JP2006166155A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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祐二 田村
Tomohiro Suzuki
友弘 鈴木
Fumikage Uchida
史景 内田
Tetsuya Ishikawa
哲也 石川
Hiroyasu Nishimura
泰保 西村
Tomoya Ogawa
智哉 小川
Takashi Moromizato
尚 諸見里
Masayuki Yasukaga
正之 安加賀
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Abstract

【課題】極秘マークなどの付加画像が付加された原稿や印刷データを、その付加画像の付加が必要期間に出力あるいは複写した場合にだけ、元画像に付加画像の付加された画像を出力する画像処理装置を提供する。
【解決手段】元画像にウォーターマークなどの付加画像とその有効期限を示す情報マークとが合成された原稿をスキャナ部11で読み取り、情報マークを画像解析して有効期限を認識する。現在日時が有効期限内であれば読み取った画像をそのまま出力し、有効期限経過後であれば、読み取った画像から付加画像と情報マークとを除去して元画像のみを出力する。また、印刷データに有効期限情報が含まれている場合は、現在日時が有効期限内であれば、指定された付加画像を印刷データが示す元画像に付加して印刷し、有効期限経過後であれば元画像のみを印刷する。
【選択図】図1

Description

本発明は、処理対象画像に対してウォーターマークなどの付加画像を付加して出力可能な画像処理装置に係わり、特に、付加を要する期間に出力した場合にだけ付加画像が付加されるようにする技術に関する。
従来から、記録紙に印刷された機密情報の漏洩や無断複写を防止するために、「極秘」や「複写禁止」などのマークをオーバーレイ印刷することが行なわれている。また、無断複写を機械側で防止するために、特定のバーコードが複写対象の原稿に付加されているか否かを検出し、付加されている場合にその原稿に対する複写動作を禁止するようにした画像形成装置もある(たとえば、特許文献1参照。)。
特開平8−65438号公報
機密情報の中には機密保持期限を有するものがある。たとえば、製品のカタログは、製品発売前は機密情報であるが製品発売後は公のものになる。このような印刷物では、機密保持期限経過前の印刷には極秘マークの付加を要するが、機密保持期限経過後の印刷には極秘マークを付加する必要はない。
しかしながら、当初の印刷データを極秘マーク付きで作成すると、機密保持期限の経過後にその印刷データを使用して印刷した場合にも極秘マークが付加されてしまう。このため、極秘マークなしの印刷データを別途作成するとともに、印刷を行なう際に、マークありとマークなしのどちらの印刷データを使用すべきかを、機密保持期限の経過/未経過に基づいて判断しなければならなかった。
また、極秘マーク付きの原稿をその機密保持期限が経過した後に複写機で複写した場合にも、もはや不要となった極秘マーク付きで複写されてしまうという問題もあった。
このほか、自動車の新車案内パンフレットなどにおいては、発表日までは写真部分を伏せて説明文のみとし、発表日以後は写真付きのパンフレットに変更するような場合もある。さらに、映画のビラなどでは一部の文字画像を、当初は「近日公開予定」、公開日が近づくと「○月○日公開」、公開日を過ぎると「ただいま公開中」というように出力時期に応じて差し替えて印刷したい場合もある。
このような要請に応えるために、従来は、元画像に対して極秘マークや写真・文字などの付加画像を付加するか否かの点でしか相違しない複数種類の印刷データを個別に作成し、これらを印刷の時期に応じて使い分けしなければならず、それらの管理に多大な手間を要するという問題が生じていた。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、極秘マークなどの付加画像がその必要期間に出力あるいは複写した場合にだけ元画像に付加されるようにすることで、出力時期や複写時期に応じて付加画像を付加する/しないを切り替えるための管理工数を低減することのできる画像処理装置を提供することを目的としている。
また、必要期間を経過した不要な付加画像が付加されないようにすることで、印刷物あるいは複写物の品質向上を図ることを目的としている。
請求項1に係わる発明は、処理対象画像と、この処理対象画像に対して付加画像を付加するか否かの基準となる日時情報とを入手する入手手段と、
前記入手手段で入手した前記日時情報に基づき、前記処理対象画像に付加画像を付加するか否かの判定を行なう判定手段と
を有する
ことを特徴とする画像処理装置である。
上記発明によれば、印刷や複写の目的画像である処理対象画像と、この処理対象画像に対してウォーターマークなどの付加画像を付加するか否かの基準となる日時情報とを入手し、この日時情報に基づき、処理対象画像に付加画像を付加するか否かを判定する。
処理対象画像は、画像ファイルや各種のプリンタ言語で表わされた印刷データなどの電子データとして入手するほか、記録紙上の画像を光学的に読み取って入手してもよい。日時情報についても、コード情報などの電子データで入手しても、バーコードなどの画像を光学的に読み取って入手してもよい。
処理対象画像と日時情報とは、予め関連付けされており、この関連付けがわかるように処理対象画像と日時情報とを入手すればよい。したがって、これらを同時にあるいは同一の入手先から入手する必要はなく、たとえば、処理対象画像は画像サーバから入手し、それに関連付けされた日時情報は、別途、他のサーバから入手するような構成でもよい。
なお、付加画像の内容や種類、付加画像を付加する位置などは別途指定される。また、付加画像は、処理対象画像とともに入手してもよいし、別途の入手でもよい。付加画像の種類は問わず、ウォーターマークなどの規定の画像でも、ユーザの指定する任意画像でもよい。
請求項2に係わる発明は、前記日時情報は、前記付加画像の付加開始日時または付加終了日時もしくはこれらの双方を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
上記発明によれば、日時情報は、付加画像の付加開始日時または付加終了日時もしくはこれらの双方など様々に設定されている。日時情報が付加開始日時を示す場合は、その日時前の出力や複写では付加画像を付加せず、その日時以降の出力や複写では付加画像を付加する。日時情報が付加終了日時を示す場合は、その日時前の出力や複写では付加画像を付加し、その日時以降の出力や複写では付加画像を付加しない。
日時情報が付加開始日時とそれ以降の付加終了日時とを示す場合には、それらの間の期間に出力した場合にのみ付加画像が付加される。また、日時情報が付加開始日時とそれ以前の付加終了日時とを示す場合には、それらの間の期間に出力した場合には付加画像が付加されず、他の期間に出力すれば付加画像が付加されるようになる。付加開始日時や付加終了日時の設定数を増やせば、それに応じて付加画像を付加する/しないを何度でも切り替えることが可能になる。
請求項3に係わる発明は、前記入手手段は、付加画像の入手先情報を入手し、この入手先情報が示す入手先から付加画像を入手する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置である。
上記発明によれば、入手手段は、入手先情報を入手するとともに、この入手先情報が示す入手先から付加画像を入手する。これにより、付加画像は、予め出力装置が保有するものや処理対象画像の提供者から直接提供されるものに限定されなくなる。すなわち、ネットワーク上のサーバなどに保存されている付加画像であっても、それを入手して処理対象画像に付加することが可能になる。
請求項4に係わる発明は、前記判定手段の判定結果に応じて、処理対象画像のみ、または、処理対象画像に付加画像を付加した合成画像を出力する出力手段を有する
ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の画像処理装置である。
上記発明によれば、日時情報が付加画像の付加を示す日時に処理対象画像を出力する場合には、処理対象画像に付加画像を付加した合成画像を出力し、日時情報が付加画像の付加を示す日時以外に出力する場合は処理対象画像のみを出力する。出力方法は、印刷、ディスプレイへの表示、ファクシミリ装置その他の外部装置への送信などがある。
請求項5に係わる発明は、付加画像を処理対象画像に付加する場合は、その付加画像に対応する日時情報を画像で表わした日時情報画像をさらに付加した合成画像を出力する
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置である。
上記発明によれば、日時情報が付加画像の付加要を示す日時に処理対象画像を出力する場合には、処理対象画像に付加画像と日時情報画像とを付加した合成画像が出力される。日時情報画像には、たとえば、日時情報が示す日時を一次元バーコードや二次元バーコードで表わしたもの、日時を文字・記号で表わしたもの、日時を特定のドットパターンで表わしたものなどを利用できる。
請求項6に係わる発明は、付加画像を処理対象画像に付加する場合は、その付加画像の入手先情報を画像で表わした入手先情報画像をさらに付加した合成画像を出力する
ことを特徴とする請求項4または5に記載の画像処理装置である。
上記発明によれば、日時情報が付加画像の付加要を示す日時に処理対象画像を出力する場合には、処理対象画像に付加画像と入手先情報画像とを付加した合成画像が出力される。入手先情報画像には、二次元バーコードなど日時情報画像の場合と同種の画像が利用される。日時情報画像と入手先情報画像は、双方合成される場合がある。また、日時情報、入手先情報、その他の情報を1つの画像(たとえば、二次元バーコード)にまとめて表わしてもよい。
請求項7に係わる発明は、前記出力手段は、予め付加画像の付加された処理対象画像を前記入手手段が入力し、かつ前記判定手段がその付加画像を付加しないと判定したときは、前記入力手段で入力した画像から前記付加画像を除去した画像を出力する
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置である。
上記発明によれば、入手した処理対象画像に予め付加画像が付加されていた場合に、これを付加画像の付加不要期間に出力するときは、付加されていた付加画像を除去して出力する。たとえば、処理対象画像に付加画像が合成された原稿を複写する場合に、読み取った原稿画像から付加画像を除去して出力する。
請求項8に係わる発明は、前記出力手段は、予め前記日時情報を画像で表わした日時情報画像と付加画像とが付加された処理対象画像を前記入手手段が入力し、かつ前記判定手段がその付加画像を付加しないと判定したときは、前記入力手段で入力した画像から前記付加画像と前記日時情報画像とを除去した画像を出力する
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置である。
上記発明によれば、入手した処理対象画像に予め付加画像と日時情報画像とが付加されていた場合に、これを付加画像の付加不要期間に出力するときは、付加されていた付加画像と日時情報画像とを除去して出力する。たとえば、処理対象画像に付加画像と日時情報画像とが合成された原稿を複写する場合に、読み取った原稿画像から付加画像と日時情報画像とを除去して出力する。
請求項9に係わる発明は、前記出力手段が印刷手段である
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置である。
上記発明によれば、処理対象画像に付加画像の付加されたもの、あるいは付加されないものが印刷出力される。この場合、付加画像の付加とは、付加画像を処理対象画像に画像合成することである。
請求項10に係わる発明は、前記出力手段が表示手段である
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置である。
上記発明によれば、処理対象画像に付加画像の付加されたもの、あるいは付加されないものがディスプレイ装置などに表示される。この場合、付加画像の付加とは、付加画像を処理対象画像に画像合成することである。
請求項11に係わる発明は、前記出力手段が送信手段である
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置である。
上記発明によれば、処理対象画像に付加画像の付加されたもの、あるいは付加されないものが外部へ送信される。送信には、付加画像を処理対象画像に合成した合成画像や合成しない画像をファクシミリ送信したり、FTP送信したりする場合などが含まれる。また、付加画像を付加する態様の1つとして、処理対象画像の画像データと付加画像の画像データとを関連付けて送信することを含めてもよい。すなわち、付加画像を付加しない場合は処理対象画像の画像データのみを送信し、付加する場合は処理対象画像の画像データと付加画像の画像データとを関連付けて送信する。この場合、画像の合成は行なわれない。
請求項12に係わる発明は、前記入手手段は、前記日時情報を画像で表わした日時情報画像と前記処理対象画像とが記録された原稿を読み取る読取手段である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置である。
上記発明によれば、日時情報を表わすバーコードなどの画像と処理対象画像とが記録された原稿を光学的に読み取ることで、処理対象画像や日時情報が取得される。すなわち、読み取った原稿中の日時情報画像を画像解析することで、その内容を認識して日時情報を入手する。
請求項13に係わる発明は、前記入手手段は、前記処理対象画像と前記日時情報とを表わしたデータを受信する受信手段である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置である。
上記発明によれば、処理対象画像や日時情報はデータとして受信される。たとえば、プリンタ言語で表わされたコード情報として受信される。
請求項14に係わる発明は、前記日時情報画像およびまたは前記入手先情報画像を付加した場合に、これらの画像が前記処理対象画像およびまたは付加画像と重なるか否かを判定する重複判定手段と、
前記重複判定手段が重なると判定したとき、前記処理対象画像およびまたは付加画像を縮小およびまたは移動させる付加領域創出手段と
をさらに有する
ことを特徴とする請求項5または6に記載の画像処理装置である。
上記発明によれば、日時情報画像や入手先情報画像を付加する空きスペースがない場合に、処理対象画像や付加画像を縮小およびまたは移動することで合成のための空きスペースを生み出している。縮小率や移動量は、可変でもよいし、処理対象画像が最大の大きさであると想定した場合に取るべき固定値を採用してもよい。
請求項15に係わる発明は、前記処理対象画像およびまたは付加画像から空白領域を除いた有効領域を判別する判別手段を備え、
前記重複判定手段は、前記判別手段が判別した有効領域と、前記日時情報画像およびまたは前記入手先情報画像のサイズと、前記出力手段における有効領域とから、縮小率およびまたは移動量を決定する
ことを特徴とする請求項14に記載の画像処理装置である。
上記発明によれば、処理対象画像およびまたは付加画像の中で実質的な画像が存在する有効領域の大きさや位置を判別し、この有効領域を基準に、日時情報画像や入手先情報画像を合成するための空きスペースの有無や、空きスペースを生み出すための縮小率およびまたは移動量が決定される。たとえば、処理対象画像のサイズがA4であったとしても、その中で文字や写真のある領域が一部分だけの場合もあるので、空白領域を除く実質的な有効領域を判別することで、縮小率や移動量が必要以上に大きくなることが防止される。
請求項16に係わる発明は、前記日時情報画像およびまたは前記入手先情報画像の除去によって生じる空きスペースに応じて、処理対象画像を拡大およびまたは移動させる
ことを特徴とする請求項7または8に記載の画像処理装置である。
上記発明によれば、日時情報画像や入手先情報画像を合成するために、元々、処理対象画像が縮小およびまたは移動されていた場合は、日時情報画像や入手先情報画像を除去した際に、処理対象画像を元の大きさに拡大したり、元の位置に戻したりすることが行なわれる。
請求項17に係わる発明は、前記処理対象画像内に複数設けられた領域毎に前記日時情報が設定されている場合に、それぞれの日時情報に対応して付加画像を付加するか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15または16に記載の画像処理装置である。
上記発明によれば、処理対象画像内に複数設けられた領域毎に、付加画像を付加するか否かの判断基準となる日時情報が設定されており、それぞれの日時情報に基づいて付加画像を付加する/しないが領域毎に判定される。付加画像は、領域毎に相違してもよいし、2以上の領域で共通でもよい。また、1つの領域に対して複数の付加画像が割り当てられていてもよい。領域は互いが重複しないように設定されたものでも、重複を許すように設定されたものでもよい。
請求項18に係わる発明は、前記処理対象画像に対して付加され得る付加画像毎に前記日時情報が設定されている場合に、それぞれの日時情報に対応して付加画像を付加するか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15または16に記載の画像処理装置である。
上記発明によれば、処理対象画像に対して付加され得る複数の付加画像毎に日時情報が設定されており、各付加画像を付加する/しないが、それぞれに対応付けされた日時情報に基づいて判定される。付加画像毎に日時情報が設定されているので、同一の領域に対して複数の付加画像をそれぞれ異なる日時情報に基づいて付加する/しないを切り替えることができる。
請求項19に係わる発明は、前記日時情報は、付加画像を付加する期間の終期を示す有効期限情報である
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17または18に記載の画像処理装置である。
上記発明によれば、有効期限の経過前ならば出力時に付加画像が付加され、経過後は出力時に付加画像が付加されなくなる。機密保持期限のある書類に付加画像として極秘マークを付加するような場合に好適となる。
請求項20に係わる発明は、出力に供する画像データを入手する画像データ獲得手段と、
前記画像データに基づく画像を出力する際に、前記画像データに対して設定された付加画像を削除して出力するか否かの判断に供する日時情報が、前記画像を出力する日時と合致するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段が、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致すると判断する場合は、前記日時情報に基づく日時情報画像を伴わない前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しないと判断する場合は、前記日時情報画像とともに前記画像を出力する画像出力部と
を有する
ことを特徴とする画像処理装置である。
請求項21に係わる発明は、出力に供する画像データを入手する画像データ獲得手段と、
前記画像データに基づく画像を出力する際に、前記画像データに対して設定された付加画像を削除して出力するか否かの判断に供する日時情報が、前記画像を出力する日時と合致するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段が、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致すると判断する場合は、前記日時情報に基づく日時情報画像とともに前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しないと判断する場合は、前記日時情報画像をともなわない前記画像を出力する画像出力部と
を有する
ことを特徴とする画像処理装置である。
請求項22に係わる発明は、前記画像出力部は、前記日時情報画像を出力する際に、前記画像データに基づく画像と前記日時情報画像とが干渉しないように出力する
ことを特徴とする請求項20もしくは21に記載の画像処理装置である。
請求項23に係わる発明は、前記画像出力部は、前記日時情報画像を出力する際に、前記画像データに基づく画像を縮小して出力する
ことを特徴とする請求項22のいずれかに記載の画像処理装置である。
請求項24に係わる発明は、前記画像出力部は、前記画像データに基づく画像と前記日時情報画像との重複判別結果に応じて、画像を縮小して出力する
ことを特徴とする請求項23に記載の画像処理装置である。
請求項25に係わる発明は、前記日時情報画像の出力可能領域と前記日時情報画像のサイズとを比較した結果に基づいて、前記画像の縮小量を制御する
ことを特徴とする請求項24に記載の画像処理装置である。
請求項26に係わる発明は、前記画像出力部は、縮小情報に基づいて前記画像データに基づく画像を出力する
ことを特徴とする請求項22に記載の画像処理装置である。
請求項27に係わる発明は、前記縮小情報は、獲得されたものである
ことを特徴とする請求項26に記載の画像処理装置である。
請求項28に係わる発明は、前記画像出力部は、前記画像データに基づく画像と前記日時情報画像との重複判別結果に応じて、画像を出力する位置を制御する
ことを特徴とする請求項22に記載の画像処理装置である。
請求項29に係わる発明は、前記日時情報画像の出力可能領域と前記日時情報画像のサイズとを比較した結果に基づいて、前記画像を出力する位置を制御する
ことを特徴とする請求項28に記載の画像処理装置である。
請求項30に係わる発明は、前記画像出力部は、出力位置情報に基づいて前記画像データに基づく画像を出力する
ことを特徴とする請求項22に記載の画像処理装置である。
請求項31に係わる発明は、前記出力位置情報は、獲得されたものである
ことを特徴とする請求項30に記載の画像処理装置である。
請求項32に係わる発明は、前記画像出力部は、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致する場合は、前記付加画像をともなわない前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しない場合は、前記付加画像とともに前記画像を出力するものである
ことを特徴とする請求項20もしくは21に記載の画像処理装置である。
請求項33に係わる発明は、前記画像出力部は、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致する場合は、前記付加画像とともに前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しない場合は、前記付加画像をともなわない前記画像を出力するものである
ことを特徴とする請求項20もしくは21に記載の画像処理装置である。
請求項34に係わる発明は、前記画像出力部は、前記日時情報画像を出力する際に、前記画像データと前記付加画像データとに基づく合成画像と前記日時情報画像とが干渉しないように出力する
ことを特徴とする請求項32もしくは33のいずれかに記載の画像処理装置である。
請求項35に係わる発明は、前記画像出力部は、前記日時情報画像を出力する際に、前記合成画像を縮小して出力する
ことを特徴とする請求項34に記載の画像処理装置である。
請求項36に係わる発明は、前記画像出力部は、前記合成画像と前記日時情報画像との重複判別結果に応じて、前記合成画像を縮小して出力する
ことを特徴とする請求項35に記載の画像処理装置である。
請求項37に係わる発明は、前記日時情報画像の出力可能領域と前記日時情報画像のサイズとを比較した結果に基づいて、前記合成画像の縮小量を制御する
ことを特徴とする請求項36に記載の画像処理装置である。
請求項38に係わる発明は、前記画像出力部は、縮小情報に基づいて前記合成画像データに基づく画像を出力する
ことを特徴とする請求項34に記載の画像処理装置である。
請求項39に係わる発明は、前記縮小情報は、獲得されたものである
ことを特徴とする請求項38に記載の画像処理装置である。
請求項40に係わる発明は、前記画像出力部は、前記合成画像と前記日時情報画像との重複判別結果に応じて、画像を出力する位置を制御する
ことを特徴とする請求項34に記載の画像処理装置である。
請求項41に係わる発明は、前記日時情報画像の出力可能領域と前記日時情報画像のサイズとを比較した結果に基づいて、画像を出力する位置を制御する
ことを特徴とする請求項40に記載の画像処理装置である。
請求項42に係わる発明は、前記画像出力部は、出力位置情報に基づいて前記合成画像データに基づく画像を出力する
ことを特徴とする請求項34に記載の画像処理装置である。
請求項43に係わる発明は、前記出力位置情報は、獲得されたものである
ことを特徴とする請求項42に記載の画像処理装置である。
請求項44に係わる発明は、前記画像データに対する前記付加画像を設定する付加画像設定手段
を有する
ことを特徴とする請求項20ないし43のいずれかに記載の画像処理装置である。
請求項45に係わる発明は、前記付加画像の設定は外部の付加画像設定手段よりなされる
ことを特徴とする請求項20ないし43のいずれかに記載の画像処理装置である。
請求項46に係わる発明は、前記日時情報を設定する日時情報設定手段
を有する
ことを特徴とする請求項20ないし43のいずれかに記載の画像処理装置である。
請求項47に係わる発明は、前記日時情報の設定は外部の日時情報設定手段よりなされる
ことを特徴とする請求項20ないし43のいずれかに記載の画像処理装置である。
請求項48に係わる発明は、前記日時情報設定手段は、
前記日時情報を前記付加画像に対応して設定するものである
ことを特徴とする請求項46もしくは47に記載の画像処理装置である。
請求項49に係わる発明は、前記日時情報設定手段は、
前記日時情報を前記付加画像が付加される領域に対応して設定するものである
ことを特徴とする請求項46もしくは47に記載の画像処理装置である。
請求項50に係わる発明は、前記日時情報は原稿より獲得する
ことを特徴とする請求項20ないし49のいずれかに記載の画像処理装置である。
請求項51に係わる発明は、前記日時情報は原稿を読み取ることにより獲得する
ことを特徴とする請求項50に記載の画像処理装置である。
請求項52に係わる発明は、出力に供する画像データを入手するステップと、
前記画像データに基づく画像を出力する際に、前記画像データに対して設定された付加画像を削除して出力するか否かの判断に供する日時情報が、前記画像を出力する日時と合致するか否かを判断するステップと、
前記判断手段が、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致すると判断する場合は、前記日時情報に基づく日時情報画像を伴わない前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しないと判断する場合は、前記日時情報画像とともに前記画像を出力するステップと
を有する
ことを特徴とする画像処理方法である。
請求項53に係わる発明は、出力に供する画像データを入手するステップと、
前記画像データに基づく画像を出力する際に、前記画像データに対して設定された付加画像を削除して出力するか否かの判断に供する日時情報が、前記画像を出力する日時と合致するか否かを判断するステップと、
前記判断手段が、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致すると判断する場合は、前記日時情報に基づく日時情報画像とともに前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しないと判断する場合は、前記日時情報画像をともなわない前記画像を出力するステップと
を有する
ことを特徴とする画像処理方法である。
請求項54に係わる発明は、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致する場合は、前記付加画像を削除して前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しない場合は、前記付加画像とともに前記画像を出力するステップと
を有する
ことを特徴とする請求項52もしくは53に記載の画像処理方法である。
請求項55に係わる発明は、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致する場合は、前記付加画像とともに前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しない場合は、前記付加画像を削除して前記画像を出力するステップと
を有する
ことを特徴とする請求項52もしくは53に記載の画像処理方法である。
請求項56に係わる発明は、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致する場合は、前記日時情報に基づく日時情報画像を付加することなく前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しない場合は、前記日時情報画像とともに前記画像を出力するステップと
を有する
ことを特徴とする請求項52ないし55のいずれかに記載の画像処理方法である。
請求項57に係わる発明は、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致する場合は、前記日時情報に基づく日時情報画像とともに前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しない場合は、前記日時情報画像を付加することなく前記画像を出力するステップと
を有する
ことを特徴とする請求項52ないし55のいずれかに記載の画像処理方法である。
請求項58に係わる発明は、前記画像出力部は、前記日時情報画像を出力する際に、前記画像データと前記付加画像データとに基づく合成画像と前記日時情報画像とが干渉しないように出力する
ことを特徴とする請求項56もしくは57に記載の画像処理装置である。
請求項59に係わる発明は、前記画像出力部は、前記日時情報画像を出力する際に、前記合成画像を縮小して出力する
ことを特徴とする請求項58に記載の画像処理装置である。
請求項60に係わる発明は、前記画像出力部は、前記合成画像と前記日時情報画像との重複判別結果に応じて、前記合成画像を縮小して出力する
ことを特徴とする請求項59に記載の画像処理装置である。
請求項61に係わる発明は、前記日時情報画像の出力可能領域と前記日時情報画像のサイズとを比較した結果に基づいて、前記合成画像の縮小量を制御する
ことを特徴とする請求項60に記載の画像処理装置である。
請求項62に係わる発明は、前記画像出力部は、縮小情報に基づいて前記合成画像データに基づく画像を出力する
ことを特徴とする請求項58に記載の画像処理装置である。
請求項63に係わる発明は、前記縮小情報は、獲得されたものである
ことを特徴とする請求項62に記載の画像処理装置である。
請求項64に係わる発明は、前記画像出力部は、前記合成画像と前記日時情報画像との重複判別結果に応じて、画像を出力する位置を制御する
ことを特徴とする請求項58に記載の画像処理装置である。
請求項65に係わる発明は、前記日時情報画像の出力可能領域と前記日時情報画像のサイズとを比較した結果に基づいて、画像を出力する位置を制御する
ことを特徴とする請求項64に記載の画像処理装置である。
請求項66に係わる発明は、前記画像出力部は、出力位置情報に基づいて前記合成画像データに基づく画像を出力する
ことを特徴とする請求項58に記載の画像処理装置である。
請求項67に係わる発明は、前記出力位置情報は、獲得されたものである
ことを特徴とする請求項66に記載の画像処理装置である。
本発明に係わる画像処理装置によれば、処理対象画像にウォーターマークなどの付加画像を付加するか否かを、その処理対象画像に対して予め設定されている日時情報に基づいて判定するので、処理対象画像に付加画像を付加する/しないを出力日時や複写日時に応じて自動的に切り替えることができる。これにより、処理対象画像に付加画像を付加した原稿や印刷データと、付加画像を付加しない原稿や印刷データの双方を作成し、かつこれらを出力時期や複写時期に応じて使い分けるという管理上の手間がなくなり、利便性が向上する。
特に日時情報が、付加画像を付加する期間の終期を示す有効期限情報の場合には、機密保持期限のある書類に付加画像として極秘マークを付加するような場合に好適となる。すなわち、機密保持期限を経過した後の出力では極秘マークが自動的に付加されなくなり、機密保持期限の前後に対応した適切な出力結果を容易に得ることができるという効果がある。
日時情報が、付加画像の付加開始日時または付加終了日時もしくはこれらの双方を表わすものでは、付加画像を付加する状態から付加しない状態へある日時で変化させたり、付加画像を付加しない状態から付加する状態へある日時で変化させたり、これらを組み合わせたりすることができ、付加画像の付加する/しないを出力日時の進行に伴って多様に切り替えることが可能になる。
入手手段が、画像の入手先情報を入手し、この入手先情報が示す入手先から付加画像を入手するものでは、付加画像が予め出力装置の保有するものや処理対象画像の提供者から直接提供されるものに限定されなくなり、たとえば、ネットワーク上のサーバなどに保存されている付加画像を入手してこれを処理対象画像に付加することも可能になる。
処理対象画像に付加画像を合成して出力する場合に、日時情報画像をさらに合成して出力するようにしたものでは、この出力結果を後に複写する場合にも、当該出力結果に合成されている日時情報画像に基づいて付加画像を付加する/しないを判断して複写物を生成することが可能になる。
日時情報画像や入手先情報画像を合成するための空きスペースがない場合に、処理対象画像や付加画像を縮小させたり移動させたりするものでは、他の画像との重なりがなくなり、日時情報画像や入手先情報画像を画像解析した場合の誤認識が防止されるとともに、処理対象画像の品質劣化が低減される。
入手した処理対象画像に予め付加画像や日時情報画像が合成されており、かつこれを付加画像の付加不要期間に出力あるいは複写する場合に、入手したその画像から付加画像や日時情報画像を除去して出力するようにしたものでは、付加画像や日時情報画像が合成される前と近い品質で処理対象画像を再現することができ、良質な出力結果を得ることができる。
さらに、日時情報画像などを除去した場合に、処理対象画像を元の大きさに拡大したり、元の位置に戻したりするものでは、さらに良好な品質で処理対象画像を再現することができる。
処理対象画像内に複数設けられた領域毎あるいは付加画像毎に設定されている日時情報に従って、領域毎あるいは付加画像毎に付加画像を付加する/しないを判定するものでは、出力日時や複写日時の違いにより出力内容をよりきめ細かく多様に変化させることができ、多様な出力要求に応えることが可能になる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わる画像処理装置10の機能構成を示している。画像処理装置10は、原稿画像を読み取ってその複製を印刷出力する複写機能や印刷データに従って印刷するプリンタ機能などを備えた、いわゆる、複合機として構成されている。
画像処理装置10は、読み取った原稿を複写したり印刷データに基づいて印刷したりする際に、ウォーターマークなどの付加画像を処理対象画像(以下、元画像とも呼ぶ)に付加するか否かを、その原稿や印刷データに設定されている日時情報に基づいて判定する機能を備えている。たとえば、画像処理装置10が読み取り対象にしている原稿には、図2(a)に示すように、機密文書などの元画像3に「Confidential」の文字列などの付加画像4と、その有効期限(日時情報)をバーコードなどの画像で表わした情報マーク(日時情報画像)5とが予め合成された原稿6がある。
画像処理装置10は、このような原稿6を読み取るとそのページ内に合成されている情報マーク(日時情報画像)5を画像解析する。そして、図2(b)に示すような付加画像4と情報マーク(日時情報画像)5とが、図2(c)に示す元画像3に合成されていること(すなわち、付加画像4の種類と位置)や、付加画像4を付加すべき有効期限などを認識する。そして、現在の日時が有効期限内であれば、図2(a)に示すように、元画像3に付加画像4および情報マーク(日時情報画像)5が合成された画像をそのまま出力し、有効期限を過ぎている場合は、読み取った画像から付加画像4と情報マーク(日時情報画像)5とを除去して、図2(c)に示すような元画像3のみを出力するようになっている。
以下、日時情報が、付加画像を付加する期間の終期を示す有効期限情報であり、付加画像が、ウォーターマークやオーバーレイ画像である場合を例に説明する。
上記のような機能を備えた画像処理装置10は、図1に示すように、原稿を読み取って対応する画像データを取得する読取手段としてのスキャナ部11と、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)などのネットワーク9を通じてパーソナルコンピュータなどの外部装置8と各種のデータを送受信する送受信I/F部12と、画像データを可視化して出力する。画像出力部13とを備えている。スキャナ部11および送受信I/F部12は画像獲得手段として機能する。画像出力部13は、液晶ディスプレイなどの表示部(表示手段)およびまたは記録紙に画像を形成する印刷部(印刷手段)とを有している。
なお、元画像とこの元画像に対して付加画像を付加するか否かの判断基準となる日時情報(有効期限情報)とを入手する入手手段としての機能は、スキャナ部11(読取手段)およびまたは送受信I/F部12(受信手段)が果たす。また、元画像のみ、または、元画像に付加画像を付加した合成画像を出力する出力手段としての機能は、画像出力部13(表示手段・印刷手段)およびまたは送受信I/F部12(送信手段)が果たすようになっている。
画像処理装置10はさらに、メモリ部14と、日時情報画像検知部15と、日時情報解析部16と、画像除去部18と、画像復元部19と、設定部21と、保存部22と、判定部23と、画像加工部30とを備えている。メモリ部14は、スキャナ部11で原稿を読み取って得た画像データや送受信I/F部12を通じて外部装置8から受信した印刷データを一時的に記憶する機能を果たす。
日時情報画像検知部15は、メモリ部14に記憶されている画像データを解析して情報マーク(日時情報画像)を検出する機能を果たす。日時情報解析部16は、日時情報画像検知部15が検出した情報マーク(日時情報画像)を解析して、それが示す情報の内容を認識する機能を果たしたり、ネットワーク9経由で外部装置8から画像データを受信した場合や、画像形成装置10に保存されているデータを読み出した場合は、画像データに日時情報が付随しているか否かを判別し、付随していると判別される場合は、この日時情報を解析して日時情報の内容を認識するようになっている。この日時情報画像検知部15と日時情報解析部16とで、日時情報に基づいて、画像を出力する日時が日時情報に合致するか否かを判断するとともに、付加画像を付加するか否かの判定を行なう判定手段が構成される。画像除去部18は、画像データからウォーターマークなどの付加画像や情報マーク(日時情報画像)を除去する機能を果たす。画像復元部19は、情報マーク(日時情報画像)を合成するために縮小やシフトされていた画像を拡大やシフトして元の状態に復元する機能を果たす。なお、日時情報解析部16は、画像を出力する日時が日時情報に合致するか否かを判断する機能を有しており、判定部23と兼用されてもよい。画像除去部18およびまたは画像復元部19は、画像加工部30と兼用されてもよい。
画像加工部30は、マーク生成部31と、縮小・シフト量計算部32と、画像変換部33と、付加画像入手部34と、画像合成部35とを備えている。マーク生成部31は、付加画像の種類や入手先、付加画像の有効期限、付加画像を付加する領域に係わる情報、その他の情報をバーコードなどで表わした情報マークを生成する機能を果たす。
画像変換部33は、情報マークを合成するための空きスペースを創出するために元画像や付加画像を縮小あるいはシフトさせる付加領域創出手段としての機能を果たす。縮小・シフト量計算部32は、合成のための空きスペースを創出する必要があるか否かの判断と、画像変換部33に与える縮小率やシフト量の算出とを行なう重複判定手段および判別手段としての機能を果たす。
付加画像入手部34は、付加画像の画像データを入手する機能を果たす。付加画像入手部34は、ウォーターマークなど規定の付加画像に係わる画像データを予め記憶した付加画像格納部36を備えており、規定の付加画像については特に指定がない限りその画像データを付加画像格納部36から取得するようになっている。付加画像の入手先が付加画像格納部36ではなく、別途、指定されている場合は、その入手先から付加画像を入手する。たとえば、画像処理装置10内のハードディスク装置や外部のファイルサーバなどから付加画像を入手する機能を備えている。
画像合成部35は、元画像と、付加画像と、マーク生成部31が生成した情報マークとを合成した合成画像データを生成する機能を果たす。なお、画像変換部33で元画像や付加画像に対して縮小やシフトなどの変換処理が行なわれた場合は、変換後の画像と情報マークとを合成するようになっている。
画像合成部35、日時情報画像検知部15、画像除去部18、画像復元部19の出力する出力画像データ(画像データのみの場合と、画像データならびに付加画像データおよびまたは日時情報の場合とがある)は画像出力部13に入力されており、画像出力部13で表示およびまたは印刷される。また、画像合成部35と日時情報画像検知部15の出力する画像データは送受信I/F部12にも入力されており、ネットワーク9を通じてから外部へ送信可能になっている。
設定部21は、液晶ディスプレイなどの表示部と、その画面上に設けられたタッチパネルと、その他の操作スイッチとから構成され、画像処理装置10の操作表示部をなしている。設定部21から、元画像に対して新たに付加画像の付加を設定したりその有効期限を設定したりし得るようになっている。すなわち、設定部21は、付加画像設定手段および日時情報設定手段とを有するものである。
保存部22は、スキャナ部11で読み取った原稿の画像データや送受信I/F部12を通じて受信した印刷データを保存したり、設定部21で設定された付加画像に係わる設定内容をその設定対象となった元画像と関連付けて記憶したりする機能を果たす。
判定部23は、送受信I/F部12が受信した印刷データあるいは保存部22に保存されている印刷データや画像データを出力する際に、それらのデータに設定されている有効期限情報(日時情報)に基づいて、画像を出力する日時が有効期限情報(日時情報)に合致するかを判断し、付加画像を付加する/しないを判定する機能を果たす。
図3は、情報マーク(日時情報画像)5の各種態様を示している。情報マーク(日時情報画像)5aは、有効期限などの日時情報を文字・記号で表わしたものである。情報マーク(日時情報画像)5bは、一次元バーコードであり、情報マーク(日時情報画像)5cは、二次元バーコードである。図3には、規格の異なる複数種類の二次元バーコードを例示してある。
なお、情報マーク(日時情報画像)5には、有効期限のほかに、元画像や付加画像の縮小率やシフト量、付加画像の種類などが含まれる。さらに、情報マークの設定者名、設定されている有効期限を解除するための解除コード、付加画像の入手先を示す情報(付加画像の格納場所、サーバ名、ファイル名など)、付加画像の合成位置を示す領域情報などをさらに含めてもよい。また、有効期限などの情報を規定の暗号キーやユーザ指定の暗号キーで暗号化した後に情報マークに変換してもよい。
図4は、元画像内の複数領域に対してそれぞれ付加画像とその有効期限とが設定された原稿の一例を示している。同図(c)に示す原稿41は、同図(a)に示す元画像42に、同図(b)に示す付加画像45、46および情報マーク47、48を合成したものである。同図(a)に示すように元画像42には画像領域43と文章領域44とが設定されており、同図(b)に示すように、画像領域43には有効期限付きで「丸秘」マーク45が、文章領域44には別の有効期限付きで「Confidential」マーク46がそれぞれ付加画像として設定されている。ページ下端左側の情報マーク47は、「丸秘」マーク45の有効期限を示すバーコードであり、ページ下端右側の情報マーク48は、「Confidential」マーク46の有効期限を示すバーコードである。
画像処理装置10は、同図(c)に示す原稿41のように、情報マーク47、48が複数合成されている場合には、情報マーク毎に、その情報マークに対応する付加画像を付加する/しないを、その情報マークが示す有効期限情報(日時情報)に基づいて、画像を出力する日時が有効期限情報(日時情報)に合致するかを判断し、制御するようになっている。たとえば、情報マーク47の有効期限より情報マーク48の有効期限が遅い日時に設定されている場合に、原稿41を、情報マーク47、48双方の有効期限内に複写すると同図(c)に示すように、元画像42に「丸秘」マーク45と「Confidential」マーク46と情報マーク47と情報マーク48とが合成された出力結果となる。
一方、原稿41を、情報マーク47の有効期限が経過しかつ情報マーク48の有効期限内に複写したとき(画像を出力する日時が設定されている日時情報と合致したとき)は、同図(d)に示すように、「丸秘」マーク45と情報マーク47とが除去され、元画像42に「Confidential」マーク46と情報マーク48のみが合成された画像が出力される。原稿41を、情報マーク47、48双方の有効期限後に複写したときは同図(e)に示すように、原稿41から「丸秘」マーク45と「Confidential」マーク46と情報マーク47、48とが除去されて、元画像42のみが出力されるようになっている。
図5は、画像処理装置10が原稿を読み取って複写あるいは表示する際の動作を示している。この図は、付加画像を付加する/しないに係わる動作を中心に示してある。画像処理装置10は、ユーザのセットした原稿をスキャナ部11で読み取り(ステップS101)、読み取った画像内から情報マークを検知する(ステップS102)。情報マークは、ページの下端など予定の位置に存在するとは限らないので、情報マークの有無検査はページ全体を対象領域として行なうことが好ましい。たとえば、原稿がスキャナ部11に上下反転してセットされると、原稿上では情報マークが右下にあっても、読み取った画像上では左上になってしまう。なお、このような場合には、右下と左上のみ、すなわち、情報マークが存在する可能性のある範囲だけを検査の対象領域としてもよい。
情報マークが存在しないときは(ステップS103;N)、読み取った画像をそのまま印刷あるいは表示して(ステップS114)処理を終了する(エンド)。
情報マークを検出したときは(ステップS103;Y)、検出した情報マークの個数(n)を調べる(ステップS104)。次に、変数mを「1」に初期化し(ステップS105)、m個目の情報マークの内容を解析し、その情報マークが示す有効期限や付加画像に係わる情報(付加画像の種類や位置など付加画像を特定する情報)、その他の情報(縮小率やシフト量など)を認識する(ステップS106)。
現在日時が、m個目の情報マークから認識した有効期限内か否かを判定し(設定されている日時情報と合致するか否かを判定し)、有効期限内でなければ(合致しなければ)(ステップS107;N)、読み取った画像から、当該m個目の情報マークおよびこれに対応する付加画像を除去する(ステップS108)。
その後、あるいは現在日時がm個目の情報マークから認識した有効期限内であった場合(設定されている日時情報と合致した場合)は(ステップS107;Y)上記の除去処理を行なわずに、変数mを「1」加算する(ステップS109)。変数mの値が情報マークの検出個数n以下の場合は(ステップS110;N)、ステップS106に戻り、次の情報マークについて同様の処理(ステップS106からS109)を実行する。
変数mの値が情報マークの検出個数nを超え、上記の処理(ステップS106からS109)をすべての情報マークについて完了したときは(ステップS110;Y)、読み取った画像からすべての情報マークが除去されたか否かを判定する(ステップS111)。すべての情報マークが除去された場合は(ステップS111;Y)、読み取った画像内の元画像や付加画像が、情報マークの合成領域を生み出すために縮小およびまたはシフトされていたか否かを、先に認識した情報マークの解析結果から判定する(ステップS112)。縮小およびまたはシフトされていた場合は(ステップS112;Y)、元画像や付加画像を拡大およびまたはシフトして、元の大きさおよび位置に復元する(ステップS113)。そして、復元した画像を印刷あるいは表示して(ステップS114)処理を終了する(エンド)。
縮小やシフトが行なわれていなかった場合(ステップS112;N)、もしくは何れか1つでも情報マークが除去されずに残っている場合は(ステップS111;N)、上記の復元処理は行なわずに、画像を印刷あるいは表示して(ステップS114)処理を終了する(エンド)。
図6は、情報マークを合成するために元画像がシフトされていた場合の一例を示している。図6(a)に示すように、原稿51では、情報マーク(日時情報画像)5cの合成スペースを創出するために、上端の余白を詰めて元画像3aが上にシフトされている。このような原稿51からすべての情報マーク(日時情報画像)5cを削除したときは(同図(b))、元画像3aを下方にシフトして本来の位置に印刷する(同図(c))。
図7は、情報マークを合成するために元画像が縮小されていた場合の一例を示している。図7(a)に示すように、原稿53では、情報マーク(日時情報画像)5cの合成スペースを創出するために、元画像3bが縮小されている。このような原稿53からすべての情報マーク(日時情報画像)5cを削除したときは(同図(b))、元画像3bを拡大し、本来の大きさの元画像3cを再現して印刷する(同図(c))。
図8は、情報マークを合成するために元画像が縮小されかつシフトされていた場合の一例を示している。図8(a)に示すように、原稿55では、情報マーク(日時情報画像)5cの合成スペースを創出するために、元画像3dが縮小されかつ上端の余白を詰めるようにシフトされている。このような原稿55からすべての情報マーク(日時情報画像)5cを削除したときは(同図(b))、元画像3dを拡大して本来の大きさの元画像3eを再現するとともに、これを下方にシフトさせて本来の位置に印刷する(同図(c))。
なお、上述の元画像が縮小されて出力されているという判断およびまたは元画像がシフトされて出力されているか否かという判断は、上端と下端の大きさの比較や、上端および下端に加えて左端および右端の大きさの情報を用いて判断したり、元画像のサイズが出力領域全体に占める割合から判断することが可能である。また、これらの判断によらず、予め情報マークの中に、シフト量(出力位置情報)に関する情報や縮小率に関する情報を含むようにしておき、画像の出力に際して情報マーク(日時情報画像)を出力しない場合は、これらシフト量およびまたは縮小率の情報に基づいて画像の出力制御を行なってもよい。
図9は、複数の情報マークが合成された原稿を複写した場合の出力例を示している。同図(a)に示す原稿60には、写真を貼り付けた写真領域61と、第1文章領域62と、第2文章領域63との3つの領域が設定されている。写真領域61には「極秘」マーク64が付加画像として付加され、第1文章領域62には「Confidential」マーク65が付加され、第2文章領域63には「Top Secret]マーク66が付加されている。ページ下端には、写真領域61に対応する第1情報マーク71と、第1文章領域62に対応する第2情報マーク72と、第2文章領域63に対応する第3情報マーク73とが合成されている。この例では、第1情報マーク71の示す有効期限が、第2情報マーク72および第3情報マーク73の示す有効期限より早く、また情報マーク71〜73を合成するために元画像61、62、63が縮小されている。
図9(b)は、原稿60を第1情報マーク71が示す有効期限の経過後であって第2情報マーク72および第3情報マーク73が示す有効期限内に複写した場合の出力結果を示している。「極秘」マーク64と第1情報マーク71とは除去されるが、「Confidential」マーク65と、「Top Secret]マーク66と、第2情報マーク72と、第3情報マーク73とは除去されずにそのまま付加されて出力される。
図9(c)は、すべての情報マーク71〜73の有効期限が経過した後に原稿60を複写した場合の出力結果を示している。この場合には、すべての情報マーク71〜73が除去されるので、元の画像61、62、63が拡大され、元のサイズに復元されている。なお、上記においては、画像と付加画像とに基づく合成画像と日時情報画像との間の干渉もしくは重複を防止する例について述べたが、付加画像をともなわない画像と日時情報画像との間の干渉もしくは重複を防止する際にも適用可能である。
上記の実施の形態の例示によらず画像データは外部装置8等の外部から入手するようにしてもよい。また、付加画像の設定も外部装置8から行なうようにしてもよい。すなわち、付加画像設定手段を画像処理装置である画像形成装置10に設けるのではなく、外部装置8に設けてもよい。さらに、日時情報の設定も外部装置8から行なうようにしてもよい。すなわち、日時情報設定手段を画像処理装置である画像形成装置10に設けるのではなく、外部装置8に設けてもよい。
次に、付加画像の付加に係わる情報の設定された印刷データを受信した場合の動作について説明する。
図10は、付加画像の付加に係わる情報が設定された印刷データのデータ構造の一例を示している。印刷データ200は、ヘッダ部201と印刷データ本体202とで構成されている。ヘッダ部201には、ファイル名や記録紙サイズその他を示す属性情報203と、登録数204と、有効期限情報205とが登録されている。この例では、第1から第3の有効期限情報205が登録されている。
登録数204は、有効期限情報205の個数を示している。有効期限情報205は、有効期限205aと、付加画像情報205bと、領域情報205cとから構成される。付加画像情報205bは、付加画像の種類を示している。ここには、付加画像の画像データ自体を登録してもよいし、付加画像の入手先情報を登録してもよい。たとえば、付加画像のファイル名や提供元サーバ名などを入手先情報として登録してもよい。領域情報205cには、付加画像を付加する位置を元画像内で特定するための情報が登録される。具体的には、付加対象となる領域の位置や大きさが登録される。
図11は、画像処理装置10が印刷データを受信した場合の動作を示している。画像処理装置10は、外部装置8などから印刷データを受信すると(ステップS221)、その印刷データに有効期限情報205が設定されているか否かを判定する(ステップS222)。
有効期限情報205が設定されていないときは(ステップS222;N)、受信した印刷データ本体202が示す画像を印刷あるいは表示もしくは送信して(ステップS234)処理を終了する(エンド)。
有効期限情報205が設定されている場合は(ステップS222;Y)、登録数(n)を認識した上で、変数mを「1」に初期化し(ステップS223)、m個目の有効期限情報205が示す有効期限を取得する(ステップS224)。そして、現在日時がm個目の有効期限情報205の示す有効期限内であるか否かを判定(設定されている日時情報と合致しているか否かを判定)し、有効期限内であれば(ステップS225;Y)、当該m個目の有効期限情報205の内容を、図示省略のメモリに、マーク生成情報として登録する(ステップS226)。マーク生成情報は、マーク生成部が情報マークを作成するための基礎データとなる。
その後、もしくは現在日時がm個目の有効期限情報205が示す有効期限内でない場合は(ステップS225;N)上記の登録処理(S226)を行なわずに、変数mを「1」加算する(ステップS227)。変数mの値が有効期限情報205の登録数(n)を超えていないときは(ステップS228;N)、ステップS224に戻り、次の有効期限情報205について同様の処理(ステップS224からS227)を実行する。
変数mの値が有効期限情報205の登録数(n)を超え、上記の処理(ステップS224からS227)をすべての有効期限情報205について完了したときは(ステップS228;Y)、印刷すべき付加画像が存在するか否かを判定する(ステップS229)。すなわち、マーク生成情報が少なくとも1つ登録されている場合は印刷すべき付加画像ありと判定し、マーク生成情報が登録されていない場合は印刷すべき付加画像なしと判定する。なお、マーク生成情報は印刷データを受信した時点(この処理の最初)でクリアされるようになっている。
印刷すべき付加画像が存在しないときは(ステップS229;N)、受信した印刷データ本体202が示す画像を印刷あるいは表示もしくは送信して(ステップS234)処理を終了する(エンド)。
印刷すべき付加画像が存在するときは(ステップS229;Y)、該当する付加画像を印刷データ本体202が示す元画像に合成する(ステップS230)。付加画像情報205bが、ウォーターマークなどの規定の付加画像の種類を示している場合は、付加画像入手部34の付加画像格納部36から該当する付加画像の画像データを入手して合成する。付加画像情報205bが付加画像の入手先情報の場合は、その入手先から付加画像を入手して合成する。
付加画像を合成した画像を作成した後、この画像に情報マーク(日時情報画像)5を合成するための空きスペースが存在するか否かをチェックし(ステップS231)、合成のための空きスペースがないときは(ステップS231;N)、ステップS230で作成した付加画像合成済みの画像を縮小およびまたはシフトして、合成のための空きスペースを創出する(ステップS232)。
このようにして創出した空きスペースに、もしくは合成のための空きスペースが元々存在していた場合は(ステップS231;Y)その空きスペースに、必要な情報マークを作成して合成する(ステップS233)。そして、合成後の画像を印刷あるいは表示もしくは送信して(ステップS234)処理を終了する(エンド)。情報マークの生成はマーク生成部31がマーク生成情報に基づいて行なうようになっている。
本実施の形態において、外部より印刷データを受信する送受信I/F部12を画像データ獲得手段として説明したが、本発明はこれに限るものではない。ワードプロセッサ等のアプリケーションにより予め作成された上で、画像処理装置10の内外に保存されている画像データを読み出すことが可能な機能を有するものであってもよい。
図12は、情報マークを合成するために元画像をシフトした場合の一例を示している。図12(a)に示すように元画像3fの上には余白があるので、元画像3fを上にシフトさせて必要量の空きスペース251を下部に確保し(同図(b))、そこに情報マーク(日時情報画像)5cを合成している(同図(c))。
図13は、情報マークを合成するために元画像を縮小した場合の一例を示している。図13(a)に示すように元画像3gの上下には余白がほとんどないので、シフトでは合成のための空きスペースを生み出すことができない。そこで、このような場合には、元画像3gを縮小して空きスペース252を生み出し(同図(b))、ここに情報マーク(日時情報画像)5cを合成している(同図(c))。なお、図13の例では、下端に情報マーク(日時情報画像)5cを合成するので、上端中央を基準位置にして元画像3gを縮小し、下端に空白が生じるようにしてある。
図14は、情報マークを合成するために元画像を縮小しかつシフトした場合の一例を示している。図14(a)に示すように、上の余白253が狭いので、元画像3hを上にシフトさせるだけでは、情報マーク(日時情報画像)5cの合成に必要な空きスペースを確保できない。そこで、上へのシフトと縮小の双方を行なうことで空きスペース254を生み出し(同図(b))、ここに情報マーク(日時情報画像)5cを合成している(同図(c))。ここでは、縮小よりもシフトを優先させることで、元画像の劣化を抑えている。
以上の説明から明らかなように、本実施の形態は、画像を出力する際に、画像および付加画像の合成画像と日時情報画像とが干渉もしくは重複して出力されることを避けるように出力制御するものである。そして、重複判定手段による重複判別結果に応じて、画像および付加画像の合成画像を出力する位置を制御するものである。より具体的な例としては、日時情報画像の記録可能領域と日時情報画像の大きさとを比較した上で、合成画像の出力位置を制御するものである。
また、重複判定手段による重複判別結果に応じて、画像および付加画像の合成画像を出力する大きさを制御(縮小して出力)することも可能である。より具体的な例としては、日時情報画像の大きさを認識した上で、日時情報の記録が可能な領域を生成するように合成画像を出力する大きさを制御するものである。
なお、縮小率およびまたはシフト量の情報(出力位置情報)は、送受信I/F部12などを用いて外部から日時情報とともに受信する態様であってもかまわないし、原稿上の情報マークを読み取ることによって獲得する態様でもかまわないし、原稿に設けられたICタグ等から縮小率およびまたはシフト量の情報(出力位置情報)を獲得するようにしてもよい。
なお、情報マークには、有効期限のほかに、上記の縮小率・シフト量を含めるようにしてもよい。さらに、付加画像の付加や有効期限などの設定者名、設定されている有効期限を解除するための解除コード、付加画像の入手先を示す情報(付加画像の格納場所、サーバ名、ファイル名など)、付加画像の合成位置を示す位置情報などをさらに含めてもよい。また、有効期限などの情報を規定の暗号キーやユーザ指定の暗号キーで暗号化した後に情報マークに変換してもよい。
次に、日時情報として、その付加開始日(期間開始日)と付加終了日(期間終了日)との双方を設定可能な場合について説明する。
図15は、付加画像の付加開始日と付加終了日とを指定する日時情報が設定された印刷データのヘッダ情報280の一部を示している。このヘッダ情報280は、ファイル名「映画広告.doc」の印刷データに付加されている。ヘッダ情報280では、図中、横一列に並ぶ、付加画像の入手先情報と、その付加画像を付加する領域名と、付加開始日と、付加終了日とが、1つの付加動作に係わる設定内容を構成している。付加開始日または付加終了日が空欄(図中は「- - - -」と表示)の場合は、その日付が無指定であることを表している。なお、図4や図9に示した例では、領域毎に日時情報(有効期限情報…情報マーク)が設定されていたが、図15に示すものでは付加画像毎に日時情報が設定されている。
入手先情報が「URL1/公開予定.img」となっている付加画像に対する設定データ281は、付加領域が第1画像領域、付加開始日が無指定、付加終了日が2005年の11月30日となっている。入手先情報が「URL2/近日公開.img」の付加画像に対する設定データ282は、付加領域が第1画像領域、付加開始日が2005年の12月1日、付加終了日が2005年の12月19日となっている。また入手先情報が「URL3/公開中.img」の付加画像に対する設定データ283は、付加領域が第1画像領域、付加開始日が2005年の12月20日、付加終了日が無指定になっている。このような設定がなされた印刷データを外部装置8などに保存しておき、必要なときに画像処理装置10に送信して印刷すれば、印刷する日付に応じて、第1画像領域に付加される付加画像を自動的に差し替えることができる。
図16は、図15に示す設定がなされた「映画広告.doc」の印刷データを印刷する場合における、印刷日とその出力結果との対応関係を示している。2005年の11月30日までに印刷すると、第1画像領域291には、「お正月公開予定」の文字列が付加された、公開予定ビラ292が出力される。
2005年の12月1日から同年12月19日の期間に印刷すると、第1画像領域291に「12月20日より公開」の文字列が付加された、近日公開ビラ293が出力される。2005年の12月20日以降に印刷すると、第1画像領域291に「絶賛公開中」の文字列が付加された、公開中ビラ294が出力される。
このように、1つの元画像に対して付加画像を付加する/しないの設定を日時情報を用いて多様に設定することで、付加される付加画像が設定された日時情報に応じて自動的に切り替わるようになり、印刷内容をその出力日時に応じて管理する手間が軽減される。なお、図16は、情報マークを合成印刷しないように設定した場合の出力例を示している。
情報マークを合成する場合は、入手先情報、付加領域名やその位置などの領域に関する情報、付加開始日や付加終了日を表わす日時情報を二次元バーコードなどの画像で表わした入手先情報画像、領域情報画像、日時情報画像を付加するようにすればよい。この場合、出力時に付加終了日を経過している付加画像に係わる情報マークは付加しないようにするとよい。たとえば、図15に示す設定がなされた「映画広告.doc」の印刷データを2005年12月10日に出力する場合には、設定データ281に係わる情報マークは付加せず、設定データ282と設定データ283に対応する情報マークのみを付加するようにすればよい。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、実施の形態ではスキャナ部11から読み取った画像を複写する場合を例に説明したが、読み取った画像を保存部22に記憶しておき、後日にその画像を呼び出して印刷し得るように構成してもよい。この場合、出力時に、情報マークの有無やその内容を画像解析し、認識した有効期限や日時情報に基づいて付加画像を付加する/しない(除去する/しない)を判定するように構成するとよい。
また、実施の形態では、情報マークを合成する際に縮小・シフト量計算部32で縮小率やシフト量を求めるように構成したが、印刷データのヘッダ情報などで縮小率やシフト量が指定されている場合は、それらに従って縮小やシフトしてもよい。
また、実施の形態では、領域毎あるいは付加画像毎に情報マークを合成したが、複数の領域あるいは複数の付加画像に対する設定内容が1つの情報マークに収まる情報量であれば、1つの情報マークにまとめてもよい。
また、元画像に情報マークを付加するか否かを選択可能に構成するとよい。たとえば、付加画像の付加に係わる設定がなされた印刷データを保存しておき、付加画像を付加するか否かの判定は、この印刷データを印刷する際にのみ行なうという使用形態を想定する。この場合は、印刷結果自体に有効期限情報(日時情報)を持たせる必要がないので、情報マークを元画像に合成しないようにするとよい。不要な情報マークが付加されなくなり、美しい仕上がりの印刷物を得ることができる。
実施の形態では、日時情報を日単位で表わすようにしたが、時、分、秒まで含めるようにしてもよい。また、記録紙にICタグが埋め込まれている場合には、情報マークで表わした情報をそのICタグに書き込むようにしてもよい。また、一次元バーコードや二次元バーコードのように、人が見てもその内容がわからない場合には、人が認識できる文字や記号で有効期限などを追加表示するとよい。
付加画像は、実施の形態で例示したものに限らず、任意の画像でよい。たとえば、著作権によって何らかの制限を受けている画像の場合には、その制限に応じて付加する/しないの基準となる日時情報を設定すればよい。
また、実施の形態では、情報マークをページ下端に合成するようにしたが、他の場所でもかまわない。上下左右のいずれかの隅に寄せることが好ましい。
なお、情報マークとして二次元バーコードを使用すると、スキャナ部11で読み取った原稿の傾きを検出することができるので、この検出した傾き具合に基づいてウォーターマークの位置(傾斜)をより正確に把握することができ、的確にウォーターマークを除去することができる。
第1および第2の実施の形態とも、付加画像およびまたは日時情報画像を付加する有効期限設定に日時情報を用いており、画像を出力する日時がこの日時情報に合致する場合は、付加画像およびまたは日時情報画像を付加し、合致しない場合は、付加画像およびまたは日時情報画像を削除する例を述べた。しかしながら、この例に限らず、画像を出力する日時が設定された日時情報に合致する場合に、付加画像およびまたは日時情報画像を削除して元画像を出力し、合致しない場合は、付加画像およびまたは日時情報画像を付加して画像を出力するようにしてもよいことは言うまでもない。
要するに、画像データに基づいて画像を出力する際に、日時情報に基づいて付加画像およびまたは日時情報画像を付加するのか削除するのかを判断し、処理するようになされていればよい。
なお、本発明において、出力とは、印刷や表示といったデータに基づいて可視化するための行為をさす。そして、画像出力部とは、液晶ディスプレイなどの表示部およびまたは記録紙に画像を形成する印刷部を有するものである。また、同様な外部の表示部およびまたは印刷部にてデータに基づいて可視化する処理がなされる前提で、このデータをこれら外部の表示部およびまたは印刷部へ送出するデータ送出部を有するものであってもよい。
本発明の実施の形態に係わる画像処理装置の構成を示すブロック図である。 元画像と、この元画像に合成されるウォーターマーク(付加画像)およびその有効期限を示す情報マークと、これらが合成された原稿とを示す説明図である。 各種の情報マークを例示した説明図である。 複数の情報マークが合成された原稿と、それを複写した場合の各種出力結果を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる画像処理装置が原稿を読み取って複写あるいは表示する際の動作を示す流れ図である。 元画像をシフトして生み出した空きスペースに情報マークが合成された原稿から情報マークを除去した場合に、元画像を元の位置にシフトして出力する様子を示す説明図である。 元画像を縮小して生み出した空きスペースに情報マークが合成された原稿から情報マークを除去した場合に、元画像を元の大きさに拡大して出力する様子を示す説明図である。 元画像を縮小およびシフトして生み出した空きスペースに情報マークが合成された原稿から情報マークを除去した場合に、元画像を元の大きさに拡大しかつ元の位置にシフトして出力する様子を示す説明図である。 複数の情報マークが合成された原稿を複写した場合の出力例を示す説明図である。 付加画像の付加に係わる情報が設定された印刷データのデータ構造の一例を示す説明図である。 画像処理装置が印刷データを受信した場合の動作を示す流れ図である。 元画像をシフトして生み出した空きスペースに情報マークを合成した様子を示す説明図である。 元画像を縮小して生み出した空きスペースに情報マークを合成した様子を示す説明図である。 元画像を縮小しかつシフトして生み出した空きスペースに情報マークを合成した様子を示す説明図である。 付加画像の付加開始日と付加終了日とを指定する日時情報が設定された印刷データの一部を示す説明図である。 図15に示す設定がなされた「映画広告.doc」の印刷データについてその印刷日と出力結果との関係を示す説明図である。
符号の説明
4…付加画像
5…情報マーク(日時情報画像)
6…原稿
8…外部装置
9…ネットワーク
10…画像処理装置
11…スキャナ部
12…送受信I/F部
13…画像出力部
14…メモリ部
15…日時情報画像検知部
16…日時情報解析部
18…画像除去部
19…画像復元部
21…設定部
22…保存部
23…判定部
30…画像加工部
31…マーク生成部
32…縮小・シフト量計算部
33…画像変換部
34…付加画像入手部
35…画像合成部
36…付加画像格納部
41…領域毎に情報マークが設定された原稿
42…元画像
43…画像領域
44…文章領域
45…「丸秘」マーク
46…「Confidential」マーク
47…画像領域に対応する情報マーク
48…文章領域に対応する情報マーク
51…元画像をシフトして情報マークが合成された原稿
53…元画像を縮小して情報マークが合成された原稿
55…元画像をシフトと縮小して情報マークが合成された原稿
60…複数の情報マークが合成された原稿
61…写真領域
62…第1文章領域
63…第2文章領域
64…「極秘」マーク
65…「Confidential」マーク
66…「Top Secret]マーク
71…第1情報マーク
72…第2情報マーク
73…第3情報マーク
200…印刷データ
201…ヘッダ部
202…印刷データ本体
203…属性情報
204…登録数
205…有効期限情報
205a…有効期限
205b…付加画像情報
205c…領域情報
253…余白
251、252、254…空きスペース
280…付加画像の付加に係わる設定内容を示すヘッダ情報

Claims (67)

  1. 処理対象画像と、この処理対象画像に対して付加画像を付加するか否かの基準となる日時情報とを入手する入手手段と、
    前記入手手段で入手した前記日時情報に基づき、前記処理対象画像に付加画像を付加するか否かの判定を行なう判定手段と
    を有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記日時情報は、前記付加画像の付加開始日時または付加終了日時もしくはこれらの双方を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記入手手段は、付加画像の入手先情報を入手し、この入手先情報が示す入手先から付加画像を入手する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記判定手段の判定結果に応じて、処理対象画像のみ、または、処理対象画像に付加画像を付加した合成画像を出力する出力手段を有する
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の画像処理装置。
  5. 付加画像を処理対象画像に付加する場合は、その付加画像に対応する日時情報を画像で表わした日時情報画像をさらに付加した合成画像を出力する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 付加画像を処理対象画像に付加する場合は、その付加画像の入手先情報を画像で表わした入手先情報画像をさらに付加した合成画像を出力する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の画像処理装置。
  7. 前記出力手段は、予め付加画像の付加された処理対象画像を前記入手手段が入力し、かつ前記判定手段がその付加画像を付加しないと判定したときは、前記入力手段で入力した画像から前記付加画像を除去した画像を出力する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  8. 前記出力手段は、予め前記日時情報を画像で表わした日時情報画像と付加画像とが付加された処理対象画像を前記入手手段が入力し、かつ前記判定手段がその付加画像を付加しないと判定したときは、前記入力手段で入力した画像から前記付加画像と前記日時情報画像とを除去した画像を出力する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  9. 前記出力手段が印刷手段である
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  10. 前記出力手段が表示手段である
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  11. 前記出力手段が送信手段である
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  12. 前記入手手段は、前記日時情報を画像で表わした日時情報画像と前記処理対象画像とが記録された原稿を読み取る読取手段である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  13. 前記入手手段は、前記処理対象画像と前記日時情報とを表わしたデータを受信する受信手段である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  14. 前記日時情報画像およびまたは前記入手先情報画像を付加した場合に、これらの画像が前記処理対象画像およびまたは付加画像と重なるか否かを判定する重複判定手段と、
    前記重複判定手段が重なると判定したとき、前記処理対象画像およびまたは付加画像を縮小およびまたは移動させる付加領域創出手段と
    をさらに有する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の画像処理装置。
  15. 前記処理対象画像およびまたは付加画像から空白領域を除いた有効領域を判別する判別手段を備え、
    前記重複判定手段は、前記判別手段が判別した有効領域と、前記日時情報画像およびまたは前記入手先情報画像のサイズと、前記出力手段における有効領域とから、縮小率およびまたは移動量を決定する
    ことを特徴とする請求項14に記載の画像処理装置。
  16. 前記日時情報画像およびまたは前記入手先情報画像の除去によって生じる空きスペースに応じて、処理対象画像を拡大およびまたは移動させる
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の画像処理装置。
  17. 前記処理対象画像内に複数設けられた領域毎に前記日時情報が設定されている場合に、それぞれの日時情報に対応して付加画像を付加するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15または16に記載の画像処理装置。
  18. 前記処理対象画像に対して付加され得る付加画像毎に前記日時情報が設定されている場合に、それぞれの日時情報に対応して付加画像を付加するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15または16に記載の画像処理装置。
  19. 前記日時情報は、付加画像を付加する期間の終期を示す有効期限情報である
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17または18に記載の画像処理装置。
  20. 出力に供する画像データを入手する画像データ獲得手段と、
    前記画像データに基づく画像を出力する際に、前記画像データに対して設定された付加画像を削除して出力するか否かの判断に供する日時情報が、前記画像を出力する日時と合致するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致すると判断する場合は、前記日時情報に基づく日時情報画像を伴わない前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しないと判断する場合は、前記日時情報画像とともに前記画像を出力する画像出力部と
    を有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  21. 出力に供する画像データを入手する画像データ獲得手段と、
    前記画像データに基づく画像を出力する際に、前記画像データに対して設定された付加画像を削除して出力するか否かの判断に供する日時情報が、前記画像を出力する日時と合致するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致すると判断する場合は、前記日時情報に基づく日時情報画像とともに前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しないと判断する場合は、前記日時情報画像をともなわない前記画像を出力する画像出力部と
    を有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  22. 前記画像出力部は、前記日時情報画像を出力する際に、前記画像データに基づく画像と前記日時情報画像とが干渉しないように出力する
    ことを特徴とする請求項20もしくは21に記載の画像処理装置。
  23. 前記画像出力部は、前記日時情報画像を出力する際に、前記画像データに基づく画像を縮小して出力する
    ことを特徴とする請求項22のいずれかに記載の画像処理装置。
  24. 前記画像出力部は、前記画像データに基づく画像と前記日時情報画像との重複判別結果に応じて、画像を縮小して出力する
    ことを特徴とする請求項23に記載の画像処理装置。
  25. 前記日時情報画像の出力可能領域と前記日時情報画像のサイズとを比較した結果に基づいて、前記画像の縮小量を制御する
    ことを特徴とする請求項24に記載の画像処理装置。
  26. 前記画像出力部は、縮小情報に基づいて前記画像データに基づく画像を出力する
    ことを特徴とする請求項22に記載の画像処理装置。
  27. 前記縮小情報は、獲得されたものである
    ことを特徴とする請求項26に記載の画像処理装置。
  28. 前記画像出力部は、前記画像データに基づく画像と前記日時情報画像との重複判別結果に応じて、画像を出力する位置を制御する
    ことを特徴とする請求項22に記載の画像処理装置。
  29. 前記日時情報画像の出力可能領域と前記日時情報画像のサイズとを比較した結果に基づいて、前記画像を出力する位置を制御する
    ことを特徴とする請求項28に記載の画像処理装置。
  30. 前記画像出力部は、出力位置情報に基づいて前記画像データに基づく画像を出力する
    ことを特徴とする請求項22に記載の画像処理装置。
  31. 前記出力位置情報は、獲得されたものである
    ことを特徴とする請求項30に記載の画像処理装置。
  32. 前記画像出力部は、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致する場合は、前記付加画像をともなわない前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しない場合は、前記付加画像とともに前記画像を出力するものである
    ことを特徴とする請求項20もしくは21に記載の画像処理装置。
  33. 前記画像出力部は、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致する場合は、前記付加画像とともに前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しない場合は、前記付加画像をともなわない前記画像を出力するものである
    ことを特徴とする請求項20もしくは21に記載の画像処理装置。
  34. 前記画像出力部は、前記日時情報画像を出力する際に、前記画像データと前記付加画像データとに基づく合成画像と前記日時情報画像とが干渉しないように出力する
    ことを特徴とする請求項32もしくは33のいずれかに記載の画像処理装置。
  35. 前記画像出力部は、前記日時情報画像を出力する際に、前記合成画像を縮小して出力する
    ことを特徴とする請求項34に記載の画像処理装置。
  36. 前記画像出力部は、前記合成画像と前記日時情報画像との重複判別結果に応じて、前記合成画像を縮小して出力する
    ことを特徴とする請求項35に記載の画像処理装置。
  37. 前記日時情報画像の出力可能領域と前記日時情報画像のサイズとを比較した結果に基づいて、前記合成画像の縮小量を制御する
    ことを特徴とする請求項36に記載の画像処理装置。
  38. 前記画像出力部は、縮小情報に基づいて前記合成画像データに基づく画像を出力する
    ことを特徴とする請求項34に記載の画像処理装置。
  39. 前記縮小情報は、獲得されたものである
    ことを特徴とする請求項38に記載の画像処理装置。
  40. 前記画像出力部は、前記合成画像と前記日時情報画像との重複判別結果に応じて、画像を出力する位置を制御する
    ことを特徴とする請求項34に記載の画像処理装置。
  41. 前記日時情報画像の出力可能領域と前記日時情報画像のサイズとを比較した結果に基づいて、画像を出力する位置を制御する
    ことを特徴とする請求項40に記載の画像処理装置。
  42. 前記画像出力部は、出力位置情報に基づいて前記合成画像データに基づく画像を出力する
    ことを特徴とする請求項34に記載の画像処理装置。
  43. 前記出力位置情報は、獲得されたものである
    ことを特徴とする請求項42に記載の画像処理装置。
  44. 前記画像データに対する前記付加画像を設定する付加画像設定手段
    を有する
    ことを特徴とする請求項20ないし43のいずれかに記載の画像処理装置。
  45. 前記付加画像の設定は外部の付加画像設定手段よりなされる
    ことを特徴とする請求項20ないし43のいずれかに記載の画像処理装置。
  46. 前記日時情報を設定する日時情報設定手段
    を有する
    ことを特徴とする請求項20ないし43のいずれかに記載の画像処理装置。
  47. 前記日時情報の設定は外部の日時情報設定手段よりなされる
    ことを特徴とする請求項20ないし43のいずれかに記載の画像処理装置。
  48. 前記日時情報設定手段は、
    前記日時情報を前記付加画像に対応して設定するものである
    ことを特徴とする請求項46もしくは47に記載の画像処理装置。
  49. 前記日時情報設定手段は、
    前記日時情報を前記付加画像が付加される領域に対応して設定するものである
    ことを特徴とする請求項46もしくは47に記載の画像処理装置。
  50. 前記日時情報は原稿より獲得する
    ことを特徴とする請求項20ないし49のいずれかに記載の画像処理装置。
  51. 前記日時情報は原稿を読み取ることにより獲得する
    ことを特徴とする請求項50に記載の画像処理装置。
  52. 出力に供する画像データを入手するステップと、
    前記画像データに基づく画像を出力する際に、前記画像データに対して設定された付加画像を削除して出力するか否かの判断に供する日時情報が、前記画像を出力する日時と合致するか否かを判断するステップと、
    前記判断手段が、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致すると判断する場合は、前記日時情報に基づく日時情報画像を伴わない前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しないと判断する場合は、前記日時情報画像とともに前記画像を出力するステップと
    を有する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  53. 出力に供する画像データを入手するステップと、
    前記画像データに基づく画像を出力する際に、前記画像データに対して設定された付加画像を削除して出力するか否かの判断に供する日時情報が、前記画像を出力する日時と合致するか否かを判断するステップと、
    前記判断手段が、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致すると判断する場合は、前記日時情報に基づく日時情報画像とともに前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しないと判断する場合は、前記日時情報画像をともなわない前記画像を出力するステップと
    を有する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  54. 前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致する場合は、前記付加画像を削除して前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しない場合は、前記付加画像とともに前記画像を出力するステップと
    を有する
    ことを特徴とする請求項52もしくは53に記載の画像処理方法。
  55. 前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致する場合は、前記付加画像とともに前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しない場合は、前記付加画像を削除して前記画像を出力するステップと
    を有する
    ことを特徴とする請求項52もしくは53に記載の画像処理方法。
  56. 前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致する場合は、前記日時情報に基づく日時情報画像を付加することなく前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しない場合は、前記日時情報画像とともに前記画像を出力するステップと
    を有する
    ことを特徴とする請求項52ないし55のいずれかに記載の画像処理方法。
  57. 前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致する場合は、前記日時情報に基づく日時情報画像とともに前記画像を出力し、前記画像を出力する日時が前記日時情報に合致しない場合は、前記日時情報画像を付加することなく前記画像を出力するステップと
    を有する
    ことを特徴とする請求項52ないし55のいずれかに記載の画像処理方法。
  58. 前記画像出力部は、前記日時情報画像を出力する際に、前記画像データと前記付加画像データとに基づく合成画像と前記日時情報画像とが干渉しないように出力する
    ことを特徴とする請求項56もしくは57に記載の画像処理装置。
  59. 前記画像出力部は、前記日時情報画像を出力する際に、前記合成画像を縮小して出力する
    ことを特徴とする請求項58に記載の画像処理装置。
  60. 前記画像出力部は、前記合成画像と前記日時情報画像との重複判別結果に応じて、前記合成画像を縮小して出力する
    ことを特徴とする請求項59に記載の画像処理装置。
  61. 前記日時情報画像の出力可能領域と前記日時情報画像のサイズとを比較した結果に基づいて、前記合成画像の縮小量を制御する
    ことを特徴とする請求項60に記載の画像処理装置。
  62. 前記画像出力部は、縮小情報に基づいて前記合成画像データに基づく画像を出力する
    ことを特徴とする請求項58に記載の画像処理装置。
  63. 前記縮小情報は、獲得されたものである
    ことを特徴とする請求項62に記載の画像処理装置。
  64. 前記画像出力部は、前記合成画像と前記日時情報画像との重複判別結果に応じて、画像を出力する位置を制御する
    ことを特徴とする請求項58に記載の画像処理装置。
  65. 前記日時情報画像の出力可能領域と前記日時情報画像のサイズとを比較した結果に基づいて、画像を出力する位置を制御する
    ことを特徴とする請求項64に記載の画像処理装置。
  66. 前記画像出力部は、出力位置情報に基づいて前記合成画像データに基づく画像を出力する
    ことを特徴とする請求項58に記載の画像処理装置。
  67. 前記出力位置情報は、獲得されたものである
    ことを特徴とする請求項66に記載の画像処理装置。
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