JP4099951B2 - 画像データに付加情報を埋め込むための画像処理装置、画像形成装置、情報埋込方法およびプログラム - Google Patents

画像データに付加情報を埋め込むための画像処理装置、画像形成装置、情報埋込方法およびプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データに付加情報を埋め込む画像処理装置、および当該画像処理装置を備え、これにより付加情報の埋め込まれた画像データに基づき画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、普通紙などの記録シートに画像を出力する場合(以下、この画像が出力された記録シートを「ハードコピー」という。)において、文書管理や機密保持の観点から当該ハードコピーの画像に所定の情報を透かし情報として埋め込むことができる画像処理装置が現出している(以下、この画像に埋め込まれる透かし情報を、画像データに付加される情報という意味で「付加情報」という。)。
【0003】
例えば、特開平6−22119号公報に開示されている複写機では、付加情報が埋め込まれたハードコピーを原稿として、コピーする場合(以下、「孫コピー」という。)には、原稿をスキャナで読み取った画像データから付加情報を抽出し、その解析結果に基づいて所定のコピー管理をすると共に、抽出されたコピー作成日などの付加情報を更新して孫コピーに埋め込むようにしている。
【0004】
このようにコピー作成日など、画像出力の度に更新の必要な付加情報が、ハードコピーの原稿に埋め込まれている場合には、これを更新してさらに孫コピーに埋め込むことにより、特に原稿が重要な著作物であり複写可能期限などが設定されているような場合に、当該日付情報を読み取り、それに基づき当該ハードコピーを原稿とする画像出力の可否を判断することにより厳密な文書管理が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、画像処理装置(例えば、複写機)のメーカが異なっていたり、もしくは同一のメーカであっても機種ごとに付加情報を画像に埋込むフォーマットが統一されていないような場合には、他の画像処理装置で埋め込まれた付加情報を、別の画像処理装置で読み取っても解析できない場合が生じる。このような場合、上記の日付情報のような更新の必要な情報がそこで途絶えてしまい、その後の正確な文書管理ができなくなってしまうおそれがある。また、解析できなかった付加情報は、他の画像処理装置(例えば、当該付加情報を埋め込んだ画像処理装置と同種の画像処理装置)によれば解析可能な可能性があるため、後に利用できる状態で保存しておくのが望ましい。
【0006】
本発明は、上述のような問題に鑑みてなされたものであって、原稿に埋め込こまれた付加情報を解析できないような場合であっても、その後の画像出力における更新可能な付加情報の継続性を維持することができる画像処理装置、画像形成装置、情報埋込方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の本発明に係る画像処理装置は、画像データに埋め込まれた付加情報を検出する検出手段と、検出された付加情報の内容を解析すると共に、当該付加情報が更新可能な所定の情報を含むか否かを判定する解析手段と、前記解析手段により、検出された付加情報が解析可能であり、且つ、当該付加情報が更新可能な所定の情報を含むと判定された場合、当該所定の情報を最新の状態に更新したものと置き換えて前記画像データの元の位置に埋め込み、検出された付加情報が解析不能であった場合、検出された付加情報は変更せず前記画像データの元の位置に埋め込むと共に、最新の状態である前記所定の情報を含む新たな付加情報を生成し、前記画像データの前記検出された付加情報と重ならない位置に埋め込む埋込手段とを備えたことを特徴としている。
【0008】
また、請求項2に記載の本発明に係る画像処理装置は、請求項1に記載の画像処理装置において、さらに、前記検出手段により検出された付加情報を前記画像データから抽出し、当該付加情報の位置情報と共に前記解析手段に送る抽出手段を有し、前記埋込手段は、前記抽出手段から送られた位置情報に基づいて、付加情報の埋め込みを行うことを特徴とする。
【0009】
さらに、また、請求項3に記載の本発明に係る画像処理装置は、請求項1または2のいずれかに記載の画像処理装置において、前記解析手段は、前記埋込手段による埋込みフォーマットに基づいて、検出された付加情報の内容を解析することを特徴とする。
さらに、また、請求項4に記載の本発明に係る画像処理装置は、請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置において、さらに、前記解析手段による解析の結果、検出された付加情報の内容が解析不能であった場合、その旨を警告する警告手段を備えることを特徴とする。
【0010】
さらに、また、請求項に記載の本発明に係る画像処理装置は、請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置において、前記所定の情報は、前記画像データの作成日を含むことを特徴とする。
【0011】
本発明に係る画像形成装置は、請求項1から5のいずれかに記載の画像処理装置を備え、当該画像処理装置により埋め込まれた付加情報を含む画像データに基づき画像を形成することを特徴とする。請求項7に記載の本発明に係る情報埋込方法は、画像データに付加情報を埋め込む方法であって、画像データに埋め込まれた付加情報を検出する第1のステップと、検出された付加情報の内容を解析すると共に、当該付加情報が更新可能な所定の情報を含むか否かを判定する第2のステップと、前記第2のステップにおいて、検出された付加情報が解析可能であり、且つ、当該付加情報が更新可能な所定の情報を含むと判定された場合、当該所定の情報を最新の状態に更新したものと置き換えて前記画像データの元の位置に埋め込む第3のステップと、前記第2のステップにおいて、検出された付加情報が解析不能であった場合、検出された付加情報は変更せず前記画像データの元の位置に埋め込むと共に、最新の状態である前記所定の情報を含む新たな付加情報を生成し、前記画像データの前記検出された付加情報と重ならない位置に埋め込む第4のステップとを含むことを特徴としている。
【0012】
また、請求項に記載の本発明に係る情報埋込方法は、請求項に記載の情報埋込方法において、さらに、前記第1のステップにおいて検出された付加情報の位置情報を取得するステップを有し、前記第3及び第4のステップにおいて、前記位置情報に基づいて、付加情報の埋込が行われることを特徴とする。さらに、また、請求項に記載の本発明に係る情報埋込方法は、請求項またはに記載の情報埋込方法において、前記第2のステップにおいて、前記第3及び第4のステップにおいて付加情報を埋め込むための埋込みフォーマットに基づいて、検出された付加情報の内容が解析されることを特徴とする。
【0013】
さらに、また、請求項10に記載の本発明に係る情報埋込方法は、請求項からのいずれかに記載の情報埋込方法において、さらに、前記第2のステップにおける解析の結果、検出された付加情報の内容が解析不能であった場合、その旨を警告するステップを有することを特徴とする。
【0014】
さらに、また、請求項11に記載の本発明に係る情報埋込方法は、請求項から10のいずれかに記載の情報埋込方法において、前記所定の情報は、前記画像データの作成日を含むことを特徴とする。さらに、また、請求項12に記載の本発明に係る情報埋込方法は、請求項から11のいずれかに記載の情報埋込方法において、さらに、前記第3又は第4のステップにおいて埋め込まれた付加情報を含む画像データに基づき画像を形成するステップを有することを特徴とする。
【0015】
なお、請求項13から18のいずれかに記載のプログラムおよび当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によりコンピュータを機能させることにより、上記の本発明に係る画像処理装置および情報埋込方法により達成されるのと同様の作用効果を達成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付の図面を参照しつつ説明する。本実施の形態では、本発明に係る画像処理装置を組み込んだモノクロのデジタル式複写機を中心として構成されるプリントシステムに適用した場合について説明する。
【0017】
(1)プリントシステムの構成
図1は、本発明に係るプリントシステムの構成の一例を示す図である。
デジタル複写機10は、サーバ20を介してパーソナルコンピュータ30、スキャナ装置40にネットワーク接続される。
デジタル複写機10は、イメージリーダ部100と画像処理部200と画像形成部300と通信インターフェース400を備える。イメージリーダ部100は、プラテンガラス板上に載置された原稿画像をスキャナで読み取って画像データを取得する公知の構成を有し、取得された画像データは、画像処理部200に送られる。画像処理部200は、当該データに公知の補正処理を行うと共に、画像データに含まれている付加情報を検出して解析し、あるいは付加情報を新たに埋め込む処理を行う。
【0018】
画像形成部300は、画像処理部200で処理された画像データに基づき、レーザダイオードを光変調しながら、感光体ドラム表面を走査して静電潜像を形成し、これをトナーで顕像化して、転写紙に転写する公知の電子写真式のものである。
これらのイメージリーダ部100、画像処理部200、画像形成部300は、通信インターフェース400を介してサーバ20に接続されており、イメージリーダ部100で読み取った画像データを当該画像処理部200を介してパーソナルコンピュータ30に送ることができるし、スキャナ装置40で読み取った画像データもしくはパーソナルコンピュータ30で編集した画像データをサーバ20を介して画像形成部300に送ってプリントアウトさせることも可能なようになっている。
【0019】
なお、サーバ20内にもデジタル複写機10における画像処理部200と同じ機能を有する画像処理部21が内蔵されており、画像データのソースがいずれのものであっても、必要な付加情報を埋め込むことができるように構成される。
(2)画像処理部200の構成
次に、画像処理部200の構成を図2の機能ブロック図に基づき説明する。
【0020】
同図に示すように画像処理部200は、第1フレームメモリ201、付加情報検出部202、付加情報抽出部203、信号処理部204、第2フレームメモリ205、付加情報埋込部206、画像メモリ207、付加情報解析部208、更新情報作成部209、CPU210、ROM211、RAM212および警告表示部213などからなる。なお、同図において、白抜きの矢印は画像データの流れを示し、実線の矢印は、データの流れを示す。また、破線の矢印は、CPU210から各ブロックへの制御信号の流れを示す。
【0021】
以下、画像データの処理手順に合わせて各機能ブロックの内容を説明していく。
イメージリーダ部100から原稿の1頁分の画像データが転送されてくると、一旦第1フレームメモリ201内に格納された後、CPU210の指示により付加情報検出部202により読み出され、当該画像データに埋め込まれている付加情報の検出が行われる。この付加情報の検出は、例えば、画像データから所定数の画素からなる画素ブロックを順次読み出して行き、その中に規則正しい濃度変化のパターンがあるか否かを調べることによりなされる。
【0022】
規則正しい濃度変化のパターンがあれば、それが付加情報であると判断し、次の付加情報抽出部203で当該濃度変化のパターンを抽出する。この抽出処理は、具体的には、例えば、当該パターンが、エッジ部などの暗い場所に規則正しく配列された白画素のパターン(ドットパターン)であれば、その配列パターンを読み取ると共に、当該白画素をその周辺の白画素以外の画素の濃度に置き換える処理となる。付加情報が抽出された画像データは、信号処理部204において、エッジ強調やスムージング処理などの公知の補正処理を施された後、フレームメモリ205に一旦格納される。
【0023】
一方、付加情報抽出部203は、画像データから抽出した付加情報(ドットパターン)と、その付加情報が埋め込まれていた画像上の位置情報を付加情報解析部208に送る。ここで「付加情報が付加されていた画像上の位置情報」とは、当該付加情報が埋め込まれていた画素ブロックの番号でもよいし、当該画素ブロック内の特定画素(例えば、画素ブロックの画像上における左上角の画素)のメモリアドレスであってもよい。そして、付加情報解析部208は、送信されてきた付加情報の意味内容を解析する。
【0024】
付加情報を画像データに埋め込む手法は、種々考案されており、例えば、当該付加情報が文字情報である場合には、これをJIS規格などによりコード化した後、当該コードをさらに2値化し、この2値情報を所定のドットパターンで埋め込む手法などが一般的である。
ところが、このドットパターンの形状や埋め込む画素ブロックの範囲などのフォーマットは、各メーカや機種ごとに統一されておらず、当該機種の適用するフォーマットでなければその意味内容を解析できない。そこで、付加情報解析部208は、まず、抽出された付加情報が、当該装置で適用している所定のフォーマットを有するか否かを判定し、当該所定のフォーマットを有しない場合には、解析不可能であるとして、その旨をCPU210に連絡する。
【0025】
また、所定のフォーマットを有する場合には、解析可能であるので、当該付加情報の意味内容を解析し、それがコピー作成日付などの更新可能な情報である場合には、更新情報作成部209に送る。更新情報作成部209は、当該更新可能な情報を更新情報作成部209から受け付けたとき当該日付を、コピーが指示されている本日の日付に更新する。更新可能な情報を受け付けなかった場合には、独自に更新可能な情報を生成して、CPU210に送る。解析できても更新する必要のないデータであれば、そのままCPU210に送る。
【0026】
CPU210は、ROM211から固有情報、例えば当該装置に予め付与されている装置識別番号を読み出して、付加情報解析部208と更新情報作成部209から送られてきた解析可能な付加情報と照合し、それらの中に、当該固有情報が含まれているか否か調べて、含まれていなかった場合には、当該固有情報を新たな付加情報として付け加え、付加情報解析部208から送られてきた付加情報(解析不可能な付加情報も含む)と更新情報作成部209から送られてきた更新された付加情報および固有情報を、その位置情報と共に付加情報埋込部206に送る。ここで、画像データから抽出した付加情報には、同じ位置情報が当てられ、更新情報作成部209で独自に生成した更新情報もしくは、新しく付加した固有情報については、他の検出された付加情報の埋込位置と重ならないように位置情報が指定される。
【0027】
付加情報埋込部206は、フレームメモリ205から画像データを読み出し、CPU210から受信した付加情報をその指定された位置情報に対応する画像上の位置に埋め込み、当該付加情報が埋め込まれた画像データを頁ごとに画像メモリ207内に格納していく。格納された画像データは、画像形成部300に送られて、当該画像データに基づき画像形成が実行される。
【0028】
なお、CPU210は、解析できない付加情報があった場合や、新たに固有情報を付加する場合には、警告表示部213に所定の警告を発するように指示するようになっている。通常、操作パネル(不図示)は、液晶表示部も備えているので、これを警告表示部213として利用してもよい。
以下、上記画像処理部200における主に付加情報の読み出しと埋込みの動作を1頁分の画像データについて実行する場合を例にして、図3のフローチャートに基づき説明する。
【0029】
まず、ステップS1において、変数iを1に設定し、i番目の画素ブロックBiを画像データから読み出す(ステップS2)。
なお、ここでの画素ブロックは、本装置における付加情報の埋込のフォーマットにおける付加情報を埋込む単位となる画素のまとまりを意味する(例えば、8×8画素)。入力された画像データのサイズから当該画像データに含まれる全画素ブロック数nを求めることができるので、当該画素ブロックに順に採番して画像データにおける画素ブロックB1〜Bnまでを特定することができる。
【0030】
付加情報検出部202で、当該読み出された画素ブロックBiに付加情報が含まれているか否かを検出し(ステップS3)、含まれている場合には付加情報抽出部203はその付加情報を抽出し(ステップS4)、位置情報と共に付加情報解析部208に送る。
付加情報解析部208は、送られてきた付加情報を解析し(ステップS5)、解析不能であれば、その旨の警告を警告表示部213に表示して警告させる(ステップS6)。この警告により、操作者は、当該原稿が異なる機種でなされたハードコピーであることを知ることができるので、これにより、もし他の機種が近くにあれば、本装置での複写処理を中断して当該他の複写機にて複写する機会を与えられることになり、ユーザフレンドリィな装置となる。
【0031】
当該警告表示後、解析不可能な付加情報は、そのままの状態(すなわち、同じドットパターンおよび同じ位置情報)でRAM212に保存される(ステップS7)。また、ステップS5において付加情報が解析可能であると判断された場合には、当該付加情報が更新可能な所定の情報を含むか否かを判断する(ステップS8)。
【0032】
本装置において更新可能な所定の情報のリストが、予め付加情報解析部208内部のメモリに格納されており、そのリストを参照することにより付加情報が更新可能な所定の情報を含むか否かを判断できる。解析された付加情報が当該更新可能な所定の情報を含む場合(ステップS8:Y)、更新情報作成部209において当該所定の情報を更新する(ステップS9)。なお、本実施の形態においては更新可能な所定の情報は、コピー作成日(すなわち、当該画像データの作成日)としており、更新情報作成部209は、内部の時計ICに基づき、コピー作成日を今日の日付に更新してRAM212に保存するようになっている。
【0033】
もし、抽出された付加情報が更新可能な所定の情報を含まない場合には、ステップS7に移り、抽出された付加情報のパターンをそのままの状態でその位置情報と共にRAM212に保存する。
そして、ステップS10において、i=nであるか否かを判断し、i=nでなければ、まだ読み出していない画素ブロックが残っているので、iを1だけインクリメントして(ステップS11)、次の画素ブロックBiについてステップS2〜S9の処理を繰り返す。
【0034】
ステップS10において、i=nであると判断された場合には、入力された画像データ中の全ての画素ブロックについて付加情報検出の処理が完了したことになるので、次に検出された付加情報の中に特定の情報の欠落がないか否か、すなわち、検出されたすべての付加情報が特定の情報を含まないか否かを判断する(ステップS12)。本実施の形態では、当該特定の情報として▲1▼コピー作成日、▲2▼それ以外の装置識別番号などの固有情報の2項目が設定され、予めROM211内に格納されている。なお、解析されなかった付加情報の中に、他のフォーマットで▲1▼または▲2▼の情報が埋め込まれていたとしても、解析されない以上、本装置に関しては意味のある情報ではないので、当該特定の情報が欠落していると判断される。また、コピー作成日に関しては、上記の更新可能な所定の情報であって、かつ、特定の情報として設定されている。
【0035】
ステップS12で特定の情報が欠落すると判断され、それがコピー作成日である場合には(ステップS13:Y)、本日の日付をコピー作成日として付加してRAM212に保存し(ステップS14)、また、固有情報が欠落している場合には(ステップS15:Y)、当該固有情報をRAM212に付加して保存させると共にその旨の警告を警告表示部213に表示させる(ステップS16,S17)。この警告により、操作者は、当該固有情報が新たに追加されたことを知ることができる。
【0036】
ステップS12において、特定の情報の欠落がないと判断された場合には、ステップS13〜S17はスキップされる。
ステップS18では、RAM212に格納されている付加情報を読み出して元の画像データに埋め込む処理を行う。
本実施の形態における埋め込み処理では、読み出した付加情報を元の位置に埋め込むことを原則とする。従って、ステップS3で検出された付加情報は、それらの解析の可否に関わらず、元の画像上の位置にそのままの状態で埋め込むことになる。但し、更新可能な所定の情報を含む付加情報は、所定の情報が更新されて内容が変化しているので、更新された内容を元の付加情報が埋め込まれていたのと同じ位置に埋め込む。
【0037】
上述したようにこれらの位置情報については、付加情報抽出部203で付加情報を抽出したときに当該付加情報に関連付けられて、RAM212に格納されるので、その位置情報に従って埋め込むようにすればよい。
上記の特定の情報の欠落があった場合には、ステップS14またはステップS16でその特定の情報を含む付加情報を追加することになるが、この新たに追加される付加情報は、上記検出された付加情報(つまり、元の画像データに埋め込まれていた付加情報)の埋込位置と重ならない適当な位置に埋め込むようになっている。
【0038】
図4は、ステップS14またはステップS16で実行される、新たな付加情報の埋め込み処理を示すフローチャートである。新たな付加情報を埋め込む場合、ステップS101において、画像データから検出された既存の付加情報の位置情報を取得し、ステップS102において、当該取得した位置情報に基づいて、既存の付加情報と重ならない位置に新たな付加情報を埋め込む。
【0039】
ステップS18における付加情報の埋込処理が終了した後、その他の処理を実行し(ステップS19)、付加情報の読出/埋込制御動作を終了する。
ここで、その他の処理としては例えば、付加情報解析部208で解析された付加情報が、「コピー禁止」のような場合には、画像形成部300に当該原稿について画像形成動作を実施しないように制御したり、「重要」という情報である場合には、警告表示部213に「あなたの識別番号を入力して下さい。」と表示させ、操作者がテンキーから入力した識別番号が、予め登録されている番号と等しい場合のみハードコピーを許容するような処理が含まれる。
【0040】
以上により、原稿1頁分の画像データについての画像処理部200における付加情報抽出・埋込処理を終了し、残りの頁の画像データについて同じ動作を繰り返す。
図5、図6は、上記付加情報の埋込処理の内容を具体例を示す模式図である。
両図の(a)は、付加情報抽出前の入力画像の状態を示し、(b)は、画像処理部200で付加情報を埋め込んだ後の出力画像の状態を示す。斜線部分が原稿画像であり、四角の白抜きの領域a1からa5が、付加情報が埋め込まれている領域を示している。
【0041】
まず、付加情報解析部208での解析の結果、図5(a)に示すように入力画像の領域a1にコピー作成日の情報が埋め込まれており、領域a2、a3には、解析不能な付加情報A,B(A,Bは、他装置による付加情報である)が、領域a4には、当該文書が重要文書である旨を示す「重要」の文字情報が埋め込まれているものとする。
【0042】
このうち更新可能なのは、コピー作成日だけなので、それを本コピーを作成する日付、例えば2000.3.24に更新し、他の情報は解析不能(「A」,「B」)か更新不要(「重要」)な情報なので、そのままの状態でそれぞれ同じ位置に埋め込む(図5(b))。また、入力画像には、本装置の識別番号が含まれていないので、領域a1〜a4に重ならない領域a5に当該装置に付与されている装置識別番号の情報を新たに埋め込む。
【0043】
このように埋め込まれていた付加情報を元の位置に埋め込むのは、当該付加情報を埋め込んだ機種によってハードコピーを読み取ったときに当該付加情報の抽出を容易にするためであり、解析不可能な情報であってもそのままの状態で埋め込むのも、それを埋め込んだ機種の複写機にとっては解析可能な有意な情報であるからである。
【0044】
また、付加情報解析部208での解析の結果、図6(a)に示すように入力画像の領域a1には、何らかの日付情報であることが判明し、領域a2には、解析不能な付加情報Aが、領域a3には当該装置識別番号の情報が、また領域a4には、「重要」を示す情報が埋め込まれているものとする。
この場合、当該装置の識別番号はあるので、これを新たに追加する必要はないが、コピー作成日に関する情報が欠落している。領域a1は、何らかの日付情報であることが判明していても、前回のコピー作成日なのか不明(すなわち解析不能)である以上、オリジナルコピーの日付など他の有用な日付データである可能性があり、将来当該日付データを埋め込んだ機種で読み出す可能性があり、残しておく方が望ましい。そこで、本実施の形態では、領域a1〜a4と異なる領域a5に本件のコピー作成日「2000.3.24」の情報を埋め込む。
【0045】
新たに追加する情報を埋め込む領域は、基本的には、既存の付加情報が埋め込まれた領域以外の領域であれば、任意であるが、できるだけ画質の劣化が目立たない位置に埋め込むようにするのが望ましいのはいうまでもない。このような埋込位置の例として、画像のエッジ部や下地部分を挙げることができる。
なお、本実施の形態におけるプリントシステムにおいては、図1に示したようにサーバ20にも画像処理部200と同じ構成の画像処理部21が内蔵されており、画像データの付加情報の抽出・埋込について上記と同様な制御が行われるようになっている。したがって、画像データのソースが、外部のパーソナルコンピュータ30である場合や、スキャナ装置40の場合でも付加情報によるコピー管理ができるし、イメージリーダ部100で読み取った画像を画像処理部200を介さずパーソナルコンピュータ30に転送する場合でも必ず、画像処理部21を通過するので、確実に付加情報による管理が実行され、重要な画像情報の管理を確実に行うことができる。
【0046】
<変形例>
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、例えば、以下のような変形例が考えられる。
▲1▼上記実施の形態においては、検出された付加情報は、付加情報抽出部203で入力画像から一旦抽出してから付加情報埋込部206で再度同じ位置に埋込ように構成したが、信号処理部204による処理内容が付加情報のパターンをほとんど毀損しないような内容であったり、逆に付加情報の埋込込み手法自体が特殊であり信号処理した後でも容易に解析できるような場合には、更新可能な情報を除き、検出された付加情報を特に抽出せずに埋め込んだままの状態にしておいてもよい。この場合には、更新可能情報を更新して元の位置に埋め込むと共に追加すべき固有情報などを他の付加情報と重ならない位置に埋め込む処理をするだけでよい。
【0047】
▲2▼図3のフローチャートのステップS5において、解析不可能な付加情報があった場合に、ステップS6でその旨を表示するようにしているが、このとき別の機種にて複写し直す機会を与えるため、操作者が、例えば操作パネルのリセットキーを押下すれば、以下の処理を停止して当該複写機でハードコピーをしないように制御することも可能である。
【0048】
▲3▼上記実施の形態においては、本発明に係る画像処理装置を主にモノクロのデジタル複写機に適用した例について述べたが、カラー複写機であってもよいし、その他の画像形成装置、例えば、ファクシミリ装置など、画像データを処理する必要があるもの全てに適用可能である。
▲4▼本発明は、上記実施の形態の図3および図4に示される手順の処理をコンピュータに実行させるプログラムにも適用することができる。この場合、当該プログラムは、コンピュータ組み込みのROM、ハードディスク、CDやMOなどの記録媒体に記録され、必要に応じてコンピュータに読み込まれ、コンピュータに図3および図4に示される手順の処理を実行させる。
【0049】
なお、本発明の新たな付加情報の埋め込み機能(図4のフローチャートに示される)に焦点を合わせた場合、本発明は以下のように把握することも可能である。
画像データに埋め込まれた付加情報を検出する検出手段と、前記画像データの前記検出された付加情報と重ならない位置に新たな付加情報を埋め込む埋込手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
【0050】
画像データに埋め込まれた付加情報を検出するステップと、前記画像データの前記検出された付加情報と重ならない位置に新たな付加情報を埋め込むステップを含むことを特徴とする情報埋込方法。
コンピュータを、画像データに埋め込まれた付加情報を検出する検出手段、前記画像データの前記検出された付加情報と重ならない位置に新たな付加情報を埋め込む埋込手段として機能させるプログラムおよび当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0051】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明にかかる画像処理装置、画像形成装置、情報埋込方法およびプログラムによれば、入力された画像データに埋め込まれた付加情報が更新可能な所定の情報を含んでいない場合であっても、最新の状態の所定の情報を含む新たな付加情報を追加することができ、以後の文書管理を容易にする。
【0052】
しかも、新たに付加情報を追加する場合において、その埋込み位置が、既存の付加情報と画像上で重ならない位置に埋め込むようにしているので、画像データに埋め込まれた既存の付加情報が毀損されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるプリントシステムの全体構成を示す図である。
【図2】上記プリントシステム内の複写機における画像処理部の構成を示す機能ブロック図である。
【図3】上記画像処理部における付加情報の読出・埋込の動作を示すフローチャートである。
【図4】新たな付加情報の埋め込みの処理を示すフローチャートである。
【図5】付加情報埋込み処理の具体例を示す図である。
【図6】付加情報埋込み処理の別の具体例を示す図である。
【符号の説明】
10 デジタル複写機
20 サーバ
21 画像処理部
30 パーソナルコンピュータ
40 スキャナ装置
100 イメージリーダ部
200 画像処理部
201 第1フレームメモリ
202 付加情報検出部
203 付加情報抽出部
204 信号処理部
205 第2フレームメモリ
206 付加情報埋込部
207 画像メモリ
208 付加情報解析部
209 更新情報作成部
210 CPU
211 ROM
212 RAM
213 警告表示部
300 画像形成部
400 通信インターフェース

Claims (18)

  1. 画像データに埋め込まれた付加情報を検出する検出手段と、
    検出された付加情報の内容を解析すると共に、当該付加情報が更新可能な所定の情報を含むか否かを判定する解析手段と、
    前記解析手段により、検出された付加情報が解析可能であり、且つ、当該付加情報が更新可能な所定の情報を含むと判定された場合、当該所定の情報を最新の状態に更新したものと置き換えて前記画像データの元の位置に埋め込み、検出された付加情報が解析不能であった場合、検出された付加情報は変更せず前記画像データの元の位置に埋め込むと共に、最新の状態である前記所定の情報を含む新たな付加情報を生成し、前記画像データの前記検出された付加情報と重ならない位置に埋め込む埋込手段と
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. さらに、前記検出手段により検出された付加情報を前記画像データから抽出し、当該付加情報の位置情報と共に前記解析手段に送る抽出手段を有し、
    前記埋込手段は、前記抽出手段から送られた位置情報に基づいて、付加情報の埋め込みを行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記解析手段は、前記埋込手段による埋込みフォーマットに基づいて、検出された付加情報の内容を解析することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. さらに、前記解析手段による解析の結果、検出された付加情報の内容が解析不能であった場合、その旨を警告する警告手段を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記所定の情報は、前記画像データの作成日を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の画像処理装置を備え、当該画像処理装置により埋め込まれた付加情報を含む画像データに基づき画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  7. 画像データに付加情報を埋め込む方法であって、
    画像データに埋め込まれた付加情報を検出する第1のステップと、
    検出された付加情報の内容を解析すると共に、当該付加情報が更新可能な所定の情報を含むか否かを判定する第2のステップと、
    前記第2のステップにおいて、検出された付加情報が解析可能であり、且つ、当該付加情報が更新可能な所定の情報を含むと判定された場合、当該所定の情報を最新の状態に更新したものと置き換えて前記画像データの元の位置に埋め込む第3のステップと、
    前記第2のステップにおいて、検出された付加情報が解析不能であった場合、検出された付加情報は変更せず前記画像データの元の位置に埋め込むと共に、最新の状態である前記所定の情報を含む新たな付加情報を生成し、前記画像データの前記検出された付加情報と重ならない位置に埋め込む第4のステップと
    を含むことを特徴とする情報埋込方法。
  8. さらに、前記第1のステップにおいて検出された付加情報の位置情報を取得するステップを有し、
    前記第3及び第4のステップにおいて、前記位置情報に基づいて、付加情報の埋込が行われることを特徴とする請求項7に記載の情報埋込方法。
  9. 前記第2のステップにおいて、前記第3及び第4のステップにおいて付加情報を埋め込むための埋込みフォーマットに基づいて、検出された付加情報の内容が解析されることを特徴とする請求項7または8に記載の情報埋込方法。
  10. さらに、前記第2のステップにおける解析の結果、検出された付加情報の内容が解析不能であった場合、その旨を警告するステップを有することを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の情報埋込方法。
  11. 前記所定の情報は、前記画像データの作成日を含むことを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載の情報埋込方法。
  12. さらに、前記第3又は第4のステップにおいて埋め込まれた付加情報を含む画像データに基づき画像を形成するステップを有することを特徴とする請求項7から11のいずれかに記載の情報埋込方法。
  13. コンピュータを、
    画像データに埋め込まれた付加情報を検出する検出手段、
    検出された付加情報の内容を解析すると共に、当該付加情報が更新可能な所定の情報を含むか否かを判定する解析手段、
    前記解析手段により、検出された付加情報が解析可能であり、且つ、当該付加情報が更新可能な所定の情報を含むと判定された場合、当該所定の情報を最新の状態に更新したものと置き換えて前記画像データの元の位置に埋め込み、検出された付加情報が解析不能であった場合、検出された付加情報は変更せず前記画像データの元の位置に埋め込むと共に、最新の状態である前記所定の情報を含む新たな付加情報を生成し、前記画像データの前記検出された付加情報と重ならない位置に埋め込む埋込手段
    として機能させるためのプログラム。
  14. 前記コンピュータを、さらに、前記検出手段により検出された付加情報を前記画像データから抽出し、当該付加情報の位置情報と共に前記解析手段に送る抽出手段として機能させると共に、
    前記埋込手段は、前記抽出手段から送られた位置情報に基づいて、付加情報の埋め込みを行うことを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記解析手段は、前記埋込手段による埋込みフォーマットに基づいて、検出された付加情報の内容を解析することを特徴とする請求項13または14に記載のプログラム。
  16. 前記コンピュータを、さらに、前記解析手段による解析の結果、検出された付加情報の内容が解析不能であった場合、その旨を警告する警告手段として機能させることを特徴とする請求項13から15のいずれかに記載のプログラム。
  17. 前記所定の情報は、前記画像データの作成日を含むことを特徴とする請求項13から16のいずれかに記載のプログラム。
  18. 請求項13から17のいずれかに記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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