JPH026357Y2 - - Google Patents

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JPH026357Y2
JPH026357Y2 JP16773982U JP16773982U JPH026357Y2 JP H026357 Y2 JPH026357 Y2 JP H026357Y2 JP 16773982 U JP16773982 U JP 16773982U JP 16773982 U JP16773982 U JP 16773982U JP H026357 Y2 JPH026357 Y2 JP H026357Y2
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electrode
central space
elastic socket
outer annular
annular space
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JP16773982U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、測定電極と比較電極、および、温度
補償電極の3本の電極を一体的に構成するととと
もに、測定電極を交換できるように着脱自在なチ
ツプ方式に構成してある所謂3本複合型イオン選
択性電極に関する。
この種の複合型イオン選択性電極としては、本
願出願人が既に提案しているもの(例えば特公昭
55−16262号公報参照)があるが、3本の電極を
一体的に組合わせるがために構造が相当複雑なも
のとならざるを得ず、また、測定電極を着脱交換
可能なチツプ方式を採用するが故に、その着脱
(特に装着)が容易かつ確実に行なえるようにす
るべく非常に高度な製作精度が要求される、とい
つた難点があり、なお改良の余地が残されてい
た。
本考案は、かかる実情に鑑みてなされたもので
あつて、その目的は、かかる3本複合型イオン選
択性電極の大幅な構造簡略化を図るとともに、そ
れ程高い精度で製作しなくても測定電極チツプの
着脱(特に装着)を容易かつ確実に行ない得るよ
うにせんとすることにある。
先ず、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
1は、内部に、下端を閉塞され、かつ、セラミ
ツク等のガラス封着可能な液絡部2を介して外部
液に連通する外側環状空間1Aと、その内側の中
央空間1Bとを有するガラス製二重筒状管であつ
て、その上端部には電極リード線導出用キヤツプ
3が密封状に套嵌されており、また、その中央空
間1Bの下端部内方には合成樹脂製の雌ねじ部材
4が固定的に設けられている。
前記外側環状空間1A内には、比較電極内極5
と比較電極用内部液(たとえば飽和塩化カリウム
溶液)とが封入されており、また、この空間1A
の上部には内部液補充口6およびそれ用のゴム栓
7が設けられている。
前記中央空間1Bの上下中間部にはゴム等の収
縮膨張可能な弾性体8Aとその内部に固定された
金属製接触部材8Bとから成る弾性ソケツト8が
圧入されている。この弾性ソケツト8の下端開口
の周囲には若干の外拡がりテーパ面8Cが形成さ
れている。
前記中央空間1B内の前記弾性ソケツト8より
も上方部分には、温度補償電極9が封入されてい
るとともに、絶縁性の合成樹脂15を充填して弾
性ソケツト8及び温度補償電極9を固定させてあ
る。
10は測定電極チツプであつて、上端に金属製
差込み部材11Aを有し、かつ、下端に応答膜1
1Bを有する合成樹脂製管11内に測定電極用内
部液(例えば飽和塩化カリウム溶液)と測定電極
内極12とを封入して構成されている。この測定
電極チツプ10は、前記二重筒状管1の中央空間
1B下端開口部からの前記雌ねじ部材4に対する
捻じ込みによつて、その上端の差込み部材11A
が前記弾性ソケツト8の接触部材8Bに嵌合する
状態に、着脱交換自在に装着されている。
図中、13はシール用Oリングであり、14…
は電極リード線である。
以上要するに、本考案による複合型イオン選択
性電極は、上端に電極リード線導出用キヤツプが
套嵌され、かつ、内部には下端閉塞の外側環状空
間と下端開放の中央空間とを有し、外側部には前
記外側環状空間を外部液に連通させる液絡部を備
えた二重筒状管と、前記外側環状空間内に封入さ
れた比較電極内極および比較電極用内部液と、前
記中央空間の上下中間部に圧入された弾性を有す
るソケツトと、前記中央空間の下端開口部から挿
入され、かつ、前記弾性ソケツトに着脱自在に連
結された測定電極チツプと、前記中央空間内の前
記弾性ソケツトよりも上方に封入された温度補償
電極および前記弾性ソケツトとそれぞれ接続され
たリード線を固定する合成樹脂とから構成されて
いる。
上記特徴構成によれば、3本複合型で、かつ、
測定電極が交換可能なチツプ方式の便利なもので
ありながら、通常の単なる2本複合型のもの、あ
るいは3本複合ガラス電極と殆ど同様の径で設計
可能でありシンプルかつコンパクトな構造のもの
に構成できるとともに、測定電極チツプに対する
ソケツトを弾性を有するように構成したことによ
つて、多少の芯ずれがあつたとしてもそのずれが
ソケツトの弾性によつて吸収されるので、測定電
極を容易かつ確実に装着することができ、従つて
従来の3本複合型のものほど高度な製作精度が要
求されることが無く、上記両効果が相俟つて製造
コストの大幅な低減が達成されるに至つたのであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案による複合型イオン選択性電極の一
実施例を示す一部断面側面図である。 1……二重筒状管、1A……外側環状空間、1
B……中央空間、2……液絡部、3……キヤツ
プ、5……比較電極内極、8……弾性ソケツト、
9……温度補償電極、10……測定電極チツプ、
14……リード線、15……合成樹脂。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端に電極リード線導出用キヤツプが套嵌さ
    れ、かつ、内部には下端閉塞の外側環状空間と下
    端開放の中央空間とを有し、外側部には前記外側
    環状空間を外部液に連通させる液絡部を備えた二
    重筒状管と、前記外側環状空間内に封入された比
    較電極内極および比較電極用内部液と、前記中央
    空間の上下中間部に圧入された弾性を有するソケ
    ツトと、前記中央空間の下端開口部から挿入さ
    れ、かつ、前記弾性ソケツトに着脱自在に連結さ
    れた測定電極チツプと、前記中央空間内の前記弾
    性ソケツトよりも上方に封入された温度補償電極
    および前記弾性ソケツトとそれぞれ接続されたリ
    ード線を固定する合成樹脂とから構成した複合型
    イオン選択性電極。
JP16773982U 1982-11-04 1982-11-04 複合型イオン選択性電極 Granted JPS5971165U (ja)

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JPS5971165U JPS5971165U (ja) 1984-05-15
JPH026357Y2 true JPH026357Y2 (ja) 1990-02-15

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