JP4049129B2 - 圧力センサ装置 - Google Patents

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本発明は、ケースに圧力検出用のセンシング部を設けた圧力センサを、圧力媒体が封入された被検出体に取り付けた圧力センサ装置に関する。
この種の圧力センサ装置は、一般に、ケースおよびケースに設けられた圧力検出用のセンシング部を備える圧力センサを、圧力媒体が封入された被検出体を構成するケースに取り付け、圧力媒体の圧力をセンシング部に受圧させることにより圧力の検出を行うようにしたものである。
たとえば、自動車用の圧力センサとしては、被検出体としてのインテークマニホルドやガソリンタンクなどの圧力を検出するものがある。このような圧力センサは、インテークマニホルドやガソリンタンクを構成するケースに取り付けられる。なお、当該ケースとは、インテークマニホルドの場合、配管に相当するものである。
このような自動車用の圧力センサにおいては、たとえば、インテークマニホルドやガソリンタンクの製造元と圧力センサの製造元とが異なるなどの理由により、圧力センサは単体として封止され、その後、自動車メーカなどでネジなどにより被検出体に対して固定されていた。
図5は、従来の一般的な圧力センサ装置の概略断面構成を示す図である。圧力センサ800は、樹脂などからなるケース10を有し、このケース10にはターミナルなどの導体部材30がインサート成形されている。
また、当該ケース10には、センシング部としての圧力検出素子20が搭載され固定されている。この圧力検出素子20と導体部材30とは、たとえば、ボンディングワイヤ40を介して結線されるなどの方法により互いに電気的に接続されている。
そして、圧力センサ800においては、ケース10における圧力検出素子20を封止するように、蓋部900が接着などによりケース10に取り付けられている。この蓋部900には、圧力検出素子20に圧力を導入し受圧させるための圧力導入孔910が設けられている。
一方、被検出体200は、上述したように、たとえば、インテークマニホルドやガソリンタンクなどであり、被検出体200を構成するケース210の内部には、空気やガソリンなどの圧力媒体が封入されている。
そして、圧力センサ800は、蓋部900における圧力導入孔910の部分を、被検出体200のケース210に設けられた開口部220に挿入し、Oリング230などを介してシールすることにより、被検出体200に取り付けられている。
たとえば、蓋部900の取付部920において、当該取付部920と被検出体200のケース210とをネジ700などにより固定することにより、圧力センサ800の被検出体200への取り付けが行われる。
そして、被検出体200の圧力媒体の圧力は、圧力導入孔910から圧力センサ800へ導入され、導入された圧力は、圧力検出素子20に受圧される。圧力検出素子20は、受圧した圧力に応じたレベルの信号を発生し、その信号は、導体部材30から外部へと出力されるようになっている。
しかしながら、上記したような従来の圧力センサ装置においては、圧力センサ800を被検出体200に取り付けて装置を構成するにあたって、圧力センサ800には、ケース10以外にも、このケース10を封止する蓋部900、Oリング230などのシール部および固定用のネジ700などが必要となり、部品点数削減、コストダウン、小型化の支障となっていた。
本発明は上記問題に鑑み、ケースに圧力検出用のセンシング部を設けてなる圧力センサを、圧力媒体が封入された被検出体に取り付けた圧力センサ装置において、部品点数を削減して、小型化およびコストダウンに適した構成を実現することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ケース(10)およびケース(10)に設けられた圧力検出用のセンシング部(20)を備える圧力センサ(100)を、圧力媒体が封入された被検出体(200)に取り付けてなり、圧力媒体の圧力をセンシング部(20)に受圧させることにより圧力の検出を行うようにした圧力センサ装置において、被検出体(200)に開口部(220)を設け、センシング部(20)と開口部(220)とが対向するように、圧力センサ(100)のケース(10)と被検出体(200)とを対向して配置し、センシング部(20)および開口部(220)を取り囲むように、圧力センサ(100)のケース(10)と被検出体(200)との間をシールして接着するシール部(400)を形成し、さらに、圧力センサ(100)のケース(10)の表面に溝部(13)を設け、被検出体(200)の表面に溝部(13)に嵌合可能な突起部(211)を設け、溝部(13)と突起部(211)とが嵌合することによりシール部(400)を構成したことを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明では、ケース(10)およびケース(10)に設けられた圧力検出用のセンシング部(20)を備える圧力センサ(100)を、圧力媒体が封入された被検出体(200)に取り付けて、圧力媒体の圧力をセンシング部(20)に受圧させることにより圧力の検出を行うようにした圧力センサ装置において、被検出体(200)に開口部(220)を設け、センシング部(20)と開口部(220)とが対向するように、圧力センサ(100)のケース(10)と被検出体(200)とを対向して配置し、センシング部(20)および開口部(220)を取り囲むように、圧力センサ(100)のケース(10)と被検出体(200)との間をシールして接着するシール部(400)を形成し、被検出体(200)の表面に溝部(212)を設け、圧力センサ(100)のケース(10)の表面に溝部(212)に嵌合可能な突起部(15)を設け、溝部(212)と突起部(15)とが嵌合することによりシール部(400)を構成したことを特徴としている。
それによれば、圧力センサ(100)のケース(10)と被検出体(200)との間はシール部(400)を介して直接、接続されており、このシール部(400)の内周に位置するセンシング部(20)と開口部(220)とを、気密に連通させることができる。
そのため、被検出体(200)の開口部(220)からセンシング部(20)に対して適切に圧力媒体の圧力を導入することができるとともに、従来のように蓋部を介して圧力センサ(100)と被検出体(200)とを接続することが不要になる。
よって、本発明によれば、ケース(10)に圧力検出用のセンシング部(20)を設けてなる圧力センサ(100)を、圧力媒体が封入された被検出体(200)に取り付けてなる圧力センサ装置において、部品点数を削減して、小型化およびコストダウンに適した構成を実現することができる。
ここで、請求項に記載の発明おいては、圧力センサ(100)のケース(10)の表面には、溝部(13)が設けられ、被検出体(200)の表面には、溝部(13)に嵌合可能な突起部(211)が設けられており、溝部(13)と突起部(211)とが嵌合することによりシール部(400)が構成されているものにできる。
また、請求項に記載の発明のように、被検出体(200)の表面には、溝部(212)が設けられ、圧力センサ(100)のケース(10)の表面には、溝部(212)に嵌合可能な突起部(15)が設けられており、溝部(212)と突起部(15)とが嵌合することによりシール部(400)が構成されているものにできる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る圧力センサ装置300の概略断面構成を示す図である。
限定するものではないが、本圧力センサ装置300は、自動車のインテークマニホールド内の圧力を検出する吸気圧センサやガソリンタンク内の圧力を検出する燃料圧センサなどに適用することができる。
この圧力センサ装置300は、大きくは、ケース10およびケース10に設けられた圧力検出用のセンシング部20を備える圧力センサ100と、この圧力センサ100が取り付けられるとともに圧力媒体が封入された被検出体200とを備えて構成されたものである。
圧力センサ100のケース10は、たとえば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)やエポキシ樹脂等の樹脂材料を型成形してなるものである。このケース10の上面には、センシング部20を搭載するための開口した凹部11が形成されている。
ケース10には、導体部材としてのターミナル30がインサート成形により一体的に設けられている。このターミナル30は、たとえば銅などの導電材料よりなるもので、このターミナル30の一部は、上記凹部11の底面にて露出した状態となるように配置されている。
そして、このターミナル30の露出部分は金メッキが施されることにより、ボンディングパッドとして機能するように構成されている。
また、ターミナル30のうち上記ボンディングパッドとは反対側の端部が、ケース10の開口部12に突出しており、このターミナル30の突出部は、図示しない外部機器(外部の配線部材など)に接続が可能なコネクタとして構成されている。
ケース10の凹部11に搭載されたセンシング部20は、圧力検出用の圧力検出素子であるが、具体的には、圧力を検出してその検出値に応じたレベルの電気信号を発生するものである。本例では、センシング部20は、半導体よりなるセンサチップ21と、このセンサチップ21を保持するガラス台座22とにより、構成されている。
ここで、センサチップ21は、限定するものではないが、たとえば、ピエゾ抵抗効果を利用した周知構成のもので、図示しないけれども、その上面に圧力を受けて歪むダイアフラムおよび拡散抵抗などを備えた構成となっている。
このセンサチップ21は、上記したケース10の凹部11の底面にガラス台座22を介して、たとえばシリコーンゴム等の接着剤(図示せず)などによりダイボンディングされている。また、センサチップ21の各入出力端子(図示せず)は、ターミナル30の上記ボンディングパッドに対し金やアルミニウム等のボンディングワイヤ40を介して電気的に接続されている。
こうして、センシング部20は、ケース10の凹部11に搭載された状態で、導体部材としてのターミナル30と電気的に接続されている。
また、図1に示されるように、上記凹部11内には、電気絶縁材料製の保護部材50が、センシング部20、ボンディングワイヤ40、さらにはターミナル30とケース10との界面を埋めて封止するように充填されている。
この保護部材50は、封止する各部に過度の応力を与えないような適度の弾性率を持ち且つ耐薬品性を有する材料からなるものにできる。限定するものではないが、たとえば、保護部材50としては、フッ素系のゲル材料やフロロシリコーンゲル、あるいはフッ素系のゴム材料などを採用することができる。
この保護部材50により、センシング部20、ターミナル30、ボンディングワイヤ40、センサチップ21とボンディングワイヤ40との接続部、および、ターミナル30とボンディングワイヤ40との接続部が被覆され、薬品からの保護、電気的な絶縁性の確保、並びに防食などが図られている。
かかる圧力センサ100は、ターミナル30がインサート成形されたケース10を用意し、センシング部20をケース10へ接着剤などを介して搭載固定し、センサチップ21とターミナル30とをワイヤボンディングにより結線した後、保護部材50の凹部11内への充填を行い、熱硬化処理を行って保護部材50を硬化することにより、製造することができる。
一方、被検出体200は、上述したように、たとえば、インテークマニホルドの吸気管やガソリンタンクなどであり、被検出体200を構成するケース210の内部には、空気やガソリンなどの圧力媒体が封入されている。この被検出体200のケース210は、樹脂や金属などからなる。
この被検出体200のケース210には開口部220が設けられている。そして、圧力センサ100のセンシング部20と被検出体200の開口部220とが対向するように、圧力センサ100のケース10と被検出体200とが対向して配置されている。
そして、これらセンシング部20および開口部220の周囲において、センシング部20および開口部220を取り囲むように、シール部400が全周に形成されている。このシール部400は、圧力センサ100のケース10と被検出体200との間をシールして接着するものである。
本実施形態では、圧力センサ100のケース10の表面には、溝部13が設けられ、被検出体200のケース210の表面には、溝部13に嵌合可能な突起部211が設けられており、これら溝部13と突起部211とが嵌合することにより、シール部400が構成されている。
本例では、溝部13と突起部211とが嵌合し、さらに、樹脂や無機物などからなる接着剤14により、これら溝部13と突起部211と接着されシールされている。なお、シール部400としては、嵌合する溝部13と突起部211とを溶着させたものであってもよいし、Oリングを介在させたOリングかしめを行ったものであってもよい。
このように、本実施形態の圧力センサ装置300においては、圧力センサ100におけるセンシング部20が設けられているケース10と、被検出体200を構成するケース210とを一体化させた構成としている。
そして、圧力センサ装置300においては、センシング部20と開口部220とが気密に連通しており、被検出体200内の圧力媒体は、開口部220からセンシング部20へ、漏れなく印加されるようになっている。これにより、センシング部20によって吸気圧(負圧)を検出できるように構成される。
ところで、本実施形態によれば、ケース10およびケース10に設けられた圧力検出用のセンシング部20を備える圧力センサ100を、圧力媒体が封入された被検出体200に取り付けてなり、圧力媒体の圧力をセンシング部20に受圧させることにより圧力の検出を行うようにした圧力センサ装置において、センシング部20が設けられているケース10と、被検出体200を構成するケース210とを一体化させたことを特徴とする圧力センサ装置300が提供される。
それによれば、センシング部20が設けられている圧力センサ100のケース10と、被検出体200を構成するケース210とを、一体化させた構成を採用しているため、従来のように蓋部(上記図5参照)を介して圧力センサ100と被検出体200とを接続することが不要になる。
また、別の言い方をすれば、本実施形態によれば、ケース10およびケース10に設けられた圧力検出用のセンシング部20を備える圧力センサ100を、圧力媒体が封入された被検出体200に取り付けてなり、圧力媒体の圧力をセンシング部20に受圧させることにより圧力の検出を行うようにした圧力センサ装置において、被検出体200には開口部220が設けられており、センシング部20と開口部220とが対向するように、圧力センサ100のケース10と被検出体200とが対向して配置されており、センシング部20および開口部220を取り囲むように、圧力センサ100のケース10と被検出体200との間をシールして接着するシール部400が形成されていることを特徴とする圧力センサ装置300が提供される。
それによれば、圧力センサ100のケース10と被検出体200との間はシール部400を介して直接、接続されており、このシール部400の内周に位置するセンシング部20と開口部220とを、気密に連通させることができる。
そのため、被検出体200の開口部220からセンシング部20に対して適切に圧力媒体の圧力を導入することができるとともに、従来のように蓋部(上記図5参照)を介して圧力センサ100と被検出体200とを接続することが不要になる。
したがって、これらの特徴点を有する本実施形態の圧力センサ装置300によれば、ケース10に圧力検出用のセンシング部20を設けてなる圧力センサ100を、圧力媒体が封入された被検出体200に取り付けてなる圧力センサ装置において、部品点数を削減して、小型化およびコストダウンに適した構成を実現することができる。
(第2実施形態)
図2は、本発明の第2実施形態に係る圧力センサ装置310の概略断面構成を示す図である。本実施形態は、上記実施形態と比べてシール部400を変形したところが相違するものである。この相違点を中心に述べる。
上記第1実施形態では、シール部400は、圧力センサ100のケース10の表面に溝部13を設け、被検出体200のケース210の表面に突起部211を設け、これら溝部13と突起部211とを嵌合させることにより、構成されていた。
それに対して、本実施形態の圧力センサ装置310では、図2に示されるように、被検出体200の表面には、溝部212が設けられ、圧力センサ100のケース10の表面には、溝部212に嵌合可能な突起部15が設けられており、溝部212と突起部15とが嵌合することによりシール部400が構成されている。
そして、本実施形態によっても、センシング部20が設けられている圧力センサ100のケース10と、被検出体200を構成するケース210とを、一体化させた構成を実現できている。また、圧力センサ100のケース10と被検出体200との間がシール部400を介して直接、接続された構成を実現できている。
そのため、本実施形態によっても、従来のように蓋部(上記図5参照)を介して圧力センサ100と被検出体200とを接続することが不要になり、圧力センサ装置310において、部品点数を削減して、小型化およびコストダウンに適した構成を実現することができる。
(第3実施形態)
図3は、本発明の第3実施形態に係る圧力センサ装置320の概略断面構成を示す図である。なお、図3では、圧力センサ100はセンシング部20近傍部を示し、その周囲部は省略してある。
本実施形態も、上記実施形態と比べてシール部400を変形したところが相違するものである。この相違点を中心に述べる。
上記実施形態では、圧力センサ100のケース10および被検出体200のどちらか一方に溝部、他方に突起部を設け、これら溝部と突起部とを嵌合させることによりシール部400を構成していた。
それに対して、本実施形態では、図3に示されるように、圧力センサ100のケース10に段差16を設け、圧力センサにおける段差16の内周側の部位が、被検出体200の開口部220に嵌合することによりシール部400が構成される。ここでは、嵌合部には接着剤14が設けられることによりシールがなされている。
この場合、圧力センサ100のケース10に設けられた段差16により、圧力センサ100を被検出体200の開口部220に嵌合させるときの位置決めが容易になるという利点がある。
そして、本実施形態によっても、センシング部20が設けられている圧力センサ100のケース10と、被検出体200を構成するケース210とを、一体化させた構成を実現できている。また、圧力センサ100のケース10と被検出体200との間がシール部400を介して直接、接続された構成を実現できている。
そのため、本実施形態によっても、従来のように蓋部(上記図5参照)を介して圧力センサ100と被検出体200とを接続することが不要になり、圧力センサ装置320において、部品点数を削減して、小型化およびコストダウンに適した構成を実現することができる。
(第4実施形態)
図4は、本発明の第4実施形態に係る圧力センサ装置330の概略断面構成を示す図である。なお、図4では、圧力センサ100はセンシング部20近傍部を示し、その周囲部は省略してある。
上記各実施形態(図1〜図3参照)では、センシング部20と開口部220とが対向するように、圧力センサ100のケース10と被検出体200とを対向配置し、センシング部20および開口部220を取り囲むように、圧力センサ100のケース10と被検出体200との間をシールして接着するシール部400を形成することにより、圧力センサ100のケース10と被検出体200を構成するケース210とを一体化させた構成を実現していた。
それに対して、本実施形態では、図4に示されるように、圧力センサ100のケース10と被検出体200を構成するケース210とを一体成形して単一のものとすることにより、圧力センサ100のケース10と被検出体200を構成するケース210とを一体化させた構成を実現している。
そのため、本実施形態によっても、従来のように蓋部(上記図5参照)を介して圧力センサ100と被検出体200とを接続することが不要になり、圧力センサ装置330において、部品点数を削減して、小型化およびコストダウンに適した構成を実現することができる。
(他の実施形態)
なお、被検出体200が分割した部分の嵌め合わせにて形成されている場合、被検出体200に圧力センサ100のケースを兼ねさせてもよい。この場合、センシング部20が被検出体200の内部に設けられて被検出体200と一体化しているものにできる。
このように、分割した部分を組み合わせてなる被検出体200において、たとえば被検出体200の一部にターミナル部30をインサートなどにより一体成形した後、被検出体200の一部にセンシング部20を実装し、被検出体200のはめあわせを行う。
それにより、圧力センサのケースを削減することが可能となり、より部品点数の削減をした圧力センサ装置が可能となる。
なお、上記各実施形態では、圧力センサ装置として検出用のセンシング部は、圧力検出用の素子のみであったが、たとえば圧力センサのケース内にてセンシング部と並列に他の検出素子(たとえば温度検出用の素子)を配置したものでもよい。
また、図示しないが、コネクタを廃止し、他の部品(例えば温度検出器)と同一構造体としてもよい。これにより、装置のさらなる機能統合および小型化を図ることが可能である。
また、圧力センサ100のケース10としては、その材質は樹脂に限定されるものではなく、好ましくは、導体部材としてのターミナル30がインサート成形されるものであれば、かまわない。
また、導体部材としては上記したターミナル30に限定されるものではない。つまり、導体部材は、ケース10にインサート成形されるとともにセンシング部20の周囲に設けられ、センシング部20と電気的に接続されたものであればよい。
また、圧力検出用のセンシング部20としては半導体ダイアフラム式のものに限定されるものではなく、たとえば、センシング部20が容量式のもの、圧電素子を用いたものなどにも、適用可能である。
また、上述したようなセンシング部20などを封止して保護する保護部材50は、無いものであってもよい。
また、ターミナル30とセンシング部20との電気的な接続は、上記したボンディングワイヤ40によるもの以外にも、たとえばはんだや導電性接着剤などを用いて両者を電気的に接続する方法を採用してもよい。
また、本発明の圧力センサ装置は、上記した自動車の吸気圧センサや燃料圧センサ以外にも適用可能であることはもちろんである。
本発明の第1実施形態に係る圧力センサ装置の概略断面図である。 本発明の第2実施形態に係る圧力センサ装置の概略断面図である。 本発明の第3実施形態に係る圧力センサ装置の概略断面図である。 本発明の第4実施形態に係る圧力センサ装置の概略断面図である。 従来の一般的な圧力センサ装置の概略断面図である。
符号の説明
10…圧力センサのケース、13…圧力センサのケースの溝部、
15…圧力センサのケースの突起部、20…センシング部、
100…圧力センサ、200…被検出体、210…被検出体のケース、
211…被検出体の突起部、212…被検出体の溝部、
220…被検出体の開口部、400…シール部。

Claims (2)

  1. ケース(10)および前記ケース(10)に設けられた圧力検出用のセンシング部(20)を備える圧力センサ(100)を、圧力媒体が封入された被検出体(200)に取り付けて、前記圧力媒体の圧力を前記センシング部(20)に受圧させることにより圧力の検出を行うようにした圧力センサ装置において、
    前記被検出体(200)には開口部(220)が設けられており、
    前記センシング部(20)と前記開口部(220)とが対向するように、前記圧力センサ(100)の前記ケース(10)と前記被検出体(200)とが対向して配置されており、
    前記センシング部(20)および前記開口部(220)を取り囲むように、前記圧力センサ(100)の前記ケース(10)と前記被検出体(200)との間をシールして接着するシール部(400)が形成されており、
    前記圧力センサ(100)の前記ケース(10)の表面には、溝部(13)が設けられ、
    前記被検出体(200)の表面には、前記溝部(13)に嵌合可能な突起部(211)が設けられており、
    前記溝部(13)と前記突起部(211)とが嵌合することにより前記シール部(400)が構成されていることを特徴とする圧力センサ装置。
  2. ケース(10)および前記ケース(10)に設けられた圧力検出用のセンシング部(20)を備える圧力センサ(100)を、圧力媒体が封入された被検出体(200)に取り付けて、前記圧力媒体の圧力を前記センシング部(20)に受圧させることにより圧力の検出を行うようにした圧力センサ装置において、
    前記被検出体(200)には開口部(220)が設けられており、
    前記センシング部(20)と前記開口部(220)とが対向するように、前記圧力センサ(100)の前記ケース(10)と前記被検出体(200)とが対向して配置されており、
    前記センシング部(20)および前記開口部(220)を取り囲むように、前記圧力センサ(100)の前記ケース(10)と前記被検出体(200)との間をシールして接着するシール部(400)が形成されており、
    前記被検出体(200)の表面には、溝部(212)が設けられ、
    前記圧力センサ(100)の前記ケース(10)の表面には、前記溝部(212)に嵌合可能な突起部(15)が設けられており、
    前記溝部(212)と前記突起部(15)とが嵌合することにより前記シール部(400)が構成されていることを特徴とする圧力センサ装置。
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