JPS5841485Y2 - 酸素電極 - Google Patents

酸素電極

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Publication number
JPS5841485Y2
JPS5841485Y2 JP1978116157U JP11615778U JPS5841485Y2 JP S5841485 Y2 JPS5841485 Y2 JP S5841485Y2 JP 1978116157 U JP1978116157 U JP 1978116157U JP 11615778 U JP11615778 U JP 11615778U JP S5841485 Y2 JPS5841485 Y2 JP S5841485Y2
Authority
JP
Japan
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support tube
electrode support
diaphragm
retaining ring
small diameter
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Expired
Application number
JP1978116157U
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English (en)
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JPS5532485U (ja
Inventor
悦雄 降矢
亮一 本橋
Original Assignee
東亜電波工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水中や溶液中の溶存酸素量の測定に使用する
隔膜式酸素電極の改良に関する。
隔膜式酸素電極は、電極支持管1内に、酸素含有量によ
って電解電流の変化する電解液2を入れ、電極支持管1
の一端の開口3において酸素のみを透過する隔膜4を介
して電解液2と外部の被検液中の酸素溶存量を平衡せし
め、電解液2の電解電流を検出極5で検出し測定するも
のである。
従来のこの種電極は、隔膜4の周縁をガラスあるいは耐
食性プラスチックで作られた電極支持管1の端面に接せ
しめるか第2図に示すように、電極支持管1の一端の開
口3を覆う隔膜4を、電極支持管1の開口3から一部を
小径部1aとしたその外周に延長して大径部1bとの境
を形成する円環状段部1Cに、周縁4aを接せしめ、そ
の上がらOリング等の環状シール材6を当て、更に保持
リング7で押え、保持リング7を、電極支持管1の大径
部1bと螺合した袋ナツト8で固定している。
そして開口3を覆う隔膜4の部分は袋ナツト8の保持リ
ング7支持側の中心孔の内側に位置していた。
隔膜4の周縁4は、この円環状段部1Cと環状シール材
6とによって面で、電解液2と被検液相互間の遮断を行
なっているが、完全に遮断することは難かしく、漏洩、
滲出を生じて電極の寿命を短かくするだけでなく、測定
誤差、故障を生ずる原因となっていた。
また隔膜4の被検液と接する部分が袋ナツト8の内側に
位置しているので、その部分に気泡が滞溜し隔膜4の被
検液との接触を妨げ、被検液と電解液2との溶存酸素が
平衡状態に達するのに時間を要したり、測定が不安定に
なるなどの支障があった。
本考案は上記した問題をなくした酸素電極を供すること
を目的としたもので、その要領は、隔膜4の周縁4aを
、断面コ字状の円環溝を有する保持1ング7の一端面と
Oリングとで挾持することにより、周縁4aを、円環溝
の両人口角によって面ではなく線でOリングに圧するこ
とにより接触圧を高くして漏洩を防止できるようにし、
また隔膜4の被検液と接する面を保持リングや袋ナツト
と同一面にするかこれらより突出せしめ、隔膜4の面に
気泡の滞溜を生ぜしめないようにしたものである。
第1図は本考案の一実施例を示したものである。
01Jング9を電極支持管1に形成した円環状段部1C
に接せしめ、保持リング7の一端面に断面コ字状の環状
溝7aを形成し、環状溝7aを有する保持リング7の一
端面とOリング9との間に隔膜4の周縁4aを挿入して
、周縁4aを保持リング7でOリング9に圧着し、保持
リング7の外周に他端面に向って傾斜した円錐面を形成
し、この円錐面と嵌合し電極支持管1の大径部1aと螺
合する袋ナツト8で保持リング7を電極支持管1に固定
し保持リング7の他端面及び袋ナツト8の端面より隔膜
4の開口3を覆う部分を外部に突出するように形成した
ものである。
第1図の袋ナツト8の代りに第2図の形状の袋ナツト8
を用い、保持リング7を図の場合より短かくして、開口
3を覆う隔膜4の部分を保持リング7及び袋ナツト8と
同一面とするが、これらより突出させることもで゛きる
なお袋ナツト8は電極支持管1に対して回転させなけれ
ばならないので、回転を必要としない保持リング7を介
して隔膜4の周縁4aを押え、回転によるねじ切れやす
り切れが周縁4aに起らないように保持リング7を用い
ているものである。
以上本案によれば、内部の電解液と外部の被検液間に漏
洩、滲出を生ずることなく、また隔膜外面に気泡の滞溜
を防止できる酸素電極かえられ、電極寿命の向上、測定
精度の向上に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による酸素電極の一実施例の縦断面図、
第2図は従来の酸素電極の一例の縦断面図である。 1・・・・・・電極支持管、1a・・・・・・小径部、
1b・・・・・・大径部、1C・・・・・・円環状段部
、2・・・・・・電解液、3・・・・・・開口、4・・
・・・・隔膜、4a・・・・・・周縁、5・・・・・・
検出極、6・・・・・・環状シール材、7・・・・・・
保持リング、7a・・・・・・断面コ字状の環状溝、8
・・・・・・袋ナツト、9・・・・・・Oリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端の開口から一部小径部とし小径部と大径部との境に
    円環状段部が形成されている電極支持管の小径部に嵌入
    したO’Jングを円環状段部に接せしめ、電極支持管の
    開口を覆い小径部の周に延長せしめた隔膜の周縁を、隔
    膜を介して電極支持管の小径部外周に嵌合した保持リン
    グの断面コ字状の環状溝を有する一端面で前記01Jン
    グに圧着し、電極支持管の大径部外周と螺合した袋ナツ
    トで保持リングを電極支持管に固定し、電極支持管の開
    口を覆う隔膜部分を保持リング及び袋ナツトより突出す
    るようにするか同一面に位置せしめた酸素電極。
JP1978116157U 1978-08-24 1978-08-24 酸素電極 Expired JPS5841485Y2 (ja)

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JPS5532485U JPS5532485U (ja) 1980-03-01
JPS5841485Y2 true JPS5841485Y2 (ja) 1983-09-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4858894A (ja) * 1971-11-22 1973-08-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4858894A (ja) * 1971-11-22 1973-08-17

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JPS5532485U (ja) 1980-03-01

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