JP2006168581A - 電子ブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ブレーキ操作量が少ない操作開始直後の領域において、ブレーキ操作量に応じた制動力を容易に得ることができると共に、制動フィーリングを向上することができる電子ブレーキ装置を提供する。
【解決手段】 ドライバーのブレーキ要求に応じた信号に基づき、コントローラ20を介してブレーキキャリパ4を作動させる電子ブレーキ装置において、ブレーキ要求量を検出する第1圧力センサ28A、第2圧力センサ28Bを設け、各第1圧力センサ28A、第2圧力センサ28Bの検出分解能と検出レンジとがそれぞれ異なることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電子ブレーキ装置に関するものである。
従来から、ドライバーのブレーキ操作量を電気的に検出し、この検出結果に基づいて制動を行う電子ブレーキ装置が知られている。この種の電子ブレーキ装置では、ブレーキ操作量をブレーキペダルセンサによって検出し、この検出結果を基に電動アクチュエータで液圧モジュレータを作動させてブレーキキャリパに液圧を作用させることで車輪の制動力を得るものがある(例えば、特許文献1参照)。
特表2001−509753号公報
ところで、上記電子ブレーキ装置では、ドライバーのブレーキ操作量を電気的に広いレンジで検出する必要があると共に、ブレーキ操作の微妙な変化にも対応できる分解能が必要となるが、例えば、過大な入力に対してはダイナミックレンジの広さが要求されるし、例えば、凍結路面やマンホールの蓋などの低いμ路面では微妙なブレーキ操作に対応した分解能の高さが要求されるのである。しかしながら、このような広いダイナミックレンジと高い分解能とを兼ね備えた液圧センサを用いると、必然的にコストアップとなる課題がある。
そこで、この発明は、ブレーキ操作量が少ない操作開始直後の領域において、ブレーキ操作量に応じた制動力を容易に得ることができると共に、制動フィーリングをさらに向上することができる電子ブレーキ装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、ドライバーのブレーキ要求に応じて生成した電子信号に基づき、制御装置(例えば、実施の形態におけるコントローラ20)を介して車輪の制動手段(例えば、実施の形態におけるブレーキキャリパ4)を作動させる電子ブレーキ装置において、ブレーキ要求量を検出する複数のセンサ(例えば、実施の形態における第1圧力センサ28A,29A、第2圧力センサ28B,29B)を設け、各センサの検出分解能と検出レンジとがそれぞれ異なることを特徴とする。
このように構成することで、ドライバーのブレーキ要求に応じたダイナミックレンジの広い信号を検出でき、且つ、ブレーキ操作開始直後でも高精度に検出することができる。
請求項2に記載した発明は、前記ブレーキ要求量はブレーキ操作手段(例えば、実施の形態におけるブレーキ操作部2)に連動して作動液の液圧を発生するマスターシリンダ(例えば、実施の形態におけるマスターシリンダ3)の液圧であって、前記センサは前記マスターシリンダの液圧を検出する入力側液圧センサ(例えば、実施の形態における第1圧力センサ28A、第2圧力センサ28B)であることを特徴とする。
このように構成することで、広いダイナミックレンジのマスターシリンダの液圧を検出でき、且つ、ブレーキ操作開始直後でも高精度に検出することができる。
請求項3に記載した発明は、前記制動手段の液圧を検出する複数の出力側液圧センサ(例えば、実施の形態における第1圧力センサ29A、第2圧力センサ29B)を設け、これら複数の出力側液圧センサの検出分解能と検出レンジとがそれぞれ異なることを特徴とする。
このように構成することで、制動手段の液圧を広いダイナミックレンジで検出でき、且つ、ブレーキ操作開始直後でも高精度に検出することが可能となる。
請求項4に記載した発明は、前記入力側液圧センサ又は出力側液圧センサは少なくともそれぞれの検出レンジの一部がオーバラップしていることを特徴とする。
このように構成することで、複数の液圧センサの検出レンジを継ぎ目なしに連続して設定することができる。
請求項5に記載した発明は、前記入力側液圧センサ、出力側液圧センサは、少なくとも低圧用液圧センサ(例えば、実施の形態における第1圧力センサ28A、第1圧力センサ29A)と高圧用液圧センサ(例えば、実施の形態における第2圧力センサ28B、第2圧力センサ29B)とを含み、所定の液圧以下の場合には低圧用液圧センサの検出値を用い、所定の液圧以上の場合には高圧用液圧センサの検出値を用いることを特徴とする。
このように構成することで、低液圧領域で検出分解能の高い低圧用液圧センサを用い、一方、高液圧領域で検出レンジの広い高圧用液圧センサを用いることで、検出レンジの全域に渡って最適な液圧センサを用いることができるため、各液圧センサによって液圧を広いダイナミックレンジで検出でき、且つ、高精度に検出することができる。
請求項6に記載した発明は、前記センサの検出結果に基づいて前記センサの故障判定を行うことを特徴とする。
このように構成することで、前記センサのうちいずれかが故障している場合には、これを判定することができる。
請求項1に記載した発明によれば、乗員のブレーキ要求に応じた広いダイナミックレンジの信号を高精度に検出することができるため、制動フィーリングの向上をさらに図ることができる効果がある。
請求項2に記載した発明によれば、請求項1の効果に加え、広いダイナミックレンジのマスターシリンダの出力液圧を高精度に検出することができるため、更なる制動フィーリングの向上を図ることができる。
請求項3に記載した発明によれば、請求項1の効果に加え、制動手段の液圧を広いダイナミックレンジで、且つ、高精度に検出することが可能となるため、前記マスターシリンダの液圧に対応するように制御される制動手段の液圧を、前記液圧センサの検出結果に基づいて高精度に制御することができる効果がある。
請求項4に記載した発明によれば、請求項2の効果に加え、複数の液圧センサの検出レンジを継ぎ目なしに連続して設定することができるため、前記制動手段の液圧をスムーズに変化させることができ、したがって、ドライバーのブレーキ操作に対応した適正な制動力を得ることができる効果がある。
請求項5に記載した発明によれば、請求項2の効果に加え、低液圧領域で検出分解能の高い低圧用液圧センサを用い、一方、高液圧領域で検出レンジの広い高圧用液圧センサを用いることで、検出レンジの全域に渡って適切な液圧センサを用いることができるため、各液圧センサによって液圧を高精度に検出することができ、したがって、制動フィーリングの向上を図ることが可能となる効果がある。
請求項6に記載した発明によれば、請求項1の効果に加え、前記センサのうちいずれかが故障している場合には、これを判定することができるため、前記センサの信頼性を向上させることができる。
図1はこの発明の1実施形態の自動二輪車の電子ブレーキ装置の液圧回路図を示している。同図に示すようにこの実施形態の電子ブレーキ装置は、相互に独立した前輪側のブレーキ回路1aと後輪側のブレーキ回路1bとが制御装置であるコントローラ(ECU)20により連係されたものである。
ブレーキ操作は、前輪側のブレーキ回路1aではブレーキ操作部(ブレーキ操作手段)2であるブレーキレバーにより、後輪側のブレーキ回路1bではブレーキ操作部2であるブレーキペダルにより各々行われるが、それ以外の構成は前輪側のブレーキ回路1aも後輪側のブレーキ回路1bもほぼ同様であるので、前輪側のブレーキ回路1aについてのみ詳述し、後輪側のブレーキ回路1bについては、前輪側のブレーキ回路1aと同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略する。
この電子ブレーキ装置では前後輪ともバイワイヤ式のブレーキシステムが採用されており、ブレーキレバー等のブレーキ操作部の操作量(この実施形態では液圧)を電気的に検出し、その検出値に基いて液圧モジュレータで作り出した液圧によって制動力を発生させている。
また、この電子ブレーキ装置では前後輪の一方側をブレーキ操作することにより前後の車輪制動手段が連動して制動動作するブレーキシステム(CBS;COMBINED BRAKE SYSTEM,以下、「CBS」という。)を採用している。
さらに、この電子ブレーキ装置では不適切な制動操作に於いても、適切な制動力を発生するブレーキシステム(ABS:ANTI LOCK BRAKE SYSTEM,以下、「ABS」という。)を採用している。
各ブレーキ回路1a,1bは、ブレーキ操作部2に連動するマスターシリンダ3と、このマスターシリンダ3に対応するブレーキキャリパ(制動手段)4とが入出力接続通路5によって接続されたものである。前記入出力接続通路5の途中には、後述する液圧モジュレータ6が給排通路7により合流接続されている。
入出力接続通路5には給排通路7との合流接続部よりもマスターシリンダ3側に、マスターシリンダ3とブレーキキャリパ4とを連通・遮断する常開型(NO)の第1の電磁開閉弁V1が介装されると共に分岐通路8が接続されている。尚、この実施形態では、各ブレーキ回路1a,1bにおいて、第1の電磁開閉弁V1を境にしてマスターシリンダ3側を制動入力側、ブレーキキャリパ4側を制動出力側と定義する。この分岐通路8には、前記第1の電磁開閉弁V1が入出力接続通路5を閉じたときに、ブレーキ操作部2の操作量に応じた擬似的な液圧反力をマスターシリンダ3に作用させる液損シュミレータ9が常閉型(NC)の第2の電磁開閉弁V2を介して接続されている。この第2の電磁開閉弁V2は、反力付与時に分岐通路8を開いてマスターシリンダ3側と液損シュミレータ9とを連通させるものである。
前記液損シュミレータ9は、シリンダ10にピストン11が進退自在に収容され、このシリンダ10とピストン11の間に、マスターシリンダ3側から流入した作動液を受容する液室12が形成されたもので、ピストン11の背部側には、特性の異なるコイルスプリング13,14が直列に配置されて、これら二つのスプリング13,14によってピストン11(ブレーキ操作部2)に対して立ち上がりが緩やかで、ストロークエンドにおいて立ち上がりが急な特性の反力を付与するようになっている。
そして、前記分岐通路8には第2の電磁開閉弁V2を迂回してバイパス通路15が設けられ、このバイパス通路15には液損シュミレータ9側からマスターシリンダ3方向への作動液の流れを許容する逆止弁16が設けられている。
前記液圧モジュレータ6は、シリンダ17内に設けられたピストン18を、これらシリンダ17とピストン18の間に形成された液圧室19方向に押圧するカム機構21と、ピストン18をカム機構21側に常時押し付けるリターンスプリング22と、カム機構21を作動させる電動モータ23とを備えていて、前記液圧室19が前記給排通路7に連通接続されている。この液圧モジュレータ6は電動モータ23によりカム機構21を介してシリンダ17の長手方向略中央位置である中立基準位置を基準としてピストン18を押圧したり、リターンスプリング22によりピストン18を戻すことにより、液圧室19の圧力を増減して、ブレーキキャリパ4の制動圧力を増減できるようになっている。
前記カム機構21にはバックアップスプリング24を介して図示しないストッパによりストロークを規制されたリフター25が進退自在に配置され、このリフター25によって液圧室19を縮小する方向にピストン18が常時押圧されている。これにより、前記電動モータ23が非通電状態になった場合に、バックアップスプリング24によりリフター25が押圧されストッパにより停止されてピストン18を中立基準位置へ戻すようになっている。
これら構成によって、ABS制御及びCBS制御が可能になっている。
前記給排通路7には常閉型(NC)の第3の電磁開閉弁V3が介装されている。前記給排通路7には第3の電磁開閉弁V3を迂回してバイパス通路26が設けられ、このバイパス通路26には液圧モジュレータ6側からブレーキキャリパ4方向への作動液の流れを許容する逆止弁27が設けられている。
ここで、前輪側のブレーキ回路1aと後輪側のブレーキ回路1bには、第1の電磁開閉弁V1を挟んでマスターシリンダ3側である制動入力側に第1圧力センサ(入力側液圧センサ、低圧用液圧センサ)28Aと第2圧力センサ(入力側液圧センサ、高圧用液圧センサ)28Bが、ブレーキキャリパ4側である制動出力側に第1圧力センサ(出力側液圧センサ、低圧用液圧センサ)29Aと第2圧力センサ(出力側液圧センサ、高圧用液圧センサ)29Bが各々設けられている。
前記制動入力側の第1圧力センサ28Aと第2圧力センサ28B及び制動出力側の第1圧力センサ29Aと第2圧力センサ29Bとは検出レンジを異にしている。具体的には、前記第1圧力センサ28A,29Aが低圧領域の液圧を検出し、第2圧力センサ28B,29Bが高圧領域の液圧を検出するようになっている。
そして、この実施形態では、前記第1圧力センサ28A,29Aは、その検出レンジが第2圧力センサ28B,29Bの検出レンジ(例えば、0〜10MPa程度)よりも狭く(例えば0〜3MPa程度)、一方、前記第1圧力センサ28A,29Aの検出分解能(例えば、3MPa×0.001程度)は、第2圧力センサ28B,29Bの検出分解能(例えば、10MPa×0.001程度)よりも高い。検出レンジの下限については第1圧力センサ28A,29Aと第2圧力センサ28B,29Bとで同じであるが、検出レンジの上限は第2圧力センサ28B,29Bの方が第1圧力センサ28A,29Aよりも大きい。
さらに、第1圧力センサ28A,29Aと第2圧力センサ28B,29Bの使い分けは、検出値が予め設定された閾値よりも小さい場合は第1圧力センサ28A,29Aの検出値を用い、前記閾値以上の場合は第2圧力センサ28B,29Bの検出値を用いる。したがって、上述した第1圧力センサ28A,29Aを設けることで、前記第2圧力センサ28B,29Bの検出分解能では検出不能な圧力を補完することができるのである。
前記カム機構21の図示しないカム軸には、角度情報フィードバック用の角度センサ30が設けられ、前記ブレーキキャリパ4には車輪速度を検出する車輪速度センサ31が設けられている。
コントローラ20は、制動入力側の第1圧力センサ28A、第2圧力センサ28Bの検出信号、制動出力側の第1圧力センサ29A、第2圧力センサ29Bの検出信号、及び角度センサ30の検出信号、車輪速度センサ31の検出信号に基づいて、前記第1の電磁開閉弁V1、第2の電磁開閉弁V2、及び第3の電磁開閉弁V3を開閉制御して、電動モータ23を駆動制御する。
例えば前輪側の制動について具体的に説明すると、図示しないイグニッションスイッチがOFF又はOFFからONされた時点では、図1に示すように、前後輪側のブレーキ回路1a,1bでは、第1〜第3の電磁開閉弁V1,V2,V3はすべて非通電状態とされ、第1の電磁開閉弁V1は開き、第2の電磁開閉弁V2は閉じ、第3の電磁開閉弁V3は閉じている。したがって、マスターシリンダ3で発生した液圧がそのままブレーキキャリパ4に供給可能になる。この状態は、車速が所定車速(例えば数km/hr)に達するまで保持される。尚、車速が0でないときに保持されるようにしても良い。
そして、車速が前記所定車速に達すると、第1の電磁開閉弁V1と第2の電磁開閉弁V2に定格電流を流す。これにより、図2に示すように、第1の電磁開閉弁V1の閉作動によって入出力接続通路5が遮断されると同時に、第2の電磁開閉弁V2の開作動によって分岐通路8、入出力接続通路5がマスターシリンダ3と液損シュミレータ9とを導通する。尚、この時点では第3の電磁開閉弁V3は非通電状態に保持されており、したがって、第3の電磁開閉弁V3は閉じている。
このように定格電流で第1の電磁開閉弁V1を閉作動させ、第2の電磁開閉弁V2を開作動させた後、第1の電磁開閉弁V1と第2の電磁開閉弁V2に流す電流を、作動状態保持電流まで低減させる(以下、この状態をスタンバイ状態と称す)。尚、作動状態保持電流とは、電磁開閉弁の作動状態を保持することができる範囲で予め設定した電流値の電流であり、定格電流よりも十分に小さい電流である。このように作動状態保持電流でスタンバイ状態を保持することにより消費電力を低減させている。
そして、ブレーキ操作部2が操作されることによりコントローラ20に制動信号が入力されたとき(すなわち制動入力があったとき)には、図3に示すように、第1の電磁開閉弁V1と第2の電磁開閉弁V2に再び定格電流を流して、第1の電磁開閉弁V1の閉状態を確実に保持するとともに、第2の電磁開閉弁V2の開状態を確実に保持し、これと同時に、第3の電磁開閉弁V3に定格電流を流して第3の電磁開閉弁V3を開作動させ、液圧モジュレータ6とブレーキキャリパ4とを給排通路7、入出力接続通路5を介して導通する。
これにより、ライダーは液損シュミレータ9によって擬似的に再現させたブレーキ操作感を感じることが可能になり(図3において前輪側のブレーキ回路1aの破線矢印参照)、同時に液圧モジュレータ6の作動による液圧変動は第1の電磁開閉弁V1が閉作動しているためブレーキ操作部2に伝達されることがない。また、このときこれに並行して、制動入力側の第1圧力センサ28A(または第2圧力センサ28B)の検出値に応じて液圧モジュレータ6の電動モータ23が作動し、カム機構21によりピストン18が押圧されることによって液圧室19の作動液を加圧する。これによって、制動入力側の第1圧力センサ28A(または第2圧力センサ28B)の検出値に応じた液圧が入出力接続通路5を通してブレーキキャリパ4に供給される(図3において前輪側のブレーキ回路1aの実線矢印参照)。
この前輪側の制動中に、前輪側の車輪と車体との速度差が規定値を超えたことが検出された場合には、コントローラ20が電動モータ23を制御してピストン18を後退させ、ブレーキキャリパ4の制動圧を低下させABS制御により車輪と車体との速度差を抑制する。
このように、車両が所定車速に達すると第1の電磁開閉弁V1が閉じ第2の電磁開閉弁V2が開いてブレーキ回路1aがスタンバイ状態となるので、非制動時にマスターシリンダ3を液圧モジュレータ6及びブレーキキャリパ4から切り離した状態に保持することでき、その結果、制動時におけるブレーキ操作部2の操作ストロークが安定して制動フィーリングが向上し、また、制動入力があったときに直ちに液圧モジュレータ6により液圧を発生させることができ、安定した制動性能を得ることができる。
また、一方のブレーキ操作部2が操作されると、そのとき前後輪の速度が車輪速度センサ31から、またブレーキ操作量情報(制動入力側の液圧)が前記圧力センサ28を通してコントローラ20に入力されると、このときコントローラ20からの指令によって他方のブレーキ回路の液圧モジュレータ6が他方の回路のブレーキキャリパ4に車両の運転条件やブレーキ操作に応じた液圧を供給する。
例えば、車両の走行時に、ライダーが前輪側のブレーキ操作部2であるブレーキレバーを先に操作した場合、前輪側のブレーキ回路1aでは前述の如く制動動作が行われ、これと並行して後に操作した側の後輪側のブレーキ回路1bでは、第1の電磁開閉弁V1と第2の電磁開閉弁V2に定格電流を流して、第1の電磁開閉弁V1の閉状態を確実に保持すると共に、第2の電磁開閉弁V2の開状態を確実に保持し、これと同時に、第3の電磁開閉弁V3のソレノイドに定格電流を流して第3の電磁開閉弁V3を開作動させ、液圧モジュレータ6とブレーキキャリパ4とを給排通路7、入出力接続通路5を介して導通する。
これにより、後輪側についても、ライダーは液損シュミレータ9によって擬似的に再現させたブレーキ操作感を感じることが可能になり(図3において後輪側のブレーキ回路1bの破線矢印参照)、同時に液圧モジュレータ6の作動による液圧変動は第1の電磁開閉弁V1が閉作動しているためブレーキ操作部2に伝達されることがない。また、このときこれに並行して、液圧モジュレータ6の電動モータ23が作動し、カム機構21によりピストン18が押圧されることによって液圧室19の作動液を加圧する。これによって、電動モータ23の制御に応じた液圧が入出力接続通路5を通してブレーキキャリパ4に供給される(図3において後輪側のブレーキ回路1bの実線矢印参照)。
尚、このとき、液圧モジュレータ6からブレーキキャリパ4に供給される液圧は、前後のブレーキキャリパ4の液圧が予め設定された配分比になるように制御される。また、このようなCBS制御において後輪がロックしそうになったことが、前記車輪速度センサ31により検出された場合には、コントローラ20が電動モータ23を制御してピストン18を後退させ、ブレーキキャリパ4の制動圧を低下させABS制御により車輪のロックを回避する。
上述したCBS制御の説明では前輪側のブレーキ操作部2を先に操作した場合について説明したが、後輪側のブレーキ操作部2を先に操作した場合も同様に前輪側のブレーキ操作部2に液損シュミレータ9により反力が付与されつつ、前輪側のブレーキ回路1aの液圧モジュレータ6によりブレーキキャリパ4に制動圧が付与される。
このように、この自動二輪車の電子ブレーキ装置では、各ブレーキ回路1a,1bにおいて、車速が所定車速に達するまでは第1の電磁開閉弁V1が開状態であるので入出力接続通路5によって制動入力側と制動出力側が連通しているが、車速が所定車速以上になると第1の電磁開閉弁V1が閉状態となり入出力接続通路5が遮断されるので制動入力側と制動出力側が切り離される。
これにより、従来のように制動入力側の圧力センサを1つしか設けていなかった場合は、ライダーがブレーキ操作部2を操作すると、マスターシリンダ3で発生する液圧が0MPaから上昇していく際に、0MPa近傍の極低圧領域の液圧を検出することができなかったが、この実施例では制動入力側と制動出力側とにそれぞれ低圧用と高圧用の第1圧力センサ28A,28B、第2圧力センサ29A,29Bをそれぞれ設けているので、極低圧領域から高圧領域まで高精度に液圧を検出することができる。
尚、前記第2圧力センサ28B,29Bは検出分解能が低いため液圧変化が少ない領域ではこの液圧変化を検出しないいわゆる不感帯の影響が大きくなる傾向にあるが、通常、第2圧力センサ28B,29Bによって検出する制動力の高い領域では極小さな液圧変化が検出されなくても操作フィーリングに影響を与えることはない。
以下、図4のフローチャートに基づいて圧力センサの切替え処理を説明する。第1圧力センサ、第2圧力センサの出力がコントローラ20に入力されるが、コントローラ側ではどちらの圧力センサを使用するかをこの処理で決定している。このフローチャートでは前輪側を例にして説明している。
まず、ステップS1で第1圧力センサ(圧力センサL)の検出値fmplを読み込み、ステップS2で第2圧力センサ(圧力センサH)の検出値fmphを読み込む。次に、ステップS3では検出値fmplが予め設定された低圧閾値FMP_LOWよりも低いか否かを判定する。判定結果が「YES」(fmpl<FMP_LOW)である場合はステップS4に進み、判定結果が「NO」(fmpl≧FMP_LOW)である場合はステップS5に進む。
次いで、ステップS4では圧力検出値fmpに第1圧力センサの検出値fmplを設定して処理を終了する。一方、ステップS5では圧力検出値fmpに第2圧力センサの検出値fmphを設定して処理を終了する。尚、第2圧力センサは第1圧力センサの検出レンジを超えた値を必ず読み込めるものとする。ここで、前記低圧閾値FMP_LOWを第1圧力センサの検出レンジの上限値に設定することができる。
以下、制動入力側の圧力センサ(第1圧力センサ28A、第2圧力センサ28B)の故障診断処理について、図5のフローチャートに従って説明する。尚、図5では入力側の圧力センサについて説明しているが、出力側の圧力センサ(第1圧力センサ29A、第2圧力センサ29B)についても同様の処理であるため、出力側圧力センサの故障診断処理の説明を省略する。
まず、ステップS101において第1圧力センサの検出値(以下、出力)P1を読み込み、ステップS102において第2圧力センサの検出値(以下、出力)P2を読み込む。次に、ステップS103に進み、第1圧力センサの出力P1は第1圧力センサの検出範囲内か否かを判定する。尚、検出範囲外とは、第1圧力センサの出力が負となる場合と、出力が最大値(上限)となる場合の両方を含むものとする。第2圧力センサについても同様である。
ステップS103における判定結果が「YES」(第1圧力センサの出力P1が第1圧力センサの検出範囲内)である場合は、ステップS104に進み、第2圧力センサの出力P2は第2圧力センサの検出範囲内か否かを判定する。ステップS104における判定結果が「YES」(第2圧力センサの出力P2が第2圧力センサの検出範囲内)である場合は、ステップS105に進み、第1圧力センサの出力P1と第2圧力センサの出力P2の差の絶対値を算出する(|ΔP|=|P1−P2|)。
次に、ステップS106に進み、ステップS105で算出した出力差の絶対値が予め設定した設定値pよりも大きいか否かを判定する。ステップS106における判定結果が「NO」(|ΔP|≦p)である場合は、ステップS107に進み、第1圧力センサ及び第2圧力センサは共に正常であると判定し、本ルーチンの実行を一旦終了する。つまり、制動入力側の第1圧力センサ、第2圧力センサの両者の出力がほぼ一致するので正常と判断する。
一方、ステップS104における判定結果が「NO」(第2圧力センサの出力P2が第2圧力センサの検出範囲外)である場合は第2圧力センサが故障している可能性があり、また、ステップS106における判定結果が「YES」(|ΔP|>p)である場合は第1圧力センサと第2圧力センサのいずれかが故障している可能性があるので、ステップS108に進んで異常と判定し、このルーチンの実行を一旦終了する。
また、ステップS103における判定結果が「NO」(第1圧力センサの出力P1が第1圧力センサの検出範囲外)である場合は、ステップS109に進み、第2圧力センサの出力P2は第2圧力センサの検出範囲内か否かを判定する。ステップS109における判定結果が「YES」(第2圧力センサの出力が第2圧力センサの検出範囲内)である場合は、ステップS110に進み、第2圧力センサの出力は第1圧力センサの検出範囲内か否かを判定する。ステップS110における判定結果が「NO」(第2圧力センサの出力が第1圧力センサ28Aの検出範囲外)である場合は、ステップS111に進み、ステップS110において「NO」と判定される状態の継続時間tを測定する。
次に、ステップS112に進み、ステップS111で測定した継続時間tが予め設定した設定時間t1よりも長いか否か(即ち、設定時間t1を超えたか否か)を判定する。ここで、設定時間t1は、走行中の車両が制動してから停止するまでにかかる標準的時間であり、予め実験等により求めて設定しておく。
ステップS112における判定結果が「NO」(t≦t1)である場合は、ステップS113に進み、第1圧力センサ及び第2圧力センサは正常であると判定し、このルーチンの実行を一旦終了する。すなわち、この場合は、第1圧力センサの出力P1が一時的に検出範囲から外れただけであると考えられるので、正常と判断する。
一方、ステップS112における判定結果が「YES」(t>t1)である場合は、制動入力側の液圧が高い状態が続いているにもかかわらず設定時間t1以内に車両が停止しないということは通常考えられず、第2圧力センサが故障している可能性があるので、ステップS114に進んで異常と判定し、このルーチンの実行を一旦終了する。
また、ステップS109における判定結果が「NO」(第2圧力センサの出力が第2圧力センサの検出範囲外)である場合、あるいは、ステップS110における判定結果が「YES」(第2圧力センサの出力が第1圧力センサの検出範囲内)である場合は、第1圧力センサと第2圧力センサの少なくともいずれか一方が故障している可能性があるので、ステップS114に進んで異常と判定し、このルーチンの実行を一旦終了する。
そして、ステップS108,S114において異常と判定された場合には、第1〜第3の電磁開閉弁の通電を総て停止して、第1の電磁開閉弁を常時開、第2の電磁開閉弁を常時閉、第3の電磁開閉弁を常時閉として、ブレーキシステムをバイワイヤ式から、マスターシリンダで発生させた液圧を直接にブレーキキャリパに供給するコンベンショナルなシステムに切り換える。
したがって、上述した実施の形態によれば、制動入力側に第1圧力センサ28Aと第2圧力センサ28Bの2つの圧力センサを設けることで、広いダイナミックレンジのマスターシリンダ3の液圧を極低液圧から高液圧まで高精度に検出することができるため、この検出結果に基づいてブレーキ操作開始直後からスムーズに車輪の制動力を制御することができ、この結果、ブレーキフィーリングの向上を図ることができる。
また、液圧モジュレータ6で発生させる液圧を制動出力側の第1圧力センサ29A、第2圧力センサ29Bを用いてフィードバック制御することでブレーキキャリパ4に作用する液圧の上昇に段差が生じないようにスムーズに車輪の制動力を上昇させることができる。そして、凍結路面、マンホールの蓋等の極低μ路面のように微細なブレーキ操作を繰り返すような状況であっても、前記第1圧力センサ28A,29A、第2圧力センサ28B,29Bによって液圧変化を検出して、これに対応した制動力を生じさせることができるため、きめ細かい制動制御を行うことが可能となる。
さらに、制動入力側に第1圧力センサ28Aと第2圧力センサ28Bの2つの圧力センサを設け、これら圧力センサ28A,28Bの出力を比較することにより故障診断処理を行うことができるので、制動入力側と制動出力側が遮断された状態においても、制動入力側の圧力センサ28A,28Bの故障診断を行うことができる。
また、この故障診断処理(故障診断方法)によれば、第1圧力センサ28Aと第2圧力センサ28Bは検出範囲の一部を異にしているので、故障診断が容易に且つ精度よくでき、しかも、故障であると判定する場合に第1圧力センサ28Aと第2圧力センサ28Bのいずれが故障している可能性が高いかを絞り込み易くなる。
尚、この発明は上述した実施の形態では電子信号としては圧力に関するもののみならず、ブレーキ操作部のストロークに関するものであっても良い。さらに、上記実施の形態では検出レンジを低圧から高圧まで2分割した場合について説明したが、さらに細分化して検出レンジを3つ以上に分割して設定しても良い。また、車両用の電子ブレーキ装置であれば、自動二輪車に限られるものではない。
さらに、前述した実施形態では、ABSとCBSを備えたバイワイヤ式の電子ブレーキ装置を例示したが、ABSあるいはCBSを備えないバイワイヤ式の電子ブレーキ装置であってもよい。
また、本発明は、CBS制御あるいはABS制御を実行しないときは制動入力側と制動出力側を連通させて制動入力側で発生した液圧をブレーキキャリパ(車輪制動手段)に供給して制動力を発生させ、CBS制御あるいはABS制御を実行するときに限って制動入力側と制動出力側を遮断し、液圧モジュレータにより制動出力側の液圧を調節してブレーキキャリパ(車輪制動手段)に供給し制動力を調整する電子ブレーキ装置にも実施可能である。
本発明の実施の形態における自動二輪車の電子ブレーキ装置の液圧回路図である。 本発明の実施の形態におけるスタンバイ状態の液圧回路図である。 本発明の実施の形態における制動動作状態の液圧回路図である。 本発明の実施の形態における圧力センサの切替え処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における圧力センサの故障診断処理を示すフローチャートである。
符号の説明
2 ブレーキ操作部(ブレーキ操作手段)
3 マスターシリンダ
4 ブレーキキャリパ(制動手段)
20 コントローラ(制御装置)
28A 第1圧力センサ(入力側液圧センサ、低圧用液圧センサ)
28B 第2圧力センサ(入力側液圧センサ、高圧用液圧センサ)
29A 第1圧力センサ(出力側液圧センサ、低圧用液圧センサ)
29B 第2圧力センサ(出力側液圧センサ、高圧用液圧センサ)

Claims (6)

  1. ドライバーのブレーキ要求に応じて生成した電子信号に基づき、制御装置を介して車輪の制動手段を作動させる電子ブレーキ装置において、ブレーキ要求量を検出する複数のセンサを設け、各センサの検出分解能と検出レンジとがそれぞれ異なることを特徴とする電子ブレーキ装置。
  2. 前記ブレーキ要求量はブレーキ操作手段に連動して作動液の液圧を発生するマスターシリンダの液圧であって、前記センサは前記マスターシリンダの液圧を検出する入力側液圧センサであることを特徴とする請求項1に記載の電子ブレーキ装置。
  3. 前記制動手段の液圧を検出する複数の出力側液圧センサを設け、これら複数の出力側液圧センサの検出分解能と検出レンジとがそれぞれ異なることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子ブレーキ装置。
  4. 前記入力側液圧センサ又は出力側液圧センサは少なくともそれぞれの検出レンジの一部がオーバラップしていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電子ブレーキ装置。
  5. 前記入力側液圧センサ、出力側液圧センサは、少なくとも低圧用液圧センサと高圧用液圧センサとを含み、所定の液圧以下の場合には低圧用液圧センサの検出値を用い、所定の液圧以上の場合には高圧用液圧センサの検出値を用いることを特徴とする請求項2〜請求項4に記載の電子ブレーキ装置。
  6. 前記センサの検出結果に基づいて前記センサの故障判断を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子ブレーキ。
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