JP4354396B2 - 自動二輪車のブレーキ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、自動二輪車のブレーキ装置に関する。
自動二輪車のブレーキ装置の中には、ブレーキレバー等のブレーキ操作部の操作量を電気的に検出し、その検出値に基づいて液圧モジュレータで発生させた液圧により車輪制動手段を操作するいわゆるバイワイヤ方式(電子ブレーキ方式)のものがある(例えば、特許文献1参照)。
このようなバイワイヤ方式の自動二輪車のブレーキ装置には、例えば、ブレーキレバーに連動するマスターシリンダと、液圧操作によって前記車輪に制動力を付与する車輪制動手段であるブレーキキャリパとが常開型の電磁開閉弁を備えた主ブレーキ通路で接続され、この主ブレーキ通路の前記電磁開閉弁よりもブレーキキャリパ側に、電動アクチュエータにより発生した液圧を前記ブレーキキャリパに供給する液圧モジュレータが接続されたものがある。
このブレーキ装置では、前記電磁開閉弁は、制動時にのみソレノイドに通電して閉作動側に切り変わり、主ブレーキ通路を閉鎖して主ブレーキ通路のマスターシリンダ側とブレーキキャリパ側とを切り離し、ブレーキレバーにより発生した液圧に対応した液圧をブレーキキャリパに作用させて制動を行っている。
特開2001−310717号公報
ところで、上述した従来の自動二輪車のブレーキ装置にあっては、ブレーキ装置に用いられる各電磁開閉弁を開閉制御するために電磁開閉弁のソレノイドに通電を行う必要がある。そのため、消費電力が増加しバッテリの負担が増加するという課題がある。
ところが、消費電力を抑えるため前述した電磁開閉弁のように停車時において非通電状態で開作動するように設定すると、ブレーキ操作により停車した場合に、ブレーキ操作時に閉状態となっていた電磁開閉弁を停車時における開状態へと切り替える必要がある。そのため、主ブレーキ通路の電磁開閉弁よりもブレーキキャリパ側と、主ブレーキ通路の電磁開閉弁よりもマスターシリンダ側とに圧力差がある状態で前記車両が停止すると、電磁開閉弁の切換時に前記液圧の差分により、ブレーキ操作部にストローク変化が生じ商品性が低下するという課題がある。
そこで、この発明は、ブレーキ操作を行って停車した場合にブレーキ操作部にストローーク変化が生ずることがなく商品性を高めることができる自動二輪車のブレーキ制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、ブレーキ操作部(例えば、実施形態におけるブレーキ操作部2)に連動するマスターシリンダ(例えば、実施形態におけるマスターシリンダ3)と、液圧操作によって車輪に制動力を付与する車輪制動手段(例えば、実施形態におけるブレーキキャリパ4)と、前記マスターシリンダと前記車輪制動手段を接続する主ブレーキ通路(例えば、実施形態における主ブレーキ通路5)と、前記主ブレーキ通路に設けられた常開型の電磁開閉弁(例えば、実施形態における第1の電磁開閉弁V1)と、前記電磁開閉弁よりも車輪制動手段側の主ブレーキ通路の液圧を電動アクチュエータ(例えば、実施形態における電動モータ23)により駆動する液圧モジュレータ(例えば、実施形態における液圧モジュレータ6)により調整して制動車輪と路面とのスリップ率を制御するABSとを備え、制動時に前記電磁開閉弁を閉作動した状態で、ブレーキ操作部の操作状態に応じて前記液圧モジュレータを制御し車輪制動手段に液圧を供給する自動二輪車のブレーキ装置において、前記ブレーキ操作部によりブレーキ操作した状態で車両が所定車速以下(例えば、実施形態における車速=0の車両停止状態)となった場合には、車両停止後にもライダーがブレーキ操作をしている場合に、前記電磁開閉弁よりもマスターシリンダ側の主ブレーキ通路の圧力(例えば、実施形態における入力側の圧力値Pin)と前記電磁開閉弁よりも車輪制動手段側の主ブレーキ通路の圧力(例えば、実施形態における出力側の圧力値Pout)との大小関係を特定し、前記液圧モジュレータを用いて車輪制動手段側の主ブレーキ通路の圧力を増圧又は減圧させて両圧力を等しくした後、前記電磁開閉弁を開作動させることを特徴とする。
このように構成することで、ブレーキ操作部の操作により電磁開閉弁を閉状態とした状態で車両が所定車速以下となった場合に、主ブレーキ通路の電磁開閉弁よりもブレーキ操作部側と車輪制動手段側との液圧に差が生じていた場合であっても、両者の大小関係を特定し、前記液圧モジュレータを用いて車輪制動手段側の主ブレーキ通路の圧力を増圧又は減圧させて両圧力を等しくした後に電磁開閉弁を開くことが可能となる。
請求項2に記載した発明は、前記ABSの作動の有無に係わらず車両が所定車速以下となった場合には、前記電動アクチュエータの入力デューティー比を調整して、前記電磁開閉弁よりもマスターシリンダ側の主ブレーキ通路の圧力と、前記電磁開閉弁よりも車輪制動手段側の主ブレーキ通路の圧力とが等しくなるように調整することを特徴とする。
このように構成することで、電動アクチュエータの入力デューティー比を変化させることで液圧を制御することが可能となる。
請求項3に記載した発明は、ブレーキ操作部に連動するマスターシリンダ側の液圧(例えば、実施形態における入力側の圧力値Pin)と液圧操作によって車輪に制動力を付与する車輪制動手段側の液圧(例えば、実施形態における出力側の圧力値Pout)とを検出し、液圧モジュレータを動作させて液圧を発生させ、マスターシリンダ側の液圧に対応するように前記車輪制動手段側に印加する液圧を電気的に制御する自動二輪車のブレーキ装置において、車両が所定車速以下となった後にマスターシリンダ側の液圧と車輪制動手段側の液圧とに差がある場合には、前記液圧モジュレータを動作させて、マスターシリンダ側の液圧と車輪制動手段側の液圧とが同じになるように前記液圧モジュレータを制御したことを特徴とする。
このように構成することで、車両が所定車速以下となった後にマスターシリンダ側の液圧と車輪制動手段側の液圧との差をなくすことができる。
請求項に記載した発明は、前記車両が所定車速以下か否かの判断を行う場合には、その状態が所定時間以上継続したことを条件とすることを特徴とする。
このように構成することで、停止と同等の車両状態で液圧調整を行うことが可能となる。
請求項5に記載した発明は、前記主ブレーキ通路には前記電磁開閉弁より上流側に分岐通路を接続し、この分岐通路(例えば、実施形態における分岐通路8)に前記電磁開閉弁が閉じたときにブレーキ操作量に応じた擬似的な液圧反力をマスターシリンダに作用させる液損シュミレータ(例えば、実施形態における液損シュミレータ9)が常閉型の第2の電磁開閉弁(例えば、実施形態における第2の電磁開閉弁V2)を介して接続されることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記液圧モジュレータと前記主ブレーキ通路とが第3の電磁開閉弁(例えば、実施形態における第3の電磁開閉弁V3)を介して接続され、前記電磁開閉弁よりもマスターシリンダ側の主ブレーキ通路の圧力と前記電磁開閉弁よりも車輪制動手段側の主ブレーキ通路の圧力とを等しくした後に、第3の電磁開閉弁を閉作動させ、それと同時あるいはその直後に前記電磁開閉弁及び前記第2の電磁開閉弁の通電を停止することを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、前記所定の車速以下が車両停止前の低速走行時の車速であることを特徴とする。
請求項1、5〜7に記載した発明によれば、ブレーキ操作部の操作により電磁開閉弁を閉状態とした状態で車両が所定車速以下となった場合には、車両停止後にもライダーがブレーキ操作をしている場合に、主ブレーキ通路の電磁開閉弁よりもブレーキ操作部側と車輪制動手段側との液圧に差が生じていた場合であっても、主ブレーキ通路の電磁開閉弁よりも車輪制動手段側の液圧を電動アクチュエータにより駆動する液圧モジュレータにより調整して、主ブレーキ通路の電磁開閉弁よりもブレーキ操作部側の液圧と等しくした後に電磁開閉弁を開くことが可能となるため、電磁開閉弁を開作動する際にブレーキ操作部にストローク変化が生ずることなく商品性を高めることができる。
請求項2に記載した発明によれば、電動アクチュエータの入力デューティー比を変化させることで液圧を制御することが可能となるため、液圧の制御を簡単かつより正確に行うことができる。
請求項3に記載した発明によれば、車両が所定車速以下となった後にマスターシリンダ側の液圧と車輪制動手段側の液圧との差をなくすことができるため、車両が所定車速以下となった後のブレーキ操作部のストローク変化による商品性の低下を防止できる。
請求項に記載した発明によれば、停止と同等の車両状態で液圧調整を行うことが可能となるため、操作をする際に違和感を与えない。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の1実施形態の自動二輪車のブレーキ装置の液圧回路図を示している。同図に示すようにこの実施形態のブレーキ装置は、相互に独立した前輪側のブレーキ回路1aと後輪側のブレーキ回路1bとがコントローラ(ECU)20により連係されたものである。
ブレーキ操作は、前輪側のブレーキ回路1aではブレーキ操作部2であるブレーキレバーにより、後輪側のブレーキ回路1bではブレーキ操作部2であるブレーキペダルにより各々行われるが、それ以外の構成は前輪側のブレーキ回路1aも後輪側のブレーキ回路1bもほぼ同様であるので、前輪側のブレーキ回路1aについてのみ詳述し、後輪側のブレーキ回路1bについては、前輪側のブレーキ回路1aと同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略する。
このブレーキ装置では前後輪ともバイワイヤ方式を採用しており、ブレーキレバー等のブレーキ操作部の操作量(この実施形態では液圧)を電気的に検出し、その検出値に基づいて液圧モジュレータで作り出した液圧によって制動力を発生させている。
また、このブレーキ装置では前後輪の一方側をブレーキ操作することにより前後の車輪制動手段が連動して制動動作するブレーキシステム(CBS;COMBINED BRAKE SYSTEM,以下、「CBS」という。)を採用している。
具体的にはブレーキ操作部2が先に操作された側のブレーキ回路では、マスターシリンダの液圧に基づいて液圧モジュレータにより作用する液圧が先に操作された側のブレーキキャリパにバイワイヤ方式により作用し、また、先に操作された側のブレーキ回路のマスターシリンダ圧に基づいて後に操作された側のブレーキ回路でも液圧モジュレータにより作用する液圧がブレーキキャリパにバイワイヤ方式によって作用する。
更に、このブレーキ装置では制動時のブレーキ操作による制動車輪と路面とのスリップ率を制御するブレーキシステム(ABS:ANTI LOCK BRAKE SYSTEM,以下、「ABS」という。)を採用している。
各ブレーキ回路1a,1bは、ブレーキ操作部2に連動するマスターシリンダ3と、このマスターシリンダ3に対応するブレーキキャリパ4とが主ブレーキ通路5によって接続されたものである。前記主ブレーキ通路5の途中には、後述する液圧モジュレータ6が給排通路7により合流接続されている。
主ブレーキ通路5には給排通路7との合流接続部よりもマスターシリンダ3側に、マスターシリンダ3とブレーキキャリパ4とを連通・遮断する常開型(NO)の第1の電磁開閉弁V1が介装されると共に分岐通路8が接続されている。この分岐通路8には、前記第1の電磁開閉弁V1が主ブレーキ通路5を閉じたときに、ブレーキ操作部2の操作量に応じた擬似的な液圧反力をマスターシリンダ3に作用させる液損シュミレータ9が常閉型(NC)の第2の電磁開閉弁V2を介して接続されている。この第2の電磁開閉弁V2は、反力付与時に分岐通路8を開いてマスターシリンダ3側と液損シュミレータ9とを連通させるものである。
前記液損シュミレータ9は、シリンダ10にピストン11が進退自在に収容され、このシリンダ10とピストン11の間に、マスターシリンダ3側から流入した作動液を受容する液室12が形成されたもので、ピストン11の背部側には、特性の異なるコイルスプリング13と樹脂スプリング14が直列に配置されて、これら二つのコイルスプリング13、樹脂スプリング14によってピストン11(ブレーキ操作部2)に対して立ち上がりが緩やかで、ストロークエンドにおいて立ち上がりが急な特性の反力を付与するようになっている。
そして、前記分岐通路8には第2の電磁開閉弁V2を迂回してバイパス通路15が設けられ、このバイパス通路15には液損シュミレータ9側からマスターシリンダ3方向への作動液の流れを許容する逆止弁16が設けられている。
前記液圧モジュレータ6は、シリンダ17内に設けられたピストン18を、これらシリンダ17とピストン18の間に形成された液圧室19方向に押圧するカム機構21と、ピストン18をカム機構21側に常時押し付けるリターンスプリング22と、カム機構21を作動させる電動モータ23とを備えていて、前記液圧室19が前記給排通路7に連通接続されている。この液圧モジュレータ6は電動モータ23によりカム機構21を介してシリンダ17の初期位置を基準としてピストン18を押圧したり、リターンスプリング22によりピストン18を戻すことにより、液圧室19の圧力を増減して、ブレーキキャリパ4の制動圧力を増減できるようになっている。
ここで、前記電動モータ23は、PWM制御により入力デューティー比(ON時間/ON時間+OFF時間)で決定される電流値を調整することで、前述したカム機構21の回動位置で決定されるピストン18の位置を電気的に正確且つ簡単に調整し、前記液圧室19の圧力を調整するようになっている。
前記カム機構21にはバックアップスプリング24を介して図示しないストッパによりストロークを規制されたリフター25が進退自在に配置され、このリフター25によって液圧室19を縮小する方向にピストン18が常時押圧されている。これにより、前記電動モータ23が非通電状態になった場合に、バックアップスプリング24によりリフター25が押圧されストッパにより停止されてピストン18を初期位置へ戻すようになっている。したがって、主ブレーキ通路5(ブレーキキャリパ4)に作動液を積極的に供給するCBS制御と、ピストン18を後退前進させ液圧室19の減圧、保持、再増圧するABS制御を行うことができる。
前記給排通路7には常閉型(NC)の第3の電磁開閉弁V3が介装されている。前記給排通路7には第3の電磁開閉弁V3を迂回してバイパス通路26が設けられ、このバイパス通路26には液圧モジュレータ6側からブレーキキャリパ4方向への作動液の流れを許容する逆止弁27が設けられている。
ここで、前輪側のブレーキ回路1aと後輪側のブレーキ回路1bには、第1の電磁開閉弁V1を挟んでマスターシリンダ3側である入力側の圧力を検出する圧力センサ(P)28が、ブレーキキャリパ4側である出力側の圧力を検出する圧力センサ(P)29が各々設けられている。また、前記カム機構21の図示しないカム軸には、角度情報フィードバック用の角度センサ30が設けられ、前記ブレーキキャリパ4には車輪速度を検出する車輪速度センサ31が設けられている。また、制御モードをライダーによる手動操作で切換えるモード切換えスイッチ32が設けられ、CBS制御を希望する場合はライダーがこれを切り替えて選択する。尚、以下の説明はCBS制御が選択された場合の説明である。
コントローラ20は、前記圧力センサ28,29の検出信号、及び角度センサ30の検出信号、車輪速度センサ31の検出信号に基づいて、前記第1の電磁開閉弁V1、第2の電磁開閉弁V2、及び第3の電磁開閉弁V3を開閉制御すると共に、電動モータ23を駆動制御する。
具体的には、一方のブレーキ操作部2が操作されると、そのとき前後輪の速度が車輪速度センサ31から、またブレーキ操作量等の情報が前記圧力センサ28を通してコントローラ20に入力され、このときコントローラ20からの指令によって両方のブレーキ回路の第1の電磁開閉弁V1が主ブレーキ通路5を閉じる方向に維持されると同時に電磁開閉弁V2,V3が開く方向に維持され、両方の液圧モジュレータ6が各ブレーキキャリパ4に車両の運転条件やブレーキ操作に応じた液圧を供給する。
また、前記コントローラ20は、前輪側の車輪速度センサ31、後輪側の車輪速度センサ31とによって検出された車輪速度のうち、高い方の車輪速度を車両の推定車速として設定して、更に、この推定車速と前輪又は後輪の車輪速度との差分に基づいて前輪スリップ率又は後輪スリップ率を算出する。ここで、前輪スリップ率、後輪スリップ率が予め設定されたスリップ率の閾値を超えた場合に、車輪にスリップが発生したと判定して液圧モジュレータ6の液圧を減圧するABS制御を作動開始するようになっている。
上記構成によれば、車両が停止している場合(車速=0)には、図1に示すように、前輪側のブレーキ回路1a及び後輪側のブレーキ回路1bにおいては、第1の第1の電磁開閉弁V1が開作動状態、第2の電磁開閉弁V2は閉作動状態、第3電磁開閉弁V3は閉作動状態となっている。したがって、各電磁開閉弁V1,V2,V3には、何ら電力を必要としない。
そして、車両走行中に、ライダーが前輪側のブレーキ操作部2であるブレーキレバーを操作すると、図2に示すように、前輪側のブレーキ回路1aでは第1の電磁開閉弁V1が閉作動、第2の電磁開閉弁V2及び第3の電磁開閉弁V3が開作動される。したがって、主ブレーキ通路5が第1の電磁開閉弁V1の閉作動によってマスターシリンダ3から切り離されると同時に、第2の電磁開閉弁V2の開作動によって分岐通路8、主ブレーキ通路5がマスターシリンダ3と液損シュミレータ9とを導通し、更に第3の電磁開閉弁V3の開作動によって給排通路7、主ブレーキ通路5が液圧モジュレータ6とブレーキキャリパ4とを導通する。
一方、後輪側のブレーキ回路1bでも、同時に第1の電磁開閉弁V1が閉作動、第2の電磁開閉弁V2及び第3の電磁開閉弁V3が開作動される。したがって、主ブレーキ通路5が第1の電磁開閉弁V1の閉作動によってマスターシリンダ3から切り離されると同時に、第2の電磁開閉弁V2の開作動によって分岐通路8、主ブレーキ通路5がマスターシリンダ3と液損シュミレータ9とを導通し、更に第3の電磁開閉弁V3の開作動によって給排通路7、主ブレーキ通路5が液圧モジュレータ6とブレーキキャリパ4とを導通する。
これにより、ライダーは前輪側及び後輪側のブレーキ回路1a,1bの液損シュミレータ9によって擬似的に再現させた前後輪側でブレーキ操作感を感じることが可能になり(図2において鎖線矢印参照)、同時に液圧モジュレータ6の作動による液圧変動は第1の電磁開閉弁V1が閉作動しているためライダー側に伝達されなくなる。また、このとき、これに並行して液圧モジュレータ6の電動モータ23が作動し、カム機構21によりピストン18が押圧されることにより液圧室19の作動液を加圧する。これによって、電動モータ23の制御に応じた液圧が主ブレーキ通路5を通してブレーキキャリパ4に供給される(図2において実線矢印参照)。
このようにCBS制御が行われ、各液圧モジュレータ6からブレーキキャリパ4に供給される液圧は、前輪側のマスターシリンダ3の液圧と後輪側のブレーキキャリパ4の液圧が予め設定された比率になるように制御される。つまり、前輪側では前輪側のマスターシリンダ圧に対応した圧力が液圧モジュレータ6により前輪側のブレーキキャリパ4に作用し、後輪側では前輪側のマスターシリンダ圧に対応した一定の比率の圧力が液圧モジュレータ6により後輪側のブレーキキャリパ4に作用する。
このとき、図3に基づいて後輪側のマスターシリンダ圧(横軸:Mpa)と後輪側のブレーキキャリパ圧(縦軸Mpa)との関係を説明すると、後輪側のマスターシリンダ圧が徐々に増加すると、当初は後輪側のブレーキキャリパ圧も徐々に増加するがその後増加率が小さくなり、後輪側のマスターシリンダ圧が更に増加すると、後輪側のブレーキキャリパ圧は最高値を示して一定となり、その後は後輪側のマスターシリンダ圧が増加しても、後輪側のブレーキキャリパ圧は低下する特性に設定されている。
つまり、自動二輪車では後輪側の接地荷重の減少が比較的大きくなるため、後輪側のマスターシリンダ圧が増加しても、後輪側のブレーキキャリパ圧は最終的には減少傾向に設定してある。
また、このようなCBS制御において、前輪あるいは後輪の何れか一方の接地荷重が減少気味であることが、前記車輪速度センサ31により検出された場合には、コントローラ20が電動モータ23を制御してピストン18を後退させ、ブレーキキャリパ4の制動圧を低下させABS制御により車輪のスリップ率を制御する。このとき第1の電磁開閉弁V1は閉じられており、マスターシリンダ3と液圧モジュレータ6の連通は遮断され、ライダーのブレーキ操作部2にABS制御の圧力変化が伝達されることはない。これによりCBSとABSが同時に制御できることとなる。
次に、図4に示すグラフ図に基づいて、ブレーキ装置が作動して車両が停止し、停止後に省電力モードに移行するまでを説明する。
同図において、ブレーキレバーなどのブレーキ操作部2が操作されると(時間T1)、第1の電磁開閉弁V1に通電を行い閉作動し、第3の電磁開閉弁V3に通電を行い開作動し、太い実線で示すマスターシリンダ圧は上昇し、これに伴い一点鎖線で示す液圧モジュレータ6のカム機構21のクランク角度が増加するためピストン18が前進し、破線で示すブレーキキャリパ圧が増加して制動がなされ、細い実線で示すように車速は低下して車両は停止する(時間T2:車両停止)。
ここで、この車両停止は、所定車速(例えば、5km/h)以下で、かつ、この状態が所定時間(例えば0.5秒)以上経過したら車速=0とみなし、この場合を示している。 このように、所定車速以下の状態が所定時間以上継続した場合に停止とみなし、停止と同等の車両状態で液圧調整を行うことが可能となるため、操作をするライダーに違和感を与えない。
車両停止後にも、ライダーがブレーキ操作部2を操作しているためブレーキキャリパ圧と太い実線で示すマスターシリンダ圧は保持されるが、車両停止後にブレーキキャリパ圧がマスターシリンダ圧に対して小さいことが圧力センサ28、29によって検出されると、両者の差圧分だけ前記ブレーキキャリパ圧を増加する。具体的には、液圧モジュレータ6のカム機構21のクランク角度Pを角度Qに増加してピストン18を前進させ、ブレーキキャリパ圧Aをマスターシリンダ圧Bと同様の圧力に上昇させる(時間T3)。
このようにカム機構21のクランク角度を調整するには、PWM制御により入力デューティー比で決定される電流値を調整する。このようにして前述したカム機構21の回動位置で決定されるピストン18の位置を電気的に正確かつ簡単に調整することで、前記液圧室19の圧力を正確に設定できる。
そして、ブレーキキャリパ圧がマスターシリンダ圧と同様の圧力Bとなったら、前記第3の電磁開閉弁V3の通電を停止して閉作動し、液圧モジュレータ6と主ブレーキ通路5の連通を遮断する。そして、前記第3の電磁開閉弁V3の閉作動と同時、あるいはその直後に第1,第2の電磁開閉弁V1,V2の通電を停止する(図1の状態)。このように第2の電磁開閉弁V2が閉作動することにより、マスターシリンダ3と液損シュミレータ9の連通が遮断され、第1の電磁開閉弁V1が開作動することによりマスターシリンダ3と主ブレーキ通路5のブレーキキャリパ4側が連通する。その結果、マスターシリンダ3側のストロークはそのまま保持されると共にブレーキキャリパ4の液圧によって制動力が維持される。
その後、ライダーがブレーキ操作部2を放すと、ブレーキキャリパ4側からマスターシリンダ3に作動液が戻され、同時に液損シュミレータ9に残存した作動液がバイパス通路15と逆止弁16を介してマスターシリンダ3に戻される。その後、液圧モジュレータ6のカム機構21のクランク角度を減少させピストン18をやや後退させる。そして、コントローラ20はブレーキ回路の入力側の液圧が大気圧になった時点(時間T4)で、3の電磁開閉弁V3に定格電流を流して開作動し、同時に電動モータ23を作動させて液圧モジュレータ6内のピストン18を初期位置まで後退させるべく前記クランク角度を初期位置まで減少させ、その後、第3の電磁開閉弁V3の通電を停止して閉作動する。
ここで、前述したのはブレーキ操作部2を操作したがABSが作動しないで車両が停止した場合で説明したが、ABSが作動して車両が停止した場合についても同様に制御できる。つまりABSが作動した場合には、ABSでは液圧室19の減圧、保持、再増圧するため、車両がどの時点で停止したかによって、前記マスターシリンダ3側の圧力と、ブレーキキャリパ4側の圧力との大小関係が特定できないため、前述した電動モータ23の正逆転駆動を含みこれをPWM制御して入力デューティー比で決定される電流値を調整することで、増圧側に調整する場合でも減圧側に調整する場合でも、前述したカム機構21の回動位置で決定されるピストン18の位置を電気的に正確かつ簡単に自由に調整することができるのである。
次に、図5のフローチャートに基づいて、上述した車両が停止してからブレーキキャリパ圧とマスターシリンダ圧とを均一化して第1〜第3電磁開閉弁V1,V2,V3を開閉作動させる処理について説明する。
先ず、ステップS1において、入力側である主ブレーキ通路5の第1の電磁開閉弁V1よりもマスターシリンダ3側の圧力を検出する圧力センサ28の圧力値(Pin)を読み込み、ステップS2で出力側である主ブレーキ通路5の第1の電磁開閉弁V1よりもブレーキキャリパ4側の圧力を検出する圧力センサ29の圧力値(Pout)を読み込む。次に、ステップS3において圧力値Pin=圧力値Poutか否かを判定する。両者が等しく圧力値Pin=圧力値Poutである(あるいは圧力差が許容される微差である)と判定された場合にはステップS4に進み、ここで、第3の電磁開閉弁V3の通電を停止して閉作動し液圧モジュレータ6と主ブレーキ通路5の連通を遮断する。
次いで、ステップS5で第2の電磁開閉弁V2の通電を停止して閉作動しマスターシリンダ3と液損シュミレータ9の連通を遮断する。そして、ステップS6で第1の電磁開閉弁V1の通電を停止して開状態としマスターシリンダ3と主ブレーキ通路5のブレーキキャリパ4側を連通させて処理を終了する。
その結果、マスターシリンダ3側のストロークはそのまま保持されるとともに、ブレーキキャリパ4の液圧によって制動力が維持される。
一方、ステップS3における判定の結果が「NO」である場合には、ステップS7において、圧力値Pin<圧力値Poutか否かを判定する。判定結果が「YES」である場合はステップS8に進み、ここで、圧力Pin−Poutだけ液圧モジュレータ6を加圧側に作動させ、液圧モジュレータ6でブレーキキャリパ4側圧力を加圧した後ステップS4に進む。また、ステップS7における判定結果が「NO」である場合はステップS9に進み、圧力Pout−Pinだけ液圧モジュレータ6を減圧側に作動させ、液圧モジュレータ6でブレーキキャリパ4側圧力を減圧した後ステップS4に進む。
したがって、前記第1の電磁開閉弁V1の通電を停止し開状態にした場合に、主ブレーキ通路5のマスターシリンダ3側とブレーキキャリパ4側との液圧に差がなくなるためブレーキ操作部2を操作しているライダーにブレーキ操作部2から両者の液圧差によるショックが伝達されたり、ブレーキ操作部2にストローク変化が生ずることはない。
上記実施形態によれば、ブレーキ操作部2の操作により第1の電磁開閉弁V1を閉状態とした状態で車両が停止した場合に、主ブレーキ通路5の第1の電磁開閉弁V1よりもマスターシリンダ3側の圧力(入力側の圧力値Pin)が主ブレーキ通路5の第1の電磁開閉弁V1よりもブレーキキャリパ4側の圧力(出力側の圧力値Pout)よりも大きい場合には、前記液圧モジュレータ6によりその差分(圧力Pin−Pout)をマスターシリンダ3側に作用させて入力側と出力側とを等くし、主ブレーキ通路5の第1の電磁開閉弁V1よりもマスターシリンダ3側の圧力(入力側の圧力値Pin)が主ブレーキ通路5の第1の電磁開閉弁V1よりもブレーキキャリパ4側の圧力(出力側の圧力値Pout)よりも小さい場合には、前記液圧モジュレータ6によりその差分(圧力Pout−Pin)をマスターシリンダ3側から減圧して作用させて入力側と出力側とを等くすることができる。
したがって、その後に第1の電磁開閉弁V1を開作動した場合に前記主ブレーキ通路5において差圧が原因となる作動液体の移動がなくなるためブレーキ操作部2にストローク変化が生ずることなく商品性を高めることができる。
とりわけ、ABSが作動した後に停車し、ABSの性質上液圧モジュレータ6が減圧、保持、再増圧のどの時点で車両が停車したかが特定できない場合でも、前述したように、前記入力側と前記出力側との圧力を検出して、前記電動モータ23をPWM制御により入力デューティー比で決定される電流値を微妙に調整し、液圧モジュレータ6を短時間で正確に加圧あるいは減圧作動できるため、ABS作動のために用いられる液圧モジュレータ6の加圧減圧作動を有効利用することができる点で有利である。
尚、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、CBSを備えていない、バイワイヤ方式の自動二輪車にも適用できる。また、この実施形態では車両停止(車速=0)後に液圧モジュレータ6により液圧を調整する場合を例にして説明したが、車両停止前の低速走行時に液圧モジュレータ6により液圧を調整するようにしてもよい。
この発明の実施形態の自動二輪車のブレーキ装置の液圧回路図である。 図1の制動時及び後輪ABS作動時を示す液圧回路図である。 後輪側マスターシリンダ圧と後輪側ブレーキキャリパ圧の関係を示すグラフ図である。 制動時から車両が停止し、液圧モジュレータが初期位置に戻るまでを示すグラフ図である。 図4の車両停止後の処理を示すフローチャート図である。
符号の説明
2 ブレーキ操作部
3 マスターシリンダ
4 ブレーキキャリパ(車輪制動手段)
5 主ブレーキ通路(油圧通路)
6 液圧モジュレータ
8 分岐通路
9 液損シュミレータ
23 電動モータ(電動アクチュエータ)
Pin 入力側の圧力値
Pout 出力側の圧力値
V1 第1の電磁開閉弁(電磁開閉弁)
V2 第2の電磁開閉弁
V3 第3の電磁開閉弁

Claims (7)

  1. ブレーキ操作部に連動するマスターシリンダと、液圧操作によって車輪に制動力を付与する車輪制動手段と、前記マスターシリンダと前記車輪制動手段を接続する主ブレーキ通路と、前記主ブレーキ通路に設けられた常開型の電磁開閉弁と、前記電磁開閉弁よりも車輪制動手段側の主ブレーキ通路の液圧を電動アクチュエータにより駆動する液圧モジュレータにより調整して制動車輪と路面とのスリップ率を制御するABSとを備え、制動時に前記電磁開閉弁を閉作動した状態で、ブレーキ操作部の操作状態に応じて前記液圧モジュレータを制御し車輪制動手段に液圧を供給する自動二輪車のブレーキ装置において、前記ブレーキ操作部によりブレーキ操作した状態で車両が所定車速以下となった場合には、車両停止後にもライダーがブレーキ操作をしている場合に、前記電磁開閉弁よりもマスターシリンダ側の主ブレーキ通路の圧力と前記電磁開閉弁よりも車輪制動手段側の主ブレーキ通路の圧力との大小関係を特定し、前記液圧モジュレータを用いて車輪制動手段側の主ブレーキ通路の圧力を増圧又は減圧させて両圧力を等しくした後、前記電磁開閉弁を開作動させることを特徴とする自動二輪車のブレーキ装置。
  2. 前記ABSの作動の有無に係わらず車両が所定車速以下となった場合には、前記電動アクチュエータの入力デューティー比を調整して、前記電磁開閉弁よりもマスターシリンダ側の主ブレーキ通路の圧力と、前記電磁開閉弁よりも車輪制動手段側の主ブレーキ通路の圧力とが等しくなるように調整することを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のブレーキ装置。
  3. ブレーキ操作部に連動するマスターシリンダ側の液圧と液圧操作によって車輪に制動力を付与する車輪制動手段側の液圧とを検出し、液圧モジュレータを動作させて液圧を発生させ、マスターシリンダ側の液圧に対応するように前記車輪制動手段側に印加する液圧を電気的に制御する自動二輪車のブレーキ装置において、車両が所定車速以下となった後にマスターシリンダ側の液圧と車輪制動手段側の液圧とに差がある場合には、前記液圧モジュレータを動作させて、マスターシリンダ側の液圧と車輪制動手段側の液圧とが同じになるように前記液圧モジュレータを制御したことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のブレーキ装置。
  4. 前記車両が所定車速以下か否かの判断を行う場合には、その状態が所定時間以上継続したことを条件とすることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のブレーキ装置。
  5. 前記主ブレーキ通路には前記電磁開閉弁より上流側に分岐通路を接続し、この分岐通路に前記電磁開閉弁が閉じたときにブレーキ操作量に応じた擬似的な液圧反力をマスターシリンダに作用させる液損シュミレータが常閉型の第2の電磁開閉弁を介して接続されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のブレーキ装置。
  6. 前記液圧モジュレータと前記主ブレーキ通路とが第3の電磁開閉弁を介して接続され、前記電磁開閉弁よりもマスターシリンダ側の主ブレーキ通路の圧力と前記電磁開閉弁よりも車輪制動手段側の主ブレーキ通路の圧力とを等しくした後に、第3の電磁開閉弁を閉作動させ、それと同時あるいはその直後に前記電磁開閉弁及び前記第2の電磁開閉弁の通電を停止することを特徴とする請求項記載の自動二輪車のブレーキ装置。
  7. 前記所定の車速以下が車両停止前の低速走行時の車速であることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のブレーキ装置。
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