化する。そして、この硬化により、絶縁膜60はセンサチップ20の受圧面20aおよび配線基板40の一面に接着し、バンプ50の接合部が封止される。こうして、図5に示されるものは、センサチップ20と基材としての配線基板40とをバンプ50を介して電気的に接続してなる圧力センサとして構成される。
なお、上記図8に示される例では各工程S1、S2、S3の間で、室温に戻していたが、このように室温に戻さずに各工程S1〜S3を続けて行ってもよい。また、図8に示される例以外にも、種々の温度プロファイルが可能である。
つまり、本実施形態に採用される絶縁膜60としては、上記図6および図7に示されるように、いったん熱を与えることによって軟化し、この軟化した状態で熱を与え続けることにより硬化するものであればよい。そして、図6および図7中に示される軟化状態、硬化状態の範囲において、それぞれ上記接続工程S2、封止工程S3を行えばよい。
かかる圧力センサ100の基本的な圧力検出動作について述べる。圧力センサ100は、たとえば、ハウジング30のネジ部33を介して、車両の適所に取り付けられる。そして、外部からの圧力媒体(上記したエアコンの冷媒や自動車の潤滑用オイル等)が、ハウジング30の圧力導入孔32を介して圧力センサ100内に導入される。
このようにして導入された圧力媒体は、直接的には、センサチップ20の受圧面20aではなく、センサチップ20の受圧面20aとは反対側の面すなわち台座22に当たることになる。
しかし、圧力媒体はセンサチップ20の側面を回り込み、図2に示されるように、バンプ50の間の隙間からセンサチップ20の受圧面20a側へ入り込む。それにより、測定すべき圧力は、センサチップ20の受圧面20aへ印加され、ダイアフラム21に受圧される。
つまり、本実施形態の圧力センサ100においては、バンプ50の接合部は絶縁性部材60により封止されているが、バンプ50の隙間からセンサチップ20の受圧面20aへ圧力が導入できるように絶縁性部材60が配置されている。
そして、印加された圧力に応じてセンサチップ20のダイアフラム21が歪み、この歪みに基づく電気信号が、バンプ50から配線基板40へ送られ、配線基板40からターミナル12へ送られる。
このとき、上記電気信号は、センサチップ20の周辺部もしくは配線基板40に設けられた処理回路にて増幅や調整などの処理を施され、センサ信号として配線基板40からターミナル12へ出力される。
そして、このセンサ信号は、ターミナル12すなわちコネクタ部16を介して、車両のECUなどの上記外部回路へ伝達される。以上が、圧力センサ100における基本的な圧力検出動作である。
[効果等]
本実施形態によれば、一面側に受圧面20aを有し受圧面20aにて受けた圧力に応じた電気信号を出力するセンサチップ20と、一端部側にセンサチップ20が設けられる第1のケースとしてのコネクタケース10と、コネクタケース10の一端部側にセンサチップ20を覆うように取り付けられた第2のケースとしてのハウジング30と、ハウジング30に設けられセンサチップ20に圧力を導入するための圧力導入孔32とを備える圧力センサにおいて、次のような点を特徴とする圧力センサ100を提供することができる。
・コネクタケース10の一端部には、配線基板40がその一面をハウジング30の圧力導入孔32に対向させた状態で設けられていること。
・配線基板40の一面には、センサチップ20が、受圧面20aを配線基板40の一面と対向させた状態で、バンプ50を介したフリップチップ接合により電気的に接続されていること。
・バンプ50の接合部は、電気的に絶縁性を有する絶縁性部材60により封止されていること。本実施形態の圧力センサ100はこれらの点を特徴としている。
それによれば、まず、コネクタケース10の一端部に配線基板40を設け、その配線基板40の一面にセンサチップ20をバンプ50を介したフリップチップ接合により電気的に接続しているため、センサチップ20の電気接続部をワイヤボンディングではなく、より必要面積の小さいフリップチップ接合とすることができ、センサの小型化にとって有利である。
また、配線基板40は、その一面を圧力媒体が導出されてくる圧力導入孔32に対向させた状態で設けられているが、センサチップ20の受圧面20aは、配線基板40の一面と対向しているため、結果として、センサチップ20の受圧面20aは、圧力導入孔32とは反対側を向いた状態になる。
そのため、本圧力センサ100においては、センサチップ20の受圧面20aに圧力媒体が直接衝突することはなく、異物の受圧面への直接的な衝突や汚染物質の受圧面への付着を抑制することができ、圧力媒体によってセンサチップ特性が悪影響を受けるおそれを大幅に軽減することができる。
また、上述したように、このフリップチップ構造の場合、センサチップ20の受圧面20aに対しては、バンプ50の間の隙間から圧力が回り込んで導入されるため、センサチップ20の受圧面20aには、測定すべき圧力が適切に印加され、圧力検出には何ら問題はない。
また、バンプ50の接合部は、電気的に絶縁性を有する絶縁性部材60により封止されているため、耐環境性の弱い当該バンプ50やセンサチップ20上の電極などは、この絶縁性部材60によって封止され、圧力媒体から保護されることになる。
そのため、本圧力センサ100によれば、圧力媒体によるバンプ50やセンサチップ20上の電極の腐食などの防止、すなわち圧力媒体によるセンサチップ20の電気接続部の劣化を防止することができる。
このように、本実施形態によれば、一端部側にセンサチップ20が設けられたコネクタケース10の当該一端部側に、センサチップ20に圧力を導入するための圧力導入孔32を有するハウジング20を組み付けてなる圧力センサ100において、センサ特性を劣化させることなくセンサの小型化を適切に実現することができる。
ここで、本実施形態の圧力センサ100においては、上述したように、絶縁性部材60として、電気的に絶縁性を有する樹脂またはセラミックからなるものを採用できることも特徴点のひとつである。
また、上記図3〜図8を参照して述べた製造方法によれば、センサチップ20側にバンプ50を設け、配線基板40に設けた基材電極41をあらかじめ、絶縁膜60によって被覆し、両部材20、40を対向させてバンプ50によって絶縁膜60を突き破ることにより電気的な接続を行うとともに、熱を与えて絶縁膜60を硬化することにより電気接続部の封止を行っている。
そのため、センサチップ20と基材としての配線基板40とをバンプ50を介して電気的に接続するにあたって、センサチップ20と配線基板40とをバンプ50を介して接続した後に、これら両部材20、40の隙間から接着剤を注入しなくてもバンプ50による接続部の封止を行うことができる。
また、従来のように、センサチップ20と配線基板40とをバンプ50を介して接続した後に、これら両部材20、40の隙間から接着剤を注入する方法では、毛細管現象などにより接着剤の注入が精度よく行われない可能性があるが、本実施形態の製造方法では、センサチップ20と配線基板40とを対向させる前に、絶縁膜60を配置するため、精度のよい配置が可能になる。
また、絶縁膜60としてフィルム状のものを用いているため、当該フィルムを配置パターンとなるようにカットすればよく、この点からも、従来に比べて、精度のよい配置が可能となり、且つ、厚さの均一な絶縁膜60を実現することができる。
(第2実施形態)
図9は、本発明の第2実施形態に係る圧力センサ200の全体概略断面構成を示す図である。ここで、本実施形態では、上記実施形態との相違点を中心に述べることにする。
図9に示されるように、本実施形態の圧力センサ200は、配線基板40の他面すなわち配線基板40におけるセンサチップ20の実装面とは反対側の面に、回路チップ70およびコンデンサ71が実装されている。
ここで、回路チップ70は、回路基板40の他面にダイマウント材などを介して実装され、ボンディングワイヤ72を介して配線基板40と電気的に接続されている。この回路チップ70は、たとえば通信機能を追加するなどの目的で設けられる。また、コンデンサ71はEMC耐量(耐ノイズ性)の向上などの目的で設けられる。
また、この場合、配線基板40は、多層基板とし、内層配線やスルーホールなどを介して一面側と他面側とを電気的に接続したものにすることが好ましい。
それにより、配線基板40においては、その一面側に設けられているセンサチップ20から他面側に設けられている回路チップ70やコンデンサ71に信号を伝達することができる。
また、図9では示されていないが、本実施形態の圧力センサ200においても、配線基板40とターミナル12とは、はんだ、溶接、ロウ付け、導電性接着剤など、各種の電気的接続手段を用いて、電気的に接続されている。
このような本実施形態の圧力センサ200は、基本的には、上記実施形態と同様の方法にて製造することができる。
すなわち、本実施形態では、台座22と一体化されたセンサチップ20がフリップチップ接合され且つ絶縁性部材60が形成された配線基板40を用意するが、このとき、配線基板40には、上記のワイヤボンディングされた回路チップ70およびコンデンサ71が実装されている。
そして、この配線基板40をコネクタケース10の凹部11へ配設するとともに、配線基板40と上記ターミナル12とを電気的に接続する。そして、Oリング35を介してハウジング30とコネクタケース10とをかしめ固定して一体化することにより、図9に示される本圧力センサ200が完成する。
本実施形態の圧力センサ200によっても、上記実施形態と同様に、センサ特性を劣化させることなくセンサの小型化を適切に実現することができる。
さらに、本実施形態の圧力センサ200においては、EMC耐量向上や通信機能追加が要求されることにより、上記した回路チップ70やコンデンサ71などの部品が追加されたとしても、図9に示されるように、配線基板40の他面にこれら部品を実装することにより、特に径方向(図9の左右方向)におけるセンサ体格を増加させることなく、そのような要求に対応することができる。
(第3実施形態)
上記図3〜図5に示される接続方法では、バンプ50を設ける一方の部材はセンサチップ20であり、それに対応する電極41を設ける他方の部材は基材としての配線基板40であったが、本実施形態は、一方の部材を配線基板40とし、他方の部材をセンサチップ20としたものである。
図10、図11は、本実施形態の圧力センサの製造方法を示す工程図である。すなわち、図10、図11は、絶縁性部材60がフィルムである場合について、センサチップ20をバンプ50を介して配線基板40に接続してなる圧力センサの製造方法を、断面的に示す図であり、図10は接続工程を示し、図11は接続工程および封止工程を示す。
本実施形態の製造方法においては、一方の部材である配線基板40の一面にバンプ50を設け、他方の部材であるセンサチップ20の受圧面20aにて、バンプ50に対向する位置にチップ電極23を設けたものとなる。ここで、配線基板40の一面へのバンプ50の形成は、基材電極41の表面に対して、上記第1実施形態と同様に、ワイヤボンディング装置などにより行う。
こうしてバンプ50が形成された配線基板40およびチップ電極23が設けられたセンサチップ20を用意し、次に、貼り付け工程、接続工程、封止工程を順次行う。本実施形態では、貼り付け工程は、センサチップ20の一面すなわち受圧面20a上に、上記絶縁膜60を貼り付け、この絶縁膜60によってチップ電極23を被覆する。
本実施形態の絶縁膜60も、上記第1実施形態と同様のものを用い、各工程の温度プロファイルも、上記図8に示されるようなものとする。
接続工程では、図10に示されるように、センサチップ20の受圧面20aと配線基板40の一面とを対向させ、絶縁膜60上からバンプ50を押しつける。それによって、バンプ50が絶縁膜60を突き破ることにより、バンプ50とチップ電極23とを接触させ、超音波接合によりバンプ50とチップ電極23を金属接合し、電気的に接続する(図11参照)。
その後の、封止工程は、本実施形態においても上記第1実施形態と同様であり、こうして、図11に示される状態で絶縁膜60が硬化して、絶縁膜60によるバンプ接合部の封止が完了する。そして、本実施形態におけるセンサチップ20と基材としての配線基板40とをバンプ50を介して電気的に接続してなる圧力センサができあがる。
このように、本実施形態の製造方法によれば、配線基板40側にバンプ50を設け、センサチップ20に設けたチップ電極23をあらかじめ、絶縁膜60によって被覆し、両部材20、40を対向させてバンプ50によって絶縁膜60を突き破ることにより電気的な接続を行うとともに、熱を与えて絶縁膜60を硬化することにより電気接続部の封止を行っている。
そのため、センサチップ20と基材としての配線基板40とをバンプ50を介して電気的に接続するにあたって、センサチップ20と配線基板40とをバンプ50を介して接続した後に、これら両部材20、40の隙間から接着剤を注入しなくてもバンプ50による接続部の封止を行うことができる。
(他の実施形態)
なお、センサチップは、上記半導体ダイアフラム式のものに限定されるものではなく、受圧面にて受けた圧力を電気信号に変換し、この電気信号をセンサ信号として出力できるものであればよい。
また、第1のケースとしては、一端側に配線基板を設置できるものであればよく、上記コネクタケースに限定されるものではない。第2のケースとしては、圧力導入孔を有するものであればよく、上記ハウジングに限定されるものではない。
また、第1のケースや第2のケースの材質などについても、それぞれ上記実施形態にて述べた樹脂や金属というように限定されるものではなく、適宜変更可能である。また、第1のケースと第2のケースの取付方法にしても、上記したかしめ固定に限定されるものではなく、たとえば、接着や締結などであってもよい。
また、上記実施形態では、たとえば上記図2に示されるように、絶縁性部材60が配置されることにより、センサチップ20の受圧面20aに対しては、バンプ50の間の隙間から圧力が回り込んで導入されるが、このような絶縁性部材60の配置パターンの変形例を図12、図13に示しておく。図12、図13において、(a)は上面図、(b)は上記図2と同様、各部を透過して示した平面図である。
バンプ50の間の隙間から圧力を受圧面20aまで回り込ませるには、図12に示される例のように、4個の各バンプ50の間をすべてあけた状態としてもよいし、図13に示される例のように、バンプ50による接合部をセンサチップ20の片側の辺部に集めた状態としてもよい。
また、上記図3〜図5および図10、図11に示した製造方法は、センサチップ20と基材40とを用意し、センサチップ20および基材40のうち一方の部材の一面にバンプ50を設け、他方の部材の一面にはバンプ50に対応する位置に電極23、41を設け、これら両部材の一面同士を対向させるとともに、バンプ50を電極23、41に接続することにより、これら両部材を電気的に接続する工程を備える圧力センサの製造方法であれば、適用可能である。
たとえば、絶縁膜60としては、バンプ50の押しつけによる突き破りおよび熱による硬化が可能な絶縁膜であれば、上記実施形態以外のものであってもよい。
また、上記第1、第2実施形態におけるセンサチップと基材との接続方法において、絶縁膜60としては、フィルム状のものでなくてもよく、たとえばエポキシ樹脂などからなるペースト状のNCPでもよい。
この場合、ペースト状のNCPを、バンプ50が形成されている一方の部材とは反対側の他方の部材に塗布し、半硬化させることにより、当該NCPからなる絶縁膜60を貼り付ける。その後は、上記実施形態と同様に、いったん軟化させて上記接続工程を行い、熱を与え続けて上記封止工程を行えばよい。
また、上記センサチップ20と基材との接続においては、基材としては、板状の配線基板40でなくてもよく、たとえば、金属製の電極がインサート成形されたブロック状のものであってもよい。また、センサチップ20は、台座22がないものでもよく、ダイアフラム21の裏面を受圧面とし、ここに直接圧力媒体が印加されるものでもよい。
また、本発明の圧力センサは、自動車に搭載され、燃料圧力、エンジンや駆動系の潤滑用オイル圧、あるいはエアコンの冷媒圧、さらには排気ガス圧などを検出する圧力センサ以外に適用してよいことはもちろんである。
本発明の第1実施形態に係る圧力センサの全体概略断面図である。 図1中の圧力センサにおけるセンサチップの近傍部の拡大平面図である。 上記第1実施形態に係る圧力センサの製造方法における貼り付け工程を示す工程図である。 上記第1実施形態に係る圧力センサの製造方法における接続工程を示す工程図である。 上記第1実施形態に係る圧力センサの製造方法における接続工程および封止工程を示す工程図である。 上記第1実施形態に採用される絶縁膜の熱による粘度変化の一例を模式的に示す図である。 上記実施形態に採用される絶縁膜の熱による粘度変化について図6とは加熱方法を変えたときの一例を模式的に示す図である。 上記第1実施形態に係る圧力センサの製造方法における温度プロファイルの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る圧力センサの全体概略断面図である。 上記第2実施形態に係る圧力センサの製造方法における接続工程を示す工程図である。 上記第2実施形態に係る圧力センサの製造方法における接続工程および封止工程を示す工程図である。 他の実施形態を示す図である。 他の実施形態を示す図である。
符号の説明
10…第1のケースとしてのコネクタケース、20…センサチップ、
20a…センサチップの受圧面、30…第2のケースとしてのハウジング、
32…ハウジングの圧力導入孔、40…配線基板、50…バンプ、
60…絶縁性部材。

Claims (7)

  1. 一面側に受圧面(20a)を有し前記受圧面(20a)にて受けた圧力に応じた電気信号を出力するセンサチップ(20)と、
    一端部側に前記センサチップ(20)が設けられる第1のケース(10)と、
    前記第1のケース(10)の一端部側に前記センサチップ(20)を覆うように取り付けられた第2のケース(30)と、
    前記第2のケース(30)に設けられ前記センサチップ(20)に圧力を導入するための圧力導入孔(32)とを備える圧力センサにおいて、
    前記第1のケース(10)の一端部には、配線基板(40)がその一面を前記圧力導入孔(32)に対向させた状態で設けられており、
    前記配線基板(40)の一面には、前記センサチップ(20)が、前記受圧面(20a)を前記配線基板(40)の一面と対向させた状態で、バンプ(50)を介したフリップチップ接合により電気的に接続されており、
    前記バンプ(50)の接合部は、電気的に絶縁性を有する絶縁性部材(60)により封止されていることを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記絶縁性部材(60)は、電気的に絶縁性を有する樹脂またはセラミックからなるものであることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記絶縁性部材(60)は、フィルム状のものであることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  4. センサチップ(20)と基材(40)とをバンプ(50)を介して電気的に接続してなる圧力センサの製造方法において、
    受けた圧力に応じた電気信号を出力するセンサチップ(20)と基材(40)とを用意し、
    前記センサチップ(20)および前記基材(40)のうち一方の部材の一面にバンプ(50)を設け、他方の部材の一面には前記バンプ(50)に対応する位置に電極(23、41)を設け、
    あらかじめ前記他方の部材の一面上にて、熱により硬化する絶縁膜(60)によって前記電極(23、41)を被覆し、
    続いて、前記一方の部材の一面と前記他方の部材の一面とを対向させ、前記絶縁膜(60)上から前記バンプ(50)を押しつけて前記絶縁膜(60)を突き破ることにより、前記バンプ(50)と前記電極(23、41)とを接触させて電気的に接続するとともに、前記絶縁膜(60)に熱を与えて前記絶縁膜(60)を硬化させることにより、接続された前記バンプ(50)と前記電極(23、41)との周囲を前記絶縁膜(60)により封止することを特徴とする圧力センサの製造方法。
  5. 前記絶縁膜(60)は、いったん熱を与えることによって軟化し、この軟化した状態で熱を与え続けることにより硬化するものであり、
    前記絶縁膜(60)に熱を与えて軟化させた状態で、前記バンプ(50)による前記絶縁膜(60)の突き破りおよび前記バンプ(50)と前記電極(23、41)との電気的な接続を行い、
    その後、前記絶縁膜(60)に熱を与え続け前記絶縁膜(60)を硬化させることにより、前記絶縁膜(60)による封止を行うことを特徴とする請求項4に記載の圧力センサの製造方法。
  6. 前記絶縁膜(60)としてフィルム状のものを用いることを特徴とする請求項4または5に記載の圧力センサの製造方法。
  7. 前記一方の部材は前記センサチップ(20)であり、前記他方の部材は前記基材(40)であることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1つに記載の圧力センサの製造方法。
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