JP2002337678A - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents
車両用ブレーキ装置Info
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Abstract
ともに還流型液圧モジュレータの常閉型電磁開閉弁にシ
ール不良が発生している状態にてブレーキペダルが操作
されたときのブレーキペダルストローク量が通常時のブ
レーキペダルストローク量よりも増加することを抑制す
る。 【解決手段】 負圧式ブースタ14の定圧室の圧力を検
出する圧力センサー17の出力と、ブレーキペダル13
の操作に応じてオフからオンに切り換わるブレーキスイ
ッチ18の出力を電子制御装置19に入力する。電子制
御装置19は、圧力センサー17の出力に基づいてブー
スタ機能失陥を検出し、ブースタ機能失陥状態でブレー
キペダル13が操作されているときには還流型液圧モジ
ュレータ16の電動モータ16mを駆動し、還流ポンプ
16k、16lを駆動する。
Description
レーキ装置に関するものである。
液圧に応じた制動トルクを車輪に付与するホイールシリ
ンダと、入力される操作力に応じた液圧を前記ホイール
シリンダに対して出力するマスターシリンダと、ブレー
キペダルに加えられる操作力を倍力してマスターシリン
ダに入力する流体圧式ブースタと、ホイールシリンダの
液圧をマスターシリンダが出力する液圧とは異なる液圧
に調節するためにマスターシリンダとホイールシリンダ
とを接続する液圧路に介装された還流型液圧モジュレー
タとを備えた車両用ブレーキ装置が普及している。
制御装置等の構成要素とされるものであり、補助リザー
バと、マスターシリンダとホイールシリンダとの連通を
遮断するための常開型電磁開閉弁と、ホイールシリンダ
を補助リザーバに連通するための常閉型電磁開閉弁と、
補助リザーバ内に溜まったブレーキ液を常開型電磁開閉
弁とマスターシリンダとの間の液圧路に還流させる還流
ポンプと、この還流ポンプを駆動する電動モータとを備
えている。
タの常閉型電磁開閉弁の弁体と弁座との間に異物が挟ま
るなどの原因で常閉型電磁開閉弁のシール不良が発生す
ることがある。常閉型電磁開閉弁のシール不良が発生し
た状態においてブレーキペダルが操作されると、マスタ
ーシリンダからホイールシリンダに対して送出されたブ
レーキ液が補助リザーバへ漏出するため、所望の車輪制
動トルクを得るために必要なブレーキペダルストローク
量は、常閉型電磁開閉弁にシール不良が発生していない
通常時のブレーキペダルストローク量よりも大幅に増加
する。また、流体圧ブースタの倍力機能が失陥した場
合、所望の車輪制動トルクを得るために必要なブレーキ
ペダル操作力は、流体圧ブースタの倍力機能が正常な場
合のブレーキペダル操作力よりも大幅に増加する。従っ
て、常閉型電磁開閉弁にシール不良が発生しているとと
もに流体圧式ブースタの倍力機能が失陥していた状態に
てその事を知らない運転者がブレーキペダルを操作した
とき、ブレーキペダルのストローク量が不十分となり、
所望の車輪制動トルクが得られない事態に陥る可能性が
ある。
機能が失陥しているとともに還流型液圧モジュレータの
常閉型電磁開閉弁にシール不良が発生している状態にて
ブレーキペダルが操作されたときのブレーキペダルスト
ローク量が通常時のブレーキペダルストローク量よりも
増加することを抑制することを目的とする。
明は、入力される液圧に応じた制動トルクを車輪に付与
するホイールシリンダと、入力される操作力に応じた液
圧を前記ホイールシリンダに対して出力するマスターシ
リンダと、ブレーキペダルに加えられる操作力を倍力し
て前記マスターシリンダに入力する流体圧式ブースタ
と、前記ホイールシリンダの液圧を前記マスターシリン
ダが出力する液圧とは異なる液圧に調節するために前記
マスターシリンダと前記ホイールシリンダとを接続する
液圧路に介装された還流型液圧モジュレータとを備えた
車両用ブレーキ装置において、前記流体圧式ブースタの
機能失陥を検出するブースタ機能失陥検出手段と、前記
ブレーキペダルの操作を検出するブレーキペダル操作検
出手段と、前記ブースタ機能失陥検出手段がブースタ機
能失陥を検出しており且つ前記ブレーキ操作検出手段が
ブレーキペダル操作を検出していることに応じて前記還
流型液圧モジュレータの還流ポンプを駆動する電動モー
タを駆動する電動モータ制御手段とを備えていることを
特徴とする車両用ブレーキ装置である。
の倍力機能が失陥している場合、ブレーキペダルが操作
されている間、還流型液圧モジュレータの電動モータが
駆動されて還流ポンプが駆動される。従って、還流型液
圧モジュレータの常閉型電磁開閉弁にシール不良が発生
していてマスターシリンダからホイールシリンダに対し
て送り出されたブレーキ液が補助リザーバに漏出してお
れば、補助リザーバに漏出したブレーキ液が還流ポンプ
により還流型液圧モジュレータの常開型電磁開閉弁とマ
スターシリンダとの間の液圧路に還流されるため、ブレ
ーキペダルストローク量の増加が抑制され、所望の制動
力を出すことができる。
還流ポンプの負荷状態を検出するポンプ負荷状態検出手
段を備えており、前記電動モータ制御手段は、前記電動
モータの駆動を開始した後に前記ポンプ負荷状態検出手
段がポンプ無負荷状態を検出したことに応じて前記電動
モータを停止することとしてもよい。このようにすれ
ば、常閉型電磁開閉弁にシール不良は発生していないと
きの電動モータおよび還流ポンプの駆動、つまり電動モ
ータおよび還流ポンプの無駄な駆動が抑制される。即
ち、常閉型電磁開閉弁にシール不良は発生しておらず補
助リザーバ内にブレーキ液が漏出していない場合は電動
モータおよび還流ポンプの駆動は不要である。流体圧式
ブースタの倍力機能の失陥とブレーキペダル操作に応じ
て還流型液圧モジュレータの電動モータが駆動され、還
流ポンプが駆動された場合、常閉型電磁開閉弁にシール
不良は発生していなければ補助リザーバ内にブレーキ液
が漏出していないことにより還流ポンプは無負荷状態で
あり、ポンプ負荷検状態出手段が還流ポンプの無負荷状
態を検出することにより、電動モータが停止される。
ンプ負荷状態検出手段がポンプ無負荷状態を検出したこ
とに応じて前記電動モータを停止した以後、前記電動モ
ータの駆動を再開しないこととしてもよい。かかる構成
においては、常閉型電磁開閉弁にシール不良は発生して
いないときは、電動モータおよび還流ポンプの無駄な駆
動が1回に抑制される。
態を図を参照して説明する。図1は、車両用ブレーキ装
置10の全体構成を示す。図2は、図1中の電子制御装
置19の作用を示すフローチャートである。車両用ブレ
ーキ装置10は、図1に示されるように、入力される液
圧に応じた制動トルクを前左車輪に付与するホイールシ
リンダ11Aと、入力される液圧に応じた制動トルクを
前右車輪に付与するホイールシリンダ11Bと、入力さ
れる液圧に応じた制動トルクを後左車輪に付与するホイ
ールシリンダ11Cと、入力される液圧に応じた制動ト
ルクを後右車輪に付与するホイールシリンダ11Dと、
入力される操作力に応じた液圧をホイールシリンダ11
A〜11Dに対して出力するマスターシリンダ12と、
ブレーキペダル13に加えられた操作力を倍力してマス
ターシリンダ12に入力する負圧式ブースタ14と、マ
スターシリンダ12とホイールシリンダ11A〜11D
とを接続する液圧路15A、15Bに介装された還流型
液圧モジュレータ16と、この還流型液圧モジュレータ
16の構成要素である電動モータ16mを駆動する電子
制御装置19とを備えている。
方ピストンと後方ピストンとが収容されて前方圧力室と
後方圧力室とが形成され、これらピストンが負圧式ブー
スタ14からの入力により前進されることで両圧力室が
昇圧されるように構成された周知のものであり、その前
方圧力室は液圧路15Aに接続され、またその後方圧力
室は液圧路15Bに接続されている。
ワーピストンによりパワーピストン前側の定圧室とパワ
ーピストン後側の変圧室との区画され、その定圧室には
エンジンのインテークマニホールド等の負圧源20から
負圧が常時入力され、パワーピストン内にはブレーキペ
ダル13に連結された入力ロッド14aとパワーピスト
ンとの相対変位に応じて3位置(変圧室を大気から遮断
して定圧室に連通する出力減少位置、変圧室を大気およ
び定圧室の両方から遮断する出力保持位置、変圧室を定
圧室から遮断して大気に連通する出力増加位置の3位
置)に切り換わる弁機構が収容され、定圧室と変圧室と
の間の差圧によりパワーピストンに発生する前進力と入
力ロッドに加わる前進力(ブレーキペダルに加えられる
操作力に応じた大きさである)とが出力ロッドによりマ
スターシリンダ14に対して出力される一方、この出力
に応じた反力が入力ロッド14aに対して加わるように
構成された周知のものである。
うに、ホイールシリンダ11A〜11Dの液圧をマスタ
ーシリンダ12が出力する液圧とは異なる値に調節する
ためのもので、アンチロック制御装置等の構成要素とさ
れるものである。
ーバ16aおよび16bと、ホイールシリンダ11Aを
マスターシリンダ12の前方圧力室から遮断するための
常開型電磁開閉弁16cと、ホイールシリンダ11Aを
補助リザーバ16aに連通するための常閉型電磁開閉弁
16dと、ホイールシリンダ11Bをマスターシリンダ
12の前方圧力室から遮断するための常開型電磁開閉弁
16eと、ホイールシリンダ11Bを補助リザーバ16
aに連通するための常閉型電磁開閉弁16fと、ホイー
ルシリンダ11Cをマスターシリンダ12の後方圧力室
から遮断するための常開型電磁開閉弁16gと、ホイー
ルシリンダ11Cを補助リザーバ16bに連通するため
の常閉型電磁開閉弁16hと、ホイールシリンダ11D
をマスターシリンダ12の後方圧力室から遮断するため
の常開型電磁開閉弁16iと、ホイールシリンダ11D
を補助リザーバ16bに連通するための常閉型電磁開閉
弁16jと、補助リザーバ16a内のブレーキ液を常開
型電磁開閉弁16c、16eとマスターシリンダ12と
の間の液圧路15Aに還流させるための還流ポンプ16
kと、補助リザーバ16b内のブレーキ液を常開型電磁
開閉弁16g、16iとマスターシリンダ12との間の
液圧路15Bに還流させるための還流ポンプ16lと、
還流ポンプ16kおよび16lを駆動する電動モータ1
6mを主たる構成要素とする周知のものである。
ンダ11Aの液圧を調節するときに駆動され、電磁開閉
弁16e、16fはホイールシリンダ11Bの液圧を調
節するときに駆動され、電磁開閉弁16g、16hはホ
イールシリンダ11Cの液圧を調節するときに駆動さ
れ、電磁開閉弁16i、16jはホイールシリンダ11
Dの液圧を調節するときに駆動される。例えば、ホイー
ルシリンダ11Aの液圧を減圧するときには、電磁開閉
弁16cが閉じられ且つ電磁開閉弁16dが開かれる。
これにより、ホイールシリンダ11Aから補助リザーバ
16aへブレーキ液が排出されてホイールシリンダ11
Aの液圧が減圧する。ホイールシリンダ11Aの液圧を
減圧した後に再び増圧させるときには、電磁開閉弁16
dが閉じられ且つ電磁開閉弁16cが開かれる。これに
より、電磁開閉弁16cのマスターシリンダ12側から
ホイールシリンダ11Aへブレーキ液が供給されてホイ
ールシリンダ11Aの液圧が増圧する。電磁開閉弁16
c〜16jの駆動によりホイールシリンダ11A〜11
Dの液圧が調節される場合、電動モータ16mが駆動さ
れて還流ポンプ16k、16lが駆動され、補助リザー
バ16a、16bに排出されるブレーキ液が逐次、電磁
開閉弁16c、16e、16g、16iとマスターシリ
ンダ12との間の液圧路15A、15Bへ還流される。
これにより、ブレーキペダル13のストローク量の増加
が抑制される。
h、16jの何れか1つ、例えば常閉型電磁開閉16d
にシール不良が発生している状態においてブレーキペダ
ル13が操作されると、マスターシリンダ12からホイ
ールシリンダ11A、11Bに対して送出されたブレー
キ液が補助リザーバ16aへと漏出するため、所望の制
動力を出すために必要なブレーキペダルストローク量
は、常閉型電磁開閉弁16dにシール不良が発生してい
ない通常時のブレーキペダルストローク量よりも大幅に
増加する。常閉型電磁開閉弁にシール不良が発生してい
る状態の下でブレーキペダル13が操作された場合、負
圧式ブースタ14の倍力機能が失陥していたならば、ブ
レーキペダル13を十分にストロークさせることができ
ず、所望の制動力が出せない事態に陥る可能性がある。
負圧式ブースタ14の定圧室に対して出力されている圧
力Pを検出する圧力センサー17の出力信号とブレーキ
ペダル13が踏み込まれることに応じてオフからオンに
切り換わるブレーキスイッチ18の出力信号とに基づい
て還流型液圧モジュレータ16の電動モータ16mを駆
動する電子制御装置19が設置されている。
タ等によって構成されており、車両のイグニッションス
イッチが閉成されると、所定の周期で図2のフローチャ
ートに対応するプログラムを実行する。図2において、
先ずステップS11にて初期化が行われ、次いでステッ
プS12にて負圧源20から負圧式ブースタ14の定圧
室に対して出力されている圧力Pが検出され、次いでス
テップS13にて負圧式ブースタ14の倍力機能失陥が
判定される。この倍力機能失陥判定においては、検出圧
力Pが所定のしきい値Pr(負圧式ブースタ14が倍力
機能を果たすための定圧室圧力の上限値である)と比較
され、検出圧力Pがしきい値Prよりも高ければ、ブー
スタ機能失陥と判定されてステップS14に進み、検出
圧力Pがしきい値Prよりも高くなければステップS1
2に戻る。
がオンであるか否かが判定される。ブレーキスイッチ1
8がオンでなければ、即ちブレーキペダル13が操作さ
れていなければステップS14が繰り返されるが、ブレ
ーキスイッチ18がオンであれば、即ちブレーキペダル
13が操作されておれば、ステップS15に進んで還流
型液圧モジュレータ16の電動モータ16mが駆動され
た後、ステップS16に進む。
8がオフであるか否かが判定され、ブレーキスイッチ1
8がオフであれば、即ちブレーキペダル13の操作が解
除されたのであればステップS17にて電動モータ16
mが停止された後ステップS12に戻るが、ブレーキス
イッチ18がオフでなければステップS15に戻る。
能が失陥し且つブレーキペダル13が踏み込まれている
状態では電動モータ16mが駆動されて還流ポンプ16
k、16lが駆動されるため、還流型液圧モジュレータ
16の常閉型電磁開閉弁16d、16f、16h、16
jの何れかにシール不良が発生していてマスターシリン
ダ12からホイールシリンダ11A〜11Dに対して送
り出されたブレーキ液が補助リザーバ16a、16bに
漏出しておれば、補助リザーバ16a、16bに漏出し
たブレーキ液が還流ポンプ16k、16lにより還流型
液圧モジュレータ16の常開型電磁開閉弁16c、16
e、16g、16iとマスターシリンダ12との間の液
圧路15A、15Bに還流されるため、ブレーキペダル
ストローク量の増加が抑制され、所望の制動力を出すこ
とができる。
によりブースタ機能失陥検出手段が構成され、ブレーキ
スイッチ18によりブレーキ操作検出手段が構成され、
電子制御装置19により電動モータ制御手段が構成され
ているものである。
に示される作用をすることとしてもよい。この場合、電
子制御装置19には電動モータ16mの電流値Iを検出
する電流センサが内蔵される。図2のフローチャートに
対する図3のフローチャートの相違点は、図2のステッ
プS15に対応するステップS115と図2のステップ
S16に対応するステップS116との間にステップS
118が追加された点にある。ステップS118におい
ては、電動モータ16mの電流値Iが無負荷電流値Ir
と等しいか否かが判定され、電流値Iが無負荷電流値I
rと等しくなければステップS116に進むが、電流値
Iが無負荷電流値Irと等しければ、図2のステップS
17に対応するステップS117に進んで電動モータ1
6mが停止される。電動モータ16mの電流値Iは還流
ポンプ16k、16lの負荷に対応するので、電流値I
の検出は還流ポンプ16k、16lの負荷の検出に該当
する。電流値Iが無負荷電流値Irと等しいことは還流
ポンプ16k、16lが無負荷であることを意味し、こ
れは補助リザーバ16a、16b内にブレーキ液がない
ことを意味し、ひいては常閉型電磁開閉弁16d、16
f、16h、16jの何れにもシール不良がないことを
意味する。尚、ステップS111〜S114は図2のス
テップS11〜S14にそれぞれ対応する。
ムの実行により、負圧式ブースタ14の倍力機能失陥が
検出され且つブレーキペダル13の踏み込みが検出され
ることに応じて電動モータ16mの駆動が開始するが、
常閉型電磁開閉弁16d、16f、16h、16jの何
れにもシール不良がなければ電動モータ16mが停止さ
れるので、電動モータ16mおよび還流ポンプ16k、
16lの無駄な駆動が抑制される。
態検出手段が構成されているものである。
ャートに示される作用をすることとしてもよい。この場
合も、電子制御装置19には電動モータ16mの電流値
Iを検出する電流センサが内蔵される。図3のフローチ
ャートに対する図4のフローチャートの相違点は、図3
のステップS118に対応するステップS218にて電
動モータ16mの電流値Iが無負荷電流値Irと等しい
と判定された場合にはステップS219に進んで電動モ
ータ16mを停止させた後、図3のステップS111に
対応するステップS211に戻らなくされている点にあ
る。これにより、電動モータ16mおよび還流ポンプ1
6k、16lの無駄な駆動が1回に抑制される。尚、ス
テップS211〜S217は図3のステップS111〜
S117にそれぞれ対応する。
は、負圧式ブースタ14が使用されているが、パワー液
圧源から入力されるパワー液圧を用いて倍力機能を果た
す液圧式ブースタを使用することとしてもよい。この場
合、液圧式ブースタの倍力機能失陥は、パワー液圧源か
ら液圧式ブースタに対して出力されているパワー液圧を
圧力センサーにより検出し、検出したパワー液圧が所定
のしきい値(液圧式ブースタが倍力機能を果たすための
パワー液圧の下限値である)と比較することで検出され
るものでり、検出したパワー液圧が所定のしきい値以下
となった場合はブースタ機能失陥と判定される。
によれば、流体圧ブースタの倍力機能が失陥していると
ともに還流型液圧モジュレータの常閉型電磁開閉弁にシ
ール不良が発生している状態にてブレーキペダルが操作
されたときのブレーキペダルストローク量が通常時のブ
レーキペダルストローク量よりも増加することを抑制す
ることができ、所望の車輪制動トルクを得ることができ
なくなる事態を抑制することができる。
キ装置の全体構成を示す図である。
である。
である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 入力される液圧に応じた制動トルクを車
輪に付与するホイールシリンダと、入力される操作力に
応じた液圧を前記ホイールシリンダに対して出力するマ
スターシリンダと、ブレーキペダルに加えられる操作力
を倍力して前記マスターシリンダに入力する流体圧式ブ
ースタと、前記ホイールシリンダの液圧を前記マスター
シリンダが出力する液圧とは異なる液圧に調節するため
に前記マスターシリンダと前記ホイールシリンダとを接
続する液圧路に介装された還流型液圧モジュレータとを
備えた車両用ブレーキ装置において、前記流体圧式ブー
スタの機能失陥を検出するブースタ機能失陥検出手段
と、前記ブレーキペダルの操作を検出するブレーキペダ
ル操作検出手段と、前記ブースタ機能失陥検出手段がブ
ースタ機能失陥を検出しており且つ前記ブレーキ操作検
出手段がブレーキペダル操作を検出していることに応じ
て前記還流型液圧モジュレータの還流ポンプを駆動する
電動モータを駆動する電動モータ制御手段とを備えてい
ることを特徴とする車両用ブレーキ装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の車両用ブレーキ装置で
あって、前記還流ポンプの負荷状態を検出するポンプ負
荷状態検出手段を備えており、前記電動モータ制御手段
は、前記電動モータの駆動を開始した後に前記ポンプ負
荷状態検出手段がポンプ無負荷状態を検出したことに応
じて前記電動モータを停止することを特徴とする車両用
ブレーキ装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の車両用ブレーキ装置で
あって、前記電動モータ制御手段は、前記ポンプ負荷状
態検出手段がポンプ無負荷状態を検出したことに応じて
前記電動モータを停止した以後、前記電動モータの駆動
を再開しないことを特徴とする車両用ブレーキ装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001149727A JP2002337678A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 車両用ブレーキ装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001149727A JP2002337678A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 車両用ブレーキ装置 |
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