JPH0542333Y2 - - Google Patents

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JPH0542333Y2
JPH0542333Y2 JP3797587U JP3797587U JPH0542333Y2 JP H0542333 Y2 JPH0542333 Y2 JP H0542333Y2 JP 3797587 U JP3797587 U JP 3797587U JP 3797587 U JP3797587 U JP 3797587U JP H0542333 Y2 JPH0542333 Y2 JP H0542333Y2
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electrode
hole
measuring tube
protrusion
bowl
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、電磁流量計検出器に係り、特にその
測定管および電極に関する。
(従来の技術) 測定管全体が絶縁体であるいわゆるライニング
レス電磁流量計検出器、ことに測定管がセラミツ
クス製のものの場合、従来のものは、第3図に示
すように、測定管21に金属製の電極22をパツ
キング23によつて気密構造として測定管の内側
から挿入し、スペーサ24、ばね25、ナツト2
6によつて固定保持する構造であつた。
しかしながら、この構造では、部品点数が多
く、取付作業が煩雑であるうえ、測定管の内側か
ら取付けるようになつているため、小口径の測定
管の場合取付けが非常に難しくなる。また、測定
管内面に電極が突出しているため、電極付近の流
れが乱れ、測定精度への悪影響が生じる。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のように、従来のセラミツクス製測定管の
電極取付構造においては、部品点数が多く取着作
業が煩雑であるうえ、測定管が小口径の場合取付
けが非常に難しくなるとともに、測定管内面に電
極が突出しているため、電極付近の流れが乱れ、
測定精度への悪影響が生じる等の問題があつた。
そこで本考案は、上記諸問題点を解消できるセラ
ミツクス製測定管および電極を具備した電磁流量
計検出器を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の電磁流量計検出器は、絶縁性セラミツ
クスから成る測定管の電極取付用貫通穴の管外壁
における開口端に前記貫通穴と等しい内径を有す
る短円筒状の突起を貫通穴と同心に形成し、この
測定管を焼成した後、導電性セラミツクスから成
り丸棒状の本体部を有しその一端の端末に前記突
起に外嵌する内径を有する椀形の頭部が形成され
た電極を、未焼成の状態でその本体部を前記貫通
穴に内嵌し椀形の頭部を測定管の突起に外嵌させ
て組付け、この状態で焼成を行なうことにより電
極が収縮し、その椀形の頭部が突起に密着し電極
が測定管に気密固定されるとともに、前記本体部
の先端が測定管内壁面にほぼ一致するように構成
される。
(作用) 本考案の電磁流量計検出器においては、導電性
セラミツクスから成る電極がその椀形の頭部を測
定管の電極取付用貫通穴の管外壁開口に形成され
た突起に外嵌して組付けられ、焼成時の椀形の頭
部の収縮によつて気密に固定された構造になつて
いることから、部品点数が電極のみの1点で取付
作業が簡単であり、且つ測定管の外側から取付け
できるので、口径の小さい測定管への取付も容易
となる。また、電極が測定管内面に突出しない構
造となるため、電極付近で流れが乱れることが無
く、測定精度を向上することができる。
(実施例) 以下、図面に示した実施例に基いて本考案を詳
述に説明する。第1図に本考案一実施例の電磁流
量計検出器の測定管の電極部を示し、第2図にそ
の分解図を示す。絶縁性セラミツクスから成る測
定管1には、電極取付用貫通穴2が設けられ、貫
通穴2の管外壁における開口端の周囲は、穴軸に
垂直な平面3に形成され、貫通穴2と等しい内径
を有する短円筒状の突起4が貫通穴2と同心に形
成されている。
電極5は導電性セラミツクスから成り、丸棒状
の本体部5aの一端の端末に前記突起4に外嵌す
る内径を有する椀形の頭部5bが形成された形状
をしている。そして、未焼成の状態での本体部5
aの長さは、椀形の頭部5bを測定管1の突起4
に外嵌して組付け焼成を行なつた後、収縮した本
体部5aの先端が測定管内壁面にほぼ一致するよ
うに収縮量を見込んで決められている。
測定管1を焼成した後、未焼成の電極5の本体
部5aを前記貫通穴2に内嵌し、椀形の頭部5b
を測定管1の突起4に外嵌させて電極5を測定管
1に組付ける。この状態で電極5の組付けられた
測定管1を焼成する。焼成によつて電極5が収縮
し、その椀形の頭部5bが突起4に密着し、電極
5が測定管1に気密固定されるとともに、前記本
体部5aの先端が測定管内壁面にほぼ一致する。
上記のように構成された電極5および測定管1
を具備した電磁流量計検出器は、導電性セラミツ
クスから成る電極5がその椀形の頭部5bを測定
管1の電極取付用貫通穴2の管外壁開口に形成さ
れた突起4に外嵌して組付けられ、焼成時の椀形
の頭部5bの収縮によつて気密に固定された構造
になつているため、部品点数が電極のみの1点で
取付作業が簡単であり、且つ測定管の外側から取
付けできるので、口径の小さい測定管への取付も
容易となる。また、電極5が測定管内面に突出し
ない構造となるため、電極付近で流れが乱れるこ
とが無く、測定精度を向上することができる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、電磁流量
計検出器において、絶縁性セラミツクスから成る
測定管の電極取付用貫通穴の管外壁における開口
端に前記貫通穴と等しい内径を有する短円筒状の
突起を貫通穴と同心に形成し、この測定管を焼成
した後、導電性セラミツクスから成り丸棒状の本
体部を有しその一端末に前記突起に外嵌する内径
を有する椀形の頭部が形成された電極を、未焼成
の状態でその本体部を前記貫通穴に内嵌させ前記
椀形の頭部を前記突起に外嵌させて組付け、この
状態で焼成することにより、収縮によつて前記椀
形の頭部が前記突起に気密固定されるとともに前
記本体部の先端が測定管内壁面にほぼ一致する構
造を実現したので、部品点数が電極のみの1点で
取付作業が簡単であり、且つ測定管の外側から取
付けできるので、口径の小さい測定管への取付も
容易となる。また、電極が測定管内面に突出しな
い構造となるため、電極付近で流れが乱れること
が無く、測定精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の電磁流量計検出器の
測定管および電極を示す断面図、第2図は第1図
の測定管および電極を分解して示す断面図、第3
図はセラミツクス製測定管を有する従来の電磁流
量計検出器の電極の取付構造を示す断面図であ
る。 1……測定管、2……電極取付用貫通穴、4…
…突起、5……電極、5a……本体部、5b……
椀形の頭部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電極取付用貫通穴の管外壁における開口端に前
    記貫通穴と等しい内径を有する短円筒状の突起が
    貫通穴と同心に形成された焼成済の絶縁性セラミ
    ツクスから成る測定管と、前記電極取付用貫通穴
    に丸棒状の本体部がその一方の端面を前記測定管
    の内壁面にほぼ一致させて内嵌され前記本体部の
    他方端に同心に形成され前記突起に外嵌する内径
    を有する椀形の頭部を前記突起に外嵌し焼成時の
    収縮により前記椀形の頭部が前記突起に気密固定
    された導電性セラミツクスから成る電極とを具備
    したことを特徴とする電磁流量計検出器。
JP3797587U 1987-03-17 1987-03-17 Expired - Lifetime JPH0542333Y2 (ja)

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JP3797587U JPH0542333Y2 (ja) 1987-03-17 1987-03-17

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JPS63146718U JPS63146718U (ja) 1988-09-28
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